JP2009192017A - Ptfe製ガスケット - Google Patents
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Abstract
【課題】長期間に渡り安定したシール性能を発揮することができるとともに、美観的にも良好なPTFE製ガスケットを提供することを目的としている。
【解決手段】複数個に分割された四フッ化エチレン樹脂(PTFE)およびPTFEを基材とするガスケット分割体4の接合端面を接着させて一体化したPTFE製ガスケットであって、ガスケット分割体4の接合端面の全面を覆うように、樹脂シート6を接合端面に介在させるとともに、さらに他の樹脂シート8を、分割体4間に差し渡して配置し、この状態で接着させて一体化したことことを特徴としている。
【選択図】図1
【解決手段】複数個に分割された四フッ化エチレン樹脂(PTFE)およびPTFEを基材とするガスケット分割体4の接合端面を接着させて一体化したPTFE製ガスケットであって、ガスケット分割体4の接合端面の全面を覆うように、樹脂シート6を接合端面に介在させるとともに、さらに他の樹脂シート8を、分割体4間に差し渡して配置し、この状態で接着させて一体化したことことを特徴としている。
【選択図】図1
Description
本発明はPTFE製ガスケットに関するもので、詳しくは、大口径のガスケットに適用して好適なPTFE製ガスケットに関する。
酸やアルカリなどの腐食性の強い流体を扱う分野、汚染を嫌う分野、例えば、化学、食品、医薬などの分野では、配管用シール材として耐薬品性、耐汚染性に優れた四フッ化エチレン樹脂(以下、PTFEという)およびPTFEを基材としたガスケット(以下、PTFE製ガスケットという)が用いられる場合がある(例えば、特許文献1)。
PTFE製ガスケットは、優れた耐化学薬品性、耐熱性、非汚染性、非粘着性、電気絶縁性などの特性を有している反面、PTFE同士では熱融着できないという性質を有している。
ここで、PTFEにより、例えば、大口径のガスケットを提供しようとする場合には、従来、以下のようにして行われていた。
すなわち、図3(A)に示したように、先ず、矩形状のPTFE樹脂製ガスケットシート2を複数枚用意し、これらのシート2から弧状の分割体4を作成するとともに、作成された分割体4を、図3(B)に示したように、互いに突き合わせてリング状にし、この状態から各端面間を接着させている。
すなわち、図3(A)に示したように、先ず、矩形状のPTFE樹脂製ガスケットシート2を複数枚用意し、これらのシート2から弧状の分割体4を作成するとともに、作成された分割体4を、図3(B)に示したように、互いに突き合わせてリング状にし、この状態から各端面間を接着させている。
ここで、上記したようにPTFE同士はそれ自身では熱融着できないため、例えば図4(A)に示したように、分割体4,4の間にPFAなどの樹脂シート6を介在させ、このシート6を熱溶融させて接着することが行われている。
特開2001−99324号公報
しかしながら、分割体4、4の突合せ端面間にPFAなどの樹脂シート6を介在させて接着を行った場合には、図4(B)に示したように、突き合わせる端面の配置ずれや、図4(C)に示したように、突合せ端面間の角度ずれが生じている場合や、図4(D)に示したように、分割体4、4間の厚さ違いなどにより、分割体4,4間に段差dや凹所eが形成される恐れがある。段差d、凹所eが生じるとガスケットのシール面にかかる面圧が不均一になり、また段差部で相手側フランジ面との間に空隙が生じることもあるため、シール性能が低下してしまうという問題があった。また、美感的にも好ましくない。
本発明は上記実情に鑑み、安定したシール性能を発揮することができるとともに、美観的にも良好なPTFE製ガスケットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明に係るPTFE製ガスケットは、
複数個に分割された四フッ化エチレン樹脂(PTFE)およびPTFE製ガスケットガスケット分割体の接合端面を接着させて一体化したPTFE製ガスケットであって、
前記ガスケット分割体の接合端面の全面を覆うように、樹脂シートを前記接合端面に介在させるとともに、さらに他の樹脂シートを、前記分割体間に差し渡して配置し、この状態で接着させて一体化したことを特徴としている。
複数個に分割された四フッ化エチレン樹脂(PTFE)およびPTFE製ガスケットガスケット分割体の接合端面を接着させて一体化したPTFE製ガスケットであって、
前記ガスケット分割体の接合端面の全面を覆うように、樹脂シートを前記接合端面に介在させるとともに、さらに他の樹脂シートを、前記分割体間に差し渡して配置し、この状態で接着させて一体化したことを特徴としている。
また、本発明では、前記他の樹脂シートの少なくとも一方の端部が、前記接合端面の外部に導出して配置されることが好ましい。
このようなガスケットであれば、段差となり易い隣接する部分の鋭利さを軽減することができる。これにより、確実な融着接着を行うことができ、シール機能を長期に渡り安定させることが可能になる。また、美観的にも良好である。
このようなガスケットであれば、段差となり易い隣接する部分の鋭利さを軽減することができる。これにより、確実な融着接着を行うことができ、シール機能を長期に渡り安定させることが可能になる。また、美観的にも良好である。
ここで、前記樹脂シートがPFAであることが好ましい。
本発明に係るPTFE製ガスケットによれば、樹脂シートによる融着接着が確実に行われるとともに、接合部の段差を可及的に小さくすることができるので、長期間に渡りシール性が良好であるとともに美観的にも良好である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例に係るPTFE製ガスケットについて説明する。
図1は本発明の一実施例に係るPTFE製ガスケットの融着接着部分を拡大して示したもので、図3および図4と同一要素は同一の符号を付して説明する。
図1は本発明の一実施例に係るPTFE製ガスケットの融着接着部分を拡大して示したもので、図3および図4と同一要素は同一の符号を付して説明する。
本実施例のPTFE製ガスケットは、図3(A),(B)の場合と同様に、円弧状の分割体4から構成される環状のガスケットである点は、従来例と同様で、また、これら分割体4は矩形状のPTFE製ガスケットシート2から作成される点も同様である。なお、分割体4の数は、何ら限定されない。
先ず、本実施例では、互いに隣接しあう2つの分割体4、4の接合端面間に、例えば、PFAなどからなる樹脂シート6が介在される。この樹脂シート6の長さは、分割体4の接合端面の全長よりも長いものが用意される。そして、両端部6a、6bは、互いに異なる方向に直線状に延ばされることにより、一方の分割体4の表面と、他方の分割体4の表面とに跨って配置される。
さらに、本実施例では、このPFAなどからなる樹脂シート6の他に、他のPFAなどからなる樹脂シート8,8が用意される。この樹脂シート8は、図3(B)に示したように、互いに隣接する2つの分割体4、4間に差し渡して配置されるもので、この樹脂シート8により、図1に示したように、分割体4の端面(突合せ部)の全体を覆うことができる。
このような状態から樹脂シート6,8の熱溶融による接着を行うと、樹脂シート8で平面的に覆われるので段差や凹所が生じ易い部分の鋭利さを目だたなくすることができる。
よって、美観的も良好であるとともに、シール性を長期に渡り良好に確保することができる。
よって、美観的も良好であるとともに、シール性を長期に渡り良好に確保することができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されない。例えば、樹脂シート6の材質はPFAに限らず熱融着が可能な樹脂全般をガスケットの使用条件に合わせて適宜選択できる。
また、ガスケットの全体形状は、環状でなく、矩形であっても良い。
さらに、上記実施例では,分割体4の端面は斜面状に形成し、接触面積を大きくしているが、分割体4の接合端面は斜面でなく、単なる切り立った垂直な端面、あるいは凹凸嵌合面であっても適用可能である。
さらに、上記実施例では,分割体4の端面は斜面状に形成し、接触面積を大きくしているが、分割体4の接合端面は斜面でなく、単なる切り立った垂直な端面、あるいは凹凸嵌合面であっても適用可能である。
また、上記実施例では、図1に示したように、一枚の樹脂シート6を分割体4の接合端面から異なる方向に両端部6a,6bを導出しているが、これに代え、図2(A)、(B)、(C)に示したように、シート6を同じ方向に延出させても良い。また、図2(C)に示したように、2枚の樹脂シート6を用いた場合には、接着時に2枚の樹脂シート6同士を接合し一体化することができる。
また、樹脂シート6の両端部6a、6bは、接合端面の外部に導出させることは必須でない。しかしながら、樹脂シート6の両端部がガスケット分割体4のシール面と均一の位置にならずくぼみが生じた場合はシール性が損なわれてしまうことになる。
また、実際の作業を行う場合は、樹脂シート6における少なくとも一方の端部は導出される方が一般的である。
4 分割体
6 樹脂シート
6a,6b 端部
8 他の樹脂シート
d 段差
e 凹所
6 樹脂シート
6a,6b 端部
8 他の樹脂シート
d 段差
e 凹所
Claims (3)
- 複数個に分割された四フッ化エチレン樹脂(PTFE)およびPTFEを基材とするガスケット分割体の接合端面を接着させて一体化したPTFE製ガスケットであって、
前記ガスケット分割体の接合端面の全面を覆うように、樹脂シートを前記接合端面に介在させるとともに、さらに他の樹脂シートを、前記分割体間に差し渡して配置し、この状態で接着させて一体化したことを特徴とするPTFE製ガスケット。 - 前記他の樹脂シートの少なくとも一方の端部が、前記接合端面の外部に導出して配置されることを特徴とする請求項1に記載のPTFE製ガスケット。
- 前記樹脂シートがPFAであることを特徴とする請求項1に記載のPTFE製ガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008034884A JP2009192017A (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | Ptfe製ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008034884A JP2009192017A (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | Ptfe製ガスケット |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2009192017A true JP2009192017A (ja) | 2009-08-27 |
Family
ID=41074216
Family Applications (1)
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| JP2008034884A Pending JP2009192017A (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | Ptfe製ガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2009192017A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55163368A (en) * | 1979-06-06 | 1980-12-19 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | Large diameter gasket |
| JPH07217743A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-15 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | シート状ガスケット |
-
2008
- 2008-02-15 JP JP2008034884A patent/JP2009192017A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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