JP2010064355A - サーマルヘッドを用いた印字方法及び印字装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サーマルヘッド11の発熱体の発熱により、保護シート22を介して、記録媒体(装飾用リボン21)の表面状態を変化させ、記録媒体からなる発熱体の発熱に対応した前記各ドットを形成する。また、印字パターンの輪郭を構成するドットにはより多くの熱量を付与して輪郭線が明瞭な印字パターンを形成し、更に、隣接するドット同士が連結した印字パターンを形成する。
【選択図】図1
Description
ところが、上述のような印字方法で転写層に金属層を備える転写箔(以下、金属転写箔という)を転写して形成された印字パターンは、各ドットが点として形成され、それらの集合体として印字パターンが形成されているため、金属光沢に乏しく、見栄えも悪い。これは、各ドット間に隙間が生じている、又は、各ドット間において、転写層と記録媒体との密着性が悪く、皺等が生じているためである。また、点の集合により構成された印字パターンは、その輪郭も不明瞭である。
1.直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記サーマルヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させ、前記各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを前記記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、
前記発熱体の発熱により前記記録媒体の表面状態を変化させ、該記録媒体からなる前記ドットを形成することを特徴とするサーマルヘッドを用いた印字方法。
2.前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成される上記1.記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
3.前記記録媒体の材質は、合成樹脂、ゴム又は皮革である上記1.又は上記2.記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
4.直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記サーマルヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させ、前記各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを前記記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、
前記各ドットは、それぞれ前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい時間連続して前記電圧が印加されて形成されることを特徴とするサーマルヘッドを用いた印字方法。
5.前記各ドットは、それぞれ前記電圧の大きさを段階的に小さくして形成される上記4.記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
6.直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記サーマルヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させ、前記各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを前記記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、
前記印字パターンの形状の情報である印字データを取得する印字データ取得工程と、
前記印字データに基づいて、前記記録媒体に形成されるドットの配列情報であるドット配列データを生成するドット配列データ生成工程と、
前記ドット配列データに基づいて、前記各ドットの周囲に形成されるドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさ及び/又は印加時間をそれぞれ設定し、印加電圧データを生成する印加電圧データ生成工程と、
前記ドット配列データ及び前記印加電圧データに基づいて、前記各発熱体を発熱させる信号を出力する出力工程と、を備えることを特徴とするサーマルヘッドを用いた印字方法。
7.前記各ドットは、それぞれ前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい時間連続して前記電圧が印加されて形成される上記6.記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
8.前記各ドットは、それぞれ前記電圧の大きさを段階的に小さくして形成される上記7.記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
9.前記参照に用いられるドットの有無は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動の前後方向及び直交方向の四方それぞれ1〜7つのドットの有無である上記6.乃至上記8.のいずれかに記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
10.前記参照に用いられるドットの有無は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び該相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無である上記6.乃至上記8.のいずれかに記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
11.前記ドットは、前記発熱体の発熱により、転写層に金属層を備える転写箔から転写される転写層からなるドットである上記4.乃至上記10.のいずれかに記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
12.前記ドットは、前記発熱体の発熱により前記記録媒体の表面状態を変化させて形成される該記録媒体からなるドットである上記4.乃至上記10.のいずれかに記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
13.前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成される上記12.記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
14.前記記録媒体の材質は、合成樹脂、ゴム又は皮革である上記4.乃至上記13.のいずれかに記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
15.前記サーマルヘッドは予熱されている上記1.乃至上記14.のいずれかに記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
16.直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記サーマルヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させ、前記各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを前記記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、
前記印字パターンの形状の情報である印字データを取得する印字データ取得工程と、
前記印字データに基づいて、前記記録媒体に形成されるドットの配列情報であるドット配列データを生成するドット配列データ生成工程と、
前記ドット配列データに基づいて、前記各ドットの周囲に形成されるドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさを設定し、印加電圧データを生成する印加電圧データ生成工程と、
前記ドット配列データ及び前記印加電圧データに基づいて、前記各発熱体を発熱させる信号を出力する出力工程と、を備え、
前記各ドットは、それぞれ前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい時間連続して前記電圧が印加されて形成されると共に、前記電圧の大きさを段階的に小さくして形成され、
前記参照に用いられるドットの有無は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び該相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無であり、
前記ドットは、前記発熱体の発熱により前記記録媒体の表面状態を変化させて形成される該記録媒体からなるドットであり、
前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ且つ前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成され、
前記記録媒体は、樹脂繊維を織ってなる装飾用リボンであることを特徴とするサーマルヘッドを用いた印字方法。
17.前記サーマルヘッドは予熱されている上記16.記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
18.直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、を備え、
前記サーマルヘッドにより前記記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記移動手段により該サーマルヘッドと該記録媒体とを相対的に移動させ、該各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを該記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字装置であって、
前記発熱体の発熱により前記記録媒体の表面状態を変化させ、該記録媒体からなる前記ドットを形成することを特徴とする印字装置。
19.前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成される上記18.記載の印字装置。
20.前記記録媒体の材質は、合成樹脂、ゴム又は皮革である上記18.又は上記19.記載の印字装置。
21.直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、を備え、
前記サーマルヘッドにより前記記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記移動手段により該サーマルヘッドと該記録媒体とを相対的に移動させ、該各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを該記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字装置であって、
前記各発熱体の選択的な発熱は、1ドットあたりの電圧印加時間が前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい電圧印加による発熱であることを特徴とする印字装置。
22.前記各発熱体の選択的な発熱は、前記電圧の大きさが段階的に小さくなる電圧印加による発熱である上記21.記載の印字装置。
23.直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、を備え、
前記サーマルヘッドにより前記記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記移動手段により該サーマルヘッドと該記録媒体とを相対的に移動させ、該各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを該記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字装置であって、
前記印字パターンの形状の情報である印字データを取得する印字データ取得部と、
前記印字データに基づいて、前記記録媒体に形成されるドットの配列情報であるドット配列データを生成するドット配列データ生成部と、
前記ドット配列データに基づいて、前記各ドットの周囲に形成されるドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさ及び/又は印加時間をそれぞれ設定し、印加電圧データを生成する印加電圧データ生成部と、
前記ドット配列データ及び前記印加電圧データに基づいて、前記各発熱体を発熱させる信号を出力する出力部と、を備えることを特徴とする印字装置。
24.前記各発熱体の選択的な発熱は、1ドットあたりの電圧印加時間が前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい電圧印加による発熱である上記23.記載の印字装置。
25.前記各発熱体の選択的な発熱は、前記電圧の大きさが段階的に小さくなる電圧印加による発熱である上記24.記載の印字装置。
26.前記印加電圧データ生成部は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動の前後方向及び直交方向の四方それぞれ1〜7つのドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさ及び/又は印加時間をそれぞれ設定する上記23.乃至25記載の印字装置。
27.前記印加電圧データ生成部は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び該相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさ及び/又は印加時間をそれぞれ設定する上記23.乃至25記載の印字装置。
28.前記ドットは、前記発熱体の発熱に対応して転写層に金属層を備える転写箔から転写される転写層からなるドットである上記21.乃至上記27.のいずれかに記載の印字装置。
29.前記各ドットは、前記発熱体の発熱に対応して前記記録媒体の表面状態が変化されて形成されるドットである上記21.乃至上記27.のいずれかに記載の印字装置。
30.前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成される上記29.記載の印字装置。
31.前記記録媒体の材質は、合成樹脂、ゴム又は皮革である上記21.乃至上記30.のいずれかに記載の印字装置。
32.前記サーマルヘッドを予熱する予熱手段を更に備える上記18.乃至上記31.のいずれかに記載の印字装置。
33.直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、を備え、
前記サーマルヘッドにより前記記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記移動手段により該サーマルヘッドと該記録媒体とを相対的に移動させ、該各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを該記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字装置であって、
前記印字パターンの形状の情報である印字データを取得する印字データ取得部と、
前記印字データに基づいて、前記記録媒体に形成されるドットの配列情報であるドット配列データを生成するドット配列データ生成部と、
前記ドット配列データに基づいて、前記各ドットの周囲に形成されるドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさを設定し、印加電圧データを生成する印加電圧データ生成部と、
前記ドット配列データ及び前記印加電圧データに基づいて、前記各発熱体を発熱させる信号を出力する出力部と、を備え、
前記各発熱体の選択的な発熱は、1ドットあたりの電圧印加時間が前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しく、且つ、印加される前記電圧の大きさが段階的に小さくなる電圧印加による発熱であり、 前記印加電圧データ生成部は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び該相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさを設定し、
前記各ドットは、前記発熱体の発熱に対応して前記記録媒体の表面状態が変化されて形成されるドットであり、
前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成され、
前記記録媒体は樹脂繊維を織ってなる装飾用リボンであることを特徴とする印字装置。
34.前記サーマルヘッドを予熱する予熱手段を更に備える上記33.記載の印字装置。
また、前記ドットが、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成される場合は、記録媒体が直接サーマルヘッドに接触して摺動せず、保護シートを介して印字されるので、摺動面である印字部の磨耗を抑制することができる。また、記録媒体上に付着している塵、溶融した記録媒体自体等の異物がサーマルヘッドに付着し、熱の伝達を妨げることによる筋状の印字不良を防止することができる。
また、前記各ドットが、それぞれ前記電圧の大きさを段階的に小さくして形成される場合は、印字パターンの端部に相当するドットの形成に際し、次のドットの領域まで印字されてしまう、所謂尾引き現象を抑制することができる。
また、前記各ドットが、それぞれ前記電圧の大きさを段階的に小さくして形成される場合は、印字パターンの端部に相当するドットの形成に際し、所謂尾引き現象を抑制することができる。
更に、前記参照に用いられるドットの有無が、少なくとも前記各ドットの前記相対移動の前後方向及び直交方向の四方それぞれ1〜7つのドットの有無である場合は、周辺のドット形成の有無状況を適確に把握でき、当該ドットが印字パターンのどの部分を構成するドットであるかを好適に判別できる。
また、前記参照に用いられるドットの有無が、前記各ドットの前記相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び該相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無である場合は、周辺のドット形成の有無状況を適確且つ高速に把握でき、当該ドットが印字パターンのどの部分を構成するドットであるかをより好適に判別できる。
また、本発明に係る印字装置は、上述のすべての効果と同様の効果を奏する印字装置である。
本実施形態1に係るサーマルヘッドを用いた印字方法は、直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより各発熱体を選択的に発熱させると共にサーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させ、各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを記録媒体に形成し、各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、発熱体の発熱により記録媒体の表面状態を変化させ、記録媒体からなるドットを形成することを特徴とする。即ち、本発明は、転写箔を用いることなく、サーマルヘッドにより記録媒体を押圧し、加熱することによって記録媒体の表面に直接印字パターンを形成するものである。
上記「記録媒体」は、上記複数の発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットが形成され、上記各ドットから構成される印字パターンが形成される限り、その材質、形状、形態等は特に問わない。この記録媒体の材質としては、例えば、合成樹脂、ゴム、皮革、合成皮革等を挙げることができる。また、この記録媒体の形状としては、例えば、長尺帯状、矩形状(正方形、長方形等)多角形状、円形状、長円形状、楕円形状等が挙げられる。また、この記録媒体の形態としては、例えば、装飾用リボンや、本、手帳、アルバム等の表紙等を挙げることができる。特に、装飾用リボンとして、光沢を有する樹脂繊維を織ってなるサテン織のリボン、光沢を有する又は光沢を付与された繊維を織ってなるリボン等が挙げられる。
上記「発熱体の発熱により記録媒体の表面状態を変化させ」とは、例えば、記録媒体が有する規則的な起伏等を、発熱体の発熱による熱を付与して平滑化させたり、元の状態とは異なる不規則な起伏を生じさせたりすることをいう。これにより、表面状態を変化させた箇所は、元の表面状態のままの箇所とは異なる光沢を示すようになり、発熱体の発熱に対応した各ドットが形成され、印字パターンが形成される。
本実施形態2に係るサーマルヘッドを用いた印字方法は、直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより各発熱体を選択的に発熱させると共にサーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させ、各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを記録媒体に形成し、各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、各ドットは、それぞれ前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい時間連続して前記電圧が印加されて形成されることを特徴とする。
尚、上記「サーマルヘッド」、「記録媒体」及び「サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動」については、それぞれ上述の実施形態1に記載の内容をそのまま適用できる。
上記「転写箔」は、転写層に金属層を備える限り、特に限定されるものではない。
本実施形態3に係るサーマルヘッドを用いた印字方法は、直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより各発熱体を選択的に発熱させると共にサーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させ、各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを記録媒体に形成し、各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、以下に述べる、印字データ取得工程と、ドット配列データ生成工程と、印加電圧データ生成工程と、出力工程と、を備えることを特徴とする。
尚、上記「サーマルヘッド」、「記録媒体」及び「サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動」は、上述の実施形態1に記載の内容をそのまま適用できる。
上記「ドット配列データ生成工程」は、上記印字データに基づいて、上記記録媒体に形成されるドットの配列情報であるドット配列データを生成する限り、その生成形態等は特に限定されない。このドット配列データ生成工程により、上記印字データが、上記発熱体の発熱により形成されるドットの配列情報に変換される(例えば、図5(b)等参照)。
上記参照に用いられるドットの有無は、少なくとも上記各ドットの上記相対移動の前後方向及び直交方向の四方それぞれ1〜7つのドットの有無であることが好ましく、相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無であることが更に好ましい(例えば、図6(a)〜(c)等参照)。
上記「出力工程」は、上記印字パターンデータ及び上記印加電圧データに基づいて、上記各発熱体を発熱させる信号を出力する限り、その出力形態等は特に限定されない。
(1)実施例1の構成
本実施例1に係るサーマルプリンタ1は、図1及び2に示すように、サーマルヘッド11と、サーマルヘッド11を予熱するヘッドヒータ12と、サーマルヘッド11の押圧部11aによる押圧力を受ける支持ローラ13と、記録媒体である装飾用リボン21をサーマルヘッド11に対して相対移動させるピンチローラ14とを備えている。
ヘッドヒータ12は、サーマルヘッド11と一体に設けられており、サーマルヘッド11を40〜70℃に予熱する。
支持ローラ13は、装飾用リボン21及び保護シート22を介して、サーマルヘッド11の押圧部11aの押圧力を受けるように回転自在に設けられている。また、支持ローラ13のローラ表面には、シリコン樹脂がライニングされている。
ピンチローラ14は、上側ローラ14a及び下側ローラ14bを有しており、これらにより、装飾用リボン21及び保護シート22を挟持する。そして、この挟持した状態で、図示しない駆動源により回転して、装飾用リボン21及び保護シート22を送り出す。
保護シート22は、長尺帯状のPET製としている。この保護シート22は、送りローラ16にロール状に巻き回されており、第4補助ローラ18d、第2補助ローラ18b、支持ローラ13を経て、装飾用リボン21と共にピンチローラ14に挟持されている。ピンチローラ14から送り出された保護シート22は、図示しない駆動源を有する巻取ローラ17に巻き取られる。また、保護シート22は、第2補助ローラ18bから支持ローラ13の間で装飾用リボン21と重ね合わされており、装飾用リボン21と共にサーマルヘッド11の押圧部11aによる押圧力を受けている。そして、装飾用リボン21は支持ローラ13と、保護シート22はサーマルヘッド11の押圧部11aと、それぞれ接した状態で挟持されている。更に、保護シート22は、支持ローラ13からピンチローラ14の間で、装飾用リボン21が第3補助ローラ18cにより下方へ迂回しているため、装飾用リボン21から離隔されている。
また、サーマルプリンタ1は、上記各部を制御し、印字パターンの形成を実行させる図示しない制御部を備えている。
次に、このように構成された実施例1のサーマルプリンタ1を使用して装飾用リボン21の表面に印字パターンを形成する方法を説明する。
最初に、装飾用リボン21及び保護シート22を、上述のように、所定の経路で各ローラに巻き回す。また、ヘッドヒータ12によりサーマルヘッド11を予熱しておく。準備が完了したら印字を開始する。
発熱体で発生した熱は、保護シート22を介して装飾用リボン21に伝導する。そして装飾用リボン21は、伝導した熱により、その表面が軟化、溶融され、表面が平滑化される。この平滑化された表面が印字パターンとなる。
尚、所定の印字が完了した後もピンチローラ14は引き続き回転する。ピンチローラ14の回転は、装飾用リボン21の印字パターンが形成された箇所がピンチローラ14を通過し、所定の送り量を送り終えたところで停止される。
以上より、本実施例1によると、サーマルヘッド11を用いて、装飾用リボン21の表面を軟化、溶融して平滑化させて印字パターンが形成される。このように、記録媒体である装飾用リボン21の表面状態を変化させることにより印字パターンを形成しているので、従来のように、転写箔の転写層を記録媒体に転写することにより印字パターンを形成する印字方法と比較して、従来にない新規な美観を備える印字を実現できる。また、インクリボン等の転写箔を用いないので、ランニングコストを抑えることができる。
更に、本実施例1では、サーマルヘッド11をヘッドヒータ12により予熱するようにしたので、サーマルヘッド11の発熱体の発熱がサーマルヘッド11自体を昇温させることなく、転写箔を転写する場合と比較してより多くの熱エネルギを必要とする、装飾用リボン21の表面を軟化、溶融させるための十分な熱エネルギを装飾用リボン21に付与することができ、効果的に印字パターンを形成することができる。
次に、実施例2に係るサーマルヘッドを用いた印字方法について説明する。本実施例2に係る印字方法は、アルミニウムの転写層を備える金属転写箔を用いて、記録媒体である装飾用リボンに転写層を転写してなる印字パターン形成を例示して説明する。
尚、本実施例2に係るサーマルプリンタにおいて上記実施例1のサーマルプリンタ1と略同じ構成部分は、同符号を付け詳説を省略する。
本実施例2に係るサーマルプリンタ1は、図1及び2に示すように、サーマルヘッド11と、サーマルヘッド11を予熱するヘッドヒータ12と、サーマルヘッド11の押圧部11aによる押圧力を受ける支持ローラ13と、記録媒体である装飾用リボン21をサーマルヘッド11に対して相対移動させるピンチロ−ラ14とを備えている点は実施例1と同様であるが、実施例1の保護シートに換えて、転写箔42が用いられている。即ち、本実施例2では、サーマルヘッドを用いた印字方法であって、転写箔を用いて記録媒体に転写層を転写してなる印字パターンを形成する印字方法を説明する。
また、本実施例2に係るサーマルプリンタ1は、更に、図3に示す制御部30を備えている。
印字データ取得部30aは、図示しない入力手段により入力される、印字データ(図5(a)参照)を取得する。この取得する印字データは、ドットの集合である印字パターンの全体形状に相当するものである。
出力部30dは、上記のようにして生成したドット配列データ及び印加電圧データに基づいて、発熱体に印加する所定の大きさ、印加時間の電圧を、所定のタイミングで出力する。
次に、このように構成された実施例2のサーマルプリンタ1を使用して装飾用リボン21の表面に金属転写層を転写してなる印字パターンを形成する方法を説明する。
最初に、印字パターンデータ及び印加電圧データの生成方法について説明する。
まず、制御部30は、印字データ取得部30aにより、入力手段から入力される印字データを取得する。次に、ドット配列データ生成部30bは、上記取得した印字データに基づいて、ドット配列データを生成する。そして、印加電圧データ生成部30cは、ドット配列データに基づいて、各ドットについて、ドット形成のためにサーマルヘッド11の発熱体に印加する電圧を設定した印加電圧データを生成する。このように、制御部30により、ドット配列データ及び印加電圧データを予め生成しておく。
サーマルヘッド11及び支持ローラ13を通過した装飾用リボン21は、接着層42dによりその表面に接着された転写層42cを、基材42aから剥離し且つ基材42a側に残る転写されない転写層42cから分断するために、第3補助ローラ18cにより、転写箔42から離れる方向へ送り出される。その後、ピンチローラ14を通過して下側ローラ14b側へ排出される。一方、ピンチローラ14を通過した保護シート22は、上側ローラ14a側へ排出され、巻取ローラ17に巻き取られる。
尚、所定の印字が完了した後もピンチローラ14は引き続き回転する。ピンチローラ14の回転は、装飾用リボン21の印字パターンが形成された箇所がピンチローラ14を通過し、所定の送り量を送り終えたところで停止される。
以上より、本実施例2によると、サーマルヘッド11を用いて、装飾用リボン21の表面に、金属箔を備える転写層42cを転写して印字パターンが形成される。このとき、印字パターンの輪郭近傍を構成するドットには、印字パターンの中心付近を構成するドットと比較して、より大きな熱エネルギを付与して、接着層42dが装飾用リボン21により強固に接着するようにしている。これにより、印字パターンの輪郭近傍のドットをとなる転写層をより強固に接着させ、転写箔の基材側に残る転写されない転写層から正確に分断させることができ、転写された転写層42cからなる印字パターンの輪郭をより明瞭にすることができる。
本発明においては、上記実施例1及び2に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で、種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例1では、保護シート22を用いて、記録媒体である装飾用リボン21の表面状態を変化させて印字パターンを形成するようにしたが、これに限定されず、保護シート22を用いずに、サーマルヘッド11の押圧部11aを直接装飾用リボン21の表面に接触させて摺動させ、印字パターンを形成するようにしてもよい。
支持部53は、樹脂シート61及び転写箔42を介して、サーマルヘッド51の押圧部51aの押圧力を受けるように移動不能に設けられている。
箔ヒータ59は、サーマルヘッド51に対して、印字方向の上流側に設けられており、支持部53に載置された樹脂シート61の上側に重ね合わされた転写箔42を40〜80℃に予熱する。
樹脂シート61は、長方形状のポリプロピレン製である。
また、上述の実施形態では、金属転写箔を転写して印字パターンを形成するようにしたが、これに限定されず、実施例1と同様に、記録媒体である樹脂シート61の表面状態を変化させて印字パターンを形成するようにしてもよく、この場合、実施例1と同様に、保護シートを介しての印字でもよいし、保護シートを用いなくてもよい。
更に、上述の実施形態では、記録媒体として、長方形状のポリプロピレン製樹脂シート61を用いたが、形状、材質等も、これに限定されず、円形状、長尺帯状等、ゴム、皮革、合成皮革等としてもよい。
Claims (34)
- 直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記サーマルヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させ、前記各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを前記記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、
前記発熱体の発熱により前記記録媒体の表面状態を変化させ、該記録媒体からなる前記ドットを形成することを特徴とするサーマルヘッドを用いた印字方法。 - 前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成される請求項1記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 前記記録媒体の材質は、合成樹脂、ゴム又は皮革である請求項1又は2記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記サーマルヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させ、前記各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを前記記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、
前記各ドットは、それぞれ前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい時間連続して前記電圧が印加されて形成されることを特徴とするサーマルヘッドを用いた印字方法。 - 前記各ドットは、それぞれ前記電圧の大きさを段階的に小さくして形成される請求項4記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記サーマルヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させ、前記各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを前記記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、
前記印字パターンの形状の情報である印字データを取得する印字データ取得工程と、
前記印字データに基づいて、前記記録媒体に形成されるドットの配列情報であるドット配列データを生成するドット配列データ生成工程と、
前記ドット配列データに基づいて、前記各ドットの周囲に形成されるドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさ及び/又は印加時間をそれぞれ設定し、印加電圧データを生成する印加電圧データ生成工程と、
前記ドット配列データ及び前記印加電圧データに基づいて、前記各発熱体を発熱させる信号を出力する出力工程と、を備えることを特徴とするサーマルヘッドを用いた印字方法。 - 前記各ドットは、それぞれ前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい時間連続して前記電圧が印加されて形成される請求項6記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 前記各ドットは、それぞれ前記電圧の大きさを段階的に小さくして形成される請求項7記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 前記参照に用いられるドットの有無は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動の前後方向及び直交方向の四方それぞれ1〜7つのドットの有無である請求項6乃至8のいずれか一項に記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 前記参照に用いられるドットの有無は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び該相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無である請求項6乃至8のいずれか一項に記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 前記ドットは、前記発熱体の発熱により、転写層に金属層を備える転写箔から転写される転写層からなるドットである請求項4乃至10のいずれか一項に記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 前記ドットは、前記発熱体の発熱により前記記録媒体の表面状態を変化させて形成される該記録媒体からなるドットである請求項4乃至10のいずれか一項に記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成される請求項12記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 前記記録媒体の材質は、合成樹脂、ゴム又は皮革である請求項4乃至13のいずれか一項に記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 前記サーマルヘッドは予熱されている請求項1乃至14のいずれか一項に記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドにより記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記サーマルヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させ、前記各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを前記記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字方法であって、
前記印字パターンの形状の情報である印字データを取得する印字データ取得工程と、
前記印字データに基づいて、前記記録媒体に形成されるドットの配列情報であるドット配列データを生成するドット配列データ生成工程と、
前記ドット配列データに基づいて、前記各ドットの周囲に形成されるドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさを設定し、印加電圧データを生成する印加電圧データ生成工程と、
前記ドット配列データ及び前記印加電圧データに基づいて、前記各発熱体を発熱させる信号を出力する出力工程と、を備え、
前記各ドットは、それぞれ前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい時間連続して前記電圧が印加されて形成されると共に、前記電圧の大きさを段階的に小さくして形成され、
前記参照に用いられるドットの有無は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び該相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無であり、
前記ドットは、前記発熱体の発熱により前記記録媒体の表面状態を変化させて形成される該記録媒体からなるドットであり、
前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ且つ前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成され、
前記記録媒体は、樹脂繊維を織ってなる装飾用リボンであることを特徴とするサーマルヘッドを用いた印字方法。 - 前記サーマルヘッドは予熱されている請求項16記載のサーマルヘッドを用いた印字方法。
- 直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、を備え、
前記サーマルヘッドにより前記記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記移動手段により該サーマルヘッドと該記録媒体とを相対的に移動させ、該各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを該記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字装置であって、
前記発熱体の発熱により前記記録媒体の表面状態を変化させ、該記録媒体からなる前記ドットを形成することを特徴とする印字装置。 - 前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成される請求項18記載の印字装置。
- 前記記録媒体の材質は、合成樹脂、ゴム又は皮革である請求項18又は19記載の印字装置。
- 直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、を備え、
前記サーマルヘッドにより前記記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記移動手段により該サーマルヘッドと該記録媒体とを相対的に移動させ、該各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを該記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字装置であって、
前記各発熱体の選択的な発熱は、1ドットあたりの電圧印加時間が前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい電圧印加による発熱であることを特徴とする印字装置。 - 前記各発熱体の選択的な発熱は、前記電圧の大きさが段階的に小さくなる電圧印加による発熱である請求項21記載の印字装置。
- 直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、を備え、
前記サーマルヘッドにより前記記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記移動手段により該サーマルヘッドと該記録媒体とを相対的に移動させ、該各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを該記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字装置であって、
前記印字パターンの形状の情報である印字データを取得する印字データ取得部と、
前記印字データに基づいて、前記記録媒体に形成されるドットの配列情報であるドット配列データを生成するドット配列データ生成部と、
前記ドット配列データに基づいて、前記各ドットの周囲に形成されるドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさ及び/又は印加時間をそれぞれ設定し、印加電圧データを生成する印加電圧データ生成部と、
前記ドット配列データ及び前記印加電圧データに基づいて、前記各発熱体を発熱させる信号を出力する出力部と、を備えることを特徴とする印字装置。 - 前記各発熱体の選択的な発熱は、1ドットあたりの電圧印加時間が前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しい電圧印加による発熱である請求項23記載の印字装置。
- 前記各発熱体の選択的な発熱は、前記電圧の大きさが段階的に小さくなる電圧印加による発熱である請求項24記載の印字装置。
- 前記印加電圧データ生成部は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動の前後方向及び直交方向の四方それぞれ1〜7つのドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさ及び/又は印加時間をそれぞれ設定する請求項23乃至25記載の印字装置。
- 前記印加電圧データ生成部は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び該相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさ及び/又は印加時間をそれぞれ設定する請求項23乃至25記載の印字装置。
- 前記ドットは、前記発熱体の発熱に対応して転写層に金属層を備える転写箔から転写される転写層からなるドットである請求項21乃至27のいずれか一項に記載の印字装置。
- 前記各ドットは、前記発熱体の発熱に対応して前記記録媒体の表面状態が変化されて形成されるドットである請求項21乃至27のいずれか一項に記載の印字装置。
- 前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成される請求項29記載の印字装置。
- 前記記録媒体の材質は、合成樹脂、ゴム又は皮革である請求項21乃至30のいずれか一項に記載の印字装置。
- 前記サーマルヘッドを予熱する予熱手段を更に備える請求項18乃至31のいずれか一項に記載の印字装置。
- 直線状に配列された複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、を備え、
前記サーマルヘッドにより前記記録媒体を押圧した状態で、電圧を印加することにより前記各発熱体を選択的に発熱させると共に前記移動手段により該サーマルヘッドと該記録媒体とを相対的に移動させ、該各発熱体の発熱にそれぞれ対応したドットを該記録媒体に形成し、該各ドットから構成される印字パターンを形成する印字装置であって、
前記印字パターンの形状の情報である印字データを取得する印字データ取得部と、
前記印字データに基づいて、前記記録媒体に形成されるドットの配列情報であるドット配列データを生成するドット配列データ生成部と、
前記ドット配列データに基づいて、前記各ドットの周囲に形成されるドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさを設定し、印加電圧データを生成する印加電圧データ生成部と、
前記ドット配列データ及び前記印加電圧データに基づいて、前記各発熱体を発熱させる信号を出力する出力部と、を備え、
前記各発熱体の選択的な発熱は、1ドットあたりの電圧印加時間が前記相対移動の1ドットあたりの移動時間と等しく、且つ、印加される前記電圧の大きさが段階的に小さくなる電圧印加による発熱であり、 前記印加電圧データ生成部は、少なくとも前記各ドットの前記相対移動方向の前方3つ、後方2つ、及び該相対移動方向に直交する方向の両方各2つの計9つのドットの有無を参照して前記各発熱体に印加する電圧の大きさを設定し、
前記各ドットは、前記発熱体の発熱に対応して前記記録媒体の表面状態が変化されて形成されるドットであり、
前記ドットは、前記サーマルヘッド及び前記記録媒体の間に設けられ、且つ、前記サーマルヘッドに対して相対的に移動する保護シートを介して形成され、
前記記録媒体は樹脂繊維を織ってなる装飾用リボンであることを特徴とする印字装置。 - 前記サーマルヘッドを予熱する予熱手段を更に備える請求項33記載の印字装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2008232634A JP2010064355A (ja) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | サーマルヘッドを用いた印字方法及び印字装置 |
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| JP2008232634A JP2010064355A (ja) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | サーマルヘッドを用いた印字方法及び印字装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010064355A true JP2010064355A (ja) | 2010-03-25 |
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| JP2008232634A Pending JP2010064355A (ja) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | サーマルヘッドを用いた印字方法及び印字装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2010064355A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013202839A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Mimaki Engineering Co Ltd | 転写方法及び転写装置 |
| JP2022000330A (ja) * | 2020-06-19 | 2022-01-04 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 箔転写ユニット付きインクジェットプリンタ |
Citations (3)
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|---|---|---|---|---|
| JPH03153382A (ja) * | 1989-11-11 | 1991-07-01 | Fuji Syst Kiki Kk | ノンインパクト式磁気インク文字印字装置用印字用紙及びノンインパクト式磁気インク文字印字装置における印字用紙の前処理方法 |
| JPH10324010A (ja) * | 1997-05-23 | 1998-12-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | 凹凸画像の作成方法 |
| JP2004195986A (ja) * | 2004-01-23 | 2004-07-15 | Toshiba Tec Corp | サーマルプリンタ |
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2008
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| JP7429163B2 (ja) | 2020-06-19 | 2024-02-07 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 箔転写ユニット付きインクジェットプリンタ |
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