JP2009148103A - モータ及び冷却ファン - Google Patents

モータ及び冷却ファン Download PDF

Info

Publication number
JP2009148103A
JP2009148103A JP2007324191A JP2007324191A JP2009148103A JP 2009148103 A JP2009148103 A JP 2009148103A JP 2007324191 A JP2007324191 A JP 2007324191A JP 2007324191 A JP2007324191 A JP 2007324191A JP 2009148103 A JP2009148103 A JP 2009148103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
stator core
motor
coil
motor according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007324191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5200521B2 (ja
Inventor
Yuji Yabuuchi
裕次 藪内
Junpei Kitamura
順平 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2007324191A priority Critical patent/JP5200521B2/ja
Publication of JP2009148103A publication Critical patent/JP2009148103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5200521B2 publication Critical patent/JP5200521B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】コイルの電線と回路基板との接続構造を工夫することにより、信頼性が高く低コストのモータとそれを用いた冷却ファンを提供する。
【解決手段】ステータコア32にインシュレータ33を介して巻回されたコイル31の電線端部311が、インシュレータ33に形成された複数の突起部331に巻き付けられた状態で、回路基板35の貫通孔又は切欠きを通って第1面から第2面に導かれ、第2面に設けられたランド351に半田付けされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータとそれを用いた冷却ファンに関し、詳しくはモータを構成するステータコアに巻回されたコイルの電線と回路基板との接続構造に関する。
近年の電子機器には、筐体内の電子部品を冷却するための冷却ファンを備えているものが多い。特に、電子機器の高性能化に伴ってCPU等の演算処理装置の処理速度が高くなり、それらの発熱量が多くなるに従って高性能の冷却ファンが求められている。その一方で、電子機器の低廉化に伴って、冷却ファンにもコスト低減が要求されている。
電子機器の冷却ファンの基本的な構造として、モータのロータ側にインペラが固定されており、モータのステータ側(電機子)は主にステータコアとインシュレータとコイルとで構成されている。ステータコアは中心軸から径方向外方へ突出する複数の極歯を有し、インシュレータはステータコアの外周面等を除く部分を覆う。コイルは、各極歯にインシュレータを介して巻回されている。
上記のようなステータのコイルは、回路基板に設けられたランドに半田付けによって電気接続される。回路基板は、ガラスエポキシ、紙フェノール等の基材の片面又は両面に銅箔による回路パターンが形成されており、ロータの回転位相を検出するためのホール素子や、その出力信号に基づいてコイルに供給する電流を制御するドライブIC等の電子部品が実装されている。
ステータのコイル(電線)の端部を回路基板のランドに接続するための従来構造として、特許文献1に記載されているような構造が一般的である。すなわち、ステータコアに被せられたインシュレータに接続用の複数の端子ピンを挿入固定しておき、この端子ピンにコイルの端部を巻き付けて半田付けによる接続を行う。端子ピンは、インシュレータの回路基板側の端面から突出するように固定されており、回路基板の対応する箇所には端子ピン挿入用の複数の貫通孔と、各貫通孔の周囲に形成された半田付け用のランドとが設けられている。コイルの端部が電気接続された複数の端子ピンが回路基板の挿入孔に挿入され、各端子ピンが各ランドに半田付けされることにより、コイル電線の端部が回路基板のランドに電気接続される。なお、端子ピンに巻き付けられたコイル端部と端子ピンの半田付けは、端子ピンとランドとの半田付けと同時に行うことも可能である。
特開平9−285075号公報
冷却ファンの高性能化の一環として、風量及び静圧を高めた高出力の冷却ファンでは、コイルに大電流を流す必要があることから、線径の太い電線を用いてコイルが巻回される。この場合に、上記のようにインシュレータに挿入された端子ピンを介してコイル電線の端部と回路基板のランドとの電気接続を行う構造では次のような問題が発生することがある。
すなわち、コイル(電線)の端部を端子ピンに巻き付ける際に、太い電線のテンションによって端子ピンに曲げ応力が生じ、端子ピンが変形する(曲がる)ことがある。さらに、巻き付けた電線の端部と端子ピンとの半田付けを行う際に、その熱と電線のテンションによって端子ピンが挿入されたインシュレータ(樹脂成形品)が変形して端子ピンが根元から傾くこともある。このように端子ピンが変形したり(曲がったり)傾いたりすると、回路基板に設けられた複数のランド付挿入孔に複数の端子ピンを挿入することが困難になる。
この問題を回避する方法の一つとして、太い電線でコイルを構成する場合に、端子ピンを用いないで電線の端部を回路基板のランドに直接半田付けすることが考えられる。しかし、この場合は、半田付けによる接続の後に、電線のテンションによって導線と回路基板との接続部(半田付け部)に応力が掛かり、接続部での断線が発生するおそれがある。
本発明は、上記のような従来の課題を解決し、ステータコアに巻回されたコイルの電線と回路基板との接続構造を工夫することにより、信頼性が高く低コストのモータとそれを用いた冷却ファンを提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係るモータは、中心軸の周りに配置されたステータ部と、前記中心軸の周りを回転するロータ部とを備えたモータであって、前記ステータ部は、電線が巻き付けられることで構成されるコイルを有するステータコアと、前記電線が電気的に接続されるランドが設けられた回路基板とを備え、前記電線の端部が巻き付けられた複数の突起部を含む樹脂部材が前記ステータコアに固定されており、前記回路基板の、前記複数の突起部に対応する位置に、前記突起部が挿通される貫通孔又は切欠きが複数個形成されており、前記電線の端部は、前記突起部に巻き付けられた状態で前記貫通孔を通って、前記回路基板の前記ステータコアが配置される側の面である第1面から前記ステータコアが配置される反対側の面である第2面へ導かれ、前記第2面に設けられた前記ランドに接続されていることを特徴とする。
このような構造によれば、従来構造のような端子ピンを用いないでコイルの電線端部を回路基板のランドに直接接続(例えば半田付け)するので、端子ピンの変形や傾きに起因する前述のような問題は発生しない。また、コイルの電線端部が樹脂部材の突起部に巻き付けられた状態で回路基板のランドに導かれるので、コイルのテンションが電線端部と回路基板のランドとの接続部に直接掛かることが無く、接続部での断線が発生しにくい。これにより、信頼性及び生産性の高いモータを提供することが可能になる。
好ましい実施形態において、前記電線が樹脂製のインシュレータを介して前記ステータコアに巻回されることで前記コイルが構成されており、前記複数の突起部を含む樹脂部材が前記インシュレータと同一部材又は一体の部材である。換言すれば、樹脂成形品であるインシュレータに前記複数の突起部が形成されている。あるいは、複数の突起部を含む樹脂部材とインシュレータとが接着や嵌め合い等の手段により一体の部材となっている。
さらに好ましい実施形態において、前記ステータコアは周方向に離間するように配置された複数の極歯を有し、前記突起部が、隣り合う前記極歯の間に設けられている。あるいは、前記突起部が、前記極歯の径方向外側の先端部に設けられている。
さらに好ましい実施形態において、前記突起部の先端面に、前記電線の端部を案内するための溝又は段部が形成されている。これにより、電線の端部と回路基板のランドとの半田付けを行う際の作業性が良くなる。その結果、信頼性が高く、低コストのモータを提供することが可能になる。
さらに好ましい実施形態において、前記回路基板が片面プリント配線板である。また、前記回路基板の第2面にプリント配線が配置されていることが好ましい。さらに、前記回路基板が紙フェノール基材のプリント配線板であることが好ましい。これらの構成により、回路基板のコスト低減及び生産性の向上が可能になり、低コストのモータを提供することが可能になる。
さらに好ましい実施形態において、前記回路基板の略中央には中央孔が形成されており、前記中央孔の外周から連続するように前記切欠きが形成されている。このような構成により、回路基板のコスト低減及び生産性の向上が可能になり、低コストのモータを提供することが可能になる。
本発明による冷却ファンは、上記のようなモータと、前記ロータ部を構成するロータマグネットを保持するロータホルダの径方向外側に固定されたインペラとを備えたことを特徴とする。
本発明のモータ及び冷却ファンによれば、従来構造のような端子ピンを用いないで、コイルの電線端部が樹脂製の突起部に巻き付けられた状態で回路基板のランドに導かれる。したがって、コイルのテンションが電線端部と回路基板のランドとの接続部に直接掛かることが無く、接続部での断線が発生しにくい。これにより、信頼性及び生産性の高い低コストのモータを提供することが可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るモータを用いた冷却ファンの概略平面図であり、図2は同じく冷却ファンの概略断面図である。この冷却ファンは、樹脂成形品であるハウジング1の内部に、モータ2及びインペラ4を組み込んだ軸流ファンである。
ハウジング1は、平面視で略正方形の外形と略円形の内周面を有する筒状部11と、その中心部に配置された平面視で円形のベース部12と、複数本(例えば4本)の連結部13とからなる。筒状部11の平面視で略正方形の4隅には、冷却ファンを電子機器に取り付けるためのボルトを挿入する孔111が設けられている。筒状部11の平面視で円形の内周面112は、インペラ4の外周縁と所定の空隙を挟んで対向する略円筒状の内周面であり、インペラ4の回転によって軸方向に送られる空気の通路を構成している。なお、ハウジング1は、樹脂成形品に限らず、アルミニウムのダイカストにより成形してもよい。また、ハウジング1の筒状部11、ベース部12、及び連結部13は、樹脂の射出成形やアルミニウムのダイカストにより一体に形成される。
ハウジング1のベース部12は複数本の連結部13によって筒状部11の内側中心部に支持されており、モータ2がベース部12に保持されている。ベース部12の中心部に中心軸AXを中心とする円筒部121が立設され、この中にモータ2(及びインペラ4)の回転軸21を回転自在に支持する一対の軸受22が装着されている。一対の軸受22は、中心軸AXに沿う方向に離間するように配置され、円筒部材221の内側に固定されている。この円筒部材221がハウジング1の円筒部121の内側に挿入され、一体として固定されている。また、回転軸21の基端側端部には、抜け防止用のリング部材211が装着されている。なお、中心軸AXに沿う方向(軸方向)において、ハウジング1のベース部12及び連結部13がある側を基端側といい、反対側を先端側という。
回転軸21の先端側には、鉄製(例えばSUSなど)のロータホルダ25が固定されている。ロータホルダ25は、回転軸21に固定された中心部251と、径方向外方に略円板状に広がる円板部252と、その外周部から基端側へ折れ曲がって延びる円筒部253を有する。円筒部253の内周面には、略円筒状のロータマグネット26の外周部が固着され、保持されている。ロータマグネット26は4極に磁化されている。
ロータホルダ25の外側(外周面)には、インペラ4が固定されている。インペラ4は樹脂成形品であり、ロータホルダ25の円筒部253の外面を覆う円筒部41と、その外周面から径方向外方に向けて延び回転軸21を中心とする周方向に配列される複数枚(図1の例では11枚)の羽根42とからなる。
次に、図2から図4を参照しながら、モータ2の構造について説明を加える。図3は、モータ2を構成するステータ部を中心軸AX方向の基端側から見た斜視図である。図4は、同じくステータ部を中心軸AX方向の基端側から見た平面図である。いずれも、実際のステータ部を簡略化して模式的に描いている。
モータ2は中心軸AXを中心とするステータ部と中心軸AXを中心に回転するロータ部とを備えている。ロータ部は、略円筒状のロータマグネット26と、ロータマグネット26の外周部を保持する円筒部253を有するロータホルダ25とを備え、ステータ部は、コイル31が巻回されたステータコア32と、コイル31の電線端部311が電気的に接続されるランド351が設けられた回路基板35とを備えている。
ステータコア32は、中心軸AXを中心として周方向の4箇所から径方向外方に伸びる複数(4個)の極歯321を有し、各極歯321にコイル31が巻回されている。ステータコア32は複数枚の電磁鋼板が中心軸AXの方向に積層されたものであり、各電磁鋼板は、ドーナツ状の部分の外周から上記の極歯321を構成する部分が90度間隔で4箇所から径方向外方へ延びる形状を有している。ドーナツ状の部分が積層されて構成されるステータコア32の中央円筒部が、ハウジング1のベース部12の円筒部121の周囲に外嵌するようにして、ステータコア32を含むステータがハウジング1のベース部12に固定される。
また、ステータコア32には樹脂製の絶縁体であるインシュレータ33(先端側インシュレータ33D及び基端側インシュレータ33P)が軸方向両側から被せられ、その上からコイル31が巻回されている。ステータコア32(極歯321)の外周面は電磁鋼板の径方向外方端面が露出している。
本実施形態の冷却ファンのモータ2は4極4スロットの単相全波(又は二相半波)モータであり、ステータコア32には4個の極歯321が設けられ、各極歯321にコイル31が巻回されている。4個のコイル31は直列接続され、2本のコイル電線端部311が引き出される。但し、図3では、2本のコイル電線端部311のうちの1本のみが描かれている。
コイル31の電線端部311が電気的に接続される回路基板35には、モータ2のロータマグネット26の回転に伴う磁束の変化を検出するホールIC、その出力信号に基づいてコイル31への供給電流を制御するモータ駆動用IC等の回路部品が実装されている。本実施形態の冷却ファンのモータ2では、安価な紙フェノール基材の片面プリント配線板が回路基板35として使用されており、ステータコア32が配置される側の面である第1面と反対側の面である第2面にプリント配線が配置されている。
したがって、コイル31の電線端部311は、回路基板35の第1面から第2面へ導かれ、第2面に設けられたランド(プリント配線端部の半田付け用銅箔露出部)351に半田付けにより接続されている。より具体的には、基端側インシュレータ33Pに形成された突起部331に電線端部311が巻き付けられた状態で回路基板35の貫通孔又は切欠きを通って回路基板35の第2面に導かれる。こうすることにより、コイル31のテンションが電線端部311と回路基板35のランド351との接続部に直接掛かることが無く、接続部での断線が発生しにくい。これにより、信頼性及び生産性の高いモータを提供することが可能になる。
図5は、回路基板35の概略形状を示す平面図である。回路基板35は略円形の輪郭を有し、その中央部には中央孔352が形成されている。この中央孔352には、ハウジング1のベース部12の円筒部121が挿入される(図2参照)。中央孔352の外周から連続する2箇所に、上記の突起部331が挿通される切欠き353が形成され、それぞれの切欠き353の近傍に、コイル31の電線端部311が半田付けされるランド354が形成されている。回路基板35の周方向に90度間隔で離間する3箇所に形成された角孔355は、基端側インシュレータ33Pに形成された係合爪(後述する)を係合させるためのものである。
次に、基端側インシュレータ33Pの形状、特に、コイル31の電線端部311が巻き付けられる突起部331の形状について、図6及び図7を参照しながら説明を加える。図6は、基端側インシュレータ33Pの形状を示す3次元モデル図であり、図7は、突起部331の形状を示す拡大斜視図である。
基端側インシュレータ33Pは、ステータコア32の中央円筒部に外嵌する円筒部332と、ステータコア32の4本の極歯321を覆う4本の腕部333とを有する。4本の腕部333のくびれた部分にコイル31が巻回される。なお、この基本的な形状は、先端側インシュレータ33Dについても同様である。
基端側インシュレータ33Pの4本の腕部333のうち、3本の径方向先端部には、基端側へ突出する係合爪334が形成されている。これら3個の係合爪334は、上述の回路基板35の角孔355に挿入され、係合する。これにより、基端側インシュレータ33Pを含むモータ2のステータ部と回路基板35とが互いに固定される。
また、前述のコイル31の電線端部311が巻き付けられる突起部331は、円筒部332の外周面から径方向外方へ突出したのち基端側へ突出している。つまり、中心軸AXを含む断面で略L字形状となるように突起部331が形成されている。また、円筒部332の外周面において、隣り合う腕部333の間(すなわちステータコア32の隣り合う極歯321の間)である2箇所に突起部331が配置されている。もしも腕部333と重なる周方向位置に突起部331を設けたとすれば、樹脂射出成形によって基端側インシュレータ33Pを製造するための金型が複雑になる。つまり、アンダーカット処理のためのスライドコアが必要になる。また、腕部333のくびれた部分にコイル31を巻回する際に、自動巻線機で突起部331を避けながらコイル31を巻回することが困難になる。あるいは、腕部333にコイルを巻回できる有効幅が狭くなる(コイル占有率が低下する)。本実施形態の基端側インシュレータ33Pでは、隣り合う腕部333の間に突起部331を配置することにより、上記のような問題の発生を回避している。
図7は、突起部331の形状の一例を示している。図7において、矢印付きの太線311Tは、コイル31の電線端部311を突起部331に巻き付ける方向及び様子を模式的に示している。突起部331は、基端側インシュレータ33Pの円筒部332の外周面332aから径方向外方へ、かつ基端側へ突出するように形成されている。突起部331の基端側先端面には、電線端部311を案内するための段部331aが形成されている。図示の例では、コイル31の電線端部311が突起部331に1回だけ巻き付けられているが、2回以上巻き付ける構造としてもよい。
なお、図7において、突起部331の半円筒状の外周面331bは、図5に示した回路基板35に形成された切欠き353の半円筒状の内周面に対応している。また、円筒部332の基端側に設けられた段部を構成する外周面332bは、回路基板35の中央孔352の内周面と径方向に接触する面であり、同じく段部を構成する平面332cは、回路基板35の中央孔352の周囲において第1面と軸方向に接触する面である。
上述のように、本実施形態の冷却ファンのモータ2では、ステータコア32に被せられる基端側インシュレータ33Pに形成された突起部331にコイル31の電線端部311が巻き付けられ、回路基板35の切欠き353を通って回路基板35の反対側の面(第2面)に導かれ、ランド351に半田付けされる。したがって、コイル31のテンションが電線端部311と回路基板35のランド351との接続部に直接掛かることが無く、接続部での断線が発生しにくい。また、従来のモータのように基端側インシュレータに挿入された金属製の端子ピンを介してコイルの電線端部と回路基板のランドとを接続する場合に生じることがあった問題、すなわち、端子ピンの変形や傾きに起因して端子ピンを回路基板のランド付挿入孔に挿入する作業が困難になるといった問題が発生しない。これにより、信頼性及び生産性の高い廉価なモータを提供することが可能になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明のモータ及び冷却ファンは、上記の実施形態に限らず種々の形態で実施することができる。
例えば、上記の実施形態ではコイル31の電線端部311が巻き付けられた突起部331を挿通する切欠き353が回路基板35の中央孔352の周囲に形成されているが、切欠き353の代わりに、図8に示すように、貫通孔353’を中央孔352の近くに形成してもよい。
また、上記の実施形態では突起部331の先端に電線端部311を案内するための段部331aが形成されているが、この段部を省略してもよい。突起部331の先端の段部331aを省略したステータ部を模式的に示す斜視図(図3に対応する図)を図9に示す。また、図示は省略するが、電線端部311を案内するための溝を段部331aの代わりに突起部331の先端に形成してもよい。
また、上記の実施形態ではコイル31の電線端部311が巻き付けられる突起部を基端側インシュレータ33Pに一体に形成しているが、基端側インシュレータ33Pと別の樹脂部材に突起部を設けてもよい。例えば、突起部を有する樹脂部材をインシュレータと別の樹脂成形品として製造し、その樹脂部材とインシュレータとを嵌合、接着等の手段により一体に結合させるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では基端側インシュレータ33Pの隣り合う腕部333の間(すなわちステータコア32の隣り合う極歯321の間)に突起部331が配置されているが、腕部333の(すなわちステータコア32の極歯321の)径方向外側の先端部に突起部331を配置してもよい。この場合に、基端側インシュレータ33Pの径方向先端部に形成された係合爪334と突起部331とを並べるように配置してもよいし、両者を一体化するような形状としてもよい。このような構成の一例を示す冷却ファンの断面図(図2に対応する)を図10に示す。
また、図2及び図10に示す実施形態では突起部331の基端側先端面が回路基板35の第2面より少し突出しているが、突出しないように、すなわち、両者が面一となるように構成してもよい。
また、上記の実施形態では回路基板35として紙フェノール基材の片面プリント配線板を使用しているが、ガラスエポキシ基材の回路基板等を使用してもよいし、両面プリント配線板を使用してもよい。
また、本発明のモータが使用される冷却ファンは、上記の実施形態で説明したような軸流ファンに限らず、遠心ファンであってもよい。
本発明の実施形態に係るモータを用いた冷却ファンの概略平面図である。 本発明の実施形態に係る冷却ファンの概略断面図である。 モータを構成するステータ部を軸方向基端側から見た斜視図である。 モータを構成するステータ部を軸方向基端側から見た平面図である。 回路基板の概略形状を示す平面図である。 基端側インシュレータの形状を示す3次元モデル図である。 基端側インシュレータの突起部の形状を示す拡大斜視図である。 別実施形態に係る回路基板の概略形状を示す平面図である。 別実施形態に係るステータ部の斜視図である。 別実施形態に係る冷却ファンの断面図である。
符号の説明
2 モータ
31 コイル
32 ステータコア
33 インシュレータ
35 回路基板
33P 基端側インシュレータ
33D 先端側インシュレータ
311 コイルの電線端部
321 ステータコアの極歯
331 突起部
331a 段部
351 ランド
353 切欠き
353’ 貫通孔
AX 中心軸

Claims (10)

  1. 中心軸の周りに配置されたステータ部と、前記中心軸の周りを回転するロータ部とを備えたモータであって、
    前記ステータ部は、電線が巻き付けられることで構成されるコイルを有するステータコアと、前記電線が電気的に接続されるランドが設けられた回路基板とを備え、
    前記電線の端部が巻き付けられた複数の突起部を含む樹脂部材が前記ステータコアに固定されており、
    前記回路基板の、前記複数の突起部に対応する位置に、前記突起部が挿通される貫通孔又は切欠きが複数個形成されており、
    前記電線の端部は、前記突起部に巻き付けられた状態で前記貫通孔又は切欠きを通って前記回路基板の前記ステータコアが配置される側の面である第1面から前記ステータコアが配置される反対側の面である第2面へ導かれ、前記第2面に設けられた前記ランドに接続されていることを特徴とするモータ。
  2. 前記電線が樹脂製のインシュレータを介して前記ステータコアに巻回されることで前記コイルが構成されており、前記複数の突起部を含む樹脂部材が前記インシュレータと同一部材又は一体の部材であることを特徴とする
    請求項1記載のモータ。
  3. 前記ステータコアは周方向に離間するように配置された複数の極歯を有し、前記突起部が、隣り合う前記極歯の間に設けられていることを特徴とする
    請求項1又は2記載のモータ。
  4. 前記ステータコアは周方向に離間するように配置された複数の極歯を有し、前記突起部が、前記極歯の径方向外側の先端部に設けられていることを特徴とする
    請求項1又は2記載のモータ。
  5. 前記突起部の先端面に、前記電線の端部を案内するための溝又は段部が形成されていることを特徴とする
    請求項1、2、3又は4記載のモータ。
  6. 前記回路基板が片面プリント配線板であることを特徴とする
    請求項1から5のいずれか1項記載のモータ。
  7. 前記回路基板の第2面にプリント配線が配置されていることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか1項記載のモータ。
  8. 前記回路基板が紙フェノール基材のプリント配線板であることを特徴とする
    請求項7記載のモータ。
  9. 前記回路基板の略中央には中央孔が形成されており、前記中央孔の外周から連続するように前記切欠きが形成されていることを特徴とする
    請求項1から8のいずれか1項記載のモータ。
  10. 請求項1から9のいずれか1項記載のモータと、
    前記ロータ部を構成するロータマグネットを保持するロータホルダの径方向外側に固定されたインペラとを備えたことを特徴とする冷却ファン。
JP2007324191A 2007-12-17 2007-12-17 モータ及び冷却ファン Expired - Fee Related JP5200521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007324191A JP5200521B2 (ja) 2007-12-17 2007-12-17 モータ及び冷却ファン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007324191A JP5200521B2 (ja) 2007-12-17 2007-12-17 モータ及び冷却ファン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009148103A true JP2009148103A (ja) 2009-07-02
JP5200521B2 JP5200521B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=40918076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007324191A Expired - Fee Related JP5200521B2 (ja) 2007-12-17 2007-12-17 モータ及び冷却ファン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5200521B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169135A (ja) * 2012-01-19 2013-08-29 Alps Electric Co Ltd 端子構造、モータ及びモータの製造方法
US9350207B2 (en) 2012-03-06 2016-05-24 Nidec Corporation Motor and method of manufacturing motor
WO2018143449A1 (ja) * 2017-02-06 2018-08-09 日本電産サーボ株式会社 モータ
WO2019054013A1 (ja) * 2017-09-12 2019-03-21 ミネベアミツミ株式会社 回路基板、モータユニット、およびファン
JP2019056770A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 アルプスアルパイン株式会社 レンズ駆動装置及びカメラモジュール
WO2019112315A1 (ko) * 2017-12-06 2019-06-13 주식회사 아모텍 냉각 팬
US20190305627A1 (en) * 2018-03-30 2019-10-03 Nidec Corporation Motor and blower apparatus
WO2020166244A1 (ja) * 2019-02-12 2020-08-20 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 電動圧縮機
CN113541342A (zh) * 2020-04-17 2021-10-22 信浓绢糸株式会社 外转子型电动机
JP2023024195A (ja) * 2021-08-06 2023-02-16 日本電産株式会社 モータ及び送風装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120765U (ja) * 1988-02-04 1989-08-16
JPH0249371U (ja) * 1988-09-27 1990-04-05
JPH0468463U (ja) * 1990-10-19 1992-06-17
JPH09285075A (ja) * 1996-04-16 1997-10-31 Minebea Co Ltd 軸流ファンモータ
JPH10174405A (ja) * 1996-12-13 1998-06-26 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd ブラシレスモータおよびその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120765U (ja) * 1988-02-04 1989-08-16
JPH0249371U (ja) * 1988-09-27 1990-04-05
JPH0468463U (ja) * 1990-10-19 1992-06-17
JPH09285075A (ja) * 1996-04-16 1997-10-31 Minebea Co Ltd 軸流ファンモータ
JPH10174405A (ja) * 1996-12-13 1998-06-26 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd ブラシレスモータおよびその製造方法

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169135A (ja) * 2012-01-19 2013-08-29 Alps Electric Co Ltd 端子構造、モータ及びモータの製造方法
US9350207B2 (en) 2012-03-06 2016-05-24 Nidec Corporation Motor and method of manufacturing motor
CN110249505B (zh) * 2017-02-06 2021-07-09 日本电产伺服有限公司 马达
WO2018143449A1 (ja) * 2017-02-06 2018-08-09 日本電産サーボ株式会社 モータ
CN110249505A (zh) * 2017-02-06 2019-09-17 日本电产伺服有限公司 马达
WO2019054013A1 (ja) * 2017-09-12 2019-03-21 ミネベアミツミ株式会社 回路基板、モータユニット、およびファン
JP2019050319A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 ミネベアミツミ株式会社 回路基板、モータユニット、およびファン
US11336155B2 (en) 2017-09-12 2022-05-17 Minebea Mitsumi Inc. Circuit board, motor unit, and fan
JP2019056770A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 アルプスアルパイン株式会社 レンズ駆動装置及びカメラモジュール
US11181114B2 (en) 2017-12-06 2021-11-23 Amotech Co., Ltd. Cooling fan
KR20190066899A (ko) * 2017-12-06 2019-06-14 주식회사 아모텍 냉각 팬
CN111164866A (zh) * 2017-12-06 2020-05-15 阿莫泰克有限公司 冷却风扇
WO2019112315A1 (ko) * 2017-12-06 2019-06-13 주식회사 아모텍 냉각 팬
KR102030783B1 (ko) * 2017-12-06 2019-10-10 주식회사 아모텍 냉각 팬
US10971965B2 (en) * 2018-03-30 2021-04-06 Nidec Corporation Motor and blower apparatus
US20190305627A1 (en) * 2018-03-30 2019-10-03 Nidec Corporation Motor and blower apparatus
JP2020129943A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 電動圧縮機
CN113424404A (zh) * 2019-02-12 2021-09-21 三电汽车部件株式会社 电动压缩机
WO2020166244A1 (ja) * 2019-02-12 2020-08-20 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 電動圧縮機
JP7304165B2 (ja) 2019-02-12 2023-07-06 サンデン株式会社 電動圧縮機
CN113541342A (zh) * 2020-04-17 2021-10-22 信浓绢糸株式会社 外转子型电动机
US11594924B2 (en) * 2020-04-17 2023-02-28 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Outer rotor type motor having assembly mechanism in which axial, perpendicularity between a stator unit and a rotor unit is maintained
CN113541342B (zh) * 2020-04-17 2025-09-30 信浓绢糸株式会社 外转子型电动机
JP2023024195A (ja) * 2021-08-06 2023-02-16 日本電産株式会社 モータ及び送風装置
JP7703394B2 (ja) 2021-08-06 2025-07-07 ニデック株式会社 モータ及び送風装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5200521B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5200521B2 (ja) モータ及び冷却ファン
JP5067167B2 (ja) ブラシレスモータ及びファンユニット
US7876008B2 (en) Fan and motor having multiple insulators with an axially protruding conductor pin
US8089184B2 (en) Fan and motor having multiple insulators with an axially protruding conductor pin
EP2811627B1 (en) Fan motor, inline type fan motor and assembly method of the same
JP2009303473A (ja) モータおよびそれを用いた送風ファン
JP6766535B2 (ja) ステータユニット、モータ、およびファンモータ
JP2008312272A (ja) 軸流ファン
JP2009112135A (ja) ブラシレスモータ及び冷却ファン
JP2011182612A (ja) 単相モータおよびそれを用いた軸流ファン
JP2019180200A (ja) モータ及び送風装置
US8033799B2 (en) Cooling fan unit and method for drawing out lead wires thereof
JP5707834B2 (ja) ファン
CN104079099B (zh) 电动机
JP2008005588A (ja) ブラシレスモータ
CN102545480B (zh) 马达、风扇以及马达的制造方法
JP2010077895A (ja) 軸流ファン及び多重軸流ファン
JPH09331641A (ja) 回転電機
CN103997136A (zh) 旋转电机以及具备该旋转电机的鼓风机
JP2004064933A (ja) 巻線接続ターミナル、固定子およびブラシレスモータ
JP2019103205A (ja) 回路基板、モータ、及びファンモータ
JP6469550B2 (ja) モータおよび送風機
JP7653240B2 (ja) モータ
JP2010279172A (ja) モータ、ステータの製造方法、およびファン
JP2017046476A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130128

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5200521

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees