JP2009302002A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】半田付け等の工数の増加を伴わず、フロントシェルとリアシェルとが確実に接続されてなるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ100は、リアシェル30と、リアシェル30と組み合わされるフロントシェル40を備えている。リアシェル30には、開口部31が形成されている。フロントシェル40は、バネ片41を備えており、バネ片41上には、リアシェル30を固定するためのリアシェル固定部42と、リアシェル30の内面34と接続するためのリアシェル接続部43が形成されている。リアシェル30をフロントシェル40に組み付けると、リアシェル固定部42が開口部31に係合することにより、リアシェル30がフロントシェル40に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルを相手方コネクタに接続するためのコネクタに関する。
シールド線(ドレイン線)を含むケーブルを相手方コネクタを介して基板に接続するコネクタとしては、例えば特許文献1に開示されているものがある。
特許3824269号公報
近年、信号の高周波数化に伴い、EMI対策の重要性も高まっている。コネクタにおけるEMI対策としては、コネクタのシェル及び相手方コネクタのシェルを介してケーブルのシールド線を基板のグランドプレーンに接続することでシェルによるコネクタのシールドを強化することが挙げられる。
かかる観点から、特許文献1のようにコネクタのシェルがフロントシェルとリアシェルとの2つの部材からなる場合、両者が確実に接続されている必要がある。しかしながら、特許文献1記載のコネクタの場合、フロントシェルとリアシェルとの嵌め合わせの状態によっては、接触が図られないことがある。特許文献1のコネクタにおいてフロントシェルとリアシェルとの接続を確実なものとする手段としては両者の間を半田付け等することが考えられるが、その場合には、半田付け等による工数増に伴いコストも増加してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、半田付け等の工数の増加を伴わず、フロントシェルとリアシェルとが確実に接続されてなるコネクタを提供することを目的とする。
本発明によれば、第1のコネクタとして、
リアシェルと、
該リアシェルと組み合わされるフロントシェルであって、前記リアシェルを固定するリアシェル固定部と前記リアシェルに接続するリアシェル接続部とを有するフロントシェルと
を備えるコネクタが得られる。
本発明によれば、第2のコネクタとして、第1のコネクタにおいて、
前記フロントシェルは、バネ片を備えており、
前記リアシェル固定部と前記リアシェル接続部とは、前記バネ片上に一体形成されており、
前記リアシェルには、開口部が形成されており、
前記リアシェル固定部が前記開口部に係合することにより、前記リアシェルは前記フロントシェルに固定される
コネクタが得られる。
本発明によれば、第3のコネクタとして、第2のコネクタにおいて、
前記フロントシェルは、前記リアシェルと組み合わされる際に、前記リアシェルの前記フロントシェルに対する相対的な位置決めを行う位置決め部を有しており、
前記リアシェル接続部は、前記位置決め部と前記リアシェル固定部との間に位置しており、前記リアシェルの内面に当接することにより前記接続を確立する
コネクタが得られる。
本発明によれば、第4のコネクタとして、第2又は第3のコネクタにおいて、
コンタクトと、コンタクトを保持するハウジングとを更に備えており、
前記ハウジングは、少なくとも前記フロントシェルに覆われており、
前記ハウジングには、固定部が設けられており、
前記フロントシェルには、前記固定部と共に前記フロントシェルと前記ハウジングとの相対位置を固定する固定片が設けられている
コネクタが得られる。
本発明によれば、第5のコネクタとして、第4のコネクタにおいて、
当該コネクタは第1方向において相手方コネクタと嵌合するものであり、
前記フロントシェルは、前記バネ片と前記固定片とを2つずつ備えており、
前記2つのバネ片は、前記第1方向と直交する第2方向において対向するように前記フロントシェルに設けられており、
前記2つの固定片は、前記第1方向及び前記第2方向の双方に直交する第3方向において対向するように前記フロントシェルに設けられている
コネクタが得られる。
本発明によれば、第6のコネクタとして、第5のコネクタにおいて、
前記ハウジングは、前記固定部を2つ有しており、
該2つの固定部は、前記第3方向の外側に向かって突出しており、
前記固定片は、夫々、前記第3方向に貫通した収容部を有しており、
前記固定部が、夫々、前記固定片の前記収容部に収容され、それによって、前記フロントシェルは前記ハウジングに固定される
コネクタが得られる。
特許文献1の場合、リアシェル固定部(ランス)によってリアシェルとフロントシェルとの接続が図られる場合もあるが主目的がリアシェルとフロントシェルとの固定であったため、両者の接続が図られない可能性もあった。これに対して、本発明においては、リアシェル固定部とは別の部位としてリアシェル接続部をフロントシェルに設け、リアシェルのフロントシェルに対する固定とリアシェルとフロントシェルとの接続を機能的に分けることとしたため、リアシェルとフロントシェルとを確実に接続することができる。
特に、リアシェル固定部が形成されているバネ片上にリアシェル接続部をも設けることとすると、リアシェルとフロントシェルとの固定に用いられるバネ片のバネ力を利用することができるため、コネクタを大型化することなく、フロントシェルとリアシェルとの接続を確実に図ることができる。
更には、フロントシェルにリアシェルの位置決め部を設け、その位置決め部とリアシェル固定部との間にリアシェル接続部を位置させることとすると、リアシェル接続部のリアシェルへの接続をより確実なものとすることができる。
図1乃至図3に示されるように、本発明の実施の形態によるコネクタ100は、Y方向(第1方向)において相手方コネクタ(図示せず)と嵌合し、その相手方コネクタに接続された基板(図示せず)に対してケーブル200を接続するためのものであり、複数のコンタクト10と、コンタクト10を保持する絶縁性部材からなるハウジング20と、リアシェル30と、リアシェル30と組み合わせられハウジング20を覆うフロントシェル40とを備えている。
本実施の形態におけるハウジング20は、図2に示されるように、X方向(第3方向)の両外側に突出した2つの固定部21を有している。本実施の形態における固定部21は、ハウジング20の後端部に位置している。固定部21は、X方向から見た場合に、略四角形形状を有しており、Z方向(第2方向)から見た場合に、長方形の一つの角をベベルにしてなる略五角形形状を有している。なお、各固定部21において、略五角形形状のベベル部分はZ方向から見た場合に前側に位置している。
図2に示されるように、リアシェル30の上部及び下部には、開口部31が形成されている。各開口部31は、Z方向から見た場合に長方形形状を有しており、前端部32よりも後端部33に近い位置に形成されている。図1及び図3から理解されるように、リアシェル30の後端部33は、ケーブル200のシールド部202に接続されており、ハウジング20に保持されたコンタクト10の後端を外界からシールドしている。
図2及び図5乃至図7に示されるように、フロントシェル40は、後側に自由端を有する2つのバネ片41を備えている。特に図6及び図7に示されるように、バネ片41は、Z方向において対向するようにして設けられており、夫々、Z方向外側に向かって突出した2つの頂点を有するようにジグザグに折り曲げられている。各バネ片41の2つの頂点のうち後側に位置しているものは、図1及び図3に示されるように、リアシェル30の開口部31に係合してリアシェル30をフロントシェル40に対して固定するリアシェル固定部42として機能し、前側の頂点は、図3に示されるように、リアシェル30の内面34に当接してリアシェル30とフロントシェル40の電気的接続を図るためのリアシェル接続部43として機能する。図3、図6及び図7に示されるように、本実施の形態においては、リアシェル固定部42は、Z方向においてリアシェル接続部43よりも外側に突出している。
図1乃至図3に示されるように、フロントシェル40には、更に、リアシェル30を位置決めするための位置決め部44と、ハウジング20の固定部21に固定される固定片45とが設けられている。より具体的には、本実施の形態によるフロントシェル40には、位置決め部44と固定片45とが夫々2つずつ設けられている。
図3、図4、図6及び図7に示されるように、位置決め部44は、Z方向において対向するように設けられており、夫々、図2、図3及び図5から理解されるように、Z方向から見て、コの字状に切り込みを入れた後、その切り込みの内側の部位をZ方向外側に向かって立ち上げるように折り曲げて形成されている。図1及び図3に示されるように、各位置決め部44は、リアシェル30の前端部32に当接して、リアシェル30のフロントシェル40に対する相対的な位置を決めるためのものである。本実施の形態においては、これらの位置決め部44によってリアシェル30のフロントシェル40に対する位置決めを行い且つ位置決めされたリアシェル30をリアシェル固定部42によりフロントシェル40に固定することとしていることから、リアシェル30のフロントシェル40に対する組み付けを簡単に行うことができる。加えて、リアシェル接続部43を位置決め部44とリアシェル固定部42との間に設けたことから、半田付け等の二次的な工程を経ることなく、リアシェル接続部43をリアシェル30の内面34に確実に接触させることができる。
固定片45は、図2及び図5に示されるように、X方向において対向するように設けられており、夫々、図6及び図7に示されるように、X方向から見た場合に略W字状の外形を有している。詳しくは、左側の固定片45は、図7に示されるように、略W字状の外形を有するようにJ字状の部位を線対象に配置して、構成されている。図6及び図7に示されるように、略W字状の固定片45は、フロントシェル40の側部から後方に延びており、固定片45の中心部45aは前方に向かっている。固定片45の中心部45aの前方には、固定片45をX方向において貫通する収容部46が形成されている。この収容部46内には、ハウジング20の固定部21が位置している。かかる配置により、固定片45の中心部45aが固定部21の後端に当接して固定部21の動きを制限し、それによって、ハウジング20のフロントシェル40に対する相対位置は固定される。なお、固定部21と固定片45の中心部45aは必ずしも当接していなければならないわけではなく、両者の間に多少の遊びが設けられていてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な変形・応用が可能である。例えば、図8に示されるように、リアシェルをリアシェル上部30aとリアシェル下部30bの2つの部材にて構成することとしても良い。
また、上述した実施の形態においては、バネ片41をフロントシェル40の上下に設けていたが、左右に設けることとしてもよい。
更に、上述した実施の形態においては、一対のリアシェル固定部42とリアシェル接続部43とを一つのバネ片41上に形成していたが、バネ片41上に形成せずともよく、また、例えば、リアシェル固定部42をバネ片41上に形成する一方でリアシェル接続部43をバネ片41とは別個に設けた凸部(リアシェル30の内面34に当接させられる)として形成することとしてもよい。
本発明の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。 図1のコネクタを示す分解斜視図である。 図1のコネクタのIII−III線に沿った断面を示す断面図である。 図1のコネクタのフロントシェル、ハウジング及びコンタクトからなる構造を示す正面図である。 図4の構造を示す上面図である。 図4の構造を示す右側面図である。 図4の構造を示す左側面図である。 図1のコネクタの変形例を示す分解斜視図である。
符号の説明
10 コンタクト
20 ハウジング
21 固定部
30 リアシェル
30a リアシェル上部
30b リアシェル下部
31 開口部
32 前端部
33 後端部
34 内面
40 フロントシェル
41 バネ片
42 リアシェル固定部
43 リアシェル接続部
44 位置決め部
45 固定片
45a 中心部
46 収容部
100 コネクタ
200 ケーブル
202 シールド部

Claims (6)

  1. リアシェルと、
    該リアシェルと組み合わされるフロントシェルであって、前記リアシェルを固定するリアシェル固定部と前記リアシェルに接続するリアシェル接続部とを有するフロントシェルと
    を備えるコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    前記フロントシェルは、バネ片を備えており、
    前記リアシェル固定部と前記リアシェル接続部とは、前記バネ片上に一体形成されており、
    前記リアシェルには、開口部が形成されており、
    前記リアシェル固定部が前記開口部に係合することにより、前記リアシェルは前記フロントシェルに固定される
    コネクタ。
  3. 請求項2記載のコネクタにおいて、
    前記フロントシェルは、前記リアシェルと組み合わされる際に、前記リアシェルの前記フロントシェルに対する相対的な位置決めを行う位置決め部を有しており、
    前記リアシェル接続部は、前記位置決め部と前記リアシェル固定部との間に位置しており、前記リアシェルの内面に当接することにより前記接続を確立する
    コネクタ。
  4. 請求項2又は請求項3記載のコネクタにおいて、
    コンタクトと、コンタクトを保持するハウジングとを更に備えており、
    前記ハウジングは、少なくとも前記フロントシェルに覆われており、
    前記ハウジングには、固定部が設けられており、
    前記フロントシェルには、前記固定部と共に前記フロントシェルと前記ハウジングとの相対位置を固定する固定片が設けられている
    コネクタ。
  5. 請求項4記載のコネクタにおいて、
    当該コネクタは第1方向において相手方コネクタと嵌合するものであり、
    前記フロントシェルは、前記バネ片と前記固定片とを2つずつ備えており、
    前記2つのバネ片は、前記第1方向と直交する第2方向において対向するように前記フロントシェルに設けられており、
    前記2つの固定片は、前記第1方向及び前記第2方向の双方に直交する第3方向において対向するように前記フロントシェルに設けられている
    コネクタ。
  6. 請求項5記載のコネクタにおいて、
    前記ハウジングは、前記固定部を2つ有しており、
    該2つの固定部は、前記第3方向の外側に向かって突出しており、
    前記固定片は、夫々、前記第3方向に貫通した収容部を有しており、
    前記固定部が、夫々、前記固定片の前記収容部に収容され、それによって、前記フロントシェルは前記ハウジングに固定される
    コネクタ。
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