JP2009077467A - ステッピングモータのマイクロステップ駆動方法およびそれを用いた指示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転速度と、回転速度に関係なく一定にしたステッピングモータの制御角度の分解能とを基に通常装備される制御部(CPU)により演算処理し得られた結果に基づいてPWMキャリアを求めて回転制御するため、簡易な回路構成でより細かな(滑らかな)動きを実現することができるステッピングモータのマイクロステップ駆動方法およびそれを用いた指示装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】マイクロステップ駆動方法において、入力信号を回転速度に変換する工程と、回転速度と、回転速度に関係なく一定した制御角度121の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)130を設定する工程とを備えたステッピングモータ115のマイクロステップ駆動方法であり、単純な演算処理によってより細かな(滑らかな)回転を制御することができる。
【選択図】図1
【解決手段】マイクロステップ駆動方法において、入力信号を回転速度に変換する工程と、回転速度と、回転速度に関係なく一定した制御角度121の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)130を設定する工程とを備えたステッピングモータ115のマイクロステップ駆動方法であり、単純な演算処理によってより細かな(滑らかな)回転を制御することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、PWM信号を用いたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法およびそれを用いた指示装置に関する。
一般的なステッピングモータの使用において、制御角度の分解能すなわち入力の1パルスに対応して進むステッピングモータ回転角度はフルステップとハーフステップの2種類があり、そのときの1ステップ当たりの進み角Rは、(数1)で表される。
ここで、1サイクルのステップ数はステッピングモータ巻数の励磁パターンが同様になるまでの数とする。図9はステッピングモータの構成を示す説明図、図10はステッピングモータの駆動方法による分解能を示す説明図である。
例えば、図9に示すローターの歯数(極対数)が25の2相ステッピングモータを図10に示すユニポーラによるフルステップ駆動の場合、1サイクルのステップ数は4となるので、制御角度の分解能は3.6度/ステップとなる。またハーフステップ駆動の場合、1サイクルのステップ数は8となるので、制御角度の分解能は、1.8度/ステップとなる。
そして、ステッピングモータの一般的な使用方法においては、ステータの各巻線(図示せず)へ流す電流を制御することにより回転させることができる。しかしこの方法は、簡単で小規模な制御回路で実現できるが、その反面、制御角度の分解能は1.8度/ステップより小さくならない。以上の2相ステッピングモータの欠点を補う方法の1つにマイクロステップ駆動方式がある。
図11は従来のステッピングモータのマイクロステップ駆動方式の動作を示す説明図である。
このマイクロステップ駆動方式は、図10に示すように細かな位置を制御する技術の一つにコイルへの通電電流を階段的に変化させ通電電流に応じた位置に回転子を停止させることができる。
図12は従来のステッピングモータのマイクロステップ駆動方法の構成を示す回路図である。
従来のステッピングモータのマイクロステップ駆動方法は、ステッピングモータの各巻線(図示せず)に流す電流を正弦波電流設定データおよび余弦波電流設定データに基づいて、正弦波状、余弦波状にそれぞれ変化させ、前記電流設定データの分割数に応じた制御角度の分解能でローター3の回転を制御するようにしたマイクロステップ駆動方法であり、分割数の異なる電流設定データを複数種類用意し、ステッピングモータ1の設定最高速度に対して設定最高速度が高いときは分割数の少ない電流設定データを選択し、設定最高速度が低いときは分割数の多い前記電流設定データを選択するものである。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特公平8−8796号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ステッピングモータのマイクロステップ駆動のために分割数の異なる複数種類の電流設定データが用意され、より細かな制御を実施する上で、多くの分割数の異なる電流設定データが必要となると共に回路構成においても複数の記憶部が必要となるため、簡単で小規模な制御回路で実現できないという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するもので、回転速度と、回転速度に関係なく一定にしたステッピングモータの制御角度の分解能とを基に通常装備される制御部(CPU)により演算処理し、得られた結果に基づいてPWMキャリアを求めて回転制御するため、複数の異なる電流設定データが不要となるため、新たな回路構成としての記憶(メモリ)を必要とせず簡易な回路構成でより細かな(滑らかな)動きを実現することができるステッピングモータのマイクロステップ駆動方法およびそれを用いた指示装置を提供することを目的とするものである。
この目的を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
本発明の請求項1に記載の発明は、PWM信号を用いたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法において、入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する工程と、該回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する工程と、を備えたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法であり、通常装備される制御回路の単純な演算処理により細かな(滑らかな)回転を制御することができる。
請求項2に記載の発明は、PWM信号を用いたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法において、入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する工程と、該回転速度が予め設定された少なくとも2つの回転速度範囲のいずれかを判断し、該判断された回転速度範囲に1つの回転速度を対応付ける工程と、該対応付けられた回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する工程と、を備えたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法であり、通常装備される制御回路の演算処理の負荷が軽減できると共に単純な演算処理により細かな(滑らかな)回転を制御することができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、PWM信号を用いたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法において、入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する工程と、該回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する工程と、を備えたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法であり、通常装備される制御回路の単純な演算処理により細かな(滑らかな)回転を制御することができる。
請求項2に記載の発明は、PWM信号を用いたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法において、入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する工程と、該回転速度が予め設定された少なくとも2つの回転速度範囲のいずれかを判断し、該判断された回転速度範囲に1つの回転速度を対応付ける工程と、該対応付けられた回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する工程と、を備えたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法であり、通常装備される制御回路の演算処理の負荷が軽減できると共に単純な演算処理により細かな(滑らかな)回転を制御することができる。
請求項3に記載の発明は、PWM信号によりマイクロステップ駆動するステッピングモータと基準位置を検出する位置検出手段とを備えた指示装置において、前記位置検出手段は、遮光板の通過により得られる信号を基に前記基準位置を求める光学素子を有し、入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する検出手段と、該回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する演算処理手段と、を備えた指示装置であり、通常装備される簡単で小規模な制御回路でより細かな(滑らかな)回転を制御することができる。
請求項4に記載の発明は、PWM信号によりマイクロステップ駆動するステッピングモータと基準位置を検出する位置検出手段とを備えた指示装置において、前記位置検出手段は、遮光板の通過により得られる信号を基に前記基準位置を求める光学素子を有し、入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する検出手段と、該回転速度が予め設定された少なくとも2つの回転速度範囲のいずれか判断し、該判断された回転速度範囲に1つの回転速度を対応付ける分割・対応付け手段と、該対応付けられた回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する演算処理手段と、を備えた指示装置であり、通常装備される簡単で小規模な制御回路でより細かな(滑らかな)回転を制御することができる。
以上のように本発明は、PWM信号を用いたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法において、入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する工程と、該回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する工程とを備えたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法であり、通常装備される制御回路の単純な演算処理により細かな(滑らかな)回転を制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
(実施の形態1)
先ず、本発明の実施の形態1におけるマイクロステップ駆動方法を用いた指示装置の構成について説明する。ここで、位置検出手段は位置検出部、回転速度を検出する検出手段は速度検出部、制御手段は制御部、分割・対応付け手段は分割・対応付け部とする。
図1は本発明の実施の形態1におけるマイクロステップ駆動方法を用いた指示装置の構成を示すブロック図、図3はメータ(指示部)の構成を示す平面図、図4は機構部の構成を示す断面図である。
図1に示す指示装置110は、デジタル入力端子111aおよびアナログ入力端子111bとを備え、速度検出部112、A/D変換器119および演算処理部118からなる制御部113と、駆動回路部114と、ステッピングモータ115およびメータ(指示部)116からなる位置検出部117とから構成される。
以下、本発明の実施の形態1におけるマイクロステップ駆動方法の構成について詳細に説明する。
指示装置110は、センサ(図示せず)および舶用機器等から出力されるデジタル信号を入力する入力端子111aおよびアナログ信号を入力する入力端子111bを備え、デジタル入力端子111aに入力された入力信号またはアナログ入力端子111bに入力されデジタル変換器119により変換されたデジタル信号から回転速度を検出する速度検出部112、そしてこの速度検出部112からの回転速度の情報を含めた信号と予め設定された回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とを演算処理し、この結果に基づいてマイクロステップ駆動のPWM信号に変換する演算処理部118、そして演算処理部118からのマイクロステップ駆動のPWM信号をステッピングモータ115の駆動信号に変換する駆動回路部114、駆動回路部114からの駆動信号に応じて所定の値を示すように回転するステッピングモータ115、このステッピングモータ115の回転により所定の値を示すメータ(指示部)116から構成される。
そして、位置検出部117は、図3、図4に示すように目盛りが表示された表示板123、この表示板123の上部に配置され回転軸125に固着された指針124、そして表示板123の下部に配置され遮光に応じた信号を出力するフォトインタラプタ127、表示板123の下部に配置されステッピングモータ115の回転軸125に固着され且つフォトインタラプタ127を遮光する遮光板126から構成される。ここで、フォトインタラプタ127は、遮光板126による遮光に応じた出力信号129と基準電圧とを比較し生成する矩形波の信号を制御部113の演算処理部118に出力する構成となっている。
次に、本発明の実施の形態1におけるマイクロステップ駆動方法を用いた指示装置の動作について、図を用いて説明する。
図5はフォトインタラプタによる基準位置の設定動作を示す説明図、図6はフォトインタラプタの出力信号を示す説明図である。
指示装置10は、船舶用の制御機器間でデータ交換するNMEA2000(National Marine Electronics Association)からの信号やセンサ(図示せず)等からの信号に応じてステッピングモータ115を回転させ、メータ(指示部)116に所定の値を示す。
最初に、ステッピングモータ115を用いた指示装置110で必要となる基準位置の設定動作について説明する。
指示装置110が電源ONすると、位置検出部117は、基準位置を設定する動作を実行する。
図5に示すようにステッピングモータ115の回転軸125に固着された遮光板126が一定速度で右回転または左回転により1回転する。例えば右回転により遮光板126が回転する場合、時間t1からt3において、フォトインタラプタ127の開口部128は遮光板126により徐々に遮光され、時間t3からt4の間開口部128の全体が遮光板126により遮光された状態となる。そして時間t4からt6において、フォトインタラプタ127の開口部128は徐々に開口され、時間t6で開口部126の全体が開口される。
この状態において、フォトインタラプタ127は、図6に示すようにステッピングモータ115に固着された遮光板126が1回転する間の時間t1からt3において、フォトインタラプタ127の出力信号129の電圧レベルは、最大電圧レベルから徐々に小さくなり、時間t3からt4の間、最小電圧レベル状態を維持する。
そして、時間t4からt6において、フォトインタラプタ127の出力信号129の電圧レベルは徐々に大きくなり、時間t6で再び最大電圧レベルとなる。そして電圧比較器(図示せず)を備えた位置検出部117において、出力信号129を基準電圧と比較することにより、遮光板126により開口部128が遮光された矩形波の信号を生成し制御部113の演算処理部118に出力する。そしてこの矩形波の信号は、演算処理部118により矩形波の信号の時間幅より十分に小さいクロック信号を用いてこの生成した矩形波の信号の時間幅をカウントし、この時間幅の中点を検出して基準位置Tとする。ここで、基準位置Tは、メータ(指示部)116の表示板123に表示された目盛りの零点または所定の基準点とする。
以上の動作により基準位置Tが設定されると、指針124は無入力の場合、所定の値を示す。一般的には零点を示すことになる。
次に、本発明の実施の形態1におけるマイクロステップ駆動方法の動作について、図1、図7および図8を用いて説明する。
図7(a)〜(d)は本発明の実施の形態1におけるマイクロステップ駆動方法の動作を示す説明図、図8(a)〜(k)はマイクロステップ駆動方法の制御角度の分解能を示す説明図である。
図1に示す指示装置110に船舶用の制御機器、例えばNMEA2000からのデジタル信号が入力端子111aに入力されると、速度検出部112は入力されたデジタル信号に対する回転速度を検出する。そして速度検出部118により検出された回転速度の情報を含めた信号が演算処理部112に入力される。演算処理部118は、予め設定された回転速度に関係なく一定した制御角度121の分解能と、回転速度の情報を含めた信号とを演算処理し、この演算処理結果に基づいてマイクロステップ駆動のPWM信号122に変換する。
一方、アナログ入力端子111bに入力されたアナログ信号は、A/D変換器119によりデジタル信号に変換され、速度検出部112に出力され、速度検出部112からの演算処理部118で同様の動作が実施される。
ここで、PWM信号122は、図7(a)〜(d)に示すように入力される信号の回転速度に関係なく予め設定された1つの制御角度121の分解能を基にPWMキャリア(周期)130を決定する。その結果異なる回転速度、例えば360度/secと180度/secのPWM信号122のPWMキャリア(周期)130はT1対2T1の1対2となるが、デューティー比およびPWM周波数は同じとなる。尚、予め設定された1つの制御角度121の分解能は、TVの垂直同期信号の周期と同様の観点により決定される。例えばPAL方式におけるTVの垂直同期信号の周期は約40msecであり、本来静止している画像が目の残像現象により動くように見える。この観点に注視し、6度/sec程度の低速回転に対して約0.4度(15ポイント/sec)までがこの効果を利用することができる。しかし低速回転の場合、より細かな(滑らかな)指針124の動きは、制御角度121の分解能を小さくすれば当然さらに細かな(滑らかな)動きとなるがPWM周波数が上昇し、制御部113のクロックも上昇するため、高応答のデバイスが必要となり、指示装置110が高価となる。ここで、図8(a)〜(k)に示すようにPWM周波数はPWM信号122を生成するクロック信号であり、1ビット分が制御角度121の分解能に相当する。一般的にはPWM周波数は数百kHz以下が望ましいとされる。
回転速度R、PWMキャリア(周期)Tk、制御角度の分解能An、PWM周波数fpおよび基本ステップ角Asとの関係は、
Tk=An/R
fp=(Tk/(As/An))
で表される。
で表される。
(表1)に示すように入力信号の回転速度Rの変化に対してPWMキャリア(周期)130を一定とすると、制御角度121の分解能は回転速度が低くなるに従い高分解能となるが、PWM周波数は高くなり、指示装置110も高価となる。
次に、本発明の実施の形態1におけるマイクロステップ駆動方法によるPWM信号122の入力信号の回転速度Rに対する制御角度121の分解能およびPWM周波数を(表2)に示す。
ここでも同様に基本ステップ角を18度とした。
ここでも同様に基本ステップ角を18度とした。
(表2)に示すように入力信号の回転速度Rに関係なく制御角度121の分解能を低回転速度でも細かく(滑らかに)回転する0.36度に予め設定し、この制御角度の分解能を基にPWMキャリア(周期)130を設定することで低速度回転時にもより細かな(滑らかな)動きが実現できると共にPWM周波数を安価な回路で構成できる低周波数に止めることができる。
そして、駆動回路部114は、制御部113の演算処理部118で生成されたPWM信号130をステッピングモータ115の駆動信号に変換し、ステッピングモータ115を駆動する。その結果PWM信号130に応じた値が回転軸125に固着された指針124によりメータ(指示部)116の表示板123上の目盛りに示される。
以上のように回転速度と、回転速度に関係なく一定にしたステッピングモータ115の制御角度121の分解能とを基に通常装備される制御部(CPU)113により演算処理し、得られた結果に基づいてPWMキャリア130を求めて回転制御するため、複数の異なる電流設定データが不要となるため、新たな回路構成としての記憶(メモリ)を必要とせず簡易な回路構成で滑らかな動きを実現することができる。
(実施の形態2)
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2におけるマイクロステップ駆動方法を用いた指示装置について説明する。
以下、本発明の実施の形態2におけるマイクロステップ駆動方法を用いた指示装置の構成について、図を用いて説明する。
図2は、本発明の実施の形態2におけるマイクロステップ駆動方法による指示装置の構成を示すブロック図である。尚、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
実施の形態1と異なる構成は、速度検出部112からの回転速度の情報が予め設定された少なくとも2つの回転速度範囲のいずれかを判断し、この判断された回転速度範囲に1つの回転速度を対応付けする分割・対応付け部120が追加された点である。
この分割・対応付け部120により入力信号の回転速度に応じてPWMキャリア(周期)130を求める演算処理が不要となる。
以下、実施の形態2におけるマイクロステップ駆動方法を用いた指示装置の動作について説明する。
図2に示す分割・対応付け部120は、予め回転速度を少なくとも2つの範囲に分割、設定し、この分割された回転速度範囲毎に1つの回転速度が対応付けられている。そして速度検出部112から出力される回転速度の情報が分割された回転速度範囲のどの範囲に含まれるかを判断し、判断された回転速度の範囲に対応する1つの回転速度と、予め設定された制御角度121の分解能とにより演算処理することなくPWMキャリア(周期)130が対応付けられ、演算処理部118はこれらの情報からPWM信号122を生成する。
例えば、入力される回転速度Rを3分割した実施の形態2におけるマイクロステップ駆動方法によるPWM信号122の入力信号の回転速度Rに対する制御角度121の分解能およびPWM周波数を(表3)に示す。ここでも同様に基本ステップ角を18度とした。
(表3)に示すように入力される回転速度Rは、R>36度/sec、6度/sec≦R≦36度/secおよびR<6度/secに分割され、R>36度/secは360度/sec、6度/sec≦R≦36度/secは36度/sec、R<6度/secは6度/secに対応付けられている。そして制御角度121の分解能は0.36度とすることでPWMキャリア(周期)130は、1ms、10msおよび60ms、PWM周波数は50kHzとなり演算処理を必要とせずPWM信号122の条件が求められ、演算処理部118によりPWM信号122が生成される。以下実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
以上のように予め回転速度Rを少なくとも2つの範囲に分割し、この分割された回転速度Rの範囲毎に1つの回転速度が対応付けることにより速度検出部112から入力される回転速度の情報が分割された回転速度範囲のどの範囲に含まれるかを判断し、判断された回転速度の範囲に対応する1つの回転速度と、予め設定された制御角度121の分解能とにより演算処理することなくPWM信号122を生成することができる。
回転速度と、回転速度に関係なく一定にしたステッピングモータの制御角度の分解能とを基に通常装備される制御部(CPU)により演算処理し、得られた結果に基づいてPWMキャリアを求めて回転制御するため、簡易な回路構成でより細かな(滑らかな)動きを実現することができ、自動車、計測機器および舶用機器等に用いた指示装置に有効である。
110 指示装置
111a デジタル入力端子
111b アナログ入力端子
112 速度検出部
113 制御部
114 駆動回路部
115 ステッピングモータ
116 メータ(指示部)
117 位置検出部
118 演算処理部
119 A/D変換器
120 分割・対応付け部
121 制御角度
122 PWM信号
123 表示板
124 指針
125 回転軸
126 遮光板
127 フォトインタラプタ
128 開口部
129 出力信号
130 PWMキャリア(周期)
111a デジタル入力端子
111b アナログ入力端子
112 速度検出部
113 制御部
114 駆動回路部
115 ステッピングモータ
116 メータ(指示部)
117 位置検出部
118 演算処理部
119 A/D変換器
120 分割・対応付け部
121 制御角度
122 PWM信号
123 表示板
124 指針
125 回転軸
126 遮光板
127 フォトインタラプタ
128 開口部
129 出力信号
130 PWMキャリア(周期)
Claims (4)
- PWM信号を用いたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法において、
入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する工程と、
該回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する工程と、
を備えたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法。 - PWM信号を用いたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法において、
入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する工程と、
該回転速度が予め設定された少なくとも2つの回転速度範囲のいずれかを判断する工程と、
該判断された回転速度の範囲に1つの回転速度を対応付ける工程と、
該対応付けられた回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する工程と、
を備えたステッピングモータのマイクロステップ駆動方法。 - PWM信号によりマイクロステップ駆動するステッピングモータと基準位置を検出する位置検出手段とを備えた指示装置において、
前記位置検出手段は、遮光板の通過により得られる信号を基に前記基準位置を求める光学素子を有し、
入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する検出手段と、
該回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する制御手段と、
を備えた指示装置。 - PWM信号によりマイクロステップ駆動するステッピングモータと基準位置を検出する位置検出手段とを備えた指示装置において、
前記位置検出手段は、遮光板の通過により得られる信号を基に前記基準位置を求める光学素子を有し、
入力信号から前記ステッピングモータの回転速度を検出する検出手段と、
該回転速度が予め設定された少なくとも2つの回転速度範囲のいずれかを判断し、該判断された回転速度範囲に1つの回転速度を対応付ける分割・対応付け手段と、
該対応付けられた回転速度と、前記ステッピングモータの回転速度に関係なく一定した制御角度の分解能とに基づいてPWMキャリア(周期)を設定する制御手段と、
を備えた指示装置。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH053985A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd | ミシンにおけるパルスモータ制御装置 |
| JPH09506759A (ja) * | 1994-01-11 | 1997-06-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ステップモータの電気位相角と機械的駆動角との間の補正方法 |
| JPH1141989A (ja) * | 1997-07-18 | 1999-02-12 | Victor Co Of Japan Ltd | ステッピングモータの駆動装置及びこれを用いた監視カメラ装置 |
-
2007
- 2007-09-19 JP JP2007241691A patent/JP2009077467A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH053985A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd | ミシンにおけるパルスモータ制御装置 |
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