JP2009295544A - 点灯装置及びこの点灯装置を備える埋込型照明機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 天井材20と構造物21との空間(距離)が狭い場合であっても、点灯装置3を容易に天井埋込穴22に挿入できる構造とするとともに、内蔵される回路基板10の面積を大きくすることを目的とする。
【解決手段】 光源5を点灯する回路基板10を内蔵する点灯装置3において、前記点灯装置3は、底面3bを略四角形とする直方体部11と、直方体部11から延長されて突出し、直方体11の天面から底面3bに向かって傾斜する傾斜天面24、直方体部11の側面から突出するに従って、中央方向に狭まる傾斜側面25からなる突出部12と、を有するので、天井材10と構造物21との空間(距離)が狭い場合であっても容易に取り付けることができるとともに、内蔵される回路基板10の面積を大きくすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、埋込型照明機器の点灯装置の構造に関するものである。
光源を点灯する点灯装置の外形が多角形形状を成す技術がある(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特開平10−275514号公報(段落「0054」〜「0059」、図20) 特開2006−331857号公報(段落「0036」、図1)
しかしながら、照明器具灯具と点灯装置を一体とした照明器具では、点灯装置を天井埋め込み穴に挿入して、照明器具を取り付けるとき、天井材と構造物の空間(距離)を広くすることが求められていた。
また、点灯装置の外形寸法を小さくすると、点灯装置内に内蔵される回路基板の面積が小さくなり、電子部品が密集するといった課題があった。
本発明は、例えば、天井材と構造物との空間(距離)が狭い場合であっても、点灯装置を容易に天井埋込穴に挿入できる構造とするとともに、内蔵される回路基板の面積を大きくすることを目的とする。
本発明に係る点灯装置は、底面を略四角形とする直方体部と、前記直方体部から延長されて突出し、前記直方体部の天面から底面に向かって傾斜する傾斜天面、前記直方体部の側面から突出するに従って、中央方向に狭まる傾斜側面からなる突出部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、天井材と構造物との空間(距離)が狭い場合であっても、容易に取り付けることができるとともに、内蔵される回路基板の面積を大きくすることができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の照明器具を示す斜視図であり、図2は、図1の照明器具の分解斜視図であり、図3は、点灯装置の側面図である。
照明器具1は、灯具2と、点灯装置3と、灯具2と点灯装置3とを接続する接続具4とを備える。
灯具2は、略円筒形状をなし内部に光源5(図示しない。)を内蔵する灯具本体6と、取付バネ7と、内蔵される光源5が点灯する際に発熱する熱を外気に放熱する放熱フィン8を備えている。
点灯装置3は、点灯装置ケース本体9と、点灯装置ケース本体9に取り付けられる回路基板10(点灯回路)と、直方体部11と突出部12からなり、回路基板10を覆うように点灯装置ケース本体9に取り付けられる点灯装置ケースカバー13と、点灯装置ケース本体9に取り付けられる取付台座14と、取付台座14に取り付けられる電源端子台15とを備える。
点灯装置ケース本体9、点灯装置ケースカバー13、取付台座14、電源端子台15は、ネジ16によって固定されている。
なお、点灯装置ケース本体9、点灯装置ケースカバー13、取付台座14、電源端子台15の固定は、ネジ16に限らず、係爪などによって係合させて固定してもよい。
また、点灯装置3は、点灯装置3を設置したときに、点灯装置ケース本体9を浮かす第1の脚部17と第2の脚部18を備えている。
また、点灯装置3は、直方体部11の一端側(第1の脚部17側)に電源端子台15が配置され、突出部12側(第2の脚部18側)から灯具2とを接続する接続具4が引き出される。
接続具4は、内部に電線19を有するとともに、灯具2と点灯装置3を機械的に接続している。
回路基板10は、商用電源が供給され、電線19を介して前記光源5に電力を供給する。
次に、照明器具を天井埋込穴へ取り付ける動作について、図4を用いて説明する。
図4(a)は、照明器具を天井材に取り付ける過程を示す断面図あり、図4(b)は、照明器具を天井材に取り付けた状態を示す断面図である。
天井材20は、天井材20の裏側にある構造物21と所定空間を保って備えられており、例えば、構造物21からアンカー(図示しない。)などによって吊下げて天井材20が取り付けられている。
また、天井材20には、埋込型の照明器具1を取り付けるための天井埋込穴22が開けられている。
また、天井材20と構造物21との空間部分には、電源線23などが備えられている。
まず、天井埋込穴22から電源線23を引き出し、電源端子台15に接続する。電源端子台15に電源線23を接続後、点灯装置3の電源端子台15が取り付けられている面から、天井埋込穴22に斜めに挿入していく。
点灯装置3を天井埋込穴22に挿入していくと、次第に天井材20に対する角度が浅くなり、略水平な状態で天井材20の裏面20bに設置される。その後、天井埋込穴22に取付バネ7を挿入して、灯具2を押し上げ、灯具2の発光面が下方に臨むように、灯具2が天井埋込穴22に取り付けられる。
なお、第1の脚部17は、点灯装置3を挿入する挿入方向に対して先端部近傍に備え、第2の脚部18は、点灯装置3を挿入する挿入方向に対して後方部分に備えている。
次に、天井材20、構造物21、点灯装置3との関係から、点灯装置3の形状(最大外形)について説明する。
図5は、点灯装置を天井埋込穴に挿入するときの模式図であり、図5(a)は、点灯装置を天井埋込穴に挿入したときの側断面図であり、図5(b)は、点灯装置を天井埋込穴に挿入したときの天井材の裏面側からみた上視図である。
まず、点灯装置3の直方体部11の長さについて説明する。
天井材20、天井埋込穴22及び点灯装置3のそれぞれの長さを、天井埋込穴22の直径をT、天井材20の厚さをHa、天井材20の表面(以下、化粧面20aという。)と構造物21までの距離をHd、点灯装置3の高さをHo、点灯装置3の幅をWとする。
また、点灯装置3を回動させずに天井埋込穴22に挿入して、点灯装置3が構造物21に接触した状態のとき、天井材20と点灯装置3の角度をθ、天井材20の化粧面20aと点灯装置3の天面3aが接触する点を点a、天井材20の裏面20bと点灯装置3の底面3bが接触する点を点o、点oから天井材20の厚さ方向に垂線を下ろし、天井材20の化粧面20aと交差する点を点b、点oから点灯装置3の高さ方向に垂線を下ろし、点灯装置3の天面3aと交差する点を点c、辺abをq1、辺aoをq2、角oabをα、角caoをβとする。
点灯装置3の天面3aと底面3bは平行で、天井材20の化粧面20aと裏面20bは平行であるとき、角cabは点灯装置3を挿入するときの角度θと同じであるので、角度θはθ=α+βとなる。
次に、角度αと角度βについて、それぞれ説明する。
まず、辺abの長さq1について求めると、式1のように表される。
Figure 2009295544
次に、三角形aboは、角aboが90°であるので、辺boの長さはHaとなる。また、辺abは、式1で表されるq1であるから、q2(辺ao)及び角度α(角oab)は、それぞれ式2、式3のように表される。
Figure 2009295544
Figure 2009295544
次に、三角形acoは、角acoが90°であるので、辺ocの長さはHoとなる。また、辺aoは、式2で表されるq2であるから、角度β(角cao)は、式4のように表される。
Figure 2009295544
したがって、上記式1〜式4より、点灯装置3を天井材20に対して斜め方向にスライドさせて、天井埋込穴22に挿入する場合の角度θは、式5のように表される。
Figure 2009295544
したがって、点灯装置3を天井埋込穴22に挿入する角度が、上記式5より求められる角度θのとき、天井材20の裏面20bに接触する点oから点灯装置3が挿入された部分の長さL1は最大となり、その長さL1は式6のように表される。
Figure 2009295544
次に、天井材20の裏面20bに接触する点oから点灯装置が挿入されない部分の長さL2について、図6を用いて説明する。
図6は、点灯装置を天井埋込穴に挿入するときの模式図であり、図6(a)は、点灯装置を天井埋込穴に挿入したときの側断面図であり、図6(b)は、点灯装置を天井埋込穴に挿入したときの天井材の裏面側からみた上視図である。
点灯装置3は、点灯装置3を天井材20に対して斜め方向にスライドさせて天井埋込穴22に挿入し、点灯装置3が構造物21に接触した後は、点oを基点として回動する。
したがって、天井材20の裏面20b(化粧面20aに対向する面)側に直方体部11の頂点が接触(点d)するとき、長さL2(線分dc)が最大となり、その長さL2は三角形odc(角ocdが90°)の関係より式7のように示される。
Figure 2009295544
したがって、点灯装置3の長さが最大となる長さLは、L=L1+L2で求められ、点灯装置3の幅Wと点灯装置3の長さLの値から、点灯装置3内に収納される回路基板10の面積も求められる。
ここで、点灯装置3の幅Wであるが、灯具2の外周寸法によって天井埋込穴22の大きさが決定されるため、この天井埋込穴22の直径Tによって、点灯装置3の幅Wが決定される。この実施の形態においては、灯具2の直径が80mm、天井埋込穴22の直径が85mmとなっており、点灯装置3の幅Wは、85mm未満に制限される。これらの条件と、天井材20の厚さHaを25mm、点灯装置3の高さHoを28mmと設定するとき、点灯装置3の長さLと、そのときの点灯装置3を挿入する際の角度θは、式1〜式7から求められ、これらを纏めると表1に示すようになる。
Figure 2009295544
なお、表1に示す面積は、点灯装置3の幅Wと点灯装置3の長さLから導き出したものであり、点灯装置ケース本体9、点灯装置ケースカバー13を構成する材料の厚さ、点灯装置3内に回路基板10を取り付ける際の点灯装置3のケース内壁と回路基板10との間のスペースを考慮する必要があるため、実際の基板面積は表1に示す面積に対して小さくなる。
一方、点灯装置3内に収納される回路基板10は、多くの電子部品が実装できるように点灯装置3のケース内の容積(面積)を可能な限り最大に近くすることが望まれ、また、点灯装置3のケース内の容積を大きくすることで、発熱する電子部品同士を離して配置することができるようになる。
したがって、点灯装置3の幅Wは、ケース内の容積(面積)が大きくできる60.0mm〜75.0mmの間に設定するのが望ましく、特に65.0mmに設定するとよい。
なお、式5〜式7により求められる角度θ、長さL1、L2はそれぞれ最大値であるので、0よりも大きい値であれば、式5〜式7により求めた値よりも小さくてもよい。
次に、点灯装置3の突出部12について、図7を用いて説明をする。
図7は、点灯装置の模式図であり、図7(a)は、点灯装置の側面図であり、図7(b)は、点灯装置を天面側からみた上視図である。
点灯装置3を天井埋込穴22に挿入する際、挿入方向の穴角に接触する部分(点o)を軸にして、回動するように点灯装置3の端部が天井埋込穴22の内壁に接触しながら、天井材20の裏側に取り付けられていく。なお、点灯装置3を回動して天井埋込穴22に挿入する際、軸である点oに若干ズレが生じるが、無視できるものとする。
この際、挿入方向に対して後方側には、点灯装置3を延長する余裕があり、この点に着目した。
点灯装置3の直方体部11の上部角部(最も突出する先端部を点eという。)は、天井材20の裏面20bに当接するように埋め込み穴形状に曲線Rを描く。
また、接触する点oを基点に点灯装置3が回動するように、点灯装置3の下部方向に行くにしたがって曲面Uを描きながら広がっていき、点灯装置3の下面端部(最も突出する先端部を点fという。)が天井材20の裏面20bに当接するように、天井埋込穴22形状に曲線Sを描いている。
なお、曲線Rと曲線Sは点Pを中心とした円弧(劣弧)であり、また、曲面Uは、断面を点oを中心とした円弧(劣弧)である。
このように、点灯装置3を樹脂などの成形品で形成する場合は、突出部12の一端部分を天井埋込穴22の形状に合わせて曲線R、Sを描くとともに、回動方向に曲面Uを形成するのが最も望ましい。
しかしながら、板材などを用いて点灯装置ケースカバー13などを加工する場合、曲線R、Sを描くとともに曲面Uの形状に加工するのは、技術的に難易度が高く、また、コストがかかる。
したがって、コスト的に有利な多面体によって形成された点灯装置3の突出部12の形状について、図8を用いて説明する。
図8は、点灯装置の模式図であり、図8(a)は、点灯装置の側面図であり、図8(b)は、点灯装置を天面側からみた上視図である。
まず、点灯装置3の幅方向に対する傾斜側面25について説明する。
点灯装置3の幅方向中央かつ天面3aから延長された先端部(点e)から点灯装置3の幅方向に平行となるように線egを延ばす。さらに、線分egと点灯装置3の底面3bを延長した端部(点g)とを結ぶ点と、点灯装置3の直方体部11の角部(点d)とを結ぶ(線分dg)。このときの点灯装置3の幅方向に対する線分dgの角度σを求める。
まず、突出部の長さである点Pから線分d−dまでの垂線の長さL3は、式8のようになる。
Figure 2009295544
次に、図8(b)に示される曲線R(円弧)の中心を中心点Pとしたとき、曲線Rの半径L4は、式9に示される。
Figure 2009295544
次に、図8(b)に示される曲線S(円弧)の中心を中心点P、曲面Sを延長して円を描くときの直径をTとするとき、点eから点gの長さW2は、式10に示される。
Figure 2009295544
また、点dから点dまでの点灯装置3の幅方向に対して水平方向成分の長さW3は、式11に示される。
Figure 2009295544
したがって、点灯装置3の幅方向に対する線分dgの角度σは、式12によって示される。
Figure 2009295544
このようにして求めた線分dg、線分eg(線分gg)で折り曲げて突出部12の傾斜側面25を形成するとき、点灯装置3の突出部12の幅W2、傾斜側面25の角度σを纏めると表2のようになる。なお、点灯装置3の突出部12の幅W2は、点灯装置3の中央から点gまでの線分egの長さ(線分ggの半分の長さ)を示している。
Figure 2009295544
また、本実施の形態の突出部12を備える点灯装置3と、突出部12を備えない点灯装置3と比較して、点灯装置3を天井埋込穴22に挿入するときの作業性が劣ることがない。
なお、式12により求められる角度σは最大値であり、0よりも大きい値であれば、式12で求めた値よりも小さい値であってもよい。
このように、点灯装置3の突出部12の傾斜側面25の形状について説明した。
次に、点灯装置3の高さ方向に対する傾斜天面24について説明する。
図9は、点灯装置の模式図であり、図9(a)は、点灯装置の側面図であり、図9(b)は、点灯装置を天面側からみた上視図であり、図9(c)は、図9(b)のA方向から点灯装置の端部を見たときのA方向矢視図である。
点灯装置3の端部は、線分ggから鉛直方向に立ち上がるように側端面26を形成し、線分ggを軸とした楕円形(一方の点gから点eを経由して他方の点gまで略楕円の軌跡を描いた半楕円形)となっている。
突出部12の傾斜側面25を形成する角度σxが、式12で求められるσよりも小さくなると、角度σxに曲げられた傾斜側面25と、楕円形の交点(点ex)が、点灯装置からの高さHxが高くなる。また、傾斜天面24をこの点exまで傾斜させている。
なお、突出部12の長さである点d〜点eまでの水平方向の長さL5は、式13のようになる。
Figure 2009295544
次に、傾斜側面25の角度をσxとするとき、点eから点gxまでの長さW2x、及び、点gxから点灯装置3の側面までの長さW3xは、それぞれ式14、式15のように示される。
Figure 2009295544
Figure 2009295544
さらに、傾斜側面25を角度σxとしたとき、点gx−点gx端面の形状(A方向から矢視した形状)は楕円形の軌跡を描いているので、式16のように示される。
Figure 2009295544
したがって、傾斜側面25を角度σxとしたとき、側端面26の高さ(点exから点gxの長さ)Hxは、式17に示すようになる。
Figure 2009295544
次に、傾斜天面24を点dと点Hxを結ぶ傾斜とするとき、角度γxは、式18に示すようになる。
Figure 2009295544
したがって、上記式13〜式18から、角度σx、γx、長さW2x、W3x、L5、高さHxを纏めると、表3のようになる。なお、点灯装置3の幅Wは、表1で算出した回路基板10の面積が最大となる65mmとし、その他の条件は、表1と同様に天井埋込穴22の直径Tを85mm、点灯装置3の高さHoを28mmとした。また、表1で示す直方体部11と同様な方法で算出した点灯装置10の突出部12の底面の面積も示す。
ここで、式12で求めたσは、曲線S上の点gと点dを結ぶときの角度であるので、この角度σが最大となる。したがって、σxの範囲は、このσよりも小さく、また長さW2xが0となるまでの角度となる。
Figure 2009295544
ここで、回路基板10は、基板の厚さが2mmであり、電子部品の高さ(例えば、高さの低い電子部品である接続端子、集積回路など)が10mm程度である。また、回路基板10の回路パターン面とケース内壁との距離(電気的な絶縁距離を得るための距離)が5mm程度必要とされる。このように、これらを考慮して点灯装置3の内部の形状は決定され、突出部12の最小となる高さも決定される。したがって、点灯装置3の最小高さHxは、約18mm程度が好ましく、このとき、表3によるとγxは63°となる。
なお、表3の条件では突出部の長さL5を18.3mmとしたが、点灯装置3を天井埋込穴22に挿入する作業性について実験を重ねると、表3に示される角度σxを45°、点灯装置3の端部の最小高さHxを18.7mmに設定し、さらに、表3に示される突出部12の長さL5の値よりも短い9.5mmとするとき、作業性が最もよくなるとともに、回路基板10の面積を大きくできることが分かった。なお、このとき、式18より算出する角度γxはほぼ45°となる。
従って、上記式1〜式18によって求められる最大外形に対して、点灯装置3の外形を小さくすることで天井埋込穴22との幅が取れるので、点灯装置3を天井埋込穴22に挿入しやすくなるとともに、点灯装置3の外形の加工がし易い形状とすることができる。
また、図1〜図4で示す点灯装置3には、第1の脚部17、第2の脚部18を図示しているが、図5〜図9では、説明上、点灯装置3から第1の脚部17、第2の脚部18を省略して図示している。次に、この第1の脚部17、第2の脚部18について説明する。
この第1の脚部17は、点灯装置3を天井埋込穴22に挿入して、点灯装置3が構造物21に接し、点灯装置3の底面3bの点oに天井材20の裏面20b側が接するまで、作業性に影響を与えることがなく、点灯装置3の傾きを変更することができる。
また、点灯装置3が構造物21に接し、かつ点灯装置3の底面3bが接触する点oに天井材20の裏面20bが接したときは、点灯装置3と天井材20の角度はθに制限され、以降点oを基点として点灯装置3を回動させる。点灯装置3を回動していくと、次第に第2の脚部18は天井材20の裏面20b側の位置まで移動し、第2の脚部18が天井材20の裏面20b側まで来たときに、点灯装置3を天井材20に対して平行方向にスライドさせて、点灯装置3を天井材20の裏面20b側に配置する。このとき、第1の脚部17と第2の脚部18が天井材20の裏面20bに接触する。
したがって、第2の脚部18は、点灯装置3を天井埋込穴22に挿入して天井裏に設置するまで、作業性に影響を与えることがない。
このように、点灯装置3を挿入する挿入方向の先端部近傍に第1の脚部17、点oよりも後方部分に第2の脚部18を備えても、点灯装置の高さの低い部分が点oとなって回動して点灯装置3を天井埋込穴22に挿入するので、この第1の脚部17、第2の脚部18によって、天井材3と構造物21との空間距離に影響を与えることがない。
また、この第1の脚部17、第2の脚部18によって、点灯装置3の底面3bを浮かせることができるので、点灯装置3の底面3bと天井材20の裏面20bとの間に空気層を持たせることができる。
つまり、回路基板10が動作することによって発熱する熱が天井材20に伝わるのを抑制することができ、また、回路基板10の放熱性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、第1の脚部17、第2の脚部18を備える場合について説明したが、例えば回路基板10の発熱が少なく、点灯装置3の底面3bを天井材20の裏面20bと接触してもよいとき、放熱性を有する天井材20に設置するときなどは、第1の脚部17、第2の脚部18を備える必要はない。
このとき、点灯装置3の底面3bが天井材20の裏面20bと面接触するので、より安定性が高い状態で点灯装置3を設置することができる。
また、本実施の形態では、天井埋込穴22に点灯装置3を挿入した際、点灯装置3が天井裏の構造物21に接触する場合について説明したが、点灯装置3の長さが短いものであってもよい。
この場合、点灯装置3の長さをL6としたとき、点灯装置3を挿入した際の最小角度ηは、次のようになる。
Figure 2009295544
したがって、点灯装置3の挿入時の最小角度が変わる(この場合、角度ηは角度θよりも小さくなる。)ので、突出部12の形状(最大外郭)を変えることができる。
このように、本実施の形態では、点灯装置3の最大外郭形状(点灯装置3の幅W、長さL、傾斜天面の角度γ、傾斜側面の角度σ)について説明したが、最大外形形状内であれば、点灯装置3の幅、長さ、傾斜部の角度などを小さくしてもよいことは明らかである。
また、点灯装置3を天井埋込穴22に挿入する挿入方向の先端近傍に電源端子台15を備えたので、点灯装置3を天井埋込穴22に挿入する際、天井埋込穴22と点灯装置3の側面との間に電源線23が挟み込まれることがなく、点灯装置3の幅を大きくすることができる。
実施の形態1における照明器具を示す斜視図である。 実施の形態1における照明器具を示す分解斜視図である。 実施の形態1における点灯装置の側面図を示す図である。 実施の形態1における照明器具の取付動作を示す図である。 実施の形態1における点灯装置の模式図である。 実施の形態1における点灯装置の模式図である。 実施の形態1における点灯装置の模式図である。 実施の形態1における点灯装置の模式図である。 実施の形態1における点灯装置の模式図である。
符号の説明
1 照明器具、2 灯具、3 点灯装置、3a 化粧面、3b 裏面、4 接続具、5 光源、6 灯具本体、7 取付バネ、8 放熱フィン、9 点灯装置ケース本体、10 回路基板、11 直方体部、12 突出部、13 点灯装置ケースカバー、14 取付台座、15 電源端子台、16 ネジ、17 第1の脚部、18 第2の脚部、19 電線、20 天井材、20a 天面、20b 底面、21 構造物、22 天井埋込穴、23 電源線、24 傾斜天面、25 傾斜側面、26 側端面。

Claims (7)

  1. 光源を点灯する回路基板を内蔵する点灯装置において、
    前記点灯装置は、
    底面を略四角形とする直方体部と、
    前記直方体部から延長されて突出し、前記直方体部の天面から底面に向かって傾斜する傾斜天面、前記直方体部の側面から突出するに従って中央方向に狭まる傾斜側面、からなる突出部と、
    を備えることを特徴とする点灯装置。
  2. 天井埋込穴径をT、点灯装置の高さHo、点灯装置の幅Wとするとき、前記傾斜側面は、点灯装置の幅方向に対する角度が、0°よりも大きく、かつ、数式1で表される角度σ以下で形成されることを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
    Figure 2009295544
  3. 天井埋込穴径をT、点灯装置の高さHo、点灯装置の幅Wとするとき、前記傾斜天面は、直方体の高さ方向に対する角度が、0°よりも大きく、かつ、数式2で表される角度γx以下で形成されることを特徴とする請求項2に記載の点灯装置。
    Figure 2009295544
  4. 底面かつ長手方向両端近傍に第1の脚部と第2の脚部とを備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の点灯装置。
  5. 天井埋め込み穴に挿入する挿入方向の先端近傍に電源端子台が配置されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の点灯装置。
  6. 前記電源端子台が、前記突出部と対向する前記直方体部の面に配置されることを特徴とする請求項5に記載の点灯装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の点灯装置と、
    前記点灯装置から電力が供給される光源を有する灯部と、
    前記点灯装置と前記灯部とを接続する接続具と、
    を備えることを特徴とする埋込型照明機器。
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