JP2009257577A - 電磁弁及びこれを備える電磁弁ユニット - Google Patents

電磁弁及びこれを備える電磁弁ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】常開型電磁弁の開弁応答性を向上させる。また、差圧制御電磁弁においては、圧力制御を安定させる。
【解決手段】シャフト402およびプランジャ411が全閉位置から開弁向きに移動する際、ガイド401とプランジャ411の対向面間の空間での粘性抵抗が大きいため、シャフト402やプランジャ411が円滑に動きにくい。そこで、ガイド401におけるプランジャ411と対向する面401eをガイド穴401aの軸直交線に対して傾斜させることにより、ガイド401とプランジャ411の対向面間の空間での粘性抵抗を減少させる。
【選択図】図1

Description

本発明は電磁弁及びこれを備える電磁弁ユニットに関するもので、例えば車輪のロック傾向を回避するためのABS(アンチロックブレーキシステム)のアクチュエータに用いるものに好適である。
特許文献1に示された従来の電磁弁は、コイルへの通電時に吸引されるプランジャが、有底円筒状のスリーブ内に摺動自在に収容され、プランジャに追従作動して流路を開閉する弁部材が、ガイドに設けたガイド穴に摺動自在に保持されている。また、弁部材はプランジャに当接し、ガイドの一端面はプランジャに対向し、プランジャおよび弁部材はスプリングにより開弁向きに付勢されている。そして、コイルに通電していないときには全開となり、コイルに通電しているときには全閉となる、常開型のオンオフ制御電磁弁である。
また、同様の構成の電磁弁において、コイルへの通電量を制御して電磁弁の上下流間の差圧をリニアに調整する常開型の差圧制御電磁弁も知られている。
特開2002−347597号公報
従来の電磁弁は、弁部材が全閉位置から開弁向きに移動する際には、プランジャが収容されたスリーブ内の空間(以下、スリーブ内空間という)に弁部材が入り込むため、スリーブ内空間の液体が弁部材とガイド穴との隙間を介して流路側に移動する。しかしながら、液体が低温である場合には、粘性抵抗によりプランジャとガイドとの対向面間の空間において液体が円滑に流動せず、その結果弁部材が動きにくくなり、開弁時期が遅れるという問題があった。また、差圧制御電磁弁においては、上記したように低温時には弁部材が動きにくくなるため、圧力制御が常温時に比べて不安定になるという問題もあった。さらに、常温時であっても、電磁弁の上下流間の差圧の目標変化量が小さい場合、すなわち、単位時間当たりのコイルへの通電量の減少量が小さい場合、粘性抵抗より大きな開弁力が十分に得られず、そのために開弁時期が遅れて圧力制御が不安定になるという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、常開型電磁弁の開弁応答性を向上させることを目的とする。また、差圧制御電磁弁においては、圧力制御を安定させることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、有底円筒状のスリーブ(410)と、スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)、スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、コイル(413)への通電によりスリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、プランジャ(411)に当接し、プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)がプランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、プランジャ(411)および弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、ガイド(401)の一端面(401e)は、ガイド穴(401a)の軸直交線に対して傾斜していることを特徴とする。
これによると、ガイド(401)の一端面(401e)をガイド穴(401a)の軸直交線に対して傾斜させているため、プランジャ(411)とガイド(401)との対向面間の空間の体積を大きく確保することができるとともに、プランジャ(411)とガイド(401)との対向面間での液体の移動が容易になってプランジャ(411)とガイド(401)との吸着力を小さくすることができ、いわゆる粘性抵抗を抑えることができるようになる。したがって、弁部材(402、404)が全閉位置から開弁向きに移動する際、プランジャ(411)とガイド(401)との対向面間の空間において液体が円滑に流動し、その結果弁部材(402、404)の動きが円滑になり、開弁応答性が向上する。
請求項6に記載の発明では、有底円筒状のスリーブ(410)と、スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)と、スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、コイル(413)への通電によりスリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、プランジャ(411)に当接し、プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)がプランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、プランジャ(411)および弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、ガイド(401)の一端面(401e)に、ガイド穴(401a)からガイド(401)の外周部まで延びる溝(401f)が形成されていることを特徴とする。
これによると、請求項1の発明と同様に、開弁応答性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明では、有底円筒状のスリーブ(410)と、スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)と、スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、コイル(413)への通電によりスリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、プランジャ(411)に当接し、プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)がプランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、プランジャ(411)および弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、ガイド穴(401a)の内周面におけるガイド(401)の一端面(401e)側の部位(401g)は、ガイド穴(401a)の軸線に対して傾斜していることを特徴とする。
これによると、弁部材(402、404)が全閉位置から開弁向きに移動する際、プランジャ(411)とガイド(401)との対向面間の液体が弁部材(402、404)とガイド穴(401a)との隙間に円滑に流れ込むため、弁部材(402、404)の動きが円滑になり、開弁応答性が向上する。
請求項10に記載の発明では、有底円筒状のスリーブ(410)と、スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)と、スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、コイル(413)への通電によりスリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、プランジャ(411)に当接し、プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)がプランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、プランジャ(411)および弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、プランジャ(411)におけるガイド(401)と対向する面(411b)は、ガイド穴(401a)の軸直交線に対して傾斜していることを特徴とする。
これによると、請求項1の発明と同様に、開弁応答性を向上させることができる。
請求項15に記載の発明では、有底円筒状のスリーブ(410)と、スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)と、スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、コイル(413)への通電によりスリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、プランジャ(411)に当接し、プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)がプランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、プランジャ(411)および弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、弁部材(402、404)の外周面におけるガイド(401)の一端面(401e)側の部位は、弁部材(402、404)の軸線に対して傾斜していることを特徴とする。
これによると、請求項1の発明と同様に、開弁応答性を向上させることができる。
請求項18に記載の発明では、請求項1ないし17のいずれか1つに記載の電磁弁(4)と、第1流路(403a)側の圧力と第2流路(401d)側の圧力との差がリニアに制御されるようにコイル(413)への通電量を制御する制御手段(5)とを備えることを特徴とする。
このような圧力差をリニアに制御する電磁弁ユニットの場合、弁部材(402、404)の動きが円滑になることにより、安定した圧力制御が可能になる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電磁弁がアクチュエータのハウジングに組み付けられた状態を示す正面断面図である。 図1の電磁弁の要部の正面断面図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係る電磁弁の第1変型例を示す要部の正面断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係る電磁弁の第2変型例を示す要部の正面断面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。 図3の電磁弁の右側面図である。 本発明の第3実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。 (a)は本発明の第3実施形態に係る電磁弁の第1変型例を示す要部の正面断面図、(b)は(a)のC−C線に沿う断面図である。 本発明の第4実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。 (a)は本発明の第4実施形態に係る電磁弁の第1変型例を示す要部の正面断面図、(b)は(a)のプランジャの下面図である。 本発明の第4実施形態に係る電磁弁の第2変型例を示す要部の正面断面図である。 (a)は本発明の第4実施形態に係る電磁弁の第3変型例を示す要部の正面断面図、(b)は(a)のプランジャの下面図である。 本発明の第5実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。 (a)は本発明の第5実施形態に係る電磁弁の第1変型例を示す要部の正面断面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図である。 本発明の第6実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。 本発明の第7実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。 本発明の第8実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。 本発明の第9実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る電磁弁がアクチュエータのハウジングに組み付けられた状態を示す正面断面図、図2は図1の電磁弁の要部の正面断面図である。
図1に示すように、車両のマスタシリンダ(以下、M/Cという)1とホイールシリンダ(以下、W/Cという)2との間に、ブレーキ液圧を制御する液圧制御用アクチュエータ3が配設されている。液圧制御用アクチュエータ3は、アルミニウム合金製のハウジング3aを備え、このハウジング3aには、電磁弁4が挿入される段付円柱状の凹部3b、M/C1とW/C2との間でブレーキ液を流通させるための流路3cが形成されている。
電磁弁4は、磁性体にて形成された段付円筒状のガイド401を備えている。このガイド401は、一端側がハウジング3aの凹部3b内に挿入され、他端はハウジング3aの外に突出している。そして、凹部3bの開口端部をかしめることにより、ガイド401がハウジング3aに液密に固定されている。
ガイド401には、シャフト402を摺動自在に保持するガイド穴401a、シート403が圧入されるシート挿入穴401b、さらには、シート挿入穴401bの一部である空間401cをW/C2側の流路3cに連通させる連通穴401dが形成されている。より詳細には、空間401cは、シート挿入穴401bのうち、ガイド401、シャフト402およびシート403によって区画された空間である。なお、連通穴401dは、本発明の第2流路に相当する。
円柱状のシャフト402は、非磁性体(例えばステンレス)で形成され、シート403側の端部がガイド401のガイド穴401aから突き出て空間401cに延びており、その先端に球面の主弁体404が形成されている。なお、シャフト402および主弁体404は、本発明の弁部材を構成する。
金属製の円筒状のシート403には、ガイド401内の空間401cとM/C1側の流路3cとを連通させる主流路403aが、その径方向中心部に形成されている。この主流路403aにおける空間401c側の端部に、主弁体404が接離するテーパ状の主弁座403bが形成され、主流路403aの途中には、主流路403aよりも通路面積が小さいオリフィス403cが形成されている。そして、主弁体404は、主弁座403bに接離することにより、ガイド401内の空間401c(あるいは、ガイド401の連通穴401dやW/C2側の流路3c)と主流路403aとの間を開閉する。なお、主流路403aは、本発明の第1流路に相当する。
また、シート403における径方向中心からずれた位置には、ガイド401内の空間401cとM/C1側の流路3cとを連通させる副流路403dが、主流路403aに対して並列に形成されている。換言すると、副流路403dは、主流路403aをバイパスして、M/C1側の流路3cとW/C2側の流路3cに接続されている。
この副流路403dの途中に、テーパ状の副弁座403eが形成されている。副流路403d内において、副弁座403eよりもM/C1側の流路3cに近い側に、金属製の球状の副弁体405が移動可能に挿入されている。そして、副弁体405は、圧力差によって移動して副弁座403eと接離することにより、副流路403dとM/C1側の流路3cとの間を開閉する。
また、シート403における空間401c側の端部には、主流路403aを囲むようにして、後述するスプリング412の一端を受けるシート部ばね受け面403fが形成されている。
ガイド401におけるシート挿入穴401bの開口端部側には、異物流入防止用のフィルタ407が挿入されている。そして、フィルタ407によって、副弁体405の開弁時の位置が決定されるようになっている。また、ガイド401の外周にも、連通穴401dを囲むようにして、異物流入防止用のフィルタ408が配置されている。
ガイド401の他端の外周側にはスリーブ410が嵌入されており、このスリーブ410は、非磁性体金属(例えばステンレス)で形成され、一端が開口した有底円筒状を成しており、底面が略球形状を成している。
そして、スリーブ410とガイド401とによって区画形成された空間(以下、スリーブ内空間という)に磁性体金属製の略円柱状のプランジャ411が配置され、このプランジャ411はスリーブ410内を摺動可能になっている。なお、プランジャ411がスリーブ410の底面に接することにより、プランジャ411の紙面上向きへの移動が規制される。
プランジャ411の外周面には、プランジャ411の一端から他端まで連続して延びるプランジャ溝411aが形成されている。そして、スリーブ内空間におけるスリーブ410の底面側の空間と、スリーブ内空間におけるプランジャ411とガイド401との対向面間の空間とが、プランジャ溝411aにより連通されている。
スリーブ410の周囲には、通電時に磁界を形成するコイル413が巻回されたスプール414が配置されている。スプール414の外周には磁路部材をなすヨーク415が配置されている。そして、ECU(電子制御ユニット)5からコイル413への通電により発生する電磁力により、プランジャ411が駆動される。なお、ECU5は、車両の運動状態等に基づきABS制御等を実行すべくコイル413への通電状態を制御する。このECU5は請求項記載の制御手段として機能するものであり、電磁弁4とともに電磁弁ユニットを構成する。
シャフト402とシート403とに挟持されたスプリング412によって、シャフト402がプランジャ411側に付勢されており、シャフト402とプランジャ411は常時当接して一体的に作動する。
スプリング412は、圧縮コイルスプリングであり、主弁体404が主弁座403bから離れる向きに、すなわち開弁向きに、プランジャ411およびシャフト402を付勢している。また、コイル413への通電により発生する電磁力により、主弁体404が主弁座403bに近づく向きに、すなわち閉弁向きに、プランジャ411およびシャフト402が付勢される。
主流路403aは、ガイド401内の空間401cのうち、スプリング412の内側に位置する内側空間に連通されている。連通穴401dは、ガイド401内の空間401cのうち、スプリング412の外側に位置する外側空間に連通されている。
図1、図2に示すように、プランジャ411におけるガイド401と対向する面411b(以下、プランジャの対向面という)は、ガイド穴401aの軸線に対して直交している。一方、ガイド401におけるプランジャ411と対向する一端面401e(以下、ガイドの一端面という)は、ガイド穴401aの軸線に直交する線(以下、ガイド穴の軸直交線という)に対して傾斜している。より詳細には、ガイドの一端面401eは、中空円錐の内周面状になっている。因みに、中空円錐とは、物体の内部に形成された円錐形の空間であり、中空円錐の内周面とは、その物体における円錐形の空間を囲む面である。
なお、閉弁時におけるプランジャ411とガイド401との平均エアギャップが例えば0.25mmの場合、ガイドの一端面401eとガイド穴の軸直交線とのなす角αは、5〜10°に設定するのが望ましい。
次に、上記構成になる電磁弁4の基本的な作動について説明する。この電磁弁4は、通常時はECU5からコイル413へ通電されない状態、すなわち非通電状態になっており、非通電時においては、スプリング412によりシャフト402およびプランジャ411がスリーブ410の底面側に向かって付勢され、プランジャ411がスリーブ410の底面に接している。そして、シャフト402の主弁体404がシート403の主弁座403bから離れた状態となり、M/C1側の流路3cとW/C2側の流路3c間は、シート403の主流路403a、ガイド401内の空間401c、およびガイド401の連通穴401dを介して連通状態となる。
この状態で図示しないブレーキペダルが踏み込まれると、M/C1側とW/C2側との圧力差により副弁体405がシート403の副弁座403e側に向かって移動され、副弁体405が副弁座403eに当接してシート403の副流路403dが閉じられる。したがって、ブレーキペダルが踏み込まれた際には、シート403の主流路403aおよび副流路403dのうち主流路403aのみを介してM/C1側からW/C2側へブレーキ液が流動される。
そして、ブレーキペダルの踏み込みが中止されると、副弁体405は、M/C1側とW/C2側との圧力差により移動して、シート403の副弁座403eから離れた状態となり、M/C1側の流路3cとW/C2側の流路3c間は、シート403の副流路403d、ガイド401内の空間401c、およびガイド401の連通穴401dを介して連通状態となる。したがって、ブレーキペダルの踏み込みが中止された際には、シート403の主流路403aおよび副流路403dを介して、W/C2側からM/C1側へブレーキ液が速やかに戻される。
このように、通常時はブレーキペダルの操作に応じてM/C1とW/C2間でブレーキ液が流動される。
一方、ABS制御の減圧時および保持時には、電磁弁4はECU5からコイル413へ通電された状態、すなわち通電状態になって閉弁する。すなわち、通電時においては、電磁力によりシャフト402およびプランジャ411がシート403側に向かって駆動され、主弁体404が主弁座403bに当接して主流路403aが閉じられる。これにより、電磁弁4が閉弁し、W/C2側からM/C1側へのブレーキ液の流動が絶たれる。
ABS制御の増圧タイミングになると、コイル413への通電量が減少されて主流路403aが僅かに開かれ、M/C1側からW/C2側へ微量のブレーキ液が流動され、W/C圧が上昇する。そして、コイル413への通電量に応じて電磁弁4の上下流間に発生させられる差圧量がリニアに調整される。これにより、コイル413への通電量に応じてW/C圧が制御される。
また、ABS制御の減圧時或いは保持中、つまり電磁弁4の閉弁時に、ブレーキペダルの踏み込みが中止されると、M/C1側とW/C2側との圧力差により副弁体405がシート403の副弁座403eから離れた状態となり、副流路403dを介してW/C2側からM/C1側へブレーキ液が速やかに戻される。
本実施形態では、ガイドの一端面401eをガイド穴の軸直交線に対して傾斜させているため、ガイドの一端面401eとプランジャの対向面411bとの間の空間の体積を大きく確保することができるようになるため、ブレーキ液の移動が容易になってプランジャ411とガイド401との吸着力を小さくすることができ、いわゆる粘性抵抗を抑えることができるようになる。したがって、シャフト402およびプランジャ411が全閉位置から開弁向きに移動する際、ガイドの一端面401eとプランジャの対向面411bとの間の空間においてブレーキ液が円滑に流動し、その結果、シャフト402およびプランジャ411の動きが円滑になり、開弁応答性が向上する。
また、シャフト402およびプランジャ411の動きが円滑になることにより、安定した圧力制御が可能になる。
さらに、シャフト402およびプランジャ411の動きが円滑になることにより、電磁弁4の上下流間の差圧量が小さい領域において、通電量に対する差圧量の線形性が向上する。
ところで、後述する第2実施形態のような、ガイドの一端面401eに溝401fを設けた電磁弁の溝401fとプランジャ溝411aとの周方向位置が一致した場合における、溝401fとプランジャ溝411aとの周方向位置が一致した部位と他の部位との吸引力の差と比較して、本実施形態のような、ガイドの一端面401eの全部(すなわち全周)をガイド穴の軸直交線に対して傾斜させた構成では、ガイドの一端面401eとプランジャ溝411aとが対向する部位と他の部位との吸引力の差が小さくなる。
なお、本実施形態では、ガイドの一端面401eの全部をガイド穴の軸直交線に対して傾斜させたが、ガイドの一端面401eの一部のみをガイド穴の軸直交線に対して傾斜させてもよい。例えば、ガイドの一端面401eの全周のうち半周分をガイド穴の軸直交線に対して傾斜させるとともに、残りの半周分をガイド穴401aの軸線に直交させてもよい。あるいは、図3に示す第1実施形態の第1変型例のように、ガイド穴の軸直交線に対して傾斜した部位401hを、ガイドの一端面401eに複数個(本例では、周方向に沿って均等な間隔で4個)設けてもよい。因みに、図3に示す第1変型例において、ガイドの一端面401eの傾斜した部位401hの形状は、中空円錐の内周面の周方向における一部と同等の形状である。また、図3に示す第1変型例において、ガイドの一端面401eの傾斜した部位401hは、ガイドの一端面401eの内周部から外周部まで径方向に連続して延びている。
さらに、本実施形態においては、ガイドの一端面401eを中空円錐の内周面状にしたが、ガイドの一端面401eを円錐の外周面状にしてもよい。この場合、ガイドの一端面401eの全部を円錐の外周面状にしてもよいし、あるいは、ガイドの一端面401eの一部のみを円錐の外周面状にしてもよい。例えば、図4に示す第1実施形態の第2変型例のように、ガイド穴の軸直交線に対して傾斜した部位401hを、ガイドの一端面401eに複数個(本例では、周方向に沿って均等な間隔で4個)設けてもよい。図4に示す第2変型例において、ガイドの一端面401eの傾斜した部位401hの形状は、円錐の外周面の周方向における一部と同等の形状である。また、図4に示す第2変型例において、ガイドの一端面401eの傾斜した部位401hは、ガイドの一端面401eの内周部から外周部まで径方向に連続して延びている。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図5は本発明の第2実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図、図6は5の電磁弁の右側面図である。本実施形態は、ガイドの一端面401eの形状が第1実施形態と異なっている。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図5、図6に示すように、ガイドの一端面401eは、ガイド穴401aの軸線に対して直交している。そして、ガイドの一端面401eには、ガイド穴401aからガイド401の外周部まで延びる溝401fが複数個(本例では2個)形成されている。溝401fは、周方向に180°異なる位置に配置されている。溝401fの底部は、ガイド穴401aの軸線に対して直交している。但し、溝401fの底部は、ガイド穴軸直交線に対して傾斜させてもよい。
本実施形態では、ガイドの一端面401eに溝401fを設けているため、ガイドの一端面401eとプランジャの対向面411bとの間の空間での粘性抵抗が減少する。したがって、第1実施形態と同様に、開弁応答性が向上し、安定した圧力制御が可能になり、さらに通電量に対する差圧量の線形性が向上する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図7は本発明の第3実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。本実施形態は、ガイドの一端面401eおよびガイド穴401aの形状が第1実施形態と異なっている。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、ガイドの一端面401eは、ガイド穴401aの軸線に対して直交している。ガイド穴401aの内周面のうちガイドの一端面401e側の部位401g(以下、ガイド穴傾斜部という)は、ガイド穴401aの軸線に対して傾斜している。このガイド穴傾斜部401gは、ガイドの一端面401e側から他端側に向かって縮径する中空円錐の内周面状になっている。
本実施形態では、シャフト402とガイド穴401aとの隙間は、ガイドの一端面401e側が最大になっているため、シャフト402およびプランジャ411が全閉位置から開弁向きに移動する際、ガイドの一端面401eとプランジャの対向面411bとの間の空間のブレーキ液が、シャフト402とガイド穴401aとの隙間に円滑に流れ込み、シャフト402の動きが円滑になる。したがって、開弁応答性が向上し、安定した圧力制御が可能になり、さらに通電量に対する差圧量の線形性が向上する。
なお、本実施形態では、ガイド穴401aの内周面のうちガイドの一端面401e側の部位401gを、周方向全域でガイド穴401aの軸線に対して傾斜させたが、ガイド穴401aの内周面のうちガイドの一端面401e側の部位401gを、周方向の一部のみをガイド穴401aの軸線に対して傾斜させてもよい。例えば、図8に示す第3実施形態の第1変型例のように、ガイド穴401aの軸線に対して傾斜した部位401iを、ガイド穴401aのうちガイドの一端面401e側の部位401gに複数個(本例では、周方向に沿って均等な間隔で4個)設けてもよい。図8に示す第1変型例において、ガイド穴401aの軸線に対して傾斜した部位401iの形状は、中空円錐の内周面の周方向における一部と同等の形状である。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図9は本発明の第4実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。本実施形態は、ガイドの一端面401eおよびプランジャの対向面411bの形状が第1実施形態と異なっている。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図9に示すように、ガイドの一端面401eは、ガイド穴401aの軸線に対して直交している。プランジャの対向面411bは、ガイド穴の軸直交線に対して傾斜している。より詳細には、プランジャの対向面411bは、円錐の外周面状になっている。
これによると、ガイドの一端面401eとプランジャの対向面411bとの間の空間での粘性抵抗が減少するため、第1実施形態と同様に、開弁応答性が向上し、安定した圧力制御が可能になり、さらに通電量に対する差圧量の線形性が向上する。
なお、本実施形態においては、プランジャの対向面411bの全部を円錐の外周面状にしたが、プランジャの対向面411bの一部のみを円錐の外周面状にしてもよい。例えば、図10に示す第4実施形態の第1変型例のように、ガイド穴401aの軸線に対して傾斜した部位411cを、プランジャの対向面411bに複数個(本例では、周方向に沿って均等な間隔で4個)設けてもよい。図10に示す第1変型例において、プランジャの対向面411bの傾斜した部位411cの形状は、円錐の外周面の周方向における一部と同等の形状である。また、図10に示す第1変型例において、プランジャの対向面411bの傾斜した部位411cは、プランジャの対向面411bの内周部から外周部まで径方向に連続して延びている。
さらに、本実施形態においては、プランジャの対向面411bを円錐の外周面状にしたが、図11に示す第4実施形態の第2変型例のように、プランジャの対向面411bの全部を中空円錐の内周面状にしてもよいし、あるいは、プランジャの対向面411bの一部のみを中空円錐の内周面状にしてもよい。例えば、図12に示す第4実施形態の第3変型例のように、ガイド穴401aの軸線に対して傾斜した部位411cを、プランジャの対向面411bに複数個(本例では、周方向に沿って均等な間隔で4個)設けてもよい。図12に示す第3変型例において、プランジャの対向面411bの傾斜した部位411cの形状は、中空円錐の内周面の周方向における一部と同等の形状である。また、図12に示す第3変型例において、プランジャの対向面411bの傾斜した部位411cは、プランジャの対向面411bの内周部から外周部まで径方向に連続して延びている。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。図13は本発明の第5実施形態に係る電磁弁の要部の正面断面図である。本実施形態は、ガイドの一端面401eおよびシャフト402の形状が第1実施形態と異なっている。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図13に示すように、ガイドの一端面401eは、ガイド穴401aの軸線に対して直交している。シャフト402の外周面のうちプランジャ411側の部位402a(以下、シャフト傾斜部という)は、シャフト402の軸線に対して傾斜している。このシャフト傾斜部402aは、シャフト402におけるプランジャ411側の端部から他端側に向かって拡径する円錐の外周面状になっている。
本実施形態では、シャフト402とガイド穴401aとの隙間は、ガイドの一端面401e側が最大になっているため、シャフト402およびプランジャ411が全閉位置から開弁向きに移動する際、ガイドの一端面401eとプランジャの対向面411bとの間の空間のブレーキ液が、シャフト402とガイド穴401aとの隙間に円滑に流れ込み、シャフト402の動きが円滑になる。したがって、開弁応答性が向上し、安定した圧力制御が可能になり、さらに通電量に対する差圧量の線形性が向上する。
なお、本実施形態では、シャフト402の外周面のうちプランジャ411側の部位402aを、周方向全域でシャフト402の軸線に対して傾斜させたが、シャフト402の外周面のうちプランジャ411側の部位402aを、周方向の一部のみでシャフト402の軸線に対して傾斜させてもよい。例えば、図14に示す第5実施形態の第1変型例のように、シャフト402の軸線に対して傾斜した部位402bを、シャフト402の外周面のうちプランジャ411側の部位402aに複数個(本例では、周方向に沿って均等な間隔で4個)設けてもよい。図14に示す第1変型例において、シャフト402の外周面の傾斜した部位402bの形状は、円錐の外周面の周方向における一部と同等の形状である。
(他の実施形態)
上記各実施形態は、実施可能な範囲で任意に組み合わせが可能であり、以下述べる第6〜第9実施形態は、上記各実施形態の組み合わせの例を示すものである。
図15に示す第6実施形態は、プランジャの対向面411bはガイド穴の軸直交線に対して傾斜しており、プランジャの対向面411bの全部が円錐の外周面状になっている。また、ガイドの一端面401eはガイド穴401aの軸線に対して傾斜しており、ガイドの一端面401eの全部が円錐の外周面状になっている。
図16に示す第7実施形態は、プランジャの対向面411bの一部がガイド穴の軸直交線に対して傾斜しており、その傾斜した部位411cの形状は、円錐の外周面の周方向における一部と同等の形状である。また、ガイドの一端面401eの一部がガイド穴401aの軸線に対して傾斜しており、その傾斜した部位401hの形状は、円錐の外周面の周方向における一部と同等の形状である。
図17に示す第8実施形態は、プランジャの対向面411bはガイド穴の軸直交線に対して傾斜しており、プランジャの対向面411bの全部が中空円錐の内周面状になっている。また、ガイドの一端面401eはガイド穴401aの軸線に対して傾斜しており、ガイドの一端面401eの全部が中空円錐の内周面状になっている。
図18に示す第9実施形態は、プランジャの対向面411bの一部がガイド穴の軸直交線に対して傾斜しており、その傾斜した部位411cの形状は、中空円錐の内周面の周方向における一部と同等の形状である。また、ガイドの一端面401eの一部がガイド穴401aの軸線に対して傾斜しており、その傾斜した部位401hの形状は、中空円錐の内周面の周方向における一部と同等の形状である。
上記各実施形態では、シャフト402の先端を球面にしてその先端球面部を主弁体404としたが、シャフト402に球を溶接してその球を主弁体としてもよい。
また、コイル413への通電を制御して電磁弁4の上下流間の差圧をリニアに調整する電磁弁に限らず、コイル413への通電の断続により電磁弁4の上下流間を単に開閉する電磁弁にも本発明を適用することができる。
401 ガイド
402 シャフト(弁部材)
404 主弁体(弁部材)
410 スリーブ
411 プランジャ
412 スプリング
413 コイル
401a ガイド穴
401d 連通穴(第2流路)
401e ガイドの一端面
403a 主流路(第1流路)

Claims (18)

  1. 有底円筒状のスリーブ(410)と、
    前記スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)と、
    前記スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、前記コイル(413)への通電により前記スリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、
    前記プランジャ(411)に当接し、前記プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、
    前記スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)が前記プランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された前記弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、
    前記プランジャ(411)および前記弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、
    前記ガイド(401)の一端面(401e)は、前記ガイド穴(401a)の軸直交線に対して傾斜していることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記ガイド(401)の一端面(401e)の周方向における少なくとも一部は、前記ガイド穴(401a)の軸直交線に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記ガイド(401)の一端面(401e)の傾斜している部位は、前記ガイド(401)の一端面(401e)の内周部から外周部まで径方向に連続して延びていることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁。
  4. 前記ガイド(401)の一端面(401e)の傾斜している部位の形状は、円錐の外周面の周方向における少なくとも一部と同等の形状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁弁。
  5. 前記ガイド(401)の一端面(401e)の傾斜している部位の形状は、中空円錐の内周面の周方向における少なくとも一部と同等の形状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁弁。
  6. 有底円筒状のスリーブ(410)と、
    前記スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)と、
    前記スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、前記コイル(413)への通電により前記スリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、
    前記プランジャ(411)に当接し、前記プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、
    前記スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)が前記プランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された前記弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、
    前記プランジャ(411)および前記弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、
    前記ガイド(401)の一端面(401e)に、前記ガイド穴(401a)から前記ガイド(401)の外周部まで延びる溝(401f)が形成されていることを特徴とする電磁弁。
  7. 有底円筒状のスリーブ(410)と、
    前記スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)と、
    前記スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、前記コイル(413)への通電により前記スリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、
    前記プランジャ(411)に当接し、前記プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、
    前記スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)が前記プランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された前記弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、
    前記プランジャ(411)および前記弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、
    前記ガイド穴(401a)の内周面における前記ガイド(401)の一端面(401e)側の部位(401g)は、前記ガイド穴(401a)の軸線に対して傾斜していることを特徴とする電磁弁。
  8. 前記ガイド穴(401a)の内周面のうち、前記ガイド(401)の一端面(401e)側の部位(401g)の周方向における少なくとも一部は、前記ガイド穴(401a)の軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項7に記載の電磁弁。
  9. 前記ガイド穴(401a)の内周面において傾斜している部位の形状は、前記ガイド(401)の一端面(401e)側から他端側に向かって縮径する中空円錐の内周面の周方向における少なくとも一部と同等の形状であることを特徴とする請求項7または8に記載の電磁弁。
  10. 有底円筒状のスリーブ(410)と、
    前記スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)と、
    前記スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、前記コイル(413)への通電により前記スリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、
    前記プランジャ(411)に当接し、前記プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、
    前記スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)が前記プランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された前記弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、
    前記プランジャ(411)および前記弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、
    前記プランジャ(411)における前記ガイド(401)と対向する面(411b)は、前記ガイド穴(401a)の軸直交線に対して傾斜していることを特徴とする電磁弁。
  11. 前記プランジャ(411)における前記ガイド(401)と対向する面(411b)の周方向における少なくとも一部は、前記ガイド穴(401a)の軸直交線に対して傾斜していることを特徴とする請求項10に記載の電磁弁。
  12. 前記プランジャ(411)における前記ガイド(401)と対向する面(411b)の傾斜している部位は、前記ガイド(401)と対向する面(411b)の内周部から外周部まで径方向に連続して延びていることを特徴とする請求項11に記載の電磁弁。
  13. 前記プランジャ(411)における前記ガイド(401)と対向する面(411b)の傾斜している部位の形状は、円錐の外周面の周方向における少なくとも一部と同等の形状であることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1つに記載の電磁弁。
  14. 前記プランジャ(411)における前記ガイド(401)と対向する面(411b)の傾斜している部位の形状は、中空円錐の内周面の周方向における少なくとも一部と同等の形状であることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1つに記載の電磁弁。
  15. 有底円筒状のスリーブ(410)と、
    前記スリーブ(410)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(413)と、
    前記スリーブ(410)内に摺動自在に収容され、前記コイル(413)への通電により前記スリーブ(410)の開口部側に向かって吸引されるプランジャ(411)と、
    前記プランジャ(411)に当接し、前記プランジャ(411)の摺動動作に伴って移動して第1流路(403a)と第2流路(401d)との間を開閉する弁部材(402、404)と、
    前記スリーブ(410)の開口部側に配置されて一端面(401e)が前記プランジャ(411)に対向するとともに、ガイド穴(401a)に挿入された前記弁部材(402、404)を摺動自在に保持するガイド(401)と、
    前記プランジャ(411)および前記弁部材(402、404)を開弁向きに付勢するスプリング(412)とを備え、
    前記弁部材(402、404)の外周面における前記ガイド(401)の一端面(401e)側の部位は、前記弁部材(402、404)の軸線に対して傾斜していることを特徴とする電磁弁。
  16. 前記弁部材(402、404)の外周面のうち、前記ガイド(401)の一端面(401e)側の部位の周方向における少なくとも一部は、前記弁部材(402、404)の軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項15に記載の電磁弁。
  17. 前記弁部材(402、404)の外周面の傾斜している部位の形状は、円錐の外周面の周方向における少なくとも一部と同等の形状であることを特徴とする請求項15または16に記載の電磁弁。
  18. 請求項1ないし17のいずれか1つに記載の電磁弁(4)と、
    前記第1流路(403a)側の圧力と前記第2流路(401d)側の圧力との差がリニアに制御されるように前記コイル(413)への通電量を制御する制御手段(5)とを備えることを特徴とする電磁弁ユニット。
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