JP2009105363A - バルク用セグメントフィーダー、部品供給用アタッチメント、電子部品処理装置、及び、部品搬送装置 - Google Patents

バルク用セグメントフィーダー、部品供給用アタッチメント、電子部品処理装置、及び、部品搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】テープフィーダー方式は紙テープ等が大量の産業廃棄物となる、部品体積に比しテープ体積が比較不能に大で流通面の効率が悪い。従来のバルクフィーダー方式は部品の残量により取出し確率が変わる、部品同士の接触で黒色化が生じる、部品の割れ、欠け、詰まりが生じる、多数種有る異品種部品にコスト、流通、設備投資等で対応し難い、部品の小型化に対応し難い。
【解決手段】部品供給用アタッチメントBとプラットフォームCとからなり、プラットフォームCは制御部52と振動機構4と装置固定手段3を備え、部品供給用アタッチメントBは部品搬送レール1と部品収納部2を備え、プラットフォームC(共通部材)に異なる部品供給用アタッチメントB(単位部材)を固定手段6により着脱交換自在に備えたバルク用セグメントフィーダーAを、電子部品処理装置Dに装置固定手段3により着脱交換自在に搭載して課題を解決した。
【選択図】図2

Description

本発明は、各種電子部品主としてコンデンサ、レジスタ等のチップ型電子部品(以下、単に部品と記す。)をバラの状態(バルク)で供給・整列・搬送する振動搬送方式の部品フィーダーに係る。
従来、電子部品処理装置として、電子部品実装装置(マウンタ)、電子部品特性選別機、電子部品外観選別機、電子部品包装装置等が使用されており、例えば、前記電子部品実装装置(部品をプリント基板等の目的位置に設置・実装するマウンタ)に部品を供給する方式として、『テープフィーダー方式』が用いられている。
『テープフィーダー方式』
前記テープフィーダー方式は、狭長な紙テープに等間隔に配置された収納穴に1個宛部品が収納され、収納穴がカバーテープにより封止されてなるテーピング電子部品連から、カバーテープを剥がしつつ前記収納穴から部品を前記電子部品実装装置の部品吸着ノズル等で取出して供給する方式であり、従来、この方式が広く用いられている。通常、テーピング電子部品連は、例えば数千個から数万個単位で設定個数分宛をリールに巻回して供給される。
従来のテープフィーダー方式は下記のような利点がある。
(1)テープフィーダーの構造が簡単でメンテナンスが容易であるため、ランニングコストが低い。
(2)電子部品実装装置で部品の吸着ミスが発生しても、次の部品が供給されるため、部品実装側の設備停止に至らないで済む。
(3)部品を紙テープとカバーテープで1個ごとに包装しているため、部品同士が擦れず、品質の保持性が良い。
(4)部品コード、製品管理コード(リールに貼付されている)で管理するため、電子部品実装装置にセットするときに間違いが発生しにくい。
一方で、従来のテープフィーダー方式には下記のような課題がある。
(1)紙テープとカバーテープ(プラスチック製)とが、大量の産業廃棄物として出るため、資源浪費や環境上の問題がある。
(2)部品の小型化が進んでも収納している部品の体積に対して、テーピング電子部品連の体積が比較にならぬほど大きいため、保管や運搬等の流通面で効率が悪い。セットの生産を行うとき、特性の異なる部品を必要な個数だけ実装基板上へ装着することを要し、特に、コンデンサや抵抗器等の部品は使用する特性の種類が多く、使用する部品数量も多いため、それに対応した数のチップテープリールを要し、そのために広い保管スペースが必要になる。よって、近時のように部品の小型化(例、0603型=0.6×0.3×0.3mm)が進んでも、その部品をテーピングするための包装体積(チップテープの体積)は従前と同じく大きいため、保管スペースを削減することができない。
(3)部品補充作業(次リールの交換・装着等)に手数・時間(120秒位)が掛る。
(4)紙テープに収納穴や送り穴を形成する際にケバが発生するため、部品を取出す際にケバに引っ掛かったり、ケバが部品吸着ノズルに吸い込まれて部品吸着ノズルを詰まらせ、吸着ミスを引起こす。
また、実装時にカバーテープを剥離する際や電子部品実装装置が廃材になった紙テープを裁断する際に、紙粉が発生し易く、この紙粉が実装基板上のはんだ接合部に付着するとはんだ接合不良を引き起こす。このような現象は、部品サイズが小さくなればなる程、顕著になる。
(5)テーピング電子部品連は、例えば数千個から数万個単位で設定個数分宛をリールに巻回して供給されるので、部品の変量供給(少量から多量まで自在に)に対応できない。
(6)電子部品実装装置の吸着時に、紙テープの加工精度(例、収納穴の形状・寸法・位置の精度)の影響を受け、収容穴の成形精度が低い場合に吸着ミスが発生する。
近年、さらなる部品サイズの小型化、高密度実装が進む中、テープフィーダー方式の問題点を解決するものとして、バラの状態(バルク)で部品を供給する『バルクフィーダー方式』が提案されている。
『バルクフィーダー方式』
バルクフィーダー方式は、バラの状態(バルク)にある部品を整列搬送して供給する方式である。
このようなバルクフィーダー方式として、従来から様々な機構を持ったフィーダーが各種提案されているが、いずれの機構も部品をバラの状態で収納した部品収納部から1個ずつ部品を取出し搬送供給するものである。一般化して説明すると、
A.部品収納部からの部品の取出しを行なう機構としては、
A-1エアー方式
A-2ホッパー方式
A-3回転ドラム方式
があり、
B.取出された部品を取出し部まで整列搬送する機構としては、
B-1エアー方式
がある。
次に、各方式を具体的に説明する
A-1「エアー方式」(図28)
特許文献1に示されているように、エアー方式は、バラの状態(バルク)で部品収納部(201)に収納した多数の部品tを、重力落下によりゲート(202)から送給孔(203)に導入して送給し、また、ゲート(202)で部品が詰まらないように付近に発生する部品tの渋滞ブリッジを噴気孔(204)の間欠エアーの吹き出しにより解除して送給するようにしたものである。
主として、バルク専用の電子部品実装装置、中低速タイプの電子部品実装装置、モジュールタイプ電子部品実装装置等に採用されている。
A-2 「ホッパー方式」(図29)
特許文献2に示されているように、ホッパー方式は、バラの状態(バルク)で部品収納部(201)に投入した多数の部品tを、重力落下によりゲート(202)から送給孔(203)に導入して供給し、また、ゲート(202)付近に発生する部品tの渋滞ブリッジを可動パーツ(205)の上下運動により解除して送給するようにしたものである。
主として、バルク専用の電子部品実装装置や、高速タイプの電子部品実装装置に採用されている。
A-3 「回転ドラム方式」(図30)
特許文献3に示されているように、回転ドラム方式は、回転ドラム(206)を内装した部品収納部(201)にバラの状態(バルク)で多数の部品tを投入し、回転ドラム(206)の円周面に配備された磁石(磁力)(207)、溝、若しくは、爪などで部品tを円周面に保持し回転ドラム(206)を回転・搬送して部品を送給孔(203)へ導入して送給するようにしたものである。
主として、高速タイプの電子部品実装装置やモジュールタイプ電子部品実装装置に採用されている。
B-1・「エアー方式」(図28、29、30)
特許文献1,2,3に示されているように、前記A-1・A-2・A-3の送給孔(203)及び/又は取出し部(208)に通気孔(209)を備え、前記各通気孔(209)のエアーの噴出若しくは吸引によって、送給孔(203)に導入された部品を各取出し部(208)まで搬送送給する。
「参考特許文献」
特開平8−119422号公報 実開平4−125238号公報 特開2000−277983号公報
バルクフィーダー方式は、従来のテープフィーダー方式の多くの課題を解決してきたものの、未だ解決できない下記のような課題が残されている。
まず、[A]部品収納部からの部品の取り出しを行う機構として、「エアー方式」、「ホッパー方式」、「回転ドラム方式」のいずれの場合にも、
(1)部品の残量によって取出し確率が変わるため、速度追従性が悪い。
(2)かき混ぜられるので部品同士が擦れ合って電極部分が黒色化したり、
部品の割れ欠けが生じる。
(3)部品収納部の出口や隙間に部品が詰まる。
といった課題を有する。
さらに、「回転ドラム方式」では、磁石を用いて部品を吸着しているため、対象部品が磁性体を含む電極品に限定されてしまうという課題がある。
また、[B]取り出された部品を搬送する機構として、「エアー方式」の場合には、
(1)部品の重量、搬送路の長さで搬送速度が影響される。
(2)部品が小さくなればなるほど搬送路の加工精度が要求される。
(3)部品側のサイズのバラつきが大きくなると搬送路内での詰まりが発生する。
(4)搬送路が装置内を通るため、外から見えない。
という課題がある。
さらに、上記した以外でも、搬送された部品を実装するための「取出し部」においても、従来のバルクフィーダー方式は、電子部品実装装置の部品吸着ノズル(51)等で、取出し部(208)から部品tを1個取出しする場合に、重力、エアー等で搬送されてくる部品の、先頭の部品1個を移乗ステージ(210)(図31)に移乗して、先頭部品と2番目部品の間を1個切り(1個分離)するので、その乗換え繋ぎ目で部品が引っかかるトラブルが多発したり、先頭の部品を一定の向きにして(部品吸着ノズルとの相対位置精度のため)取出しているため、部品が小さくなればなるほど、取出し部の構成(ステージ、取出し方式(吸引、ピン、シャッター等)の構成)及び各パーツに高度の精密加工精度が要求され、そのため小型化対応が困難な課題があった。
このような機構ごとの課題が存在する上に、
さらに、バルクフィーダー方式自体に共通する下記の課題がある。
(1)バルクフィーダー自体の価格が高く、初期投資コストが高い。
(2)バルクフィーダーの構造が複雑で、部品搬送経路での継ぎ目やパイプの途中で部品がつまり易く、設備の稼動停止に至る。しかも、部品の搬送経路がフィーダー内部を通過するため、部品つまりを解消し難く、メンテナンスが悪い。また、搬送通路上に残チップが有っても判らないので、次の部品との異品種混入を生じる恐れがある。
そのため、部品の品種ごとにフィーダーを準備する必要がある。
(3)部品メーカーごとに部品サイズに規格内の差異があるため、送給路で詰まりやすく、いずれの部品メーカーの部品にも共通して使用できるフィーダーがない。
(4)量産製品の変更により、実装する部品を変更するための設備の段取り替えが大変で、多品種変量生産に向かず、汎用性が低い。
(5)部品が個々に包装されていないため、フィーダーや部品収納部を揺らすと、バラの部品が攪拌され、部品同士が擦れあって、電極部の黒色化が発生する。この結果、部品のはんだ濡れ性が悪くなる。
(6)間違った部品を補充する混入問題が発生し易い(トレーサビリティーが不利、残量チップ検出が困難)。
(7)部品が小型になる程、搬送路の高い加工精度が要求されるため、特に1005型(1.0×0.5×0.5mm)以下の小型部品への対応が難しい。例えば表1に示すように、部品のサイズが小さくなればなるほど、体積、重量は格段に小さくなり、扱いにくくなるため、高い加工精度が要求される。
[表1]は、従来、一般的に使用されている部品の「通称」とサイズその他の諸元を示すものである。
そこで、本発明の目的は、上記従来のバルクフィーダー方式の課題を解決するとともに、新規な形態のバルク用セグメントフィーダー、部品供給用アタッチメント、電子部品処理装置及び部品搬送装置を提供することである。
請求項1のバルク用セグメントフィーダーは、部品供給用アタッチメントとプラットフォームとからなり、
前記プラットフォームは、制御部とトッププレートを有する振動機構と装置固定手段とを備え、電子部品処理装置に対して装置固定手段により取り外し自在に固定され、前記部品供給用アタッチメントは、部品搬送レールと部品収納部とを備え、前記部品供給用アタッチメントの部品搬送レールが、前記振動機構のトッププレートに対して固定手段により取り外し自在に固定され、プラットフォームに対して、異なる部品供給用アタッチメントの搭載・交換を可能としたことを特徴とする。
請求項2の発明は、バルク用セグメントフィーダーが固定される前記電子部品処理装置は、少なくも、電子部品実装装置、電子部品特性選別機、電子部品外観選別機、電子部品包装装置であることを特徴とする。
請求項3のバルク用セグメントフィーダーは、前記電子部品処理装置の何れに対しても搭載を可能としたことを特徴とする。
なお、本発明バルク用セグメントフィーダーは、例えば、電子部品実装装置(マウンター)の部品供給部として搭載するものであり、複数を並列連装して使用しても良い。
請求項4の、前記バルク用セグメントフィーダーを前記電子部品処理装置に固定する前記装置固定手段は、レバー、ネジ、マグネット、又は爪の嵌合いであり、前記バルク用セグメントフィーダー又は/及び前記電子部品処理装置に設けられていることを特徴とする。
なお、前記装置固定手段によって、電子部品処理装置のどの部分に固定するかは、目的に応じて任意であり、また、具体的な固定手段は、両者を着脱交換自在に固定する手段・機構であれば適宜である。
請求項5のバルク用セグメントフィーダーは、前記電子部品処理装置に対する部品供給を、前記電子部品処理装置から独立して、前記バルク用セグメントフィーダー自体が独自に制御するように備えたことを特徴とする。
請求項6の発明は、前記部品収納部は、部品をバラの状態で収納する容器であり、部品搬送レールに接続されており、前記部品搬送レールに至る経路に部品の供給量を調整するための調整部を備え、前記調整部は、通路空間の勾配・傾斜及び/又は空間の開口面積で形成されることを特徴とする。
なお、前記部品収納部は、目的に対応して、部品をバラの状態で収納する容器であれば可であり、その具体的な構成、形状、寸法、素材等は任意である。
請求項7の発明は、部品搬送レールに接続されている前記部品収納部の位置は、部品搬送レールの上方、水平方向、側方、下方の何れかであることを特徴とする。
請求項8の発明は、前記部品搬送レールは受入れ部と整列部と送給部を備え、前記部品搬送レールの上面に、整列部と送給部を覆うようにカバーを設けたことを特徴とする。
本発明におけるカバー(前記及び後記のカバー)は、部品搬送レールの上面を覆って部品が整列溝、送給溝等から外れて飛び出るのを防止すると共に、後記のように透明なカバーを透して残留部品の確認を確実に出来るようにして、異品種部品の混入を防止するためのものである。
請求項9の発明は、前記整列部は、循環路を備え、前記循環路は部品が循環する部品往路と部品復路を持つことを特徴とする。
請求項10の発明は、前記受入れ部と整列部の部品往路と送給部は第1の搬送レール上に形成され、前記部品復路は、第2の搬送レール上に形成されていることを特徴とする。
請求項11の発明は、前記部品搬送レールは送給部を備え、前記送給部は部品を取り出すための取出し部を有し、送給部に形成された送給溝の先端を閉じるようにストッパーが設けられていることを特徴とする。
前記ストッパーは送給溝の先端の取出し部の位置に部品を停止するためのものである。
請求項12の発明は、前記ストッパーは、送給溝内に送給された先頭の部品の上辺近傍に当接されるように設けられてなることを特徴とする。
前記ストッパーを先頭の部品の上辺近傍に当接されるように設けたのは、搬送されてきた部品がストッパーを越えて飛出すのを防止するためであり、部品先端上部をストッパーの上辺近傍に衝突させることによって、部品の飛上がり・反転を効果的に制止できる。
請求項13の発明は、前記送給溝は、前記取出し部の近傍に前記送給溝を移動する部品の動きを規制しかつ逆流を防止するための折れ線状部を有することを特徴とする。
請求項14の発明は、前記折れ線状部の折り曲げ方向は、水平方向または鉛直方向であることを特徴とする。
本発明においても、通例は水平方向に備えるが、または鉛直方向に備えることも可であり、その場合、折れ線状部の送給溝は下り勾配若しくは上り勾配に備えるものである。
請求項15の発明は、折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部の角度は10°〜45°であることを特徴とする。
前記10°〜45°は、送給溝の水平方向の折れ曲がり角度である。
請求項16の発明は、折り曲げ方向が鉛直方向の場合の前記折れ線状部の角度は3°〜10°であることを特徴とする。
前記3°〜10°は、送給溝の鉛直方向の折れ曲がり(勾配)角度である。
請求項17の発明は、折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部は、前記送給溝の先端からの距離が部品略2個目となるように設けられていることを特徴とする。
請求項18の発明は、折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部に、前記送給溝の先端側にある部品の後端角部が係合する逆流防止用凹部を有することを特徴とする。
請求項19の発明は、前記逆流防止用凹部は、前記先端より部品の略2個分の距離に相当する部分にあることを特徴とする。
請求項20の発明は、前記送給溝の前記折れ線状部の上流側に、別の折れ線状部を有することを特徴とする。
請求項21の発明は、送給部の上面を覆う前記カバーは送給溝の先端から、部品取出し部となる部品長さの1.0〜1.4倍の開口を残す位置まで覆われていることを特徴とする。
前記取出し部は、部品吸着ノズルで部品を取出すに必要な寸法(部品の寸法に合わせた)だけ開口して備え、取出し部を除く部分をカバー(透明)で覆っている。
請求項22の発明は、前記カバーが透明であることを特徴とする。
請求項23の発明は、前記取出し部の前記開口を閉じるガイドカバーが設けられていることを特徴とする。
請求項24の発明は、前記ガイドカバーは、バネ及び/又はエアーによって開閉されることを特徴とする。
前記ガイドカバーは、プラットフォームから部品供給用アタッチメントを取外した時に、自動的に取出し部を閉じて、部品が外部へこぼれ落ちるのを防止するために備えたものであり、部品供給用アタッチメントをプラットフォームに固定した時に、自動的に取出し部を開いて部品を取出せるように備えたものである。従って、部品供給用アタッチメントの着脱時に自動的に取出し部を開閉する構成であれば適宜である。
請求項25の発明は、前記搬送レールは、上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、前記上部材は前記下部材に固定されていることを特徴とする。
循環路循環路
請求項26の発明は、前記搬送レールの、樹脂製の前記上部材に金属の補強材を埋設したことを特徴とする。
強度等の必要に応じ、上部材の成形加工時に樹脂中に金属の補強材を埋設(モールド成形)するものである。
請求項27の発明は、前記搬送レールは、搬送面を持ち、前記搬送面は金属であり、前記搬送面以外が樹脂であることを特徴とする。耐久性等の必要に応じ、樹脂製の上部材において、部品を搬送する面だけを金属にするものである。
請求項28の発明は、前記搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールおよび前記第2の搬送レールの両方若しくは一方は上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、前記上部材は前記下部材に固定されていることを特徴とする。
請求項29の発明は、前記搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールおよび前記第2の搬送レールは、各々搬送面をもち、前記搬送面は金属製であり、前記搬送面以外を樹脂で覆うことを特徴とする。
請求項30の発明は、前記第1の搬送レール若しくは前記第2の搬送レールの、前記上部材若しくは前記下部材における樹脂製の部分に金属の補強材を埋設したことを特徴とする。
請求項31の発明は、前記部品供給用アタッチメントと前記トッププレートを固定する前記固定手段は、レバー、ネジ、マグネット、又は爪の嵌合いであり、前記部品供給用アタッチメント又は/及び前記プラットフォームに設けられていることを特徴とする。
なお、前記固定手段は、部品供給用アタッチメントとトッププレートを着脱交換自在に固定する手段であれば、その具体的な構成は任意である。
請求項32の発明は、前記プラットフォームは、制御部とトッププレートを有する振動機構と装置固定手段とを備え、電子部品処理装置に対して装置固定手段により取り外し自在に固定されることを特徴とする。
前記装置固定手段は、電子部品処理装置に対してバルク用セグメントフィーダー(プラットフォーム)を着脱交換自在に固定する手段であれば、前記請求項31の発明の固定手段と同様に、レバー、ネジ、マグネット、又は爪の嵌合い等、その具体的な構成は任意である。また、前記装置固定手段はバルク用セグメントフィーダー(プラットフォーム)又は/及び電子部品処理装置に設けられている。
請求項33の発明は、前記振動機構は、板吊バネによって前記装置固定ベースに固定されていることを特徴とする。
前記振動機構を板吊バネで装置固定ベースに固定するのは、剛性・弾性を有する前記板吊バネによって、後記弾性体の弾性性能のバラツキ、剛性不足、設置環境の変動による変化、経時的寸法変化に影響されることなしに、部品供給用アタッチメント(の部品搬送レール)の設置位置を高精度に保持すると共に、バルク用セグメントフィーダー(の部品供給用アタッチメント)とそれを搭載した電子部品処理装置(の部品吸着ノズル)との精密な相互位置関係を保持するためである。
請求項34の発明は、前記振動機構と前記装置固定ベースの間に弾性体が介在されていることを特徴とする。
前記振動機構と前記装置固定ベースを分離構成し、両者間に前記弾性体(合成、天然の各種ゴム等の防振・振動吸収素材からなる)を介在設置して、両者間の振動の伝達を弾性体の作用で防振・遮断し、もって、装置固定ベース側へ振動が洩れないように備えるものである。
請求項35の発明は、前記プラットフォームは、バルク用セグメントフィーダーを制御する制御部を備え、前記制御部は、演算部、検出センサー、検出センサー入力部、交流電圧発生部、加振部の少なくも一つを備えたものであり、前記検出センサーは、残量センサー、振幅センサー、ノズルセンサーの少なくも一つであることを特徴とする。
前記制御部において、演算部は、制御手段の中心部であり、例えば、振幅センサーのアナログ入力をA/D変換し取込む機能、ノズルセンサー及び残量センサーの入力、振動機構の駆動交流信号発生、加振部の駆動タイミング発生、その他、本発明バルク用セグメントフィーダーを制御するに必要な制御手段をプログラムにしたがって制御するように備える。
交流電圧発生部は、例えば、演算部からの交流信号から振動機構に加える電圧を発生するように備える。加振部駆動部は、例えば、演算部からのタイミングで加振部の駆動電圧を発生するように備える。センサー入力部は、例えば、ノズルセンサー及び残量センサー信号を取込み、振幅センサーからの、例えばアナログ信号をA/D変換して取込むように備えものである。
なお、バルク用セグメントフィーダーを制御する制御部は、バルク用セグメントフィーダー及び/又は電子部品処理装置のいずれの側に備えてもよく、また、相互に全部及び/又は一部を制御するように備えてもよい。
請求項36の発明は、前記制御部の前記残量センサーは、部品搬送レール上を通過する部品の頻度を検知して、部品搬送レール上にある部品の残量を検知することを特徴とする。
請求項37の発明は、前記制御部の前記残量センサーがバルク用セグメントフィーダーの部品搬送レール上の部品量を検出し、検出結果に基づき前記部品供給用アタッチメントの一部に加振部による振動を付与して、部品搬送レール上に部品を供給することを特徴とする。
請求項38の発明は、前記加振部は、ソレノイドと加振ピンによって構成されることを特徴とする。
請求項39の発明は、前記制御部は、前記振幅センサーを備え、振幅センサーによって振幅量を検出し、振幅量が規定値に満たない場合は振幅を大きくし、規定値を超える場合は振幅を小さくすることによって、振幅を制御することを特徴とする。
請求項40の発明は、前記振動機構側に取付けた前記振幅センサー又は検出片と、前記装置固定ベース側に取付けた前記検出片又は振幅センサーを相対して備え、振幅センサーにより、検出片の振動量を検出するように備えたことを特徴とする。
前記請求項39の発明は前記振幅センサーを備え、本項の発明は振幅センサーと検出片とを相対して備えるものであり、例えば、振幅センサーとして光電式透過センサーを用い、該振幅センサーのアナログ出力を一定時間検出し続け、その最大値と最小値の差を計算して、それをその時点の振幅に換算するように備えるものである。
なお、振幅センサーとしては上記光電式透過型センサーの他、例えば、加速度センサーがあり、加速度センサーの場合は検出片は不要である。
請求項41の発明は、前記制御部の前記ノズルセンサーにより、部品吸着ノズルの存在を検知し、部品吸着ノズルの存在が所定の時間検知できないときに、振動機構の振動を調整することを特徴とする。
請求項42の発明は、前記部品吸着ノズルの存在を検知できないときの前記振動機構の振幅の調整は、振幅を0とすることを特徴とする。
請求項43の発明は、前記部品吸着ノズルの存在を検知できないときの前記動機構の振幅の調整は、振幅を部品が搬送されない振幅とすることを特徴とする。
前記請求項41、請求項42、及び本項の発明は、前記部品吸着ノズルの存在を検知できないとき、振動機構の振動・振幅を調整するものであるが、その目的は、取出し部に部品吸着ノズルが無い即ち実装作用休止中等の場合は、できるだけ振動機構の振動・振幅を抑えて、部品の「黒色化」の発生を防止することにある。なお、部品の「黒色化」は部品同士が擦れあうことによって生じる部品の品質劣化問題であり、部品が「黒色化」するとはんだ濡れ性が悪くなり、はんだ接着不良、導電不良の原因となる。
請求項44の発明は、前記プラットフォームの前記振動機構に、定常振動時数倍の電圧を所定時間かけることを特徴とする。
請求項45の発明は、前記電圧は、定常振動時の2倍以上であることを特徴とする。
請求項46の発明は、前記所定時間は、1秒以下であることを特徴とする。
請求項47の発明は、トッププレートを有する振動機構と制御部と装置固定手段を備えたプラットフォームに搭載される部品供給用アタッチメントであって、前記部品供給用アタッチメントは、部品搬送レールと部品収納部と振動機構のトッププレートへの固定手段を備え、前記部品搬送レールが、前記振動機構のトッププレートに対して取り外し自在に固定され、異なるプラットフォームに対して、搭載・交換自在であることを特徴とする。
請求項48の発明は、前記部品収納部は、部品をバラの状態で収納する容器であり、部品搬送レールに接続されており、前記部品搬送レールに至る経路に部品の供給量を調整するための調整部を備え、前記調整部は、空間底部の傾斜及び/又は空間の開口面積で形成されることを特徴とする。
請求項49の発明は、前記部品供給用アタッチメントの一部、少なくも、前記調整部に、前記プラットフォームの加振部による振動を付与して、部品搬送レール上に部品を供給するように備えたことを特徴とする。
請求項50の発明は、前記部品搬送レールは受入れ部と整列部と送給部とを備え、前記部品搬送レールの上面に、前記整列部と前記送給部を覆うようにカバーを設けたことを特徴とする。
請求項51の発明は、前記整列部は、循環路を備え、前記循環路は部品が循環する部品往路と部品復路を持つことを特徴とする。
請求項52の発明は、前記受入れ部と整列部の部品往路と送給部は第1の搬送レール上に形成され、前記は、第2の搬送レール上に形成されていることを特徴とする。
請求項53の発明は、前記部品搬送レールは送給部を備え、前記送給部は部品を取り出すための取出し部を有し、送給部に形成された送給溝の先端を閉じるようにストッパーが設けられていることを特徴とする。
請求項54の発明は、前記ストッパーは、送給溝内に送給された先頭の部品上辺近傍に当接されるように設けられていることを特徴とする。
請求項55の発明は、前記送給溝は、前記取出し部の近傍に前記送給溝を移動する部品の動きを規制しかつ逆流を防止するための折れ線状部を有することを特徴とする。
請求項56の発明は、前記折れ線状部の折り曲げ方向は、水平方向または鉛直方向であることを特徴とする。
請求項57の発明は、折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部の角度は10°〜45°であることを特徴とする。
請求項58の発明は、折り曲げ方向が鉛直方向の場合の前記折れ線状部の角度は3°〜10°であることを特徴とする。
請求項59の発明は、折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部は、前記送給溝の先端からの距離が部品2個から5個の間となるように設けられていることを特徴とする。
請求項60の発明は、折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部に、前記送給溝の先端側にある部品の後端角部が係合する逆流防止用凹部を有することを特徴とする。
請求項61の発明は、前記逆流防止用凹部は、前記先端より部品の略2個分の距離に相当する部分にあることを特徴とする。
請求項62の発明は、前記送給溝の前記折れ線状部の上流側に、別の折れ線状部を有することを特徴とする。
請求項63の発明は、送給部の上面を覆う前記カバーは送給溝の先端から、前記部品取出し部となる部品長さの1.0〜1.4倍の開口を残す位置まで覆われていることを特徴とする。
請求項64の発明は、前記カバーが透明であることを特徴とする。
請求項65の発明は、前記取出し部の前記開口を閉じるガイドカバーを備えたことを特徴とする。
請求項66の発明は、前記ガイドカバーはバネ及び/又はエアーによって開閉されることを特徴とする。
請求項67の発明は、前記搬送レールは、上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、前記上部材は前記下部材に固定されていることを特徴とする。
請求項68の発明は、前記搬送レールの、樹脂製の前記上部材に金属の補強材を埋設したことを特徴とする。
請求項69の発明は、前記搬送レールは、搬送面を持ち、前記搬送面は金属であり、前記搬送面以外が樹脂であることを特徴とする。
請求項70の発明は、前記搬送レールは、前記搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールおよび前記第2の搬送レールは、各々上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、前記上部材は前記下部材に固定されていることを特徴とする。
請求項71の発明は、前記搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールおよび前記第2の搬送レールは、各々搬送面をもち、前記搬送面は金属製であり、前記搬送面以外を樹脂で覆うことを特徴とする。
請求項72の発明は、前記第1の搬送レール若しくは前記第2の搬送レールの、前記上部材若しくは前記下部材における樹脂製の部分に金属の補強材を埋設したことを特徴とする。
請求項73の発明は、前記部品供給用アタッチメントと前記トッププレートを固定する前記固定手段は、レバー、ネジ、マグネット、又は爪の嵌合いであり、前記部品供給用アタッチメント又は/及び前記プラットフォームに設けられていることを特徴とする。
請求項74の発明は、前記部品搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールと前記第2の搬送レールとを、略平行で相互に独立して反対方向振動すると共に設定量反対方向スライド自在に連結して備えたことを特徴とする。
前記部品搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールの2本の搬送レールを平行近接して備えた、所謂ツインフィーダーであり、第1の搬送レールと第2の搬送レールは其々が振動機構を備えており、相互に独立して反対方向振動するように備える。
請求項75の発明は、前記第1の搬送レールと前記第2の搬送レールを連結する中継部材を備え、前記中継部材は、部品搬送レールの受入れ部上に、前記受入れ部を左右側板で上から跨いだ状態に設置し、第1の搬送レール及び第2の搬送レールと前記左右側板を、第1の搬送レール及び第2の搬送レールに突設したピンと、左右側板にあけたピンより大きい穴を結合することによって、第1の搬送レールと第2の搬送レールを相互に独立して反対方向振動すると共に設定量反対方向スライド自在に連結するように備えたものであることを特徴とする。
前記中継部材は、部品収納部を着脱自在に取付け、その中継部材を部品搬送レールの受入れ部付近に取付けて、部品収納部の部品を受入れ部へ供給する中継を行なう部材である。
また、後記のように、中継部材は通路空間の勾配・傾斜及び/又は空間の開口面積で形成される調整部を備え、前記加振部の振動付加によって部品収納部の部品を調整部を通して受入れ部へ供給するように備える。
請求項76の発明は、前記第1の搬送レールと前記第2の搬送レールに、結合ピンと結合ピンより大きい穴を開けた連結部を相対的に設け、前記結合ピンと前記連結部の結合ピンより大きい穴を結合することによって、第1の搬送レールと第2の搬送レールを相互に独立して反対方向振動すると共に設定量反対方向スライド自在に連結するように備えたものであることを特徴とする。
請求項77の発明は、前記第1の搬送レール及び第2の搬送レールが上部材と下部材から構成されている場合、前記結合ピンまたはと結合ピンより大きい穴を開けた連結部は前記下部材に設けられていることを特徴とする。
なお、前記請求項76及び本項の発明において、連結部の結合ピンと結合ピンより大きい穴を結合するのは、結合ピンと結合ピンより大きい穴の間にギャップを形成することにより、相互に独立して反対方向振動できるように備えるものであり、よって、同様な作用が可能な連結部であれば、具体的な構成は任意である。
請求項78の発明は、前記中継部材に部品収納部が取付けられており、中継部材は前記部品収納部を前記第1の搬送レールの前記受入れ部に開口して接続されるように備えたことを特徴とする。
なお、部品搬送レールに取付ける前記中継部材及び/又は部品収納部の位置は、部品搬送レールの上方、水平方向、側方、下方、その他、目的に応じて任意である。
請求項79の発明は、前記中継部材は、前記部品収納部から前記受入れ部に部品を供給する空間を有しており、空間には部品の供給量を調整するための調整部を備え、前記調整部は、空間底部の傾斜及び/又は空間の開口面積で形成され、該調整部に加振部からの振動が加えられるように備えたことを特徴とする。
請求項80の発明は、前記第1の搬送レール及び第2の搬送レールには、前記部品往路および前記部品復路を覆うカバーが備えられていることを特徴とする。
請求項81の発明は、前記バルク用セグメントフィーダーを着脱・交換自在に搭載したことを特徴とする、電子部品処理装置によって課題を解決するものである。
前記バルク用セグメントフィーダーは、電子部品処理装置に着脱自在に搭載して使用するように備え、搭載の手段として装置固定手段を備える。
電子部品処理装置の一般的なものとして、例えば、電子部品実装装置(マウンター)、電子部品特性選別機、電子部品外観選別機、電子部品包装装置があり、それらの装置に着脱自在に搭載して使用するように備えるものである。
請求項82の発明は、前記処電子部品理装置は、電子部品実装装置であることを特徴とする。
前記電子部品実装装置は、部品搬送レールの取出し部から部品を取出して移送し、実装対象の目的位置に実装(マウント)する装置であり、例えば、部品吸着ノズルで、部品搬送レールの取出し部から部品を吸着して移送し対象物の目的位置に実装(マウント)する装置である。
而して、通常、1の電子部品実装装置に複数のバルク用セグメントフィーダーを並列連装搭載して使用しても良い。
請求項83の発明は、前記電子部品処理装置は、電子部品特性選別機であることを特徴とする。
前記電子部品特性選別機は、部品を部品搬送レールの送給部から、他の搬送手段に移転して搬送する課程で電気特性を測定し、測定結果に基づき良・不良別に排出する装置であり、例えば、部品を部品搬送レールの送給部の先端から部品搬送ローターに乗換え、部品搬送ローターの回転で搬送する課程で、部品搬送ローターの円周に沿って備えた部品測定部で部品の電気特性を測定し、部品選別部で測定結果に基づき良・不良別に排出する装置である。
請求項84の発明は、前記電子部品処理装置は、電子部品外観選別機であることを特徴とする。
前記電子部品外観選別機は、部品を部品搬送レールの送給部から、他の搬送手段に移転して搬送する課程で部品を撮像し、撮像した画像に基づき良・不良別に排出する装置であり、例えば、部品を部品搬送レールの送給部の先端から前記部品搬送ローターに乗換え、部品搬送ローターの回転で搬送する課程で、部品搬送ローターの円周に沿って備えた部品撮像部で部品を撮像し、撮像した画像に基づき良・不良別に排出する装置である。
請求項85の発明は、前記電子部品処理装置は、電子部品包装装置であることを特徴とする。
前記電子部品包装装置は、部品を部品搬送レールの送給部から、対象包装体の部品収容部に移乗・挿入する装置であり、例えば、部品を部品搬送レールの送給部の先端から前記部品搬送ローターに乗換え、部品搬送ローターの回転で部品挿入部まで搬送し、該部品挿入部で部品を、例えば、チップテープ(包装体)のチップ装填凹部(部品収容部)に挿入して、チップテープを製造する装置である。
請求項86の発明は、部品搬送レールと前記部品搬送レール上の部品を振動により搬送する振動機構とからなり、前記部品搬送レールは、供給される部品を受入れる受入れ部と、受入れた部品を搬送過程で整列する整列部と、整列した部品を搬送する送給部とを備え、前記送給部に折れ線状部を備えたことを特徴とする。
請求項87の発明は、前記部品搬送装置は、装置全体を制御する制御部を備え、前記制御部は、演算部、検出センサー、検出センサー入力部、交流電圧発生部、加振部の少なくも一つを備えたものであり、前記検出センサーは、残量センサー、振幅センサー、ノズルセンサーの少なくも一つであることを特徴とする。
請求項88の発明は、前記振動機構は、プラットフォームに板吊バネで固定されていることを特徴とする。
請求項89の発明は、前記整列部の整列溝と前記送給部の送給溝を連通して備え、前記振動機構により前記部品搬送レール全体を振動して、整列溝と送給溝の部品を搬送することを特徴とする。
請求項90の発明は、前記送給部の送給溝の先端近傍に、送給溝を移動する部品の動きを規制しかつ逆流を防止するための折れ線状部を有することを特徴とする。
請求項91の発明は、前記折れ線状部の折り曲げ方向は、水平方向または鉛直方向であることを特徴とする。
請求項92の発明は、折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部の角度は10°〜45°であることを特徴とする。
請求項93の発明は、折り曲げ方向が鉛直方向の場合の前記折れ線状部の角度は3°〜10°であることを特徴とする。
請求項94の発明は、折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部は、前記送給溝の先端からの距離が部品2個から5個の間となるように設けられていることを特徴とする。
請求項95の発明は、折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部に、前記送給溝の先端側にある部品の後端角部が係合する逆流防止用凹部を有することを特徴とする。
請求項96の発明は、前記逆流防止用凹部は、前記先端より部品の略2個分の距離に相当する部分にあることを特徴とする。
請求項97の発明は、前記送給溝の前記折れ線状部の上流側に、別の折れ線状部を有することを特徴とする。
請求項98の発明は、前記送給溝の先端を閉じるようにストッパーを備えたことを特徴とする。
請求項99の発明は、前記ストッパーは、送給溝内に送給された先頭の部品の上辺近傍に当接されるように備えたことを特徴とする。
請求項100の発明は、前記部品搬送レールの上面を覆うようにカバーを備えたことを特徴とする。
請求項101の発明は、前記カバーは透明であることを特徴とする。
請求項102の発明は、送給部の上面を覆う前記カバーは、送給溝の先端から部品取出し部となる部品長さの1.0〜1.4倍の開口を残す位置まで覆っていることを特徴とする。
請求項103の発明は、前記取出し部の開口を閉じるガイドカバーを備えたことを特徴とする。
請求項104の発明は、前記ガイドカバーは、バネ及び/又はエアーによって開閉されることを特徴とする。
請求項105の発明は、前記部品搬送レールは、上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、上部材は下部材に固定されていることを特徴とする。
請求項106の発明は、前記整列部は循環路を備え、前記循環路は部品が循環する部品往路と部品復路を持つことを特徴とする。
請求項107の発明は、前記部品往路は第1の搬送レール上に形成され、前記部品復路は第2の搬送レール上に形成されていることを特徴とする。
請求項108の発明は、前記搬送レールは部品を搬送する搬送面を持ち、前記搬送面は金属であり、搬送面以外が樹脂であることを特徴とする。
請求項109の発明は、前記残量センサーにより、部品搬送レール上の部品量を検出し、検出結果に基づき前記部品搬送レールの一部に加振部による振動を付与して、部品搬送レール上に部品を供給するように備えたことを特徴とする。
請求項110の発明は、前記加振部は、ソレノイドと加振ピンによって構成されることを特徴とする。
請求項111の発明は、前記ノズルセンサーにより、前記部品吸着ノズルの存在を検知し、部品吸着ノズルの存在が所定の時間検知できないときに、前記振動機構の振動を調整するように備えたことを特徴とする。
請求項112の発明は、前記部品吸着ノズルを検知できないときの前記振動機構の振幅の調整は、振幅を0とすることを特徴とする。
請求項113の発明は、前記吸着ノズルを検知できないときの前記振動機構の振幅の調整は、振幅を部品が搬送されない振幅とすることを特徴とする。
請求項114の発明は、部品搬送装置の前記機構部側に取付けた振幅センサー又は検出片と、振動機構側に取付けた検出片又は振幅センサーを相対して備え、振幅センサーにより、検出片の振動量を検出するように備えたことを特徴とする。
請求項115の発明は、部品搬送レールと振動機構を備え、前記部品搬送レール上の部品を前記振動機構の振動により搬送する部品搬送装置であって、振動機構の振幅量を検出する振幅センサーを備え、前記振幅センサーが検出した振幅量が規定値に満たない場合は振幅を大きくし、規定値を超える場合は振幅を小さくすることにより、振幅量を制御するように備えたことを特徴とする。
請求項116の発明は、前記振動機構に、定常振動時の数倍の電圧を所定時間かけることを特徴とする。
請求項117の発明は、前記電圧は、定常振動時の2倍以上であることを特徴とする。
請求項118の発明は、前記所定時間は、1秒以下であることを特徴とする。
請求項119の発明は、電子部品処理装置の部品吸着ノズルと前記送給部の前記部品取出し部とを設定空間離隔した状態で相対して備え、前記部品吸着ノズルが部品取出し部の部品を前記空間を飛越えて吸着することにより、部品取出し部から部品吸着ノズルへの振動伝達を遮断したことを特徴とする。
請求項120の発明は、前記空間の距離は、0.05mm〜0.3mmであることを特徴とする。
本発明バルク用セグメントフィーダーは、プラットフォームと部品供給アタッチメントからなるものであり、プラットフォーム(どの同品種・異品種部品用の部品供給アタッチメントでも着脱交換自在な「共通部材」)と部品供給アタッチメント(異品種部品毎の「単位部材」)をセグメント状態、即ち、着脱交換自在に備えたことを特徴とするため、「異品種部品」に対応する場合、前記従来のバルクフィーダーと異なり、部品供給アタッチメントを交換することで対応できる革新的な効果がある。
即ち、極めて多数種の異品種部品に対応する場合でも、部品供給アタッチメントだけをその品種数用意するだけで足り、そして、部品供給アタッチメントはバルク用セグメントフィーダー全体に比して、大きさが格段に小さく、特にコストが格段に低いので、保管、流通、設備投資等の全ての点で有利であり、よって、従来に比し、格段に多数の異品種部品用の部品供給アタッチメントを用意することを可能とした特徴がある。
また、電子部品処理装置に複数の本発明バルク用セグメントフィーダーを使用している場合において、その全部若しくは一部を、次の同品種・異品種部品用と補充・交換等する場合でも、部品供給アタッチメントを取外して次の部品供給アタッチメントと交換するだけで済むため、段取り替えが従来の数分の1の手数と時間で済む大きな利点があり、生産効率の格段の向上を可能とした特徴がある。
部品供給アタッチメントを単位部材として、共通部材であるプラットフォームに対して、どの同品種・異品種部品用の部品供給アタッチメントでも着脱交換自在にすることによって、バルク用セグメントフィーダー全体において、その製造上の重点を、最も高精密・高精度が必要とされる部分である、部品の供給・受入れ・整列搬送・送給・取出しを行なう搬送レール部分に集中することができる結果、極めて高精密・高精度で製品毎のバラつきがない部品供給アタッチメントの製造が可能となり、もって、近時の超小型部品にも対応可能な部品供給アタッチメントの提供を可能として課題を有効に解決し得る。
前記従来方式のバルクフィーダーではいずれも部品収納部内の部品残量によって供給量がバラつく課題があったが、本発明は部品が部品収納部から傾斜・開口空間を重力落下すると共に加振部で部品収納部を加振して供給を促進することによって部品収納部内の部品残量によって供給量がバラつく課題を解決し得る。
部品搬送レール上に受入れ部〜整列部〜取出し部の部品搬送路を一体連通(接続・連結部分が皆無)して構成し、部品はその搬送レール上を振動により各部品の個々が自走するようにし、その上、整列部で部品を一定の向きに整列して搬送することによって、部品が詰まらず、長距離の搬送でも搬送速度がバラつかず、極めて高速の搬送を可能とした優れた特徴がある。
部品が小さくなればなるほど搬送路の加工精度が要求されるが、本発明は、部品搬送レール上に受入れ部〜整列部〜取出し部の部品搬送路を一体連通構成することによって、高精度ミクロン単位の精密加工が可能なため、近時の超小型部品にも対応可能とした優れた特徴がある。
部品搬送レール上に受入れ部〜整列部〜取出し部の部品搬送路が全て部品搬送レール上に可視状態にあり、その上面を透明なカバーで覆って備えることによって、従来の搬送路が装置内を通るため、部品が外から見えないことによる、残留部品のトラブルを有効に防止し得る優れた効果がある。
部品搬送レール上に受入れ部〜整列部〜取出し部の部品搬送路を一体連通構成して振動により各部品の個々が自走するようにすると共に整列部で部品を一定の向きに整列して搬送するようにしたので、部品の乗換え繋ぎ目をなく、従って、乗換え繋ぎ目で部品が引っかかり・詰まるトラブルをなくし、よって、長距離の搬送でも搬送速度がバラつかず、極めて高速の搬送を可能として、特に、最後の1個まで確実に搬送されるようにした、多大の効果がある。
部品搬送レールを一体連通構成することによって、高精度ミクロン単位の精密加工が可能なため、近時の超小型部品にも対応可能とした効果がある。
部品搬送レール上に受入れ部〜整列部〜取出し部を一体連通構成して、取出し部の先端のストッパーで停止した部品を部品吸着ノズル等で取出すようにして、従来のように先頭部品と2番目部品の間をピンなどの手段によって1個切り(1個分離)する必要を無くすことが出来る優れた効果がある。
なお、本発明は、必要に応じて、1個切り(1個分離)にも対応可能である。
本発明は、部品搬送レールのレール部分を合成樹脂成形品とすることによって、バラつきのないミクロン単位の高精度フィーダーの量産を可能としつつ、近時の超小型化対応及びコストダウンを格段に促進して課題を有効に解決し得る画期的な効果がある。
本発明バルク用セグメントフィーダーにおいて、部品搬送レールの送給部の送給溝に「折れ線状部」を設けることによって、部品搬送レール上を搬送される部品の数の増減によって搬送力が増減変化しても、搬送力が必要以上に増大するのを防ぎ、先頭の部品がストッパーで跳ね返って逆流すること防止できるため、部品吸着ミスが無く最後の1個まで連続的に供給することができるといった優れた効果がある。
従来は前記機器中の残留部品を確認する術がないため、確認することが不可能に近く、また、残留部品の取出しが構造上困難であり、よって、残留部品が有るまま、その機器を前と異なる部品用に使用した場合、異なる部品の混入という最悪の事態を生じる危険があったが、
本発明は、上記のように、部品供給アタッチメントだけを取外して、例えば、立てたり斜めにしたりするだけで、残留部品は1本で連通した搬送路を重力で滑り落ちて、元の部品収納部へ戻し、或いは取出し部から外部へ排出することが出来る優れた効果を発揮できる。
また、搬送路の途中で引っ掛ったりした場合でも、全ての搬送路上を「透明なカバー」で覆っているため、目視で簡単に発見して処理できるようにすることによって残留部品トラブルの課題を有効に解決し得ることができ、さらに部品搬送レールをカバーとガイドカバーによって閉塞しているため、部品供給アタッチメントの交換時に部品がこぼれることなく、保管に適するという優れた効果がある。
本発明バルク用セグメントフィーダーAは、部品供給用アタッチメントBとプラットフォームCとからなり、プラットフォームCは制御部とトッププレート5を有する振動機構4と電子部品処理装置Dとの固定手段3とを備え、部品供給用アタッチメントBは部品搬送レール1と部品収納部2とを備え、プラットフォームC(共通部材)に異なる部品供給用アタッチメントB(単位部材)を固定手段6により着脱交換自在に固定したものであり、前記バルク用セグメントフィーダーAを電子部品処理装置Dに固定手段3により着脱交換自在に搭載するように備えたものである。
本発明に係る「バルク用セグメントフィーダー」の使用目的は電子部品処理装置であり、前記電子部品処理装置Dとしては、電子部品実装装置(マウンター)D1、電子部品特性選別機D2、電子部品外観選別機D3、電子部品包装装置D4等が挙げられるが、主として「電子部品実装装置D1の部品供給部」として使用することを目的としている。
そこで、本発明バルク用セグメントフィーダーAの全体及び各部の実施例を説明するのに先立ち、先ず、本発明の概要を把握するため、また、本発明の「作用」の説明を兼ねて、本発明バルク用セグメントフィーダーAを電子部品実装装置D1に搭載して、上記のように極めて多数個の同品種・異品種部品を厳格に区別(異品種混入なく)して基板等に実装する実施例を記する。
なお、異品種部品とは、形状・サイズ(寸法)だけではなく、例えば、コンデンサの場合、同じサイズであっても、実装回路上では定格電圧、温度特性、静電容量などで区別して取り扱う必要があるため、本発明においては、部品の、種類(コンデンサ、レジスタ等)、サイズ(寸法)、定格電圧、容量、温度特性、偏差、その他、部品について定められている「規格」が全て同じものを「同品種部品」(1品種)と記し、「規格」が1つでも異なるものを、品種の異なる部品として、「異品種部品」としている。
一例として携帯電話に使用されるコンデンサの一部を表2に示す。この例では、部品寸法、定格電圧、静電容量、温度特性、使用温度範囲が異なれば、品種の異なるコンデンサとして扱われる。
[表2]は、携帯電話に搭載される主なコンデンサの品種例を示すものである。
本発明のバルク用セグメントフィーダーについて図1と図2を参照しながら説明する。
本発明バルク用セグメントフィーダーAは、部品供給用アタッチメントBとプラットフォームCとからなり、部品供給用アタッチメントBとプラットフォームCに着脱交換自在に備えられおり、即ち、本発明バルク用セグメントフィーダーAは、プラットフォームC(共通部材)に対して、異なる部品供給用アタッチメントB(単位部材)の搭載交換可能に備えられている。
そして、プラットフォームCは、電子部品実装装置D1(電子部品実装装置D)との固定手段3と、トッププレート5を有する振動機構4と制御部52とを備え、部品供給用アタッチメントBは、部品搬送レール1と部品収納部2とを備え、部品供給用アタッチメントBの部品搬送レール1が、トッププレート5に対して部品アタッチメントBとの固定手段6により取り外し自在に固定されるように備えられている。
上記バルク用セグメントフィーダーを用いて携帯電話の基板に部品を実装する場合を例に説明する。携帯電話に搭載される部品(チップ型電子部品)としては、コンデンサ、レジスタ、LCフィルタ、コイル等があり、このうちコンデンサだけでも約250個使用されており、その約250個の内訳を上記各規格に当て嵌めると異品種部品の数は40品種以上になる。電子部品実装装置は、前記40品種以上の同品種・異品種部品(総個数約250個)を、全て厳密に区別(異品種混入なく)して基板等へ実装することを要求されている。
1.段取り
(1)電子部品実装装置D1に本発明バルク用セグメントフィーダーAプを固定する。例えば、電子部品実装装置D1のフィーダー取付部66にプラットフォームCの後方にある固定手段3のクランプ33、レバー34、爪等で固定する。
(2)電子部品実装装置D1の電源とエアー供給源にプラットフォームCを接続する。
(3)「異品種部品」の数の部品供給用アタッチメントBを用意する。
(4)部品供給用アタッチメントBに残留部品tがないか確認する。
(5)部品収納部(容器を兼ねる部品包装材)2を中継部材7に装着する。若しくは部品収納部(容器)2に、適宜の部品包装材から同品種の部品を充填する。
(6)部品供給用アタッチメントBをプラットフォームCのトッププレート5に固定手段6で装着する。例えば、部品供給アタッチメントBに設けられた3箇所のクランプ33、レバー34、爪等で固定する。
(7)プラットフォームCに付与されている固有コード、部品供給用アタッチメントBに付与されている固有コード、および部品収納部2に付与されている固有コードを読み込み、照合させて、その組合せ及び設置位置を電子部品実装装置D1に認識させる。
2.バルク用セグメントフィーダーの使用前
(1)プラットフォームCの自動運転スイッチを押し、部品供給用アタッチメントBを部品搬送運転状態にする。(下記(2)、(3)が同時に行われて振動搬送状態になる。)
(2)ソレノイド48で加振ピン47を駆動し、中継部材7を振動させる。振動により中継部材7を介して部品搬送レール1の受入れ部12へ部品tを落下させる。
(3)プラットフォームCの制御部52のタイマー機能1で一定時間、プラットフォームCの振動機構4が駆動し、部品供給用アタッチメントBに部品tを整列搬送させるための振動を付与する振動運転を行なう。タイマー機能1は部品供給用アタッチメントBの部品が空の状態で運転開始し、部品収納部2から部品搬送レール1に部品tを供給するために、決められた時間振動するように時間を設定して運転する機能である。タイマー時間は任意設定であり、本実施例では40秒に設定している。
(4)振動運転により、受入れ部12へ落下した部品tは整列部13の整列溝20を通って整列搬送され、送給部14の取出し部(開口部)25のストッパー26に至るまで送給される。
(5)タイマー機能終了により振動(振幅)が低下し、スタンバイ状態となる。
(6)搭載した全てのバルク用セグメントフィーダーAについて、上記(1)〜(5)の作業を完了させる。
3.バルク用セグメントフィーダーの使用中
(1)電子部品実装装置D1を運転状態にする。バルク用セグメントフィーダーAはスタンバイ状態(低振幅量で振動している)にある。
(2)電子部品実装装置D1の部品吸着ノズル51が部品供給アタッチメントBの取出し部(開口部)25の真上から下降し、先頭部品tを吸着保持して移動し、実装基板へ実装(マウント)する。
(3)ノズルセンサー46が部品吸着ノズル51を検知し、プラットフォームCの制御部52のタイマー機能2に基づき、部品搬送レール1を設定した振幅量で振動させる振動運転(設定した振幅量で振動している)を開始する。タイマー機能2は、ノズルセンサー46が決められた時間、部品吸着ノズル51を検知しない場合、低振幅振動運転を行なうスタンバイ状態に移行する機能である。タイマー時間は任意設定であり、本実施例では10秒に設定している。
(4)電子部品実装装置D1が吸着動作を行わずに他の動作(別部品の吸着など)を行い、タイマー機能2で設定した時間を経過すると、バルク用セグメントフィーダーAは振幅を低下しスタンバイ状態になる。
(5)以降、上記(2)〜(4)を繰り返す。
4.バルク用セグメントフィーダーの使用後
(1)電子部品実装装置D1を停止する。
(2)バルク用セグメントフィーダーAの運転を停止する。
(3)プラットフォームCから部品供給アタッチメントBを取外す。部品供給アタッチメントBの固定手段6の固定を解除する。
(4)部品供給アタッチメントBをプラットフォームCから取外し、専用のラックに固定する。
(5)若しくは、部品供給アタッチメントBをプラットフォームCから取外し、部品供給アタッチメントBを傾けて、部品搬送レール1、中継部材7に残留している部品tを部品収納部2へ回収する。
(6)部品収納部2の仕切りを閉じる。
(7)部品供給アタッチメントB内に部品tが残存していないか、各所に設けられたカバー23、24、30(透明)を透視して確認する。
(8)部品収納部2を所定の場所に保管する。
5.異なる部品へ品種変更=部品供給アタッチメントBへの段取り替え
(1)電子部品実装装置D1を停止し、バルク用セグメントフィーダーAの運転を停止する。
(2)バルク用セグメントフィーダーAから部品供給アタッチメントBを取外す。部品供給アタッチメントBの固定手段6で固定解除する。
(3)新しく用意した部品tを収納した取替え部品供給アタッチメントBをプラットフォームCへ固定手段6で固定する。
(4)以降の手順は前記の「使用前」〜「使用中」〜「使用後」と同じである。
6.部品補給=同一部品供給アタッチメントBへの同一部品の補充
(1)部品収納部2を交換する。
若しくは、部品収納部2の上面の仕切りを開放し、補給用部品tを補充しても可である。
(2)以降の手順は前記の「使用前」〜「使用中」〜「使用後」と同じである。
「本発明バルク用セグメントフィーダーA」(図1、2)
以下、本発明バルク用セグメントフィーダーAを説明する。
本発明バルク用セグメントフィーダーAは、部品供給用アタッチメントBとプラットフォームCとからなる。
また、本発明バルク用セグメントフィーダーAは、部品供給用アタッチメントBとプラットフォームCに分割(セグメント化)でき、プラットフォームCに対して、異なる部品供給用アタッチメントBの搭載したり交換することができる。
(1)前記のように、本発明バルク用セグメントフィーダーAは、プラットフォームCと部品供給アタッチメントBからなるものであり、プラットフォーC(どの同品種・異品種部品用の部品供給アタッチメントBでも着脱交換自在な「共通部材」)と部品供給アタッチメントB(異品種部品毎の「単位部材」)をセグメント状態、即ち、取付け取外し交換自在に備えたことを特徴とするため、「異品種部品」に部品供給アタッチメント単位の交換で対応できる。
極めて多数種の異品種部品に対応する場合でも、部品供給アタッチメントBだけをその品種数用意するだけで足り、そして、部品供給アタッチメントBはバルク用セグメントフィーダーA全体(従来の前記機器に相当)に比して、大きさが格段に小さく(数分の一から数十分の一)、特にコストが格段に低い(数分の一から十数分の一)ので、保管、流通、設備投資等の全ての点で有利であり、よって、従来に比し、格段に多数(数十倍〜数百倍以上)の異品種部品用の部品供給アタッチメントを用意することを可能である。
電子部品処理装置Dに多数の本発明バルク用セグメントフィーダーAを連装搭載して使用している場合において、その全部若しくは1部を、次の同品種・異品種部品用と交換・補充等する場合でも、部品供給アタッチメントBを取外して次の部品供給アタッチメントBと交換するだけで済むため、段取り替えが従来の数分の1の手数と時間(従来約120秒、実施例約30秒)で済む大きな利点がある。
部品供給アタッチメントBを単位部材として、共通部材であるプラットフォームCに対して、どの同品種・異品種部品用の部品供給アタッチメントBでも着脱交換自在にすることによって、バルク用セグメントフィーダーA全体において、その製造上の重点を、最も高精密・高精度が必要とされ要求される部分である、部品の供給・受入れ・整列搬送・送給・取出しを行なう部品搬送レール1部分に集中することができる結果、極めて高精密・高精度で製品毎のバラつきがない部品供給アタッチメントBの製造が可能となり、よって、近時の超小型部品(例、0402型=0.4×0.2×0.2mm)にも対応可能な部品供給アタッチメントの提供を可能である。
後記のように、上記の利点を部品搬送レール1を上・下部材に分割構成し、上部材を量産可能な樹脂整形品とすることによって、上記の利点を更に助長できる。
プラットフォームCは、電子部品処理装置Dとの固定手段3と、トッププレート5を有する振動機構4とを備え、部品供給用アタッチメントBは、部品搬送レール1と部品収納部2とを備え、部品供給用アタッチメントBの部品搬送レール1が、トッププレート5に対して部品アタッチメントBとの固定手段6により取り外し自在に固定されるように備える。
前記の部品搬送レール1、部品収納部2、固定手段3、振動機構4については、其々の詳細を後記する。
「部品収納部2」(図2)
部品収納部2は、部品tをバラの状態で収納する容器であり、中継部材7を介して部品搬送レール1にその開口空間を着脱可能に接続されるように備え、その接続手段は嵌め込み式やスライド嵌合式など適宜である。
前記部品収納部2は、本実施例ではケース状のものを使用しているが、ホッパーでもよいし、袋状のものでもよい。即ち、部品収納部2は、目的に対応して、部品をバラの状態で収納する容器であれば可であり、その具体的な構成、形状、寸法、素材等は任意である。図示例はスライド嵌合式(図19を除く)である。
「部品収納部2の設置位置」(図1、19)
前記部品収納部2の位置は、上記のように部品搬送レール1の上方に限定するものではなく、図19に示すように部品搬送レール1の後方に設けてもよいし、その他、側方、下方の何れでも任意である。
実施例では、部品収納部を部品搬送レールの上部に垂直に備えた場合(図1等)と、部品搬送レールの後方に水平に備えた場合(図19)を示している。
また、部品収容部2を、中継部材を使用せず、部品搬送レール1に直結しても良い。
「中継部材7」(図15)
中継部材7は、部品収納部2から供給される部品tを部品搬送レール1の受入れ部12に導くための空間9および部品tの供給量を調整するための調整部10を有する部品搬送部8と、第1の搬送レール15および第2の搬送レール16を連結するための連結部19とを備えている。
調整部10は、空間の開口面積を絞ることによりゲートを形成し、部品の供給量を調整するものであり、本実施例では空間9を構成する下面を傾斜する構成をとっており該調整部10に加振部11からの振動が加えられるように備える。
前記加振部11については後記する。
「部品搬送レール1」(図2、5)
部品搬送レール1は、部品収納部2から供給される部品tを受け入れ、取出し部25までの部品tの搬送路を構成する。
機能別には、受入れ部12、整列部13、送給部14からなり、部品往路17を構成する第1の部品搬送レール15と、部品復路18を構成する第2の部品搬送レール16とからなる。
第1の部品搬送レール15は受入れ部12から送給部14まで通っているが、第2の部品搬送レール16は部品搬送レール15の受入れ部12から整列部13までに相対した位置しか通っていない。
前記第1の部品搬送レール15と第2の部品搬送レール16を平行近接して設置した、いわゆるツインフィーダーとなっている。
部品搬送レール1の下方からは振動機構4により振動搬送力が付与されている。部品往路17では受入れ部12から送給部14に向かう搬送力が得られるように振動が付与され、部品復路18ではその反対方向の搬送力が得られるように逆方向の振動が付与されている。
また、このような構成を可能とするために、第1の部品搬送レール15と第2の部品搬送レール16とは、互いに異なる方向の振動が許容されるように、かつ隙間に部品が入り込まないように、摺動可能かつ離間しないように係合されている。
具体的には互いの部品搬送レール15、16が、例えば、円柱形状のピンとピンより大きい穴とを嵌合させる連結部19(図5)で僅かに摺動可能に保持する。
上記のように、振動方向が逆であり、部品はt相互に逆方向へ搬送される。
「上下分割構成について」(図10)
部品搬送レール1は、実施例では、上部材1aと下部材1bとで分割して構成され、上部材1aは生産性を高めるために樹脂製とし、下部材は位置精度を高めるために金属製として、上部材1aは下部材1bに固定されている。
ただ、この形式に限定するものではなく、求められる精度によっては、搬送面のみを金属製として、残りを樹脂製としてもよい。また、搬送面のみ金属部分を露出させ、残りは樹脂コートしてもよい。更に、上部材1aの樹脂中に金属の補強材を埋設しても可である。
前記部品搬送レール1の循環路67を備えた部分を上部材1aとして、量産可能かつ高精度・高精密成形が可能な合成樹脂成型品で設け、駆動部分への取付け及び樹脂製上部材1aの補強・補正・保持等のために、機械的強度と定規的精度が必要な部分を下部材1bとして金属で設け、両部材を一体的に固着(着脱交換自在)して部品搬送レール1を設けるように備えたものであり、もって、部品搬送レール1の大幅な工数削減、コストダウン、量産化、多機種対応、異品種部品対応等を可能とした。
なお、耐久性等の必要に応じ、樹脂製の上部材において、部品を搬送する面だけを金属とし、また、強度等の必要に応じ、上部材の成形加工時に樹脂中に金属の補強材を埋設(モールド成形)する。
前項記載の部品搬送レール1がツインフィーダーを対象として説明してきたが、シングルフィーダーであってもよい。
「中継部材7、部品収容部2、受入れ部12」(図2、5、10)
部品収容部2の開口を受ける形で部品収容部2を中継部材7を介して部品搬送レール1に固定保持する。
部品収容部2から中継部材7を介して供給された部品tを部品往路17の整列部13に連通している受入れ部12で受取り、順次整列部13に送り出す。
「整列部13」(図5)
受入れ部12からランダムな姿勢で送られてくる部品tを整列部13で所定の向きに揃えて送給部14に送る。
なお、ここでいう前記所定の向きは、実施例では、部品の長さ方向を前後とした向きである。
部品往路17と部品復路18とで、部品tを整列搬送する機能と、整列の際にこぼれた部品tを戻す機能とを有する循環路67(図5)を形成している。
「部品往路17、整列溝20」(図5)
整列部13に、受入れ部12と送給部14の送給溝21の間を結び、部品tを本長さ方向に1列に並べて整列搬送する整列溝20を備える。
また、部品往路17は整列溝20からこぼれた部品tを受けるための1段下がった位置にある復路搬送面22を備える。
整列溝20は直方体形状の部品tの幅方向または高さ方向に合わせた幅を有しており、長さ方向以外の方向を向いた部品tを復路搬送面22へ落下し、また、整列溝20の側方から復路搬送面22に向かってエアーを供給して、立ち上がった部品tだけにこのエアーを当てて復路搬送面22へ排除・落下するように備える。
整列溝20から復路搬送面22へ落下した部品tは部品復路18の搬送面へ落下・排除される。それに備えて、部品往路17と部品復路18が対向する境界線上に落とされてきた部品tを部品復路18の搬送面上に受け渡すため複数の受け渡し凹部をその搬送方向に沿って備える。
「部品復路18」(図5)
部品復路18は、復路搬送面22から受け渡された部品tを整列溝20の開始端近傍まで復路搬送し、循環路で部品往路17へ戻すように備える。
「カバー」(図11)
部品搬送レール1の整列部13の部品往路17上面を覆って第1のカバー23が備えられ、部品復路18上面を覆って第2のカバー24が備えられている。
第1のカバー23と第2のカバー24は透明の樹脂板で備える。
前記第1、第2のカバー23、24、及び、後記第3のカバー30は、該カバーで部品搬送レール1の上面を覆って、部品tが整列溝、送給溝等から外れて飛び出るのを防止すると共に、後記のように透明なカバーを透して部品搬送レール1内の残留部品の有無を目視で確実に確認できるようにして、異品種部品の混入を防止するためのものである。
なお、本発明においては、部品の目視を可能とする目的のため、当初から意図的に、整列溝、送給溝等は部品搬送レール1の上面に露出して形成しており、同時に、カバーを透明にして透視出来るようにしている。
従来の前記機器は、機器中の残留部品を確認する術がないため、確認することが不可能に近く、また、残留部品の取出しが構造上困難であり、よって、残留部品が有るまま、その機器を前と異なる部品用に使用した場合、異なる部品の混入という最悪の事態を生じる危険があったが、本発明は、部品供給アタッチメントBだけを取外して、例えば、立てたり斜めにしたりするだけで、残留部品は1本で連通した搬送路を重力で滑り落ちて、元の部品収納部2へ戻し、或いは取出し部25から外部へ排出することができ、また、部品搬送レール1の途中で引っ掛ったりした場合でも、その上面を透明なカバーで覆っているため、目視で簡単に発見して処理できるようにすることによって残留部品・異品種部品の混入のトラブルを解消出来る。
「送給部14」(図5)
部品搬送レール1は送給部14を備え、該送給部14は、第1の搬送レール15の部品往路17の先端の取出し部25に連続しており、整列部13の整列溝20に連通した送給溝21に整列搬送されてくる部品tを取出し部25まで搬送するように備える。
前記部品搬送レール1は、受入れ部12〜整列部13〜送給部14〜取出し部25の部品搬送路を一体連通(接続・連結部分が皆無)して構成し、部品はその搬送レール上を振動により各部品の個々が自走するようにし、その上、整列部13で部品を一定の向きに整列して搬送するようにしたので、部品が詰まらず、長距離の搬送でも搬送速度がバラつかず、極めて高速の搬送を可能とした。
部品が小さくなればなるほど搬送路の加工精度が要求されるが、上記のように、部品搬送路を一体連通構成したので、高精度ミクロン単位の精密加工が可能となり、よって、近時の超小型部品(例、0402型=0.4×0.2mm)にも対応可能となった。
上記のように、部品搬送路を一体連通構成したので、部品の乗換え繋ぎ目をなく、従って、乗換え繋ぎ目で部品が引っかかり・詰まるトラブルをなくし、よって、長距離の搬送でも搬送速度がバラつかず、極めて高速の搬送を可能として、特に、最後の1個まで確実に搬送されるようになった。
上記のように、部品搬送路を一体連通構成したので、取出し部の先端のストッパーで停止した部品を部品吸着ノズル等で取出すことが可能となった。
よって、従来のように先頭部品と2番目部品の間をピン等を用いて、1個切り(1個分離)する必要を無くし、また、1個切り(1個分離)のために、部品の移乗ステージを備える必要をなくして、移乗に伴う継ぎ目トラブル(引っかかり・詰まり)をなくすことが出来た。
なお、本発明は、必要に応じて、1個切り(1個分離)にも対応可能である。
「取出し部25」「第3のカバー30」(図2、5、7)
取出し部25は送給溝21の先端部に位置し、電子部品処理装置Dの部品吸着ノズル51が取出し部25から部品tを(通常1個宛)取出す(ピックアップ)ように備える。
また、取出し部25の送給溝21上面を覆って第3のカバー30を備える。
ただし、第3のカバー30は、先頭の部品tを取出すために、部品停止位置から部品tの長さ方向の1.0倍〜1.5倍の長さだけ覆わない開口部31を残して備える。
なお、1.1倍〜1.3倍がさらに好ましく、実施例では1.3倍である。
「ストッパー26」(図5、6)
取出し部25の送給溝21の先端を閉じるようにストッパー26を備える。
ストッパー26は、送給溝21で搬送されてきた部品tを取出し位置で止めるためのもので、ストッパー26と送給溝21内・先頭の部品tとの当接部は部品tの上端近傍のみを押さえるように備える(部品t端面の中央部分には何も当てない)。
なお、部品t端面の上面近傍のみに当るストッパー26とすることで、部品tの飛出しを効果的に抑制することができる。
具体的な構成例としては、部品t端面の上面近傍にあたる部分を突出し徐々に後退するテーパ面を持つもの、中央部分のみ逃がし穴が形成されているもの、上面部分のみが突出して形成されているもの(図6(イ)(ロ))などが挙げられる。
前記ストッパー26を先頭の部品tの上辺近傍に当接されるように設けたのは、搬送されてきた部品tがストッパー26を越えて飛出すのを防止するためであり、部品t先端上部をストッパー26の上辺近傍に衝突させることによって、部品tの飛出しを効果的に制止できる。
「ガイドカバー27」(図16)
取出し部25の開口部31を開閉するガイドカバー27を備える。
ガイドカバー27は、本発明バルク用セグメントフィーダーAを電子部品処理装置Dから取外した時、若しくは、ブラットフォームCから部品供給用アタッチメントBを取外した時に、開口部31を自動的に閉じて、部品tが開口部31から外部にこぼれ出ないように備え、
反対に、本発明バルク用セグメントフィーダーAを電子部品処理装置Dに取付けた時、若しくは、ブラットフォームCに部品供給用アタッチメントBを取付けた時に開口部31が自動的に開いて、部品tが開口部31から取出せるように備える。
また、ガイドカバー27の駆動手段は、実施例では、バネ(図16(イ)(ロ))若しくはエアー(図2)によって開閉するように備える。
「折れ線状部28」(図8、図9)
整列溝20から取出し部25に至るまでの送給溝21に少なくも1箇所でその経路を折り曲げて折れ線状部28を備える。
「折れ線状部28-1」(図8)
折れ線状部28-1は、送給溝21を介して
1.取出し部から逆流してくる部品を止めるため、
2.移動する部品tの動きを規制するため、
3.部品tに付与される搬送方向への推力を減衰させるため、
に備える。
折れ線状部28-1は先頭の部品tから数えて2〜5番目の部品の上流側に位置して備えることが好ましく、本実施例では2番目の部品の上流側に備えている。
折れ線状部28は、水平方向に沿って曲げてもよいし(図8(イ))、鉛直方向に沿って曲げてもよい(図8(ロ))。
なお、折れ線状部28の曲げ角度は、水平方向に沿って曲げる場合は10°〜45°が好ましく、本実施例は水平方向沿って曲げた角度が25°である。
鉛直方向(勾配)に沿って曲げる場合の角度は、3°〜10°が好ましい。
部品搬送レール1上を搬送される部品tの数の増減によって搬送力が増減変化するため、搬送力が増すと先頭の部品tがストッパー26を越えて飛び出す課題や先頭から2番目の部品が先頭の部品で跳ね返って逆流するため、一時的に取出し部25の部品tが0になって部品吸着ノズル51の吸着トラブルを生じたり、最後の1個まで連続的に供給することができないことがあったが、部品搬送レール1の送給部14の送給溝21に前記「折れ線状部」を設けることによって、搬送力が必要以上に増大するのを防ぎ、かつストッパーからの跳ね返り逆流を防止することができる。
「表3」は、折れ線状部28-1の水平方向に沿って曲げる角度を25°に設定して行なった実施例資料であり、部品の跳ね返り発生しやすい状況を100回テストして最適位置を求めたものである。
この結果からして先端から2個目が好適であることがわかる。
また、2個分の距離が好適であるのは、吸着ミスを0にできるからである。
「逆流防止用凹部29」(図8、図9(イ))
折れ線状部28-1の下流端に、送給溝21の延びる方向に逆流してきた部品tの後端と係合するための逆流防止用凹部29を備える。
逆流防止用凹部29は、折れ線状部28-1の下流端より部品の略2〜5個分、好ましくは2個分の距離に備える。
前記逆流防止用凹部29は、部品tの跳ね返り・逆流を折れ線状部28-1で防止すると共に、折れ線状部28-1の送給溝21の折れ曲がりを利用し、跳ね戻り・逆流した部品tの後端角部が、必然的に、凹部29に係合して跳ね戻り・逆流防止の効果を一層完全ならしめることができる。
また、先端より部品tの略2個分の距離に相当する部分が好適であるのは、先頭から2個目の部品tの跳ね戻り・逆流を防止すれば、先頭の部品tが取出し部25に不在となって、部品吸着ノズル51による取出しに支障を来たすトラブルを防止出来るからである。
「別の折れ線状部28-2」(図5)
別の折れ線状部28-2は、折れ線状部28-1の下流側に、さらに、
1.移動する部品tの動きを規制するため、
2.部品tに付与される搬送方向への推力を減衰させるため、
に備える。別の折れ線状部28-2の折れ線角度その他の条件は、折れ線状部28-1と同じである。
「プラットフォームC」(図1、2)
プラットフォームCは、本発明バルク用セグメントフィーダーAを電子部品処理装置D(図示例では電子部品実装装置D1)に着脱自在に取付けるための装置固定手段3と、トッププレート5を有する振動機構4とを備え、
また、トッププレート5に対して部品アタッチメントBの部品搬送レール1を固定手段6により着脱自在に固定することによって、プラットフォームCに部品供給用アタッチメントBを取り外し自在に取付けるように備える。
「装置固定手段3」・「固定手段6」
装置固定手段3(図3、4)は、電子部品処理装置DにプラットフォームCを着脱自在に固定するための手段である。
固定手段6(図12、13、14)は、プラットフォームCのトッププレート5に対して部品アタッチメントBを着脱自在に固定するための手段である。
実施例では、装置固定手段3及び固定手段6はクランプ・レバー機構であり、装置固定手段3はプラットフォームCを電子部品実装装置D1に固定するときに、位置決め基準となるプラットフォームCの装置固定ベース32(例、金属製の板状部材)と電子部品処理装置Dの取付部66とをクランプ・レバー機構で相互をクランプ33とレバー34等で締めて固定するように備え、
固定手段6はプラットフォームCに部品供給用アタッチメントBを固定するときに、トッププレート5に対して部品アタッチメントBの部品搬送レール1をクランプ・レバー機構で相互をクランプ33とレバー34等で締めて固定するように備える。
装置固定手段3は、固定対象の相互のプラットフォームC又は/及び電子部品処理装置Dに備えられており、
固定手段6は、固定対象の相互の部品供給用アタッチメントB又は/及びプラットフォームCに備えられている。
前記の各固定手段3、6は、前記クランプ33・レバー34、爪の嵌合い、ネジ、又は、マグネット、その他、両者を着脱自在に固定する手段であれば適宜である。
また、前記の各固定手段3、6は、予め、固定対象の相互に、位置決めピン35/位置決め孔36を備え、相互に位置決めするように備える。(図12、13)
前記装置固定手段3と固定手段6によって、(1)電子部品処理装置DとプラットフォームCの着脱交換、 (2)プラットフォームCと部品アタッチメントBの着脱交換を極めて迅速に行うことができる。
実施例では、電子部品実装装置D1において、従来フィーダーの着脱交換所要時間約120秒に対し、前記(1)または (2)は約30秒で済む。
「誤装着防止手段」(図3、4、12、13、14)
誤装着防止手段37は、電子部品処理装置DとブラットフォームCの誤装着を防止するために備え。実施例のピン35・ピン孔36の形状・配置による嵌め合わせパターンの組み合わせや、ICタグを用いたものなどがある。ICタグを用いる場合は、一方にICタグ、他方に読み取り手段を設けるが、電子部品処理装置D、バルク用セグメントフィーダAのいずれかにそれぞれ設けられていればよい。
前記誤装着防止手段37を、上記と同様に、部品供給用アタッチメントBとブラットフォームCの誤装着を防止するために備え、その場合も両者のいずれかにそれぞれ設けられていればよい。
「振動機構4」(図2、17)
振動機構4は、部品供給用アタッチメントBに対して、部品を搬送する推力を与えるための振動を付与する機構であり、実施例では、部品往路用の第1の搬送レール15と部品復路用の第2の搬送レール16に、各別個に振動機構4を設置して、第1の搬送レール15と第2の搬送レール16を互いに反対方向に振動し、部品tを反対方向に搬送するように備えている。
「トッププレート5」(図2、12、13、17)
振動機構4はトッププレート5を備える。トッププレート5は部品供給用アタッチメントBを着脱交換自在に固定し、かつ部品供給用アタッチメントBに振動を伝達付与するためのプレートであり、実施例では、部品往路用の第1の搬送レール15と部品復路用の第2の搬送レール16に、各別個に備えている。
「振動体38」(図2、12、13、17)
振動機構4の振動体38は、電圧を印加して振動させる振動源となる圧電体であり、板ばね39に備える。
「板ばね39」(図2、12、13、17)
前記板ばね39は、ブラットフォームCの本体とトッププレート5とを連設して振動体38からの振動を伝達するように備えられ、振動の印加方向によって一定方向に傾斜した一対の板ばね39でトッププレート5を支持するように備えられており、
実施例では、部品往路用の第1の搬送レール15と部品復路用の第2の搬送レール16に、各2枚づつ備えている。
「吊下げ保持手段40、板吊バネ41」(図17)
振動機構4を装置固定ベース32から吊下げ保持手段40で吊下げ保持するように備える。
実施例では、吊り下げ保持手段40は、装置固定ベース32に設けられた板吊バネ固定部材41と振動機構4とを板吊バネ42で連結して吊下げ保持するように備える。
また、前記板吊バネ42による吊下げ保持で、振動機構4の高さ方向位置を決めるように備える。
前記振動機構4を板吊バネ42で装置固定ベース32に固定することによって、剛性・弾性を有する前記板吊バネ42により、後記弾性体43の弾性性能のバラツキ、剛性不足、設置環境の変動による変化、経時的寸法変化等に影響されることなしに、部品供給用アタッチメントB(の部品搬送レール1)の設置位置を高精度に保持できると共に、バルク用セグメントフィーダーA(の部品供給用アタッチメントB)とそれを搭載した電子部品処理装置D(の部品吸着ノズル51)との精密な相互位置関係を保持することができる。
「弾性体43」(図2、17)
弾性体43を、装置固定ベース32と振動機構4との間に介在して備える。弾性体43は、振動機構4からの振動の装置固定ベース32に対する制振のために備える。
即ち、前記振動機構4と前記装置固定ベース32を分離構成し、両者間に弾性体43(合成、天然の各種ゴム等の防振・振動吸収素材からなる)を介在設置して、両者間の振動の伝達を弾性体43の作用で防振・遮断し、これによって、装置固定ベース32側へ振動の洩れを防止できる。
「制御部」(図2、図17)
制御部52を、例えば、プラットフォームCに制御部52を備える。
制御部52は検出センサーからの情報及びあらかじめ設定されたプログラムに従って、本発明バルク用セグメントフィーダーA全体を制御するに必要な制御手段を備える。
実施例では、演算部53、交流電圧発生部54、加振部11、センサー入力部56、検出センサー等を備え、また、実施例では、プラットフォームCは、残量センサー44、振幅センサー45、ノズルセンサー46の少なくとも一つのセンサーを備える。
演算部53は、制御手段の中心部であり、例えば、振幅センサー45のアナログ入力をA/D変換し取込む機能、ノズルセンサー46及び残量センサー44の入力、振動機構4の駆動交流信号発生、加振部11の駆動タイミング発生、その他、前記フィーダーAを制御するに必要な制御手段をプログラムにしたがって制御するように備える。
交流電圧発生部54は、例えば、演算部53からの交流信号から振動機構4に加える電圧を発生するように備える。
加振部駆動部55は、例えば、演算部53からのタイミングで加振部11の駆動電圧を発生するように備える。
センサー入力部56は、例えば、ノズルセンサー46及び残量センサー44の信号を取込み、振幅センサー45からのアナログ信号をA/D変換して取込むように備える。
上記の実施例では、バルク用セグメントフィーダーAを制御する制御部52をプラットフォームCに備えたが、制御部は、バルク用セグメントフィーダーA及び/又は電子部品処理装置Dのいずれに備えてもよく、相互に全部及び/又は一部を制御するように備えてもよい。
「加振部11・残量センサー44」(図2、11、15、17)
部品収納部2及び/又は中継部材7に振動を加える加振部11を備える。
加振部11は、残量センサー44により部品搬送レール1上の部品量を検知し、所定量より少ない場合に、部品収納部2(中継部材7)に振動を加えて、部品収納部2(中継部材7)から部品tを補給する。
実施例の加振部11は、加振ピン47とソレノイド48を備え、ソレノイド48で駆動する加振ピン47により部品収納部2(中継部材7)に振動を加える。
加振ピン47を駆動する駆動源は、実施例のソレノイドに限定するものではないが、ソレノイドを用いることが好ましい。
「残量センサー44」(図17)
部品搬送レール1付近に残量センサー44を備える。
残量センサー44は、部品搬送レール1上にある部品tの残量を検知するためのセンサーであり、部品搬送レール1上を通過する部品tの頻度を検知して、部品搬送レール1上にある部品tの残量を検知するように備える。
なお本実施例においては、残量センサー44は部品搬送レール1の下方に埋設され、部品搬送レール1上を通過する部品tの頻度を検知するようにしている。
前記従来バルクフィーダー方式は、いずれも部品収納部の部品残量の多寡によって供給量がバラつくことが欠点であったが、本発明は、部品tが部品収納部2から傾斜・開口空間を重力落下すると共に、残量センサー44が部品残量の検知し、前記加振部11で部品収納部2を加振して供給を促進するため、部品収納部2内の部品残量によって供給量がバラつくのを無くすことができる。
「振幅センサー45」
振幅検知部49は、振動機構4のトッププレート5または部品供給用アタッチメントBの振幅を検知するための機構であり、振幅センサー45を備える。
振幅センサー45としては、例えば、光電式透過センサー(図20)、加速度センサー(図23)等が挙げられる。
「光電式透過センサー」(図17、20)
実施例では、振幅センサー45として光電式透過センサーを用い、該振幅センサー45のアナログ出力を一定時間検出し続け、その最大値と最小値の差を計算して、それをその時点の振幅に換算するように備えている。
具体的には、振動機構4の振動体38に加える交流電圧1周期の間アナログ出力を検出して、その間の最大値と最小値の差を計算し、実際の振幅に換算できる係数を掛けた結果をその時点の振幅にしている。
前記振幅センサーによる制御の実施例を、図21に示す。
図において上の波形は「駆動電圧」、下の波形は「振幅センサー信号」、横軸は時間を示す。
同図に示すように、振幅センサーで交流電圧1周期の間の出力を検出し、その間の最大/最小量の差を次の周期の駆動電圧にフィードバックして振幅を一定に制御することができる。
「振幅制御が必要とされる状況」
振幅制御が必要とされる状況として、(1)運転時間による振幅変化、(2)取付け場所による振幅変化、が挙げられるが、それらの振幅変化に対応して、常に、全バルク用セグメントフィーダーAを定常振幅に制御することが求められる。
振幅変化が生じると部品の送給に影響し、例えば、部品吸着ノズルが取出し部で部品を吸着しようとしたときに、部品が取出し部に送給されてないといったタイミングトラブル等が生じる。
[表4]は、定常振幅0.03mmの設定で振動機構から振動を付与し、得られた部品供給用アタッチメントの振幅変化に対応して振幅制御した場合と、振幅制御をしない場合において、運転開始から6、7、8、12、20時間経過後の部品供給用アタッチメントの振幅を示すものである。表4から運転時間で振幅変化が生じるためその制御が必要なことが判り、本発明の振幅制御でそれを定常振幅に制御できることが判る。
通常、運転開始から1時間位は不安定であり、小型の部品ほど不安定な傾向がある。
[表5]は、定常振幅0.03mmの設定で振動機構から振動を付与し、得られた部品供給用アタッチメントの振幅変化に対応して振幅制御を行った場合と、振幅制御を行わなかった場合において、本実施例のバルク用セグメントフィーダーを、図22に示すように、バルクフィーダー連装搭載型の電子部品処理装置のそれぞれ異なる3箇所(A〜C地点)に取付けて使用した場合の各取り付け場所における振幅を示す。表5から取付け場所で振幅変化が生じることが判り、本発明の振幅制御でそれを定常振幅に制御できることが判る。
振幅検知部49は、振動機構4のトッププレート5または部品供給用アタッチメントBの振幅を検知するための機構であり、振幅センサー45と検出片50を備える。また、振幅センサー45は、ブラットフォームCの装置固定ベース32側と振動機構4のトッププレート5側の何れに備えてもよいが、実施例では、装置固定ベース32に備えている。検出片50は、ブラットフォームCの装置固定ベース32側と振動機構4のトッププレート5側の何れに備えてもよいが、実施例では、トッププレート5に備えている。
検出片50は、振幅センサー45の被検知体であり、振幅センサー45によって検出し、振幅量が規定値に満たない場合は振幅を大きくし、規定値を超える場合は振幅を小さくすることによって振幅制御するように備える。
「加速度センサー」(図23)
前記加速度センサーは、単位時間当たりの速度変化を検出するための回路素子であり、静電容量方式、ひずみゲージ式、圧電式などがある。
実施例では、圧電式の加速度センサーを振幅センサー45として、例えばトッププレート5の下面に取付け、単位時間当たりの速度変化を振幅量として検出して使用している。
「ノズルセンサー46」(図6(イ)、17)
プラットフォームCに固定した部品供給用アタッチメントBの、部品搬送レール1の取出し部25の開口部分31付近にノズルセンサー46を備える。
ノズルセンサー46は、前記開口部分31付近における、電子部品処理装置Dの部品吸着ノズル51の有・無を検知するためのセンサーであり、実施例では、反射型光電センサーを備える。
前記ノズルセンサー46により、部品吸着ノズル51の有無を感知するように備え、その存在が所定の時間感知できないときに、振動機構4の振動を調整するように備える。
部品吸着ノズルの存在を検知できないときの調整手段として、例えば、振動機構4の振幅を0とするか、若しくは、部品tが搬送されない振幅とするように備える。
前記ノズルセンサー46が部品吸着ノズル51の存在を検知できないとき、振動機構4の振動・振幅を調整するようにした目的は、取出し部25に部品吸着ノズル51が無い、即ち、実装作用休止中等の場合は、できるだけ振動機構4の振動・振幅を抑えて、部品tの「黒色化」の発生を防止するためである。
なお、部品の「黒色化」は部品同士が擦れあうことによって生じる部品の品質劣化問題であり、部品tが「黒色化」するとはんだ濡れ性が悪くなり、はんだ接着不良、導電不良の原因となるが、本発明の上記手段によって「黒色化」の発生を防止出来るようにしたものである。
「残チップの回収について」
部品搬送レール1内に残ったチップは、プラットフォームCから部品供給用アタッチメントBを取り外し、取出し部25を上にして受入れ部12を介して部品収納部2へ戻す。
回収残チップの有・無は、部品搬送レール1の整列溝20、送給溝21、取出し部25等を覆った透明なカバー23、24、30を通して目視確認できる。
従来のバルクフィーダー方式は、バルクフィーダー内の残留部品を確認し難く、また、残留部品の取出しが構造上困難であり、よって、残留部品が有るまま、その機器を前と異なる部品用に使用した場合、異なる部品の混入という最悪の事態を生じる危険があったが、本発明は、上記のように、部品供給アタッチメントBだけを取外して、例えば、立てたり斜めにしたりするだけで、部品供給アタッチメント内の残留部品を1本で連通した部品搬送レール1を重力で滑り落として、元の部品収納部2へ戻し、或いは取出し部から外部へ排出することができ、また、途中で引っ掛ったりした場合でも、部品搬送レール1上を「透明なカバー」で覆っているため、目視で簡単に発見して処理することができる。
「制御方法」
部品供給アタッチメントBの部品搬送レール1に振動機構4によって振動を加えて部品tを搬送するにつき、部品tの搬送状態の制御を振動機構4の振動制御によって行なう方法として、(1)振幅制御方法(ウォーミングアップ制御方法)、(2)定常駆動制御方法、(3)微小振動制御方法を、必要に応じて、実施する。
(1)「振幅制御方法(ウォーミングアップ制御方法)」
振幅制御方法は、ウォーミングアップ制御方法でもあり、本発明バルク用セグメントフィーダーAを電子部品処理装置Dに使用・運転する際に、停止状態であった振動機構4を起動したときに、定常振動に至るまでに必要なウォーミングアップ時間を大幅に短縮するための制御方法である。
「前記方法の実施」
1.振動機構4が停止状態であることを確認する。
2.振動機構4を再駆動して、振幅センサーによって振幅量を監視し(例えば、制御部52で振幅センサー45を監視し)、設定振幅に到達するまで、定常駆動時の設定倍の電圧を設定時間印加する。前記の電圧は、定常振動時の2〜10倍、好ましくは2倍前後に設定し、前記の電圧印加時間は、好ましくは1秒以下に設定する。
3.設定振幅に到達したら、定常駆動時の電圧を印加して定常運転する。
前記ウォーミングアップ制御方法は、従来、必須とされてきた所謂ウォーミングアップ運転を不要とすることを目的とする。
従来、振動式のフィーダーは、起動時・運転開始時に、振幅量が定常振幅量を下回るため、通常、安定した設定振幅量に達する迄に30分間以上の暖機運転・ウォーミングアップを必要とし、その時間が無駄になる問題点があった。
そこで、本発明は、前記振動機構に、起動時に、上記条件で、高電圧を加えることによって、瞬間的に、振幅量を定常振幅量に上昇調整することが出来るようにするものであり、もって、起動時の暖機運転を不要にしてタイムロスを減らし、その分、作業効率を向上できる。
(2)「定常駆動制御方法」
定常駆動制御方法は、定常駆動時において所定範囲の振幅を維持するための制御方法であり、
例えば、制御部52で振幅センサー45からの振幅量をインプットして振幅量を監視し、検出された振幅量が設定された振幅量(規定値)より大きくなったときは、振動機構4に印加する電圧を低下させ、また、予め設定された振幅量より小さくなったときは、駆動機構4に印加する電圧を増加させて、定常駆動時において所定範囲の振幅を維持する定常駆動制御方法である。
前記規定値は許容範囲として設定してもよい。本実施例では、0603サイズの部品tを搬送するために0.030mmの振幅量を規定値としているが、0.030〜0.035mmであれば問題なく供給できるため、規定値としてこの範囲に設定してもよい。
また、規定値は部品吸着ノズル51が部品tを取出すサイクルタイムに応じて決定することが好ましい。
さらに、部品供給アタッチメントBに当該部品供給アタッチメントBが扱う部品tのサイズの情報を付与しておき、ブラットフォームC側でその情報に基づき規定値を自動で設定するようにしてもよい。
(3)「微小振動制御方法」
微小振動制御方法は、一定時間、部品tの供給の必要がない場合に、部品同士の擦れ合いによる部品tの黒色化を防ぐために、部品搬送レール1の振動を部品tの搬送を行えない程度の微小な振動に抑えるか、部品搬送レール1の振動を0にするものである。
ただし、振動機構4まのウォーミングアップ時間をキャンセルするため、即ち、ウォーミングアップなしに定常振動駆動できることから、部品搬送レール1の振動を部品tの搬送を行えない程度の微小な振動に抑えることが好ましい。なお、ここでいう微小振動は、定常振動量の1/3以下とすればよい。
例えば、制御部52でノズルセンサー46からのノズル検出信号が一定時間ない状態を確認した時点で、振動機構4に対して印加する電圧を設定範囲に低下して、部品の搬送を行わないようにする。振動機構4は稼動状態にしたままに制御しておき、そして、ノズルセンサー46からノズル検出信号を確認した時点で、振動機構4に印加する電圧を増加して定常駆動状態にするというものである。
「部品補充制御方法」
部品補充制御方法は、部品搬送レール1上を通過する部品tの量が所定量より少なくなったときに、自動的に部品収納部2からの部品tの供給を増加させるための制御方法であり、
例えば、制御部52で残量センサー44からの部品通過頻度をインプットして監視し、所定部品通過頻度より小さいときは、加振部11に駆動信号を出力し、加振部11(の加振ピン47)により部品収納部2若しくは中継部材7を振動して、部品収納部2からの部品補充を行なう部品補充制御方法である。
「使用対象・電子部品処理装置D」
バルク用セグメントフィーダーAは、電子部品処理装置Dに着脱自在に搭載して使用するように備える。搭載の手段として、実施例では、装置固定手段3を備える。
電子部品処理装置Dの一般的なものとして、例えば、電子部品実装装置(マウンター)D1、電子部品特性選別機D2、電子部品外観選別機D3、電子部品包装装置D4があり、それらの装置に着脱自在に搭載して使用するように備える。
即ち、本発明は、バルク用セグメントフィーダー自体及び/又はバルク用セグメントフィーダーを搭載した電子部品処理装置、を対象とするものである。
なお、バルク用セグメントフィーダーを搭載した電子部品処理装置の場合、単独搭載の他、当然、複数のバルク用セグメントフィーダーを連装搭載してものがある。
「電子部品実装装置D1」(図25)
電子部品実装装置D1は、部品搬送レール1の取出し部25から部品tを取出して移送し、実装対象の目的位置に実装(マウント)する装置であり、
例えば、前記装置D1の部品吸着ノズル51で、部品搬送レール1の取出し部25から部品tを吸着して移送し、実装対象、例えば、プリント基板57の目的位置に実装(マウント)する装置である。
「電子部品特性選別機D2」(図26)
電子部品特性選別機D2は、部品tを部品搬送レール1の送給部14から、他の搬送手段に移転して搬送する課程で電気特性を測定し、測定結果に基づき良・不良別に排出する装置であり、
例えば、部品tを部品搬送レール1の送給部14の先端から部品搬送ローター58に乗換え、部品搬送ローター58の回転で搬送する課程で、部品搬送ローター58の円周に沿って備えた部品測定部59で部品tの電気特性を測定し、部品選別部60で測定結果に基づき良・不良別に排出する装置である。
「電子部品外観選別機D3」(図26)
電子部品外観選別機D3は、部品tを部品搬送レール1の送給部14から、他の搬送手段に移転して搬送する課程で部品tを撮像し、撮像した画像に基づき良・不良別に排出する装置であり、
例えば、部品tを部品搬送レール1の送給部14の先端から前記部品搬送ローター58に乗換え、部品搬送ローター58の回転で搬送する課程で、部品搬送ローター58の円周に沿って備えた部品撮像部61で部品tを撮像し、撮像した画像に基づき良・不良別に排出する装置である。
「電子部品包装装置D4」(図27)
電子部品包装装置D4は、部品tを部品搬送レール1の送給部14から、対象包装体62の部品収納部63に移乗・挿入する装置であり、
例えば、部品tを部品搬送レール1の送給部14の先端から前記部品搬送ローター58に乗換え、部品搬送ローター58の回転で部品挿入部64まで搬送し、該部品挿入部64で部品tを、例えば、チップテープ(包装体)62のチップ装填凹部(部品収納部)63に挿入して、チップテープ65を製造する装置である。
「異品種部品に対応する取替え基準」
バルク用セグメントフィーダーAにおける、異品種部品に対応した取換えは、部品供給用アタッチメントB(単位部材)を基準として、プラットフォームC(共通)との着脱によって行う。部品供給用アタッチメントB(単位部材)を異品種部品に対応してのその品種数を用意する。
即ち、予め用意した所定の品種用の部品搬送レール1、部品収納部2を備えた部品供給用アタッチメントB(単位部材)に取り換え、それをプラットフォームC(共通部材)に固定手段3により着脱自在に固定して使用する。
なお、前記「請求項86乃至請求項120」の発明についての実施例の説明は、前記「請求項1乃至請求項80」の発明についての実施例の説明と、「部品搬送装置」を「バルク用セグメントフィーダー」と読み替えるだけで、大部分において重複するので、その記載を省略する。
本発明は、部品の送給・供給等機能を備えた部品供給用アタッチメントとプラットフォームからなるものであれば、実施例・図示例のバルク用セグメントフィーダーに限定されることなく、全て本発明の技術的構成範囲に属するものであり、よって、本発明は、前記に該当するバルク用フィーダーに汎用し得るものである。
バルク用セグメントフィーダーの実施例の概略を示す正面図、平面図、右端面図、左端面。 フラットフォームの表面板の一部を切除した正面図及び左端面図。 バルク用セグメントフィーダーと電子部品処理装置の装置固定手段の説明図。 バルク用セグメントフィーダーと電子部品処理装置の装置固定手段の説明図。 (イ)は部品搬送レールの平面図、(ロ)はカバーを取付けた図。 (イ)は図5の部品搬送レールの送給部(取出し部)のストッパーを取付けた正面説明図、(ロ)はその一部拡大図。 (イ)は図5の部品搬送レールの取出し部の正面説明図、(ロ)はその平面説明図。 (イ)は部品搬送レールの送給部の折れ線状部(水平方向)の平面説明図、(ロ)は部品搬送レールの送給部の折れ線状部(鉛直方向)の平面説明図。 (イ)は図8の(イ)折れ線状部(水平方向)の作用順(左図→右図)を示す平面説明図、(ロ)は従来の部品搬送レールの直線状の送給溝(水平方向)の場合の平作用順(左図→右図)を示す正面説明図。 (イ)は上・下部材からなる部品搬送レール(第1の搬送レール)の斜視図、(ロ)は上・下部材に分解〜固定する説明斜視図。 部品供給用アタッチメントの正面図、平面図、右端面図、及び、左端面図。 部品供給用アタッチメントとブラットフォームの固定手段による着脱交換の説明正面図。 図13の固定手段による固定状態(着)を示す説明正面図。 図13の固定手段による取外し状態(脱)を示す説明正面図。 (イ)は中継部材の正面説明図、(ロ)はその正面一部拡大説明図。 部品搬送レール(第1の搬送レール)の先端のガイドカバーの正面説明図で、(イ)は閉止状態、(イ)は開状態を示す図。 バルク用セグメントフィーダーの一部正面一部切断説明図で、振動機構の板吊ばね、弾性体、振幅センサー等の設置状態を示す図。 取出し部の部品を、設定空間を飛越えて直接に部品吸着ノズルで吸着する説明図。 本発明のバルク用セグメントフィーダーの他の実施例で、部品収納部を水平方向に備えた場合の説明正面図。 光電式透過センサー(振幅センサー)の説明正面図。 振幅センサーによる振幅制御の説明図。 振幅センサーによる振幅制御の実施例の説明図。 加速度センサー(振幅センサー)の説明正面図。 多連型バルク用セグメントフィーダーの正面図、平面図、右端面図、及び、左端面図。 本発明のバルク用セグメントフィーダーを備えた電子部品実装装置の説明正面図。 本発明のバルク用セグメントフィーダーを備えた電子部品特性選別機、兼、電子部品外観選別機の説明平面図。 本発明のバルク用セグメントフィーダーを備えた電子部品包装機の説明平面図。 従来バルク式フィーダーのエアー方式の説明正面図。 従来バルク式フィーダーのホッパー方式の説明正面図。 従来バルク式フィーダーの回転ドラム方式の説明正面図。 図18に対する、従来の部品の移乗ステーション(1個分離)を備えた場合の説明図。
符号の説明
t 部品
A バルク用セグメントフィーダー
B 部品供給用アタッチメント
C プラットフォーム
D 電子部品処理装置
D1 電子部品実装装置
D2 電子部品特性選別機
D3 電子部品外観選別機
D4 電子部品包装装置
1 部品搬送レール
1a 上部材
1b 下部材
2 部品収納部 容器 ケース
3 装置固定手段(A+D)
4 振動機構
5 トップレール
6 固定手段(B+C)
7 中継部材
8 部品搬送部(中継部材)
9 空間(中継部材)
10 調整部(中継部材)
11 加振部
12 受入れ部
13 整列部
14 送給部
15 第1の搬送レール
16 第2の搬送レール
17 部品往路
18 部品復路
19 連結部材
20 整列溝
21 送給溝
22 往路搬送面
23 第1のカバー
24 第2のカバー
25 取出し部
26 ストッパー
27 ガイドカバー
28 折れ線状部
28-1 第1の折れ線状部
28-2 第2の折れ線状部
29 逆流防止凹部
30 第3のカバー
31 開口部(取出し部25)
32 装置固定ベース
33 クランプ
34 レバー
35 位置決めピン
36 位置決め孔
37 誤装着防止手段
38 振動体
39 板ばね
40 吊下げ保持手段
41 板吊ばね固定部材
42 板吊ばね
43 弾性体
44 残量センサー
45 振幅センサー
46 ノズルセンサー
47 加振ピン
48 ソレノイド
49 振幅検知部
50 検出片
51 部品吸着ノズル
52 制御部
53 演算部
54 交流電圧発生部
55 加振部駆動部
56 センサー入力部
57 対象実装体(プリント基板)
58 部品搬送ローター
59 部品測定部
60 部品選別部
61 部品撮像部
62 対象包装体
63 部品収納部
64 部品挿入部
65 チップテープ
66 取付部(電子部品実装装置D1)
67 循環路(部品往路・部品復路)

以下、従来例
201 部品収納部(容器、ケース)
202 ゲート
203 送給孔
204 噴気孔
205 可動パーツ
206 回転ドラム
207 磁石(磁力)
208 取出し部
209 通気孔
210 移乗ステージ

Claims (120)

  1. 部品供給用アタッチメントとプラットフォームとからなり、
    前記プラットフォームは、制御部とトッププレートを有する振動機構と装置固定手段とを備え、電子部品処理装置に対して装置固定手段により取り外し自在に固定され、
    前記部品供給用アタッチメントは、部品搬送レールと部品収納部とを備え、前記部品供給用アタッチメントの部品搬送レールが、前記振動機構のトッププレートに対して固定手段により取り外し自在に固定され、前記プラットフォームに対して、異なる部品供給用アタッチメントの搭載・交換を可能としたことを特徴とするバルク用セグメントフィーダー。
  2. 前記電子部品処理装置は、少なくとも、電子部品実装装置、電子部品特性選別機、電子部品外観選別機、電子部品包装装置であることを特徴とする請求項1のバルク用セグメントフィーダー。
  3. 前記バルク用セグメントフィーダーは、前記電子部品処理装置の何れに対しても搭載を可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項2のバルク用セグメントフィーダー。
  4. 前記バルク用セグメントフィーダーを前記電子部品処理装置に固定する前記装置固定手段は、レバー、ネジ、マグネット、又は爪の嵌合いであり、前記バルク用セグメントフィーダー又は/及び前記電子部品処理装置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のバルク用セグメントフィーダー。
  5. 前記電子部品処理装置に設置した前記バルク用セグメントフィーダーは、前記電子部品処理装置に対する部品供給をバルク用セグメントフィーダー自体が独自に制御するように備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のバルク用セグメントフィーダー。
  6. 前記部品収納部は、部品をバラの状態で収納する容器であり、部品搬送レールに接続されており、前記部品搬送レールに至る経路に部品の供給量を調整するための調整部を備え、前記調整部は、通路空間の勾配・傾斜及び/又は空間の開口面積で形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のバルク用セグメントフィーダー。
  7. 部品搬送レールに接続されている前記部品収納部の位置は、部品搬送レールの上方、水平方向、側方、下方の何れかである、請求項1乃至請求項6のバルク用セグメントフィーダー。
  8. 前記部品搬送レールは受入れ部と整列部と送給部を備え、前記部品搬送レールの上面に、整列部と送給部を覆うようにカバーを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のバルク用セグメントフィーダー。
  9. 前記整列部は、循環路を備え、前記循環路は部品が循環する部品往路と部品復路を持つことを特徴とする請求項1乃至請求項8のバルク用セグメントフィーダー。
  10. 前記受入れ部と整列部の部品往路と送給部は第1の搬送レール上に形成され、前記部品復路は、第2の搬送レール上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のバルク用セグメントフィーダー。
  11. 前記部品搬送レールは送給部を備え、前記送給部は部品を取り出すための取出し部を有し、送給部に形成された送給溝の先端を閉じるようにストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のバルク用セグメントフィーダー。
  12. 前記ストッパーは、送給溝内に送給された先頭の部品の上辺近傍に当接されるように設けられてなることを特徴とする請求項1乃至請求項11のバルク用セグメントフィーダー。
  13. 前記送給溝は、前記取出し部の近傍に前記送給溝を移動する部品の動きを規制しかつ逆流を防止するための折れ線状部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項12のバルク用セグメントフィーダー。
  14. 前記折れ線状部の折り曲げ方向は、水平方向または鉛直方向であることを特徴とする請求項1乃至請求項13のバルク用セグメントフィーダー。
  15. 折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部の角度は10°〜45°であることを特徴とする請求項14のバルク用セグメントフィーダー。
  16. 折り曲げ方向が鉛直方向の場合の前記折れ線状部の角度は3°〜10°であることを特徴とする請求項14のバルク用セグメントフィーダー。
  17. 折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部は、前記送給溝の先端から部品略2個目となる位置に設けられていることを特徴とする請求項14のバルク用セグメントフィーダー。
  18. 折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部に、前記送給溝の先端側にある部品の後端角部が係合する逆流防止用凹部を有することを特徴とする請求項13のバルク用セグメントフィーダー。
  19. 前記逆流防止用凹部は、前記先端より部品の略2個分の距離に相当する部分にあることを特徴とする請求項13のバルク用セグメントフィーダー。
  20. 前記送給溝の前記折れ線状部の上流側に、別の折れ線状部を有することを特徴とする請求項13のバルク用セグメントフィーダー。
  21. 送給部の上面は、送給溝の先端から、部品取出し部となる部品長さの1.0〜1.4倍の開口を残す位置までカバーで覆われていることを特徴とする請求項1乃至請求項20のバルク用セグメントフィーダー。
  22. 前記カバーが透明であることを特徴とする請求項21のバルク用セグメントフィーダー。
  23. 前記取出し部の前記開口を閉じるガイドカバーが設けられていることを特徴とする請求項21乃至請求項22のバルク用セグメントフィーダー。
  24. 前記ガイドカバーは、バネ及び/又はエアーによって開閉されることを特徴とする請求項23のバルク用セグメントフィーダー。
  25. 前記搬送レールは、上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、前記上部材は前記下部材に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項24のバルク用セグメントフィーダー。
  26. 前記搬送レールの、樹脂製の前記上部材に金属の補強材を埋設したことを特徴とする請求項25のバルク用セグメントフィーダー。
  27. 前記搬送レールは、搬送面を持ち、前記搬送面は金属であり、前記搬送面以外が樹脂であることを特徴とする請求項1乃至請求項26のバルク用セグメントフィーダー。
  28. 前記搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールおよび前記第2の搬送レールの両方若しくは一方は上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、前記上部材は前記下部材に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項27のバルク用セグメントフィーダー。
  29. 前記搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールおよび前記第2の搬送レールは、各々搬送面をもち、前記搬送面は金属製であり、前記搬送面以外を樹脂で覆うことを特徴とする請求項1乃至請求項28のバルク用セグメントフィーダー。
  30. 前記第1の搬送レール若しくは前記第2の搬送レールの、前記上部材若しくは前記下部材における樹脂製の部分に金属の補強材を埋設したことを特徴とする請求項1乃至請求項29のバルク用セグメントフィーダー。
  31. 前記部品供給用アタッチメントと前記トッププレートを固定する前記固定手段は、レバー、ネジ、マグネット、又は爪の嵌合いであり、前記部品供給用アタッチメント又は/及び前記プラットフォームに設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項30のバルク用セグメントフィーダー。
  32. 前記プラットフォームは、制御部とトッププレートを有する振動機構と装置固定手段とを備え、電子部品処理装置に対して装置固定手段により取り外し自在に固定されることを特徴とする請求項1のバルク用セグメントフィーダー。
  33. 前記振動機構は、板吊バネによって前記装置固定ベースに固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項32のバルク用セグメントフィーダー。
  34. 前記振動機構と前記装置固定ベースとの間に弾性体が介在されていることを特徴とする請求項33のバルク用セグメントフィーダー。
  35. 前記プラットフォームは、バルク用セグメントフィーダーを制御する制御部を備え、前記制御部は、演算部、検出センサー、検出センサー入力部、交流電圧発生部、加振部の少なくも一つを備えたものであり、前記検出センサーは、残量センサー、振幅センサー、ノズルセンサーの少なくも一つであることを特徴とする請求項1乃至請求項34のバルク用セグメントフィーダー。
  36. 前記制御部の前記残量センサーは、部品搬送レール上を通過する部品の頻度を検知して、部品搬送レール上にある部品の残量を検知することを特徴とする請求項35のバルク用セグメントフィーダー。
  37. 前記制御部の前記残量センサーがバルク用セグメントフィーダーの部品搬送レール上の部品量を検出し、検出結果に基づき前記部品供給用アタッチメントの一部に加振部による振動を付与して、部品搬送レール上に部品を供給することを特徴とする請求項36のバルク用セグメントフィーダー。
  38. 前記加振部は、ソレノイドと加振ピンによって構成されることを特徴とする
    請求項37のバルク用セグメントフィーダー。
  39. 前記制御部は、前記振幅センサーを備え、振幅センサーによって振幅量を検出し、振幅量が規定値に満たない場合は振幅を大きくし、規定値を超える場合は振幅を小さくすることによって、振幅を制御することを特徴とする請求項35のバルク用セグメントフィーダー。
  40. 前記振動機構側に取付けた前記振幅センサー又は検出片と、前記装置固定ベース側に取付けた前記検出片又は振幅センサーを相対して備え、振幅センサーにより、検出片の振動量を検出するように備えたことを特徴とする請求項39のバルク用セグメントフィーダー。
  41. 前記制御部の前記ノズルセンサーにより、部品吸着ノズルの存在を検知し、部品吸着ノズルの存在が所定の時間検知できないときに、振動機構の振動を調整することを特徴とする請求項35のバルク用セグメントフィーダー。
  42. 前記部品吸着ノズルの存在を検知できないときの前記振動機構の振幅の調整は、振幅を0とすることを特徴とする請求項41のバルク用セグメントフィーダー。
  43. 前記部品吸着ノズルの存在を検知できないときの前記振動機構の振幅の調整は、振幅を部品が搬送されない振幅とすることを特徴とする請求項41のバルク用セグメントフィーダー。
  44. 前記制御部は、前記プラットフォームの前記振動機構に、定常振動時の数倍の電圧を所定時間かけるように制御する機能を有することを特徴とする請求項35のバルク用セグメントフィーダー。
  45. 前記電圧は、定常振動時の2倍以上であることを特徴とする請求項44のバルク用セグメントフィーダー。
  46. 前記所定時間は、1秒以下であることを特徴とする請求項44乃至請求項45のバルク用セグメントフィーダー。
  47. トッププレートを有する振動機構と制御部と装置固定手段を備えたプラットフォームに搭載される部品供給用アタッチメントであって、前記部品供給用アタッチメントは、部品搬送レールと部品収納部と振動機構のトッププレートへの固定手段を備え、前記部品搬送レールが、前記振動機構のトッププレートに対して取り外し自在に固定され、異なるプラットフォームに対して、搭載・交換自在であることを特徴とする部品供給用アタッチメント。
  48. 前記部品収納部は、部品をバラの状態で収納する容器であり、部品搬送レールに接続されており、前記部品搬送レールに至る経路に部品の供給量を調整するための調整部を備え、前記調整部は、空間底部の傾斜及び/又は空間の開口面積で形成されることを特徴とする請求項47の部品供給用アタッチメント。
  49. 前記プラットフォームの加振部による振動を付与して、前記調整部を介して部品搬送レール上に部品を供給するように備えたことを特徴とする請求項48の部品供給用アタッチメント。
  50. 前記部品搬送レールは受入れ部と整列部と送給部とを備え、前記部品搬送レールの上面に、前記整列部と前記送給部を覆うようにカバーを設けたことを特徴とする請求項47乃至請求項48の部品供給用アタッチメント。
  51. 前記整列部は、循環路を備え、前記循環路は部品が循環する部品往路と部品復路を持つことを特徴とする請求項47乃至請求項50の部品供給用アタッチメント。
  52. 前記受入れ部と整列部の部品往路と送給部は第1の搬送レール上に形成され、前記は、第2の搬送レール上に形成されていることを特徴とする請求項47乃至請求項51の部品供給用アタッチメント。
  53. 前記部品搬送レールは送給部を備え、前記送給部は部品を取り出すための取出し部を有し、送給部に形成された送給溝の先端を閉じるようにストッパーが設けられていることを特徴とする請求項47乃至請求項52の部品供給用アタッチメント。
  54. 前記ストッパーは、送給溝内に送給された先頭の部品の上辺近傍に当接されるように設けられていることを特徴とする請求項47乃至請求項53の部品供給用アタッチメント。
  55. 前記送給溝は、前記取出し部の近傍に前記送給溝を移動する部品の動きを規制しかつ逆流を防止するための折れ線状部を有することを特徴とする請求項47乃至請求項54の部品供給用アタッチメント。
  56. 前記折れ線状部の折り曲げ方向は、水平方向または鉛直方向であることを特徴とする請求項47乃至請求項55の部品供給用アタッチメント。
  57. 折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部の角度は10°〜45°であることを特徴とする請求項56の部品供給用アタッチメント。
  58. 折り曲げ方向が鉛直方向の場合の前記折れ線状部の角度は3°〜10°であることを特徴とする請求項56の部品供給用アタッチメント。
  59. 折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部は、前記送給溝の先端から部品2個目となる位置に設けられていることを特徴とする請求項56の部品供給用アタッチメント。
  60. 折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部に、前記送給溝の先端側にある部品の後端角部が係合する逆流防止用凹部を有することを特徴とする請求項56の部品供給用アタッチメント。
  61. 前記逆流防止用凹部は、前記先端より部品の略2個分の距離に相当する部分にあることを特徴とする請求項55の部品供給用アタッチメント。
  62. 前記送給溝の前記折れ線状部の上流側に、別の折れ線状部を有することを特徴とする請求項55の部品供給用アタッチメント。
  63. 送給部の上面は、送給溝の先端から、前記部品取出し部となる部品長さの1.0〜1.4倍の開口を残す位置までカバーで覆われていることを特徴とする請求項47乃至請求項62の部品供給用アタッチメント。
  64. 前記カバーが透明であることを特徴とする請求項63の部品供給用アタッチメント。
  65. 前記取出し部の前記開口を閉じるガイドカバーを備えたことを特徴とする
    請求項63乃至請求項64の部品供給用アタッチメント。
  66. 前記ガイドカバーはバネ及び/又はエアーによって開閉されることを特徴とする請求項65の部品供給用アタッチメント。
  67. 前記搬送レールは、上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、前記上部材は前記下部材に固定されていることを特徴とする請求項47乃至請求項66の部品供給用アタッチメント。
  68. 前記搬送レールの、樹脂製の前記上部材に金属の補強材を埋設したことを特徴とする請求項67の部品供給用アタッチメント。
  69. 前記搬送レールは、搬送面を持ち、前記搬送面は金属であり、前記搬送面以外が樹脂であることを特徴とする請求項47乃至請求項68の部品供給用アタッチメント。
  70. 前記搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールおよび前記第2の搬送レールは、各々上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、前記上部材は前記下部材に固定されていることを特徴とする請求項47乃至請求項69の部品供給用アタッチメント。
  71. 前記搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールおよび前記第2の搬送レールは、各々搬送面をもち、前記搬送面は金属製であり、前記搬送面以外を樹脂で覆うことを特徴とする請求項47乃至請求項70の部品供給用アタッチメント。
  72. 前記第1の搬送レール若しくは前記第2の搬送レールの、前記上部材若しくは前記下部材における樹脂製の部分に金属の補強材を埋設したことを特徴とする請求項47乃至請求項71の部品供給用アタッチメント。
  73. 前記部品供給用アタッチメントと前記トッププレートを固定する前記固定手段は、レバー、ネジ、マグネット、又は爪の嵌合いであり、前記部品供給用アタッチメント又は/及び前記プラットフォームに設けられていることを特徴とする請求項47乃至請求項72の部品供給用アタッチメント。
  74. 前記部品搬送レールは、第1の搬送レールと第2の搬送レールからなり、前記第1の搬送レールと前記第2の搬送レールとを、略平行で相互に独立して振動すると共にスライド自在に連結して備えたことを特徴とする
    部品供給用アタッチメント。
  75. 前記第1の搬送レールと前記第2の搬送レールを連結する中継部材を備え、前記中継部材は、部品搬送レールの受入れ部上に、前記受入れ部を左右側板で上から跨いだ状態に設置し、第1の搬送レール及び第2の搬送レールと前記左右側板を、第1の搬送レール及び第2の搬送レールに突設したピンと、左右側板にあけたピンより大きい穴を結合することによって、第1の搬送レールと第2の搬送レールを相互に独立して振動すると共にスライド自在に連結するように備えたものであることを特徴とする請求項74の部品供給用アタッチメント。
  76. 前記第1の搬送レールと前記第2の搬送レールに、結合ピンと結合ピンより大きい穴を開けた連結部を相対的に設け、前記結合ピンと前記連結部の結合ピンより大きい穴を結合することによって、第1の搬送レールと第2の搬送レールを相互に独立して振動すると共にスライド自在に連結するように備えたものであることを特徴とする請求項75の部品供給用アタッチメント。
  77. 前記第1の搬送レール及び第2の搬送レールが上部材と下部材からなり、前記結合ピンまたは結合ピンより大きい穴を開けた連結部は前記下部材に設けられていることを特徴とする請求項75の部品供給用アタッチメント。
  78. 前記部品収納部の開口が、前記第1の搬送レールの前記受入れ部に対向するように、前記中継部材に着脱可能に接続されていることを特徴とする請求項75の部品供給用アタッチメント。
  79. 前記中継部材は、前記部品収納部から前記受入れ部に部品を供給する空間を有しており、空間には部品の供給量を調整するための調整部を備え、前記調整部は、空間底部の傾斜及び/又は空間の開口面積で形成され、該調整部に加振部からの振動が加えられるように備えたことを特徴とする請求項75の部品供給用アタッチメント。
  80. 前記第1の搬送レール及び第2の搬送レールには、前記部品往路および前記部品復路を覆うカバーが備えられていることを特徴とする請求項75の部品供給用アタッチメント。
  81. 請求項1乃至請求項46に記載の前記バルク用セグメントフィーダーを着脱・交換自在に搭載したことを特徴とする電子部品処理装置。
  82. 前記処電子部品理装置は、少なくも、電子部品実装装置、電子部品特性選別機、電子部品外観選別機、電子部品包装装置であることを特徴とする請求項81の電子部品処理装置。
  83. 前記電子部品処理装置は、電子部品特性選別機であることを特徴とする請求項81の電子部品処理装置。
  84. 前記電子部品処理装置は、電子部品外観選別機であることを特徴とすると請求項81の電子部品処理装置。
  85. 前記電子部品処理装置は、電子部品包装装置であることを特徴とする請求項81の電子部品処理装置。
  86. 部品搬送レールと前記部品搬送レール上の部品を振動により搬送する振動機構とからなり、前記部品搬送レールは、供給される部品を受入れる受入れ部と、受入れた部品を搬送過程で整列する整列部と、整列した部品を搬送する送給部とを備え、前記送給部に折れ線状部を備えたことを特徴とする部品搬送装置。
  87. 前記部品搬送装置は、装置全体を制御する制御部を備え、前記制御部は、演算部、検出センサー、検出センサー入力部、交流電圧発生部、加振部の少なくも一つを備えたものであり、前記検出センサーは、残量センサー、振幅センサー、ノズルセンサーの少なくも一つであることを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  88. 前記振動機構は、プラットフォームに板吊バネで固定されていることを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  89. 前記整列部の整列溝と前記送給部の送給溝を連通して備え、前記振動機構により前記部品搬送レール全体を振動して、整列溝と送給溝の部品を搬送することを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  90. 前記送給部の送給溝の先端近傍に、送給溝を移動する部品の動きを規制しかつ逆流を防止するための折れ線状部を有することを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  91. 前記折れ線状部の折り曲げ方向は、水平方向または鉛直方向であることを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  92. 折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部の角度は10°〜45°であることを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  93. 折り曲げ方向が鉛直方向の場合の前記折れ線状部の角度は3°〜10°であることを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  94. 折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部は、前記送給溝の先端から部品略2個目となる位置に設けられていることを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  95. 折り曲げ方向が水平方向の場合の前記折れ線状部に、前記送給溝の先端側にある部品の後端角部が係合する逆流防止用凹部を有することを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  96. 前記逆流防止用凹部は、前記先端より部品の略2個分の距離に相当する部分にあることを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  97. 前記送給溝の前記折れ線状部の上流側に、別の折れ線状部を有することを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  98. 前記送給溝の先端を閉じるようにストッパーを備えたことを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  99. 前記ストッパーは、送給溝内に送給された先頭の部品の上辺近傍に当接されるように備えたことを特徴とする請求項86と請求項98の部品搬送装置。
  100. 前記部品搬送レールの上面を覆うようにカバーを備えたことを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  101. 前記カバーは透明であることを特徴とする請求項100の部品搬送装置。
  102. 送給部の上面を覆う前記カバーは、送給溝の先端から部品取出し部となる部品長さの1.0〜1.4倍の開口を残す位置まで覆っていることを特徴とする請求項100の部品搬送装置。
  103. 前記取出し部の開口を閉じるガイドカバーを備えたことを特徴とする請求項102の部品搬送装置。
  104. 前記ガイドカバーは、バネ及び/又はエアーによって開閉されることを特徴とする請求項103の部品搬送装置。
  105. 前記部品搬送レールは、上部材と下部材からなり、前記上部材は樹脂製であり、前記下部材は金属製であり、上部材は下部材に固定されていることを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  106. 前記整列部は循環路を備え、前記循環路は部品が循環する部品往路と部品復路を持つことを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  107. 前記部品往路は第1の搬送レール上に形成され、前記部品復路は第2の搬送レール上に形成されていることを特徴とする請求項106の部品搬送装置。
  108. 前記搬送レールは部品を搬送する搬送面を持ち、前記搬送面は金属であり、搬送面以外が樹脂であることを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  109. 前記残量センサーにより、部品搬送レール上の部品量を検出し、検出結果に基づき前記部品搬送レールの一部に加振部による振動を付与して、部品搬送レール上に部品を供給するように備えたことを特徴とする請求項87の部品搬送装置。
  110. 前記加振部は、ソレノイドと加振ピンによって構成されることを特徴とする請求項87と請求項109の部品搬送装置。
  111. 前記ノズルセンサーにより、前記部品吸着ノズルの存在を検知し、部品吸着ノズルの存在が所定の時間検知できないときに、前記振動機構の振動を調整するように備えたことを特徴とする請求項87の部品搬送装置。
  112. 前記部品吸着ノズルを検知できないときの前記振動機構の振幅の調整は、振幅を0とすることを特徴とする請求項111の部品搬送装置。
  113. 前記吸着ノズルを検知できないときの前記振動機構の振幅の調整は、振幅を部品が搬送されない振幅とすることを特徴とする請求項111の部品搬送装置。
  114. 部品搬送装置の前記機構部側に取付けた振幅センサー又は検出片と、振動機構側に取付けた検出片又は振幅センサーを相対して備え、振幅センサーにより、検出片の振動量を検出するように備えたことを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  115. 部品搬送レールと振動機構を備え、前記部品搬送レール上の部品を前記振動機構の振動により搬送する部品搬送装置であって、振動機構の振幅量を検出する振幅センサーを備え、前記振幅センサーが検出した振幅量が規定値に満たない場合は振幅を大きくし、規定値を超える場合は振幅を小さくすることにより、振幅量を制御するように備えたことを特徴とする部品搬送装置。
  116. 前記制御部は、前記振動機構に、定常振動時の数倍の電圧を所定時間かけるように制御する機能を有することを特徴とする請求項115の部品搬送装置。
  117. 前記電圧は、定常振動時の2倍以上であることを特徴とする請求項116の部品搬送装置。
  118. 前記所定時間は、1秒以下であることを特徴とする請求項116の部品搬送装置。
  119. 電子部品処理装置の部品吸着ノズルと前記送給部の前記部品取出し部とを設定空間離隔した状態で相対して備え、前記部品吸着ノズルが部品取出し部の部品を前記空間を飛越えて吸着することにより、部品取出し部から部品吸着ノズルへの振動伝達を遮断したことを特徴とする請求項86の部品搬送装置。
  120. 前記空間の距離は、0.05mm〜0.3mmであることを特徴とする請求項119の部品搬送装置。
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