JP2009149336A - ストッパ付きバルブ受け具 - Google Patents

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Masahiko Hara
雅彦 原
Tetsuya Kawada
鉄也 河田
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NIHON CONTAINER KK
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【課題】コンテナ容器等の排出管からのバルブ管の取り付け及び取り外しを一人の作業者で作業できると共に、取り付け及び取り外し作業を失敗無しに行うことができるバルブ受け具を提供する。
【解決手段】
排出管5の先端部にバルブ管6を接続した状態におけるバルブ管6の中央の大径部17の下部を支えることができる溝状の受け部11と、同状態で大径部17の外側段差部分の端面に接するように前記受け部11の下部から立ち上がり状に設けられたストッパ13とからなるストッパ付きバルブ受け具10。
【選択図】図2

Description

この発明は、各種流体の輸送や収納に使用するコンテナ容器等の排出管にバルブ管を接続する際に使用して接続を容易にするためのバルブ受け具に関する。
図1に示すように、各種流体の輸送や収納に使用するコンテナ容器1は、金属製の容器本体4の下部に排出筒5にバルブ管6を接続した構造を有し、この容器本体4の内部に液体や粒状体などの流動物を収納し、バルブ管6に設けられたバルブを開くことにより、流動物の取出しを行うものである。
最近は、コンテナ容器本体の内部に装着した内袋に流動物を収納し、内袋本体の底部に内部と連通する状態で取付けられたノズルを排出管内に位置させ、内袋内に流動物を収納することにより、流動物と容器本体の直接的な接触の発生がないようにしたものがあり、これらコンテナ容器用の内袋を用いたものは、収納する流動物の種類を変更する場合には内袋を取り換えればよいので、容器本体の洗浄が不要になり、洗浄コストの低減が可能になるという利点がある(例えば、特許文献1参照)。
ところで、筒状体内にバルブを組み込んだバルブ管を上記排出管へ取り付けたり取り外したりする方法は、一般的には一人がバルブ管を支えて保持しつつ排出管とバルブ管の両フランジ(鍔部)を合わせてから、もう一人が両フランジの外側から接続部材を外嵌装したり取り外すことにより行うようになっており2人以上の人手が必要であった。
そこで本件出願人は、コンテナ容器等の排出管にバルブ管を接続部材によって接続する際に用いる接続補助具であって、排出管の先端部にて排出管との間に空けた隙間に接続部材を保持する受け部と、前記受け部から排出管の軸方向外方に延び、バルブ管を排出管への進退方向に摺動させて誘導可能な誘導路とからなるバルブ管の接続補助具を提案し、一人の作業者で容易にバルブ管の取り付け取り外し作業が液だれなどを生じること無しにできるようにした(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−168888号公報、図1 特開2007−145402号公報、図3
しかしながら、特許文献2の接続補助具を用いた場合、排出管とバルブ管との接続部の鍔部(フランジ)を外嵌装するための接続部材を、前もって接続補助具の上の決められた所定位置に載せておかなければならないという問題があった。
また、接続補助具上に予め載置された接続部材の溝に、作業者がうまくバルブ管の鍔部を入れないと接続できないため、一定の技量が必要とされると共に、建物内や夕方等の薄暗い場所や環境中では接続部材の溝が見づらいので作業がしずらく、何度もやり直さなければならない場合があり、あまり頻繁にやり直しを行うとバルブ管を落下させる事故等が起こるおそれがあった。
以上のように、特許文献2の発明によりバルブ管の接続を一人の作業者で行えるようにはなったが、その手順や作業には、ある程度の熟練が必要であるという問題があった。
そこで、この発明の課題は、コンテナ容器等の排出管からのバルブ管の取り付け及び取り外しを一人の作業者で作業できると共に、取り付け及び取り外し作業を今まで以上に容易にでき、バルブ管接続時のミスを極力無くすことのできるバルブ受け具を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、所定位置で固定されてコンテナ容器等の排出管にバルブ管を接続する際に用いられるバルブ受け具であって、排出管の先端部にバルブ管を接続した状態におけるバルブ管の中央の最大径となる大径部の下部を支えることができる溝状の受け部と、同状態でバルブ管の大径部の外側段差部分の端面に接するように前記受け部の下部から立ち上がり状に設けられたストッパとからなるストッパ付きバルブ受け具である。
前記バルブ受け具の受け部は、断面が略U字状やその他の形状(四角、多角形)の溝状とすることで、バルブ管の中央の大径部を下から支えるとともに、大径部の側面側から保持することでバルブ管が横に落ちるのを防ぐようになっている。
また、前記バルブ受け具のストッパは、前記受け部下部から立ち上がり状に設けられているので、バルブ管を受け部内に入れると、排出筒とバルブ管が離れている時はこのストッパ上にバルブ管の大径部が載るが、バルブ管を排出筒側に押していって排出筒と接続される定位置に来ると、この状態でストッパはバルブ管の大径部の外側段差部分の端面に接することになっているため、大径部の外側端部がストッパより内側となってバルブ管全体が受け部内に落ち込み、バルブ管が排出筒と接続される位置にて仮固定される。
上記請求項1の発明によれば、排出筒へのバルブ管を接続する作業が、一人の作業者で容易に取り付け作業ができると共に、断面U字状の受け部にバルブ管を入れて、排出筒側に押し込むというだけの作業にてバルブ管を定位置に仮固定することができ、その仮固定状態のまま排出筒とバルブ管との合わさった鍔部に別途接続部材を外嵌装するという簡単な作業で接続固定することができるので、高度の技量が要らず、また、建物内や夕方等の薄暗い場所や環境中でも取付ミスなしに確実に作業をすることができる。
また、バルブ管を排出筒から取り外す作業においても、接続部材を取り外してもバルブ管は仮固定されたままの状態であり、一人の作業者が接続部材を取り去り後にバルブ管を容易に取り去ることができる。
図1のように、コンテナ容器1は、機台2上に立設された複数の柱材からなる支持枠3で自立するようにした金属製の容器本体4と、この容器本体4の底部に設けた排出筒5とからなり、排出筒5は、円筒パイプを用い、容器本体4の底部から垂下して途中から水平に屈曲し、端部では略水平方向になるように設置されている。
図2は図1の排出筒5の部分を拡大した正面図で、この排出筒5の端部に別途用意したバルブ管6の一方端部を接続し、排出筒5の端部の鍔部7とバルブ管6の鍔部8を外側から接続部材9にて外嵌装してこの接続部材9を締結することによりバルブ管6を排出筒5に固定して排出筒5の端部開口を閉鎖し、バルブ管6の上部に設けられた(図示していない)ハンドルやレバー等の適宜部材の操作によりバルブ管6の開閉作用を行い、コンテナ容器1の容器本体4内の収納物を排出筒5及びバルブ管6を通じて排出するようになっている。
バルブ管6は全体が筒状であるが、中央部が内部に開閉バルブ等の機構を有しているため他の部分より太い大径部17となっており、コンテナ容器に対して外側となる他方端部に着脱自在な蓋18を有し、この蓋18を閉鎖し、内部の開閉バルブを閉じた状態でコンテナ容器1内に流動物を充填して輸送や格納を行うと共に、収納した流動物の取り出しは、バルブ管6の蓋18を取り外した後、開閉バルブを操作することによって行うことができる。
そして、バルブ管6の下側には、バルブ管6を保持することにより排出筒5との接続を容易にするためのバルブ受け具10が機台2に対して固定されている。
バルブ管6自体は前記接続部材9により排出筒5に対して最終的に固定されるが、排出筒5との位置関係が変わらないように固定されたバルブ受け具10の上にバルブ管6が載置されることでバルブ管6は仮固定が可能となっており、接続部材9の取付前、及び接続部材9の取り外し後もバルブ管6はバルブ受け具10上で図示した状態を維持することになる。
図3はバルブ受け具10の構成を示す斜視図であり、下側に湾曲した断面半円形状の受け部11と、受け部11の両側上端部に連なり水平状態となった一対の取付板12と、受け部11の下部の一方側(コンテナ容器に対して外側)に設けられたストッパ13とからなり、取付板12には取付孔14が各2箇所づつ設けられている。
この実施形態におけるバルブ受け具10は金属製であり、受け部11及び取付板12とが一体に成形され、同じく金属製のストッパ13を溶接等により取り付けており、受け部11はバルブ管6の大径部17が嵌る程度の大きさの断面U字状に湾曲し、図示では排出筒5の中心から見て下方に約180度の範囲を保持できるように断面半円形であるが、バルブ管6を保持できる程度の形状であれば良く、90度程度の範囲で保持できる形状でも良い。
この受け部11は、図示のように幅方向両側が盛り上がって湾曲することで排出管5の軸方向に延びる深い溝状となっているため、バルブ管6設置の際、バルブ管6を側面側に落とすことなくスムーズに排出管5に取り付けることができる。
前記受け部11の中央最下部の外端部に設けられたストッパ13は、バルブ管6を排出筒5と接続される所定位置に設置した際、バルブ管6の大径部17の外側端部の段差部分の端面に接する位置となるようバルブ受け具10全体を位置調整しておく。
なお、ストッパ13の受け部11の最下部の上面とストッパ13の最上部との上下方向の高さH(図3参照)は、バルブ管6の大径部17の外側端部での段差寸法T(図2参照)より小さい寸法としておく。
このバルブ受け具10の固定は、図2に示すように機台2上に立設された4本の柱15を取付孔14に通じてナット16により締め付けて取付板12を固定し、ナット16の締め付け具合によりバルブ受け具10の高さや取付角度を微調整することができる。
なお、上記説明したバルブ受け具10の固定方法は図示のものに限定されるものではなく、排出筒5との位置関係を保持できる方法であればどのような手段を用いてもよい。
上記した受け部11、取付板12、ストッパ13とからなるバルブ受け具10の材料は、バルブ管6の積載や摺動に耐える剛性を有するものであれば実施形態の金属に限定されるものではなく、硬質の合成樹脂やその他のものも使用できる。
また、この発明のバルブ受け具10としては図示のものに限定されず、受け部11やストッパ13の形状や大きさも使用されるバルブ管6の大きさにあわせて適宜変更して実施できる。
例えば、受け部11の形状も図示の断面U字状となった湾曲状の溝の他、例えば、断面四角、多角形となる溝状その他の形状のものであっても良い。
ストッパ13の形状についても、図示のものに限定されず、上記した位置及び寸法条件に合致するものであれば良く、例えば、ストッパ13の上面に大径部17の外径曲面に合致する凹部を設けておけば、このストッパ13の上面にバルブ管6を載せやすくなる。
次に、この発明のバルブ受け具10を用いたバルブ管の排出筒5への接続作業を説明すれば、まず、一人の作業者がバルブ受け具10の受け部11の湾曲面内にバルブ管6の大径部17を入れるようにする(図4(a)参照)。
その際、排出筒5とバルブ管6とが干渉しないように本来の接続位置より外側に載せるため、バルブ受け具10のストッパ13の上面にバルブ管6の大径部17が載る形になる(図4(b)参照)。
次に、作業者はバルブ管6全体を排出筒5の方向へ摺動スライドさせて進行させるが、その際、バルブ管6大径部17は両側部が断面U字状となった受け部11が存在することにより、横側に落ちたりせずに進行させることができる(図4(c)参照)。
その後、バルブ管6の鍔部8が排出管5の鍔部7に接触する程度接近すると、バルブ管6の大径部17の外側端部がストッパ13の内側に到達するようになる(図4(d)参照)。
そのままバルブ管6を排出筒5側に押し込めば、大径部17の外側端部がストッパ13から下側の受け部11に落ち込み、大径部17は受け部11により下部から側部にかけて保持され、また軸方向内側には排出筒5の鍔部7とバルブ管6の鍔部8が接触しているため動きが制限され、また軸方向外側にはストッパ13が大径部17の端部の段差部分の端面に接触してバルブ管6が仮固定されることになる(図4(e)参照)。
この状態になれば作業者は仮固定されたバルブ管6から手を離し、排出管5の鍔部7とバルブ管6の鍔部8との重なり部分に対して、外側からリング状の接続部材9を外嵌装して嵌め合わせてから、適宜の締結手段を用いて接続部材9全体を締結すると、バルブ管5は排出管4に接合・固定されることになる。
なお、バルブ管6を排出管5から取り外す際は、作業者は接続部材9の締結を解除して接続部材9を完全に取り去って前記図4(e)の状態とするが、この場合でもバルブ管6はバルブ受け具10の存在により仮固定されており落下等せず、作業者はこの状態よりバルブ管6を引き上げて排出筒5よりバルブ管6を完全に取り外せばよい。
以上説明した排出管5へのバルブ管6の取り付け作業及び取り外し作業は、全て一人の作業者にて作業を行うことができ、また、バルブ管6の仮固定作業と接続部材9の外嵌装作業が別作業となるので取付作業が簡単で取付作業のミスが極めて少なくなる。
コンテナ容器全体の正面図である。 排出筒及びバルブ管部分の一部切欠正面図である。 この発明のバルブ受け具の斜視図である。 (a)(b)(c)(d)はこの発明のバルブ受け具を使用したバルブ管の取付作業を示す正面図である。
符号の説明
1 コンテナ容器
2 機台
3 支持枠
4 容器本体
5 排出筒
6 バルブ管
7 鍔部
8 鍔部
9 接続部材
10 バルブ受け具
11 受け部
12 取付板
13 ストッパ
14 取付孔
15 柱
16 ナット
17 大径部
18 蓋

Claims (1)

  1. 所定位置で固定されてコンテナ容器等の排出管にバルブ管を接続する際に用いられるバルブ受け具であって、排出管の先端部にバルブ管を接続した状態におけるバルブ管の中央の最大径となる大径部の下部を支えることができる溝状の受け部と、同状態でバルブ管の大径部の外側段差部分の端面に接するように前記受け部の下部から立ち上がり状に設けられたストッパとからなることを特徴とするストッパ付きバルブ受け具。
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