JP2010141489A - 基準信号発振装置及び基準信号発振方法 - Google Patents

基準信号発振装置及び基準信号発振方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基準信号の周波数を容易かつすばやく校正し、無線基地局の安定動作を実現すること。
【解決手段】GPSユニット14と、基準信号を発振し、電圧を印加することで前記基準信号の周波数が可変する発振源22と、予め定められた測定時間における基準信号のパルス数を測定し、予め定められた基準パルス数からの測定したパルス数の誤差を示す周波数偏差tfを測定する制御ユニット11と、周波数偏差をなくすために発振源22に印加される電圧値の指標を示す調整基準値を記憶するRAM17と、周波数偏差tfが閾値Bを超えた場合、調整基準値を用いて、基準信号の周波数を補正し、且つ、周波数偏差tfが閾値Bを超えない場合、周波数偏差tfをなくすような電圧値を基準信号発振部に印加することで前記基準信号の周波数を繰り返し補正する制御ユニット11と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、基準信号発振装置及び基準信号発振方法に関する。
従来、無線移動局(ハンディ機、車載機等の無線通信端末)同士の無線通信や固定局(例えば、自宅でアンテナを立てて無線通信を行う固定端末)同士の無線通信を中継する無線機として無線基地局が知られている。無線基地局は、複数の固定無線局(レピータ)を備えて構成される。各レピータは、無線移動局間の無線通信を中継する。具体的には、各レピータは、基準信号発振器から基準信号を受信し、受信した基準信号に基づいて、無線の受信及び送信に関する処理を行う。
基準信号発振器は、水晶振動子等の発振に基づいて基準信号を発生する。基準信号を発生する際、経年劣化による基準信号の周波数の誤差を防ぐため、定期的に基準信号の(周波数の)校正が必要である。そこで、GPS(Global Positioning System)衛星からGPS信号を受信し、GPS信号から得られる、UTC(Coordinated Universal Time:協定世界時)に同期した1秒信号(以下、1PPS(Pulse Per Second)という)に基づいて、発振源から発生される基準信号の校正を行う基準信号発振器が考えられている(例えば、特許文献1参照)。例えば、1PPSが受信できない場合には、温度から推測される誤差データを用いて基準信号の校正を行っていた。
また、レピータにおいて使用できる無線通信の周波数の精度は、使用する無線通信の周波数帯により規格で決められており、規格を満たさない精度での使用は法律上許されていない。レピータにおいて使用できる無線通信の周波数の精度は、発振源から発生される基準信号の周波数の精度に依存する。このため、規格で決められている周波数の精度を保つように、発振源から発生される基準信号の周波数に異常がないか否かを検出し、異常があった場合にのみ周波数の異常があったことを示す警報(アラーム)を発生する構成が知られている。
特開2002−217722号公報
しかしながら、発振源から発生される基準信号の周波数に異常があった場合にのみアラームを発生する構成においては、基準信号の校正に時間を要していた。例えば、レピータにおいて使用する無線通信の周波数帯の精度が高い場合、基準信号の校正はパルス数の誤差を取得して校正するため、基準信号の再校正に時間を要していた。基準信号の再校正を行う間、無線基地局の運用を行うと、レピータにおいて使用できる無線通信の周波数の精度が悪い状態(無線基地局の動作が不安定な状態)で、無線基地局の運用をしなければならない。このような運用をすると、発振源から発振される周波数のずれが生じ、使用する無線通信の周波数帯の規格を満たさないこととなる可能性があった。
また、発振源から発生される基準信号の周波数に、無線通信の周波数帯の規格を満たさないレベルの異常があった場合、メンテナンス(校正)を行うために、基準信号発振器の動作を停止しなくてはならない。基準信号発振器は一度動作を停止すると再校正に時間がかかる(例えば、発振源にルビジウムを使用すると、再校正に数時間〜数十時間もの時間がかかってしまう)。このため、無線基地局の運用に支障をきたしていた。
また、上記特許文献1の技術の校正方法では、発振源には固体差があるため、発振源個々に校正データを用意しなくてはならない。さらに、発振源の経年劣化により、最初に校正した校正データがその後の校正にそのまま使えるとは限らないため、最初に校正した校正データの取り直しが必要な場合が出てくることが考えられ、ユーザは手間を要していた。
このため、基準信号の周波数を容易かつすばやく校正し、無線基地局の安定動作を実現する要請があった。
本発明の課題は、基準信号の周波数を容易かつすばやく校正し、無線基地局の安定動作を実現することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の基準信号発振装置は、
GPS信号を受信してUTCに同期した時間信号を取得するGPS信号受信部と、
基準信号を発振し、電圧を印加することで前記基準信号の周波数が可変する基準信号発振部と、
前記GPS信号受信部により取得された前記時間信号に基づいて、予め定められた測定時間における前記基準信号のパルス数を測定し、予め定められた基準パルス数からの前記測定したパルス数の誤差を示す周波数偏差を測定する測定部と、
前記周波数偏差をなくすために前記基準信号発振部に印加される電圧値の指標を示す調整基準値を記憶する記憶部と、
前記測定部により測定された周波数偏差と前記基準信号発振部が安定動作する範囲の境界レベルに対応する前記周波数偏差の第1の閾値とを比較し、前記周波数偏差が前記第1の閾値を超えた場合、前記記憶部に記憶された前記調整基準値を用いて前記基準信号の周波数を補正し、且つ、前記周波数偏差が前記第1の閾値を超えない場合、繰り返し前記測定部により測定された周波数偏差をなくすような電圧値を基準信号発振部に印加することで前記基準信号の周波数を繰り返し補正する制御部と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基準信号発振装置において、
前記制御部は、
前記測定部により測定された周波数偏差が、無線通信の規格により規定されている周波数精度の境界レベルに対応する前記周波数偏差の第2の閾値を超えず、且つ、前記第1の閾値を超えた場合に、前記調整基準値を用いて、前記周波数偏差をなくすように前記基準信号の周波数を補正し、前記周波数偏差が前記第2の閾値を超えた場合、前記基準信号発振部の動作を停止させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の基準信号発振装置において、
前記制御部は、
前記GPS信号受信部を介して前記GPS信号を受信できているか否かを判別し、前記GPS信号を受信できていないと判別した場合、GPS信号の受信異常と判断し、前記基準信号発振部をフリーラン動作させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の基準信号発振装置において、
前記制御部は、
前記測定部により測定された周波数偏差が、前記第1の閾値以上かつ前記第2の閾値以下である前記周波数偏差の第3の閾値を超え、且つ、前記第2の閾値を超えていない場合、前記GPS信号受信部を介して前記GPS信号を受信できているか否かを判別することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の基準信号発振装置において、
前記制御部は、
前記測定部により測定された周波数偏差が、前記第3の閾値を超えず、且つ、前記第1の閾値を超えた場合に、前記調整基準値を用いて、前記周波数偏差をなくすように前記基準信号の周波数を補正することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の基準信号発振装置において、
操作入力を受け付ける操作部を備え、
前記制御部は、
前記操作部を介して前記測定時間を受け付けた場合、当該受け付けられた測定時間で前記基準信号の周波数を補正することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の基準信号発振装置において、
前記制御部は、
前記周波数偏差が前記第1の閾値を超え、且つ、前記第2の閾値を超えないときに、前記操作部を介して前記測定時間の操作入力を受け付けた場合、前記測定部により測定された周波数偏差をなくすように前記基準信号の周波数を補正することを特徴とする。
請求項8に記載の発明の基準信号発振方法は、
GPS信号受信部が、GPS信号を受信してUTCに同期した時間信号を取得するGPS信号受信工程と、
基準信号発振部が、基準信号を発振し、電圧を印加することで前記基準信号の周波数が可変する基準信号発振工程と、
測定部が、前記GPS信号受信工程により取得された時間信号に基づいて、予め定められた測定時間における前記基準信号のパルス数を測定し、予め定められた基準パルス数からの前記測定したパルス数の誤差を示す周波数偏差を測定する測定工程と、
記憶部が、前記周波数偏差をなくすために前記基準信号発振部に印加される電圧値の指標を示す調整基準値を記憶する記憶工程と、
制御部が、前記測定工程により測定された周波数偏差と前記基準信号発振部が安定動作する範囲の境界レベルに対応する前記周波数偏差の第1の閾値とを比較し、前記周波数偏差が前記第1の閾値を超えた場合、前記記憶工程により記憶された前記調整基準値を用いて、前記基準信号の周波数を補正し、且つ、前記周波数偏差が前記第1の閾値を超えない場合、繰り返し前記測定部により測定された周波数偏差をなくすような電圧値を基準信号発振部に印加することで前記基準信号の周波数を繰り返し補正する制御工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、基準信号の周波数を容易かつすばやく校正し、無線基地局の安定動作を実現することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1〜図8を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。先ず、図1を参照して本実施の形態に係る無線基地局1の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態の無線基地局1の外観構成を示す。図2に、無線基地局1に搭載される基準信号発振装置としての基準信号発振器10,レピータ20A,20B,20C,20Dと、無線アンテナ30aとの構成を示す。
図1に示す無線基地局1は、所定の周波数帯の無線通信を用いて、無線移動局(ハンディ機、車載機等の無線通信端末)同士の無線通信や固定局(例えば、自宅でアンテナを立てて無線通信を行う固定端末)同士の無線通信を同時に複数中継する装置である。この複数中継する無線通信では、全て同じ周波数帯が使用される。
次に、無線基地局1の構成を説明する。図2に示すように、無線基地局1は、基準信号発振器10,レピータ20A,20B,20C,20Dと、無線アンテナ30aと、を備えて構成される。
基準信号発振器10は、無線移動局(図示略)間の所定の周波数帯の無線通信を中継する無線通信中継機能と、無線通信の送信ユニット及び受信ユニットの処理に用いられる基準信号を発振して出力(発生)する基準信号発振機能と、を有する。
また、基準信号発振器10は、レピータ20A,20B,20C,20Dと有線通信接続され、発生した基準信号をレピータ20A,20B,20C,20Dに送信する。
基準信号発振器10及びレピータ20A,20B,20C,20Dは、移動無線局とは異なり、送信と受信とを同時に行うことができる。基準信号発振器10及びレピータ20A,20B,20C,20Dは、一般的に、移動無線局よりも送信出力が大きく、また受信能力も優れており、移動無線局同士の中継局として使われる。また、無線通信の周波数帯により、基準信号の周波数の精度が決められている。
レピータ20A,20B,20C,20Dは、それぞれ、無線移動局(図示略)間の所定の周波数帯の無線通信を中継する無線通信中継機能を有する。また、レピータ20A,20B,20C,20Dは、それぞれ、無線通信中継において、基準信号発振器10から受信した基準信号に基づいて、無線信号の送信及び受信に関する処理を行う。また、レピータ20A,20B,20C,20Dは、固定で設置されることを想定された無線機であり、それぞれ、移動無線局間の1対1の無線通信を中継する。なお、無線基地局内の基準信号発振器10及びレピータ20A,20B,20C,20Dの台数は、図示された台数に限定されるものではない。
無線アンテナ30aは、送信側の移動無線局から送信される所定の周波数帯の無線電波を受信し、また送信する信号に基づいて受信側の移動無線局へ所定の周波数帯の無線電波を送信する。
次いで、基準信号発振器10の内部構成を説明する。図3に、基準信号発振器10の内部構成を示す。
図3に示すように、基準信号発振器10は、測定部、制御部としての制御ユニット11、受信ユニット12、送信ユニット13、GPS信号受信部としてのGPSユニット14、操作ユニット15、I/F(インタフェース)16、記憶部としてのRAM(Random Access Memory)17、基準信号ユニット18等を備えて構成される。また、無線アンテナ30aは、受信アンテナ31a、送信アンテナ32a、GPSアンテナ33aを含んで構成される。
制御ユニット11は、基準信号発振器10の各ユニットを制御するユニットである。制御ユニット11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)等を備え、基準信号発振器10の各ユニットを制御するユニットである。制御ユニット11において、ROMに記憶されたプログラムがRAM17に展開され、RAM17に展開されたプログラムとCPUとの協働で各種処理が実行される。
制御ユニット11は、基準信号ユニット18に基準信号を発生させ、通信接続端子18aを介してレピータ20A,20B,20C,20Dに送信させる。また、制御ユニット11は、受信アンテナ31aにより受信された信号を受信ユニット12に復調させ、その復調信号の補正及び増幅後に、その復調信号を送信ユニット13に変調させ、送信アンテナ32aに送信させることにより、無線信号の中継を行う。また、制御ユニット11は、I/F16を介して、レピータ20A,20B,20C,20Dと、動作状況情報の送受信を行い、互いの動作状況を共有する。
受信アンテナ31aは、送信側の移動無線局から所定の周波数帯の無線電波を受信し、その受信した信号を受信ユニット12に出力する。受信ユニット12は、制御ユニット11の制御により、受信アンテナ31aから入力された受信信号を復調して出力する復調処理等の処理を行う。また、受信ユニット12は、基準信号ユニット18から入力される基準信号を用いて、前記処理を行う。また、受信ユニット12から出力された復調信号は、DSP(Digital Signal Processor)(図示略)等により補正及び増幅された後、送信ユニット13に入力される。
送信ユニット13は、制御ユニット11の制御により、DSP等から入力された復調信号を変調して送信アンテナ32aに出力する変調等の処理を行う。また、送信ユニット13は、基準信号ユニット18から入力される基準信号を用いて、前記処理を行う。送信アンテナ32aは、送信ユニット13から入力された変調信号に基づいて、所定の周波数帯
の無線電波を受信側の移動無線局に送信する。
実際には、受信ユニット12、送信ユニット13において、基準信号ユニット18から入力される一定周波数の電気信号である基準信号が、PLL(Phase Locked Loop)(図示略)等により異なる周波数の内部基準信号に変換され、その内部基準信号が、受信ユニット12、送信ユニット13に入力され、受信ユニット12、送信ユニット13の処理が実行される。
GPSアンテナ33aは、GPS衛星からGPS信号を受信してGPSユニット14に出力する。GPSユニット14は、制御ユニット11の制御により、GPSアンテナ33aから入力されるGPS信号に基づいて、UTCに同期した1秒信号である1PPSを取得して制御ユニット11に出力する。
操作ユニット15は、操作パネルを有し、ユーザからの操作パネルへの操作入力を受け付けて操作情報として制御ユニット11に出力する。具体的には、操作ユニット15は、ユーザから、基準信号のパルス数を測定するための測定時間の操作入力を受け付ける。
I/F16は、基準信号発振器10と、調整基準値の解析を行う外部装置(図示略)との通信を仲介する回路である。
RAM17は、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。具体的には、RAM17には調整基準値及び調整データが記憶される。調整基準値は、基準信号の周波数を調整(校正)するために発振源22に入力(印加)される電圧値である。調整データは、周波数偏差tfをなくすように発振源22に印加される電圧値のデータである。調整基準値は、調整データの平均値により求められる。周波数偏差tfは、予め定められた測定時間における予め定められた基準パルス数(正確なパルス数)からの測定されたパルス数の誤差に該当する。
通信接続端子18aは、基準信号ユニット18に接続されるとともに、ケーブルを介してレピータ20A,20B,20C,20Dに接続される。
次いで、基準信号ユニット18の内部構成を説明する。図4に、基準信号ユニット18の内部構成を示す。
図4に示すように、基準信号ユニット18は、DAC(DA(Digital to Analog)コ
ンバータ)21、基準信号発振部としての発振源22を備えて構成される。
DAC21は、入力されるデジタルの電圧信号をアナログの電圧信号に変換して出力する回路であり、制御ユニット11の制御により、出力する電圧信号のボリュームが調整される。DAC21から出力された電圧は、発振源22の周波数調整端子(図示略)に入力される。
発振源22は、ルビジウム、水晶振動子等を有し、一定周波数(例えば、10MHz)の基準信号を発生して通信接続端子18aに出力する。また、発振源22は、周波数調整端子(図示略)を備え、当該周波数調整端子がDAC21の出力端に接続される。発振源22は、周波数調整端子に入力される電圧値に応じて、出力する基準信号の周波数が調整(可変)される。
図4に示すように、基準信号ユニット18において、制御ユニット11により、GPSユニット14から入力される1PPSと、基準信号ユニット18の発振源22から入力される基準信号と、に基づいて、DAC21に入力される電圧値が調整されて基準信号の周波数が一定に調整される。これに対し、基準信号発振器10においては、制御ユニット11により、基準信号ユニット18のDAC21に入力される電圧値が調整されて基準信号の周波数が一定に調整される。
次に、基準信号発振器10の動作を説明する。図5に基準信号発振器10により実行される校正処理の流れを示す。校正処理は、周波数偏差tfを測定し、測定した周波数偏差tfをなくすように基準信号の周波数を校正する処理である。
例えば、操作ユニット15を介して、基準信号ユニット18の電源が投入(電源ON)された後、校正処理の実行指示が操作ユニット15に入力されたこと等をトリガとして、制御ユニット11により、校正処理が実行される。
予め、前回電源OFF時(今回電源ONされた直前の電源OFF時)において用いられた調整データ及び調整基準値がRAM17に記憶されているものとする。
先ず、前回電源OFF時において用いられた調整基準値(前回電源OFF時の調整基準値)がRAM17から読込まれる(ステップS1)。読込まれた調整基準値は、後述するステップS16において用いられる。
ステップS1の実行後、GPS信号の受信待機状態(GPS受信待ち状態)となる(ステップS2)。そして、GPS信号が一定時間受信不可であるか否か、又はGPSユニット故障か否かが判別される(ステップS3)。GPS信号が一定時間受信不可であるか否かの判別は、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信できない時間(time)が、予め設定されている時間(set_time)を超えているか否か(time>set_time)が判別される。ここで、GPS信号を受信したか否かの判別は、GPSユニット14により出力されるGPS衛星の補足情報(GPS衛星を何個補足しているかについての情報)に基づいて判別される。具体的には、GPS衛星の補足情報が、GPS衛星を4個以上補足できている旨の情報である場合は、GPS信号を受信したと判別される。一方、GPS衛星の補足情報が、GPS衛星を3個以下しか補足できていない旨の情報である場合は、GPS信号を受信していないと判別される。したがって、ステップS3では、GPS衛星の補足情報が、GPS衛星を3個以下しか補足できていない旨の情報であり、当該情報を受信している時間(time)が予め設定されている時間(set_time)を越えているか否かが判別される。
また、ステップS3では、GPSユニット14が故障か否かについても判別される。具体的には、GPSユニット14から出力される1PPS信号の信号レベルによりGPSユニット14が故障しているか否かが判別される。例えば、信号レベルが所定のレベルよりも大きいレベル又は小さすぎるレベルの場合は、GPSユニット14が故障していると判別される。
ステップS3において、GPS信号が一定時間受信不可であると判別された場合(ステップS3;YES)、フリーランモードとなり、RAM17に記憶されていた調整基準値及び調整データがリセットされ、FLAG=0にセットされる。(ステップS4)。フリーランモードとは、1PPSに基づく基準信号の補正を行わずに、発振源22の水晶振動子等により発振される周波数に基づいて、発振源22を動作させるモードのことをいう。また、FLAGは、校正が終了した場合にセットされる(すなわち、FLAG=1にセットされる)フラグである。
ステップS3において、GPS信号が一定時間受信不可でないと判別された場合(ステップS3;NO)、周波数調整が行われる(ステップS5)。例えば、正確な基準信号の周波数が10MHzであり、ユーザによる操作ユニット15の操作により測定時間が1秒と定められたとする。この場合、測定時間が秒単位の測定時間(測定時間[S])に変換され、測定時間[S]が1PPS単位でカウントされ(すなわち、1PPS×1[S]がカウントされ)、1PPS×1[S]の間に、発振源22から発生される基準信号のパルス数がカウントされる。このとき、正確なパルス数(正確な基準信号の1秒当りのパルス数(=周波数[Hz]:10×10×測定時間1[S])からの、カウントしたパルス数(測定時間1[S]内において発振源22から発しされたパルス数)の誤差(周波数偏差tf)が測定される。そして、制御ユニット11によりその誤差をなくすような制御信号が出力される。そして、DAC21により制御ユニット11から入力された制御信号に対応した電圧値が発振源22の調整電圧端子に入力され、発振源22から出力される基準信号の周波数が補正(調整)される。
このとき、一定時間経過しても基準信号の周波数の校正が行われない場合は、エラーを出力(アラームを発生)させる。
ステップS5の実行後、出力レベルが異常であるか否かが判別される(ステップS6)。出力レベルとは、発振源22から出力される基準信号のレベルのことをいう。具体的には、本ステップでは、出力レベル(out_level)が許容最小レベル(out_min)よりも小さいか(out_level<out_min)、又は出力レベル(out_level)が許容最大レベル(out_max)を超えているか(out_level>out_max)否かが判別される。
ステップS6において、出力レベルが異常であると判別された場合(ステップS6;YES)、発振源22の動作が停止(出力が停止)され、調整データがリセットされる(ステップS7)。ステップS7の終了後、校正処理は終了される。
ステップS6において、出力レベルが異常でないと判別された場合(ステップS6;NO)、1PPS出力レベルが異常であるか否かが判別される(ステップS8)。1PPS出力レベルとは、1PPS当りのGPS信号のレベルである。具体的には、本ステップでは、1PPS出力レベル(1PPS_level)が1PPS出力レベルの許容最小レベル(min)よりも小さいか(1PPS_leve<min)、又は1PPSレベル(1PPS_level)が1PPSレベルの許容最大レベル(max)を超えているか(1PPS_leve>max)否かが判別される。
ステップS8において、1PPS出力レベルが異常であると判別された場合(ステップS8;YES)、ステップS4に移行される。ステップS8において、1PPS出力レベルが異常でないと判別された場合(ステップS8;NO)、校正調査が行われ、校正が終了した場合、FLAG=1に設定される(ステップS9)。校正調査とは、校正(基準信号の周波数の補正)が終了したか否かを判断することをいう。校正終了の判断は閾値B以内に入ったかどうかで判断する。
具体的には、校正調査において、電源がONされた後の最初の校正時は、FLAG=0に設定されている。FLAG=0であることを検出すると、周波数偏差が閾値B以内に入ったか否かを判別する。閾値B以上であれば校正は終了していないと判断される。また、閾値B以内であれば校正は終了したと判断される。校正が終了したと判断されると、FLAG=1に設定される。FLAG=1に設定された後は、校正調査は行わない。
ステップS9の実行後、周波数偏差tf>許容誤差であるか否かが判別される(ステップS10)。具体的には、ステップS5において測定された周波数偏差tfが許容誤差を超えているか否かが判別される。第2の閾値としての許容誤差は、無線通信の周波数帯において規格により規定されている周波数精度の境界レベルを示す。周波数偏差tfが許容誤差を超える場合、規格により決められている周波数精度を満たさないことを示す。
また、本ステップにおいて、FLAG=0の場合(電源ON後の最初の校正時)は、強制的に周波数偏差tfは許容誤差を超えない(ステップS10;NO)と判別される。
ステップS10において、周波数偏差tf>許容誤差であると判別された場合(ステップS10;YES)、ステップS7に移行される。ステップS10において、周波数偏差tf>許容誤差でないと判別された場合(ステップS10;NO)、周波数偏差tf>閾値Aであるか否かが判別される(ステップS11)。第3の閾値としての閾値Aは、閾値B以上許容偏差値以下の値に設定される。周波数偏差tfが閾値Aを越え、且つ、許容誤差を超えない場合、規格内の周波数精度は満たしているが、通常の運用では起こらない周波数精度となることを示す。
また、本ステップにおいて、FLAG=0の場合(電源ON後の最初の校正時)は、強制的に周波数偏差tfは許容誤差を超えない(ステップS11;NO)と判別される。
ステップS11において、周波数偏差tf>閾値Aであると判別された場合(ステップS11;YES)、GPSから受信されたGPS信号が確認され、受信OKか否かが判別される(ステップS12)。具体的には、本ステップでは、ステップS3と同様の処理が行われる。
ステップS12において、受信OKでないと判別された場合(ステップS12;NO)、フリーランモードとなり、RAM17に記憶されていた調整基準値及び調整データがリセットされる(ステップS13)。ステップS13の実行後、ステップS6に移行される。
ステップS12において、受信OKであると判別された場合(ステップS12;YES)、動作モード切り替えスイッチがON又はOFFであるかが判別される(ステップS14)。動作モード切り替えスイッチは、基準信号の周波数を校正(補正)する際に、自動的に補正を行うのか手動で補正を行うのかを選択するためのスイッチである。
ステップS14において、動作モード切り替えスイッチがONである場合(ステップS14;ON)、手動補正が行われる(ステップS15)。手動補正とは、ユーザが操作ユニット15を介して基準信号の周波数の補正を行うための測定時間を調整することをいう。測定時間を短くすることにより、補正時間の短縮を図ることができる。また、本ステップにおいて、ユーザが操作ユニット15を介して測定時間を短くした場合、測定時間を短くすると周波数精度が落ちるため、補正後に変更前の測定時間に戻す必要がある。
ステップS15の実行後、周波数調整が行われる(ステップS15A)。本ステップの周波数調整は、ステップS5と同様の処理が行われる。但し、ステップS5では、測定時間を1秒であるとして説明したが、本ステップでは、ステップS15において手動補正された測定時間に基づいて周波数調整が行われる。ステップS15Aの実行後、ステップS11に移行される。
ステップS14において、動作モード切り替えスイッチがOFFの場合(ステップS14;OFF)、調整基準値を用いて周波数調整が行われる(ステップS16)。具体的には、ステップS1においてRAM17から読込まれた調整基準値、又は後述する調整データ保存処理においてRAM17に記憶された調整基準値を用いて基準信号の周波数の補正が行われる。したがって、本ステップでは、ステップS5の処理(1PPSを基準にした発振源22から発生される基準信号のパルス数のカウント)は行われずに、調整基準値が発振源22に印加されることにより周波数調整が行われる。ステップS16の実行後、ステップS11に移行される。
ここで、図8を参照して、調整基準値を用いて基準信号の周波数の補正を行った場合と、調整基準値を用いずに基準信号の周波数の補正を行った場合との比較について説明する。図8に示す縦軸は、周波数偏差tfを示す。収束値は、周波数偏差tfが0の場合に該当する。図8に示す横軸は時間を示す。波形は周波数偏差tfの波形を示す。図中の矢印は、周波数偏差tfが閾値Aと閾値Bとの範囲内であったときから、調整基準値を用いて基準信号の周波数の補正を行ったときの周波数偏差tfの波形カーブに沿った矢印である。また、図中の破線は、調整基準値を用いずに基準信号の周波数の補正を行ったときの波形カーブを示す。図8に示すように、調整基準値を用いて補正を行った場合の方が、調整基準値を用いずに補正を行った場合よりも、早く収束値に近づく。すなわち、調整基準値を用いて基準信号の周波数の補正を行った場合の方が調整基準値を用いず補正を行った場合よりも、1PPSを基準にした発振源22から発生される基準信号のパルス数のカウントを行わないため、すばやく基準信号の周波数の補正が可能となる。
ステップS11において、周波数偏差tf>閾値Aでないと判別された場合(ステップS11;NO)、周波数偏差tf>閾値Bであるか否かが判別される(ステップS17)。第1の閾値としての閾値Bは、発振源が安定動作する範囲の境界レベルを示す。具体的な値は、実験により周波数偏差を測定し、安定値から、少し余裕を見た値に設定する。周波数偏差tfが閾値Bを超えると、基準信号の周波数の補正が必要であることを示す。
また、本ステップにおいて、FLAG=0の場合(電源ON後の最初の校正時)は、強制的に周波数偏差tf>許容誤差でない(ステップS17;NO)と判別される。
ステップS17において、周波数偏差tf>閾値Bであると判別された場合(ステップS17;YES)、ステップS14に移行される。ステップS17において、周波数偏差tf>閾値Bでないと判別された場合(ステップS17;NO)、調整データ保存処理が実行される(ステップS18)。また、FLAG=0の場合(電源ON後の最初の校正時)は、本ステップは実行されずにステップS5に移行される。
ここで、ステップS18で実行される調整データ保存処理について説明する。先ず、調整データがRAM17に保存される(ステップS21)。
そして、FLAG=1であるか否かが判別される(ステップS22)。FLAG=1でないと判別された場合(ステップS22;NO)、調整保存データ処理は終了され、ステップS5に移行される。FLAG=1であると判別された場合(ステップS22;YES)、Flag=1となった計時時間(timmer)と、予め定められたFlag=1の時間(flag time)とが参照され、timmer=flag timeであるかが判別される(ステップS23)。
ステップS23において、timmer=flag timeでないと判別された場合(ステップS23;NO)、ステップS5に移行される。ステップS23において、timmer=flag timeであると判別された場合(ステップS23;YES)、調整データの平均値により、調整基準値が生成される(ステップS24)。そして、調整基準値がRAM17に保存される(ステップS25)。このとき、前回電源OFF時において用いられた調整基準値がRAM17に記憶されていたときは、本ステップで生成された調整基準値が更新記憶される。ステップS25の実行後、調整データ保存処理は終了され、ステップS5に移行される。すなわち、周波数偏差tfが閾値Bを超えない場合は、ステップS5の処理が実行されることとなる。
以上、本実施の形態によれば、周波数偏差tfが閾値Bを超えた場合、調整基準値を用いて、周波数偏差tfをなくすように基準信号の周波数を補正する。このため、調整基準値を用いて基準信号の周波数を補正するので、基準信号の周波数を容易かつすばやく校正できる。また、基準信号を校正することにより、発振源が安定動作を実現でき、発振源が安定動作することにより、無線基地局の安定動作を実現できる。したがって、基準信号の周波数を容易且つすばやく校正し、無線基地局の安定動作を実現することができる。
また、周波数偏差tfが許容誤差を超えず、且つ、閾値Bを超えた場合に、調整基準値を用いて、周波数偏差tfをなくすように基準信号の周波数を補正し、周波数偏差tfが許容誤差を超えた場合、発振源22の動作を停止させる。このため、閾値B及び許容誤差に基づいて、対応方法を変えることができるので、状況に応じた処理を実現することができる。
また、GPS信号を受信できていないと判別した場合、GPS信号の受信異常と判断し、発振源22をフリーラン動作させる。このため、GPS信号の受信異常である場合であっても、発振源22の動作を止めることなく運用が可能となる。
また、周波数偏差tfが(閾値A)を超え、且つ、許容誤差を超えていない場合、GPS信号を受信できているか否かを判別する。このため、周波数偏差tfが閾値Aから許容誤差の範囲の場合は、通常の運用では起こらない値と考えられるため、GPSが受信できているか否かを判別することで、GPSの受信異常であるか否かを判別できる。また、閾値Aに基づいて、対応方法を変えることができるので、状況に応じた処理を実現することができる。
また、周波数偏差tfが、閾値Aを超えず、且つ、閾値Bを超えた場合に、調整基準値を用いて、周波数偏差をなくすように基準信号の周波数を補正する。このため、周波数偏差が閾値Aを超えず、且つ、閾値Bを超えた場合であっても、調整基準値を用いて基準信号の周波数を補正するので、基準信号の周波数を容易かつすばやく校正できる。
また、操作ユニット15を介して受け付けられた測定時間で基準信号の周波数を補正する。このため、ユーザは、測定時間を短くしたい場合、操作ユニット15を介して任意の測定時間を入力することにより、補正の時間短縮を図ることができる。
また、周波数偏差tfが閾値Bを超え、且つ、許容誤差をこえないときに、操作ユニット15を介して測定時間の操作入力(手動補正)を受け付けた場合、周波数偏差tfをなくすように基準信号の周波数を補正することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る基準信号発振器の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、図5の校正処理のステップS1において、RAM17から調整基準値を読み出して取得することとしたがこれに限定されるものではない。例えば、調整基準値は、外部装置から取得することとしてもよい。具体的には、外部装置に調整データが送信されていた場合、今回電源ON時に、外部装置において解析された調整基準値をI/F16を介して取得することとしてもよい。
その他、上記実施の形態における無線基地局、基準信号発振器の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る実施の形態の無線基地局の外観構成を示す図である。 無線通信の周波数帯変更前の無線基地局に搭載されるレピータを示す図である。 基準信号発振器の内部構成を示すブロック図である。 基準信号ユニットの内部構成を示すブロック図である。 基準信号発振器により実行される校正処理を示すフローチャートである。 基準信号発振器により実行される校正処理を示すフローチャートである。 基準信号発振器により実行される調整データ保存処理を示すフローチャートである。 調整基準値を用いて基準信号の周波数の補正を行った場合と、調整基準値を用いずに基準信号の周波数の補正を行った場合とを比較した図である。
符号の説明
1 無線基地局
10 基準信号発振器
11 制御ユニット
12 受信ユニット
13 送信ユニット
14 GPSユニット
15 操作ユニット
16 I/F
17 RAM
18 基準信号ユニット
18a 通信接続端子
20A,20B,20C,20D レピータ
21 DAC
22 発振源
30a 無線アンテナ
31a 受信アンテナ
32a 送信アンテナ
33a GPSアンテナ

Claims (8)

  1. GPS信号を受信してUTCに同期した時間信号を取得するGPS信号受信部と、
    基準信号を発振し、電圧を印加することで前記基準信号の周波数が可変する基準信号発振部と、
    前記GPS信号受信部により取得された前記時間信号に基づいて、予め定められた測定時間における前記基準信号のパルス数を測定し、予め定められた基準パルス数からの前記測定したパルス数の誤差を示す周波数偏差を測定する測定部と、
    前記周波数偏差をなくすために前記基準信号発振部に印加される電圧値の指標を示す調整基準値を記憶する記憶部と、
    前記測定部により測定された周波数偏差と前記基準信号発振部が安定動作する範囲の境界レベルに対応する前記周波数偏差の第1の閾値とを比較し、前記周波数偏差が前記第1の閾値を超えた場合、前記記憶部に記憶された前記調整基準値を用いて前記基準信号の周波数を補正し、且つ、前記周波数偏差が前記第1の閾値を超えない場合、繰り返し前記測定部により測定された周波数偏差をなくすような電圧値を基準信号発振部に印加することで前記基準信号の周波数を繰り返し補正する制御部と、
    を備えることを特徴とする基準信号発振装置。
  2. 前記制御部は、
    前記測定部により測定された周波数偏差が、無線通信の規格により規定されている周波数精度の境界レベルに対応する前記周波数偏差の第2の閾値を超えず、且つ、前記第1の閾値を超えた場合に、前記調整基準値を用いて、前記周波数偏差をなくすように前記基準信号の周波数を補正し、前記周波数偏差が前記第2の閾値を超えた場合、前記基準信号発振部の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の基準信号発振装置。
  3. 前記制御部は、
    前記GPS信号受信部を介して前記GPS信号を受信できているか否かを判別し、前記GPS信号を受信できていないと判別した場合、GPS信号の受信異常と判断し、前記基準信号発振部をフリーラン動作させることを特徴とする請求項1又は2に記載の基準信号発振装置。
  4. 前記制御部は、
    前記測定部により測定された周波数偏差が、前記第1の閾値以上かつ前記第2の閾値以下である前記周波数偏差の第3の閾値を超え、且つ、前記第2の閾値を超えていない場合、前記GPS信号受信部を介して前記GPS信号を受信できているか否かを判別することを特徴とする請求項3に記載の基準信号発振装置。
  5. 前記制御部は、
    前記測定部により測定された周波数偏差が、前記第3の閾値を超えず、且つ、前記第1の閾値を超えた場合に、前記調整基準値を用いて、前記周波数偏差をなくすように前記基準信号の周波数を補正することを特徴とする請求項4に記載の基準信号発振装置。
  6. 操作入力を受け付ける操作部を備え、
    前記制御部は、
    前記操作部を介して前記測定時間を受け付けた場合、当該受け付けられた測定時間で前記基準信号の周波数を補正することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の基準信号発振装置。
  7. 前記制御部は、
    前記周波数偏差が前記第1の閾値を超え、且つ、前記第2の閾値を超えないときに、前記操作部を介して前記測定時間の操作入力を受け付けた場合、前記測定部により測定された周波数偏差をなくすように前記基準信号の周波数を補正することを特徴とする請求項6に記載の基準信号発振装置。
  8. GPS信号受信部が、GPS信号を受信してUTCに同期した時間信号を取得するGPS信号受信工程と、
    基準信号発振部が、基準信号を発振し、電圧を印加することで前記基準信号の周波数が可変する基準信号発振工程と、
    測定部が、前記GPS信号受信工程により取得された時間信号に基づいて、予め定められた測定時間における前記基準信号のパルス数を測定し、予め定められた基準パルス数からの前記測定したパルス数の誤差を示す周波数偏差を測定する測定工程と、
    記憶部が、前記周波数偏差をなくすために前記基準信号発振部に印加される電圧値の指標を示す調整基準値を記憶する記憶工程と、
    制御部が、前記測定工程により測定された周波数偏差と前記基準信号発振部が安定動作する範囲の境界レベルに対応する前記周波数偏差の第1の閾値とを比較し、前記周波数偏差が前記第1の閾値を超えた場合、前記記憶工程により記憶された前記調整基準値を用いて、前記基準信号の周波数を補正し、且つ、前記周波数偏差が前記第1の閾値を超えない場合、繰り返し前記測定部により測定された周波数偏差をなくすような電圧値を基準信号発振部に印加することで前記基準信号の周波数を繰り返し補正する制御工程と、
    を含むことを特徴とする基準信号発振方法。
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