JP2009283743A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】狭ピッチ化に対応した半導体装置を提供する。
【解決手段】複数の出力バッファ回路8により増幅された出力信号を対応する複数の出力信号用端子3に複数のスイッチ回路9を介して供給するための複数の出力用配線10と、互いに隣接して配置された複数の出力信号用端子3間の各々を複数のスイッチ回路11を介して電気的に共通接続する複数のテスト用配線12とを有している。出力バッファ回路8aの出力信号S1を出力信号用端子3cで検知する場合、スイッチ回路9a、スイッチ回路11a、11bをオンとして、スイッチ回路9b、9cをオフとする。これにより、出力信号用端子3cに接触されたプローブ針を介して半導体試験装置に出力信号S1が供給されるので、出力バッファ回路8aに対応する出力信号用端子3aにプローブ針を接触させなくても良い。
【選択図】図5
【解決手段】複数の出力バッファ回路8により増幅された出力信号を対応する複数の出力信号用端子3に複数のスイッチ回路9を介して供給するための複数の出力用配線10と、互いに隣接して配置された複数の出力信号用端子3間の各々を複数のスイッチ回路11を介して電気的に共通接続する複数のテスト用配線12とを有している。出力バッファ回路8aの出力信号S1を出力信号用端子3cで検知する場合、スイッチ回路9a、スイッチ回路11a、11bをオンとして、スイッチ回路9b、9cをオフとする。これにより、出力信号用端子3cに接触されたプローブ針を介して半導体試験装置に出力信号S1が供給されるので、出力バッファ回路8aに対応する出力信号用端子3aにプローブ針を接触させなくても良い。
【選択図】図5
Description
本発明は、半導体装置に関し、特に、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)に用いられるドライバIC(Integrated Circuit)に適用して有効な技術に関するものである。
液晶表示装置では、絵や文字を表示する単位である画素(ピクセル)が縦、横に複数個並べられて構成される。カラー表示を行う場合、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色を結合して1画素が構成される。この画素数が増加すると、映像中の曲線は滑らかに見え、高精細化することになる。
また、例えば、携帯電話などの小型化が要求される液晶表示装置において、液晶パネルの液晶を駆動するドライバIC(以下、LCDドライバという)は、その液晶パネルに隣接して実装され、よりいっそうの縮小化、低消費電力化が要求されている。縮小化においては、特に、LCDドライバの実装面積を低減するために、液晶パネルの側面に沿って配置されるLCDドライバは、半導体チップの状態で長辺より、短辺の縮小化が要求されている。このため、LCDドライバの平面形状は、棒のような長方形状となる場合がある。
このようなLCDドライバは、長方形状の半導体基板の主面上に形成された内部回路、出力バッファ回路などの半導体回路とともに構成されている。このLCDドライバを構成する半導体基板の主面には、出力バッファ回路からソース線およびゲート線に所定の出力信号を供給するために、出力信号用端子としてバンプ(BUMP)が設けられており、また、そのバンプ下にはバンプを形成するためのパッド(PAD)が設けられている。前述したような液晶表示装置に対する高精細化および小型化の要求を考慮した場合、これらバンプおよびパッドの数を増加させると共に、バンプピッチおよびパッドピッチを狭ピッチ化する必要がある。
ところで、LCDドライバに対しては、種々のテストが行われ、例えば、入力信号用端子に所定の入力信号を供給したときに内部回路や出力バッファ回路などを介して出力信号用端子に所定の出力信号が出力されることを確認する機能テストが行われる。この機能テストは、通常、すべての出力信号用端子にカンチレバー方式などのプローブカード(プローブ針)を用いて行われている。
なお、特開2005−189834号公報(特許文献1)には、多数の出力ピン(出力信号用端子)よりも少ないチャネル数でテストする技術が開示されている。
特開2005−189834号公報
出力信号用端子(バンプあるいはパッド)が約700〜1000個となるLCDドライバにおいて狭ピッチ化が進むと、出力信号用端子にプローブ針を接触させて機能テストを行うことが困難になるという問題点が生じる。例えば、出力信号用端子のピッチ間隔が狭くなるとプローブ針を出力信号用端子へ正確に接触させることが困難となるため、テスト時に隣接出力信号用端子との間でショートが発生する場合、すべての出力信号用端子に対してそれぞれ複数のプローブ針を同時に接触させるため、出力信号用端子の高さのばらつきによる接触圧の調整が困難になる場合が生じる。これらは量産時の歩留まりの低下、さらには製品コストの増加につながってしまう。
例えば、前記特許文献1に記載のように、ラッチ回路など種々の回路を設け、かつ複数の出力信号用端子を集約することによって、それより少ない半導体試験装置(テスタ)のチャネル数で、複数の出力信号用端子を同時にテストすることもできる。しかしながら、ラッチ回路など種々の回路をLCDドライバの内部回路とは別に設けなければならない。また、単に複数の出力信号用端子を集約しただけでは、実使用時で用いられる出力バッファ回路と出力信号用端子との間の配線で断線が生じているか否かを判断することが困難であると考えられる。
また、複数の出力信号用端子を奇数端子、偶数端子と分けてそれぞれのプローブカードを用いて機能テストを行うことができる。しかしながら、プローブカードを2枚用意することは、製品コストの増加につながってしまう。
本発明の目的は、狭ピッチ化に対応した半導体装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、半導体装置の製品コストを低減する技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の一実施の形態における半導体装置は、長方形状を有する半導体基板の一対の長辺の一方に沿って、その主面上に形成された複数の入力信号用端子と、前記半導体基板の一対の長辺の他方に沿って、その主面上に形成された複数の出力信号用端子とを有する。また、前記半導体基板の主面上に形成され、前記複数の入力信号用端子からの入力信号に基づいて、所定の出力信号を生成する内部回路と、前記半導体基板の主面上に形成され、前記内部回路により生成された前記出力信号を増幅し、かつ、前記複数の出力信号用端子に電気的に接続された複数の出力バッファ回路とを有する。さらに、前記半導体基板の主面上に形成され、前記複数の出力バッファ回路により増幅された出力信号を対応する前記複数の出力信号用端子に供給するための複数の第1配線と、前記半導体基板の主面上に形成され、互いに隣接して配置された前記複数の出力信号用端子間の各々を複数の第1スイッチ回路を介して電気的に共通接続する複数の第2配線とを有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本実施の一実施の形態によれば、狭ピッチ化に対応した半導体装置を提供することができる。また、半導体装置の製品コストを低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、以下の実施の形態を説明する図面においては、構成を分かり易くするために平面図であってもハッチングを付す場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態では、携帯電話用のLCDドライバに本発明を適用した場合について説明する。図1は本実施の形態におけるLCDドライバを備えた携帯電話を説明するための図であり、図2は図1の携帯電話の液晶パネルの回路系を説明するための図であり、図3は図1のLCDドライバを模式的に示す平面図であり、図4は図3の領域AにおけるLCDドライバの出力信号用端子およびそれとの接続を示す回路図である。
本実施の形態では、携帯電話用のLCDドライバに本発明を適用した場合について説明する。図1は本実施の形態におけるLCDドライバを備えた携帯電話を説明するための図であり、図2は図1の携帯電話の液晶パネルの回路系を説明するための図であり、図3は図1のLCDドライバを模式的に示す平面図であり、図4は図3の領域AにおけるLCDドライバの出力信号用端子およびそれとの接続を示す回路図である。
図1に示すように、携帯電話51は、LCDドライバ1d、ガラス基板52、ヒートシール53およびプリント回路基板54を備えている。LCDドライバ1dは、液晶パネル55を構成するガラス基板52上に配置され、また、ヒートシール53によりマイコン(図示しない)が搭載されるプリント回路基板54と接続されている。液晶パネル55は、携帯電話51に設けられたフレーム51aによって液晶パネル55の周囲が覆われている。なお、この液晶パネル55の周囲には、LCDドライバ1dが搭載される領域が含まれる。
図2に示すように、Y方向に延びるソース線56とX方向に延びるゲート線57とが交差し、マトリクス状に設けられている。ソース線56およびゲート線57の延長線上には、それぞれソース線用端子58およびゲート線用端子59が設けられている。また、ソース線56とゲート線57との交差部にTFT60が設けられている。このTFT60のドレインが画素電極61と接続され、この画素電極61は液晶層62を介して対向電極63と対向している。ここで、画素は画素電極61と対向電極63との間に液晶層62を挟んでなるコンデンサともいえる。また、液晶パネル55の外周には、ソース線56、ゲート線57を電気的に短絡させるショートリング64が設けられている。
LCDドライバ1dからのアドレス信号は、ゲート線用端子59およびゲート線57を介してTFT60のゲートに供給される。また、LCDドライバ1dからのデータ信号は、ソース線用端子58およびソース線56を介して供給される。画素を構成する液晶層62は、ゲート線57とソース線56との交差部に配置されているので、ゲート線57によってある1列分の画素が選択され、ソース線56によって映像データが書き込まれる。これによりゲート線57が順序よく選択されることによって一画面が表示される。各ゲート線57が選択している時間内にデータ信号はソース線56に順次供給され、必要なデータがTFT60を介して画素(コンデンサ)に書き込まれる(蓄積される)。書き込まれたデータは、次のデータ信号が供給されるまで保持され、次のアドレス信号の供給によって再書き込みが行われる。この保持動作によってデータに応じた電圧が保持されて、液晶パネル55に画像等が表示される。
図2で示した液晶パネル55を駆動するには、ソース線用端子58に接続し、色表示情報となる階調電圧を印加する機能を有するソース線駆動回路と、ゲート線端子59に接続し、画素の表示制御を行う機能を有するゲート線駆動回路と、ソース線駆動回路およびゲート線駆動回路を動作させるのに必要な電圧を生成する機能を有する電源回路とが必要になる。これらはLCDドライバ1dとして例えば1チップ上に集積化される。
図3に示すように、LCDドライバ1dを構成するチップ状の半導体基板(以下、単に基板という)1は、平面形状が細長い長方形状を有している。例えば、図1で示した携帯電話51の液晶パネル55の画面サイズをX方向、Y方向により大きくする場合、画面を構成するガラス基板52に実装されるLCDドライバ1dを縮小することが考えられる。このうちLCDドライバ1dは、液晶パネル55の画面に沿うX方向より、Y方向を短くすること(短辺化)が有効である。したがって、LCDドライバ1dを構成する基板1の平面形状が細長い長方形状となっている。
また、基板1の主面上には、基板1の一対の長辺の一方に沿って複数の入力信号用端子2が形成されている。また、基板1の主面上には、基板1の一対の長辺の他方に沿って、複数の出力信号用端子3が形成されている。長方形状の基板1の外側であってX方向(長辺方向)に沿う辺側には、入力信号用端子2および出力信号用端子3が複数配置されている。
また、LCDドライバ1dを構成する基板1の内側の主面上には例えば1.5Vで動作するロジック回路4やグラフィックRAM5などの内部回路が形成されており、複数の入力信号用端子2からの入力信号に基づいて、所定の出力信号を生成する。また、基板1の主面上には、内部回路により生成された出力信号を増幅し、かつ、複数の出力信号用端子3に電気的に接続された出力バッファ回路を含むゲート線駆動回路6およびソース線駆動回路7などが形成されている。ゲート線駆動回路6は例えば最大±14Vで動作し、ソース線駆動回路7は例えば最大6Vで動作し、内部回路より高電圧で動作する。図3ではLCDドライバ1dの外部からロジック回路4、グラフィックRAM5、ゲート線駆動回路6、およびソース線駆動回路7は視認することができないが、説明を容易にするために図示している。
このように、出力信号用端子3は、出力バッファ回路からの信号を出力するためのものであり、出力バッファ回路と出力配線(図示しない)を介して電気的に接続されている。また、入力信号用端子2は、図1で示したプリント回路基板54のマイコンからヒートシール53を介して出力された信号を入力するためのものである。
例えば、図2の液晶パネル55において、その解像度がQVGA(320×240画素)の場合、320本のゲート線57と240×3(RGB)本のソース線56の合計1040本が必要になり、それぞれに対応して出力信号用端子3も1040個必要となる。前述したように、LCDドライバ1dの短辺化とする場合、Y方向に沿った両辺側では出力バッファ回路用の端子を配置しないようにすることが望ましいため、図3に示すように、基板1のX方向の一辺側に出力信号用端子3が全て配置されることとなる。
図4に示すように、液晶信号回路として複数の出力バッファ回路8(8a〜8c)とそれぞれに対応する複数の出力信号用端子3(3a〜3c)が複数のスイッチ回路9(9a〜9c)を介して電気的に接続されている。具体的には、それらを出力バッファ回路8a〜8cにより増幅された出力信号を対応する出力信号用端子3a〜3cに供給するための複数の出力用配線10(10a〜10c)によって電気的に接続している。複数のスイッチ回路9は、例えばLCDドライバ1dの実使用動作時において、複数の出力バッファ回路8により増幅された出力信号を対応する複数の出力信号用端子3に供給するか否かをオン、オフ動作によって行うものである。
また、互いに隣接して配置された複数の出力信号用端子3間が電気的に接続されている。具体的には、互いに隣接して配置された出力信号用端子3a〜3c間の各々を、複数のスイッチ回路11(11a〜11b)を介して共通接続する複数のテスト用配線12(12a〜12b)によって電気的に接続している。複数のスイッチ回路11は、例えばLCDドライバ1dのテスト動作時において、複数のスイッチ回路9のうち所定のスイッチ回路をオンとし、他のスイッチ回路をオフとして、所定のスイッチ回路9に対応する出力バッファ回路8により増幅された出力信号を所定の出力信号用端子3に供給するか否かをオン、オフ動作によって行うものである。
このため、複数の制御回路13は、LCDドライバ1dで実使用動作を行うための実使用機能と、テスト動作を行うためのテスト機能とを有している。
複数の出力バッファ回路8(8a〜8c)の各々には、対応するスイッチ回路11およびスイッチ回路9を制御する制御信号を供給するか否かをオン、オフ動作するための複数の制御回路13(13a〜13c)が含まれている。本実施の形態では、スイッチ回路9、11は出力バッファ回路8の外部に設けられているが、複数のスイッチ回路9のそれぞれは対応する複数の出力バッファ回路8の内部に設けられても良い。
なお、図4では、図3のLCDドライバ1dの出力信号用端子3を含む領域Aについて説明しているが、他の領域にも同様に、複数の出力バッファ回路8、複数のスイッチ回路9、複数の出力用配線10、複数のスイッチ回路11、および複数のテスト用配線12が設けられている。
図5は図3の領域AにおけるLCDドライバ1dの出力信号用端子3およびそれとの接続を説明するための図であり、図6は図3の領域AにおけるLCDドライバ1dを模式的に示す斜視図であり、図7は図6のD−D’線における断面図である。
図5に示すように、基板1の主面には、複数の出力バッファ回路8により増幅された出力信号を対応する複数の出力信号用端子3に複数のスイッチ回路9を介して供給するための複数の出力用配線10と、互いに隣接して配置された複数の出力信号用端子3間の各々を複数のスイッチ回路11を介して電気的に共通接続する複数のテスト用配線12とが形成されている。複数のテスト用配線12の各々は、第1端部とその反対側の第2端部とを有しており、テスト用配線12の第1端部および第2端部が複数の出力バッファ回路8と複数の出力信号用端子3間で複数の出力用配線10に接続されている。
本実施の形態では、複数のテスト用配線12の第1端部および第2端部は、複数のスイッチ回路9と複数の出力信号用端子3間で複数の出力用配線10に接続されている。例えば、テスト用配線12aの第1端部が、互いに隣接する出力信号用端子3a、3bの一方の出力信号用端子3aに接続されており、テスト用配線12aの第2端部が、他方の出力信号用端子3bに対応する出力用配線10bにおけるスイッチ回路9bと接続されている。
具体的に、出力信号用端子3およびそれとの接続を説明する。図6に示すように、基板1の主面(素子形成面)には、出力バッファ回路8、スイッチ回路9およびスイッチ回路11が形成されている。図6では、出力バッファ回路8から出力信号用端子3までの接続が示されており、出力バッファ回路8、スイッチ回路9およびスイッチ回路11は図面を見易くするためにブロック状で示している。
基板1の主面上には多層配線が設けられており、図6では配線M1、M2、M3が層間絶縁膜によって電気的に分離されている。また、上下層の配線間を電気的に接続するためにコンタクトCNTが設けられている。これら配線M1〜M3およびコンタクトCNTを用いて出力バッファ回路8から出力信号用端子3まで電気的に接続されることとなる。
図7に示すように、例えば単結晶シリコンからなる基板1の主面には、スイッチ回路9およびスイッチ回路11を構成する電界効果トランジスタとしてそれぞれMIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタQ1およびMISトランジスタQ2が設けられている。これらMISトランジスタQ1、Q2は周知の方法によって形成される。まず、基板1に例えばSTI(Sallow Trench Isolation)からなる素子分離20を形成する。次いで、基板1上に例えば酸化シリコンからなるゲート絶縁膜21を介して例えば導電性の多結晶シリコンからなるゲート電極22を形成した後、ゲート電極22の両側下の基板1の主面に不純物を注入してソース・ドレイン23を形成してMISトランジスタQ1、Q2が完成する。
これらMISトランジスタQ1、Q2上には多層配線が形成されている。多層配線は周知の方法によって形成される。MISトランジスタQ1、Q2を覆うように基板1上に絶縁膜(例えば酸化シリコン膜)を堆積し、所定の位置に接続孔を形成した後、その接続孔に導電膜(例えばタングステン膜)を埋め込み、表面を例えばCMPによって平坦化することでコンタクトCNTを形成する。次いで、前記コンタクトCNTと電気的に接続するように金属膜(例えばアルミニウム膜、銅膜)を堆積しパターニングすることで配線M1を形成する。これら同様の工程を繰り返すことによって層間絶縁膜24によって電気的に分離された配線M1〜M3から構成される多層配線が完成する。
配線M3上には出力信号用端子3を構成するパッド(例えば金膜)が形成されている。このパッドは層間絶縁膜24上に形成されたパッシベーション膜25の開口部から露出している。その後、LCDドライバ1dでは、前記パッド上にバンプが形成される。出力信号用端子3を構成するパッドあるいはバンプにプローブ針を接触させて種々の機能テスト(電気的動作試験)が行われる。
機能テストの一例を図13〜図15を参照して説明する。ここでは、本発明者らが検討したLCDドライバ1d’に対して機能テストを行う場合について説明する。なお、LCDドライバ1d’は、前述したスイッチ回路11およびテスト用配線12を設けない他はLCDドライバ1dと同様である。
図13に示すように、機能テストを行う際には、液晶パネル55(図2参照)のゲート線用端子59を駆動するのに必要な機能を有するLCDドライバ1d’と、半導体試験装置100(テスタ)とが接続され、この接続状態において機能テストが行われる。
LCDドライバ1d’の出力段のインバータ回路30は、図14に示すように、レベルシフト回路31と、pチャネルトランジスタおよびnチャネルトランジスタとで構成されるスイッチ回路9とを有しており、入力レベルH/Lに応じて正電圧VGHまたは負電圧VGLをゲート出力端子Gx(出力信号用端子3)から出力する構成になっている。また、図13に示すLCDドライバ1d’には、入力信号が入力されるインターフェイス回路/レジスタ32と、このインターフェイス回路/レジスタ32に接続されたカウンタ33と、このカウンタ33に並列に接続された複数のデコーダ回路(DEC)34と、クロックCLKに同期する複数のラッチ回路35と、電源端子Vccに接続され、正電圧VGHおよび負電圧VGLを発生する電源回路36(昇圧回路)などが含まれている。
図13において、LCDドライバ1d’のゲート出力端子G1〜Gnは、液晶パネル55の1ライン(図2に図示する水平方向の1列の画素)毎の表示/非表示の制御を行う。このため、図15に示すように、LCDドライバ1d’のカウンタ値(設定状態)が変わっても、複数のゲート出力端子G1〜Gnの内、必ず1端子が正電圧VGH(表示電圧)出力で、その他は負電圧VGL(非表示電圧)出力となるように、排他的に電圧を出力するように動作する。
このようなLCDドライバ1d’の試験は、図13に示すように、各ゲート出力端子G1〜Gnを半導体試験装置100のコンパレータ101にそれぞれ接続して、各ゲート出力端子G1〜Gnの電圧値が正電圧VGHか負電圧VGLかを半導体試験装置100で判定する。このとき、半導体試験装置100では、ゲート出力端子G1〜Gnの全数に対応するプローブ針を有するプローブカードを取り付けられて、機能テストが行われる。
そしてLCDドライバ1d’が、図15に示す全てのカウンタ値(設定状態)状態において、図示する電圧値が各ゲート出力端子G1〜Gnから出力されていれば、このLCDドライバ1d’のゲート出力に関する機能に不良がないと判定され、ゲート出力に関する試験を終了する。
一般に、液晶パネルの高精細化が進み、LCDドライバの出力信号用端子数(ピン数)は増加する傾向にある。従来のLCDドライバの試験方法は、前述したように、各ゲート出力端子を半導体試験装置のコンパレータと接続して機能テストを行う。また、LCDドライバを動作させるための入力信号用端子にも同様に半導体試験装置から印加するため、入力ピン数にも半導体試験装置のチャネル数を割り当てる必要がある。このため、LCDドライバの入出力信号用端子数以上のチャネルを備えた半導体試験装置が必要となる。例えば256チャネルの搭載の半導体試験装置では、ゲート出力数320ピンのLCDドライバを機能テストすることができない。
さらに、携帯電話等の小型機器に搭載する液晶パネルを駆動するLCDドライバでは、機器の小型化を目的として、液晶パネルを駆動するのに必要な全ての機能を1チップ上に集積化する傾向にあり、LCDドライバのピン数の総和が増大し、狭ピッチ化してきている。このため、多くのチャネル数を搭載した高価な半導体試験装置の新規購入や、半導体試験装置メーカが販売しているオプション品等の購入によって半導体試験装置のチャネル数を増加させる必要があり、LCDドライバの製品コストを低減することができないという問題が生じてしまう。
そこで、本実施の形態におけるLCDドライバ1dによれば、狭ピッチ化に対応でき、また製品コストを低減することができる。以下、LCDドライバ1dを用いて機能テストの一例を図5、図8、図9を参照して説明する。図8はLCDドライバ1dの実動作時およびテスト動作時におけるスイッチ回路9、11の動作を示す表であり、図9は図5に対応させて出力信号用端子3cによる信号を検出して行う機能テスト動作を説明するための図である。
LCDドライバ1dの実使用動作では、スイッチ(SW)回路11a、11bをオフ(OFF)として、スイッチ(SW)回路9a、9b、9cをオン(ON)とする。これにより、出力バッファ回路8a、8b、8cのそれぞれの出力信号S1、S2、S3が、出力バッファ回路8a、8b、8cに対応する出力信号用端子3a、3b、3cへ供給される。
一方、LCDドライバ1dのテスト動作では、例えば出力信号S1を出力信号用端子3cで検知する場合、スイッチ回路9a、スイッチ回路11a、11bをオンとして、スイッチ回路9b、9cをオフとする。これにより、図9に示すように、出力信号用端子3cに接触されたプローブ針PPを介して半導体試験装置に出力信号S1が供給されるので、出力バッファ回路8aに対応する出力信号用端子3aにプローブ針を接触させなくても、出力信号S1が半導体試験装置に供給される。言い換えると、半導体試験装置のプローブカードが有するプローブ針は、出力信号用端子3の全数に対応する数がなくても、半導体試験装置を用いて、機能テストを行うことができる。このようにプローブ針の数が低減されたプローブカードを用いることで、製造コスト、さらにはLCDドライバ1dの製品を低減することができる。
同様に、例えば出力信号S2を出力信号用端子3cで検知する場合、スイッチ回路9b、スイッチ回路11bをオンとして、スイッチ回路9a、9c、スイッチ回路11aをオフとする。これにより、出力信号用端子3cに接続されたプローブ針PPを介して半導体試験装置に出力信号S2が供給される。また、例えば出力信号S3を出力信号用端子3cで検知する場合、スイッチ回路9cをオンとして、スイッチ回路9a、9b、スイッチ回路11a、11bをオフとする。これにより、出力信号用端子3cに接続されたプローブ針PPを介して半導体試験装置に出力信号S3が供給される。
このように本実施の形態では、隣接した出力信号用端子3間を、スイッチ回路11を介したテスト用配線12で接続することで、多数の出力信号用端子3へ供給される出力信号を、それよりも少ない端子で取り出すことができる。
また、複数の出力信号用端子3をテスト用配線12で電気的に共通接続することで、プローブ針PPを接触していない端子に出力バッファ回路8から接続されている出力用配線10が断線しているか否かの判断をすることができる。例えば、スイッチ回路9aとスイッチ回路9bは出力信号用端子3aを介してテスト用配線12aで接続されることにより、実使用動作時に使用するスイッチ回路9aから出力信号用端子3aまでの出力用配線10aが断線しているか否かの判断をすることができる。
このように、本実施の形態におけるLCDドライバ1dによれば、狭ピッチ化に対応でき、また製品コストを低減することができる。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、図5で示したように、例えばテスト用配線12aの第1端部が、互いに隣接する出力信号用端子3a、3bの一方の出力信号用端子3aに接続されており、テスト用配線12aの第2端部が、他方に対応する出力用配線10bにおけるスイッチ回路9に接続されている場合について説明した。このような場合、テスト用配線12aを引き回すため、テスト用配線12aの配線長が長くなることも考えられる。
前記実施の形態1では、図5で示したように、例えばテスト用配線12aの第1端部が、互いに隣接する出力信号用端子3a、3bの一方の出力信号用端子3aに接続されており、テスト用配線12aの第2端部が、他方に対応する出力用配線10bにおけるスイッチ回路9に接続されている場合について説明した。このような場合、テスト用配線12aを引き回すため、テスト用配線12aの配線長が長くなることも考えられる。
そこで、本実施の形態では、図10に示すように隣接する出力信号用端子3間、あるいは図11に示すように隣接するスイッチ回路9間で最短となるような構成としている。なお、他の構成は前記実施の形態1と同様である。
このようにテスト用配線12の長さが短くなるので、配線インダクタンスも低減でき、テスト動作の時間も短縮することができる。
(実施の形態3)
前記実施の形態1では、図5で示したように、互いに隣接して配置された複数の出力信号用端子3間の各々をテスト用配線12で共通接続する場合について説明した。より多数の複数の出力信号用端子3の場合、所定の出力バッファ回路8からの出力信号を検知する所定の出力信号用端子3までの配線が長くなることも考えられる。
前記実施の形態1では、図5で示したように、互いに隣接して配置された複数の出力信号用端子3間の各々をテスト用配線12で共通接続する場合について説明した。より多数の複数の出力信号用端子3の場合、所定の出力バッファ回路8からの出力信号を検知する所定の出力信号用端子3までの配線が長くなることも考えられる。
そこで、本実施の形態では、図12に示すように、全数の出力信号用端子3のうち、所定数の出力信号用端子3で、互いに隣接して配置された出力信号用端子3間の各々をテスト用配線12で共通接続するような構成としている。なお、他の構成は前記実施の形態1と同様である。
このようにテスト用配線12の長さが短くなるので、配線インダクタンスも低減でき、テスト動作の時間も短縮することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、携帯電話用のLCDドライバに適用した場合について説明したが、多数のバンプあるいはパッドを有し、それらが狭ピッチ化対応した半導体装置、具体的には、LSI、大型TFTパネル用のドライバIC、電子ペーパ用のドライバIC、SOC(System On a Chip)にも適用することができる。
本発明は、半導体装置、特に、多数のバンプあるいはパッドを有し、それらが狭ピッチ化対応した半導体装置に有効で、とりわけLCDドライバの製造業に幅広く利用されるものである。
1 半導体基板
1d、1d’ LCDドライバ
2 入力信号用端子
3 出力信号用端子
4 ロジック回路
5 グラフィックRAM
6 ゲート線駆動回路
7 ソース線駆動回路
8 出力バッファ回路
9 スイッチ回路(第2スイッチ回路)
10 出力用配線(第1配線)
11 スイッチ回路(第1スイッチ回路)
12 テスト用配線(第2配線)
13 制御回路
20 素子分離
21 ゲート絶縁膜
22 ゲート電極
23 ソース・ドレイン
24 層間絶縁膜
25 パッシベーション膜
30 インバータ回路
31 レベルシフト回路
32 インターフェイス回路/レジスタ
33 カウンタ
34 デコーダ回路
35 ラッチ回路
36 電源回路
51 携帯電話
51a フレーム
52 ガラス基板
53 ヒートシール
54 プリント回路基板
55 液晶パネル
56 ソース線
57 ゲート線
58 ソース線用端子
59 ゲート線用端子
60 TFT
61 画素電極
62 液晶層
63 対向電極
64 ショートリング
100 半導体試験装置
101 コンパレータ
CNT コンタクト
M1、M2、M3 配線
PP プローブ針
Q1、Q2 MISトランジスタ
1d、1d’ LCDドライバ
2 入力信号用端子
3 出力信号用端子
4 ロジック回路
5 グラフィックRAM
6 ゲート線駆動回路
7 ソース線駆動回路
8 出力バッファ回路
9 スイッチ回路(第2スイッチ回路)
10 出力用配線(第1配線)
11 スイッチ回路(第1スイッチ回路)
12 テスト用配線(第2配線)
13 制御回路
20 素子分離
21 ゲート絶縁膜
22 ゲート電極
23 ソース・ドレイン
24 層間絶縁膜
25 パッシベーション膜
30 インバータ回路
31 レベルシフト回路
32 インターフェイス回路/レジスタ
33 カウンタ
34 デコーダ回路
35 ラッチ回路
36 電源回路
51 携帯電話
51a フレーム
52 ガラス基板
53 ヒートシール
54 プリント回路基板
55 液晶パネル
56 ソース線
57 ゲート線
58 ソース線用端子
59 ゲート線用端子
60 TFT
61 画素電極
62 液晶層
63 対向電極
64 ショートリング
100 半導体試験装置
101 コンパレータ
CNT コンタクト
M1、M2、M3 配線
PP プローブ針
Q1、Q2 MISトランジスタ
Claims (9)
- 長方形状を有する半導体基板と、
前記半導体基板の一対の長辺の一方に沿って、前記半導体基板の主面上に形成された複数の入力信号用端子と、
前記半導体基板の一対の長辺の他方に沿って、前記半導体基板の主面上に形成された複数の出力信号用端子と、
前記半導体基板の主面上に形成され、前記複数の入力信号用端子からの入力信号に基づいて、所定の出力信号を生成する内部回路と、
前記半導体基板の主面上に形成され、前記内部回路により生成された前記出力信号を増幅し、かつ、前記複数の出力信号用端子に電気的に接続された複数の出力バッファ回路と、
前記半導体基板の主面上に形成され、前記複数の出力バッファ回路により増幅された出力信号を対応する前記複数の出力信号用端子に供給するための複数の第1配線と、
前記半導体基板の主面上に形成され、互いに隣接して配置された前記複数の出力信号用端子間の各々を複数の第1スイッチ回路を介して電気的に共通接続する複数の第2配線とを有することを特徴とする半導体装置。 - 請求項1において、
前記複数の第2配線の各々は、第1端部と前記第1端部と反対側の第2端部とを有し、
前記第1端部及び前記第2端部は、前記複数の出力バッファ回路と前記複数の出力信号用端子間で前記複数の第1配線に接続されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項2において、
前記半導体基板の主面上に形成され、前記複数の出力バッファ回路により増幅された出力信号を対応する前記複数の出力信号用端子に供給するか否かを行うための複数の第2スイッチ回路を有し、
前記複数の第2配線の前記第1端部および前記第2端部は、前記複数の第2スイッチ回路と前記複数の出力信号用端子間で前記複数の第1配線に接続されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項3において、
前記複数の出力バッファ回路の各々には、対応する前記第1スイッチ回路および前記第2スイッチ回路を制御する制御信号を供給するための複数の制御回路が含まれており、
前記複数の制御回路は、
前記複数の第1スイッチ回路をオフし、かつ前記複数の第2スイッチ回路をオンとして、前記複数の出力バッファ回路により増幅された出力信号を対応する前記複数の出力信号用端子に供給する実使用機能と、
前記複数の第1スイッチ回路をオンおよび/またはオフし、かつ前記複数の第2スイッチ回路のうち所定の第2スイッチ回路をオンとし、他の第2スイッチ回路をオフとして、前記所定の第2スイッチ回路に対応する前記出力バッファ回路により増幅された出力信号を所定の前記出力信号用端子に供給するテスト機能とを有することを特徴とする半導体装置。 - 請求項3において、
前記複数の第2配線の前記第1端部が、互いに隣接する前記複数の出力信号用端子の一方に接続されており、
前記複数の第2配線の前記第2端部が、互いに隣接する前記複数の出力信号用端子の他方に対応する前記第1配線における前記第2スイッチ回路と接続されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項2において、
前記第1端部及び前記第2端部は、互いに隣接する前記複数の出力信号用端子に接続されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項3において、
前記第1端部及び前記第2端部は、互いに隣接する前記複数の第2スイッチ回路に接続されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項3において、
前記複数の第1スイッチ回路は前記複数の出力バッファ回路の外部にあり、
前記複数の第2スイッチ回路は前記複数の出力バッファ回路の内部にあることを特徴とする半導体装置。 - 請求項3において、
前記複数の第1スイッチ回路および前記複数の第2スイッチ回路は電界効果トランジスタから構成されていることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008135118A JP2009283743A (ja) | 2008-05-23 | 2008-05-23 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008135118A JP2009283743A (ja) | 2008-05-23 | 2008-05-23 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009283743A true JP2009283743A (ja) | 2009-12-03 |
Family
ID=41453879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008135118A Pending JP2009283743A (ja) | 2008-05-23 | 2008-05-23 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009283743A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107393842A (zh) * | 2016-04-28 | 2017-11-24 | 拉碧斯半导体株式会社 | 半导体装置、半导体芯片以及半导体芯片的测试方法 |
-
2008
- 2008-05-23 JP JP2008135118A patent/JP2009283743A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107393842A (zh) * | 2016-04-28 | 2017-11-24 | 拉碧斯半导体株式会社 | 半导体装置、半导体芯片以及半导体芯片的测试方法 |
| CN107393842B (zh) * | 2016-04-28 | 2022-05-13 | 拉碧斯半导体株式会社 | 半导体装置、半导体芯片以及半导体芯片的测试方法 |
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