JP2009264253A - 消音ダクト - Google Patents
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Abstract
【課題】薄膜3の振動により吸気音を低減する消音ダクト1において、低コストで薄膜3を補強する。
【解決手段】消音ダクト1によれば、管体2は、吸気の流れ方向に関して上、下流側に配される第1、第2パーツ5、6を溶着することにより設けられ、薄膜3は、第1、第2パーツ5、6の溶着部7同士の溶着により形成される補強部8によって補強されている。ここで、第1、第2パーツ5、6の溶着部7を薄膜3よりも厚く設けたり、溶着部7同士を互いに溶着することは容易なので、低コストで薄膜3を補強することができる。
【選択図】図1
【解決手段】消音ダクト1によれば、管体2は、吸気の流れ方向に関して上、下流側に配される第1、第2パーツ5、6を溶着することにより設けられ、薄膜3は、第1、第2パーツ5、6の溶着部7同士の溶着により形成される補強部8によって補強されている。ここで、第1、第2パーツ5、6の溶着部7を薄膜3よりも厚く設けたり、溶着部7同士を互いに溶着することは容易なので、低コストで薄膜3を補強することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、エンジンへの吸気に伴って吸気ダクト内に生じる吸気音を低減する消音ダクトに関する。
従来から、吸気音を低減するために、様々な消音手段が考えられて吸気ダクト(以下、単にダクトと呼ぶ)に適用されているが、この消音手段の1つに、薄膜により形成される管体をダクトの一部とするものがある。この消音手段によれば、薄膜の振動により、吸気の気柱共鳴が減衰するとともに吸気脈動の一部がダクト外に透過して、吸気音が低減される。
ところで、この消音手段では、薄膜の振動が吸気音低減の中核的作用をなすことから、薄膜の表面は、振動可能な略平面状の領域をできるだけ大きくするのが好ましい。そこで、振動可能な領域を拡大するため、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平となるように管体を成形することが考えられている。
しかし、管体を扁平に成形すると、ダクト内の負圧により薄膜が撓んで破損する虞が高まるので、何らかの補強手段が必要となる。
しかし、管体を扁平に成形すると、ダクト内の負圧により薄膜が撓んで破損する虞が高まるので、何らかの補強手段が必要となる。
なお、特許文献1には、円筒状の薄膜の内周側に、円筒状のインナーフレームが配されて薄膜が補強されている複合型ダクトが示されている。この複合型ダクトによれば、インナーフレームは多数の孔を有しており、吸気脈動は、孔を通じて薄膜に伝わるとともにダクト外に透過する。しかし、多数孔を有するインナーフレームの製作は煩雑であり、コストも高くなってしまう。
なお、以下の説明では、ダクトの一部をなすとともに、薄膜の振動により吸気脈動の一部をダクト外に透過させることができる消音手段を、消音ダクトと呼ぶ。
特開2004−346750号公報
なお、以下の説明では、ダクトの一部をなすとともに、薄膜の振動により吸気脈動の一部をダクト外に透過させることができる消音手段を、消音ダクトと呼ぶ。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、薄膜の振動により吸気音を低減する消音ダクトにおいて、低コストで薄膜を補強することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の消音ダクトは、エンジンに通じる吸気ダクトの一部分をなす管体を備え、管体の壁部は、吸気ダクトの他部分よりも薄い薄膜である。そして、この消音ダクトは、薄膜を介して、吸気ダクト内に生じる吸気音を吸気ダクト外に透過させる。また、管体は、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平であり、個別に成形された少なくとも2つのパーツが接合されて構成されている。また、2つのパーツは、吸気の流れ方向に関して上流側に配される第1パーツ、および下流側に配される第2パーツである。
請求項1に記載の消音ダクトは、エンジンに通じる吸気ダクトの一部分をなす管体を備え、管体の壁部は、吸気ダクトの他部分よりも薄い薄膜である。そして、この消音ダクトは、薄膜を介して、吸気ダクト内に生じる吸気音を吸気ダクト外に透過させる。また、管体は、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平であり、個別に成形された少なくとも2つのパーツが接合されて構成されている。また、2つのパーツは、吸気の流れ方向に関して上流側に配される第1パーツ、および下流側に配される第2パーツである。
これにより、第1、第2パーツの接合部を高剛性に設け、接合部を薄膜の補強部として機能させることができる。また、接合部を高剛性に設けることは容易なので、低コストで薄膜を補強することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の消音ダクトによれば、2つのパーツは、溶着により接合されている。
この手段は、パーツ同士の接合の一態様を示すものである。
請求項2に記載の消音ダクトによれば、2つのパーツは、溶着により接合されている。
この手段は、パーツ同士の接合の一態様を示すものである。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の消音ダクトによれば、2つのパーツは、接着により接合されている。
この手段は、パーツ同士の接合の一態様を示すものである。
請求項3に記載の消音ダクトによれば、2つのパーツは、接着により接合されている。
この手段は、パーツ同士の接合の一態様を示すものである。
最良の形態1の消音ダクトは、エンジンに通じる吸気ダクトの一部分をなす管体を備え、管体の壁部は、吸気ダクトの他部分よりも薄い薄膜である。そして、この消音ダクトは、薄膜を介して、吸気ダクト内に生じる吸気音を吸気ダクト外に透過させる。また、管体は、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平であり、個別に成形された少なくとも2つのパーツが接合されて構成されている。また、2つのパーツは、吸気の流れ方向に関して上流側に配される第1パーツ、および下流側に配される第2パーツである。そして、2つのパーツは、溶着により接合されている。
最良の形態2の消音ダクトによれば、2つのパーツは、接着により接合されている。
最良の形態2の消音ダクトによれば、2つのパーツは、接着により接合されている。
〔実施例1の構成〕
実施例1の消音ダクト1の構成を、図1を用いて説明する。
消音ダクト1は、エンジンへの吸気に伴って吸気ダクト(以下、単にダクトと呼ぶ)内に生じる吸気音を低減するものであり、ダクトの一部分をなす管体2を備える。
実施例1の消音ダクト1の構成を、図1を用いて説明する。
消音ダクト1は、エンジンへの吸気に伴って吸気ダクト(以下、単にダクトと呼ぶ)内に生じる吸気音を低減するものであり、ダクトの一部分をなす管体2を備える。
管体2の壁部は、ダクトの他部分よりも薄い薄膜3であり、ダクト内で生じた吸気音は、部分的に、薄膜3を介してダクト外に透過する。すなわち、薄膜3は、吸気脈動に伴って振動することで、吸気の気柱共鳴を減衰させるとともに吸気脈動の一部をダクト外に透過させて、吸気音を低減する。
そして、薄膜3の振動可能領域をできるだけ大きくして薄膜3の振動による吸気音低減効果を高めるため、管体2は、例えば、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平な六角形となるように設けられている。
また、管体2は、吸気の流れ方向に関して上流側に配される第1パーツ5、第1パーツ5とは個別に成形され、吸気の流れ方向に関して第1パーツ5の下流側に配される第2パーツ6とが溶着により接合されて設けられている。ここで、第1パーツ5の下流端および第2パーツ6の上流端は、薄膜3よりも厚い六角形のフランジ状に設けられ、互いに溶着される溶着部7をなしている。そして、第1、第2パーツ5、6の溶着部7同士が溶着されて、薄膜3よりも剛性が高い補強部8が形成され、薄膜3は補強部8により補強されている。
なお、第1、第2パーツ5、6は、各々、例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN)やポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル樹脂をブロー成形することで設けられている。
〔実施例1の効果〕
実施例1の消音ダクト1によれば、管体2は、吸気の流れ方向に関して上、下流側に配される第1、第2パーツ5、6を溶着することにより設けられ、薄膜3は、第1、第2パーツ5、6の溶着部7同士の溶着により形成される補強部8によって補強されている。
ここで、第1、第2パーツ5、6の溶着部7を薄膜3よりも厚く設けたり、溶着部7同士を互いに溶着することは容易なので、低コストで薄膜3を補強することができる。
実施例1の消音ダクト1によれば、管体2は、吸気の流れ方向に関して上、下流側に配される第1、第2パーツ5、6を溶着することにより設けられ、薄膜3は、第1、第2パーツ5、6の溶着部7同士の溶着により形成される補強部8によって補強されている。
ここで、第1、第2パーツ5、6の溶着部7を薄膜3よりも厚く設けたり、溶着部7同士を互いに溶着することは容易なので、低コストで薄膜3を補強することができる。
実施例2の消音ダクト1によれば、第1パーツ5の下流端および第2パーツ6の上流端に接着して第1、第2パーツ5、6を環状に架橋する接着部11が設けられている。つまり、第1、第2パーツ5、6は、接着により接合されて1つの管体2をなしている。
また、接着部11は、薄膜3よりも厚く設けられて剛性が高くなっており、薄膜3を補強する補強部8として機能する。また、第1パーツ5の下流端および第2パーツ6の上流端は薄膜3と同じ厚さであり、接着部11は、第1パーツ5の下流端および第2パーツ6の上流端の内外両面に接着している。
なお、接着部11の樹脂素材および薄膜3の樹脂素材には同一の素材を用いてもよく、異なる素材を用いてもよい。そして、異なる素材を用いる場合には、ポリエステル樹脂に分類されるPENおよびPETのように同一分類の素材を用いるのが好ましく、さらに、接着部11の樹脂素材には薄膜3の樹脂素材よりも低融点の素材を用いるのが、接着部11を安定して成形する上で好ましい。
〔変形例〕
実施例1、2の消音ダクト1によれば、管体2は、2つのパーツ(第1、第2パーツ5、6)の接合により設けられていたが、吸気の流れ方向に3つ以上のパーツを接合することで管体2を設けるようにしてもよい。その際、溶着による接合と接着による接合とを併用してもよい。
実施例1、2の消音ダクト1によれば、管体2は、2つのパーツ(第1、第2パーツ5、6)の接合により設けられていたが、吸気の流れ方向に3つ以上のパーツを接合することで管体2を設けるようにしてもよい。その際、溶着による接合と接着による接合とを併用してもよい。
また、実施例1、2の消音ダクト1によれば、管体2は、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平な六角形をなす筒体として設けられていたが、この形態に限定されず、例えば、吸気の流れ方向に垂直な切断面が長方形をなす筒体として設けてもよい。そして、管体2の形状に応じて補強部8の形状を、種々、変更してもよい。
また、ダクト外に透過した吸気脈動による騒音を低減するために、管体2の外周側に吸音材を配してもよい。
また、ダクト外に透過した吸気脈動による騒音を低減するために、管体2の外周側に吸音材を配してもよい。
1 消音ダクト
2 管体
3 薄膜
5 第1パーツ
6 第2パーツ
2 管体
3 薄膜
5 第1パーツ
6 第2パーツ
Claims (3)
- エンジンに通じる吸気ダクトの一部分をなす管体を備え、
この管体の壁部は、前記吸気ダクトの他部分よりも薄い薄膜であり、
この薄膜を介して、前記吸気ダクト内に生じる吸気音を前記吸気ダクト外に透過させる消音ダクトにおいて、
前記管体は、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平であり、個別に成形された少なくとも2つのパーツが接合されて構成され、
前記2つのパーツは、吸気の流れ方向に関して上流側に配される第1パーツ、および下流側に配される第2パーツであることを特徴とする消音ダクト。 - 請求項1に記載の消音ダクトにおいて、
前記2つのパーツは、溶着により接合されていることを特徴とする消音ダクト。 - 請求項1に記載の消音ダクトにおいて、
前記2つのパーツは、接着により接合されていることを特徴とする消音ダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008115246A JP2009264253A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 消音ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008115246A JP2009264253A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 消音ダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009264253A true JP2009264253A (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=41390398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008115246A Pending JP2009264253A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 消音ダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009264253A (ja) |
-
2008
- 2008-04-25 JP JP2008115246A patent/JP2009264253A/ja active Pending
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