JP2009226571A - マイクロデバイス及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで製造でき、MEMS動作のためのキャビティが確実に保護されるマイクロデバイスを提供する。
【解決手段】本発明のマイクロデバイス1は、基板2と、基板2上に形成されたマイクロ電子機械システム3と、樹脂を含んで形成され、マイクロ電子機械システム3の周囲にキャビティCを確保するようにマイクロ電子機械システム3を被覆するキャビティ確保部4と、樹脂を含んで形成され、キャビティ確保部4を被覆するように設けられた第1封止層5と、第1封止層5と異なる樹脂を含んで形成され、第1封止層5及び基板2を封止するように設けられた第2封止層6とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のマイクロデバイス1は、基板2と、基板2上に形成されたマイクロ電子機械システム3と、樹脂を含んで形成され、マイクロ電子機械システム3の周囲にキャビティCを確保するようにマイクロ電子機械システム3を被覆するキャビティ確保部4と、樹脂を含んで形成され、キャビティ確保部4を被覆するように設けられた第1封止層5と、第1封止層5と異なる樹脂を含んで形成され、第1封止層5及び基板2を封止するように設けられた第2封止層6とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、マイクロ電子機械システムを組み込んだマイクロデバイス及びその製造方法に関する。
近年、マイクロデバイスにおいては、半導体チップ等を備える半導体装置に加えて、微細な機械構造を有する加速度計や、表面弾性波(SAW)フィルタ、角速度計、圧電薄膜共振器(FBAR)、マイクロスイッチ等の各種のマイクロ電子機械システム(Micro-electro-mechanical Systems:以下、「MEMS」と称する。)を組み込むことによって、より幅広い用途に対応させたり、半導体チップと組み合わせることにより、より精密な制御等が可能となるように構成されたりすることが期待されている。
上述の各種のMEMSは、樹脂に埋設することができる半導体チップと異なり、機械構造が駆動等して正常に機能するために、周囲に一定の空間(キャビティ)を必要とすることが多い。
一般にマイクロデバイスは、半導体装置と同様に、樹脂等によって周囲に保護層を設けることによってパッケージされるため、MEMSを正常に機能できるように搭載するために、当該MEMSの周囲を成形された熱可塑性キャップで覆ってキャビティを確保し、その上から保護層によってパッケージを施されたマイクロデバイスが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特表2004−525357号公報
一般にマイクロデバイスは、半導体装置と同様に、樹脂等によって周囲に保護層を設けることによってパッケージされるため、MEMSを正常に機能できるように搭載するために、当該MEMSの周囲を成形された熱可塑性キャップで覆ってキャビティを確保し、その上から保護層によってパッケージを施されたマイクロデバイスが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載されたマイクロデバイスを一般的なパッケージ方法であるトランスファー成形を用いて作製しようとすると、以下の問題がある。
一般に、保護層を形成するための樹脂材料には、防水性等の各種保護性能を高めるために、高い含有率でフィラー等が混合されることが多い。このような材料を用いて圧力をかけてトランスファー成形を行うと、熱可塑性キャップ(特に天井部分)が、当該樹脂材料や混合されたフィラーに押しつぶされて、熱可塑性キャップ内のキャビティが確実に形成されないことがある。この場合、搭載されたMEMSが正常に動作しなくなり、マイクロデバイスとしての信頼性低下や、不良品発生による製造コスト上昇の原因となる。
一般に、保護層を形成するための樹脂材料には、防水性等の各種保護性能を高めるために、高い含有率でフィラー等が混合されることが多い。このような材料を用いて圧力をかけてトランスファー成形を行うと、熱可塑性キャップ(特に天井部分)が、当該樹脂材料や混合されたフィラーに押しつぶされて、熱可塑性キャップ内のキャビティが確実に形成されないことがある。この場合、搭載されたMEMSが正常に動作しなくなり、マイクロデバイスとしての信頼性低下や、不良品発生による製造コスト上昇の原因となる。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、低コストで製造でき、MEMS動作のためのキャビティが確実に保護されるマイクロデバイス及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様であるマイクロデバイスは、基板と、前記基板上に形成されたマイクロ電子機械システムと、樹脂を含んで形成され、前記マイクロ電子機械システムの周囲に空間を確保するように前記マイクロ電子機械システムを被覆するキャビティ確保部と、樹脂を含んで形成され、前記キャビティ確保部を被覆するように設けられた第1封止層と、前記第1封止層と異なる樹脂を含んで形成され、前記第1封止層及び前記基板を封止するように設けられた第2封止層とを備えることを特徴とする。
本発明のマイクロデバイスによれば、キャビティ確保部の周囲が第1封止層によって好適に保護され、第2封止層形成時等にキャビティ確保部が変形する等の事態が防止される。また、キャビティ確保部を樹脂で形成することができるので低コストでマイクロデバイスを製造することができる。
前記第1封止層を形成する樹脂は、硬化性を有するフィルム形状であってもよい。この場合、第1封止層を形成するための樹脂材料を、容易かつ均一に配置することができる。
前記第1封止層を形成する樹脂は、硬化する前の状態において、前記第2封止層を形成する樹脂よりも高い流動性を有してもよい。この場合、第1封止層を容易に形成することができる。
前記第1封止層を形成する樹脂は、光パターニング性を有してもよい。この場合、第1封止層の寸法を高精度に制御して形成することができる。
前記キャビティ確保部を形成する樹脂は、光パターニング性を有してもよい。この場合、キャビティ確保部を容易に形成することができる。
前記第1封止層は、半球状に形成されてもよい。この場合、第1封止層の耐圧性が高まり、より好適にキャビティ確保部の変形等を防ぐことができる。
本発明の第2の態様であるマイクロデバイスの製造方法は、基板上にマイクロ電子機械システムを実装する第1工程と、樹脂を含む材料を塗布して、前記マイクロ電子機械システムの周囲に空間を確保するように前記マイクロ電子機械システムを被覆するキャビティ確保部を形成する第2工程と、前記キャビティ確保部の周囲に樹脂を含む液状封止剤を塗布して硬化させ、第1封止層を形成する第3工程と、前記第3工程において前記第1封止層が形成された構造物の周囲に、前記液状封止剤と異なる樹脂材料を用いてトランスファー成形によって第2封止層を形成する第4工程とを備えることを特徴とする。
本発明のマイクロデバイスの製造方法によれば、第2工程で形成されるキャビティ確保部によって確保されるマイクロ電子機械システムの周囲の空間が、第3工程で形成される第1封止層によって好適に保持される。また、キャビティ確保部を樹脂で形成することができるので低コストでマイクロデバイスを製造することができる。
上述の第3工程においては、前記キャビティ確保部の外面の少なくとも一部に樹脂を含む積層体を転写して、フォトリソグラフィー法により第1封止層が形成されてもよい。この場合、第1封止層を形成するための材料を、容易かつ均一に配置することができる。
前記第1工程ないし第3工程においては、単一基板上に複数の前記構造物が形成された後に、前記基板が前記構造物ごとに切断されてもよい。この場合、マイクロデバイスを効率よく大量に製造することができる。
前記液状封止剤は、前記樹脂材料よりも流動性が高いものでもよい。この場合、第3工程における第1封止層の形成をより容易にすることができる。
前記第2工程において用いられる材料は、光パターニング性を有するものでもよい。この場合、第2工程におけるキャビティ確保部の形成をより容易にすることができる。
前記液状封止剤は、光パターニング性を有するものでもよい。この場合、第1封止層の寸法を高精度に制御して形成することができる。
本発明のマイクロデバイス及びマイクロデバイスの製造方法によれば、MEMS動作のためのキャビティが確実に保護され、低コストで製造可能なマイクロデバイスを提供することができる。
本発明の第1実施形態のマイクロデバイスについて、図1から図8を参照して説明する。図1は、本実施形態のマイクロデバイス1を示す断面図である。マイクロデバイス1は、基板2と、基板2上に形成されたMEMS3と、MEMS3の周囲を覆うように設けられたキャビティ確保部4と、キャビティ確保部4を被覆するように設けられた第1封止層5と、第1封止層5の外側に設けられた第2封止層6とを備えて構成されている。
基板2はシリコン等から形成され、一方の面に金属薄膜等からなる導体パターン7がエッチング等によって形成されている。MEMS3は、導体パターン7と電気的に接続されて基板2上に形成されている。導体パターン7は、ワイヤ8を介してリードフレーム9と接続されており、マイクロデバイス1を他の機器に組み込むことができるようになっている。
キャビティ確保部4は、基板2上に配置されたMEMS3の周囲を取り囲むように配置された側壁4Aと、側壁4Aの上方に設けられた天井4Bとからなる、略箱状の構造物である。MEMS3の水平方向の周囲および上方がキャビティ確保部4によって覆われることによって、MEMS3の機構が駆動するための空間であるキャビティCが、MEMS3の周囲に形成される。
キャビティ確保部4の材質としては、プラスチックが好ましい。例えば、フェノール樹脂、メラミン樹脂、アリル樹脂、フラン樹脂、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾシクロブテン、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、飽和ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアセタール、アイオノマー樹脂、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンオキシド、ポリフェニレンスルフィド、ポリスルホン、ポリウレタン、テトラフルオロエチレン樹脂、トリフルオロエチレン樹脂、ポリフッ化ビニリデン、セルロースなどを好適に採用することが出来る。
これらのうち、耐湿性、耐熱性の観点からエポキシ樹脂、ポリイミド、ポリアミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾシクロブテン、ポリアミドイミド、ポリフェニレンオキシドが好ましく、さらに加工性を考慮するとエポキシ樹脂が最も好ましい。
これらのうち、耐湿性、耐熱性の観点からエポキシ樹脂、ポリイミド、ポリアミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾシクロブテン、ポリアミドイミド、ポリフェニレンオキシドが好ましく、さらに加工性を考慮するとエポキシ樹脂が最も好ましい。
これらプラスチックを用いたキャビティ確保部4の製造方法の一例は後に詳述するが、微細加工によりキャビティ確保部4を形成する場合は光パターニング性を持たせたものが好ましい。光パターニング性を有する感光性樹脂としては、エポキシ樹脂と光カチオン重合開始剤との組成物、エポキシ樹脂と硬化剤と光硬化促進剤との組成物が挙げられる。
このような組成物は市場より容易に求められる。商品名としてはSU−8(マイクロケム社製)、SU−8 2000(マイクロケム社製)、SU−8 3000(化薬マイクロケム社製)、TMMR S2000(東京応化工業社製)などが挙げられる。
このような組成物は市場より容易に求められる。商品名としてはSU−8(マイクロケム社製)、SU−8 2000(マイクロケム社製)、SU−8 3000(化薬マイクロケム社製)、TMMR S2000(東京応化工業社製)などが挙げられる。
上述の感光性樹脂は、ベースフィルム(基材)上に、例えば、ロールコーター、ダイコーター、ナイフコーター、バーコーター、グラビアコーター等により上述の感光性樹脂組成物を塗布した後、45〜100℃に設定した乾燥炉で乾燥し、所定量の溶剤を除去することにより、又必要に応じてカバーフィルム(基材)等を積層することにより、積層体(ドライフィルムレジスト)として用いることができる。この際、ベースフィルム上のレジスト層の厚さは、2〜100μmに調整される。
ベースフィルム及びカバーフィルムとしては、例えばポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリイミド等のフィルムを使用することができる。また、これらのフィルムは、必要に応じて、シリコン系離型処理剤や非シリコン系離型処理剤等により離型処理されていてもよい。
このようなドライフィルムレジストを使用するには、例えばカバーフィルムをはがして、ハンドロール、ラミネーター等により、温度30℃〜100℃、圧力0.1〜20kg重/cm2の条件で基板、支持体等に転写し、露光、露光後ベーク、現像、加熱処理を施せばよい。
第1封止層5は、樹脂から形成されている。第1封止層5は、キャビティ確保部4の周囲及び上方を封止するように略半球形のドーム状に形成されている。第1封止層5は、後述するトランスファー成形時にキャビティ確保部4の変形を抑制し、キャビティCを保持する。なお、第1封止層5の形状は、上述のドーム状以外の形状でも構わないが、キャビティ確保部4を好適に保護する観点からは、上述のようにドーム状に形成されるのが好ましい。
第1封止層5の厚みは適宜設定できるが、薄すぎるとキャビティ確保部4を充分に保護することが困難となる。一方、マイクロデバイス1を同一の厚みに形成する場合、第1封止層5が厚すぎると、全体の耐湿・耐熱信頼性を確保するための第2封止層6の厚みが薄くなり、マイクロデバイスパッケージとしての信頼性を充分確保できない。このような観点からは、第1封止層5の厚みが50〜1000μm程度に設定されると第1封止層5と第2封止層6とのバランスがよいため好ましく、100〜600μm程度に設定されるのがより好ましい。
第1封止層5の形成方法の一例については後述するが、樹脂からなる液状の封止剤をキャビティ確保部4の上方から塗布することによって形成される。この液状封止剤の材料としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂、さらにはこの熱硬化性樹脂にシリコーン、ポリエステル、ポリブタジエンなどの熱可塑成分を配合したものを好適に採用することができる。
また、応力を低減して熱膨張係数を低減させるために、上述の材料に均一に無機充填剤が分散されて液状封止剤が構成されてもよい。無機充填剤としてはシリカ、アルミナ、窒化ホウ素等を用いることができる。この場合、樹脂成分に対する充填剤の配合割合は通常10〜100重量%が好ましい。
なお、ボイドを生じることなくキャビティ確保部4を覆うことが出来るようにするには、液状封止剤の粘度は1〜20000ミリパスカル秒(mPa・s)が好ましく、5〜1000mPa・sが最も好ましい。
液状封止剤の塗布方法としては、ディスペンス法もしくは印刷法等が挙げられる。塗布された液状封止剤は、光、熱、または光及び熱により硬化されると第1封止層5を容易に形成することができる。
第2封止層6は、第1封止層5及び基板2の外側を覆うようにトランスファー成形によって形成され、外部環境から基板2上のMEMS3や導体パターン7とワイヤ8との接続部位等を保護する機能を有する。
第2封止層6の材料としては、一般的な半導体チップ等と同様の材料を採用することができ、例えば、各種のエポキシ封止剤を挙げることができる。これらエポキシ封止剤は一般にエポキシ樹脂、フェノール硬化剤、硬化促進剤、充填剤などからなり、難燃剤、離型剤、着色剤、カップリング剤を含んでいてもよい。その中でも、低圧で成型できキャビティCへのダメージが少ないことから、低粘度エポキシ樹脂を用いた高流動性のものが好ましい。
第2封止層6の材料としては、一般的な半導体チップ等と同様の材料を採用することができ、例えば、各種のエポキシ封止剤を挙げることができる。これらエポキシ封止剤は一般にエポキシ樹脂、フェノール硬化剤、硬化促進剤、充填剤などからなり、難燃剤、離型剤、着色剤、カップリング剤を含んでいてもよい。その中でも、低圧で成型できキャビティCへのダメージが少ないことから、低粘度エポキシ樹脂を用いた高流動性のものが好ましい。
上記のように構成されたマイクロデバイス1の製造方法について説明する。
以下は、単一のシリコンウエハ上にマイクロデバイス1の基板2を複数形成する、いわゆるウエハレベルパッケージングによってマイクロデバイス1を製造する例である。この方法は、組立工程の設備が不要である、MEMSが分割時に保護される等の利点を有するが、本発明の製造方法はこれに限定されるものではない。
以下は、単一のシリコンウエハ上にマイクロデバイス1の基板2を複数形成する、いわゆるウエハレベルパッケージングによってマイクロデバイス1を製造する例である。この方法は、組立工程の設備が不要である、MEMSが分割時に保護される等の利点を有するが、本発明の製造方法はこれに限定されるものではない。
図2は、本実施形態のマイクロデバイスの製造方法の流れを示すフローチャートである。本実施形態の製造方法は、基板2上にMEMS3を形成する工程(第1工程)と、MEMS3を覆うようにキャビティ確保部4を形成する工程(第2工程)と、キャビティ確保部4の外側に第1封止層6を形成する工程(第3工程)と、トランスファー成形によって全体を第2封止層6で封止する工程(第4工程)とを備えている。
まず、ステップS1において、基板2上にMEMS3を形成する。基板2は、図3(a)に示すシリコンウエハ100の表面に、図3(b)に示すように複数の凹部101を設けることによって形成される。
その後、集積回路作成技術及び犠牲層エッチング技術を組み合わせてデバイスを作成するサーフェイスマイクロマシニング、又は主にSOI(Silicon On Insulator)ウエハや基板そのものをウェットエッチングや深堀ドライエッチング等で加工してデバイスを作成するバルクマイクロマシニング、あるいは両者の組み合わせによりMEMS3及び導体パターン7を形成する。
なお、導体パターン7は、ワイヤ8を接続する箇所以外は、SiO2やSiNといった無機絶縁膜や、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ベンゾシクロブテン、エポキシ樹脂等によって保護されてもよい。また、導体パターン7は、深堀エッチングやサンドブラストによって作成された貫通孔を介して、基板2の裏面(MEMS3が形成される面と反対側の面)から実装されてもよい。
その後、集積回路作成技術及び犠牲層エッチング技術を組み合わせてデバイスを作成するサーフェイスマイクロマシニング、又は主にSOI(Silicon On Insulator)ウエハや基板そのものをウェットエッチングや深堀ドライエッチング等で加工してデバイスを作成するバルクマイクロマシニング、あるいは両者の組み合わせによりMEMS3及び導体パターン7を形成する。
なお、導体パターン7は、ワイヤ8を接続する箇所以外は、SiO2やSiNといった無機絶縁膜や、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ベンゾシクロブテン、エポキシ樹脂等によって保護されてもよい。また、導体パターン7は、深堀エッチングやサンドブラストによって作成された貫通孔を介して、基板2の裏面(MEMS3が形成される面と反対側の面)から実装されてもよい。
続いて、ステップS2において、MEMS3の周囲にキャビティ確保部4を形成する。
まず、図5(a)に示すように、MEMS3の周囲に上述した材料の中から適宜選択した材料(以下、「確保部材料」と称する。)を塗布して側壁4Aを形成する。側壁4Aの厚み(図5(a)における左右方向の寸法)や高さ(図5(a)における上下方向の寸法)は、MEMS3の各部寸法や駆動態様に応じて決定される必要なキャビティCの大きさに基づいて、適宜設定されてよい。
まず、図5(a)に示すように、MEMS3の周囲に上述した材料の中から適宜選択した材料(以下、「確保部材料」と称する。)を塗布して側壁4Aを形成する。側壁4Aの厚み(図5(a)における左右方向の寸法)や高さ(図5(a)における上下方向の寸法)は、MEMS3の各部寸法や駆動態様に応じて決定される必要なキャビティCの大きさに基づいて、適宜設定されてよい。
次に、図5(b)に示すように、側壁4Aの上方に層状の確保部材料をラミネートして天井4Bを形成する。そして、不要な部分を除去すると、図5(c)に示すように、キャビティ確保部4が完成する。
なお、側壁4A及び天井4Bからなるキャビティイ確保部4を形成する際に、光パターニング性を有する材料を使用したフォトリソグラフィーの手法を用いると、微細かつ精密な構造が比較的容易に形成できるため好ましい。
なお、側壁4A及び天井4Bからなるキャビティイ確保部4を形成する際に、光パターニング性を有する材料を使用したフォトリソグラフィーの手法を用いると、微細かつ精密な構造が比較的容易に形成できるため好ましい。
また、この方法に代えて、先に述べたように、ベースフィルム上に、積層や転写等によってキャビティ確保部4の形状を有する確保部材料からなる構造を形成し、MEMS3を覆うように配置することによってキャビティ確保部4が形成されてもよい。
なお、図3(b)に示すように、ステップS3までの各工程は、シリコンウエハ100上で行われる。
なお、図3(b)に示すように、ステップS3までの各工程は、シリコンウエハ100上で行われる。
ステップS3において、図6に示すように、キャビティ確保部4の上方から上述の液状封止剤を塗布し、熱あるいは光によって硬化させて第1封止層5を形成する。このとき、ワイヤ8と接続される導体パターン7の部位が第1封止層5で覆われないように液状封止材の量等を調整する。
なお、ステップS3の工程は、シリコンウエハ100上で行われてもよいし、各凹部101を個々の基板2として切り離してから行ってもよいが、基板2の裁断時にキャビティ確保部4を好適に保護する観点からは、シリコンウエハ100上で行われるのが好ましい。
なお、ステップS3の工程は、シリコンウエハ100上で行われてもよいし、各凹部101を個々の基板2として切り離してから行ってもよいが、基板2の裁断時にキャビティ確保部4を好適に保護する観点からは、シリコンウエハ100上で行われるのが好ましい。
続いて、ステップS4において、第1封止層5が形成されて切り離された個々の基板2をリードフレーム中央に配置し、導体パターン7とリードフレーム9とを、ワイヤ8を介して一括接続してから、トランスファー成形を行う。
図7に示すように、成形機110に第1封止層5が形成された基板2及びMEMS3を含む構造物10を配置し、充填口111から第2封止層6の材料6Aを流し込む。そして、材料6Aに圧力をかけて構造物10の周囲に充填し、加熱して材料6Aを硬化させ、第2封止層6を形成する。
図7に示すように、成形機110に第1封止層5が形成された基板2及びMEMS3を含む構造物10を配置し、充填口111から第2封止層6の材料6Aを流し込む。そして、材料6Aに圧力をかけて構造物10の周囲に充填し、加熱して材料6Aを硬化させ、第2封止層6を形成する。
硬化終了後、図8に示すように、構造物10を成形機110から取り外し、不要部分を除去すると、マイクロデバイス1が完成する。
本実施形態のマイクロデバイス1によれば、キャビティ確保部4の周囲が液状封止剤を硬化させて形成された第1封止層5によって保護されているので、トランスファー成形によって第2封止層6が形成される際や、導体パターン7とリードフレーム9との一括接続時等に、キャビティ確保部4が変形したり、押しつぶされたりする等の不具合の発生が抑制される。したがって、キャビティ確保部4の内部のキャビティCが確実に保持され、信頼性の高いマイクロデバイスを提供することができる。
また、キャビティ確保部4の周囲が第1封止層5で保護されているので、キャビティ確保部4を低コストの樹脂で形成することができる。したがって、キャビティ確保のために、シリコンやガラス等の高コストの材料を用いてキャビティ確保部を形成する必要がなく、低コストで信頼性の高いマイクロデバイスを提供することができる。
さらに、第1封止層5が略ドーム状に形成されているので、第2封止層6の形成時等に第1封止層5の外側から加えられる圧力が分散するため耐圧性が高く、より好適にキャビティ確保部4及びキャビティCを確保することができる。
また、本実施形態のマイクロデバイスの製造方法によれば、ステップS2において、樹脂によってキャビティ確保部4を形成し、ステップS3において、液状封止剤を用いてキャビティ確保部4の周囲に第1封止層5を設けてから、ステップS4において第2封止層6を形成するためのトランスファー成形が行われる。したがって、第2封止層6の形成時にキャビティCがつぶされることがないので、MEMS3の駆動の信頼性が高いマイクロデバイスを低コストで製造することができる。また、本発明の製造方法は、ウエハレベルパッケージングにも適用することができるので、信頼性の高いマイクロデバイスを、さらに低コストで大量に製造することも可能となる。
上述の製造手順においては、第1封止層5を形成してから、導体パターン7とリードフレーム9とを、ワイヤ8を介して一括接続する例を説明したが、これに代えて、上記一括接続を第1封止層5の形成前に行ってもよい。このようにすると、第1封止層5を形成するときに、液状封止剤の塗布量の調整が必要ないので、第3工程がより容易となる。さらに、導体パターン7とワイヤ8との接点を第1封止層5で封止することができるので、トランスファー成形時等に、当該接点が断線する等の不具合の発生を好適に防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図9及び図10を参照して説明する。本実施形態のマイクロデバイス21と上述の第1実施形態のマイクロデバイス1との異なるところは、第1封止層がフォトリソグラフィー法によって形成されている点である。
なお、上述の第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
なお、上述の第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図9は、マイクロデバイス21の断面図である。キャビティ確保部4を保護する第1封止層22は、光パターニング成を有する樹脂で形成されている。
第1封止層22を形成するための材料としては、ポリイミド、ポリアミド、ポリベンゾオキサゾール及びベンゾシクロブテン等に感光性の置換基を持たせたものや、エポキシ樹脂などが挙げられる。中でも、厚膜でのパターニング性が良好なエポキシ樹脂が好ましく、これら樹脂材料を含有する感光性樹脂組成物を好適に採用することができる。なお、エポキシ樹脂を含有する感光性組成物としては、キャビティ確保部の確保部材料として挙げた上述の各種組成物を使用することが可能である。
第1封止層22を形成するための材料としては、ポリイミド、ポリアミド、ポリベンゾオキサゾール及びベンゾシクロブテン等に感光性の置換基を持たせたものや、エポキシ樹脂などが挙げられる。中でも、厚膜でのパターニング性が良好なエポキシ樹脂が好ましく、これら樹脂材料を含有する感光性樹脂組成物を好適に採用することができる。なお、エポキシ樹脂を含有する感光性組成物としては、キャビティ確保部の確保部材料として挙げた上述の各種組成物を使用することが可能である。
また、より弾性率の高い材料で第1封止層22を形成することは、第1封止層22の耐圧性を高めるために効果的である。耐圧性の向上に効果的な弾性率の目安としては、「JIS K−7244」に準じた方法で測定した180℃における貯蔵弾性率が1ギガパスカル(GPa)以上、好ましくは3GPa以上、より好ましくは5GPa以上である。
したがって、第1封止層22の形成に光パターニング性を有する樹脂組成物を用いる場合には、充填材を混合して弾性率を高めるのが好ましい。使用する充填剤に特に制限はないが、硬度等の観点からは無機充填材が好ましい。具体的には、溶融シリカ、結晶性シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、タルク、クレー、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化ベリリウム、酸化鉄、酸化チタン、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化ホウ素、マイカ、ガラス、石英、雲母等を好適に採用することができる。
また、同じく弾性率を高めるためには、硬化後のガラス転移温度が高いエポキシ樹脂を用いることが好ましい。硬化後のガラス転移温度が高いエポキシ樹脂の具体例としては、EOCN104Sや、EPPN502H(いずれも製品名、日本化薬(株)製)等が挙げられる。
したがって、第1封止層22の形成に光パターニング性を有する樹脂組成物を用いる場合には、充填材を混合して弾性率を高めるのが好ましい。使用する充填剤に特に制限はないが、硬度等の観点からは無機充填材が好ましい。具体的には、溶融シリカ、結晶性シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、タルク、クレー、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化ベリリウム、酸化鉄、酸化チタン、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化ホウ素、マイカ、ガラス、石英、雲母等を好適に採用することができる。
また、同じく弾性率を高めるためには、硬化後のガラス転移温度が高いエポキシ樹脂を用いることが好ましい。硬化後のガラス転移温度が高いエポキシ樹脂の具体例としては、EOCN104Sや、EPPN502H(いずれも製品名、日本化薬(株)製)等が挙げられる。
マイクロデバイス21の製造手順について説明する。図10(a)に示すように、キャビティ確保部4を形成するステップS2までの工程は、第1実施形態のマイクロデバイス1と同様である。
次に、ステップS3において、図10(b)に示すように、基板2上に、キャビティ確保部4を覆うように、上述の材料から適宜選択した光パターニング性を有する液状の樹脂材料102を塗布する。樹脂材料102の塗布厚は、形成する第1封止層22の厚みによって適宜設定されてよい。
そして、必要に応じて図示しないマスク層等を用いながら、フォトリソグラフィー法によって余分な樹脂材料102を除去すると、図10(c)に示すように、第1封止層22が形成される。その後のステップS4以降の工程は、マイクロデバイス1と同様である。
本実施形態のマイクロデバイス21においても、第1実施形態のマイクロデバイス1と同様に、キャビティ確保部4を第1封止層22によって好適に保護することができる。
また、第1封止層22を光パターニング性を有する樹脂材料を用いてフォトリソグラフィー法で形成するため、第1封止層22の厚み等の各種寸法を高い精度で制御することができる。したがって、第1封止層を必要最小限の厚み等に制御することによって、必要とされる第2封止層6の厚みを低減し、パッケージとしてのマイクロデバイスを小型化、薄型化することができる。
また、第1封止層22を光パターニング性を有する樹脂材料を用いてフォトリソグラフィー法で形成するため、第1封止層22の厚み等の各種寸法を高い精度で制御することができる。したがって、第1封止層を必要最小限の厚み等に制御することによって、必要とされる第2封止層6の厚みを低減し、パッケージとしてのマイクロデバイスを小型化、薄型化することができる。
さらに、キャビティ確保部4と第1封止層22とを同一の設備で作製することができるので、第1実施形態の第1封止層を形成するために必要と想定される、ディスペンサや印刷装置等の設備を必要とせずにマイクロデバイスを製造することができる。したがって、より低コストで製造可能なマイクロデバイスを提供することができる。
本実施形態では、光パターニング性を有する液状の樹脂材料を用いて第1封止層を形成する例を説明したが、これに代えて、キャビティ確保部の材料として上述したようなドライフィルムレジストを用いて第1封止層が形成されてもよい。このようにすると、第1封止層を形成するための樹脂材料を、容易かつ均一に配置することができる。
具体的には、図11(a)に示すように、キャビティ確保部4の天井4B上にドライフィルムレジストを貼りつけてレジスト層23Aを転写し、フォトリソグラフィーを行うことによって、図11(b)に示すように、第1封止層23を形成することができる。
なお、図11(b)では天井4Bの上方にのみ第1封止層23が形成されているが、このような形状でも、第1封止層23の厚みを適切に設定することで、キャビティ確保部4を好適に保護することが可能である。この形態では、例えばキャビティ確保部4のうち、特に側壁4Aで支持されていない天井4Bの中央部等を重点的に保護することが可能である。
また、キャビティ確保部4の高さよりも充分厚いレジスト層を形成し、上方から押圧すれば、厚みを有するレジスト層内にキャビティ確保部を埋没させるようにして、キャビティ確保部4の上面及び側面をレジスト層で覆うことができるため、その後にフォトリソグラフィーを行えば、キャビティ確保部4全体を覆う第1封止層をドライフィルムレジストを用いて形成することも可能である。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した各実施形態では、キャビティ確保部4が側壁4Aと天井4Bとからなる例を説明したが、キャビティ確保部の構成はこれに限定されない。
一例として、キャビティ内のMEMSの駆動に支障のない位置に、天井を支える柱状構造を設け、側壁及び柱状構造で天井を支えるようにキャビティ確保部を構成してもよい。また、側壁や天井の表面に酸化膜を設けて剛性を高めてもよい。
さらに、基板2の一部をエッチング等によって掘り込んで凹状のキャビティを形成し、当該キャビティ内にMEMS3を形成した後、キャビティの上方にシート状の確保部材料を配置してキャビティを確保してもよい。この場合、キャビティ確保部は基板の一部で形成された側壁と、確保部材料からなる天井とから形成されることとなる。
一例として、キャビティ内のMEMSの駆動に支障のない位置に、天井を支える柱状構造を設け、側壁及び柱状構造で天井を支えるようにキャビティ確保部を構成してもよい。また、側壁や天井の表面に酸化膜を設けて剛性を高めてもよい。
さらに、基板2の一部をエッチング等によって掘り込んで凹状のキャビティを形成し、当該キャビティ内にMEMS3を形成した後、キャビティの上方にシート状の確保部材料を配置してキャビティを確保してもよい。この場合、キャビティ確保部は基板の一部で形成された側壁と、確保部材料からなる天井とから形成されることとなる。
また、上述した各実施形態では、キャビティ確保部が略箱状である例を説明したが、これに代えて、側壁を円形に形成することによって、キャビティ確保部を略円筒状に形成してもよい。さらに、転写等を用いて、キャビティ確保部をドーム状の形状に形成して、耐圧性をさらに高めてもよい。これらのような構成であっても、MEMSが駆動するためのキャビティを良好に確保することができる。
さらに、フィルム状の樹脂材料をキャビティ確保部の天井と同一の大きさにカットしてキャビティ確保部の上方に固定することによって、フォトリソグラフィー法によらずに第1封止層が形成されてもよい。
加えて、図12に示すように、MEMS3に加えて半導体チップ11を実装して本発明のマイクロデバイスを構成してもよい。実装する半導体チップ11は、ロジック、メモリ、ディスクリート等各種の半導体が用いられたもので構わない。このようにすると、より高度な処理や動作が行えるマイクロデバイスを構成することができる。
なお、このとき、半導体チップ11は、必ずしも第1封止層5によって封止される必要はなく、図12のように第2封止層6によって直接封止されてもよい。
なお、このとき、半導体チップ11は、必ずしも第1封止層5によって封止される必要はなく、図12のように第2封止層6によって直接封止されてもよい。
1、21 マイクロデバイス
2 基板
3 マイクロ電子機械システム
4 キャビティ確保部
4A 側壁
4B 天井
5、22、23 第1封止層
6 第2封止層
6A 材料
7 導体パターン
8 ワイヤ
9 リードフレーム
10 構造物
11 半導体チップ
100 シリコンウエハ
101 凹部
110 成形機
111 充填口
2 基板
3 マイクロ電子機械システム
4 キャビティ確保部
4A 側壁
4B 天井
5、22、23 第1封止層
6 第2封止層
6A 材料
7 導体パターン
8 ワイヤ
9 リードフレーム
10 構造物
11 半導体チップ
100 シリコンウエハ
101 凹部
110 成形機
111 充填口
Claims (12)
- 基板と、
前記基板上に形成されたマイクロ電子機械システムと、
樹脂を含んで形成され、前記マイクロ電子機械システムの周囲に空間を確保するように前記マイクロ電子機械システムを被覆するキャビティ確保部と、
樹脂を含んで形成され、前記キャビティ確保部を被覆するように設けられた第1封止層と、
前記第1封止層と異なる樹脂を含んで形成され、前記第1封止層及び前記基板を封止するように設けられた第2封止層と、
を備えることを特徴とするマイクロデバイス。 - 前記第1封止層を形成する樹脂は、硬化する前の状態において、前記第2封止層を形成する樹脂よりも高い流動性を有することを特徴とする請求項1に記載のマイクロデバイス。
- 前記第1封止層を形成する樹脂は、硬化性を有するフィルム形状であることを特徴とする請求項1に記載のマイクロデバイス。
- 前記第1封止層を形成する樹脂は、光パターニング性を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のマイクロデバイス。
- 前記キャビティ確保部を形成する樹脂は、光パターニング性を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のマイクロデバイス。
- 前記第1封止層は、半球状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロデバイス。
- 基板上にマイクロ電子機械システムを形成する第1工程と、
樹脂を含む材料を塗布して、前記マイクロ電子機械システムの周囲に空間を確保するように前記マイクロ電子機械システムを被覆するキャビティ確保部を形成する第2工程と、
前記キャビティ確保部の周囲に樹脂を含む液状封止剤を塗布して硬化させ、第1封止層を形成する第3工程と、
前記第3工程において前記第1封止層が形成された構造物の周囲に、前記液状封止剤と異なる樹脂材料を用いてトランスファー成形によって第2封止層を形成する第4工程と、
を備えることを特徴とするマイクロデバイスの製造方法。 - 基板上にマイクロ電子機械システムを形成する第1工程と、
樹脂を含む材料を塗布して、前記マイクロ電子機械システムの周囲に空間を確保するように前記マイクロ電子機械システムを被覆するキャビティ確保部を形成する第2工程と、
前記キャビティ確保部の外面の少なくとも一部に樹脂を含む積層体を転写して、フォトリソグラフィー法により第1封止層を形成する第3工程と、
前記第3工程において前記第1封止層が形成された構造物の周囲に、樹脂材料を用いてトランスファー成形によって第2封止層を形成する第4工程と、
を備えることを特徴とするマイクロデバイスの製造方法。 - 前記第1工程ないし第3工程において、単一基板上に複数の前記構造物が形成された後に、前記基板が前記構造物ごとに切断されることを特徴とする請求項7又は8に記載のマイクロデバイスの製造方法。
- 前記液状封止剤は、前記樹脂材料よりも流動性が高いことを特徴とする請求項7に記載のマイクロデバイスの製造方法。
- 前記第2工程において用いられる材料は、光パターニング性を有することを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載のマイクロデバイスの製造方法。
- 前記液状封止剤は、光パターニング性を有することを特徴とする請求項7に記載のマイクロデバイスの製造方法。
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