JP2010136593A - 自動車用ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの渡り部の長さをスライド部材のオーバーストローク時を考慮して長めに設定しなくてもオーバーストロークに滑らかに対応でき、ワイヤハーネスの渡り部の弛みを防止できる。
【解決手段】ワイヤハーネスは車体側に設けた支持部材とスライド部材側に設けた支持部材とに支持され、スライド部材側に設けた支持部材の両側壁の内面にコイルバネが取り付けられると共に、コイルバネに両側部が連結されたスライダーが両側方に移動可能に保持されて該スライダーにワイヤハーネスが挿通保持され、スライド部材がスライド完了位置からさらにオーバーストロークする場合には、スライダーがスライド部材のオーバーストローク量だけオーバーストローク方向と反対方向にスライドする。
【選択図】図3

Description

本発明は自動車用ワイヤハーネスの配索構造に関し、詳しくは、車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの渡り部の長さを、スライド部材のオーバーストローク時を考慮して長めに設定しなくても、オーバーストロークに対応できるものである。
従来、自動車のスライドドアなどのスライド部材内の電装品に常時給電するために、車体とスライド部材との間にワイヤハーネスが架け渡されている。この種の配索構造として、例えば、図8に示すように、複数のリンク部材1を線状に連結させたキャタピラ状のケーブルガイド2にワイヤハーネスW/Hを挿通し、前記ケーブルガイド2の両端部を車体3とスライドドア4とに設けられた回転機構を備えた支持部材5、6に連結してワイヤハーネスW/Hを支持部材5、6に支持させることにより、車体3とスライドドア4との間にワイヤハーネスW/Hを渡り配索する構造が提案されている(特開2006−327328号公報参照)。前記キャタピラ状のケーブルガイド2は、電線を保護する機能のほか、ワイヤハーネスW/Hの屈曲を制御し、車体とのクリアランスをとることによって周辺部材との干渉を防止する機能を有している。
また、前記ケーブルガイド2にかえて、環状の山部と谷部が軸線方向に交互に設けられたコルゲートチューブをワイヤハーネスの外装材として用い、その両端部を、回転機構を設けた支持部材に支持させる場合もある。
一方、スライドドアを急開または急閉すると、スライドドアがオーバーストロークする場合がある。スライド部材のオーバーストロークとは、スライド部材の通常のスライド量を超えてスライドすることをいい、前記スライド部材がスライドドアの場合には、スライドドアの急開や急閉によって、通常のドア開閉動作によるドア全開位置あるいはドア全閉位置を通り越した地点までスライドすることをいう。例えば、スライドドアを備えた乗用車の場合、スライド完了位置であるドア全開位置あるいはドア全閉位置を通過して20〜30mmの地点までオーバーストロークする場合があり、その後、スライドドアはドア全開位置、ドア全閉位置に戻される。
前記のようなワイヤハーネスの配索構造では、スライドドア4がオーバーストロークすると、車体側の支持部材5からスライドドア側の支持部材6までの距離が広がるため、車体3とスライドドア4との間に架け渡すワイヤハーネスW/Hの渡り部の長さは、スライドドア4のオーバーストローク時を考慮して、通常の開閉動作のために必要な長さより長めに設定する必要がある。しかし、前記構成とすると、スライドドア4の通常の開閉時には、ワイヤハーネスW/Hのオーバーストローク分の長さが余分となって渡り部に弛みが生じ、見栄えが悪化すると共に、乗員の乗降などの際に前記弛んだ渡り部が踏み付けられワイヤハーネスが損傷するおそれもある。
特開2006−327328号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの渡り部の長さをスライド部材のオーバーストローク時を考慮して長めに設定しなくてもオーバーストロークに滑らかに対応でき、よって、ワイヤハーネスの渡り部の弛みを防止できることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤハーネスを車体側に設けた支持部材とスライド部材側に設けた支持部材とで支持し、
前記スライド部材側には、前記ワイヤハーネスを挿通保持したスライダーを設け、該スライダーの両側を前記支持部材の両側壁の内面に設けたコイルバネに連結して両側方に移動可能に保持し、
前記スライド部材が所定のスライド完了位置からさらにオーバーストロークする場合には、前記スライダーが前記両側のコイルバネを伸縮させて前記スライド部材のオーバーストローク量だけオーバーストローク方向と反対方向にスライドし、
前記オーバーストローク後は、前記スライド部材が所定のスライド完了位置に戻ると共に、前記スライダーも前記伸縮されたコイルバネの弾性力によりオーバーストローク直前の元の位置に戻される構成としていることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造を提供している。
前記のように、スライド部材側に設けられた支持部材の内部に、両側部がコイルバネで連結されたスライダーを左右方向の両側方向に移動可能に保持し、該スライダーにワイヤハーネスを挿通支持させている。よって、スライド部材が通常のスライド動作におけるスライド完了位置を越えてオーバーストロークする場合には、前記スライダーは、挿通されるワイヤハーネスの渡り部に引っ張られ、両側のコイルバネを伸縮させながらスライド部材のオーバーストローク量だけオーバーストローク方向と反対方向にスライドすることが可能となる。即ち、前記支持部材が固定されたスライド部材がオーバーストロークしても、前記スライダーは支持部材内でオーバーストロークした分だけ反対側にスライドできるため、ワイヤハーネスの渡り部はオーバーストロークのための余分な長さを加えることなく通常のスライド動作に必要な長さのままで、スライド部材のオーバーストロークにも対応することができる。よって、ワイヤハーネスの渡り部の弛みを防止することができる。
また、支持部材に移動可能に保持したスライダーにワイヤハーネスを挿通させることにより、スライド部材の動きに応じてスライダーを支持部材内で適宜スライドさせながら、ワイヤハーネスをスライド部材に追従させることができる。したがって、渡り配索されるワイヤハーネスは、常に最適な姿勢を保ちながら滑らかに変形することができる。
前記スライダーの両側部に連結するコイルバネとしては、スライド部材のオーバーストローク量に相当する長さを伸縮できるコイルバネであれば特に限定されない。
前記ワイヤハーネスの渡り配索部分を外装材で外装し、
前記スライダーは、前記外装材の端部を嵌合保持してワイヤハーネスを挿通する回転部材を水平方向に回転自在に支持していると共に、前記スライダーには、前記回転部材から引き出されたワイヤハーネスをスライド部材側に引き出すための引き出し通路を設けていることが好ましい。
前記のように、ワイヤハーネスの渡り配索部分を外装材で外装することにより、ワイヤハーネスを露出させることなくしっかりと保護することができる。外装材としては、複数のリンク部材を所定角度回転可能に線状に連結させたキャタピラ状のケーブルガイドや、コルゲートチューブなどが挙げられる。
また、前記スライダーに回転部材を水平方向に回転可能に支持させると共に、該回転部材に前記外装材の端部を嵌合保持させてワイヤハーネスを挿通する構成とすることにより、スライド部材の水平方向の動きに応じて前記回転部材を回転させながら、渡り配索されるワイヤハーネスをスライド部材にスムーズに追従させることができる。
前記回転部材の構造としては、例えば、回転部材の一端側に前記外装材の端部と嵌合する嵌合部を設ける一方、前記回転部材の他端側の上面に、ワイヤハーネスを引き出すための筒部を上方に突出させると共に、前記他端側の下面にも前記上面側の筒部と対応する位置に筒部を下方に突出させて、前記上下に突出させた筒部を回転軸として機能させることができる。即ち、前記スライダーの上下面に設けた上下の貫通穴に、前記上下に突出させた筒部をそれぞれ貫通させて該筒部を軸支することにより、前記スライダーは回転部材を水平方向へ回転可能に支持することができる。
なお、前記上方に突出させた回転部材の筒部を、スライダーに設けた引き出し通路に連続させることにより、回転部材から引き出されたワイヤハーネスを引き出し通路を経てスライド部材側に引き出すことができる。
前記スライド部材がスライドドアであり、前記スライドドアのオーバーストローク量が20〜30mmであることが好ましい。
スライドドアを備えた乗用車の場合、スライドドアを急開したり急閉したりすると、スライド完了位置となるスライドドア全開位置、全閉位置から20mm〜30mm程度さらにオーバーストロークし、その後、スライドドアは前記全開位置、全閉位置に戻される。しかし、本発明の構成によれば、車体側とスライドドア側との間に架け渡されるワイヤハーネスの長さを通常のドア開閉動作に必要な長さのままでスライドドアのオーバーストロークにも対応できるため、ワイヤハーネスの渡り部の弛みを効果的に防いで見栄え良くすることができると共に、弛んだ渡り部を乗員が踏み付けることもないため、ワイヤハーネスの損傷も防止できる。
以上、前記スライダーを備えた支持部材をスライドドアなどのスライド部材に設けた場合を述べたが、車体側に前記構成の支持部材を設けても同様の効果が得られる。即ち、スライド部材のオーバーストローク時には、車体側支持部材内のスライダーがワイヤハーネスの渡り部に引っ張られ、この場合はオーバーストローク方向と同方向にオーバーストローク量だけスライド可能となる。したがって、ワイヤハーネスの渡り部はオーバーストロークのための余分な長さを加えることなく通常のスライド動作に必要な長さのままで、スライド部材のオーバーストロークに対応することができる。
前述したように、本発明によれば、スライド部材側に設けられた支持部材の内部に、両側部がコイルバネで連結されたスライダーを左右方向に移動可能に保持し、該スライダーにワイヤハーネスを挿通支持させる構成としているため、スライド部材が通常のスライド動作におけるスライド完了位置を越えてオーバーストロークする場合には、前記スライダーは両側のコイルバネを伸縮させながらスライド部材のオーバーストローク量だけオーバーストローク方向と反対方向にスライドすることが可能となる。即ち、支持部材が固定されたスライド部材がオーバーストロークしても、前記スライダーは支持部材内でオーバーストローク分だけ反対側にスライドできるため、ワイヤハーネスの渡り部はオーバーストロークのための余分な長さを加えることなく通常のスライド動作に必要な長さのままで、スライド部材のオーバーストロークにも対応することができ、ワイヤハーネスの渡り部の弛みを防止できる。
特に、車体とスライドドアとの間に架け渡されるワイヤハーネスの配索構造において、スライドドア側に設けた支持部材を前記構成とすることにより、車体側とスライドドア側との間に架け渡されるワイヤハーネスの弛みを効果的に防いで見栄え良くすることができると共に、弛んだ渡り部を乗員が踏み付けることもないため、ワイヤハーネスの損傷も防止できる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4に本発明の第1実施形態を示す。図1に示すように、車体10とスライドドア11との間にワイヤハーネスW/Hを架け渡し、車体10側に設けた支持部材12とスライドドア11側に設けた支持部材13とにワイヤハーネスW/Hを支持させている。スライドドア11側の支持部材13は、ボルト貫通穴13aにボルト(図示せず)を通して締結することによりスライドドア11側に固定し、車体10側の支持部材12も同様にボルト締結により車体10側に固定している。また、車体10とスライドドア11との間に架け渡されるワイヤハーネスW/Hの渡り部には、コルゲートチューブからなる外装材14を外装している。
図2に示すように、スライドドア11側に設けた支持部材13の両側壁13bの内面にコイルバネ15を取り付けていると共に、該コイルバネ15に両側部16aを連結させたスライダー16を支持部材13に設けている。即ち、スライドドア11側の支持部材13は、スライダー16を左右方向の両側方向に移動可能に保持している。左右のコイルバネ15は、スライドドア11がオーバーストロークしたときのオーバーストローク量(本実施形態では20〜30mm程度)に相当する長さを伸縮できる同一のコイルバネを用いている。
また、スライダー16は、外装材14の端部を嵌合保持してワイヤハーネスW/Hを挿通する回転部材17を水平方向に回転可能に支持している。本実施形態では、回転部材17の一端側17aの内周面に、外装材14であるコルゲートチューブの端部の凹凸と嵌合する環状の凹凸(図示せず)を設けていると共に、回転部材17の他端側17bの上面に、ワイヤハーネスW/Hを引き出すための筒部17cを上方に突出させ、下面にも前記上面側の筒部と対応する位置に筒部(図示せず)を下方に突出させて、前記上下に突出させた筒部17cを回転軸として機能させている。即ち、スライダー16の上下面に設けた上下の貫通穴16bに、上下に突出させた筒部17cをそれぞれ貫通させて該筒部17cを軸支することにより、スライダー16が回転部材17を水平方向へ回転可能に支持している。
また、スライダー16には、回転部材17から引き出されたワイヤハーネスW/Hをスライドドア11側に引き出すための引き出し通路16cを設けており、前記上方に突出させた回転部材17の筒部17cを、スライダー16に設けた引き出し通路16cに連続させることにより、回転部材17から引き出されたワイヤハーネスW/Hを、引き出し通路16cを経てスライドドア11側に引き出せるようにしている。
一方、車体10側に設けた支持部材12には、前記のようなスライダーは設けず、支持部材12が回転部材17を直接支持する構造としている。
図1は、本実施形態において車体10とスライドドア11との間に架け渡されるワイヤハーネスW/Hの配索構造を示しており、図1のP1はスライドドア全閉位置、P3はスライドドア全開位置、P2はその中間位置における配索状態を示している。通常のスライドドアの開閉動作では、スライドドア11はスライドドア全閉位置P1から中間位置P2を通ってスライドドア全開位置P3に至る動作軌跡Tを描く。
一方、スライドドア全閉位置P1からスライドドア11を急開した場合には、スライドドア11は全開位置P3を20〜30mm程度通り越した位置P4までオーバーストロークした後、全開位置P3に戻る。図3(A)は全開位置P3におけるスライドドア側支持部材13の状態を示し、図3(B)はオーバーストローク位置P4におけるスライドドア側支持部材13の状態を示している。スライドドア11が全開位置P3を超えてP4までオーバーストロークする場合には、支持部材13内のスライダー16はワイヤハーネスW/Hの渡り部に引っ張られて、両側のコイルバネ15を伸縮させながらスライドドア11のオーバーストローク量だけオーバーストローク方向[図1において左方向(車両後方向)]と反対方向[図1において右方向(車両前方向)]にスライドする[図3(B)]。即ち、図1のように、支持部材13が所定量オーバーストロークして斜線を施したP4の位置に来ても、スライダー16は支持部材13内でオーバーストロークした分だけ反対側にスライドできるため、オーバーストローク位置P4でのスライダー16の位置は、車体10側から見ると、全開位置P3でのスライダー16の位置と同じ位置となる。
また、スライドドア全開位置P3からスライドドア11を急閉した場合には、スライドドア11は全閉位置P1を20〜30mm程度通り越した位置P0までオーバーストロークした後、全閉位置P1に戻る。図4(A)は全閉位置P1におけるスライドドア側支持部材13の状態を示し、図4(B)はオーバーストローク位置P0におけるスライドドア側支持部材13の状態を示している。スライドドア11が全閉位置P1を超えてP0までオーバーストロークする場合には、支持部材13内のスライダー16はワイヤハーネスW/Hの渡り部に引っ張られて、両側のコイルバネ15を伸縮させながらスライドドア11のオーバーストローク量だけオーバーストローク方向[図1において右方向(車両前方向)]と反対方向[図1において左方向(車両後方向)]にスライドする[図4(B)]。即ち、図1のように、支持部材13が所定量オーバーストロークして斜線を施したP0の位置に来ても、スライダー16は支持部材13内でオーバーストロークした分だけ反対側にスライドできるため、オーバーストローク位置P0でのスライダー16の位置は、車体10側から見ると、全閉位置P1でのスライダー16の位置と同じ位置となる。
したがって、ワイヤハーネスW/Hの渡り部はオーバーストロークのための余分な長さを加えることなく通常のスライドドア11の開閉動作に必要な長さのままで、スライドドア11のオーバーストロークにも対応することができるため、ワイヤハーネスW/Hの渡り部の弛みを防止し、見栄え良くすることができる。また、弛んだ渡り部を乗員が踏み付けることもないため、ワイヤハーネスW/Hの損傷も防止できる。
なお、オーバーストローク後は、スライドドア11が全開位置P3、全閉位置P1に戻ると共に、スライダー16も伸縮されたコイルバネ15の弾性力により、図3(A)、図4(A)に示すスライダー位置に戻される。
図5〜図7は第2実施形態を示している。第2実施形態では、図5に示すように、渡り配索されるワイヤハーネスW/Hの外装材20として、リンク部材21を所定角度回転可能に連結したキャタピラ状のケーブルガイドを用いている点以外は第1実施形態と同様としている。図6はケーブルガイド20を構成するリンク部材21を示し、図7はリンク部材21が連結された状態を示している。ケーブルガイド20を構成するリンク部材21は、図6(B)に示すように断面矩形の筒形状を有し、中空部分にワイヤハーネスW/Hを挿通する。リンク部材21の一端側には回転軸として機能する上下一対の凸部22を設けていると共に、他端側には連結する相手側リンク部材21の凸部22を軸支する上下一対の受け穴23を設けている。また、リンク部材21の一端側には上下一対の当接部24を設けていると共に、他端側には連結する相手側リンク部材21の当接部24に当接され相手側リンク部材21の回転角度を規制する上下一対の被当接部25を突出させている。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様、ワイヤハーネスW/Hの渡り部はオーバーストロークのための余分な長さを加えることなく通常のスライドドア11の開閉動作に必要な長さのままで、スライドドア11のオーバーストロークにも対応することができるため、ワイヤハーネスW/Hの渡り部の弛みを防止することができる。また、ワイヤハーネスW/Hに外装するケーブルガイド20の長さも必要最小限に抑えることができるため、重量化や高コスト化も抑制される。
本発明の第1実施形態におけるワイヤハーネスの配索構造を示す図である。 スライドドア側の支持部材を示す概略斜視図である。 (A)は全開位置P3におけるスライドドア側支持部材の状態を示し、(B)はオーバーストローク位置P4におけるスライドドア側支持部材の状態を示す概略斜視図である。 (A)は全閉位置P1におけるスライドドア側支持部材の状態を示し、(B)はオーバーストローク位置P0におけるスライドドア側支持部材の状態を示す概略斜視図である。 本発明の第2実施形態におけるワイヤハーネスの配索構造(スライドドア全開状態)を示す図である。 第2実施形態で用いるケーブルガイドを構成するリンク部材を示し、(A)はリンク部材の側面図、(B)はリンク部材の正面図、(C)は(A)、(B)のA−A断面図である。 リンク部材を連結した状態を示す断面図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 車体
11 スライドドア
12 車体側支持部材
13 スライドドア側支持部材
13a ボルト貫通穴
13b 両側壁
14、20 外装材
15 コイルバネ
16 スライダー
16a 両側部
16b 貫通穴
16c 引き出し通路
17 回転部材
17a 一端側
17b 他端側
17c 筒部

Claims (3)

  1. 車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの配索構造であって、
    前記ワイヤハーネスを車体側に設けた支持部材とスライド部材側に設けた支持部材とで支持し、
    前記スライド部材側には、前記ワイヤハーネスを挿通保持したスライダーを設け、該スライダーの両側を前記支持部材の両側壁の内面に設けたコイルバネに連結して両側方に移動可能に保持し、
    前記スライド部材が所定のスライド完了位置からさらにオーバーストロークする場合には、前記スライダーが前記両側のコイルバネを伸縮させて前記スライド部材のオーバーストローク量だけオーバーストローク方向と反対方向にスライドし、
    前記オーバーストローク後は、前記スライド部材が所定のスライド完了位置に戻ると共に、前記スライダーも前記伸縮されたコイルバネの弾性力によりオーバーストローク直前の元の位置に戻される構成としていることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造。
  2. 前記ワイヤハーネスの渡り配索部分を外装材で外装し、
    前記スライダーは、前記外装材の端部を嵌合保持してワイヤハーネスを挿通する回転部材を水平方向に回転可能に支持していると共に、前記スライダーには、前記回転部材から引き出されたワイヤハーネスをスライド部材側に引き出すための引き出し通路を設けている請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造。
  3. 前記スライド部材がスライドドアであり、前記スライドドアのオーバーストローク量が20〜30mmである請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
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