JP6480700B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、屋外の空気を吸気して屋内に送出する送風装置に関する。
住宅等の建物を建築する際にはシックハウスやアレルギー等の健康被害の対策のために常時換気設備の設置が義務化されている。常時換気設備として屋内の空気を屋外に排気する換気扇や屋外の空気を屋内に送出する送風装置が挙げられる。
屋外の空気を屋内に送出する送風装置は特許文献1に開示されている。この送風装置は屋内の壁面に設置される本体筐体の背面に外気吸込口が開口して前面に吹出口が開口する。外気吸込口と吹出口との間は送風ダクトにより連結され、送風ダクト内には送風機が配される。また、本体筐体の前面の下方にはイオン発生装置を配した発生器筐体部が設けられる。発生器筐体部の前面にはイオン送出口が開口し、下面には内気吸込口が開口する。
上記構成の送風装置において、送風機及びイオン発生装置が駆動されると、外気吸込口から屋外の空気が本体筐体内に流入し、吹出口から送出される。これにより、屋内を換気し、健康被害を防止することができる。
また、吹出口から送出される気流によって吹出口の下方に配されるイオン送出口には吸引作用が生じる。このため、内気吸込口から発生器筐体部に室内の空気が流入し、イオン発生装置で発生したイオンを含んでイオン送出口から送出される。イオン送出口から送出されたイオンは屋内に拡散して殺菌や脱臭等が行われ、健康被害を更に防止することができる。
特開2005−214596号公報(第8頁−第12頁、第1図)
しかしながら、上記従来の送風装置によると、吹出口から送出される気流による吸引作用によって発生器筐体部内に空気が流通してイオンが送出される。このため、発生器筐体部内を流通する空気量が少なく、屋内に十分な量のイオンを送出できない。従って、屋内の殺菌や脱臭等が不十分となり、健康被害の防止効果が小さい問題があった。
本発明は、健康被害の防止効果を向上できる送風装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、屋内の壁面に設置される背壁上に屋外の空気が流入する外気吸込部が形成されるとともに屋内に臨む内気吸込口及び吹出口が開口する筐体と、前記外気吸込部に面した吸気口と前記吹出口に連結される排気口とを開口するファンケーシングと、前記ファンケーシング内に配される送風機と、前記吸気口に対向配置されるフィルタと、イオンを発生して前記送風機と前記吹出口との間に放出するイオン発生装置とを備え、前記送風機の駆動によって前記外気吸込部及び前記内気吸込口から流入する空気が前記フィルタを介して前記吸気口に導かれることを特徴としている。
この構成によると、送風機及びイオン発生装置が駆動されると、屋外の空気が筐体の背壁に設けた外気吸込部から筐体内に流入し、屋内の空気が内気吸込口から筐体内に流入する。筐体に流入した屋外及び屋内の空気はフィルタを通過し、ファンケーシング内を流通する。ファンケーシング内を流通する空気にはイオン発生装置で発生したイオンが含まれ、吹出口から送出される。
また、本発明は上記構成の送風装置において、前記背壁と前記フィルタとの間に隙間を設けるとともに前記内気吸込口が前記筐体の周壁に開口し、前記内気吸込口から前記筐体内に流入する空気が前記隙間を通って前記フィルタに導かれることを特徴としている。
また、本発明は上記構成の送風装置において、前記フィルタによってPM2.5を94%以上捕集することを特徴としている。
また、本発明は上記構成の送風装置において、前記外気吸込部を開閉するシャッターを備えたことを特徴としている。
また、本発明は上記構成の送風装置において、前記シャッターに断熱材または抗菌剤を設けたことを特徴としている。
また、本発明は上記構成の送風装置において、前記フィルタの周面を囲む枠状に形成して前記フィルタを保持する保持部材を備えるとともに、前記筐体の周壁に開口した取出口を介して前記フィルタが前記保持部材とともに着脱可能に形成され、前記保持部材が前記フィルタに隣接した空間を内側に形成する突出部を有することを特徴としている。
また、本発明は上記構成の送風装置において、前記保持部材が前記取出口を介して摘持される取っ手部を有することを特徴としている。
また、本発明は上記構成の送風装置において、前記背壁に断熱材を設けたことを特徴としている。
また、本発明は上記構成の送風装置において、前記ファンケーシングの壁面に断熱材または抗菌剤を設けたことを特徴としている。
本発明によると、屋外の空気が流入する外気吸込部及び屋内に臨む内気吸込口から流入した空気がフィルタを介してファンケーシングの吸気口に導かれる。これにより、屋外及び屋内の空気に含まれる塵埃がフィルタにより捕集され、清浄な空気を屋内に送出して換気が行われる。また、イオンを運ぶ気流の風量を大きくすることができ、屋内に送出されるイオンが増加して殺菌効果や脱臭効果が向上する。従って、健康被害の防止効果を向上することができる。この時、フィルタの目詰まりによって屋外の空気と屋内の空気との風量比が変わらないため、使用者の誤認による換気不足を防止することができる。
本発明の第1実施形態の送風装置を示す斜視図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す正面図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す底面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置のフィルタを示す正面図 本発明の第2実施形態の送風装置を示す底面断面図 本発明の第2実施形態の送風装置のシャッターを開いた状態を示す底面断面図 本発明の第3実施形態の送風装置を示す斜視図 本発明の第3実施形態の送風装置のフィルタを示す正面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1〜図4は第1実施形態の送風装置の斜視図、正面図、側面断面図及び底面断面図を示している。住宅等の建物の外壁50には換気口51が開口し、外壁50の屋外側の壁面には換気口51を覆う消音ボックス41が取り付けられる。外壁50の屋内側の壁面には換気口51を覆う送風装置1が取り付けられる。
消音ボックス41の背面には換気口51に挿通される排気ダクト42が突出して設けられる。消音ボックス41の底壁41aには左右方向の一端部に吸込口43が開口し、消音ボックス41内には仕切板44、45が設けられる。消音ボックス41の内壁及び仕切板44、45にはスポンジ等の吸音材(不図示)が貼着される。
仕切板44は左右方向の吸込口43から離れた端部に隙間を有して水平に配され、消音ボックス41内の排気ダクト42を配した上部と下部との間を仕切る。仕切板45は複数設けられ、底壁41a及び仕切板44から立設して千鳥状に配される。
吸込口43から消音ボックス41に侵入する屋外の騒音は仕切板44、45により蛇行して進行する。これにより、消音ボックス41は吸音材によって騒音を消音し、換気口51を介した屋内への騒音の侵入が防止される。
送風装置1は筐体2により覆われ、筐体2の背壁2aが屋内の壁面に設置される。背壁2aには換気口51に内嵌して消音ボックス41の排気ダクト42に外嵌される吸込ダクト3が突出して設けられる。吸込ダクト3によって屋外の空気が流入する外気吸込部が形成される。換気口51に対向するように背壁2aに設けた開口部により外気吸込部を形成してもよい。
背壁2aの外面には抗菌性のフェルト等の断熱材18が貼着される。冬季等に低温の屋外の空気が筐体2内に流入した際に、断熱材18により筐体2の背面の結露が防止される。これにより、筐体2と外壁50との間の結露によるカビや菌の繁殖を防止することができる。また、断熱材18が抗菌性を有することにより、カビや菌の繁殖をより確実に防止することができる。尚、断熱材18を背壁2aの内面に設けてもよい。
筐体2の底壁の前部には屋内に臨む内気吸込口4が開口し、後部には後述するフィルタ20の取出口7が開口する。筐体2の上壁には屋内に臨む吹出口5が開口し、吹出口5を開閉するルーバー6が枢支される。ルーバー6の開成角度によって吹出口5から送出される気流の風向が可変される。
筐体2内にはシロッコファンから成る送風機11を内装したファンケーシング10が配される。ファンケーシング10は筐体2の背壁2a上に立設される支持部12の支持により背壁2aから離れて配置される。ファンケーシング10には吸込ダクト3に面して送風機11の軸方向に吸気口10aが開口し、吹出口5に連結される排気口10bが上端に開口する。
尚、ファンケーシング10の壁面に断熱材や抗菌剤を設けてもよい。ファンケーシング10に低温の屋外の空気が流入した際に、断熱材によってファンケーシング10の外面の結露を防止することができる。また、抗菌塗料等の抗菌剤によってファンケーシング10外面の結露によるカビや菌の繁殖を防止することができる。
ファンケーシング10には送風機11と吹出口5との間にイオンを放出するイオン発生装置17が取り付けられる。イオン発生装置17は筐体2の側壁に設けた取出口(不図示)を介して着脱可能になっている。これにより、イオン発生装置17の交換やメンテナンスを行うことができる。
イオン発生装置17は一対の放電電極(不図示)を有し、交流波形またはインパルス波形から成る高電圧の印加によってコロナ放電が発生する。一方の放電電極には正電圧が印加され、コロナ放電により空気中の水分子が電離して水素イオンが生成される。この水素イオンが溶媒和エネルギーにより空気中の水分子とクラスタリングする。これにより、H+(H2O)m(mは0または任意の自然数)から成る空気イオンのプラスイオンが放出される。
他方の放電電極には負電圧が印加され、コロナ放電により空気中の酸素分子または水分子が電離して酸素イオンが生成される。この酸素イオンが溶媒和エネルギーにより空気中の水分子とクラスタリングする。これにより、O2 -(H2O)n(nは任意の自然数)から成る空気イオンのマイナスイオンが放出される。H+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中の浮遊菌や臭い成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH2O2(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌や臭い成分を破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。従って、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して吹出口5から送出することにより、屋内の殺菌及び脱臭を行うことができる。
H+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H2O2+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
ファンケーシング10の後方には吸気口10aに対向してフィルタ20が配置される。フィルタ20はPM2.5に対応したプリーツ状の高性能タイプが用いられ、PM2.5を94%以上捕集できる。フィルタ20をHEPAフィルタにより形成してもよい。
図5はフィルタ20の正面図を示している。フィルタ20は平面視矩形に形成され、周面を囲む枠状の保持部材21により保持される。保持部材21の厚み方向の一端にはフィルタ20を載置する格子状の桟21aが設けられ、他端にはフィルタ20を係止する爪21bが設けられる。
また、保持部材21の周面の一辺には取っ手部21dが突出して設けられる。取っ手部21dの両側方にはフィルタ20の周面から突出したコ字状の突出部21cが設けられる。突出部21cの内部にはフィルタ20に直接隣接する空間22が形成される。
図3に示すように、保持部材21に保持されたフィルタ20は筐体2の下面に開口する取出口7を介して挿入され、ファンケーシング10に係止される。この時、筐体2内に装着されたフィルタ20と背壁2aとの間には隙間Sが形成される。フィルタ20の交換や清掃時には取出口7を介して取っ手部21dを摘持してフィルタ20が取り出される。また、空間22に挿入した手指をフィルタ20に掛けて保持部材21からフィルタ20を容易に取り外すことができる。
上記構成の送風装置1において、送風機11及びイオン発生装置17が駆動されると、屋外の空気が矢印A1に示すように吸込口43を介して消音ボックス41に流入する。消音ボックス41を流通する空気は矢印A2に示すように排気ダクト42及び吸込ダクト3を介して筐体2内に流入し、吸込ダクト3に対向するフィルタ20に導かれる。
また、屋内の空気は矢印B1に示すように、内気吸込口4を介して筐体2内に流入する。内気吸込口4から筐体2内に流入した空気はファンケーシング10の周面に沿って側方に流通し、矢印B2に示すように隙間Sを介してフィルタ20に導かれる。
フィルタ20を通過する空気はPM2.5を含む塵埃が捕集され、塵埃を除去された空気が吸気口10aに導かれてファンケーシング10内を流通する。ファンケーシング10内を流通する空気にはイオン発生装置17により発生したイオンが含まれ、矢印C1に示すように吹出口5から屋内に送出される。
これにより、屋外及び屋内の塵埃を除去した清浄な空気を屋内に送出して換気を行うことができる。また、吹出口5から送出される空気にイオンが含まれるため、屋内の殺菌や脱臭を行うことができる。
この時、イオン発生装置17によって送風機11と吹出口5との間にイオンが放出されるため、イオンを運ぶ気流の風量を大きくすることができる。このため、イオン発生装置17で発生したイオンが順次気流に運ばれ、イオンの滞留による中和失活が低減される。これにより、屋内に送出されるイオンを増加させることができ、殺菌効果や脱臭効果が向上する。
また、筐体2に流入する屋外の空気と屋内の空気との風量比は吸込ダクト3及び内気吸込口4の開口面積や筐体2内の流路抵抗等によって所定値(例えば、屋外56%、屋内44%)に設定されている。この時、吸込ダクト3及び内気吸込口4にそれぞれフィルタを設けると、目詰まりによって該風量比が変化する。これにより、屋外の空気が取り込まれずに屋内の空気が循環している際に換気が行われていると使用者が誤認し、換気不足になる危険がある。
しかし、屋外及び屋内の空気が共通のフィルタ20を通過するため、フィルタ20の目詰まりによって屋外の空気と屋内の空気との風量比が変化しない。これにより、吹出口5から送風されている場合には所定量の屋外の空気が取り込まれており、使用者の誤認による換気不足を防止することができる。
本実施形態によると、屋外の空気が流入する吸込ダクト3(外気吸込部)及び屋内に臨む内気吸込口4から流入した空気がフィルタ20を介してファンケーシング10の吸気口10aに導かれる。これにより、屋外及び屋内の空気に含まれる塵埃がフィルタ20により捕集され、清浄な空気を屋内に送出して換気が行われる。
また、イオンを運ぶ気流の風量を大きくすることができ、屋内に送出されるイオンが増加して殺菌効果や脱臭効果が向上する。従って、シックハウスやアレルギー等の健康被害の防止効果を向上することができる。この時、フィルタ20の目詰まりによって屋外の空気と屋内の空気との風量比が変わらないため、使用者の誤認による換気不足を防止することができる。
また、筐体2の周壁に開口する内気吸込口4から流入する空気が筐体2の背壁2aとフィルタ20との間に設けた隙間Sを通ってフィルタ20に導かれる。これにより、屋外の空気が流入する吸込ダクト3に面したフィルタ20に屋内の空気を容易に導くことができる。
また、フィルタ20によってPM2.5を94%以上捕集するので、使用者の健康被害を更に防止することができる。
また、フィルタ20が枠状の保持部材21とともに着脱可能に形成され、保持部材21がフィルタ20に隣接した空間22を内側に形成する突出部21cを有する。これにより、フィルタ20の交換や清掃時に、空間22に挿入した手指をフィルタ20に掛けてフィルタ20を容易に取り外すことができる。
また、保持部材21が取出口7を介して摘持される取っ手部20dを有するので、筐体2からフィルタ20を容易に着脱することができる。
また、筐体2の背壁2aに断熱材18を設けたので、背壁2aの外面の結露を防止して外壁50と筐体2との間のカビや菌の発生を防止することができる。
また、ファンケーシング10の壁面に断熱材または抗菌剤を設けると、ファンケーシング10の外面の結露防止またはカビや菌の繁殖防止を図ることができる。
<第2実施形態>
次に、図6は第2実施形態の送風装置1の底面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は吸込ダクト3を開閉する一対のシャッター19が設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
一対のシャッター19は吸込ダクト3の内端の両側部にそれぞれ枢支される。図7に示すようにシャッター19が開かれると、第1実施形態と同様に、屋外の空気が吸込ダクト3を介して筐体2に流入して屋内の空気が内気吸込口4を介して筐体2に流入する。これにより、所定の時期にシャッター19を開いて屋内の換気を行うことができる。
図6に示すようにシャッター19を閉じると、屋外の空気の流入が停止され、屋内の空気が内気吸込口4を介して筐体2に流入して吹出口5から送出される。これにより、屋内の空気が循環し、フィルタ20による空気清浄及びイオンによる殺菌や脱臭を行うことができる。
尚、シャッター19に断熱材や抗菌剤を設けてもよい。シャッター19は閉じた際に外面が低温の屋外の空気に接して内面が屋内の空気に接するため、断熱材によってシャッター19の内面の結露を防止することができる。また、抗菌塗料等の抗菌剤によってシャッター19内面の結露によるカビや菌の繁殖を防止することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、吸込ダクト3(外気吸込部)を開閉するシャッター19を設けたので、屋内の空気を循環して空気清浄及び殺菌等を行うことができる。これにより、夏季に高温の屋外の空気が屋内に流入することや冬季に低温の屋外の空気が屋内に流入する頻度を減少させることができる。従って、屋内の住環境を向上することができる。
また、シャッター19に断熱材または抗菌剤を設けると、閉じられたシャッター19の内面の結露防止またはカビや菌の繁殖防止を図ることができる。
<第3実施形態>
次に、図8は第3実施形態の送風装置1の斜視図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は内気吸込口4が筐体2の側壁に設けられ、フィルタ20の保持部材21の形状が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
送風機11及びイオン発生装置17(いずれも図3参照)が駆動されると、屋内の空気が筐体2の側壁に開口した内気吸込口4から筐体2内に流入する。内気吸込口4から筐体2内に流入した空気はフィルタ20の側面に沿って流通し、隙間S(図3参照)を介してフィルタ20に導かれる。フィルタ20を通過した空気にはイオン発生装置17で発生したイオンが含まれ、吹出口5から送出される。
図9はフィルタ20の正面図を示している。フィルタ20を保持する保持部材21の一辺にはフィルタ20の周面から突出したコ字状の突出部21cが設けられる。突出部21cの内部にはフィルタ20に直接隣接する空間22が形成される。また、突出部21cによってフィルタ20の着脱時に摘持される取っ手部21dが形成される。
フィルタ20の交換や清掃時には取出口7(図8参照)を介して取っ手部21dを摘持してフィルタ20が取り出される。また、空間22に挿入した手指をフィルタ20に掛けて保持部材21からフィルタ20を容易に取り外すことができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。尚、内気吸込口4を筐体2の側壁及び底壁に設けてもよい。また、本実施形態に第2実施形態と同様のシャッター19(図6参照)を設けてもよい。
本発明によると、屋外の空気を吸気して屋内に送出する送風装置に利用することができる。
1 送風装置
2 筐体
2a 背壁
3 吸込ダクト
4 内気吸込口
5 吹出口
6 ルーバー
7 取出口
10 ファンケーシング
10a 吸気口
10b 排気口
11 送風機
17 イオン発生装置
18 断熱材
19 シャッター
20 フィルタ
21 保持部材
21a 桟
21b 爪
21c 突出部
21d 取っ手部
22 空間
41 消音ボックス
42 排気ダクト
43 吸込口
44、45 仕切板
50 外壁
51 換気口
S 隙間

Claims (4)

  1. 屋内の壁面に設置される背壁上に屋外の空気が流入する外気吸込部が形成されるとともに屋内に臨む内気吸込口及び吹出口が開口する筐体と、前記外気吸込部に面した吸気口と前記吹出口に連結される排気口とを開口するファンケーシングと、前記ファンケーシング内に配される送風機と、前記吸気口に対向配置されるフィルタと、イオンを発生して前記送風機と前記吹出口との間に放出するイオン発生装置とを備え、前記吸気口が前記送風機の軸方向に開口するとともに、前記フィルタが前記吸気口に対して前記軸方向に対向配置され、
    前記背壁と前記フィルタとの間に隙間を設けるとともに、前記内気吸込口が前記筐体の周壁上の前記フィルタよりも前方に開口して前記フィルタの外周側で前記隙間と連通し、
    前記送風機の駆動によって前記外気吸込部から流入する空気が前記フィルタを介して前記吸気口に導かれ、前記内気吸込口から流入する空気が前記隙間を通り、前記フィルタを介して前記吸気口に導かれることを特徴とする送風装置。
  2. 前記外気吸込部を開閉するシャッターを備えたことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記フィルタの周面を囲む枠状に形成して前記フィルタを保持する保持部材を備えるとともに、前記筐体の周壁に開口した取出口を介して前記フィルタが前記保持部材とともに着脱可能に形成され、前記保持部材が前記フィルタに隣接した空間を内側に形成する突出部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の送風装置。
  4. 前記背壁に断熱材を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の送風装置。
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