JP2010141185A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】増幅器の背面側に電源部を配置して設置面積の低減を図ると共に、基板の大型化を抑制しつつヒューズホルダや電力配線のように電源部から延出する延出部材を受け入れる穴部を確保し、さらに、増幅器に搭載された素子の冷却の向上を図ることができる電子機器を提供することである。
【解決手段】増幅装置は、増幅器を収容すると共に、第1主表面に増幅器を操作する操作部が設けられた収容ケース120と、第1主表面と反対側に位置する収容ケース120の第2主表面に設けられ、電源部を収容する収容ケース142と、第2主表面に設けられ、増幅器からの熱を放熱可能な放熱部116とを備え、収容ケース120、第1基板の第2領域および収容ケース142を通り、収容ケース120および収容ケース142内を連通する連通孔が形成され、電源部は、第2基板と第2基板上から連通孔を通り、第1基板の搭載面上に達するヒューズユニット160とを含む。
【選択図】図3
【解決手段】増幅装置は、増幅器を収容すると共に、第1主表面に増幅器を操作する操作部が設けられた収容ケース120と、第1主表面と反対側に位置する収容ケース120の第2主表面に設けられ、電源部を収容する収容ケース142と、第2主表面に設けられ、増幅器からの熱を放熱可能な放熱部116とを備え、収容ケース120、第1基板の第2領域および収容ケース142を通り、収容ケース120および収容ケース142内を連通する連通孔が形成され、電源部は、第2基板と第2基板上から連通孔を通り、第1基板の搭載面上に達するヒューズユニット160とを含む。
【選択図】図3
Description
本発明は電子機器であって、特に、テレビ共同受信用ブースタ等として利用される電子機器に関する。
従来から共同受信システム等に用いられるブースタ等の電子機器が従来から各種提案されている。
たとえば、特開2003−298263号公報に記載された電子機器は、電子回路と電源回路と、壁面取付け可能なケース本体とを備えている。そして、ケース本体を壁面に取り付けたときに、電子回路と電源回路とがケース本体内部において、水平方向に並列に配列するように配置されている。
この電子機器においては、電子回路を構成するトランジスタ等からの熱によって、電源回路の周囲温度上昇の抑制が図られている。
特開2003−298263号公報
しかし、上記特開2003−298263号公報に記載された電子機器においては、電子回路と電源回路とが水平方向に配列することで、電子機器の設置面積が大きくなる。
そこで、電子機器の設置面積の低減を図る手法としては、電源回路を含む電源部と、電子回路を含む増幅器とを積層させることが考えられる。増幅器と電源部とを積層するときには、増幅器に設けられたスイッチ等を操作するために、増幅器の背面側に電源部を配置して、スイッチ等が設けられた操作面を正面に配置するのが好ましい。
そして、増幅器に搭載された素子を冷却するために、増幅器の背面側に放熱部を配置することが考えられる。
その一方で、電源部は、ヒューズや増幅器に電力を供給する電力配線を備えている。電力配線は、増幅器の基板上に搭載された素子に接続する必要があり、基板には、電力配線を通すための穴を形成する必要がある。
さらに、ユーザフレンドリーの観点から、電子機器を設置後のヒューズ交換時に、電子機器のケースを取り外す等の作業を行うことなく、操作面側からヒューズを交換可能とする必要もある。このため、ヒューズホルダを電源部から操作面に向けて突出させ、増幅器の基板には、ヒューズホルダを受け入れるための穴部を形成する必要がある。
ここで、穴部が形成された領域には素子を搭載することができず、穴部が形成された分、基板が大型化するおそれがある。さらに、穴部を形成する位置によっては、基板上に搭載される素子の配列が乱され、さらに基板の大型化が進むおそれもある。
そこで、本発明の第1の目的は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、増幅器の背面側に電源部を配置して設置面積の低減を図ると共に、基板の大型化を抑制しつつヒューズホルダや電力配線のように電源部から延出する延出部材を受け入れる穴部を確保し、さらに、増幅器に搭載された素子の冷却の向上を図ることができる電子機器を提供することである。
さらに、本発明の第2の目的は、増幅器の基板上に搭載された素子の冷却効率の向上が図られた電子機器を提供することである。
本発明に係る電子機器は、端子と、端子に入力された信号を増幅する増幅器と、増幅器を収容すると共に、第1主表面に増幅器を操作する操作部が設けられた第1収容ケースと、増幅器に電力を供給する電源部と、第1主表面と反対側に位置する第1収容ケースの第2主表面に設けられ、電源部を収容する第2収容ケースと、第2主表面に設けられ、第2収容ケースと隣り合う部分に設けられ、増幅器からの熱を放熱可能な放熱部とを備える。
そして、上記第2収容ケースは、第1方向に配列する第2主表面の第1辺部および第2辺部のうち、一方の辺部より他方の辺部に近接するように配置され、増幅器は、第1基板と、第1基板の搭載面上に搭載された複数の素子とを含む。さらに、上記第1基板の搭載面は、放熱部上に位置する第1領域と、第1領域と隣り合う第2領域とを含む。上記第1領域および第2領域上には、複数の素子が搭載され、第1領域上に搭載される複数の素子は、第2領域上に位置する素子よりも高温となる高温素子を含み、第1収容ケース、第1基板の第2領域および第2収容ケースを通り、第1収容ケースおよび第2収容ケース内を連通する連通孔が形成され、電源部は、第2基板と第2基板上から連通孔を通り、第1基板の搭載面上に達する延出部材とを含む。
好ましくは、上記第1収容ケースは、第1主表面を規定する天板部と、第2主表面を規定する底面部とを含み、底面部には、第1基板の搭載面と反対側に位置する第1基板の背面に向けて突出する台座部を含む。そして、上記台座部は、背面のうち、高温素子の背面側に位置する部分と当接する。
好ましくは、上記端子は、第1収容ケースの第2方向に配列する第3辺部および第4辺部のうち、第3辺部に端子が配置され、第4辺部側に延出部材が位置する。好ましくは、上記延出部材は、ヒューズおよびヒューズを収容するヒューズホルダを含むヒューズユニットとされ、ヒューズユニットは、第1主表面に向けて延び、第1主表面には、穴部が形成され、第1主表面を平面視すると、ヒューズユニットが穴部内に位置する。
本発明に係る電子機器は、他の局面では、端子と、端子に入力された信号を増幅する増幅器と、増幅器を収容すると共に、第1主表面に増幅器を操作する操作部が設けられた収容ケースとを備える。そして、上記電子機器は、基板と、基板の搭載面に搭載された複数の素子を含み、素子は、他の素子よりも高温となる高温素子を含み、収容ケースは、第1主表面を規定する天板部と天板部の周縁部と接合する周壁部とを含み、周壁部のうち、第1方向に配列する第1辺壁部および第2辺壁部の少なくとも一方に第1通風孔が形成され、第2方向に配列する第3辺壁部および第4辺壁部の一方に第2通風孔が形成され、高温素子は、基板の中央部よりも第1通風孔または第2通風孔の近傍に配置される。
好ましくは、上記増幅器に電力を供給する電源部と、第1主表面と反対側に位置する第1収容ケースの第2主表面に設けられ、電源部を収容する第2収容ケースと、第2主表面に設けられ、第2収容ケースと隣り合う部分に設けられ、増幅器からの熱を放熱可能な放熱部とをさらに備える。そして、上記高温素子は、放熱部上に位置する。
好ましくは、上記第1通風孔は、第1辺壁部に形成され、第2通風孔は、少なくとも第3辺壁部に形成され、電子機器の設置時に第1辺壁部は下辺部側に位置し、第3辺壁部は側辺部側に位置する。そして、上記高温素子は、第1高温素子と、該第1高温素子よりも高温となる第2高温素子とを含み、第1高温素子は、第2通風孔より第1通風孔側に位置し、第2高温素子は、第1通風孔より第2通風孔側に位置する。
本発明に係る電子機器によれば、電子機器の設置面積を低減することができると共に、増幅器の基板の大型化を抑制しつつ、さらに、増幅器に搭載された素子の冷却の向上を図ることができる。
図1から図7を用いて本発明の実施の形態に係る増幅装置100について説明する。なお、本実施の形態に係る増幅装置100は、典型的にはテレビ共同受信用のブースタとして適用される。
図1は、本発明の実施の形態に係る増幅装置100の斜視図である。この図1に示すように、増幅装置100は、複数の入出力端子108,109,110,111と、増幅部を収容する収容ケース120と、収容ケース120の背面側に設けられ、内部に電源部が収容された収容ケース142と、収容ケース120を覆うように設けられたカバー113とを備えている。
カバー113は、操作面115を規定する天板部と、この天板部の側辺部に連設された脚部と、脚部の下端部に固定された設置板117とを備えている。天板部には、増幅部に設けられた複数のスイッチ112を操作するための穴部112aやモニタ端子119A〜119Dを外方に露出させるための穴部118a〜118dが複数形成されており、操作面115上でスイッチ112等を操作可能となっている。さらに、操作面115には、ヒューズユニット160を外部に露出させるための穴部160aが形成されている。
そして、増幅装置100を設置面に固定する場合には、操作面115が正面に位置し、操作面115と反対側に位置する増幅装置100の背面が設置面に固定される。具体的には、設置板117が設置面に固定されることで、増幅装置100が設置面に固定される。
このように、増幅装置100の設置後に操作面115が正面に位置することで、ユーザは操作面115で各種調整等を容易に行うことができる。さらに、収容ケース120と収容ケース142とが設置面の鉛直方向に積層されるので、増幅装置100の設置面の低減が図られている。
操作面115の上方から操作面115を平面視すると、穴部160a内にヒューズユニット160が位置している。このため、操作面115からヒューズユニット160を操作することで、ヒューズユニット160内に収容されたヒューズを交換することができる。具値的には、ヒューズユニット160の上端部には、溝部が形成されており、この溝部にマイナスドライバを挿入することで、ヒューズユニット160を穴部160aから取り出すことができる。
そして、ヒューズユニット160は、たとえば、規格で定められたヒューズホルダと、このヒューズホルダの上端部に係止され、ヒューズホルダの高さを補充するヒューズキャップと、ヒューズホルダ内に収容されたヒューズとを含む。そして、ヒューズホルダは、筒状の胴体部と、この胴体部の上端部に係止し、ヒューズを保持するヒューズ保持部とを含み、ヒューズを交換する際には、このヒューズ保持部を取り外し、ヒューズを取り替えて、再度、ヒューズユニット160を増幅装置100に装着する。このように、カバー113および収容ケース120等を解体せずとも、ヒューズの交換を容易に行うことができる。
図2は、図1に示す増幅装置100を操作面115と反対側の背面側からみたときの斜視図である。この図2に示すように、収容ケース120の背面120B側には、収容ケース142が配置されており、収容ケース120の背面120Bのうち、収容ケース142と隣り合う部分には、複数の放熱フィン116Aを備えた放熱部116が設けられている。
複数の放熱フィン116Aが増幅装置100の幅方向に間隔を隔てて形成されており、各放熱フィン116Aは、放熱フィン116Aの配列方向と交差する方向に向けて延びている。
図3は、図1に示す増幅装置100からカバー113および収容ケース120の天板部を取り外した状態における増幅装置100の斜視図である。この図3に示すように、収容ケース120は、環状に形成された周壁部122と、この周壁部122を覆うように設けられ、図示されない天板部と、周壁部122に対して天板部と反対側に配置される台座123とを備えている。
収容ケース120内に収容される増幅部130は、プリント基板114と、プリント基板114の搭載面上に設けられたモニタ端子119A〜119Dやスイッチ112等の複数の素子と、プリント基板114上に設けられ、電磁波の漏洩を抑制するシールド枠210とを備えている。
プリント基板114には、ヒューズユニット160が挿入される穴部160bと、電源部から電力を増幅部130に供給する配線が挿入される配線挿入孔150bとが形成されている。
周壁部122は、上辺壁部190、側辺壁部191、側辺壁部192および下辺壁部193を含む。増幅装置100が設置面に設置されたときには、上辺壁部190が上辺部に位置し、側辺壁部191および側辺壁部192が側辺側に位置し、さらに、下辺壁部193が下辺側に位置する。
側辺壁部191,192には、通風孔191a,192aが形成され、下辺壁部193にも通風孔193aが形成されている。そして、設置後の増幅装置100において、下方に位置する通風孔193aから外部の空気が収容ケース120内に入り込み、収容ケース120内で暖められた空気は、上方し、通風孔191a,192aから外部に排気される。これにより、増幅部130を冷却することができる。そして、収容ケース120内を流れる冷却風は、主に、下方から上方に向けて流れ、その後、上辺壁部190の近傍で側辺壁部191および側辺壁部192に向けて分流するように流れる。なお、カバー113にも、通風孔191a,192aと対応する部分に通風孔が形成されている。
シールド枠210にも流通孔210aが形成されており、流通孔210aは、シールド枠210のうち、増幅装置100の幅方向(第1方向:側辺壁部191および側辺壁部192の配列方向)に延びる壁部にのみ形成されている。そして、流通孔210aは、シールド枠210のうち、増幅装置100の高さ方向(第2方向:上辺壁部190および下辺壁部193の配列方向)に延びる壁部には形成されていない。
このため、収容ケース120内に入り込んだ冷却風は、流通孔210aおよび高さ方向に延びるシールド枠210の壁部によって、上辺壁部190側に案内され、冷却風の流れが収容ケース120内で乱れることが抑制されている。
台座123は、周壁部122および増幅部130が搭載される載置板124と、載置板124の側辺部に形成された脚部125,126を備えている。
なお、図1に示す操作面115は、収容ケース120の図示されない天板部上に位置しており、収容ケース120において操作面115と反対側に位置する背面120B上に、収容ケース142および複数の放熱フィン116Aが形成されている。
そして、載置板124、周壁部122および図示されない天板部によって、増幅部130を収容する収容室を規定している。
図4は、増幅部130および電源部140の回路図である。図5は、上記図3に示す状態における増幅装置100の平面図であり、図6は、図5における増幅装置100を下辺壁部193側から見た側面図である。図4に示すように、増幅部130は、CATV上り信号帯域回路R1と、CATV下り信号帯域回路R2と、CS/BS−IF信号帯域回路R3とを備えており、CATV上り信号帯域回路R1、CATV下り信号帯域回路R2およびCS/BS−IF信号帯域回路R3は、それぞれ混合分波器によって並列に接続されている。電源部140は、一般電源に接続されるコネクタと、ヒューズユニット160内に収容されたヒューズとを備えている。
CATV上り信号帯域回路R1は、複数のATT(Attenuator:減衰器)スイッチと、増幅器切替スイッチと、増幅器と、TILTスイッチと、GC(利得調整)スイッチと、増幅器と、帯域切替スイッチと、複数のATTスイッチ等を含む。
CATV下り信号帯域回路R2は、増幅器(CATV用HIC増幅器)200と、複数のTILTスイッチと、増幅器(MMIC増幅器)201と、GC(利得調整)スイッチと、増幅器と、複数のATT(Attenuator:減衰器)スイッチと、複数のEQ(等化器)スイッチとを備えている。CS/BS−IF信号帯域回路R3は、増幅器(FET増幅器)202と、GC(利得調整)スイッチと、増幅器と、TILTスイッチと、増幅器と、ATTスイッチと、EQスイッチとを含む。各スイッチは、図1に示す操作面115で操作可能となっている。
そして、増幅部130に設けられた素子およびスイッチ等のうち、増幅器200、201、202は他の素子等よりも温度が高くなる高温素子である。これら増幅器200,201,202は、図5に示すように、プリント基板114の搭載面のうち、放熱部116上に位置する領域D1内に設けられている。これにより、増幅器200,201,202からの熱を良好に放熱フィン116Aから放熱することができ、各増幅器の素子を冷却することができる。
さらに、下辺壁部193に形成された通風孔193aから収容ケース120内に入り込んだ冷却風(外気)は、収容ケース120内を通り、側辺壁部191および側辺壁部192に形成された通風孔191a,192aに達するように流れ、増幅器200,201,202の素子を冷却する。
ここで、高発熱体を含む増幅器200,201,202のうち、増幅器200が最も発熱量が多くなっている。そして、増幅器200は、通風孔191aと隣り合う位置に設けられており、冷却風の流通経路の最も下流側に位置している。このため、増幅器200により暖められた空気は、収容ケース120内に留まらず、直ちに外部に排気される。このため、増幅器200からの熱によって、収容ケース120内の温度が高くなることが抑制されている。なお、増幅器200は、プリント基板114の外周縁部に形成された凹部にはめ込まれており、プリント基板114の面積の低減が図られている。増幅器202は、通風孔193aの近傍に設けられ、通風孔193aから取り入れられた冷却風によって直ちに冷却され、増幅器202の冷却効率の向上が図られている。また、増幅器201は、プリント基板中央部位Oよりも冷却風の流通方向下流側に配置されており、増幅器201の熱が早期に外部に排気される。
すなわち、高温素子をプリント基板中央部位Oよりも通風孔191aまたは通風孔193aの近傍に配置することで、高温素子の冷却および収容ケース120内の温度上昇の抑制が図られている。
ここで、上記図3に示すように、通風孔191aは、側辺壁部191のうち、側辺壁部191の延在方向中央部から上辺壁部190側に位置する部分に形成されており、下辺壁部193側に位置する部分には形成されていない。同様に、側辺壁部192に形成された通風孔192aも、側辺壁部192の延在方向中央部から上辺壁部190側に位置する部分のみに形成されている。
このように、通風孔191a,192aを上辺壁部190側に位置させることで、通風孔193aから入り込んだ冷却風が上辺壁部190側にまで達し、その後、通風孔191a,192aから外部に流れ出るように収容ケース120内を流通する。これにより、収容ケース120内を略均等に冷却風が流れ、増幅部130の略全面を冷却することができる。さらに、上記のような位置に通風孔を形成することで、通風孔193aから通風孔191a,192aに向けて流れるように、冷却風の流通経路が規定され、各通風孔191a,192a,193a近傍で冷却風が渦を巻いたり、収容ケース120内で冷却風が過度な乱流となることを抑制することができ、外気を良好に収容ケース120内に取り込むことができる。
収容ケース142は、増幅装置100の幅方向(第1方向)に配列する背面120Bの両側辺部のうち、脚部125が形成された側辺部よりも脚部126が形成された側辺部に近接するように配置され、放熱部116は、脚部125側に形成されている。
このため、プリント基板114の領域D1は脚部125側に位置し、領域D2は脚部126側に位置している。そして、領域D1内には、増幅器200,201,202のみならず、他の素子およびスイッチも搭載されており、高発熱体の増幅器200等を領域D1内に搭載することで、プリント基板114の搭載面のうち、領域D1と隣り合う領域D2上に搭載される素子数が低減されている。このため、領域D2内に穴部160bおよび配線挿入孔150bを形成するスペースを確保することができる。これにより穴部160bおよび配線挿入孔150bを形成することによるプリント基板114の大型化を抑制することができる。
すなわち、高温素子を搭載面の一部の領域に集約させることで、高温素子をまとめて冷却すると共に、搭載面の他の領域に穴部を形成するスペースを確保することで、プリント基板の大型化を抑制している。
なお、本実施の形態においては、収容ケース142と脚部126との間には放熱フィンが設けられていないが、当該部分に電源部140を設けない場合には放熱フィンを配置するようにしてもよい。これにより、さらに、増幅部130の素子の冷却の向上を図ることができる。
ヒューズユニット160および穴部160bは、入出力端子108,109,110,111が形成された下辺壁部193と高さ方向(第2方向)の反対側に位置する上辺壁部190側に設けられており、CATV上り信号帯域回路R1、CATV下り信号帯域回路R2およびCS/BS−IF信号帯域回路R3は、穴部160bと入出力端子108,109,110,111との間に配置されている。
穴部160bが各回路が形成される回路形成領域内に位置すると、穴部160bによって各素子の配列が乱され、プリント基板114の面積が大きくなる一方で、上記のように、穴部160bを各回路が形成される回路形成領域に対して入出力端子108,109,110,111と反対側に配置することで、プリント基板114が大型化することを抑制することができる。
そして、電源部140および一般家庭用電源等を接続する外部配線143は、上辺壁部190側から電源部140に接続されており、電源部140および外部配線143の接続部位と、ヒューズユニット160内のヒューズとの電気的な距離を所定距離内に収めることができる。
配線挿入孔150bは、CS/BS−IF信号帯域回路R3を構成する素子のうち、最も側辺壁部192側に位置するEQ(等化器)スイッチよりも側辺壁部192側に位置している。このため、当該位置に配線挿入孔150bが形成されることで、CS/BS−IF信号帯域回路R3を構成する素子の配列が乱されることが抑制されており、プリント基板114の大型化が抑制されている。
図7は、上記図6に示す状態からプリント基板114を取り外した状態における増幅装置100の斜視図である。なお、本実施の形態に係る増幅装置100においては、台座部220は、増幅器200と一体的に設けられているため、この図7では、破線で示す。
この図7に示すように、載置板124の表面のうち、プリント基板114および周壁部122が搭載される上面には、複数の台座部220,221,222が設けられている。
台座部220,221,222は、載置板124の上面からプリント基板114に向けて突出している。そして、台座部220は、プリント基板114の背面のうち、図5に示す増幅器200の背面側に位置する部分と当接している。同様に、台座部221,222は、プリント基板114の背面のうち、図5に示す増幅器201,202の背面側に位置する部分と当接している。このため、各増幅器200,201,202からの熱は、台座部220,221,222を通って、良好に放熱部116から外気に放熱される。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
本発明は、電子機器に適用することができ、特に、テレビ共同受信用ブースタ等として利用される電子機器に好適である。
100 増幅装置、108,109,110,111 入出力端子、112 スイッチ、112a 穴部、113 カバー、114 プリント基板、115 操作面、116A 放熱フィン、116 放熱部、117 設置板、118a 穴部、119A モニタ端子、120 収容ケース、120B 背面、122 周壁部、123 台座、124 載置板、125,126 脚部、130 増幅部、140 電源部、142 収容ケース、143 外部配線、150b 配線挿入孔、160 ヒューズユニット、160a 穴部、160b 穴部、190 上辺壁部、191,192 側辺壁部、200,201,202 増幅器、210 シールド枠、210a 流通孔、220,221,222 台座部。
Claims (7)
- 端子と、
前記端子に入力された信号を増幅する増幅器と、
前記増幅器を収容すると共に、第1主表面に前記増幅器を操作する操作部が設けられた第1収容ケースと、
前記増幅器に電力を供給する電源部と、
前記第1主表面と反対側に位置する前記第1収容ケースの第2主表面に設けられ、前記電源部を収容する第2収容ケースと、
前記第2主表面に設けられ、前記第2収容ケースと隣り合う部分に位置し、前記増幅器からの熱を放熱可能な放熱部と、
を備え、
前記第2収容ケースは、第1方向に配列する前記第2主表面の第1辺部および第2辺部のうち、一方の辺部より他方の辺部に近接するように配置され、
前記増幅器は、第1基板と、前記第1基板の搭載面上に搭載された複数の素子とを含み、
前記第1基板の搭載面は、前記放熱部上に位置する第1領域と、前記第1領域と隣り合う第2領域とを含み、
前記第1領域および第2領域上には、複数の前記素子が搭載され、前記第1領域上に搭載される複数の前記素子は、前記第2領域上に位置する前記素子よりも高温となる高温素子を含み、
前記第1収容ケース、前記第1基板の前記第2領域および前記第2収容ケースを通り、前記第1収容ケースおよび前記第2収容ケース内を連通する連通孔が形成され、
前記電源部は、第2基板と、前記第2基板上から前記連通孔を通り、前記第1基板の搭載面上に達する延出部材とを含む、電子機器。 - 前記第1収容ケースは、前記第1主表面を規定する天板部と、前記第2主表面を規定する底面部とを含み、
前記底面部には、前記第1基板の前記搭載面と反対側に位置する前記第1基板の背面に向けて突出する台座部を含み、
前記台座部は、前記背面のうち、前記高温素子の背面側に位置する部分と当接する、請求項1に記載の電子機器。 - 前記端子は、前記第1収容ケースの第2方向に配列する第3辺部および第4辺部のうち、第3辺部に前記端子が配置され、前記第4辺部側に前記延出部材が位置する、請求項1または請求項2に記載の電子機器。
- 前記延出部材は、ヒューズおよび前記ヒューズを収容するヒューズホルダを含むヒューズユニットとされ、前記ヒューズユニットは、前記第1主表面に向けて延び、
前記第1主表面には、穴部が形成され、前記第1主表面を平面視すると、前記ヒューズユニットが前記穴部内に位置する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子機器。 - 端子と、
前記端子に入力された信号を増幅する増幅器と、
前記増幅器を収容すると共に、第1主表面に前記増幅器を操作する操作部が設けられた収容ケースと、
を備えた電子機器であって、
前記電子機器は、基板と、前記基板の搭載面に搭載された複数の素子を含み、
前記素子は、他の素子よりも高温となる高温素子を含み、
前記収容ケースは、前記第1主表面を規定する天板部と、前記天板部の周縁部と接合する周壁部とを含み、
前記周壁部のうち、第1方向に配列する第1辺壁部および第2辺壁部の少なくとも一方に第1通風孔が形成され、第2方向に配列する第3辺壁部および第4辺壁部の一方に第2通風孔が形成され、
前記高温素子は、前記基板の中央部よりも前記第1通風孔または前記第2通風孔の近傍に配置された電子機器。 - 前記増幅器に電力を供給する電源部と、
前記第1主表面と反対側に位置する前記第1収容ケースの第2主表面に設けられ、前記電源部を収容する第2収容ケースと、
前記第2主表面に設けられ、前記第2収容ケースと隣り合う部分に位置し、前記増幅器からの熱を放熱可能な放熱部と、
をさらに備え、
前記高温素子は、前記放熱部上に位置する、請求項5に記載の電子機器。 - 前記第1通風孔は、前記第1辺壁部に形成され、前記第2通風孔は、少なくとも前記第3辺壁部に形成され、
前記電子機器の設置時に前記第1辺壁部は下辺部側に位置し、前記第3辺壁部は側辺部側に位置し、
前記高温素子は、第1高温素子と、該第1高温素子よりも高温となる第2高温素子とを含み、
前記第1高温素子は、前記第2通風孔より前記第1通風孔側に位置し、前記第2高温素子は、前記第1通風孔より前記第2通風孔側に位置する、請求項5または請求項6に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
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| JP2008316959A JP2010141185A (ja) | 2008-12-12 | 2008-12-12 | 電子機器 |
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Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003298263A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-17 | Maspro Denkoh Corp | 電子機器ケース |
| JP2005159644A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Miharu Communications Co Ltd | Catv用機器 |
| JP2006014285A (ja) * | 2004-05-27 | 2006-01-12 | Hochiki Corp | Catv用増幅器 |
-
2008
- 2008-12-12 JP JP2008316959A patent/JP2010141185A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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