JP2009128484A - 光学走査装置及びこれを含む画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の半導体レーザの光量のばらつきによる受光素子の出力信号のタイミングズレを防止することが可能な光学走査装置及びこれを含む画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の半導体レーザ2a、2bから出射されるビームを検出する受光手段11と、前記複数の半導体レーザの光量に対応した遅延時間を生成する遅延手段47、49と、前記遅延手段に基づいて基準信号を生成する手段を有し、所定の半導体レーザの照射により前記受光手段から出力されるビーム検出信号45、46の立ち下り又は立ち上がりエッジが入力されると、前記遅延手段から前記半導体レーザの光量に対応した遅延時間により前記基準信号を生成する手段から基準信号を生成することを特徴とする光学走査装置。
【選択図】図1
【解決手段】複数の半導体レーザ2a、2bから出射されるビームを検出する受光手段11と、前記複数の半導体レーザの光量に対応した遅延時間を生成する遅延手段47、49と、前記遅延手段に基づいて基準信号を生成する手段を有し、所定の半導体レーザの照射により前記受光手段から出力されるビーム検出信号45、46の立ち下り又は立ち上がりエッジが入力されると、前記遅延手段から前記半導体レーザの光量に対応した遅延時間により前記基準信号を生成する手段から基準信号を生成することを特徴とする光学走査装置。
【選択図】図1
Description
本発明は光学走査装置及びこれを含む画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置が備える光学走査装置は、入力された画像データに応じて半導体レーザを駆動し、その画像データに応じた静電潜像を感光体上に形成している。このような光学走査装置においては、静電潜像を感光体の主走査方向の書き込み基準となる水平同期(BD)信号(出力信号)をビーム検出回路で検出する。このような装置において例えば特許文献1では、光ビーム強度が変化しても、この影響を最小限に阻止し、主走査方向の画像書き込みタイミングが変化しないように同期信号の発生タイミングを安定化させる方法が提案されている。
特許第3270565号公報
しかしながら、特許文献1では1走査で複数の光ビーム検出を実行した場合、応答速度が不足する。更に複数の光ビームの光量が著しく異なる場合、ビーム検出信号を生成するための閾値を精度よく生成することができないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の半導体レーザの光量のばらつきによる受光素子の出力信号のタイミングズレを防止することが可能な光学走査装置及びこれを含む画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため以下に示す構成を備える。
複数の半導体レーザが所定光量となるよう駆動電流を出力するレーザ駆動手段と、像担持体上に潜像を形成するために前記複数の半導体レーザから発光されたビームで該像担持体上を走査する光学走査装置であって、前記複数の半導体レーザから出射されるビームを検出する受光手段と、前記複数の半導体レーザの光量に対応した遅延時間を生成する遅延手段と、前記遅延手段に基づいて基準信号を生成する手段を有し、前記複数の半導体レーザの内、所定の半導体レーザの照射により前記受光手段から出力されるビーム検出信号の立ち下りエッジ又は立ち上がりエッジが入力されると、前記遅延手段から前記半導体レーザの光量に対応した遅延時間により前記基準信号を生成する手段から基準信号を生成することを特徴とする光学走査装置。
複数の半導体レーザの光量ばらつきによる受光素子の出力信号のタイミングズレを防止することが可能な光学走査装置及びこれを含む画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は本実施形態における光学走査装置を含む画像形成装置の抜粋構成図である。1はレーザユニットで、光源である半導体レーザ2a及び2bで複数のビームを同時に出射可能な構成とし、同じくレーザユニット1内に配備されるレーザ駆動回路13で半導体レーザ2a及び2bが所定光量となる駆動電流を出力する。
3は合成ユニットで台形形状のプリズムで、内部に偏光ビームスプリッタ(点線枠)とビーム出力面に偏光フィルタを貼り付けている。偏光ビームスプリッタは偏光波の位相によりビームを直進あるいは反射する特性を有する。
半導体レーザ2bから出射したレーザビームL1bは合成ユニット3の斜線部で偏向され、偏光ビームスプリッタで更に偏向され、偏光フィルタを通過し、合成ユニット3の外に出射する。一方、半導体レーザ2aから出射したレーザビームL1aは、レーザビームL1bと偏光方向を90°異なるようレーザユニット1から出射させ、偏光ビームスプリッタ及び偏光フィルタを直進するように合成ユニット3から出射する。以上により、レーザビームL1a及びレーザビームL1bは主副走査方向に所定の間隔となるように配置される。
非画像領域において、半導体レーザ2aから出射したレーザビームL1a及び半導体レーザ2bから出射したレーザビームL1bは、コリメートレンズ4及びシリンドリカルレンズ5を経て、回転多面鏡6に到達する。回転多面鏡6は、スキャナモータを含む回転多面鏡駆動回路7によって等角速度で回転している。回転多面鏡6に到達したレーザビームは回転多面鏡6によって偏向され、f−θレンズ8によって感光ドラム10の回転方向と直角方向に等速走査となるように変換され、ビーム検出(以下「BD」と略す)センサ11に受光させる。
画像領域おいて、レーザビームL2a及びレーザビームL2bは、f−θレンズ8を出射した後、反射ミラー9を経由して感光ドラム10上(像担持体上)を照射することにより潜像形成を行う。感光ドラム10に形成された潜像はトナー現像後、用紙に転写・定着することにより画像印字される。
図2はBDセンサ11上でのBDセンサ11とビームスポットの位置関係を説明する概略図である。以下の仕様を例として説明する。
主走査速度は回転多面鏡6によって主走査方向に走査する速度、BDセンサ径はBDセンサ11のセンサ形状(円形)である。
スポット径は、半導体レーザ2a及び2bから照射される、BDセンサ11上でのスポットの大きさである。BDセンサ11に照射されるレーザビームL1a及びL1bのスポット径は、BDセンサ11上面に不示図のレンズが配置されるため、感光ドラム10に照射されるスポット径とは異なる。スポット間隔は、BDセンサ11上面での主走査方向の間隔である。
仕様
主走査解像度:600[dpi]
主走査速度:2,500,000[mm/sec]
画像クロック:60[MHz]
BDセンサ径:Φ1.0[mm]
スポット径(BDセンサ上)
主:0.5[mm]
副:0.2[mm]
スポット間隔:1.175[mm]
上記仕様から、BDセンサ11上での半導体レーザ2aと半導体レーザ2bがBDセンサ11に到達するまでの時間差、すなわちBD位相差は以下のように求められる。
主走査解像度:600[dpi]
主走査速度:2,500,000[mm/sec]
画像クロック:60[MHz]
BDセンサ径:Φ1.0[mm]
スポット径(BDセンサ上)
主:0.5[mm]
副:0.2[mm]
スポット間隔:1.175[mm]
上記仕様から、BDセンサ11上での半導体レーザ2aと半導体レーザ2bがBDセンサ11に到達するまでの時間差、すなわちBD位相差は以下のように求められる。
BD位相差=(スポット間隔)÷(主走査速度)
=1.175÷2,500,000
=470[ns]
図3はBDセンサ11の構成を示すブロック図である。
=1.175÷2,500,000
=470[ns]
図3はBDセンサ11の構成を示すブロック図である。
BDセンサ11はフォトセンサ24とビーム検出(BD)信号33出力のために電気回路から構成される。21は電源端子、22は接地(GND)端子及び23はビーム検出(BD)出力端子である。電源端子21は電源(Vcc)に接地(GND)端子22はGNDに各々接続されている。24はフォトセンサで、例えばシリコンで構成される。フォトセンサ24のカソードは電源端子21を介して電源に接続することにより、逆バイアスを印加し、アノードは電圧変換抵抗25と接地(GND)端子22を介してGNDに接続される。
フォトセンサ24に所定の波長の光を照射すると電圧変換抵抗25に電流が出力される。電圧変換抵抗25は、フォトセンサ24から出力される電流を電圧に変換し、フォトセンサ出力信号26とする。
フォトセンサ出力信号26は、27のゲインアンプa及び29のゲインアンプbに入力される。フォトセンサ出力信号26は、ゲインアンプa27で8倍のゲインに、ゲインアンプb29で2倍のゲインに各々増幅される。ゲインアンプb29は閾値を設定し、ゲインアンプb出力信号30をホールドコンデンサ31で保持する。
32は比較器(コンパレータ)でゲインアンプa出力信号28とゲインアンプb出力信号30を比較することによりビーム検出(BD)信号33を得る。
図4はBDセンサ11の入射光量とBD位相誤差特性を示す特性グラフである。
半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bが感光ドラム10上の所定の像高で予め設定した光量に調整された場合でも、光学部品の特性から半導体レーザ2aと半導体レーザ2bがBDセンサ11に照射する光量に差が発生する。
BDセンサ11のフォトセンサ24は、受光する光量変化量により感度が変化し、出力電流が変動する。これによりフォトセンサ24の入射開始からビーム検出(BD)信号33の出力するまでの時間が変動する。BDセンサ11に入射する光量が半導体レーザ2aと半導体レーザ2bで異なる場合、BD位相差が変動し、BD位相誤差となる。例えば、BDセンサ11に入射する半導体レーザ2a光量が191[μW]の場合、半導体レーザ2bの光量が10[%]変動するとBD位相差(=470[ns])に対し、BD位相誤差が±2.0[ns]となる。水平解像度が600dpi場合、感光ドラム10上で、±1/8画素相当となる。
[ビーム検出(BD)信号33の補正方法]
図5にビーム検出(BD)センサ上と感光ドラム上での光量差を説明するタイムチャートを示す。図1に示すように回転多面鏡6の各面の面積を微小化し、回転多面鏡6の面全体でレーザビームを照射する光学系においては、感光ドラム10上の画像領域での光量のばらつきが発生する。これを最小限に抑えるために半導体レーザ2a及び2bの光量を感光ドラム10上の任意の位置で所定の光量となるように調整する。この場合、半導体レーザ2a及び2bがBDセンサ11上を照射する光量にばらつきが発生する(ΔPbd)。
図5にビーム検出(BD)センサ上と感光ドラム上での光量差を説明するタイムチャートを示す。図1に示すように回転多面鏡6の各面の面積を微小化し、回転多面鏡6の面全体でレーザビームを照射する光学系においては、感光ドラム10上の画像領域での光量のばらつきが発生する。これを最小限に抑えるために半導体レーザ2a及び2bの光量を感光ドラム10上の任意の位置で所定の光量となるように調整する。この場合、半導体レーザ2a及び2bがBDセンサ11上を照射する光量にばらつきが発生する(ΔPbd)。
図6〜図9は本発明のビーム検出(BD)信号33の補正方法を説明するタイムチャートである。半導体レーザ2aと半導体レーザ2bを1つのBDセンサ11で受光してビーム検出(BD)信号33を出力する場合を例に述べる。主走査方向のビーム配置は、図2に記載したように半導体レーザ2aが半導体レーザ2bより先頭としている。
BDセンサ11に入射される半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bの光量条件の違いによるビーム検出(BD)信号33のBD位相誤差の補正方法を以下に述べる。
BDセンサ11入射光波形は、半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bが各制御モードに則って駆動した結果得られる、BDセンサ11上を照射するレーザ発光プロファイルデータである。
ビーム検出(BD)信号33は、BDセンサ11上をBDセンサ11入射光波形で表す光プロファイルで照射した結果、BDセンサ11から出力される。
レーザ2a水平同期信号(HDa)48及びレーザ2b水平同期信号(HDb)50はビーム検出(BD)信号33補正信号で、前記図4に記すBDセンサ11の入射光量変動による出力遅延時間の変動で生じるBD位相誤差を補正した結果得られる。
基準補正値の設定は、レーザ2a、レーザ2bの光量がBD基準光量に等しい時(図6)のビーム検出(BD)信号33の立下りエッジから、レーザ2a水平同期信号(HDa)48及びレーザ2b水平同期信号(HDb)50の立下りエッジまでの時間とする。レーザ2a水平同期信号(HDa)48及びレーザ2b水平同期信号(HDb)50の出力タイミングは、図4を参考にすると半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bの想定される光量変動量から得られる位相誤差の最大値に設定すれば基準補正値を基に補正できる。具体例を挙げて以下に説明する。
(1)レーザ2a、レーザ2bの光量がBD基準光量に等しくない場合(図7)
(a)レーザ2a,レーザ2bの光量がBD基準光量より大きい場合
半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bの光量が共にBD基準光量より大きい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2a及び半導体レーザ2b共に、基準補正値に対して先立って出力される。従って、BD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を基準補正値に加算した値がレーザ2a及びレーザ2b位相設定値となる。
(a)レーザ2a,レーザ2bの光量がBD基準光量より大きい場合
半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bの光量が共にBD基準光量より大きい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2a及び半導体レーザ2b共に、基準補正値に対して先立って出力される。従って、BD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を基準補正値に加算した値がレーザ2a及びレーザ2b位相設定値となる。
(b)レーザ2a,レーザ2bの光量がBD基準光量より小さい場合
半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bの光量が共にBD基準光量より小さい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2a及び半導体レーザ2b共に、基準補正値に対して後から出力される。従って、基準補正値からBD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を減算した値がレーザ2a及びレーザ2b位相設定値となる。
半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bの光量が共にBD基準光量より小さい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2a及び半導体レーザ2b共に、基準補正値に対して後から出力される。従って、基準補正値からBD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を減算した値がレーザ2a及びレーザ2b位相設定値となる。
(2)レーザ2aの光量のみがBD基準光量に等しくない場合(図8)
(a)レーザ2aの光量がBD基準光量より大きい場合
半導体レーザ2aがBD基準光量より大きい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2aのみ、基準補正値に対して先立って出力される。従って、BD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を基準補正値に加算した値がレーザ2a位相設定値となる。一方、半導体レーザ2bはBD基準光量であり、レーザb位相設定値は基準補正値となる。
(a)レーザ2aの光量がBD基準光量より大きい場合
半導体レーザ2aがBD基準光量より大きい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2aのみ、基準補正値に対して先立って出力される。従って、BD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を基準補正値に加算した値がレーザ2a位相設定値となる。一方、半導体レーザ2bはBD基準光量であり、レーザb位相設定値は基準補正値となる。
(b)レーザ2aの光量がBD基準光量より小さい場合
半導体レーザ2aがBD基準光量より小さい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2aのみ、基準補正値に対して後から出力される。従って、基準補正値からBD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を減算した値がレーザ2a位相設定値となる。一方、半導体レーザ2bはBD基準光量であり、レーザb位相設定値は基準補正値となる。
半導体レーザ2aがBD基準光量より小さい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2aのみ、基準補正値に対して後から出力される。従って、基準補正値からBD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を減算した値がレーザ2a位相設定値となる。一方、半導体レーザ2bはBD基準光量であり、レーザb位相設定値は基準補正値となる。
(3)レーザ2bの光量のみがBD基準光量に等しくない場合(図9)
(a)レーザ2bの光量がBD基準光量より大きい場合
半導体レーザ2bがBD基準光量より大きい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2bのみ、基準補正値に対して先立って出力される。従って、BD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を基準補正値に加算した値がレーザ2b位相設定値となる。一方、半導体レーザ2aはBD基準光量であり、レーザa位相設定値は基準補正値となる。
(a)レーザ2bの光量がBD基準光量より大きい場合
半導体レーザ2bがBD基準光量より大きい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2bのみ、基準補正値に対して先立って出力される。従って、BD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を基準補正値に加算した値がレーザ2b位相設定値となる。一方、半導体レーザ2aはBD基準光量であり、レーザa位相設定値は基準補正値となる。
(b)レーザ2bの光量がBD基準光量より小さい場合
半導体レーザ2bがBD基準光量より小さい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2bのみ、基準補正値に対して後から出力される。従って、基準補正値からBD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を減算した値がレーザ2b位相設定値となる。一方、半導体レーザ2aはBD基準光量であり、レーザa位相設定値は基準補正値となる。
半導体レーザ2bがBD基準光量より小さい場合は、ビーム検出(BD)信号33の立ち下がりエッジが、半導体レーザ2bのみ、基準補正値に対して後から出力される。従って、基準補正値からBD基準光量時のビーム検出(BD)信号33との位相差を減算した値がレーザ2b位相設定値となる。一方、半導体レーザ2aはBD基準光量であり、レーザa位相設定値は基準補正値となる。
[ビーム検出(BD)信号33/位相補正の調整方法]
図10はレーザ2a/位相時間及びレーザ2b/位相時間の測定装置の概略構成図を示す。図1における感光ドラム10を除く1〜11は、本発明の光学走査装置である。12は試具センサでアバランシェフォトダイオードで構成され、半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bが感光ドラム10の予め設定された像高に照射する位置に配備される。
図10はレーザ2a/位相時間及びレーザ2b/位相時間の測定装置の概略構成図を示す。図1における感光ドラム10を除く1〜11は、本発明の光学走査装置である。12は試具センサでアバランシェフォトダイオードで構成され、半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bが感光ドラム10の予め設定された像高に照射する位置に配備される。
図11はビーム検出(BD)信号33と試具センサ12の出力信号の関係を示すタイムチャートである。レーザ2a/位相時間τnaはBDセンサ11に半導体レーザ2aがある光量にて照射された時のビーム検出(BD)信号33と試具センサ12出力信号の時間間隔である。また、レーザ2b/位相時間τnbはBDセンサ11に半導体レーザ2bがある光量にて照射された時のビーム検出(BD)信号33と試具センサ12出力信号の時間間隔である。図5で説明したようにレーザ2a/位相時間τna及びレーザ2b/位相時間τnbは、半導体レーザ2aあるいは半導体レーザ2bの照射光量の差によって変動する。
図12はビーム検出(BD)信号33/位相補正の調整フローチャートである。
(1)基準補正値/測定方法
半導体レーザ2aと半導体レーザ2bの照射光量が共にBD基準光量である時の各々の位相時間を測定し、補正基準値を求める。
半導体レーザ2aと半導体レーザ2bの照射光量が共にBD基準光量である時の各々の位相時間を測定し、補正基準値を求める。
最初に半導体レーザ2aを点灯し(S101)、BDセンサ11上の光量(BD光量)Poaが基準光量となるように調整し(S102)、半導体レーザ2aを消灯する(S103)。次に半導体レーザ2bを点灯し(S104)、BDセンサ11上の光量(BD光量)Pobが基準光量となるように調整し(S105)、半導体レーザ2bを消灯する(S106)。
再度半導体レーザ2aを点灯し(S107)、回転多面鏡6で偏向することにより走査し(S108)、ビーム検出(BD)信号33と試具センサ12出力信号の時間間隔を測定し、レーザ2a/補正基準値τ0aとする。レーザ2a/補正基準値τ0aの測定終了後(S109)、走査を終了し、半導体レーザ2aを消灯する(S110)。同様に半導体レーザ2bを点灯し(S111)、回転多面鏡6で偏向することにより走査し(S113)、ビーム検出(BD)信号33と試具センサ12出力信号の時間間隔を測定し、レーザ2b/補正基準値τ0bとする(S114)。レーザ2b/補正基準値τ0bの測定終了後、走査を終了し、半導体レーザ2bを消灯する(S115)。最後に基準位相差(τ0a−τ0b)を算出する(S116)。
(2)位相設定値/算出方法
半導体レーザ2aと半導体レーザ2bの照射光量が感光ドラム10基準光量である時の各々の位相時間を測定し位相設定値を求める。
半導体レーザ2aと半導体レーザ2bの照射光量が感光ドラム10基準光量である時の各々の位相時間を測定し位相設定値を求める。
最初に半導体レーザ2aを点灯し(S201)、感光ドラム10上の光量(ドラム面光量)P1aが基準光量となるように調整し(S202)、半導体レーザ2aを消灯する(S203)。次に半導体レーザ2bを点灯し(S204)、感光ドラム10上の光量(ドラム面光量)P1bが基準光量となるように調整し(S205)、半導体レーザ2bを消灯する(S206)。
再度半導体レーザ2aを点灯し(S207)、回転多面鏡6で偏向することにより走査し(S208)、ビーム検出(BD)信号33と試具センサ12出力信号の時間間隔を測定し、レーザ2a/位相誤差τ1aとする(S209)。レーザ2a/位相誤差τ1aの測定終了後、走査を終了し、半導体レーザ2aを消灯する(S210)。同様に半導体レーザ2bを点灯し(S211)、回転多面鏡6で偏向することにより走査し(S212)、ビーム検出(BD)信号33と試具センサ12出力信号の時間間隔を測定し、レーザ2b/位相誤差τ1bとする(S213)。レーザ2b/位相誤差τ1bの測定終了後、走査を終了し、半導体レーザ2bを消灯する(S214)。
上記から求めたレーザ2a/位相誤差τ1aと基準補正値を演算しレーザ2a位相設定値を(S215)、レーザ2b/位相誤差τ1bと基準補正値(S216)を演算しレーザ2b位相設定値を夫々求める。
[補正動作]
図13は補正動作を説明するビーム検出(BD)制御部のブロック図、図14は動作を説明するタイムチャート及び図15は動作フローチャートである。
図13は補正動作を説明するビーム検出(BD)制御部のブロック図、図14は動作を説明するタイムチャート及び図15は動作フローチャートである。
41はビーム検出(BD)制御部でBDセンサ11から出力されるビーム検出(BD)信号33を低域通過フィルタ(LPF)等で構成される波形整形回路42を介してBD分離回路44に入力される。BD分離回路44はビーム検出(BD)信号33から半導体レーザ2aで発光して得られるレーザ2aビーム検出(BD)信号45と半導体レーザ2bで発光して得られるレーザ2bビーム検出(BD)信号46を分離出力する。
55はレーザ発光制御回路で、BD分離回路44から出力されるレーザ2aビーム検出(BD)信号45からレーザ発光制御信号56を生成する。レーザユニット1に配備されたレーザ駆動回路13はレーザ発光制御信号56に基づいて半導体レーザ2a及び半導体レーザ2bを発光させる。なお、レーザユニット1は、レーザ駆動回路13と記憶手段であるEEPROM14とを一体構成としている。
EEPROM14には図7〜図9記載のレーザ2a位相設定値及びレーザ2b位相設定値が格納されており、所定のタイミングにCPU52に取り込み、レーザ2a位相遅延回路47及びレーザ2b位相遅延回路49に入力する。レーザ2a位相遅延回路47はBD分離回路44からレーザ2a光ビーム検出信号45の立ち下がりエッジを検出すると、レーザ2a位相設定値に相当する時間を遅延させ、レーザ2a水平同期信号(HDa)48(基準信号)を出力する。同様にレーザ2b位相遅延回路49はBD分離回路44からレーザ2b光ビーム検出信号46の立ち下がりエッジを検出すると、レーザ2b位相設定値に対応する時間を遅延させ、レーザ2b水平同期信号(HDb)50(基準信号)を出力する。
本実施例の光学走査装置は、上記したように複数の半導体レーザのビームの光量が変動したとしても、受光素子の出力信号のタイミングのズレを防止することが可能な機能を有することとなる。
1 レーザユニット
2a、2b 半導体レーザ
3 合成ユニット
4 コリメータレンズ
5 シリンドリカルレンズ
6 回転多面鏡
7 回転多面鏡駆動回路
8 f−θレンズ
9 反射ミラー
10 感光ドラム
11 ビーム検出センサ(受光手段に対応)
12 試具センサ
13 レーザ駆動回路(レーザ駆動手段に対応)
14 EEPROM(記憶手段に対応)
21 電源端子
22 接地端子
23 ビーム検出出力端子
24 フォトセンサ
25 電圧変換抵抗
26 フォトセンサ出力信号
27 ゲインアンプa
28 ゲインアンプa出力信号
29 ゲインアンプb
30 ゲインアンプb出力信号
31 ホールドコンデンサ
32 比較器(コンパレータ)
33 ビーム検出信号
41 ビーム検出制御部
42 波形整形回路
43 波形整形回路出力信号
44 ビーム検出信号分離回路
45 レーザ2aビーム検出信号
46 レーザ2bビーム検出信号
47 Aレーザ位相遅延回路(駆動手段に対応)
48 水平同期信号a
49 Bレーザ位相遅延回路(駆動手段に対応)
50 水平同期信号b
51 位相設定値
52 CPU
53 レーザ2a位相遅延データ
54 レーザ2b位相遅延データ
55 レーザ発光制御回路
56 レーザ発光制御信号
57 レーザ2a駆動信号
58 レーザ2b駆動信号
2a、2b 半導体レーザ
3 合成ユニット
4 コリメータレンズ
5 シリンドリカルレンズ
6 回転多面鏡
7 回転多面鏡駆動回路
8 f−θレンズ
9 反射ミラー
10 感光ドラム
11 ビーム検出センサ(受光手段に対応)
12 試具センサ
13 レーザ駆動回路(レーザ駆動手段に対応)
14 EEPROM(記憶手段に対応)
21 電源端子
22 接地端子
23 ビーム検出出力端子
24 フォトセンサ
25 電圧変換抵抗
26 フォトセンサ出力信号
27 ゲインアンプa
28 ゲインアンプa出力信号
29 ゲインアンプb
30 ゲインアンプb出力信号
31 ホールドコンデンサ
32 比較器(コンパレータ)
33 ビーム検出信号
41 ビーム検出制御部
42 波形整形回路
43 波形整形回路出力信号
44 ビーム検出信号分離回路
45 レーザ2aビーム検出信号
46 レーザ2bビーム検出信号
47 Aレーザ位相遅延回路(駆動手段に対応)
48 水平同期信号a
49 Bレーザ位相遅延回路(駆動手段に対応)
50 水平同期信号b
51 位相設定値
52 CPU
53 レーザ2a位相遅延データ
54 レーザ2b位相遅延データ
55 レーザ発光制御回路
56 レーザ発光制御信号
57 レーザ2a駆動信号
58 レーザ2b駆動信号
Claims (5)
- 複数の半導体レーザが所定光量となるよう駆動電流を出力するレーザ駆動手段と、像担持体上に潜像を形成するために前記複数の半導体レーザから発光されたビームで該像担持体上を走査する光学走査装置であって、
前記複数の半導体レーザから出射されるビームを検出する受光手段と、
前記複数の半導体レーザの光量に対応した遅延時間を生成する遅延手段と、
前記遅延手段に基づいて基準信号を生成する手段を有し、
前記複数の半導体レーザの内、所定の半導体レーザの照射により前記受光手段から出力されるビーム検出信号の立ち下りエッジ又は立ち上がりエッジが入力されると、前記遅延手段から前記半導体レーザの光量に対応した遅延時間により前記基準信号を生成する手段から基準信号を生成することを特徴とする光学走査装置。 - 前記遅延手段で生成される遅延時間を格納する記憶手段を有し、
前記レーザ駆動手段と前記記憶手段を一体構成とすることを特徴とする請求項1記載の光学走査装置。 - 前記複数の半導体レーザの光量が所定の光量である時に、前記受光手段から出力されるビーム検出信号の前記遅延手段により生成された遅延時間を基準として、前記複数の半導体レーザに対して各半導体レーザの光量変化量を演算することにより前記遅延手段の遅延時間を生成することを特徴とする請求項1記載の光学走査装置。
- 前記遅延手段の遅延時間を格納する記憶手段を有し、
前記レーザ駆動手段と前記記憶手段を一体構成とし、前記複数の半導体レーザの光量が所定の光量である時に、前記受光手段から出力されるビーム検出信号の前記遅延手段の遅延時間を基準として、前記複数の半導体レーザに対して各半導体レーザの光量変化量を演算することにより前記遅延手段の遅延時間を生成した結果を前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項3記載の光学走査装置。 - 請求項1乃至4いずれか記載の光学走査装置を含む画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007301524A JP2009128484A (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | 光学走査装置及びこれを含む画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007301524A JP2009128484A (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | 光学走査装置及びこれを含む画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009128484A true JP2009128484A (ja) | 2009-06-11 |
Family
ID=40819500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007301524A Withdrawn JP2009128484A (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | 光学走査装置及びこれを含む画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009128484A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015011238A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及び画像形成装置 |
-
2007
- 2007-11-21 JP JP2007301524A patent/JP2009128484A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015011238A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及び画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110201 |