JP2009268272A - ワイヤハーネス用プロテクタおよび該プロテクタの組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】上下段差を有するプロテクタを簡単に形成する。
【解決手段】底壁に設けた前記薄肉ヒンジ部を屈曲して、該薄肉ヒンジ部に挟まれた部分を垂直方向または傾斜方向として段差形成部を設け、該段差形成部の下端に連続した部分を下位水平部、上端に連続した部分を上位水平部とし、下位水平部の両側に第一側壁、段差形成部の両側に第二側壁を突設し、該第二側壁の先端に前記上位水平部の側壁となる下向突出部を設け、薄肉ヒンジ部を屈曲させて段差形成部を垂直方向または傾斜方向とした状態で、第二側壁の先端を下位水平部の底壁の両側端および第一側壁の先端と接合させ、該接合部の一方にロック部、他方に被ロック部を設けてロック結合させて固定し、かつ、第二側壁の下向突出部を上位水平部の両側に接合させ、該接合部の一方にロック部、他方に被ロック部を設けてロック結合させて固定している。
【選択図】図1
【解決手段】底壁に設けた前記薄肉ヒンジ部を屈曲して、該薄肉ヒンジ部に挟まれた部分を垂直方向または傾斜方向として段差形成部を設け、該段差形成部の下端に連続した部分を下位水平部、上端に連続した部分を上位水平部とし、下位水平部の両側に第一側壁、段差形成部の両側に第二側壁を突設し、該第二側壁の先端に前記上位水平部の側壁となる下向突出部を設け、薄肉ヒンジ部を屈曲させて段差形成部を垂直方向または傾斜方向とした状態で、第二側壁の先端を下位水平部の底壁の両側端および第一側壁の先端と接合させ、該接合部の一方にロック部、他方に被ロック部を設けてロック結合させて固定し、かつ、第二側壁の下向突出部を上位水平部の両側に接合させ、該接合部の一方にロック部、他方に被ロック部を設けてロック結合させて固定している。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワイヤハーネス用プロテクタおよび該ワイヤハーネス用プロテクタの組立方法に関し、詳しくは、底壁を上下段差を有しない平板状としてワイヤハーネスの挿通した後に上下段差を有する形状に組み立てるものである。
近年、自動車や二輪車に配索するワイヤハーネスは、車体フレームや車体パネルに沿った狭いスペースに正確かつ高密度に配索する必要があると共に、ワイヤハーネスが外部干渉材と接触しないように保護する必要があるため、樹脂成形品からなるプロテクタを設けて、ワイヤハーネスに外装している場合が多い。
通常、ワイヤハーネスへのプロテクタの取り付けは、ワイヤハーネス組立作業台上に突設した治具でプロテクタを支持しておき、該プロテクタ内にワイヤハーネスを構成する電線群を布線し、布線後にプロテクタに設けたテープ巻き舌片に電線群を巻きつけている。
通常、ワイヤハーネスへのプロテクタの取り付けは、ワイヤハーネス組立作業台上に突設した治具でプロテクタを支持しておき、該プロテクタ内にワイヤハーネスを構成する電線群を布線し、布線後にプロテクタに設けたテープ巻き舌片に電線群を巻きつけている。
プロテクタを通すワイヤハーネスを配索上で屈曲させる必要がある場合には、プロテクタを屈曲形状とする必要がある。
例えば、上下段差を有するプロテクタとする場合には、図7に示すように、上位水平部1a、段差部1b、下位水平部1cを備えた高低差のあるプロテクタ1となる。
しかし、前記高低差のあるプロテクタ1の場合、ワイヤハーネス組立作業台上では電線群を布線治具で支持して略水平方向に布線していくため、布線治具からワイヤハーネスを取り出して、プロテクタ1に組みつける必要がある。あるいは、布線治具でワイヤハーネスをテープ巻き等で結束して組み立てた後に、別の位置でプロテクタ1を組みつける必要があり、作業性が非常に悪くなる問題がある。
例えば、上下段差を有するプロテクタとする場合には、図7に示すように、上位水平部1a、段差部1b、下位水平部1cを備えた高低差のあるプロテクタ1となる。
しかし、前記高低差のあるプロテクタ1の場合、ワイヤハーネス組立作業台上では電線群を布線治具で支持して略水平方向に布線していくため、布線治具からワイヤハーネスを取り出して、プロテクタ1に組みつける必要がある。あるいは、布線治具でワイヤハーネスをテープ巻き等で結束して組み立てた後に、別の位置でプロテクタ1を組みつける必要があり、作業性が非常に悪くなる問題がある。
前記問題に対して、ワイヤハーネス組立作業台上では、電線群を水平方向にプロテクタ内に配線して収容し、その後、屈曲させるプロテクタが、特開2003−134634号公報(特許文献1)で提供されている。
該プロテクタ1’は、図8に示すように、平板状の底壁2が折曲部3を介して連結され、各底壁2の側端からは側壁4を立設させて第1、第2収容部5、6を設け、第1、第2収容部5、6の開口を閉鎖する第1、第2蓋部7、8を設け、第1蓋部7はワイヤハーネスW/Hの屈曲方向に屈曲させている。
前記第1、第2収容部5、6を水平状態に配置して、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線群を第1、第2収容部5、6に通した後に、折曲部3で折り曲げている。その後、結合ヒンジ1dで折り曲げて第1蓋部7を第1収容部5の開口に被せ、さらに、蓋ヒンジ1eで折り曲げて第2蓋部8を第2収容部6に被せ、ロック結合してワイヤハーネスW/Hをプロテクタ1に収容している。
該プロテクタ1’は、図8に示すように、平板状の底壁2が折曲部3を介して連結され、各底壁2の側端からは側壁4を立設させて第1、第2収容部5、6を設け、第1、第2収容部5、6の開口を閉鎖する第1、第2蓋部7、8を設け、第1蓋部7はワイヤハーネスW/Hの屈曲方向に屈曲させている。
前記第1、第2収容部5、6を水平状態に配置して、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線群を第1、第2収容部5、6に通した後に、折曲部3で折り曲げている。その後、結合ヒンジ1dで折り曲げて第1蓋部7を第1収容部5の開口に被せ、さらに、蓋ヒンジ1eで折り曲げて第2蓋部8を第2収容部6に被せ、ロック結合してワイヤハーネスW/Hをプロテクタ1に収容している。
特許文献1のワイヤハーネス用プロテクタ1'では、ワイヤハーネス組立作業台上にプロテクタ1に配置して電線群を挿通できるが、折曲部3で折り曲げた状態を維持するためにプロテクタ1を固定する治具が必要となる。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、ワイヤハーネス組立作業台上に搭載した状態において、上下段差がなく、よって、上下段差部を保持する治具を用いる必要が無いと共に、電線群を水平方向に布線できる、上下段差を有するプロテクタおよびその組立方法を提供することを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、上下段差を有するワイヤハーネス用プロテクタであって、
水平方向に延在する長さ方向の少なくとも2ヶ所に幅方向の薄肉ヒンジ部を設けた底壁を備え、前記薄肉ヒンジ部を屈曲して、該薄肉ヒンジ部に挟まれた部分を垂直方向または傾斜方向として段差形成部を設け、該段差形成部の下端に連続した部分を下位水平部、上端に連続した部分を上位水平部とし、かつ、
前記下位水平部の両側に第一側壁を突設すると共に、前記段差形成部の両側に第二側壁を突設し、該第二側壁の先端に前記上位水平部の側壁となる下向突出部を設け、
前記薄肉ヒンジ部を屈曲させて段差形成部を垂直方向または傾斜方向とした状態で、前記第二側壁の先端を前記下位水平部の底壁の両側端および第一側壁の先端と接合させ、該接合部の一方にロック部、他方に被ロック部を設けてロック結合させて固定し、かつ、前記第二側壁の下向突出部を上位水平部の両側に接合させ、該下向突出部にロック部と保持部を設けて固定していることを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタを提供している。
水平方向に延在する長さ方向の少なくとも2ヶ所に幅方向の薄肉ヒンジ部を設けた底壁を備え、前記薄肉ヒンジ部を屈曲して、該薄肉ヒンジ部に挟まれた部分を垂直方向または傾斜方向として段差形成部を設け、該段差形成部の下端に連続した部分を下位水平部、上端に連続した部分を上位水平部とし、かつ、
前記下位水平部の両側に第一側壁を突設すると共に、前記段差形成部の両側に第二側壁を突設し、該第二側壁の先端に前記上位水平部の側壁となる下向突出部を設け、
前記薄肉ヒンジ部を屈曲させて段差形成部を垂直方向または傾斜方向とした状態で、前記第二側壁の先端を前記下位水平部の底壁の両側端および第一側壁の先端と接合させ、該接合部の一方にロック部、他方に被ロック部を設けてロック結合させて固定し、かつ、前記第二側壁の下向突出部を上位水平部の両側に接合させ、該下向突出部にロック部と保持部を設けて固定していることを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタを提供している。
前記プロテクタは、薄肉ヒンジ部を屈曲させると共に前記ロック部で上下段差を有する形状に固定し、前記底壁の長さ方向の両端に設けたテープ巻き舌片に電線群をテープ巻き固定し、かつ、前記第一側壁および第二側壁位置で、該側壁および底壁から上端開口にかけてテープ巻きして挿通する電線群を保持している。
さらに、本発明は、前記構成のプロテクタの組立方法として、
前記底壁を水平状態としてワイヤハーネスを構成する電線群を挿通させ、挿通した電線群を前記底壁の長さ方向の両端に設けたテープ巻き舌片とテープ巻きして固定し、
この状態で、前記底壁の薄肉ヒンジ部を屈曲させると共に前記ロック部と被ロック部とをロック結合すると共に前記ロック部と保持部とで上下段差を有する形状とし、
ついで、前記第一側壁および第二側壁の位置で、底壁および側壁の外周面から上端開口にかけてテープを巻き付けて電線群を保持しているワイヤハーネスのプロテクタの組立方法を提供している。
前記底壁を水平状態としてワイヤハーネスを構成する電線群を挿通させ、挿通した電線群を前記底壁の長さ方向の両端に設けたテープ巻き舌片とテープ巻きして固定し、
この状態で、前記底壁の薄肉ヒンジ部を屈曲させると共に前記ロック部と被ロック部とをロック結合すると共に前記ロック部と保持部とで上下段差を有する形状とし、
ついで、前記第一側壁および第二側壁の位置で、底壁および側壁の外周面から上端開口にかけてテープを巻き付けて電線群を保持しているワイヤハーネスのプロテクタの組立方法を提供している。
前記プロテクタの組立方法では、ワイヤハーネス組立台上から突設したプロテクタ支持治具でワイヤハーネスを支持する際、プロテクタの底壁は水平状態としているため、特殊なプロテクタ支持治具を用いる必要はない。かつ、電線群を水平方向に布線してプロテクタ内を通すことができ、ワイヤハーネス組立作業台上で電線群を布線する工程で、ワイヤハーネスにプロテクタを組み付けることができる。
また、電線群をプロテクタに水平方向に通した状態で、該プロテクタの両端のテープ巻き舌片を電線群にテープ巻き固定しておくため、ワイヤハーネス組立作業台上でのワイヤハーネスの組立を終了して、ワイヤハーネス組立作業台からワイヤハーネスを取り外した後に、プロテクタの薄肉ヒンジ部を屈曲させると共に前記ロック部でロック結合すると、ワイヤハーネスを上下段差部を有する屈曲状態で保持することができる。
かつ、屈曲時にはプロテクタの両端でワイヤハーネスをテープ巻き固定しているため、屈曲時にワイヤハーネスに位置ずれが生じることはない。
また、電線群をプロテクタに水平方向に通した状態で、該プロテクタの両端のテープ巻き舌片を電線群にテープ巻き固定しておくため、ワイヤハーネス組立作業台上でのワイヤハーネスの組立を終了して、ワイヤハーネス組立作業台からワイヤハーネスを取り外した後に、プロテクタの薄肉ヒンジ部を屈曲させると共に前記ロック部でロック結合すると、ワイヤハーネスを上下段差部を有する屈曲状態で保持することができる。
かつ、屈曲時にはプロテクタの両端でワイヤハーネスをテープ巻き固定しているため、屈曲時にワイヤハーネスに位置ずれが生じることはない。
前述したように、本発明によれば、高低差を設けるプロテクタプロテクタの底壁を水平状態としてワイヤハーネスを挿通した後、薄肉ヒンジ部を屈曲すると共に屈曲状態で接合する箇所をロック結合する構成としているため、プロテクタ自身で所定の組立状態を維持することができる。
このように、電線群を挿通する工程では、底壁を水平としているため、ワイヤハーネス組立作業台上でプロテクタへの電線群の挿通を行え、作業性を高めることができる。かつ、プロテクタを固定するための特殊なプロテクタ保持治具が不要となる。
このように、電線群を挿通する工程では、底壁を水平としているため、ワイヤハーネス組立作業台上でプロテクタへの電線群の挿通を行え、作業性を高めることができる。かつ、プロテクタを固定するための特殊なプロテクタ保持治具が不要となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6に本発明のワイヤハーネス用プロテクタの実施形態を示す。
図1はプロテクタ10をワイヤハーネスW/Hを通し、上下高低差のあるプロテクタとした状態を示し、図2は上下高低差を設ける前の状態を示す。
図1乃至図6に本発明のワイヤハーネス用プロテクタの実施形態を示す。
図1はプロテクタ10をワイヤハーネスW/Hを通し、上下高低差のあるプロテクタとした状態を示し、図2は上下高低差を設ける前の状態を示す。
プロテクタ10は底壁11と両側壁12とからなる断面凹形状であり、底壁11と両側壁12に囲まれた内部空間をワイヤハーネスW/Hの挿通空間Sとしている。該プロテクタ10にワイヤハーネスW/Hを水平方向に挿通した状態で、プロテクタ10の両端とワイヤハーネスW/HとをテープT1、T2を巻き付けて固定している。かつ、高低差のある状態とした後に、プロテクタ10にテープT3、T4を巻き付けて、挿通空間Sに通したワイヤハーネスW/Hを保持している。即ち、プロテクタ10は上面開口を閉鎖する蓋を設けず、テープ巻きしてプロテクタ10内のワイヤハーネスW/Hを保持している。
プロテクタ10は、組立前の状態の図2に示すように、底壁11は水平とし、長さ方向の一端側から第1テープ巻き舌片20、下位水平部21 第一薄肉ヒンジ部22、段差形成部23、第二薄肉部24、上位水平部25、第2テープ巻き舌片26を順次形成している。
これら底壁11の各部は、前記のように水平に形成しており、図4、図5に示すように、第一、第二薄肉ヒンジ部22、24を屈曲して高低差異を設けた状態で下位水平部21、垂直方向の段差形成部23、上位水平部25となる。
これら底壁11の各部は、前記のように水平に形成しており、図4、図5に示すように、第一、第二薄肉ヒンジ部22、24を屈曲して高低差異を設けた状態で下位水平部21、垂直方向の段差形成部23、上位水平部25となる。
前記底壁11の幅方向の両側から突出させる側壁12として、前記下位水平部21の両側第一側壁30を突設し、かつ、前記段差形成部23から第二側壁31を突設している。該第二側壁31は第二薄肉ヒンジ部24および上位水平部25にかけて突出させているが、該第二薄肉ヒンジ部24から上位水平部25とは分離し、該突出部分に下向突出部31aを設けて、第二側壁31を倒L形状としている。該下向突出部31は組立時において、上位水平部25の両側に接合して側壁となる。
前記第一薄肉ヒンジ部22を屈曲させた状態で、第一側壁30の右端と第二側壁31の左端とが直角方向に接合させるようにしている。該接合状態を保持するため、第一側壁30の右端に被ロック部となるロック枠30aを設けると共に、第二側壁31の左端にロック部となるロック爪31bを設けている。
前記第二薄肉ヒンジ部24を屈曲させた状態で上位水平部25の側壁12となる第二側壁31の下向突出部31aの内面に、ロック爪31dを突出している。また、先端から断面L字形状の保持部31eを突出している。
次に、前記プロテクタ10にワイヤハーネスW/Hを組み付ける方法を図6を参照して説明する。
図6(A)に示すように、プロテクタ10の底壁11を水平状態として、ワイヤハーネス組立作業台(図示せず)のプロテクタ支持治具で支持しておく。
この状態で、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線群を底壁11で支持して、水平方向に布線していく。布線後に底壁11の長さ方向の両端で、第1テープ巻き舌片20に電線群とにテープT1を巻き付けて固定し、第2テープ巻き舌片26に電線群をテープT2を巻き付けて固定する。
図6(A)に示すように、プロテクタ10の底壁11を水平状態として、ワイヤハーネス組立作業台(図示せず)のプロテクタ支持治具で支持しておく。
この状態で、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線群を底壁11で支持して、水平方向に布線していく。布線後に底壁11の長さ方向の両端で、第1テープ巻き舌片20に電線群とにテープT1を巻き付けて固定し、第2テープ巻き舌片26に電線群をテープT2を巻き付けて固定する。
このように、ワイヤハーネス組立作業台上では、プロテクタ10の底壁11を水平状態としてワイヤハーネスW/Hの電線群を通してテープT1,T2で長さ方向の両端を固定しておく。
ワイヤハーネスW/Hをワイヤハーネス組立作業台上での組み立てが終了して、ワイヤハーネスをワイヤハーネス組立作業台から取り外した後に、図6(B)に示すように、高低差のある形状に組み立て、その後、図6(C)に示すように、テープT3を巻き付けて、プロテクタ10内にワイヤハーネスW/Hを保持している。
ワイヤハーネスW/Hをワイヤハーネス組立作業台上での組み立てが終了して、ワイヤハーネスをワイヤハーネス組立作業台から取り外した後に、図6(B)に示すように、高低差のある形状に組み立て、その後、図6(C)に示すように、テープT3を巻き付けて、プロテクタ10内にワイヤハーネスW/Hを保持している。
詳細には、図6(B)および図4、図5に示すように、底壁11の第一薄肉ヒンジ部22を屈曲させ、図4(B)に示すように、下位水平部21の両側の第一側壁30のロック枠30aと第二側壁31のロック爪31bとをロック結合する。
さらに、第2薄肉ヒンジ部24を屈曲させて第二側壁31の下向突出部31aを上位水平部24の両側に接合させ、図5(B)に示すように、上位水平部25を下向突出部31aのロック爪31dに係止すると共に、上位水平部25の下面を保持部31eで保持する。これにより、図4および図6(B)に示すような上下段差を有するプロテクタ10として組み立てる。
さらに、第2薄肉ヒンジ部24を屈曲させて第二側壁31の下向突出部31aを上位水平部24の両側に接合させ、図5(B)に示すように、上位水平部25を下向突出部31aのロック爪31dに係止すると共に、上位水平部25の下面を保持部31eで保持する。これにより、図4および図6(B)に示すような上下段差を有するプロテクタ10として組み立てる。
このように、上下段差を有する状態のプロテクタ10に組み立てることにより、ワイヤハーネスW/Hは上下段差に沿って屈曲する。
その後、図6(C)に示すように、ワイヤハーネスW/Hの屈曲状態を保持すると共に、ワイヤハーネスW/Hがプロテクタ10の上部開口から離脱しないように、第一側壁30位置で下位水平部21および第一側壁30の外周面から上端開口にかけてテープT3を巻き付ける。さらに、段差形成部23と上位水平部25および第二側壁31と下向突出部31aの外周面から上端開口にかけてテープT4を巻き付けてワイヤハーネスW/Hを保持して、プロテクタ10をワイヤハーネスW/Hに組み付けている。
その後、図6(C)に示すように、ワイヤハーネスW/Hの屈曲状態を保持すると共に、ワイヤハーネスW/Hがプロテクタ10の上部開口から離脱しないように、第一側壁30位置で下位水平部21および第一側壁30の外周面から上端開口にかけてテープT3を巻き付ける。さらに、段差形成部23と上位水平部25および第二側壁31と下向突出部31aの外周面から上端開口にかけてテープT4を巻き付けてワイヤハーネスW/Hを保持して、プロテクタ10をワイヤハーネスW/Hに組み付けている。
前記のように、本発明では、プロテクタ10の底壁11を水平としてワイヤハーネスW/Hを挿通した後に、第一、第二薄肉ヒンジ部22、24を屈曲させ、ロック結合することでプロテクタ10自身で所定の組立状態を維持することができる。
また、ワイヤハーネス組立作業台上において、プロテクタ10は底壁11を水平としてセットするため、特殊なプロテクタ保持治具を必要としない。かつ、電線群を水平方向に布線してプロテクタ10内に通すことができるため、布線作業時にプロテクタ10への電線群の挿通を行うことができる。よって、ワイヤハーネスへのプロテクタの取付作業性を向上させることができる。
かつ、プロテクタ10を屈曲して組み立てる前に、第一、第二テープ巻き舌片20、26にワイヤハーネスW/Hをテープ巻き固定しているため、屈曲時にワイヤハーネスの位置ずれが生じることなく、高低差を有するプロテクタ10内にワイヤハーネスを屈曲させて挿通させることができる。
さらに、プロテクタには蓋を設けずにテープ巻きしてプロテクタ内に通したワイヤハーネスを保持しているため、段差形状を有する蓋を設ける必要がない。
また、ワイヤハーネス組立作業台上において、プロテクタ10は底壁11を水平としてセットするため、特殊なプロテクタ保持治具を必要としない。かつ、電線群を水平方向に布線してプロテクタ10内に通すことができるため、布線作業時にプロテクタ10への電線群の挿通を行うことができる。よって、ワイヤハーネスへのプロテクタの取付作業性を向上させることができる。
かつ、プロテクタ10を屈曲して組み立てる前に、第一、第二テープ巻き舌片20、26にワイヤハーネスW/Hをテープ巻き固定しているため、屈曲時にワイヤハーネスの位置ずれが生じることなく、高低差を有するプロテクタ10内にワイヤハーネスを屈曲させて挿通させることができる。
さらに、プロテクタには蓋を設けずにテープ巻きしてプロテクタ内に通したワイヤハーネスを保持しているため、段差形状を有する蓋を設ける必要がない。
なお、本発明は前記実施形態に限定されず、前記第二側壁と第一側壁のロック構造および第二側壁の下向突出部と上位水平部のロック構造は、他の適宜なロック機構としてもよい。さらに、前記実施形態のプロテクタは上下2段の屈曲構造としているが、同様な形状を追加することにより、上下3段の屈曲構造とすることも可能である。
10 プロテクタ
11 底壁
12 側壁
20 第1テープ巻き舌片
21 下位水平部
22 第一薄肉ヒンジ部
23 段差形成部
24 第二薄肉ヒンジ部
25 上位水平部
26 第二テープ巻き舌片
30 第一側壁
30a ロック枠
31 第二側壁
31a 下向突出部
31b、31d ロック爪
31e 保持部
T1〜T2 テープ
W/H ワイヤハーネス
11 底壁
12 側壁
20 第1テープ巻き舌片
21 下位水平部
22 第一薄肉ヒンジ部
23 段差形成部
24 第二薄肉ヒンジ部
25 上位水平部
26 第二テープ巻き舌片
30 第一側壁
30a ロック枠
31 第二側壁
31a 下向突出部
31b、31d ロック爪
31e 保持部
T1〜T2 テープ
W/H ワイヤハーネス
Claims (3)
- 上下段差を有するワイヤハーネス用プロテクタであって、
水平方向に延在する長さ方向の少なくとも2ヶ所に幅方向の薄肉ヒンジ部を設けた底壁を備え、前記薄肉ヒンジ部を屈曲して、該薄肉ヒンジ部に挟まれた部分を垂直方向または傾斜方向として段差形成部を設け、該段差形成部の下端に連続した部分を下位水平部、上端に連続した部分を上位水平部とし、かつ、
前記下位水平部の両側に第一側壁を突設すると共に、前記段差形成部の両側に第二側壁を突設し、該第二側壁の先端に前記上位水平部の側壁となる下向突出部を設け、
前記薄肉ヒンジ部を屈曲させて段差形成部を垂直方向または傾斜方向とした状態で、前記第二側壁の先端を前記下位水平部の底壁の両側端および第一側壁の先端と接合させ、該接合部の一方にロック部、他方に被ロック部を設けてロック結合させて固定し、かつ、前記第二側壁の下向突出部を上位水平部の両側に接合させ、該下向突出部にロック部と保持部を設けて固定していることを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。 - 前記薄肉ヒンジ部を屈曲させると共に前記ロック部で上下段差を有する形状に固定し、前記底壁の長さ方向の両端に設けたテープ巻き舌片に電線群をテープ巻き固定し、かつ、前記第一側壁および第二側壁位置で、該側壁および底壁から上端開口にかけてテープ巻きして挿通する電線群を保持している請求項1に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
- 請求項2に記載のワイヤハーネス用プロテクタの形成方法であって、
前記底壁を水平状態としてワイヤハーネスを構成する電線群を挿通させ、挿通した電線群を前記底壁の長さ方向の両端に設けたテープ巻き舌片とテープ巻きして固定し、
この状態で、前記底壁の薄肉ヒンジ部を屈曲させると共に前記ロック部と被ロック部とをロック結合すると共に前記ロック部と保持部とで上下段差を有する形状とし、
ついで、前記第一側壁および第二側壁の位置で、底壁および側壁の外周面から上端開口にかけてテープを巻き付けて電線群を保持しているワイヤハーネス用プロテクタの組立方法。
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|---|---|---|---|---|
| WO2011135954A1 (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-03 | 矢崎総業株式会社 | 電線配索部材及び電池接続体 |
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2008
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