JP2009041817A - 空気調和機 - Google Patents

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Takashi Iwano
俊 岩野
Atsushi Itagaki
敦 板垣
Hiroki Igarashi
浩樹 五十嵐
Tomofumi Kawai
智文 河合
Nobutaka Nakagaeri
宣貴 中返
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Abstract

【課題】 機内を効果的に殺菌脱臭できるようにした空気調和機を提供する。
【解決手段】 吸込口aと吹出口bとを結ぶ空気通路にクロスフローファン1を設けてなる空気調和機において、前記クロスフローファン1の内部に、オゾンを生成するオゾン生成ユニット3が設けられ、前記クロスフローファン1を正回転または逆回転させてなることを特徴としている。これにより、少量のオゾンの生成により、機内全域を短時間で効果的に殺菌脱臭できる空気調和機となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クロスフローファンを備えた空気調和機に係わり、より詳細には、クロスフローファンの内部にオゾン生成ユニットを設けた構造に関する。
従来の空気調和機は、室内ユニットの内部にかび等の菌が繁殖するのを抑制する空気調和装置を提供するものとして、図5に示すように、室内ファンBと、アイオナイザを有した電気集塵機Cとをもつ室内ユニットAの吸込口Dおよび吹出口Eに、吸込口Dおよび吹出口Eを塞ぐ開閉機構F,Gを設け、且つ吸込口Dおよび吹出口Eの閉塞時において、電気集塵機Cを、アイオナイザにより空気中の粒子を帯電するように作動させる制御回路部Hを設けて、密閉状態となる室内ユニットAの内部を、電気集塵機Cのアイオナイザから発生するオゾンで脱臭・殺菌するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、室内ユニット内に設けたオゾン発生装置からのオゾンを行き渡らせるようにして、内部の各機器部分に付着した雑菌やかびを滅菌、殺菌等して雑菌やかびの繁殖を低減するようにした空気調和機として、図6に示すように、前面開口B’と、上吸込口C’の吸込口と吹出口D’とを備え、内部に室内ファンE’と、室内熱交換器F’とを収納する室内ユニットA’を有するもので、室内ユニットA’内に設けられたオゾン発生装置G’と、吹出口D’部分と前面開口B’、および上吸込口C’の吸込口部分とを連通する連通通路H’と、この連通通路H’の連通開口Iを開閉するダンパJとを設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、上述した特許文献1および特許文献2に記載された構成でなるものにおいて、室内熱交換器の風上側から室内ユニットの内部(機内)にオゾンを吸い込んだような場合、吸い込まれたオゾンの大半が前記室内熱交換器に吸着されてしまって、クロスフローファンや送風路を含む機内全域に充分行き渡らないという問題点を有していた。なぜなら、室内熱交換器は吸い込まれた空気と接触する表面積が大きく、とくに冷房運転時には濡れているので、室内熱交換器がオゾンの大半を吸着してしまうという問題点を有していた。
特開平6−272888号公報 特開2002−286240号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、少量のオゾンで効果的に機内を殺菌脱臭できるようにした空気調和機を提供することにある。
上述した目的を達成できるように、室内熱交換器にオゾンの大半が吸着されることなくクロスフローファンや送風路を含む機内全域に充分行き渡るようにするため、本発明は以下に示す特徴を備えている。
吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路にクロスフローファンを設けてなる空気調和機において、
前記クロスフローファンの内部に、オゾンを生成するオゾン生成ユニットが設けられてなることを特徴としている。
また、前記オゾン生成ユニットからオゾンを放出した際、前記クロスフローファンを正回転または逆回転させてなることを特徴としている。
本発明によれば、クロスフローファンの内部にオゾン生成ユニットを設けることで、機内を少量のオゾンで効果的に殺菌脱臭できるようにした空気調和機を提供できる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は斜視図、(B)は断面図であり、図2は本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)はクロスフローファンおよびその内部に設けられたオゾン生成ユニットを示す断面図、(B)はクロスフローファンからオゾン生成ユニットを取り外す状態を示す断面図であり、図3はクロスフローファンおよびその内部に設けられたオゾン生成ユニットを示す拡大断面図であり、図4はクロスフローファンの内部に設けられたオゾン生成ユニットの説明図で、(A)は斜視図、(B)は図4(A)で示すA−A断面図である。
本発明による空気調和機は、図1(A)および図1(B)に示すように、室内空気を吸い込む吸込口aと、上下方向の風向を偏向する上下風向版gおよびディフューザhを備えた吹出口bとを結ぶ空気通路に、エアフィルタcと熱交換器dと駆動モータ2に連結されたクロスフローファン1とを設け、同クロスフローファン1の内部にアイオナイザからなるオゾン生成ユニット3を設けた構成になっている。
前記オゾン生成ユニット3は、図2乃至図4に示すように、外周面に複数のユニットケース孔4aを備えた前記クロスフローファン1の長手方向に延びる円筒状のユニットケース4内に、同ユニットケース4の長手方向に延びる放電極5と、同放電極5を囲繞する複数の対向電極孔6aを備えた円筒状の対向電極6とが設けられた構成になっている。
前記放電極5は、前記オゾン生成ユニット3の一端3aに設けられた図4(A)に示す放電極接点7により電気的に接続されている。また、前記対向電極6は、前記オゾン生成ユニット3の他端3bには駆動モータ2の駆動軸1dから給電できないので、他端3bから前記オゾン生成ユニット3にリード線を這わせて対向電極接点7’により電気的に接続されている。
なお、前記オゾン生成ユニット3の一端3aは、前記放電極接点7を兼ねた構造になっており、また他端3bは、対向電極接点7’を兼ねた構造になっている。
前記ユニットケース孔4aと前記対向電極孔6aとは、図4(A)および図4(B)に示すように、前記ユニットケース孔4aと前記放電極5とを結ぶ仮想直線上に前記対向電極孔6aが位置しないように、互いに位置ずれさせた構成になっている。
これによって、前記放電極5が、図4(B)に示す矢印hのように放電した際、前記ユニットケース4の外部への放電を防止できるようになり、また、内部への塵埃の侵入を防止できるようになっている。
上述した構成により、前記吸込口aから吸い込まれた空気は、その中に含まれた塵埃が前記エアフィルタcを通過することによって除去され、前記熱交換器dによって熱交換された後、前記クロスフローファン1により前記吹出口bから被空調室に吹き出されるようになっている。
前記吸込口aから吸い込まれ前記熱交換器dによって熱交換される空気中の塵埃は、その大半が前記エアフィルタcによって除去されるが、同エアフィルタcで除去しきれなかった微細な塵埃の一部が、前記熱交換器dや前記クロスフローファン1に汚れとして付着することになり、細菌が繁殖して異臭が発生する原因になってしまうおそれがある。
そこで、空気調和機の内部を殺菌脱臭して機外に異臭が漏れ出ることがないようにすることにより、被空調室にいるユーザに不快感を感じさせることがないようにするため、前記クロスフローファン1の内部に、オゾンを生成するための前記オゾン生成ユニット3を設けている。
前記オゾン生成ユニット3で生成されたオゾンは、オゾンという状態で長い間存在できず、次第に酸素原子一個を放出して酸素に戻ろうとする性質があり、その放出された酸素原子は周囲の物質と酸化反応を起こし、有害な細菌があれば、その細胞膜を酸化することで細菌そのものを死滅させてしまうので、前記クロスフローファン1の内部に付着した細菌を死滅させて異臭が発生しないようになり、また、同クロスフローファン1の内部から放出されたオゾンによって空気通路の殺菌脱臭も行えることになる。
以下、前記クロスフローファン1の内部に前記オゾン生成ユニット3が設けられてなる構成について、添付した図面に基づいて詳細に説明する。
前記クロスフローファン1は、一側部の端板1bに前記駆動モータ2の駆動軸1dが連結されて回転自在に支持され、他側部の端板1bがベアリングからなる支持部材9で回転自在に前記他端3bに支持されて、前記熱交換器dの風下側となる本体内の空気通路に設けられている。
前記オゾン生成ユニット3は、前記放電極5と、同放電極5を囲繞する前記対向電極6とを前記ユニットケース4の内部に設けてなり、図2(A)および図2(B)に示すように、一端3aが前記クロスフローファン1の一側部に設けられたベアリングからなる支持部8によって回転可能に、且つ回転軸方向に着脱可能に支持され、他端3bが前記クロスフローファン1の他側部に設けられたベアリングからなる支持部材9によって回転可能に、且つ回転軸方向に挿脱可能に支持されている。
前記オゾン生成ユニット3は、前記支持部8および前記支持部材9によって支持されることにより、前記クロスフローファン1が前記駆動モータ2によって駆動され回転した時に、同クロスフローファン1といっしょに回らないようになっている。
なお、前記オゾン生成ユニット3は、図2(B)に示す矢印aのように、前記クロスフローファン1の他側部に設けられた取付穴1cから前記支持部材9を取り外すことによって、前記取付穴1cから取り外しできるようになっている。
次に、前記オゾン生成ユニット3が前記クロスフローファン1の内部に設けられた構成に基づいて、同オゾン生成ユニット3の殺菌脱臭動作について説明する。
前記オゾン生成ユニット3は、図4(B)に示す矢印hのように、前記放電極5が放電することによって発生したオゾンが、矢印oに示すように、前記対向電極孔6aを経て前記ユニットケース孔4aから図3に示す前記ファンブレード1aに向けて放出されることになり、これによって、前記クロスフローファン1に付着したかびや臭いの元となる物質をオゾンにより内側から酸化分解して殺菌脱臭できることになる。
次に、前記クロスフローファン1を内側から殺菌脱臭したオゾンは、図1(B)および図3に示すように、前記クロスフローファン1を矢印eのように正回転させることにより、実線の矢印fのように前記吸込口aと前記吹出口bとを結ぶ空気通路内に引き出され、これによって、同空気通路および同空気通路に設けられた前記熱交換器dの殺菌脱臭を行えることになる。
この場合、前記オゾン生成ユニット3は、空気調和機の通常の運転として機能させるため、例えば低電圧放電を行うことで前記吹出口bから放出されるオゾンの濃度を0.05ppm以下に抑えるように構成されている。
これによって、通常運転時には、オゾンによる空気調和機内部の殺菌脱臭効果を奏することができるようになり、例えば、人間にとって最も安全なオゾンの濃度とされる生活基準値として、慢性肺疾患患者への影響がないとされるオゾンの濃度は0.06ppm未満であることが知られていることから、前記吹出口から放出されるオゾンの濃度を0.05ppm以下に抑えることによって、被空調室に居るユーザに悪影響を及ぼすおそれはなくなる。
その際、前記上下風向板gおよび前記ディフューザhのうち、少なくとも前記上下風向板gは前記吹出口bを開放する位置に回動させておく。
これにより、前記クロスフローファン1の内部で生成されたオゾンを、同クロスフローファン1によって拡散させながら機内に行き渡らせることができて、効果的に機内の殺菌脱臭を行えるようになる。
本発明においては、前記クロスフローファン1の内部に前記オゾン生成ユニット3を設けたことで、同オゾン生成ユニット3で生成したオゾンの大半を前記熱交換器dに吸着させてしまうことなく、前記クロスフローファン1の回転によって拡散させながら機内に充分行き渡らせるという特有の作用効果を実現するものである。
また、前記クロスフローファン1を矢印e’のように逆回転させることにより、オゾンが攪拌されながら、破線の矢印f’のように前記吸込口aと前記吹出口bとを結ぶ空気通路内に放出され、これにより、同空気通路および同空気通路に設けられた前記熱交換器dに万遍なく行き渡ることになって、より効果的な殺菌脱臭を実現できることになる。
この場合、前記オゾン生成ユニット3は、空気調和機内部の殺菌脱臭を行う内部クリーンの運転として機能させるため、例えば高電圧放電を行うことで1.0ppm程度以下のオゾンを生成して機内に放出する。
同時に、上述したとおり、前記クロスフローファン1を逆回転させるように構成されており、これによって、内部クリーン運転時にオゾンを攪拌しながら、空気調和機の内部全域に万遍なく行き渡らせることができるようになって、短時間で効果的な殺菌脱臭効果を奏するようになる。
その際、前記上下風向板gおよび前記ディフューザhは、図1(B)に示すように、前記吹出口bから少量の室内空気を流入させるための隙間b,b’を形成できる位置に少許回動させておく。
このようにして、前記クロスフローファン1の内部に設けられた前記オゾン生成ユニット3によってオゾンを生成し放出することにより、例えば前記熱交換器dの上流側にオゾン生成ユニットを設ける場合とは異なり、前記クロスフローファン1に対する殺菌脱臭効果が低濃度のオゾン発生量によって得られることになる。
また、前記クロスフローファン1に限らず、前記吸込口aと前記吹出口bとを結ぶ空気通路や、同空気通路に設けられた前記熱交換器dなどに順次オゾンが行き渡ることになって、空気調和機の内部全体の殺菌脱臭を効果的に行えるようになる一方、前記空気通路や前記熱交換器dにオゾンが吸着されるので、機外に出るオゾンの濃度は0.05ppm以下に抑えられることになり、被空調室内のユーザに悪影響を及ぼすおそれはない。
前記オゾン生成ユニット3は、所定時間が経過して、空気調和機の内部全体のオゾン濃度が所定濃度以上になると作動を停止することで、生成されるオゾンの量が過剰にならないようにしておく。
なお、前記吸込口aから吸い込まれた空気は、前記エアフィルタcを通過することにより空気中に含まれた塵埃の大半を取り除いて清浄化され、次に、前記熱交換器dにより熱交換されてから、前記クロスフローファン1の内部に設けられた前記オゾン生成ユニット3に向かうことになる。
これにより、塵埃の大半を取り除いて清浄化された空気が前記オゾン生成ユニット3に向かうので、前記放電極5や前記対向電極6への塵埃の付着を予防できるようになり、したがって、これら放電極5や対向電極6を清掃するメンテナンスの必要性を大幅に軽減できるようになる。
以上説明したように、本構成によれば、前記クロスフローファン1の内部に前記オゾン生成ユニット3を設けることで、同クロスフローファン1に付着した汚れを内部から酸化分解して効果的に殺菌脱臭できるようにした空気調和機となる。
本発明による空気調和機の説明図で、(A)は斜視図であり、(B)は断面図である。 本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)はクロスフローファンおよびその内部に設けられたオゾン生成ユニットを示す断面図であり、(B)はクロスフローファンからオゾン生成ユニットを取り外す状態を示す断面図である。 クロスフローファンおよびその内部に設けられたオゾン生成ユニットを示す拡大断面図である。 クロスフローファンの内部に設けられたオゾン生成ユニットの説明図で、(A)は斜視図であり、(B)は図4(A)で示すA−A断面図である。 従来例による空気調和装置の説明図である。 従来例による空気調和機の断面図である。
符号の説明
a 吸込口
b 吹出口
c エアフィルタ
d 熱交換器
g 上下風向版
h ディフューザ
1 クロスフローファン
1a ファンブレード
1b 端板
1c 取付穴
1d 駆動軸
2 駆動モータ
3 オゾン生成ユニット
3a 一端
3b 他端
4 ユニットケース
4a ユニットケース孔
5 放電極
6 対向電極
6a 対向電極孔
7 放電極接点
7’ 対向電極接点
8 支持部
9 支持部材

Claims (2)

  1. 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路にクロスフローファンを設けてなる空気調和機において、
    前記クロスフローファンの内部に、オゾンを生成するオゾン生成ユニットが設けられてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記オゾン生成ユニットからオゾンを放出した際、前記クロスフローファンを正回転または逆回転させてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012127570A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2016223706A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 シャープ株式会社 空気調和機
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CN108731219A (zh) * 2018-06-14 2018-11-02 广东美的制冷设备有限公司 空调器控制方法、室内机和空调器

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