JP2009076839A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウエハ状態から切断された半導体装置における界面剥離を抑制し、優れた信頼性を有する半導体装置(WL−CSP)を提供すること。
【解決手段】半導体装置は、電極部21が形成された半導体素子20と、保護層23と、接着層8と、外部接続用の突起状電極部7を有する導体パターン5と、絶縁層2とを備え、半導体素子20、保護層23、導体パターン5、及び絶縁層2の各側面には、それぞれダイシングによって切断された切断面が形成され、接着層8の切断面近傍の縦断面形状が、保護層23、導体パターン5、及び絶縁層2の側面全体と半導体素子20の側面の一部とを覆うように上下方向に延在する鉛直部と、保護層23と導体パターン5との間に介在され横方向に延在する水平部とからなる略横T字形状である。
【選択図】図7
【解決手段】半導体装置は、電極部21が形成された半導体素子20と、保護層23と、接着層8と、外部接続用の突起状電極部7を有する導体パターン5と、絶縁層2とを備え、半導体素子20、保護層23、導体パターン5、及び絶縁層2の各側面には、それぞれダイシングによって切断された切断面が形成され、接着層8の切断面近傍の縦断面形状が、保護層23、導体パターン5、及び絶縁層2の側面全体と半導体素子20の側面の一部とを覆うように上下方向に延在する鉛直部と、保護層23と導体パターン5との間に介在され横方向に延在する水平部とからなる略横T字形状である。
【選択図】図7
Description
本発明は、ウエハレベルでパッケージングを行い、最終段階でチップ単位に切断することによって製造される半導体装置(WL-CSP)およびその製造方法に関する。
近年、集積回路等の半導体素子の実装技術として、ダイシング前のウエハ状態のままでパッケージングまで行うWL−CSP(Wafer Level Chip Size Package)の実用化が進んでいる。WL−CSPは、ベアチップとほぼ同サイズで配線長が短いことから、小型・薄型・高速という特徴を有しており、例えば携帯電話向けのCSPとして採用されている。
WL−CSPとしては、バンプ付きテープ基板を半導体パッケージ基板(再配線、あるいはInterposerともいう)として用い、半導体ウエハ側に形成されたバンプと、テープ基板に形成されたバンプとを接続するフリップチップ接続方式のCSPがある(例えば、下記特許文献1)。
図8は、現在発表されているWL−CSPの構造を示す断面図である。図示のようなWL−CSPの製造方法を以下に説明する。まず、半導体ウエハ(半導体チップ)80が接着される絶縁性樹脂からなる接着層72と、内部に樹脂が充填された突起状電極部74を有する回路導体層73と、回路導体層73上に形成されたSnAgバンプ76とを備えたテープ状の半導体パッケージ基板71を準備する。一方で、半導体ウエハ80に、例えばAlからなる外部接続用の電極パッド81と、例えばAuからなるスタッドバンプ82と、保護層83とを形成する。このような半導体ウエハ80を、半導体パッケージ基板71に貼り合わせ、半導体パッケージ基板側のバンプ76と、半導体チップ側のスタッドバンプ82とをフリップチップ接合することにより、半導体ウエハ80が半導体パッケージ基板71に実装される。半導体ウエハ80の貼り合わせの際には、スタットバンプ82を未硬化状態の接着層72に押し込んで、バンプ76と接続する。その後、接着層72を加熱硬化することにより半導体ウエハ80が半導体パッケージ基板71に接着固定される。
このようにして、テープ状の半導体パッケージ基板71の接着層72に接着固定された半導体ウエハ80を、最終的に、チップ単位で切断(ダイシング)する。これにより、図示のような半導体装置(WL−CSP)を得ることができる。半導体装置は、半導体パッケージ基板71に設けられた半田ボール85を介して、実装基板であるマザーボードに接続され、実装されることになる。
特許第3445441号公報
上記のようにして得られた半導体装置は、その実装工程や使用時に熱歪みや応力等が加わることがある。そのような場合、シリコンである半導体チップと樹脂からなる接着層との熱膨張係数の差等に起因して、半導体装置に反りが生じやすい。切断後の半導体装置は、図示のように、半導体チップ80と保護層83との界面、及び保護層83と接着層72との界面が外部に露出した状態であるため、半導体装置の反りによって、界面剥離が発生する場合がある。
本発明の目的は、ウエハ状態から切断された半導体装置における界面剥離を抑制し、優れた信頼性を有する半導体装置(WL−CSP)を提供することにある。
本発明の半導体装置の第1の態様は、一方の面に電極部を有する半導体素子と、前記電極部の少なくとも一部を露出するように前記半導体素子の一方の面を被覆する保護層と、 一方の面に外部接続用電極部を有する導体パターンと、前記外部接続用電極部の少なくとも一部を露出するように前記導体パターンの一方の面を被覆する絶縁層と、絶縁性樹脂からなり、前記保護層と前記導体パターンの他方の面とを接着する接着層と、を備え、前記保護層と前記導体パターンと前記絶縁層の各側面の全体および前記半導体素子の側面の少なくとも一部を研削して側面研削部が形成され、前記側面研削部に前記接着層が略横T字状に延在していることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記側面研削部の前記半導体素子側に研削された長さを第1の研削長さDとし、前記側面研削部の前記絶縁層側に研削された長さを第2の研削長さLとしたとき、前記第1の研削長さと前記第2の研削長さはD≧Lの関係を満たしていることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記側面研削部の研削幅をWとしたとき、前記第1の研削長さと前記研削幅は、D≧Wの関係を満たしていることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記第1の研削長さと前記研削幅は、D≧1.5Wの関係を満たしていることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記側面研削部の前記半導体素子との界面に形成される角部の角度をθとしたとき、θ≧90°であることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記側面研削部の前記半導体素子との界面に形成される角部の曲率半径をRとしたとき、R≧1μmであることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記半導体素子の側面全体を研削して前記側面研削部が形成されていることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記半導体素子の他方の面には、保護用テープが貼付されていることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記外部接続用電極部は、突起状の電極部であることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記突起状の電極部は、内部に絶縁性樹脂が充填されていることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の態様は、前記電極部上に形成された第1の金属バンプと、前記導体パターンの他方の面に形成された第2の金属バンプとをさらに有し、前記第1の金属バンプと前記第2の金属バンプとを接続することにより、前記半導体素子が前記導体パターンに電気的に接続されることを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法の第1の態様は、一方の面に電極部を有する半導体素子と、前記電極部の少なくとも一部を露出するように前記半導体素子の一方の面を被覆する保護層と、を備えた半導体ウエハと、一方の面に外部接続用電極部を有する導体パターンと、前記外部接続用電極部の少なくとも一部を露出するように前記導体パターンの一方の面を被覆する絶縁層と、を備えた半導体基板とを、絶縁性樹脂からなる接着層で接着して形成する半導体装置の製造方法であって、前記半導体ウエハの前記保護層側の面と前記半導体基板の前記絶縁層とは反対側の面とを前記接着層を挟んで接着させる接着工程と、前記絶縁層から前記半導体素子の途中まで所定の位置でハーフカットダイシングするハーフカット工程と、前記接着層を加圧して前記ハーフカットダイシングによって形成された研削溝に前記接着層を延在させる接着層延在工程と、前記絶縁層から前記半導体素子までの全体を前記所定の位置でフルカットダイシングするフルカット工程と、を有することを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法の他の態様は、ハーフカットダイシングで研削される幅は、前記フルカットダイシングで研削される幅よりも大きいことを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法の他の態様は、前記フルカット工程の前に、前記半導体ウエハの前記保護層とは反対側の面を研削する薄型化工程をさらに有することを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法の他の態様は、前記薄型化工程では、少なくとも前記研削溝の底部に達するまで前記半導体ウエハを研削することを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも保護層の側面全体と半導体素子の側面の一部とを覆うように接着層を延在させることで、半導体素子と保護層との界面、及び保護層と接着層との界面が外部に露出しない構造が得られる。これにより、界面剥離の発生を抑制して、信頼性を向上させることができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発明の半導体装置は、半導体ウエハと外部接続用電極を有する半導体基板(半導体パッケージ基板)とを貼り合わせ、これをチップ単位に切断(ダイシング)して形成されている。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置およびその製造方法を以下に説明する。本実施形態の半導体装置の製造方法では、図1に示すような半導体基板1を用いている。半導体基板1は、例えば厚さ50μmの絶縁層2の一方の面上に導体パターン5が形成され、絶縁層2の他方の面には導体パターン5に電気的に接続された外部接続用電極部7が形成されたテープ基板(半導体パッケージ基板)である。また図1では、半導体基板1の導体パターン5側に接着層8が形成された状態を示している。
導体パターン5は、例えば、Cu、Al、Ni、Au、Ag、Sn、Fe、ステンレス等の金属及びこれらの合金を単層または積層した導体層を、パターニングすることで形成することができる。また、導体パターン5の所定の位置には、金属バンプ(第2の金属バンプ)6が形成されている。金属バンプ6は、後述する半導体ウエハ側のスタッドバンプと接合するのに用いられ、例えばSnAgで形成される。
外部接続用電極部7として、内部に樹脂が充填された突起状電極部を用いることができる。内部に充填される樹脂には、接着層8と同一材料を用いるのが好ましい。外部接続用電極部7に用いられる突起状電極部は、内部が樹脂で形成されていることから、可撓性を有している。これにより、後に半田ボールをこの突起状電極部上に載置してマザーボード等の実装基板に実装した際に、本実施形態の半導体装置と実装基板との線膨張係数の差に起因して半田接合部に加わる熱応力を軽減することができ、半田クラックの発生を防止するのに効果的である。
絶縁層2を構成する材料としては、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリイミド系樹脂、アラミド系樹脂、LCP系樹脂から選択される少なくとも一種からなる樹脂を用いることができる。
本実施形態の半導体装置は、図1に示す半導体基板1を用いて製造しているが、これに限らず、たとえば図2に示すような半導体基板1’を用いて製造することもできる。半導体基板1’は、半導体基板1と同様のバンプ付テープ基板であるが、外部接続用電極の構造が異なっている。すなわち、半導体基板1の外部接続用電極7は内部に樹脂が充填された突起状電極部であるのに対し、半導体基板1’の外部接続用電極7’は、例えば銅メッキにより形成された金属電極部としている点で異なっている。以下に説明する本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、半導体基板1または半導体基板1’のいずれを用いても同じ方法で半導体装置を製造することができる。以下では、図1に示した半導体基板1を用いて本実施形態の半導体装置を製造する方法を説明する。
本実施形態の半導体装置の製造方法は、半導体ウエハと半導体基板1とを接着層8を挟んで接着させる接着工程と、半導体基板1の所定の位置において半導体ウエハの途中までハーフカットダイシングするハーフカット工程と、接着層8を加圧してハーフカットダイシングによって形成された研削溝に接着層8を延在させる接着層延在工程と、半導体基板1から半導体ウエハまでの全体を上記の所定の位置でフルカットダイシングするフルカット工程とからなる。
(接着工程)
半導体ウエハと半導体基板1とを接着層を挟んで接着させる接着工程の一実施例を図3を用いて説明する。半導体基板1には、外部接続用電極部7が設けられている面とは反対の面に予め接着層8が形成されている。まず、図3(a)に示す処理では、接着層8を挟んで半導体ウエハ20と半導体基板1との位置合わせを行う。
半導体ウエハと半導体基板1とを接着層を挟んで接着させる接着工程の一実施例を図3を用いて説明する。半導体基板1には、外部接続用電極部7が設けられている面とは反対の面に予め接着層8が形成されている。まず、図3(a)に示す処理では、接着層8を挟んで半導体ウエハ20と半導体基板1との位置合わせを行う。
半導体ウエハ20には、予めAlからなる電極パッド(電極部)21が形成されており、この電極パッド21上には、Auからなるスタッドバンプ(第1の金属バンプ)22が形成されている。また、電極パッド21が設けられている側の半導体ウエハ20の表面には、電極パッド21を露出するように保護層23が被覆されている。図3(a)に示す処理では、第1の金属バンプである半導体ウエハ20のスタッドバンプ22の位置と、第2の金属バンプである半導体基板1の金属バンプ6の位置とが一致するように位置合わせを行う。
次に、図3(b)に示す処理では、位置合わせされた状態で半導体ウエハ20を半導体基板1に接着させる。このとき、スタッドバンプ22が絶縁層8を貫通して金属バンプ6に当接するまで半導体ウエハ20を押し込む。
次の図3(c)に示す処理では、半導体ウエハ20と半導体基板1とを一体にプレス板30a,30bの間に載置し、プレス板30a,30bを上下方向に押圧する。これにより、スタッドバンプ22が金属バンプ6に押し込まれ、両者が広い接触面積で強固に接続される。すなわち、スタッドバンプ22と金属バンプ6とがフリップチップ接合され、半導体ウエハ20が導体パターン5に電気的に接続される。
図3(d)では、プレス板30a,30bの間から接着層8で接着された半導体ウエハ20及び半導体基板1を取り出し、半導体ウエハ20の接着層8に接する面とは反対の面にUVテープ25を貼り付ける。
(ハーフカット工程)
絶縁層2の所定の位置において、半導体ウエハの途中までハーフカットダイシングするハーフカット工程を、図4(a)を用いて以下に説明する。
図4(a)に示す処理では、絶縁層2の所定の位置のカットラインに沿って、半導体基板1の絶縁層2の表面側から、図示しない切断手段を用いてハーフカットダイシングを行う。このハーフカットダイシングでは、絶縁層2、導体パターン5、接着層8、及び半導体ウエハ20の保護層23を切断し、さらに、半導体ウエハ20の途中まで切断する。
絶縁層2の所定の位置において、半導体ウエハの途中までハーフカットダイシングするハーフカット工程を、図4(a)を用いて以下に説明する。
図4(a)に示す処理では、絶縁層2の所定の位置のカットラインに沿って、半導体基板1の絶縁層2の表面側から、図示しない切断手段を用いてハーフカットダイシングを行う。このハーフカットダイシングでは、絶縁層2、導体パターン5、接着層8、及び半導体ウエハ20の保護層23を切断し、さらに、半導体ウエハ20の途中まで切断する。
上記のハーフカットダイシングを行う所定のカットラインは、少なくとも外部接続用電極部7および金属バンプ6を通過しないラインである。図4(a)では、個片化された半導体パッケージが同形となる位置をカットラインとしている。ハーフカットダイシングにより、研削溝26が形成される。
(接着層延在工程)
次に、研削溝26に接着層8を延在させる接着層延在工程を、図4(b)、(c)を用いて説明する。図4(b)に示す処理では、UVテープ25を半導体ウエハ20から剥離し、プレス板30a,30bを用いて上下方向に加圧しながら、例えばピーク温度260°で加熱する。このときの加圧加熱により、接着層8の樹脂が研削溝26内に流れ込み、研削溝26が樹脂で充填される。
次に、研削溝26に接着層8を延在させる接着層延在工程を、図4(b)、(c)を用いて説明する。図4(b)に示す処理では、UVテープ25を半導体ウエハ20から剥離し、プレス板30a,30bを用いて上下方向に加圧しながら、例えばピーク温度260°で加熱する。このときの加圧加熱により、接着層8の樹脂が研削溝26内に流れ込み、研削溝26が樹脂で充填される。
次に、例えば180℃で60分間、接着層8の樹脂を加熱硬化することにより、図4(c)に示すように、半導体ウエハ20が接着層8に接着固定される。接着層8は、半導体ウエハ20の保護層23の面だけでなく、研削溝26の内部でも半導体ウエハ20の側面に強固に接着されている。
(フルカット工程)
半導体基板1から半導体ウエハ20までの全体を、上記のカットラインの位置でフルカットダイシングするフルカット工程を、図5を用いて説明する。
図5(a)に示す処理では、フルカットダイシングを行って半導体素子を個片化する前に、外部接続用電極部7上に半田ボール31を搭載する。
半導体基板1から半導体ウエハ20までの全体を、上記のカットラインの位置でフルカットダイシングするフルカット工程を、図5を用いて説明する。
図5(a)に示す処理では、フルカットダイシングを行って半導体素子を個片化する前に、外部接続用電極部7上に半田ボール31を搭載する。
次の図5(b)に示す処理において、まず半導体ウエハ20のスタッドバンプ22が設けられている面とは反対の面に、半導体ウエハ20を保護のための保護用テープ27を貼り付け、さらにその上にUVテープ32を貼り付ける。その後、半導体基板1および半導体ウエハ20をフルカットダイシングする。これにより、半導体ウエハ20がチップ単位に切断される。
フルカットダイシングにおいては、図4(a)で示したハーフカットダイシング工程におけるカットライン上で、半導体基板1の絶縁層2から半導体ウエハまでの全体を切断する。また、フルカットダイシングの切断幅がハーフカットダイシングの切断幅よりも小さくなるような切断手段を用いる。これにより、フルカットダイシングされた後の研削溝(側面研削部)26に接着層8が残され、研削溝26近傍で接着層8が略横T字状に形成される。
図5(b)に示したフルカットダイシングでは、研削溝26内に延在した接着層8が略横T字状に形成されるとともに、保護用テープ27が貼付されることによって、半導体ウエハ20にチッピング(ウエハの欠け等)が発生するのを抑制する効果が得られる。
図5(c)に示す処理では、フルカットダイシングにより個片化された半導体素子20a毎にピックアップする。これにより、図6に示すような、WL−CSPである本実施形態の半導体装置10が得られる。
上記説明の半導体装置の製造方法により製造される本実施形態の半導体装置10は、個片化された半導体基板1の両端部、および半導体素子20aの側面の途中までが接着層8で覆われた構造となっている。本実施形態の半導体装置10の構造を、図7を用いてさらに詳細に説明する。図7は、半導体装置10の端部を拡大した断面図を示している。
本実施形態の半導体装置10においては、半導体素子20aの側面の一部と、保護層23、導体パターン5,及び絶縁樹脂層2の各々の側面全体に、それぞれハーフカットダイシングによって研削された研削溝(側面研削部)26が形成されている。そして、研削溝26近傍の接着層8の縦断面形状は、保護層23、導体パターン5、及び絶縁層2の側面全体と半導体素子20aの側面の一部とを覆うように上下方向に延在する鉛直部と、保護層23と導体パターン5との間に介在し横方向に延在する水平部とからなる略横T字形状をなしている。
接着層8の側面研削部近傍の縦断面形状が、このような略横T字形状を有することで、保護層23、導体パターン5、絶縁層2の各側面、及び半導体素子20aの側面の一部が接着層8の鉛直部で覆われ、半導体素子20aと保護層23との界面、及び保護層23と接着層8との界面が外部に露出しない構造を得ることができる。これにより、界面剥離の発生を抑制して、信頼性を向上させることができる。
図7の拡大断面図において、保護層23及び半導体素子20aの側面を覆った接着層8の上方向に延在する鉛直部の長さ(第1の研削長さ)をD、導体パターン5及び絶縁層2の側面を覆った接着層8の下方向に延在する鉛直部の長さ(第2の研削長さ)をLとしたとき、D≧Lの関係を満たすことが好ましい。絶縁層2に比べ熱膨張率の小さな半導体素子20aの側面を覆う部分の長さDを、絶縁層2の側面を覆う部分の長さLと同じか又はそれ以上とすることで、熱膨張による反りに起因する界面剥離を抑制する効果を高めることができる。これは、メカニズムは明らかでないが、熱膨張の小さい半導体素子20a側を覆う部分を大きくすることで、接着層8と半導体素子20aとの接着が強まり、半導体素子20aの剥離脱落が起きにくくなるためと考えられる。
また、図7に示すように、ハーフカットで半導体素子20aに形成された側面研削部の研削幅をWとしたとき、D≧Wの関係を満たすことが好ましく、D≧1.5Wを満たすことがより好ましい。これにより、保護層23及び半導体素子20aの側面を覆う接着層8の上方向に延在する鉛直部のある程度の剛性が維持され、界面剥離の抑制効果を高めることができる。
さらに、接着層8の上方向に延在する鉛直部の、外部露出面を形成しない側の先端部の角度をθとしたとき(図7参照)、θが90°以上であること、あるいは、該先端部の曲率半径Rが1μm以上であることが好ましい。これにより、鉛直部の変形に対する耐久性を高めることができる。
また、完成された半導体素子20a上に保護用テープ27を配置することで、使用開始後の熱膨張に起因する半導体装置10の反りを抑制、あるいは防止することができる。これにより、例えば、温度差の大きいヒートサイクルが加わる寒冷地においても、好適に使用することが可能となる。
次に、本実施形態の半導体装置10について、界面剥離の抑制効果を確認するための信頼性試験を行った結果を説明する。この信頼性試験では、半導体基板1として厚さの異なる2種類のテープ基板を用い、ハーフカットにより形成された研削溝26の半導体ウエハ20側の長さ(ハーフカット深さ)Dと研削幅(ハーフカットの略1/2幅)Wとを変えて製造された8種類の半導体装置(以下では、半導体装置A〜Hとする)について、所定の信頼性試験を行っている。
半導体装置A〜F(各サンプル数n=30)の各サンプルに、JEDECで規定されたレベル1処理(85℃、85%RHで168時間放置後、リフローを3回、ピーク温度260℃)を施した後、以下の3種類の信頼性試験を実施し、界面剥離の有無を調べた。結果を表1に記載する。
(1)温度サイクル試験
条件:−65℃〜+150℃、各7分、1000サイクル
(2)プレッシャークッカー試験(PCT)
条件:121℃、85%RH、500時間
(3)高温放置試験
条件:150℃、1000時間
条件:−65℃〜+150℃、各7分、1000サイクル
(2)プレッシャークッカー試験(PCT)
条件:121℃、85%RH、500時間
(3)高温放置試験
条件:150℃、1000時間
表1において、D≧L及びD≧Wの条件を満たすのは、半導体装置A、B、E及びFの各サンプルである。このうち、半導体装置A及びEのサンプルは、界面剥離が全く発生せず、界面剥離のない信頼性の高い半導体装置を実現できることが確認できた。
研削幅(1/2ハーフカット幅)Wを半導体装置A、Eより小さい1.0〜3.0μmとした半導体装置B及びFでは、界面剥離が発生したサンプルが若干数見られ、半導体装置A及びEに比べ界面剥離の抑制効果がやや劣ることが確認された。
研削幅(1/2ハーフカット幅)Wを半導体装置A、Eより小さい1.0〜3.0μmとした半導体装置B及びFでは、界面剥離が発生したサンプルが若干数見られ、半導体装置A及びEに比べ界面剥離の抑制効果がやや劣ることが確認された。
D≧Lの条件を満たさない半導体装置C及びGでは、界面剥離が発生したサンプルが各試験項目で生じており、界面剥離の抑制効果が劣ることが確認された。
さらに、ハーフカットが行われず(D=0)T字構造を有さない半導体装置C及びFについては、界面剥離が発生したサンプルが多く見られた。
さらに、ハーフカットが行われず(D=0)T字構造を有さない半導体装置C及びFについては、界面剥離が発生したサンプルが多く見られた。
本発明の第2の実施形態に係る半導体装置およびその製造方法を以下に説明する。本実施形態の半導体装置100の断面図を図9に示す。本実施形態の半導体装置100でも、半導体基板110と半導体素子121とが接着層130で接着された構造を有している。半導体基板110は、絶縁層112の一方の面上に導体パターン111が形成され、絶縁層112の他方の面には導体パターン111に電気的に接続された外部接続用電極部114が配置された構造を有している。導体パターン111上の所定の位置には、金属バンプ(第2の金属バンプ)113が形成されている。
また、半導体素子121の一方の面には、電極部(電極パッド)123とそれ以外の部分に保護層122が形成されている。電極部123と導体パターン111上に形成された金属バンプ113とが、スタッドバンプ(第1の金属バンプ)124で電気的に接続されている。
図9に示す本実施形態の半導体装置100は、図6に示した第1の実施形態の半導体装置10と同様の構造を有しており、半導体素子121、保護層122、導体パターン111、および絶縁層112の各側面に接着層130を延在させてこれで覆う構造としている。これにより、半導体素子121と保護層122との界面、及び保護層122と接着層130との界面が外部に露出しない構造とすることができ、界面剥離の発生を抑制して信頼性を向上させることができる。
第1の実施形態の半導体装置10では、半導体素子20aの側面の一部を接着層8で覆うように構成していたが、本実施形態の半導体装置100では、半導体素子121の側面の全体を接着層130で覆うように構成している。このように構成しても、第1の実施形態の半導体装置10と同様に、半導体素子121と保護層122との界面、及び保護層122と接着層130との界面における剥離の発生を防止することができる。
また、本実施形態の半導体装置100では、半導体素子121が第1の実施形態の半導体素子20aよりも薄型化されていることを特徴としている。本実施形態では、薄型化された半導体素子121を搭載した半導体装置100を提供することができる。半導体素子121は、保護層122を有する面とは反対側の面を研削することで薄型化されている。このような薄型化により、半導体素子121のSi厚さを50μm以下としても反りを防止することができる。これにより、ウエハレベルで総厚100μm以下の半導体装置を形成することができる。
半導体素子121の保護層122とは反対側のSi面に保護用テープ(保護フィルム)を貼付した別の実施形態を図10に示す。同図の半導体装置101は、半導体素子121のSi面に保護用テープ125を貼付しており、これにより半導体素子121の反りを防止する効果をさらに高め、ハンドリング性を確保した薄型の半導体装置101を提供することができる。
つぎに、保護用テープ125を有する半導体装置101を例に、本実施形態の半導体装置の製造方法を、図11を用いて以下に説明する。本実施形態の半導体装置の製造方法は、第1の実施形態の半導体装置10の製造方法に、半導体ウエハの裏面(Si面)を研削するSi裏面研削工程が追加されている。すなわち、本実施形態の半導体装置101の製造方法は、接着工程、ハーフカット工程、接着層延在工程、Si裏面研削工程、およびフルカット工程からなる。
(接着工程)
本実施形態の接着工程は、第1の実施形態の半導体装置10の接着工程と同様に、図3に示した各処理を行う。接着工程を完了した状態を図11(a)に示す。図11(a)では、一方の面に保護層122と電極部123を備えた半導体ウエハ120と、絶縁層112上に導体パターン111が形成された半導体基板110とが、接着層130で接着された状態を示している。なお、半導体基板110は、その製造時に外部接続用電極部114側に銅箔115が形成されるが、図11(a)では銅箔115が除去される前の状態を示している。また、ここでは図3(d)の処理を省略しており、半導体ウエハ120のSi裏面にはUVテープを貼付していない。
本実施形態の接着工程は、第1の実施形態の半導体装置10の接着工程と同様に、図3に示した各処理を行う。接着工程を完了した状態を図11(a)に示す。図11(a)では、一方の面に保護層122と電極部123を備えた半導体ウエハ120と、絶縁層112上に導体パターン111が形成された半導体基板110とが、接着層130で接着された状態を示している。なお、半導体基板110は、その製造時に外部接続用電極部114側に銅箔115が形成されるが、図11(a)では銅箔115が除去される前の状態を示している。また、ここでは図3(d)の処理を省略しており、半導体ウエハ120のSi裏面にはUVテープを貼付していない。
(ハーフカット工程)
ハーフカット工程を、図11(b)を用いて説明する。本実施形態のハーフカット工程も、図4(a)に示したものと同様であるが、本実施形態ではまず銅箔115を除去した後に、絶縁層112側から半導体ウエハ120の途中までハーフカットダイシングしている。このハーフカットダイシングにより、研削溝126が形成される。
ハーフカット工程を、図11(b)を用いて説明する。本実施形態のハーフカット工程も、図4(a)に示したものと同様であるが、本実施形態ではまず銅箔115を除去した後に、絶縁層112側から半導体ウエハ120の途中までハーフカットダイシングしている。このハーフカットダイシングにより、研削溝126が形成される。
(接着層延在工程)
接着層延在工程を、図11(c)を用いて説明する。図4(b)、(c)と同様に、半導体ウエハ120を下方向に、かつ半導体基板110を上方向に加圧しながら、所定の温度で加熱する。このときの加圧加熱により、接着層130の樹脂が研削溝126内に流れ込み、研削溝126が樹脂で充填されて図11(c)の状態になる。この状態で接着層130を加熱硬化させることにより、半導体ウエハ120が接着層130に接着固定される。接着層130は、半導体ウエハ120の保護層122の面だけでなく、研削溝126の内部でも半導体ウエハ120の側面に強固に接着されている。
接着層延在工程を、図11(c)を用いて説明する。図4(b)、(c)と同様に、半導体ウエハ120を下方向に、かつ半導体基板110を上方向に加圧しながら、所定の温度で加熱する。このときの加圧加熱により、接着層130の樹脂が研削溝126内に流れ込み、研削溝126が樹脂で充填されて図11(c)の状態になる。この状態で接着層130を加熱硬化させることにより、半導体ウエハ120が接着層130に接着固定される。接着層130は、半導体ウエハ120の保護層122の面だけでなく、研削溝126の内部でも半導体ウエハ120の側面に強固に接着されている。
(Si裏面研削工程)
Si裏面研削工程を、図11(d)、(e)を用いて説明する。Si裏面研削工程は、第1の実施形態の半導体装置10の製造方法にはない工程である。本工程は、図11(d)に示すように、半導体ウエハ120の保護層122を有する面とは反対側のSi裏面を所定の研削手段を用いて研削する。Si裏面を研削することにより、半導体ウエハ120を所定の厚さまで薄型化することができる。研削する厚さとして、少なくとも研削溝126の底部に達するまで半導体ウエハ120を研削するのがよい。
Si裏面研削工程を、図11(d)、(e)を用いて説明する。Si裏面研削工程は、第1の実施形態の半導体装置10の製造方法にはない工程である。本工程は、図11(d)に示すように、半導体ウエハ120の保護層122を有する面とは反対側のSi裏面を所定の研削手段を用いて研削する。Si裏面を研削することにより、半導体ウエハ120を所定の厚さまで薄型化することができる。研削する厚さとして、少なくとも研削溝126の底部に達するまで半導体ウエハ120を研削するのがよい。
半導体ウエハ120のSi裏面を所定の厚さになるまで研削したのち、Si裏面に保護用テープ(保護フィルム)125を貼付する(図11(e))。但し、半導体装置101を部品内蔵用とする場合には保護用テープ125を貼付せず、単体で用いる場合に保護用テープ125を貼付する。
(フルカット工程)
フルカット工程を、図11(f)を用いて説明する。フルカット工程は、図5に示すように、半導体基板110と半導体ウエハ120の全体を、上記のハーフカットの位置でフルカットダイシングする。図5(a)の処理と同様に、まず外部接続用電極部114上に半田ボール116を搭載する。但し、半導体装置101を部品内蔵用とする場合には半田ボール116を搭載せず、単体で用いる場合に半田ボール116を搭載する。
フルカット工程を、図11(f)を用いて説明する。フルカット工程は、図5に示すように、半導体基板110と半導体ウエハ120の全体を、上記のハーフカットの位置でフルカットダイシングする。図5(a)の処理と同様に、まず外部接続用電極部114上に半田ボール116を搭載する。但し、半導体装置101を部品内蔵用とする場合には半田ボール116を搭載せず、単体で用いる場合に半田ボール116を搭載する。
続いて、図11(f)(図5(b)と同様)に示すように、保護用テープ125の上に例えばダイシング用テープ127を貼付し、その後に半導体基板110及び半導体ウエハ120をフルカットダイシングする。これにより、半導体ウエハ120がチップ単位に切断される。
フルカットダイシングにおいては、図11(b)で示したハーフカット工程におけるカットライン上で、フルカットダイシングの切断幅がハーフカットダイシングの切断幅よりも小さくなるような切断手段を用いる。これにより、フルカットダイシングされた後の研削溝126に接着層130が残され、研削溝126近傍で接着層130が略横T字状に形成される。
接着層130の研削面近傍の縦断面形状が、このような略横T字形状を有することで、保護層122、導体パターン111、絶縁層112の側面全体、及び半導体素子121の側面の少なくとも一部が接着層130で覆われ、半導体素子121と保護層122との界面、及び保護層122と接着層130との界面が外部に露出しない構造を得ることができる。これにより、界面剥離の発生を抑制して、信頼性を向上させることができる。
また、Si裏面研削工程で半導体ウエハ120のSi裏面を研削することで、半導体素子121を薄型化することができる。このような薄型化により、半導体素子121のSi厚さを50μm以下としても反りを防止することができる。これにより、ウエハレベルで総厚100μm以下の半導体素子を形成することができる。また、半導体素子121のSi面に保護用テープ125を貼付することで、半導体素子121の反りを防止する効果をさらに高めることができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る半導体装置およびその製造方法の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における半導体装置およびその製造方法の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1,1’、110:半導体基板
2、112:絶縁層
5、111:導体パターン
6、113:第2の金属バンプ
7、7’、114:外部接続用電極部
8、130:接着層
10、100:半導体装置
20、120:半導体ウエハ
20a、121:半導体素子
21、123:電極部(電極パッド)
22、124:第1の金属バンプ(スタッドバンプ)
23、122:保護層
25、32:UVテープ
26、126:研削溝
27、125:保護用テープ
30a,30b:プレス板
31、116:半田ボール
115:銅箔
127:ダイシング用テープ
2、112:絶縁層
5、111:導体パターン
6、113:第2の金属バンプ
7、7’、114:外部接続用電極部
8、130:接着層
10、100:半導体装置
20、120:半導体ウエハ
20a、121:半導体素子
21、123:電極部(電極パッド)
22、124:第1の金属バンプ(スタッドバンプ)
23、122:保護層
25、32:UVテープ
26、126:研削溝
27、125:保護用テープ
30a,30b:プレス板
31、116:半田ボール
115:銅箔
127:ダイシング用テープ
Claims (15)
- 一方の面に電極部を有する半導体素子と、
前記電極部の少なくとも一部を露出するように前記半導体素子の一方の面を被覆する保護層と、
一方の面に外部接続用電極部を有する導体パターンと、
前記外部接続用電極部の少なくとも一部を露出するように前記導体パターンの一方の面を被覆する絶縁層と、
絶縁性樹脂からなり、前記保護層と前記導体パターンの他方の面とを接着する接着層と、を備え、
前記保護層と前記導体パターンと前記絶縁層の各側面の全体および前記半導体素子の側面の少なくとも一部を研削して側面研削部が形成され、
前記側面研削部に前記接着層が略横T字状に延在している
ことを特徴とする半導体装置。 - 前記側面研削部の前記半導体素子側に研削された長さを第1の研削長さDとし、前記側面研削部の前記絶縁層側に研削された長さを第2の研削長さLとしたとき、前記第1の研削長さと前記第2の研削長さはD≧Lの関係を満たしている
ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記側面研削部の研削幅をWとしたとき、前記第1の研削長さと前記研削幅は、D≧Wの関係を満たしている
ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。 - 前記第1の研削長さと前記研削幅は、D≧1.5Wの関係を満たしている
ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。 - 前記側面研削部の前記半導体素子との界面に形成される角部の角度をθとしたとき、θ≧90°である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 前記側面研削部の前記半導体素子との界面に形成される角部の曲率半径をRとしたとき、R≧1μmである
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 前記半導体素子の側面全体を研削して前記側面研削部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記半導体素子の他方の面には、保護用テープが貼付されている
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 前記外部接続用電極部は、突起状の電極部である
ことを特徴とする請求項1乃8のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 前記突起状の電極部は、内部に絶縁性樹脂が充填されている
ことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。 - 前記電極部上に形成された第1の金属バンプと、前記導体パターンの他方の面に形成された第2の金属バンプとをさらに有し、
前記第1の金属バンプと前記第2の金属バンプとを接続することにより、前記半導体素子が前記導体パターンに電気的に接続される
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 一方の面に電極部を有する半導体素子と、前記電極部の少なくとも一部を露出するように前記半導体素子の一方の面を被覆する保護層と、を備えた半導体ウエハと、
一方の面に外部接続用電極部を有する導体パターンと、前記外部接続用電極部の少なくとも一部を露出するように前記導体パターンの一方の面を被覆する絶縁層と、を備えた半導体基板とを、
絶縁性樹脂からなる接着層で接着して形成する半導体装置の製造方法であって、
前記半導体ウエハの前記保護層側の面と前記半導体基板の前記絶縁層とは反対側の面とを前記接着層を挟んで接着させる接着工程と、
前記絶縁層から前記半導体素子の途中まで所定の位置でハーフカットダイシングするハーフカット工程と、
前記接着層を加圧して前記ハーフカットダイシングによって形成された研削溝に前記接着層を延在させる接着層延在工程と、
前記絶縁層から前記半導体素子までの全体を前記所定の位置でフルカットダイシングするフルカット工程と、を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記ハーフカットダイシングで研削される幅は、前記フルカットダイシングで研削される幅よりも大きい
ことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記フルカット工程の前に、前記半導体ウエハの前記保護層とは反対側の面を研削する薄型化工程をさらに有する
ことを特徴とする請求項12または13に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記薄型化工程では、少なくとも前記研削溝の底部に達するまで前記半導体ウエハを研削する
ことを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
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