JP2009094706A - スピーカシステムおよびスピーカ用ボックス - Google Patents

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Yuji Takashima
Hiroyuki Naono
博之 直野
Sukeichi Miki
弼一 三木
Kenichi Takahashi
賢一 高橋
Junichiro Nishi
淳一郎 西
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Abstract

【課題】本発明は、スピーカ用ボックスを特殊な形状にしなくても、音圧周波数特性の制御可能なスピーカシステムを実現することを目的とする。
【解決手段】音波を反射しかつ吸音する吸音部材16をボックス17の前面バッフル17a面に担持することによって、ボックス17による回折効果を制御することが可能になる。したがって、スピーカユニット11の音圧周波数特性および音質を損ねない密閉型スピーカシステム10を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、音響機器に用いるスピーカシステムおよびスピーカ用ボックスに関する。
現在市販されている代表的なスピーカシステムとしては、密閉型スピーカシステムと、密閉型スピーカシステムに音響ポートを装着したバスレフ型スピーカシステムと、ドロンコーン型スピーカシステムが主流をなしている。これらのスピーカシステムに採用されているスピーカボックス(以下、単にボックスと言う)の形状は、直方体が一般的である。ボックスを直方体にすると、音の回折効果によりスピーカシステムの音圧に山谷が生じて音質を損ねる要因になっていた。
そこで、これを解決するために、従来はボックスの角を丸くしたり、ボックスを卵形や球形にしたりして、音圧の山谷を平坦化していた。
特許公開2002−247675 佐伯多門 監修「新版スピーカ&エンクロージャー百科」(株)第7刷、112ページ、誠文堂新光社(2005年9月15日発行)
しかしながら、従来のボックスは、木材やプラスチックなどの剛体(反射率:略1)からなる材料を使用していた。したがって、このような剛体からなるボックスを特殊な形状にすると、イ)製造コストが高くなる、ロ)デザイン上の制約を受ける、などの問題があった。
そこで本発明は、係る問題を解決して、ボックスを特殊な形状にしなくても、音圧周波数特性の制御可能なスピーカシステムを提供することを目的とする。
上記の問題を解決して目的を達成するために、本発明のスピーカシステムは、スピーカユニットと、スピーカユニットを装着するボックスと、音波を反射しかつ吸収する吸音部材とを備え、吸音部材がスピーカユニットの前面から放射した音波の伝播空間に担持されていることを特徴とする。
以上のような構成にすることによって、ボックスによる回折効果を制御することが可能になる。したがって、スピーカユニットの音圧周波数特性および音質を損ねないスピーカシステムを実現することができる。また、スピーカユニットの音圧周波数特性の山谷を抑制するように回折効果を制御することが可能になる。したがって、音圧周波数特性の平坦なスピーカシステムを実現することができる。
吸音部材によってボックスによる回折効果が制御されるメカニズムについては、未だ理論的な解析が十分になされていないので定かではないが、発明者等は以下のように推察している。
すなわち、スピーカユニットから放射された音波が吸音部材に衝突すると、吸音部材で反射した音波によって形成された回折音場が、スピーカユニットから直接放射された音波に重畳される。この回折音場の音圧周波数特性は、用いる吸音部材の反射率および吸音率によって変化する。したがって、吸音部材の反射率および吸音率を適切に選ぶことによって、スピーカシステムの音圧の山谷が平坦化されるものと推察している。
本発明のスピーカシステムは、吸音部材がボックスのスピーカユニット装着面に担持されていることを特徴とする。
また、吸音部材がボックスの周縁部に担持されていることを特徴とする。
さらに、吸音部材がボックスのスピーカユニット装着面および周縁部に担持されていることを特徴とする。
以上のような構成にすることによって、回折効果による音圧の山谷を小さくすることが可能になる。
また、本発明のスピーカシステムは、吸音部材がボックスのスピーカユニット装着面より前方に突出していることを特徴とする。
このような構成にすることによって、スピーカシステムの音圧の山谷を平坦化することが可能になる。
また、本発明のスピーカシステムは、吸音部材が互いに異なる反射率および吸音率を有する複数の材料で構成されていることを特徴とする。
このような構成にすることによって、回折効果による音場の山谷の設計自由度を高くすることができる。その理由は、吸音部材からの反射波の不連続性を減らし、反射波をなだらかにすることができるからである。
本発明のスピーカシステムによれば、従来のようにボックスを特殊な形状にしなくても、回折効果によって形成された音場の音圧を制御することができるため、スピーカシステムの音圧周波数特性を制御することができる効果が得られる。したがって、スピーカシステムの音圧周波数特性を平坦化することができる。また、ボックスの形状およびデザインの設計自由度が高くなる。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図16の図面を参照にして説明する。
(第1の実施の形態)
図1および図3〜図5は本発明に係るスピーカシステムの一構成例を示す概略図である。図2は、本発明に係るスピーカシステムに担持する吸音部材の配置を説明するための説明図である。尚、各図面において、同じ構成要素については同じ符号を付与し、重複する説明については省略する。
以下、スピーカシステムとして密閉型スピーカシステムを例にして説明する。
〔密閉型スピーカシステムの構成〕
図1は、ダイナミック型スピーカユニットを用いた密閉型スピーカシステムの一構成例である。図1Aは密閉型スピーカシステム10の側面の断面概略図である。図1Bは、図1Aに示す矢印Xから見た密閉型スピーカシステム10の正面概略図である。
図1において、17は木・プラスチックなどの剛体からなるボックス、17aはボックス17の前面バッフル、11はスピーカユニット、12はスピーカユニットのマグネット、13はスピーカユニット11の振動板、14はスピーカユニット11のフレーム、15はスピーカユニット11のエッジ、16は振動板13の前面から放射した音波を反射しかつ吸収する材料からなる吸音部材である。本実施形態の密閉型スピーカシステム10は、スピーカユニット11をボックス17に装着したスピーカシステム(以下、基準スピーカシステムと言う)の前面バッフル17aの全表面に吸音部材16を担持した構成になっている。
吸音部材16の厚さ(t)は、用いる吸音部材16の反射率および吸音率、スピーカユニット11の音圧周波数特性、要求される音質などに応じて所望の厚さに設定すればよい。一般的には、40mm以下の厚さで音圧の山谷が小さくなる。厚さ(t)を40mmより厚くする場合は、吸音部材16がホーン効果を有することになるため、ホーンを適切な形状にする必要がある。最適なホーン形状にすると、音圧の山谷がさらに小さくなるため、音圧の平坦化に有効である。
図3〜図5は、吸音部材16を前面バッフル17aに担持させた他の密閉型スピーカシステムの構成例である。尚、ここでは図1で説明した密閉型スピーカシステム10と異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明を省略する。
図3に示す密閉型スピーカシステム30は、吸音部材16をスピーカユニット11の外縁部に沿って円環状に担持させ、前面バッフル17aの一部を露出させた構成になっている。
図4に示す密閉型スピーカシステム40は、前面バッフル17aの一部をスピーカユニット11の外縁部に沿って円環状に露出させ、それ以外の部分の前面バッフル17aに吸音部材16を担持させた構成になっている。
図3および図4に示したように、前面バッフル17aの一部を露出すると、反射率および吸音率が互いに異なる材料で構成することができる。このような構成にすることによって、前面バッフル17aによる回折効果と、吸音部材16による回折効果とを重畳した音質が得られるため、音質の設計自由度が高くなる。
図5に示す密閉型スピーカシステムは、図1で説明した吸音部材16を前面バッフル17aより大きくした構成になっている。吸音部材16の形状は、図5Aに示すように、吸音部材16の各辺の長さを前面バッフル17aの各辺より長くしてもよい。この形態は、特に壁などに埋め込む埋め込み型スピーカシステムに好適である。
また、密閉型スピーカシステムを床に設置する用途に用いる場合は、図5Bに示すように、吸音部材16の下辺と前面バッフル17aの下辺とが面一になるようにすればよい。
吸音部材16の形態を図5に示す構成にすることによって、吸音部材16による回折効果が大きくなるため、音圧の山谷をより小さくすることできる。したがって、音圧周波数特性の山谷の大きなスピーカユニット11を用いても、音圧の山谷の小さなスピーカシステムを構築することができる。
以上に説明したように、吸音部材16の形態は、用いる吸音部材16の反射率および吸音率、スピーカユニット11の音圧周波数特性、要求される音質などに応じて所望の形態にすればよい。したがって、吸音部材16の形態は、以上に説明した形態に限定されるものではない。つぎに、吸音部材16の配置について説明する。
〔吸音部材の配置〕
図2は、図1で説明した基準スピーカシステムを例にして、吸音部材16の配置を説明するための説明図である。図2Aは、基準スピーカシステムの断面付近の空間を示す断面空間図である。図2Bは、基準スピーカシステムの正面付近の空間を示す正面空間図である。
吸音部材16は、図2のハッチングで示した空間の任意の位置に設ければよい。すなわち、スピーカユニット11の振動板13前面から放射された音波が伝播する空間であって、ボックス17の開口部21を前方に平行移動して形成される空間(振動板13の前方空間)を除く位置に設ければよい。
つぎに、吸音部材16の配置を変えた実施形態について説明する。
(第2の実施の形態)
図6から図8は、吸音部材16を図1で説明した基準スピーカシステムのボックス17の周縁部に設けた密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図である。図1と異なる点は吸音部材16を担持する位置のみである。したがって、図1と同じ構成要素については同じ符号を付与して重複する構成については説明を省略し、図1と異なる構成についてのみ説明する。
図6に示す密閉型スピーカシステム60は、吸音部材16を前面バッフル17aの周縁部の前方に設けた構成になっている。すなわち、前面バッフル17a前面と吸音部材16の前面とが面一になるように吸音部材16が設けられている。
図7に示す密閉型スピーカシステム70は、図6で説明した吸音部材16の下部を切り取って、吸音部材16の下辺と前面バッフル17aの下辺とが面一になるように吸音部材16が設けられている。
図8に示す密閉型スピーカシステム80は、図7で説明した吸音部材16がボックス17の外壁と間隙82を設けて配置されている構成になっている。吸音部材16は、前面バッフル17aに設けた支持台81に担持され、前面バッフル17a面と吸音部材16の前面とが面一になるように設けられている。
吸音部材16を図6および図7に示した位置に担持させることによって、前面バッフル17aによる回折効果と、吸音部材16による回折効果とを重畳した音質が得られる。したがって、吸音部材16の表面積および前面バッフル17aの表面積を変えることによって、音質を制御することができるため、音質の設計自由度が高くなる。また、図8に示すように、吸音部材16とボックス17との間に間隙82を設けた構成にすると、スピーカユニット11からの音波の一部が間隙82を通過するため、さらに音質の設計自由度を高くすることができる。
尚、図6〜図8では吸音部材16の前面と、前面バッフル17a面とを面一にしたが、図9に示すように、吸音部材16を前面バッフル17a面より前方に突出した構成にしてもよい。
このような構成にすることによって、吸音部材16による回折効果に加えて、突出させた吸音部材16によるホーン効果が発現する。したがって、スピーカシステムの音圧の山谷を平坦化させる手段として有効である。
ホーン効果は吸音部材16の突出し量に比例して大きくなる。一般的には、突出し量を40mm以上、好ましくは60mm以上にすると音圧の山谷が平坦化される点で望ましい。
(第3の実施の形態)
図10は、図5Aで説明した吸音部材16を互いに反射率および吸音率の異なる材料で構成した密閉型スピーカシステム100の一構成例を示す概略図である。図5Aと異なる点は吸音部材16の材料構成のみであり、その他の構成は図5Aと同じである。したがって、図5Aと同じ構成要素については同じ符号を付与して重複する構成については説明を省略し、図5Aと異なる構成についてのみ説明する。
図10において、前面バッフル17a面に担持されている吸音部材16aと、吸音部材16aの周縁部に担持されている吸音部材16bとは、互いに反射率および吸音率の異なる材料で構成されている。
このような構成にすることによって、吸音部材16aおよび16bと、ボックス17の外側の空気層との反射波の不連続性を減らし、反射波をなだらかにすることができる。しがたって、吸音部材の回折効果による音場の山谷の設計自由度をさらに高くすることができる。
尚、図10は、吸音部材16aと16bとの2種類の吸音部材を用いた構成例であるが、必要に応じて3種類以上の吸音部材で構成してもよい。また、複数の異なる吸音材料を複合してなる複合吸音部材でもよい。
以上に説明したスピーカシステムはいずれも密閉型スピーカシステムであるが、本発明によるスピーカシステムはバスレフ型スピーカシステム、ドロンコーン型スピーカシステムなどにも適用することができる。つぎに、バスレフ型スピーカシステムへの適用例について説明する。
〔バスレフ型スピーカシステムの構成〕
図15は、本発明に係るバスレフ型スピーカシステムの一構成例を示す概略図である。図15に示すバスレフ型スピーカシステム150は、ボックス17の一部に音響ポート151が装着されている以外は図1に示した密閉型スピーカシステム10と基本的な構成は同じである。したがって、図1と同じ構成要素については、図1と同一の符号を付与し説明を省略する。ここでは、図1と異なる構成についてのみ説明する。
吸音部材16は、図15に示すように、前面バッフル17a全面に担持されている。尚、吸音部材16の形態は、図15に示す形態に限定されるものではなく、第1から第3の実施の形態で説明した形態にしてもよいことは勿論である。
〔吸音部材の構成〕
本発明に適用し得る吸音部材16としては、音波を反射しかつ吸収するものであればいずれでもよい。具体的には、音響学で言う軟らかい材料すなわち音波の反射率(以下、単に反射率と言う)が1より小さい材料であればいずれでもよい。このような材料としては、連続気泡発泡体あるいは独立気泡と連続気泡とが混在している半独立気泡発泡体の樹脂・合成ゴムなどがある。
因みに、従来のボックスに用いられている木やプラスチックなどの剛体は、いずれも硬い材料に属し、反射率が略1である。
連続気泡発泡体あるいは半独立気泡発泡体としては、熱可塑性ポリウレタン・熱可塑性ポリオレフィン・熱可塑性ポリスチレンなどのエラストマ、NBR・SBR・シリコンゴム・エチレンプロピレンゴムなどの合成ゴムを材料にして発泡させたものがある。これらの発泡体の反射率を1より小さくするには、通気度が10cc/cm/sec以下、好ましくは略1cc/cm/secになるように発泡させることにより容易に得られる。通気度を10cc/cm/sec以下にすると、回折効果が大きくなる点で好ましい。
一般的に、通気度が10cc/cm/sec以下の連続気泡発泡体あるいは半独立気泡発泡体の反射率は0.8以下である。
(具体的実施例1)
以下に示すスピーカユニットを内容積0.66リットルの密閉型ボックスに装着した基準スピーカシステムを用意した。
(スピーカユニットの規格)
スピーカユニットの種類:ダイナミック型スピーカユニット「EAS8P170A」(パナソニック社製)
口径:φ70mm
インピーダンス:6Ω
最低共振周波数(f):155Hz
再生周波数帯域:f〜32kHz
出力音圧レベル:83.5dB/W(1m)
:2.4g
:1.2
(密閉型ボックスの構成)
ボックスの内寸法:縦110×横100×奥行60mm
ボックスの材料:パーティクルボード(板厚:15mm、反射率:略1)
つぎに、以下に示す吸音部材16をボックス17の前面バッフル17aに接着して、図1に示すような密閉型スピーカシステム10を作成した。
(吸音部材16の構成)
吸音部材の材料:ウレタンフォーム(ブリヂストン株式会社製「DOX」、通気度:約1cc/cm/sec、反射率:約0.7)
吸音部材の寸法:縦250×横220×厚20mm
尚、ウレタンフォーム「DOX」の垂直入射吸音率を図16に示す。
上述した密閉型スピーカシステム10を無響室で測定した音圧周波数特性を図13の実線で示す。尚、図13中の点線は、基準スピーカシステムの音圧周波数特性である。図13から分かるように、吸音部材16を前面バッフル17aに担持させることによって、最低共振周波数付近から1kHz付近までの中音域の音圧が、基準スピーカシステムより高くなりしかも音圧の山谷が小さくなった。
(具体的実施例2)
具体的実施例1と同様の基準スピーカシステムを用意し、図6に示すように、前面バッフル17a面と吸音部材16の前面とが面一になるように吸音部材16を、前面バッフル17aの周縁部に襟巻状に取り付けた密閉型スピーカシステム60を作成した。
(吸音部材16の構成)
吸音部材の材料:ウレタンフォーム(ブリヂストン株式会社製「DOX」)
吸音部材の寸法;外形寸法:縦300×横290×厚20mm
内形寸法:縦140×横130mm
上述した密閉型スピーカシステム60を無響室で測定した音圧周波数特性を図11の実線で示す。尚、図11中の点線は、基準スピーカシステムの音圧周波数特性である。図11から分かるように、吸音部材16を前面バッフル17aの周縁部に担持させることによって、中音域の音圧が基準スピーカシステムより高くかつ平坦化され、しかも具体的実施例1で説明した密閉型スピーカシステム10より中音域の音圧波形がさらに平坦化された。
(具体的実施例3)
具体的実施例1と同様の基準スピーカシステムを用意し、図9に示すように、以下に示す吸音部材16をバッフル17a面から80mm突出してボックス17の周縁部に取り付けた密閉型スピーカシステム90を作成した。
(吸音部材16の構成)
吸音部材の材料:ウレタンフォーム(ブリヂストン株式会社製「DOX」)
吸音部材の寸法;外形寸法:縦150×横140×奥行90mm
内形寸法:縦110×横100mm
上述した密閉型スピーカシステム90を無響室で測定した音圧周波数特性を図14の実線で示す。尚、図14中の点線は、基準スピーカシステムの音圧周波数特性である。図14から分かるように、中音域の音圧が基準スピーカシステムより高くかつ平坦化され、しかも具体的実施例2で説明した密閉型スピーカシステム60より低中音域の音圧レベルが高くなり、かつ中音域の音圧波形がさらに平坦化された。
(比較例1)
具体的実施例2で説明した密閉型スピーカシステム60の吸音部材16(ウレタンフォーム)を以下に示す木板に変えた密閉型スピーカシステムの音圧周波数特性を図12の実線で示す。尚、図12中の点線は、基準スピーカシステムの音圧周波数特性である。
(木板の構成)
木板の材料:杉板(反射率:略1)
木板の寸法;外形寸法:縦300×横290×厚10mm
内形寸法:縦140×横130mm
図12から分かるように、具体的実施例2で説明した密閉型スピーカシステム60と比較すると、最低共振周波数から500Hzの音圧が2〜4dBほど低くなりしかも音圧の山谷が大きくなった。
本発明に係るスピーカシステムおよびスピーカ用ボックスは音響機器分野に有用である。
本発明に係る密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る吸音部材の配置を説明するための説明図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る密閉型スピーカシステムの音圧周波数特性図。 比較例で用いた密閉型スピーカシステムの音圧周波数特性図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの音圧周波数特性図。 本発明に係る他の密閉型スピーカシステムの音圧周波数特性図。本発明に係る音響抵抗部材の垂直入射吸音率の一例を示す垂直入射吸音率特性図。 本発明に係るバスレフ型スピーカシステムの一構成例を示す概略図。 本発明に係る吸音部材の垂直入射吸音率を示す吸音特性図。
符号の説明
10、30、40、60、70、80、90、100 密閉型スピーカシステム
11 スピーカユニット
16 吸音部材
17 ボックス
17a 前面バッフル
150 バスレフ型スピーカシステム

Claims (12)

  1. スピーカユニットと、前記スピーカユニットを装着するボックスと、音波を反射しかつ吸収する吸音部材とを備え、前記吸音部材が前記スピーカユニットの前面から放射した音波の伝播空間に担持されていることを特徴とするスピーカシステム。
  2. 前記吸音部材が前記ボックスのスピーカユニット装着面に担持されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカシステム。
  3. 前記吸音部材が前記ボックスの周縁部に担持されていることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のスピーカシステム。
  4. 前記吸音部材が前記ボックスのスピーカユニット装着面より前方に突出していることを特徴とする請求項3に記載のスピーカシステム。
  5. 前記ボックスと前記吸音部材とが、互いに異なる反射率および吸音率を有する材料で構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のスピーカシステム。
  6. 前記吸音部材が、互いに異なる反射率および吸音率を有する複数の材料で構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスピーカシステム。
  7. 前記スピーカユニットが密閉されたボックスに装着されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のスピーカシステム。
  8. 前記ボックスの一部に音響ポートが具備されていることを特徴とする請求項7に記載のスピーカシステム。
  9. スピーカユニットを装着するための開口部を有するボックスと、音波を反射しかつ吸収する吸音部材とを備え、前記吸音部材が前記ボックスの外側に担持されていることを特徴とするスピーカ用ボックス。
  10. 前記吸音部材が前記開口部を有するボックス面に担持されていることを特徴とする請求項9に記載のスピーカ用ボックス。
  11. 前記吸音部材が前記ボックスの周縁部に担持されていることを特徴とする請求項9もしくは10に記載のスピーカ用ボックス。
  12. 前記吸音部材が前記開口部を有するボックス面より前方に突出していることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載のスピーカ用ボックス。
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