JP2010077961A - 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置 - Google Patents

密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010077961A
JP2010077961A JP2009074713A JP2009074713A JP2010077961A JP 2010077961 A JP2010077961 A JP 2010077961A JP 2009074713 A JP2009074713 A JP 2009074713A JP 2009074713 A JP2009074713 A JP 2009074713A JP 2010077961 A JP2010077961 A JP 2010077961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
blade
cylinder
chamber
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009074713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5360709B2 (ja
Inventor
Takuya Hirayama
卓也 平山
Toshihiko Futami
俊彦 二見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carrier Japan Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Priority to JP2009074713A priority Critical patent/JP5360709B2/ja
Priority to PCT/JP2009/065114 priority patent/WO2010024409A1/ja
Priority to CN200980133645.XA priority patent/CN102132046B/zh
Priority to KR1020117003688A priority patent/KR101271272B1/ko
Publication of JP2010077961A publication Critical patent/JP2010077961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5360709B2 publication Critical patent/JP5360709B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、全能力運転と能力半減運転との能力可変をなし、構成の簡素化と、部品数を低減して工数の削減化を図り、コストへの影響を抑制し、運転切換え時間の短縮化を図れる密閉型圧縮機と、この密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】密閉容器1内に、第2のシリンダ6Bに設けられる第2のブレード室10bの圧力を吐出圧と吸込み圧に切換えるための圧力切換え弁Kの少なくとも一部を内蔵し、この圧力切換え弁は軸方向に沿ってスライダ用孔25を有する弁本体21と、スライダ用孔に配置されるスライダ24とを有し、上記スライダは、第2のブレード室と密閉容器内空間とを連通する第1の動作位置と、第2のブレード室と第2のシリンダ室に接続される吸込み連通路26とを連通する第2の動作位置とに切換え可能とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧縮能力の切換えが可能な密閉型圧縮機と、この密閉型圧縮機を備えて冷凍サイクルを構成する冷凍サイクル装置に関する。
第1の圧縮機構部を構成する第1のシリンダと、第2の圧縮機構部を構成する第2のシリンダのそれぞれにシリンダ室を備えた密閉型圧縮機が多用される。この種の圧縮機において、2つのシリンダ室同時に圧縮作用を行う、もしくはいずれか一方のシリンダ室での圧縮作用を中断して圧縮仕事を低減する、いわゆる能力可変ができれば有利である。
たとえば、[特許文献1]は、アキュームレータと第2のシリンダ室とを連通する吸込み管から分岐する分岐管を設け、この分岐管と第2のシリンダに設けられるブレード室に連通するとともに、密閉容器の内底部に連通する配管構成を備え、分岐管に第1の開閉弁を備え、密閉容器内底部に連通する配管に第2の開閉弁を備えた発明が開示される。
第1の開閉弁を閉成し、第2の開閉弁を開放すると、密閉容器内の吐出圧(の潤滑油)がブレード室に導かれ、ブレードに高圧の背圧を付与してシリンダ室で圧縮作用を行わせる。他方のシリンダ室では通常の圧縮作用が行われていて、2室同時の圧縮作用となり、全能力運転となる。
第1の開閉弁を開放し、第2の開閉弁を閉成すると、アキュームレータから導出される吸込み圧(低圧ガス冷媒)が上記ブレード室に導かれる。ブレードに低圧の背圧が付与され、シリンダ室と同圧の低圧雰囲気となる。このシリンダ室では圧縮作用が行われず、他方のシリンダ室のみの圧縮作用となり、能力半減運転となる。
[特許文献2]では、シリンダと密閉容器でブレード室を仕切るとともに、電磁コイルによってスライダを往復駆動させ、吸込み管とブレード室とを連通する吸込み通路を開閉する発明が開示されている。
スライダを移動させて吸込み通路を開放し、ブレード室と吸込み管が連通すると、ブレード室が低圧となる。ブレードはばね部材で引っ張られ、一方のシリンダ室では圧縮作用が行われないが、他方のシリンダ室では圧縮運転をなす。
スライダを逆方向へ移動し吸込み通路を閉成すると、シリンダと密閉容器との間から吐出圧のガスがブレード室へ導かれる。ブレード室は高圧となり、ブレードが押圧付勢されてシリンダ室で圧縮作用が行われる。他方のシリンダ室では通常の圧縮作用をなし、2室同時の運転となる。
特開2006−300460号公報 特開平5−256286号公報
しかしながら、[特許文献1]においては、吸込み管から分岐する分岐管と、密閉容器内底部に連通する配管と、ブレード室に連通する配管および、2個の開閉弁を揃えなければならず、しかも、ブレード室を閉空間に仕切る部材も必要であり、部品数が多くなって部品代が嵩む。
当然ながら、各部品の取付けと組立に多くの工数が必要であり、コストに悪影響がある。さらに、密閉容器の外部に配管部品と開閉弁が取付けられるので、圧縮機の据付けにあたって広い空間スペースが要求されるとともに、防音材の装着が行い難くなる。
[特許文献2]では、吐出ガスがシリンダと密閉容器との隙間を介してブレード室に導くように構成しているので、ブレード室が高圧化するまでに時間がかかる。そのため、第2のシリンダ室の圧縮休止から圧縮作用への切換えに遅れが生じる。上記隙間を大にすると、圧縮休止時に吐出ガスが吸込み側へ漏れる量が多くなり、効率低下を招く。
シリンダ形状が特殊で、常時圧縮運転をなすシリンダとの標準化が行い難い。スライダとシリンダの位置合せを高精密にしないと、スライダで吸込み連通路を塞ぐことができない。シリンダと密閉容器でブレード室を仕切る構成は、加工上困難である。圧縮作用時にブレード室に潤滑油が供給されず、ブレードとシリンダとの摺動に支障をきたし易い。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、2シリンダタイプであって、圧縮能力可変をなすことを前提として、構成の簡素化と、部品数を低減して工数の削減化を図り、コストへの影響を抑制するとともに、運転切換えに必要な時間の短縮化を図れる密閉型圧縮機と、この密閉型圧縮機を備えて冷凍サイクル効率の向上化を得られる冷凍サイクル装置を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明の密閉型圧縮機は、密閉容器内に電動機部と圧縮機構部とを収容し、上記圧縮機構部は中間仕切り板を介在して第1のシリンダおよび第2のシリンダを備え、それぞれの内径部にシリンダ室を形成し、それぞれのシリンダ室に連通するブレード室を備えた。
上記電動機部に連結する回転軸に第1の偏心部と第2の偏心部を設けて、これらを第1のシリンダ室と第2のシリンダ室にそれぞれに収容し、第1の偏心部と第2の偏心部に第1の偏心ローラと第2の偏心ローラを嵌合して、第1のシリンダ室と第2のシリンダ室内で回転駆動する。
第1のブレード室と第2のブレード室に、第1のブレードと第2のブレードを移動自在に収容して、第1の偏心ローラと第2の偏心ローラそれぞれに当接させ、第1のシリンダ室と第2のシリンダ室を区画する。第2のブレードは、第2のブレード室に導く吐出圧によって第2の偏心ローラに接触するよう押圧付勢し、第2のブレード室に導く吸込み圧によって第2の偏心ローラから離間保持する。
密閉容器内に、第2のブレード室の圧力を吐出圧と吸込み圧に切換えるための圧力切換え弁の少なくとも一部を内蔵し、上記圧力切換え弁はスライダ用孔を有する弁本体と、この弁本体のスライダ用孔に配置されるスライダとを有する。
上記スライダは、第2のブレード室と密閉容器内空間とを連通する第1の動作位置と、第2のブレード室と第2のシリンダ室の吸込み側とを連通する第2の動作位置とに切換え可能である。
本発明によれば、2シリンダタイプで、圧縮能力の可変をなすことを前提として、構成の簡素化と、部品数を低減して工数の削減化を図り、コストへの影響を抑制するとともに、運転切換えに必要な時間の短縮化を図れる密閉型圧縮機と、この密閉型圧縮機を備えて冷凍サイクル効率の向上化を得られる冷凍サイクル装置を提供できる。
本発明における第1の実施の形態に係る圧力切換え弁を備えた密閉型圧縮機の一部省略した縦断面図と、冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図。 同第1の実施の形態に係る、密閉型圧縮機の横断平面図。 同第1の実施の形態に係る、圧力切換え弁の正面図と、圧力切換え弁の互いに異なる状態の平面図。 本発明における第2の実施の形態に係る、圧力切換え弁を備えた密閉型圧縮機の一部省略した断面図。 同第2の実施の形態に係る、全能力運転時の状態を示す密閉型圧縮機要部の拡大した縦断面図。 同第2の実施の形態に係る、能力半減運転時の状態を示す密閉型圧縮機要部の拡大した縦断面図。 本発明における第3の実施の形態に係る、密閉型圧縮機要部の横断平面図。 本発明における第4の実施の形態に係る、密閉型圧縮機要部の縦断面図。 本発明における第5の実施の形態に係る、圧力切換え弁の平面図と、B−B線に沿う縦断面図。 本発明における第6の実施の形態に係る、全能力運転時と能力半減運転時の圧力切換え弁の状態を示す密閉型圧縮機要部の縦断面図。 第6の実施の形態での変形例に係る、全能力運転時の圧力切換え弁の状態を示す密閉型圧縮機要部の縦断面図。 第6の実施の形態での、さらに異なる変形例に係る、全能力運転時の圧力切換え弁の状態を示す密閉型圧縮機要部の縦断面図。 本発明における第7の実施の形態に係る、能力半減運転時の圧力切換え弁の状態を示す密閉型圧縮機要部の縦断面図と横断平面図。 同第7の実施の形態に係る、全能力運転時の圧力切換え弁の状態を示す密閉型圧縮機要部の縦断面図と横断平面図。 同第7の実施の形態での変形例に係る、能力半減運転時の圧力切換え弁の状態を示す密閉型圧縮機要部の縦断面図。 本発明における第8の実施の形態に係る、永久磁石の取付け構造を示すシリンダ一部の平面図。 同第8の実施の形態での変形例に係る、永久磁石を保持する第1の保持部材による取付け構造を示すシリンダ一部の平面図と、第2の保持部材の平面図。 同第8の実施の形態での変形例に係る、第1の保持部材の斜視図と、正面図および側面図。
以下、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、密閉型圧縮機Rの一部を省略した断面構造と、この密閉型圧縮機Rを備えた冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成を示す図である。(なお、図面上の煩雑さを避けるために、説明しても符号を付していない部品がある。以下同)
はじめに密閉型圧縮機Rから説明すると、1は密閉容器であって、この密閉容器1内の下部には中間仕切り板2を介して第1の圧縮機構部3Aと、第2の圧縮機構部3Bが設けられ、上部には電動機部4が設けられる。これら第1の圧縮機構部3Aおよび第2の圧縮機構部3Bは、回転軸5により電動機部4に連結される。
第1の圧縮機構部3Aは第1のシリンダ6Aを備え、第2の圧縮機構部3Bは第2のシリンダ6Bを備えている。第1のシリンダ6Aの上面部に主軸受け7が取付け固定され、第2のシリンダ6Bの下面部に副軸受け8が取付け固定される。上記回転軸5は、各シリンダ6A、6B内部を貫通するとともに、略180°の位相差をもって形成される第1の偏心部aと第2の偏心部bを一体に備えている。
各偏心部a、bは互いに同一直径をなし、各シリンダ6A、6Bの内径部に位置するように組立てられる。第1の偏心部aの周面には、第1の偏心ローラ9aが嵌合され、第2の偏心部bの周面には、第2の偏心ローラ9bが嵌合される。
上記第1のシリンダ6Aの内径部に第1のシリンダ室Saが形成され、第2のシリンダ6Bの内径部に第2のシリンダ室Sbが形成される。各シリンダ室Sa、Sbは互いに同一直径および高さ寸法に形成され、上記偏心ローラ9a、9bの周壁一部が各シリンダ室Sa、Sbの周壁一部に線接触しながら偏心回転自在に収容される。
第1のシリンダ6Aには、第1のシリンダ室Saと連通する第1のブレード室10aが設けられ、第1のブレード11aが移動自在に収容される。第2のシリンダ6Bには、第2のシリンダ室Sbと連通する第2のブレード室10bが設けられ、第2のブレード11bが移動自在に収容される。
第1、第2のブレード11a、11bの先端部は平面視で半円状に形成されており、対向するシリンダ室Sa、Sbに突出して平面視で円形状の上記第1、第2の偏心ローラ9a、9b周壁に、この回転角度にかかわらず線接触できる。
上記第1のシリンダ6Aのみ、第1のブレード室10aと、このシリンダ6Aの外周面とを連通する横孔が設けられ、圧縮ばねであるばね部材14が収容される。ばね部材14は第1のブレード11aの後端部端面と密閉容器1内周壁との間に介在され、このブレード11aに弾性力(背圧)を付与する。
上記第2のシリンダ6Bに設けられる第2のブレード室10bには、第2のブレード11bと、後述する圧力切換え弁Kが設けられている。上記圧力切換え弁Kの切換え動作に応じてブレード11bに吐出圧(高圧)もしくは吸込み圧(低圧)の背圧を付与し、この先端縁を偏心ローラ9bに接触もしくは離間させることができる。
上記密閉容器1の内底部には、潤滑油を集溜する油溜り部15が形成される。図1において、上記主軸受け7のフランジ部を横切る破線は潤滑油の液面を示していて、第1の圧縮機構部3Aのほとんど全部と、第2の圧縮機構部3Bの全部が、上記油溜り部15の潤滑油中に浸漬される。
このようにして構成される密閉型圧縮機Rであり、上記密閉容器1の上端部には、吐出管Pが接続される。吐出管Pは、凝縮器17と、膨張装置18および蒸発器19を介してアキュームレータ20の上端部に接続される。上記アキュームレータ20と密閉型圧縮機Rとは、第1の吸込み管Paと第2の吸込み管Pbを介して接続される。
上記第1の吸込み管Paは、密閉型圧縮機Rを構成する密閉容器1と第1のシリンダ6A側部を貫通し、第1のシリンダ室Saに連通している。上記第2の吸込み管Pbは、密閉容器1と第2のシリンダ6B側部を貫通し、第2のシリンダ室Sbに連通している。
以上説明した密閉型圧縮機Rと、凝縮器17と、膨張装置18と、蒸発器19およびアキュームレータ20を順次配管接続することで、冷凍サイクル装置が構成される。
つぎに、上記圧力切換え弁Kについて詳述する。
図2は、第1の実施の形態における圧力切換え弁Kを備えた密閉型圧縮機Rの横断平面図。図3(A)は、上記圧力切換え弁Kの模式的な正面図。図3(B)と図3(C)は、互いに異なる状態の圧力切換え弁Kの模式的な平面図である。
上記圧力切換え弁Kは、密閉容器1内底部に形成される油溜り部15の潤滑油中に浸漬されていて、弁本体21と、電磁コイル22と、磁性部材23が一体に連設されるスライダ24とから構成される。
上記弁本体21は、図2および図3(B)(C)で示す平面視では、内側部と外側部が湾曲成され、図3(A)で示す正面視では、上端面と下端面が平坦状に形成された、略角柱状のものである。この弁本体21の左右両端面間に亘って、断面が真円状のスライダ用孔25が貫通して設けられる。
弁本体21の一方の端面から所定距離の部位に、孔部からなる吸込み連通路26と、ブレード室連通路27および吐出連通路28が、互いに離間しかつ並んで設けられる。各連通路26〜28は、弁本体21外周面からスライダ用孔25に亘って設けられていて、弁本体21外部とスライダ用孔25とを連通する。
上記吸込み連通路26とブレード室連通路27は、弁本体21の同じ側面に開口され、吐出連通路28は吸込み連通路26とブレード室連通路27とは反対側の弁本体21の側面に開口される。
上記ブレード室連通路27を基準にして、吸込み連通路26との間の距離と、吐出連通路28との間の距離は、互いに同一に設定されている。ブレード室連通路27と吐出連通路28の直径は互いに同一に設定され、これらの直径よりも吸込み連通路26の直径は小に形成される。
上記電磁コイル22は、上記弁本体21の吐出連通路28が設けられる側の端面に一体に連設されていて、上記スライダ用孔25と略同一直径の内周部29を有する。
上記スライダ24は、弁本体21に設けられるスライダ用孔25と、電磁コイル22の内周部29とに亘って移動自在に嵌め込まれた円柱状のものである。このスライダ24の周面で、かつ軸方向に沿う略中間部には、外径が一段と絞られた切欠き部30が設けられている。
上記磁性部材23は、上記スライダ24の一方の端面に連結または一体成形されていて、図3(C)でのみ示し、図3(B)では省略している。磁性部材23の外径はスライダ24の外径と同一に形成され、スライダ24とは反対側の端面には図示しない圧縮ばねが当接し、磁性部材23とスライダ24は軸方向に沿って弾性的に押圧付勢されている。
このことにより、電磁コイル22に通電し、圧縮ばねの弾性力に抗して磁性部材23を磁気的に吸引すると、図3(B)に示すように、スライダ24は切欠き部30がブレード室連通路27および吐出連通路28と対向する位置に変位する。このときのスライダ24の位置を、「第1の動作位置」と呼ぶ。
電磁コイル22を断電すると、磁性部材23に対する磁気的な吸引作用が無くなる。代って、圧縮ばねの弾性力が作用し、図3(C)に示すように、スライダ24は切欠き部30がブレード室連通路27および吸込み連通路26と対向する位置に変位する。このときのスライダ24の位置を、「第2の動作位置」と呼ぶ。
再び図1に示すように、上記圧力切換え弁Kは第2のシリンダ6Bの下面に取付けられて、第2のブレード室10bの下側開放面を閉成する。なお、第2のブレード室10bの上側開放面は、第1のシリンダ6Aと第2のシリンダ6Bとの間に介在される上記中間仕切り板2によって閉成され、第2のブレード室10bの上下面は閉成状態にある。
上記第2のシリンダ6Bには、上記第2の吸込み管Pbが接続される吸込み孔と、第2のシリンダ6Bの下面を連通する連通孔が設けられている。図2に概略的に示すように、圧力切換え弁にKおいて弁本体21に設けられる上記吸込み連通路26は、上記連通孔を介して上記第2の吸込み管Pbと連通するよう構成される。
また、上記ブレード室連通路27は第2のブレード室10bに対して開口され、上記吐出連通路28は密閉容器1内の油溜り部15に対して開口される。
以上述べたような圧力切換え弁Kを内蔵した密閉型圧縮機Rと、この密閉型圧縮機Rを備えた冷凍サイクル装置において、圧力切換え弁Kの作用により通常運転(全能力運転)と、休筒運転(能力半減運転)との切換え選択が可能である。
通常運転を選択すると、圧力切換え弁Kの電磁コイル22に通電され、磁性部材23とスライダ24が圧縮ばねの弾性力に抗して磁気的に吸引される。スライダ24は、図3(B)に示す第1の動作位置に移動変位され、切欠き部30に対してブレード室連通路27と吐出連通路28が連通される。したがって、第2のブレード室10bと油溜り部15が圧力切換え弁Kを介して連通される。
電動機部4に運転信号が送られ、回転軸5が回転駆動されて、第1、第2の偏心ローラ9a、9bはそれぞれのシリンダ室Sa、Sb内で偏心回転を行う。第1のシリンダ6Aにおいてブレード11aがばね部材14に押圧付勢され、この先端縁が偏心ローラ9a周壁に摺接して第1のシリンダ室Sa内を二分する。
冷媒ガスはアキュームレータ20から第1の吸込み管Paを介して第1のシリンダ室Saに吸込まれて充満する。偏心ローラ9aの偏心回転にともなってシリンダ室Saの区画された一方の容積が減少し、吸込まれたガスが徐々に圧縮される。所定圧まで上昇すると吐出弁が開放され、高圧ガスはバルブカバーを介して密閉容器1内に導かれる。
上記密閉容器1内に充満した高圧ガスは吐出管Pへ吐出され、凝縮器17に導かれる。高圧ガスは凝縮器17において凝縮液化して液冷媒に変り、膨張装置18に導かれて断熱膨張し、蒸発器19において蒸発して、蒸発器19を流通する空気から蒸発潜熱を奪う。
蒸発器19で蒸発した冷媒がアキュームレータ20に導かれて気液分離され、分離された低圧のガス冷媒がアキュームレータ20から第1の吸込み管Paを介して第1のシリンダ室Saに導かれる。再び圧縮されて密閉容器1内へ吐出され、上述のような冷凍サイクルを構成する。
一方、アキュームレータ20で気液分離された低圧のガス冷媒は、第1の吸込み管Paとともに、第2の吸込み管Pbを介して第2のシリンダ室Sbに導かれる。第2のシリンダ室Sbに低圧のガス冷媒が充満して、吸込み圧(低圧)雰囲気となっている。
上述したように、圧力切換え弁K内のスライダ24が第1の動作位置に保持され、油溜り部15と第2のブレード室10bが連通している。上記密閉容器1内には第1のシリンダ室Saで圧縮され吐出された高圧ガスが充満していて、密閉容器1内底部の油溜り部15にある潤滑油は高圧の影響を受ける。
油溜り部15の潤滑油は圧力切換え弁Kの吐出連通路28に侵入し、さらにスライダ24の切欠き部30とスライダ用孔25との隙間を介してブレード室連通路27に導かれる。ブレード室連通路27は第2のブレード室10bに連通しているので、高圧化した潤滑油は第2のブレード室10bに充満し第2のブレード11bに背圧を付与する。
第2のブレード11bは後端部が吐出圧(高圧)下にある一方で、先端部は第2の吸込み管Pbから第2のシリンダ室Sbに導かれる低圧のガス冷媒により低圧雰囲気下にある。第2のブレード11bの先後端部で差圧が存在することとなり、この差圧の影響でブレード11bの先端部が第2の偏心ローラ9b周壁に摺接するように押圧付勢される。
第1のシリンダ室Saと全く同様の圧縮作用が第2のシリンダ室Sbでも行われ、結局、第1のシリンダ室Saおよび第2のシリンダ室Sbとの両方で圧縮作用が行われる、全能力運転となる。
休筒運転を選択すると、圧力切換え弁Kに対する通電が遮断され、電磁コイル22は消磁される。
磁性部材23とスライダ24が圧縮ばねの弾性力を受け、スライダ24は第2の動作位置に移動変位される。したがって、切欠き部30に対してブレード室連通路27と吸込み連通路26が連通され、第2のブレード室10bと第2の吸込み管Pbが圧力切換え弁Kを介して連通される。
第1のシリンダ室Saでは上述した通常の圧縮作用がなされ、吐出管Pから吐出される高圧ガスは凝縮器17と、膨張装置18と、蒸発器19に導かれて、冷凍サイクル作用をなす。そして、アキュームレータ20から第1の吸込み管Paを介して第1のシリンダ室Saに吸込まれて圧縮される。
アキュームレータ20で気液分離された低圧のガス冷媒は、第1の吸込み管Paとともに、第2の吸込み管Pbを介して第2のシリンダ室Sbに導かれる。第2のシリンダ室Sbに低圧のガス冷媒が充満して、吸込み圧(低圧)雰囲気となる。
上述したように、圧力切換え弁K内のスライダ24が第2の動作位置に保持され、第2の吸込み管Pbと第2のブレード室10bとが連通している。したがって、第2のブレード室10bには低圧のガス冷媒が充満することとなり、第2のブレード11bに低圧の背圧を付与する。
第2のブレード11bは、後端部が吸込み圧(低圧)下にある一方で、先端部は第2の吸込み管Pbから第2のシリンダ室Sbに導かれるガス冷媒により低圧雰囲気下にある。したがって、第2のブレード11bの先後端部で差圧が存在せず、ブレード11bの先端部が偏心ローラ9b周壁に蹴られて後退した位置に保持される。
結局、第1のシリンダ室Saのみで圧縮作用が行われ、第2のシリンダ室Sbでは圧縮作用が行われない、能力半減運転となる。
このように、圧力切換え弁Kを密閉容器1に内蔵したので、第2のブレード室10bに吐出圧および吸込み圧を切換えて導入するための配管が不要となり、構造が簡素化されるとともに、部材の減少により、コストの低減化に寄与する。
第2のシリンダ室Sbにおける圧縮作用時には、圧力切換え弁Kの切換え動作によって第2のブレード室10bに吐出圧が導入されるので、圧縮休止状態から圧縮作用への切換えが短時間ででき、冷凍サイクル効率の向上化を得られる。
さらに、第2のシリンダ6Bに圧力切換え弁Kを取付けるために、取付けねじのねじ孔を設けるだけで良く、第1のシリンダ6Aとの標準化が容易である。
第2のシリンダ室Sbにおける圧縮作用時には、第2のブレード11bの往復動によって第2のブレード室10bに潤滑油の出入があるため、ブレード室連通路27と吐出連通路28は断面積が大であるのが望ましい。また、吸込み連通路26は、第2のブレード室10bと連通後はガス冷媒もしくは潤滑油の出入が無いので、断面積は小さくてよい。
そこで、図3(A)(B)(C)に示すように、吸込み連通路26の直径を小に形成し、ブレード室連通路27と吐出連通路28の直径は、吸込み連通路26の直径よりも大に形成した。
上記圧力切換え弁Kのスライダ用孔25に、第2のブレード室10bと連通するブレード室連通路27と、第2の吸込み管Pbを介して第2のシリンダ室Sbに連通する吸込み連通路26および、油溜り部15である密閉容器1内に連通する吐出連通路28を接続し、スライダ24の周面一部に切欠き部30が設けられる。
上記スライダ24を上記第1の動作位置に変位することより、切欠き部30を介してブレード室連通路27と吐出連通路28が連通する。スライダ24を第2の動作位置に変位することにより、切欠き部30を介してブレード室連通路27と吸込み連通路26が連通する。
すなわち、スライダ24を往復動させるだけの簡単な機構でありながら、第2のブレード室10bに導かれる吐出圧と吸込み圧を円滑に、かつ確実に切換えることができる。
上記密閉容器1内底部に潤滑油を集溜する油溜り部15を設け、圧力切換え弁Kを油溜り部15の潤滑油中に浸漬するようにした。
したがって、第2のブレード室10bに高圧の潤滑油を導くことができ、第2のブレード室10bと第2のブレード11bとの摺動面に潤滑油が効率良く導入されるので、第2のブレード11bの摺動性が良好に保たれる。
また、圧力切換え弁Kを油溜り部15の潤滑油中に浸漬することにより、吸込み連通路26にリークするのが潤滑油のみになり、吐出圧側から吸込み側への冷媒のリークが少なくなって、性能低下が抑制される。
第2のブレード室10bに高圧を導くのに、圧力切換え弁Kに設けられる吐出連通路28を潤滑油中に開口するようにした。圧縮作用時に往復動する第2のブレード11bにより第2のブレード室10bに潤滑油が出入するため、抵抗が少なくてすみ、第2のブレード11bの動きが滑らかで損失が少なくなる。
つぎに、第2の実施の形態における圧力切換え弁Kaについて説明する。
図4は、圧力切換え弁Kaを備えた密閉型圧縮機R要部の縦断面図。図5と図6は、互いに異なる状態の圧力切換え弁Kaを拡大した縦断面図である。
後述する圧力切換え弁Kaを除く密閉型圧縮機Rの構成は先に図1に示したものと同一であるので、ここでは図1を適用し、図4において同じ構成部品については同番号を付して、新たな説明は省略する。
また、図4は圧力切換え弁Kaの概略を示して、一部の構成部品にのみ符号を付し、図5、図6においては詳細を示し、全ての構成部品に符号を付している。
上記圧力切換え弁Kaは、弁本体21Aと、磁性部材23Aと、スライダ24Aと、電磁コイル22Aおよび、非磁性体からなる円筒部材31から構成される。
上記弁本体21Aは、上記第2のシリンダ6Bの下面に、第2のブレード室10bの下側開放面を閉成するよう取付けられる。弁本体21Aの左右両端面間に亘ってスライダ用孔25Aが貫通して設けられ、このスライダ用孔25Aにスライダ24Aが摺動自在に収容される。
上記スライダ用孔25Aの端面は密閉容器1内である油溜り部15に対して開放され、吐出連通路28Aが形成される。スライダ用孔25Aと第2のブレード室10bとは、ブレード室連通路27Aで連通される。第2のシリンダ室Sbに接続される第2の吸込み管Pbとスライダ用孔25Aとは、弁本体21Aと弁本体21Aに亘って形成された吸込み連通路26Aで連通される。
ここでは、吸込み連通路26Aの直径は最も小さく形成され、ブレード室連通路27Aの直径は吸込み連通路26Aの直径よりも大に形成され、吐出連通路28Aの直径はブレード室連通路27Aの直径よりも大に形成される。
上記弁本体21Aの吐出連通路28Aが開口される端面とは反対側の端面で、かつスライダ用孔25Aに沿って溝部32が設けられていて、上記円筒部材31の端部が嵌合固定される。円筒部材31は密閉容器1に設けられる挿通用孔33に密閉容器1外部から挿通され、この先端開口が上記弁本体21Aの溝部32に掛合固定される。
弁本体21A端面と密閉容器1内周壁とは狭小の間隙が形成され、円筒部材31一部が露出する。この円筒部材31の露出部分に複数の小孔からなる油孔34が設けられ、円筒部材31の外面側と内部とが連通する。すなわち、油孔34から円筒部材31内に潤滑油が導かれ、後述するようにスライダ24の円滑な移動を確保する。
密閉容器1の挿通用孔33と、ここに挿通する円筒部材31周面は、ロウ材(シール材)を用いたロウ付け加工がなされていて、完全なシールが施されている。円筒部材31の閉止された端面が密閉容器1外部に突出していて、この端部外周面に上記電磁コイル22Aが嵌め込まれ取付け固定される。
さらに、円筒部材31端部内に圧縮ばね35が挿入され、円筒部材31内部に挿入された磁性部材23Aの端面に接触する。磁性部材23Aは円筒部材31内に摺動自在な直径に形成され、上記スライダ24Aが一体に連設される。
上記スライダ24Aは、磁性部材23Aと連設する基端部から、円筒部材31と弁本体21Aとの嵌合部に亘って、円筒部材31内径と間隙を存する小径に形成された杆部dを有する。この杆部dの先端には、切欠き部30Aを挟んで、この切欠き部30Aの両側に摺接部eが一体に連設される。
上記摺接部eはスライダ用孔25Aにスライド自在に嵌め込まれている。上記切欠き部30Aはスライダ用孔25Aの直径よりも小さく、上記杆部d直径と略同一直径に設計される。したがって、切欠き部30A周面とスライダ用孔25A周面との間と、杆部d周面と円筒部材31内周面との間には、狭小の隙間が形成される。
電磁コイル22Aに通電し圧縮ばね35の弾性力に抗して磁性部材23Aを磁気的に吸引すると、図5に示すように、切欠き部30Aが吸込み連通路26Aと対向するが、スライダ24Aの先端面が弁本体21Aのブレード室連通路27Aを開放する位置に後退する。このときのスライダ24Aの位置を、「第1の動作位置」と呼ぶ。
電磁コイル22Bを断電すると、磁性部材23Aに対する磁気的な吸引作用が無くなる。代って、圧縮ばね35の弾性力が作用し、図6に示すように、スライダ24Aの先端面がブレード室連通路27Aを越えて弁本体21Aの端面近傍位置まで移動する。
このことにより、弁本体21Aの端面に形成される開口である吐出連通路28Aが閉成される。同時に、スライダ24Aの切欠き部30Aは、ブレード室連通路27Aと吸込み連通路26Aとの両方に対向する位置にある。
このときのスライダ24Aの位置を、「第2の動作位置」と呼ぶ。なお、スライダ24Aの位置移動に係らず円筒部材31に設けられる油孔34はスライダ24Aによって閉成されることなく、常に開放状態にある。
このようにして構成される圧力切換え弁Kaであって、通常運転を選択すると、圧力切換え弁Kaの電磁コイル22Aに通電され、磁性部材23Aとスライダ24Aが圧縮ばね35の弾性力に抗して磁気的に吸引される。
スライダ24Aは、図5に示す第1の動作位置に移動変位され、ブレード室連通路27Aと吐出連通路28Aが連通される。したがって、第2のブレード室10Bと油溜り部15が圧力切換え弁Kaを介して連通される。
電動機部4に運転信号が送られ、回転軸5が回転駆動されて、第1のシリンダ室Saにおいて圧縮作用が行われる。密閉容器1内には圧縮されたガス冷媒が充満し、さらに密閉型圧縮機Rから吐出管Pへ吐出されて冷凍サイクルを構成する。
アキュームレータ20で気液分離された低圧のガス冷媒は、第1の吸込み管Paとともに、第2の吸込み管Pbを介して第2のシリンダ室Sbに導かれる。第2のシリンダ室Sbに低圧のガス冷媒が充満して、吸込み圧(低圧)雰囲気となる。
その一方で、圧力切換え弁Ka内のスライダ24Aが第1の動作位置に保持され、油溜り部15の潤滑油は圧力切換え弁Kaの吐出連通路28Aからブレード室連通路27Aに導かれて第2のブレード室10bに充満し、第2のブレード11bに吐出圧(高圧)の背圧を付与する。
第2のブレード11bは、先後端部で差圧が存在し、この差圧の影響で、ブレード11bの先端部が偏心ローラ9b周壁に摺接するように押圧付勢される。第1のシリンダ室Saと全く同様の圧縮作用が第2のシリンダ室Sbでも行われ、結局、第1のシリンダ室Saおよび第2のシリンダ室Sbとの両方で圧縮作用が行われる、全能力運転となる。
休筒運転を選択すると、電磁コイル22Aに対する通電が遮断され、磁性部材23Aとスライダ24Aが圧縮ばね35の弾性力を受ける。スライダ24Aは、図6に示す第2の動作位置にあるので切欠き部30Aを介してブレード室連通路27Aと吸込み連通路26Aが連通し、第2のブレード室10bと第2の吸込み管Pbが連通される。
アキュームレータ20で気液分離された低圧のガス冷媒は、第1の吸込み管Paとともに、第2の吸込み管Pbを介して第2のシリンダ室Sbに導かれる。第2のシリンダ室Sbに低圧のガス冷媒が充満して、吸込み圧(低圧)雰囲気となる。
圧力切換え弁Ka内のスライダ24Aが第2の動作位置に保持され、第2の吸込み管Pbと第2のブレード室10bとが連通しているので、第2のブレード室10bには低圧のガス冷媒が充満して低圧の雰囲気下にあり、第2のブレード11bに吸込み圧(低圧)の背圧を付与する。
第2のブレード11bは後端部が吸込み圧(低圧)下にある一方で、先端部は第2のシリンダ室Sbの低圧雰囲気下にある。したがって、第2のブレード11bの先後端部で差圧が存在せず、偏心ローラ9bは空回転する。結局、第1のシリンダ室Saのみで圧縮作用が行われ、第2のシリンダ室Sbでは行われない能力半減運転となる。
ここでも、磁性部材23Aおよび電磁コイル22Aとの組合せによる、比較的簡単な構成にて、スライダ24Aの往復移動が行える。電磁コイル22Aを密閉容器1の外部空間に取付けるので、通電のための密封端子を密閉容器1に取付ける必要がなく、配線構成の簡素化を図れる。
電磁コイル22Aを油溜り部15の潤滑油中に浸漬せずにすむので、電磁コイル22Aに耐油性と耐冷媒性を持たせる必要がない。磁性部材23Aおよびスライダ24Aを収容する円筒部材31が弁本体21Aに設けられた溝部32に嵌合固定されるので、スライダ用孔25Aとスライダ24Aとの芯出しが容易であり、組立性がよい。
なお、上述の実施の形態において密閉型圧縮機Rに圧力切換え弁Kaを組付けるには、先に、第2の圧縮機構部3Bに圧力切換え弁Kaの弁本体21Aのみを取付けた状態にして、密閉容器1内に収納する。
そして、密閉容器1に設けられた挿通用孔33を介して、スライダ24Aと磁性部材23Aおよび圧縮ばね35を収容した円筒部材31を挿入し、この端部を弁本体21Aの溝部32に嵌合固定する。そのあと、密閉容器1の挿通用孔33と円筒部材31の挿通部分の周面をロウ付け加工により封止する。
上記電磁コイル22Aは予め円筒部材31に取付けておいても良く、あるいは圧縮機組立後に取付けても良い。したがって、特別な組立工程や特殊な密閉容器を必要とせず、従来の圧縮機組立方法に付加するだけで圧力切換え弁Kaの組立ができ、工数の増大を最小限に抑えられる。
上記円筒部材31は、電磁コイル22Aが磁性部材23Aを磁気吸着するために、非磁性体からなることが望ましいが、磁性部材23Aの動作が正常に行えるのであれば、多少の磁性を有していてもよい。
図7は、第3の実施の形態に係る圧力切換え弁Kaを説明するための、密閉型圧縮機Rの横断平面図である。
作用的には先に第2の実施の形態で説明したものと同様であるので、作用説明は省略し、構成についてのみ説明する。
圧力切換え弁Kaは、第1のシリンダ6Aと第2のシリンダ6Bとの間に介在される中間仕切り板2に設けられる。すなわち、中間仕切り板2の外周面一部から第2のブレード室10bと対向する位置までスライダ用孔25Bが設けられ、上記スライダ24Aと磁性部材23Aおよび圧縮ばね35を収容した円筒部材31が取付けられる。
スライダ用孔25Bには第2のブレード室10bと連通するブレード室連通路(図示を省略)と、第2の吸込み管Pbと連通する吸込み連通路26Aおよび、密閉容器1内に開口する吐出連通路(図示を省略)が設けられる。
上記第2のブレード室10bの上面は中間仕切り板2によって閉止されるが、下面は密閉容器1内に開放状態にあり吐出圧にさらされるので、何らかの閉止部材が必要である。
以上の構成であれば、本来、圧力切換え弁Kaに備えられる弁本体を、上記中間仕切り板2が兼用する。したがって、部品点数が減少するとともに、弁本体を取付けるための工数や、第2のシリンダ6Bに対する取付け用ねじ孔の加工が不要となり、さらにコストへの影響を抑制できる。
なお、上記密閉型圧縮機Rは、第1のシリンダ室Saと第2のシリンダ室Sbのそれぞれに、独立した第1の吸込み管Paと第2の吸込み管Pbを接続する構成としたが、これに限定されるものではない。
図8は、第4の実施の形態として密閉型圧縮機Rの要部の縦断面図である。
上記第1、第2の吸込み管Pa、Pbに代って、1本の吸込み管Pを中間仕切り板2Aに設けられる吸込み案内路40に接続するタイプのものであってもよい。
上記吸込み案内路40は、中間仕切り板2A内部において2本の案内路40a、40bに分岐され、一方の分岐案内路40aが第1のシリンダ室Saに連通し、他方の分岐案内路40bが第2のシリンダ室Sbに連通するよう形成される。
ここで用いられる圧力切換え弁Kaは、先に図4と図5および図6にもとづき、第2の実施の形態で説明したものと同一構成であり、同位置に取付けられる。
ただし、弁本体21Aに設けられる吸込み連通路26Aと、中間仕切り板2に設けられる吸込み案内路40とを連通するための孔部42を、第2のシリンダ6Bの上下端面を貫通して設けるとともに、中間仕切り板2Aにも設ける必要がある。
また、上述した圧力切換え弁Kにおいて、電磁コイル22と、磁性部材23と、この磁性部材23に一体に連設されるスライダ24を備えて、スライダ24を軸方向に往復駆動するように構成したがこれに限定されるものではない。
第5の実施の形態として、図9(A)(B)に示すような圧力切換え弁Kであってもよい。
すなわち、回動軸24Dの周面一部を切欠き加工した第1の切欠き部30Daが設けられるとともに、この第1の切欠き部30Daとは180°対向する周面部位で、かつ軸方向に位置をずらせて第2の切欠き部30Dbが設けられる。回動軸24Dの端部は、パルスモータ等のアクチュエータ50に連結される。
弁本体21Dには、吸込み連通路26Dとブレード室連通路27Dが互いに所定の間隔を存し、かつ同じ側面からスライダ用孔25Dに亘って設けられる。上記ブレード室連通路27Dと所定間隔を存し、反対側の側面からスライダ用孔25Dに亘って吐出連通路28Dが設けられる。
したがって、図9(A)に示すように、回動軸24Dにおける第1の切欠き部30Daが吸込み連通路26Dとブレード室連通路27を連通することができる。さらに、回動軸24Dを180°回動させれば、第2の切欠き部30Dbがブレード室連通路27Dと吐出連通路28Dを連通する。
このような構成の圧力切換え弁Kaであれば、弁本体21Dからのアクチュエータ50の突出量を最小限に抑制できる。また、耐油・耐冷媒性を備えたアクチュエータであれば密閉容器1内に収容できて、外部スペースの確保が不要となる。
なお、上記した実施の形態において休筒運転(能力半減運転)をなすには、スライダ24を「第2の動作位置」に変位させる。そのために、電磁コイル22に対する通電を遮断して、スライダ24と磁性部材23に対する磁気的な吸引作用を無くし、代って圧縮ばね35の弾性力をスライダ24に作用させている。
この第2の動作位置において、確実に、スライダ24の切欠き部30がブレード室連通路27および吸込み連通路26と対向するよう、スライダ24の位置を変位させ、かつ停止しなければならない。
第6の実施の形態として、スライダ24Aを第2の動作位置に変位したときの、スライダ24Aに対する位置決め手段について説明する。
図10(A)(B)は、第6の実施の形態における圧力切換え弁Kbと、この圧力切換え弁Kbを備えた密閉型圧縮機一部の模式的な縦断面図である。図10(A)は全能力運転時、図10(B)は能力半減運転時の状態を示している。
この実施の形態に用いられる圧力切換え弁Kbの基本構成は、先に第2の実施の形態(図4〜図6)で説明した圧力切換え弁Kaの基本構成を採用している。中間仕切り板2Aと、この中間仕切り板2Aに設けられる吸込み案内路40については、先に第4の実施の形態(図8)で説明したものを採用している。
圧力切換え弁Kbは、弁本体21Bと、磁性部材23Aと、磁性部材23Aと一体形成あるいは結合されたスライダ24Aと、電磁コイル22B、非磁性体からなる円筒部材31および上記円筒部材31に固定されたスライダ保持部材としての永久磁石31Aから構成される。
ここで用いられる電磁コイル22Bは、これまで説明したような通電の有無により切換え制御するタイプのものではなく、逆極性に切換えることでその状態を保持する、いわゆる自己保持型である。
上記弁本体21Bは、第2のシリンダ6Bの下面に、第2のブレード室10bの下側開放面を閉成するよう取付けられ、この弁本体21Bに円筒部材31が連結される。弁本体21Bと円筒部材31とに亘ってスライダ用孔25Aが設けられ、このスライダ用孔25Aにスライダ24Aが摺動自在に収容される。
上記弁本体21Bの端面には、スライダ用孔25Aの直径よりも一段と小さな直径の孔部が設けられていて、ここを吐出連通路28Aとする。上記吐出連通路28Aの直径をスライダ用孔25Aの直径よりも小さく形成したので、弁本体21Bの端部にスライダ位置決め手段である段差部60が設けられることになる。
上記スライダ24Aは、この中心軸位置に、軸方向に沿って貫通孔61が設けられていて、スライダ24Aの両端部は貫通孔61を介して同一の雰囲気となる。すなわち、貫通孔61を設けることにより、スライダ24Aの両端部は同一圧力を保持でき、圧力バランスを得られる。
先に説明した形態と同様、この実施の形態においても、第2のブレード室10bに吸込み圧を導き第2のシリンダ室Sbを対象とした休筒運転を可能としているが、特に第2のブレード室10bにおける第2のブレード11bが接離する周面に沿って、永久磁石Zが取付けられている。
以上説明した点のみが、先に第2の実施の形態で説明した構成と相違し、他の構成部位について基本的には同一であるので、同一符号を付して新たな説明を省略する。
通常運転を選択すると、電磁コイル22Bに通電されスライダ付勢部材としての圧縮ばね35の弾性力に抗して磁性部材23Aが磁気的に吸引される。
図10(A)に示すように、スライダ24A端面が弁本体21Aのブレード室連通路27Aを開放する位置に後退し、ブレード室連通路27Aと吐出連通路28Aとを連通する「第1の動作位置」に変位する。この状態で電磁コイル22Bへの通電を中止しても、磁性部材23Aが永久磁石31Aに吸引され、スライダ24Aの位置は保持される。
密閉容器1内の吐出圧(高圧)が、圧力切換え弁Kbの吐出連通路28Aからブレード室連通路27Aを介して第2のブレード室10bに導かれ、第2のブレード11bに対して高圧の背圧が付与される。したがって、第2のブレード11bの先後端部で差圧が生じ、第2のシリンダ室Sbでも圧縮作用をなす全能力運転が行われる。
なお、このときスライダ24Aの切欠き部30Aが吸込み連通路26Aとの対向位置からずれていて、この点は第2の実施の形態(図5)と相違するが、基本的には吸込み連通路26Aがスライダ24Aによって閉成されることには変りがない。
休筒運転を選択すると、上記電磁コイル22Bが逆極性に切換えられ、磁性部材23Aとともにスライダ24Aに反発力が作用するとともに、圧縮ばね35の弾性力が作用し、永久磁石31Aに吸引力に打ち勝ってスライダ24Aが移動する。
図10(B)に示すように、スライダ24Aの先端面がブレード室連通路27Aを越えて弁本体21Bの端面に設けられる段差部60に衝止される。この状態で電磁コイル22Bへの通電を中止しても圧縮ばね35の弾性力によりスライダ24Aの位置は保持される。
スライダ24Aは段差部60によって位置決めされ、吐出連通路28Aと弁本体21B外周面との間を遮断し、それまで連通していた吐出連通路28Aとブレード室連通路27Aとの間を閉成する。その一方で、スライダ24Aの切欠き部30Aを介してブレード室連通路27Aと吸込み連通路26Aとを連通する、「第2の動作位置」に変位する。
アキュームレータ20から導入される吸込み圧(低圧)が、圧力切換え弁Kbの吸込み連通路26Aとブレード室連通路27Aを介して第2のブレード室10bに導かれ、第2のブレード11bに対して低圧の背圧が付与される。
第2のブレード11bは先後端部が同じ低圧となり、先端部が偏心ローラ9bに蹴られて第2のブレード室10b内に後退し、後端部は永久磁石Zに磁気吸着されて、位置を保持する。第2のシリンダ室Sbでは圧縮作用が停止する能力半減運転が行われる。
このように、第2のブレード室10bに対する圧力調整を、圧力切換え弁Kbにより密閉容器1内で行うには、圧力切換え弁Kbのより小型化が求められる。そのため、スライダ24Aを常に正確に位置決めできれば、スライダ24Aの公差を含めた必要ストロークを小さくでき、圧力切換え弁Kbの小型化を実現できる。
しかるに、第2のブレード室10bと吸込み連通路26Aとが連通する位置では周囲が吐出圧力雰囲気であることもあり、高低圧シール部が多く、スライダ24Aを正確に位置決めしないと、リーク量が多くなり、性能低下を生じてしまう。
上述の実施の形態によれば、圧力切換え弁Kbのスライダ24Aが第2のブレード室10bと吸込み連通路26Aとを連通する位置で制止されるように、段差部(スライダ位置決め手段)60を備えたので、圧力切換え弁Kbの小型化が可能となる。併せて、リーク量の低減を図り、性能の向上を得られる。
さらに、密閉型圧縮機Rとして圧力切換え弁Kbの少なくとも一部を内蔵でき、外部配管を不要として、低コスト化を実現できる。なお、上記段差部60は、弁本体21Aにスライダ用孔25Aを設け、弁本体21Aの端部のみを加工して設けるか、別ピースで形成すればよい。
いずれにしても、スライダ24Aに対する位置決め手段として段差部60を備えたことにより、スライダ24Aの位置精度を確保し易く、より正確な位置決めを可能とする。
この実施の形態では、電磁コイル22Bを、スライダ24Aの位置移動時のみに通電し、逆極性に切換える自己保持タイプのものを使用した。先の実施の形態で説明した通電の有無により制御するタイプのものに対して、切換え時のみの通電で同様の効果が得られ、消費電力を大幅に低減することができる。
スライダ24Aの軸方向に沿って貫通孔61を設けることで、スライダ24Aの両端部の圧力を常に同一に保つことができる。したがって、スライダ24Aの位置移動がスムーズに開始され、動作の信頼性向上を得られる。
図11は、第6の実施の形態における第1の変形例を示す、圧力切換え弁Kcと、この圧力切換え弁Kcを備えた密閉型圧縮機一部の模式的な縦断面図であり、通常運転(全能力運転)時の状態を示している。
弁本体21Cに設けられるスライダ用孔25Bは、弁本体21C端部においても同一直径で開口され吐出連通路28Aが形成される。弁本体21Cの端部fは、特に上側の一部のみ軸方向に突設され、副軸受8の鍔部8a周面に当接する。この突出部fの突出長さは、副軸受8の鍔部8a周面に嵌め込まれるバルブカバー12の板厚と略同一である。
スライダ24A自体の構造と、このスライダ24Aに取付けられる電磁コイル22Bと、磁性部材23Aと、圧縮ばね35については何ら変りがない。そして、他の構成は、先に図10(A)(B)で示したものと同一であるので、同番号を付して新たな説明を省略する。
休筒運転時は、電磁コイル22Bに対し逆極性に切換えることで、スライダ24Aが図の状態から左方向へ移動し、ついにはスライダ24A端部がバルブカバー12に衝止される。すなわち、ここではバルブカバー12がスライダ24Aの位置決め手段を構成して、スライダ24Aを第2の動作位置に位置決めする。
このように、弁本体21Cにスライダ位置決め手段を設けるのではなく、既存の部品であるバルブカバー12で兼用させることができ、コストへの影響を抑制する。また、圧力切換え弁Kc自体を副軸受8の外周面に当接することで、第2のブレード室10bの閉塞性が向上する。
図12は、第6の実施の形態における第2の変形例を示す、圧力切換え弁Kdと、この圧力切換え弁Kdを備えた密閉型圧縮機一部の模式的な縦断面図であり、通常運転(全能力運転)時の状態を示している。
本来の弁本体を備えた部位である密閉容器1内周壁近傍位置まで副軸受8Aの一部を延長化してなり、副軸受8Aは圧力切換え弁Kdの一部を兼用した構成となっている。副軸受8Aの延長部分外周面から軸芯に向ってスライダ用孔25Cが設けられていて、このスライダ用孔25C端部がスライダ位置決め手段となる。
さらに、副軸受8Aの延長部分に吸込み連通路26Aと、ブレード室連通路27Aおよび吐出連通路28Aが設けられる。
スライダ24A自体の構造と、このスライダ24Aに取付けられる電磁コイル22Bと、磁性部材23Aと、圧縮ばね35については何ら変りがない。そして、他の構成は、先に図10(A)(B)で示したものと同一であるので、同番号を付して新たな説明を省略する。
休筒運転時は、電磁コイル22Bに対して逆極性に切換えることで、スライダ24Aは図の状態から左方向へ移動し、ついにはスライダ24A端部がスライダ位置決め手段であるスライダ用孔25Cの端面に衝止され、第2の動作位置に位置決めされる。
ここでも、スライダ位置決め手段を既存の部品である副軸受8Aで兼用させることができ、コストへの影響を抑制する。スペース効率が良くなり、圧力切換え弁Kdの内蔵がより容易となり、設計自由度の向上を得られる。圧力切換え弁Kd自体を副軸受8Aのスライダ用孔24C端面に当接することで、第2のブレード室10bの閉塞性が向上する。
なお、上述した円筒部材31を備えた圧力切換え弁Ka〜Kdにおいて、円筒部材31を密閉容器1にロウ付け加工により取付けるようにしたが、これに限定されるものではなく、以下に述べるようにしても良い。
図13(A)(B)および図14(A)(B)は、第7の実施の形態における圧力切換え弁Keと、この圧力切換え弁Keを備えた密閉型圧縮機一部の模式的な縦断面図と、概略の横断面図である。
図13(A)(B)は能力半減運転時の状態を示し、図14(A)(B)は全能力運転時の状態を示している。
そして、上記実施の形態では能力半減運転時において、全て第2のシリンダ室Sbを対象として休筒運転をなすようにしたが、ここでは第1のシリンダ室Saを対象として休筒運転をなすよう構成されている。
第2のシリンダ6Bに第2のブレード室10bが設けられ、第2のブレード11bと、この第2のブレード11bに常に背圧を付与する圧縮ばねであるばね部材14が収容される。したがって、第2のブレード11bの先端部は第2のシリンダ室Sbに収容される第2の偏心ローラ9bに常に接触状態にある。
中間仕切り板2Aの外周面から回転軸が挿通する孔部に亘ってスライダ用孔25Dが設けられていて、スライダ24Aが挿入される。具体的には、密閉容器1に取付け用孔が設けられ、ガイドパイプ70の一端部が取付けられる。ガイドパイプ70の他端部は、密閉容器1から外部に必要最小限の長さで突出している。
上記ガイドパイプ70に非磁性体からなる円筒部材31が挿通されていて、ガイドパイプ70に対して円筒部材31は高周波誘導加熱により接合固着されている。
上述のような密閉容器1(あるいはガイドパイプ70)に円筒部材31をロウ付け加工するのと比較して、高周波誘導加熱は、短時間で、均一な加熱加工が行える。したがって、円筒部材31の熱変形を確実に阻止した取付け固定をなして、スライダ用孔25Dと円筒部材31の同芯度を確保できる。
円筒部材31の一端部は密閉容器1の内部に挿入され、上記中間仕切り板2Aのスライダ用孔25D周面に設けられる段部に圧入嵌合される。円筒部材31の他端部は密閉容器1から外部に突出し、この端部に電磁コイル22Bが取付けられて、円筒部材31端部は電磁コイル22Bにより閉止される。
上記スライダ用孔25Dから円筒部材31内部に亘って、スライダ24Aと、このスライダ24Aと一体に設けられ、もしくは別部品として連結される磁性部材23Aと、圧縮ばね35が収容される。スライダ用孔25Dの所定部位にストッパピン72が、スライダ用孔25Dを横断して設けられる。
アキュームレータ20から延出される吸込み管Pが密閉容器1を貫通し、中間仕切り板2Aに設けられる吸込み案内路40に接続される。吸込み案内路40は、2本の案内路40a,40bに分岐され、一方の分岐案内路40aが第1のシリンダ室Saに連通し、他方の分岐案内路40bが第2のシリンダ室Sbに連通することは上述した通りである。
この実施の形態では、中間仕切り板2Aの側面部から横孔73が設けられていて、上記スライダ用孔25Dの周面部位から軸芯を介して対向する周面部位に貫通し、さらに上記吸込み案内路40に連通するように設けられる。
なお、横孔73の中間仕切り板2A部位は栓体74にて閉塞されている。したがって、横孔73はスライダ用孔25Dと吸込み案内路40とを連通する吸込み連通路26Bを形成することになる。
この吸込み連通路26Bは、図に二点鎖線で示すように、中間仕切り板2Aの反対側の側面部から、吸込み案内路40を介してスライダ用孔25Dまで設けられる横孔73aから構成してもよい。
ただし、横孔73aの中間仕切り板2A側面部から吸込み案内路40に至るまでの部分は、吸込み案内路40に挿入し接続される吸込み管Pの周面部にて閉塞される位置を選択する必要がある。結局、この横孔73aによっても、スライダ用孔25Dと吸込み案内路40とを連通する吸込み連通路26Bが形成される。
上記中間仕切り板2Aには、スライダ用孔25Dと、第1のブレード室10aとを連通するブレード室連通路27Bが設けられ、さらに、中間仕切り板2Aと第1のシリンダ6Aには、スライダ用孔25Dと密閉容器1内部とを連通する吐出連通路28Bが設けられる。
このようにして構成されており、図13(A)(B)では、スライダ24Aが第2の動作位置にあって、スライダ24Aの切欠き部30Aとスライダ用孔25Dを介して吸込み連通路26Bとブレード室連通路27Bが連通する。第1のブレード室10aに吸込み圧(低圧)が導かれ、第1のシリンダ室Saでは休筒運転(能力半減運転)となる。
図14(A)(B)に示すように電磁コイル22Bへの通電を遮断すると、圧縮ばね35の弾性力が作用して、スライダ24Aは中間仕切り板2Aの中心軸方向にスライド付勢される。スライダ24Aの先端部がストッパピン72に衝止され、第1の動作位置に位置決めされる。
この状態で、スライダ24Aの切欠き部30Aとスライダ用孔25Dを介してブレード室連通路27Bと吐出連通路28Bが連通し、密閉容器1内の吐出圧(高圧)が第1のブレード室10aに導かれる。したがって、第2のシリンダ室Sbとともに第1のシリンダ室Saにおいても圧縮作用が行われる通常運転(全能力運転)となる。
上述したように、密閉容器1にガイドパイプ70を設け、このガイドパイプ70に圧力切換え弁Keを構成する円筒部材31を高周波誘導加熱により接合固着したので、ロウ付け加工と比較して、短時間で、均一な加熱加工が行える。円筒部材31の熱変形を確実に阻止して、スライダ用孔25Dと円筒部材31の同芯度を確保できる。
したがって、円筒部材31に収容されるスライダ24Aの動作不良を防ぎ、信頼性の向上を得られる。また、密閉容器1にガイドパイプ70を設けたので、円筒部材31の密閉容器への取付を加熱量を大きくすることなしに容易に行うことができる。
図15は、第7の実施の形態における変形例である。
第7の実施の形態とは相違する構成についてのみ記載し、同一部品と同一構成については図13および図14を適用し、同番号を付して説明を省略する。
密閉容器1に設けられるガイドパイプ70を、密閉容器1よりもヤング率の小さい(剛性が小さい材質あるいは形態)素材を選択する。円筒部材31には補助パイプ73が固着されていて、この補助パイプ73は円筒部材31よりもヤング率の小さい素材(剛性が小さい材質あるいは形態)で構成する。
そして、ガイドパイプ70と補助パイプ73をロウ付け加工により接合固着することで、円筒部材31は密閉容器1に取付けられる。
すなわち、ガイドパイプ70と補助パイプ73はロウ付け加工の際に加熱されるが、これらは剛性が小さい材質のものが選択されていて、密閉容器1に取付けられる円筒部材31の変形を防止できる。したがって、円筒部材31の内部に収容されるスライダ24Aの動作不良を防ぎ、信頼性の向上を得られる。
また、ガイドパイプ70と補助パイプ73は、ともに銅パイプを選択してなり、これらガイドパイプ70と補助パイプ73を銅ロウ付け加工により接合固定しても、上述した作用効果が得られることは言うまでもない。
なお、第7の実施の形態では休筒運転をなす対象を第1のシリンダ室Saとし、これ以外の実施の形態では第2のシリンダ室Sbとして、それぞれに作用するブレード室10a,10bに永久磁石Zを取付けて、休筒運転の際にはブレード室10a,10bに収容されるブレード11a,11bの後端部を磁気吸着する。
本来、圧縮作用を休止する休筒運転中の時のブレードには、吐出圧と吸込み圧の差圧による力は作用せず、偏心ローラによって外径側に押しやられている。しかしながら、シリンダ室におけるガス撹拌による圧力脈動などによって微動することがあり、騒音発生に繋がるので、これを防止するため永久磁石でブレードを磁気吸着している。
たとえば特開2004−301114号公報には、シリンダの側面部からブレード室に亘って永久磁石取付け用の横孔が設けられている。この横孔に挿入される永久磁石は、一端面がシリンダ側面部と同一面をなし、他端面はブレード室に突出して、取付け固定される構成が開示されている。
ブレードは縦長の板状をなしているのに対して、永久磁石はブレードを確実に磁気吸着するとともに、確実にシリンダに取付け固定するために、軸方向をシリンダ端面からブレード室に向けた円柱状のものが用いられる。
上述の開示技術によると、シリンダの肉厚内に直径の大きな横孔を設けるので、残されたシリンダの肉厚が薄くなり、剛性が降下して、加工や組立ての際に変形が生じ易い。
円柱状に成形される永久磁石は、径方向に磁化されているが、外周側に磁性部材が無い。そのため、磁気回路の抵抗が大きくて磁束が少なく、充分な磁力を発生できない。所定の磁力を得るためには、さらに永久磁石を大型化せざるを得ない他の不具合がある。
第8の実施の形態においては、上記不具合を勘案して、ブレード室における永久磁石の取付け構造の改良化を図っている。
以下、たとえば第2のブレード室10bを対象として説明するが、第1のブレード室10aに対象を変えても何ら支障がない。
図16に示すように、第2のシリンダ6Bに第2のブレード室10bが設けられる。このブレード室10bは、第2のシリンダ6Bの内径部に形成される第2のシリンダ室Sbに対して開口され、第2のシリンダ6Bの外径方向に沿って設けられる溝部10b1と、この溝部10b1の端部に設けられる縦孔部10b2とからなる。
第2のブレード室10bを構成する溝部10b1および縦孔部10b2ともに、第2のシリンダ6Bの上面から下面に亘って、シリンダ6Bの板厚方向である上下両面を貫通して設けられるものである。
上記溝部10b1と縦孔部10b2とに亘って第2のブレード11bが、移動自在に収容される。すなわち、第2のシリンダ室Sbからのガス漏れ防止のため、第2のブレード11bの両側面は溝部10b1の両側面に対してほとんど隙間の無い状態で嵌め込まれ、摺接状態で移動する。
第2のブレード室10bにおける縦孔部10b2で、溝部10b1と対向する周面部位に、シリンダ6Bの板厚方向に沿って、ブレード11bの幅寸法と略同一の幅寸法の永久磁石Zが取付けられる。永久磁石Zの縦孔部10b2への取付けは、接着剤を用いてもよく、あるいは後述するように保持部材を用いてもよい。
第2のブレード11bは、この先端部が第2のシリンダ室Sbの周面からわずかに没入する位置にあるとき、後端部は永久磁石Zに接着する長さに形成される。紙面の前後方向である縦方向の長さは、第2のシリンダの肉厚と同一である。
このようにブレード室10b内に永久磁石Zを取付けてブレード11bを磁気吸着することにより、シリンダ6B〜永久磁石Z〜ブレード11bに至る磁気回路が形成され、永久磁石Zの磁力が効率よく利用でき、これによって永久磁石Zの使用量の抑制化が可能となる。
永久磁石Zを取付けるために、シリンダ6Bやブレード室10bに加工を施す必要がなく、加工工数が削減するとともに、シリンダ6Bが削られることがないので、シリンダ6Bの剛性低下を避けることができる。
図17(A)(B)と図18(A)(B)(C)は、第8の実施の形態における変形例である。
図17(A)は、第2のブレード11bを第2のブレード室10bに保持する第1の保持部材80Aの平面図、図17(B)は、第2のブレード11bを第2のブレード室10bに保持する第2の保持部材80Bの平面図である。
図18(A)は第1の保持部材の斜視図、図18(B)は第1の保持部材の正面図、図18(C)は第1の保持部材の側面図である。
第1の保持部材80Aは、上下方向に離間する一対の水平片と、これら一対の水平片の中央部相互を連結する縦片とから略エの字状に形成されるとともに、下部側の水平片中央から下方に突出する片部が設けられる基体部gと、基体部gの水平片両端から一体に湾曲成される曲成部mと、基体部gに設けられる後述する保持用突部hとからなる。
保持用突部hは、基体部gの縦片中央部で上下方向に所定間隔を存し、曲成部mの曲成方向とは逆方向に切り起される一対の突部と、突部相互間に対向する部位で基体部gの両側縁に沿い、曲成部mの曲成方向とは逆方向に折曲される折曲片とから構成される。保持用突部hの突出(折曲)高さは、永久磁石Zの厚さよりも大とする。
保持用突部hを構成する一対の突部と折曲片との間に永久磁石Zを挿入し、保持する。より信頼性を確保するには、保持用突部hと永久磁石Zとの間に接着剤を塗布しておくと良い。保持用突部hの突出高さの設定により、この端縁は永久磁石Zの面から突出することになる。
そして、永久磁石Zを保持した第1の保持部材80Aを第2のブレード室10bに挿入し取付ける。このときも予め、第1の保持部材80Aの曲成部m取付け面に接着剤を塗布すると良い。
あるいは、曲成部mの曲率半径を、縦孔部10b2の曲率半径よりも大に形成し、曲成部mを縮めた状態で縦孔部10b2に挿入し、曲成部mの弾性反発力を利用しての取付けであっても良い。いずれにしても、永久磁石Zは第1の保持部材80Aによって第2のブレード室10bに取付けられる。
第1の保持80Aは、板金のプレス成形で得られ、高精度でありながら廉価に製作できる。永久磁石のブレード室10bへの取付けは、保持部材80Aに取付けたあとブレード室10bに挿入すればよく、容易に行える。
第1の保持部材80Aを構成する保持用突部hの突出(折曲)高さを、永久磁石Zの厚さよりも大としたので、永久磁石Zがブレード11bを磁気吸着した状態での衝撃を保持部材80Aが受ける。したがって、永久磁石Zの損傷を防止でき、信頼性の向上を得られる。
つぎに、図17(B)に示す、第2の保持部材80Bについて説明する。
第2の保持部材80Bは、第2のブレード室10bの周面一部に沿うよう湾曲成されるとともに、この一面に保持用突部nが一体に設けられてなる。第2のブレード室10bの軸方向長さと、第2の保持部材80Bの長さが一致する。
第2の保持部材80Bを第2のブレード室10bに取付けるのに、予め第2の保持部材80Bに永久磁石Zを取付けたうえで、ブレード室10bに挿入する。保持部材80Bに接着剤を塗布しておくか、保持部材80Bの曲率半径をブレード室10bの曲率半径よりも大とし、収縮状態で挿入し、反発力をブレード室10bに作用させてもよい。
保持用突部mの突出高さは永久磁石Zの板厚よりもわずかに高く形成されていて、ブレード11bを磁気吸着したとき、永久磁石Zにブレード11bが接触しない。したがって、永久磁石Zの損傷を防止でき、信頼性の向上を得られる。
永久磁石Zがブレード11bに直接対面するので、永久磁石Zの磁力がブレード11bに確実に作用して、より信頼性の向上を得られる。
なお、以上説明した実施の形態においては、通常運転である両方のシリンダ室で圧縮作用を行う全能力運転に対して、一方のシリンダ室において休筒運転を行う、全能力の半分の能力半減運転をなすようにしたが、これに限定されるものではない。
すなわち、休筒運転をなす側のシリンダ室の排除容積を適宜変更することで、全能力運転と、任意の圧縮能力での運転切換えが可能となる。
さらに、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
1…密閉容器、4…電動機部、3A…第1の圧縮機構部、3B…第2の圧縮機構部、2,2A…中間仕切り板、Sa…第1のシリンダ室、Sb…第2のシリンダ室、10a…第1のブレード室、10b…第2のブレード室、6A…第1のシリンダ、6B…第2のシリンダ、a…第1の偏心部、b…第2の偏心部、5…回転軸、9a…第1の偏心ローラ、9b…第2の偏心ローラ、11a…第1のブレード、11b…第2のブレード、14…ばね部材、K…圧力切換え弁、25…スライダ用孔、21…弁本体、24…スライダ、27…ブレード室連通路、26…吸込み連通路、28…吐出連通路、30…切欠き部、60…段差部(位置決め手段)、12…バルブカバー(位置決め手段)、25C…スライダ用孔(位置決め手段)、15…油溜り部、23…磁性部材、22…電磁コイル、31…円筒部材、70…ガイドパイプ、73…横孔、Z…永久磁石、R…密閉型圧縮機、17…凝縮器、18…膨張装置、19…蒸発器。

Claims (10)

  1. 密閉容器内に、電動機部と圧縮機構部とを収容し、
    上記圧縮機構部は、
    中間仕切り板を介在して設けられ、それぞれの内径部にシリンダ室が形成されるとともに、それぞれのシリンダ室に連通するブレード室を備えた第1のシリンダおよび第2のシリンダと、
    上記第1のシリンダと第2のシリンダのシリンダ室にそれぞれに収容され、第1の偏心部と第2の偏心部を有し、上記電動機部に連結される回転軸と、
    この回転軸の上記第1の偏心部と第2の偏心部それぞれに嵌合された第1の偏心ローラおよび第2の偏心ローラと、
    上記ブレード室に移動自在に収容され、上記第1の偏心ローラと第2の偏心ローラそれぞれに当接してシリンダ室を区画する第1のブレードおよび第2のブレードとを具備し、
    上記第2のブレードは、上記第2のブレード室に導かれる吐出圧によって、上記第2の偏心ローラに接触するよう押圧付勢されるとともに、第2のブレード室に導かれる吸込み圧によって第2の偏心ローラから離間保持され、
    上記密閉容器に、第2のシリンダに設けられる第2のブレード室の圧力を吐出圧と吸込み圧に切換える圧力切換え弁の少なくとも一部を内蔵し、
    上記圧力切換え弁は、スライダ用孔を有する弁本体と、この弁本体の上記スライダ用孔に配置されるスライダとを有し、
    上記スライダは、
    上記第2のブレード室と、密閉容器内空間とを連通する第1の動作位置と、
    上記第2のブレード室と、第2のシリンダ室の吸込み側とを連通する第2の動作位置とに切換え可能とした
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 上記圧力切換え弁のスライダ用孔に、
    上記第2のブレード室と連通するブレード室連通路と、
    上記第2のシリンダ室の吸込み側と連通する吸込み連通路および、上記密閉容器内に連通する吐出連通路が接続され、
    上記スライダの周面一部に、スライダの位置に応じて、ブレード室連通路に対し吸込み連通路もしくは吐出連通路が連通するよう切欠き部が設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  3. 上記圧力切換え弁のスライダが、上記ブレード室連通路と上記吸込み連通路が連通する位置に制止されるように、圧力切換え弁にスライダ位置決め手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の密閉型圧縮機。
  4. 上記密閉容器内底部に、潤滑油を集溜する油溜り部が設けられ、
    上記圧力切換え弁は、上記油溜り部の潤滑油中に浸漬される
    ことを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  5. 上記圧力切換え弁は、
    上記スライダと一体形成またはスライダに連結される磁性部材と、上記磁性部材の周面に設けられる電磁コイルとの組合せにより、スライダを往復駆動し、
    上記磁性部材と電磁弁との間に、一端が閉止され、他端が開口される円筒部材が上記密閉容器を貫通して介設され、
    上記円筒部材の開口端は上記弁本体に固着され、円筒部材の閉止端は上記密閉容器外部に突出され、上記電磁コイルは円筒部材の閉止端外周面に取付けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  6. 上記円筒部材は、密閉容器に設けられるガイドパイプに、高周波誘導加熱加工により接着される
    ことを特徴とする請求項5記載の密閉型圧縮機。
  7. 上記圧力切換え弁の弁本体を、上記中間仕切り板で兼用させた
    ことを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  8. 上記圧力切換え弁に設けられ、第2のブレード室と第2のシリンダ室とを連通する吸込み連通路は、上記中間仕切り板に設けられる横孔にて形成される
    ことを特徴とする請求項7記載の密閉型圧縮機。
  9. 上記ブレード室に、圧縮運転停止時にブレードをローラから離間保持する永久磁石を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  10. 上記請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の密閉型圧縮機と、凝縮器と、膨張装置と、蒸発器を備えて冷凍サイクルを構成する
    ことを特徴とする冷凍サイクル装置。
JP2009074713A 2008-08-29 2009-03-25 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置 Active JP5360709B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009074713A JP5360709B2 (ja) 2008-08-29 2009-03-25 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置
PCT/JP2009/065114 WO2010024409A1 (ja) 2008-08-29 2009-08-28 密閉型圧縮機、2気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
CN200980133645.XA CN102132046B (zh) 2008-08-29 2009-08-28 密闭型压缩机、双汽缸旋转式压缩机和制冷循环装置
KR1020117003688A KR101271272B1 (ko) 2008-08-29 2009-08-28 밀폐형 압축기, 2기통 회전식 압축기 및 냉동 사이클 장치

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008222301 2008-08-29
JP2008222301 2008-08-29
JP2009074713A JP5360709B2 (ja) 2008-08-29 2009-03-25 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010077961A true JP2010077961A (ja) 2010-04-08
JP5360709B2 JP5360709B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=42208659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009074713A Active JP5360709B2 (ja) 2008-08-29 2009-03-25 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5360709B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011179368A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Toshiba Carrier Corp 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置
JP2014001710A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Toyota Industries Corp タンデム式ベーン型圧縮機
WO2015163257A1 (ja) * 2014-04-25 2015-10-29 三菱電機株式会社 ロータリ式圧縮機、およびこれを搭載したヒートポンプ装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0249994A (ja) * 1988-08-12 1990-02-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 回転式圧縮機
JPH05256286A (ja) * 1992-03-13 1993-10-05 Toshiba Corp 多気筒型回転圧縮機
JP2004360476A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Mitsubishi Electric Corp 圧縮機の配管接続構造
JP2005171848A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Toshiba Kyaria Kk 冷凍サイクル装置
WO2005061901A1 (ja) * 2003-12-03 2005-07-07 Toshiba Carrier Corporation 冷凍サイクル装置
JP2006316965A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Denso Corp 電磁弁
JP2008509326A (ja) * 2004-08-06 2008-03-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ロータリ圧縮機の容量可変装置及びこれを備えたエアコンデショナの運転方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0249994A (ja) * 1988-08-12 1990-02-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 回転式圧縮機
JPH05256286A (ja) * 1992-03-13 1993-10-05 Toshiba Corp 多気筒型回転圧縮機
JP2004360476A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Mitsubishi Electric Corp 圧縮機の配管接続構造
WO2005061901A1 (ja) * 2003-12-03 2005-07-07 Toshiba Carrier Corporation 冷凍サイクル装置
JP2005171848A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Toshiba Kyaria Kk 冷凍サイクル装置
JP2008509326A (ja) * 2004-08-06 2008-03-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ロータリ圧縮機の容量可変装置及びこれを備えたエアコンデショナの運転方法
JP2006316965A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Denso Corp 電磁弁

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011179368A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Toshiba Carrier Corp 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置
JP2014001710A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Toyota Industries Corp タンデム式ベーン型圧縮機
WO2015163257A1 (ja) * 2014-04-25 2015-10-29 三菱電機株式会社 ロータリ式圧縮機、およびこれを搭載したヒートポンプ装置
JPWO2015163257A1 (ja) * 2014-04-25 2017-04-13 三菱電機株式会社 ロータリ式圧縮機、およびこれを搭載したヒートポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5360709B2 (ja) 2013-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100716850B1 (ko) 로터리식 밀폐형 압축기와 냉동 사이클 장치
KR101307688B1 (ko) 리니어 압축기
CN102132046B (zh) 密闭型压缩机、双汽缸旋转式压缩机和制冷循环装置
CN201943954U (zh) 多气缸旋转式压缩机及冷冻循环装置
JP2011058482A (ja) 多気筒ロータリ式圧縮機と冷凍サイクル装置
CN102102669B (zh) 多汽缸旋转式压缩机和制冷循环装置
CN101793252B (zh) 多汽缸旋转式压缩机及制冷循环装置
JP5360709B2 (ja) 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置
JP4700624B2 (ja) 冷凍サイクル装置及びロータリ式密閉型圧縮機
JP5448927B2 (ja) 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置
JP4594301B2 (ja) 密閉型回転式圧縮機
JP4398321B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2007077825A (ja) 密閉型回転式圧縮機および冷凍サイクル装置
WO2010024409A1 (ja) 密閉型圧縮機、2気筒回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP2000065221A (ja) 切換え弁と、流体圧縮機およびヒートポンプ式冷凍サイクル
JP3354783B2 (ja) 流体圧縮機およびヒートポンプ式冷凍サイクル
JP2011144988A (ja) 冷凍回路
JP2005171897A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2005265107A (ja) 逆止弁
JPH0814708A (ja) 流体圧縮機および空気調和機
CN222650618U (zh) 一种电动球阀及冰箱化霜系统
JP7588623B2 (ja) 切換弁及び冷凍サイクルシステム
JP2010261347A (ja) 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置
WO2024004343A1 (ja) 電磁駆動弁および当該電磁駆動弁を備えた冷凍サイクルシステム
JP5703013B2 (ja) 多気筒回転式圧縮機と冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5360709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250