JP2010142861A - 粉末成形金型装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビティの粉末充填密度を均一とし、密度の偏りで生じる軸振れを防ぐ。
【解決手段】ダイス10のダイス孔11の開口に対して進退自在に設けたフィーダボックス51内に、フィーダボックス51がダイス孔11の開口に進出した粉末充填位置に配された時に、ダイス孔11の開口の中心の両側に並列した状態となるように一対の箱状の振動部材55を収容し、これら振動部材55をエアシリンダ61で振動させることにより、充填粉末Pを振動させて密度の均一化を図る。
【選択図】図1

Description

本発明は粉末成形金型装置に係り、特に、粉末充填手段の改良に関する。
例えば、軸受等の円筒状の部品を高い寸法精度で大量生産する場合、押し型内に充填した原料粉末を上下のパンチで圧縮して、図7に示すような中心に孔9aを有する円筒状の圧粉体9を成形し、この圧粉体9を焼結して目的形状の部品を得る粉末冶金法が有効に利用されている。圧粉体9は、通常、図8に示すように、ダイス70のダイス孔70aに下側からコアロッド71と円筒状の下パンチ72を挿入してダイス孔70a内に円筒状のキャビティを形成し、このキャビティに上部開口から粉末Pを供給し、上パンチ73を下降させて上下のパンチ73,72により粉末Pを軸方向に圧縮するといった手法で成形されている。
ダイス孔70a内への粉末Pの充填は、粉末を貯留するホッパからホースを介して粉末の供給を受けているフィーダボックス74を、ダイス孔70aの上部開口に対しダイス7の上面に滑動させながら進退させることにより、粉末Pをダイス孔70a内に落とし込み、かつダイス70の上面ですり切りを行ってキャビティに粉末Pを充満させている(特許文献1等参照)。
特開2002−020802号公報
このようにフィーダボックスを進退させてキャビティに粉末を充填すると、フィーダボックスの進出時における手前側と奥側(図8で右側と左側)とでは、粉末の落下するタイミングに手前側の方が奥側よりも早いといった時間差が生じて、粉末が早く供給される手前側の方が奥側よりも粉末充填密度が高くなるといった現象が起こる。このように粉末充填密度に偏りが生じていると、圧縮成形された圧粉体の密度、ひいては焼結された部品の状態で均一な密度による均一な強度を得ることができず、低品質の部品となる。また、粉末充填密度に偏りがあるまま粉末を圧縮すると、高密度側から低密度側に粉末が流動し、その流動圧によってコアロッドが低密度側に僅かではあるが傾倒し、これによって圧粉体の孔の同軸度が低下する、いわゆる軸振れといった不具合を招く。
上記のように単純な円筒状ではなく、中心に孔を有する環状体であって、周縁や、周縁と孔との間に、環状の凸部、あるいは周方向に沿った複数の突起等が形成されている形状の部品は、圧粉体成形の際に、軸方向すなわち圧縮方向の厚さが異なることによる圧縮比の不均一を避けるため、上下のパンチ(あるいは上下いずれか一方のパンチ)を肉厚に応じた複数のパンチの組み合わせで構成している。
その場合、上下の複数のパンチは、それぞれ同軸的、かつ入れ子状に組み合わせて構成される。そしてこの場合にも、フィーダボックスによってキャビティに充填された粉末の充填密度に偏りが生じていると、パンチ間に存在する微小隙間によってパンチが傾倒し、形成された環状の凸部や突起の同軸度が低下するといった問題が生じる。このような問題は、特に高い精度で同軸度を求められる部品(例えばシンクロハブ、プーリ、スプロケット、オイルポンプ部品等)の場合に問題視され、改善が求められている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、キャビティに充填される粉末の密度を十分に均一とすることができ、高品質の圧粉体ないしは焼結体を得ることができる粉末成形金型装置を提供することを目的としている。
本発明は、ダイス孔を有するダイスと、ダイス孔に嵌入される上パンチおよび下パンチと、ダイス孔に下パンチが嵌入されてダイス孔内に形成されるキャビティに、粉末を充填する粉末充填手段とを備え、キャビティに充填された粉末を、上パンチと下パンチにより圧縮して圧粉体を成形する金型装置であって、粉末充填手段は、ダイスの上面を滑動しながらダイス孔の開口に対して進退自在に設けられ、進出時に、内部に供給されている粉末をキャビティに落下させて充填するフィーダボックスと、このフィーダボックス内に、該フィーダボックスがダイス孔の開口に進出した粉末充填位置に配された時に、ダイス孔の開口の中心の両側に並列した状態で配設され、上下方向に開放している箱状の一対の振動部材と、これら振動部材を、ダイスの上面と略平行な方向に個別に振動させる振動手段とを備えることを特徴としている。
本発明に係る粉末充填手段によれば、フィーダボックスをダイス孔の開口に進出させてキャビティに粉末を充填する際、フィーダボックス内の振動部材を振動させることにより、振動した振動部材の下方の粉末に振動が伝わって振動する。これにより、キャビティ内の粉末は、充填密度を高くなるとともに、粉末が密の状態となっている部分から粗になっている部分に流動し、全体の充填密度が均一化する。また、キャビティの充填密度が低くなりがちな部分に対して、少なくとも1つの振動部材を位置付けて振動させることにより、その部分の粉末充填密度を高くすることができる。本発明では、このように振動部材を適宜に振動させることによりキャビティ内の粉末充填密度を調整することができ、結果として粉末充填密度を均一化させることができる。
本発明は、上記ダイスのダイス孔は円筒状であって、該ダイス孔の中心に、圧粉体の中心に貫通孔を形成するためのコアロッドが挿入され、上パンチおよび下パンチは、該コアロッドが摺動自在に挿通するコアロッド挿通孔を有する円筒状に形成されている形態を含む。この形態では、圧粉体はコアロッドにより中心に孔が形成された円筒状のものとなる。そして、キャビティ内のコアロッドの周囲において粉末の充填密度が低くなりがちな部分に対し振動部材を位置付けて振動させることにより、コアロッドの周囲の粉末の充填密度を周方向に均一化させることができる。したがって、粉末を圧縮してもコアロッドが傾倒することが防がれ、中心の孔を高精度で同軸的に形成することができ、軸振れのない圧粉体を成形することができる。
また、本発明は、上パンチおよび下パンチを、いずれも複数備えており、それぞれが同軸的、かつ入れ子状に組み合わされる形態を含む。この形態では、振動部材によってキャビティ内の粉末充填密度を周方向に均一化させることにより、圧縮時に各パンチが傾倒することが防がれる。したがって、各パンチによって環状の凸部や突起を形成する場合、これら凸部や突起を高精度で同軸的に形成することができる。
本発明の振動部材の振動方向は、粉末に振動を与えて密度が高まりやすくなる点から、フィーダボックスの進退方向と平行な方向か、もしくは該進退方向と直交する方向のいずれかの方向が好ましい。
本発明によれば、フィーダボックス内の振動部材を振動させることにより、キャビティ内の粉末充填密度を均一に調整することができ、その結果、高品質の圧粉体ないしは焼結体を得ることができるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[1]粉末成形金型装置の構成
図1は一実施形態の粉末成形金型装置を示しており、図1で符号10はダイスである。このダイス10には、軸方向が鉛直方向に沿った円筒状の内周面を有するダイス孔11が形成されている。ダイス孔11には、下側からコアロッド20が中心に挿入され、このコアロッド20とダイス孔11の内周面との間に、円筒状の3つの下パンチ31,32,33が、摺動しながら嵌入されるようになっている。コアロッド20および下パンチ31〜33は、ダイス孔10と同軸的に配設されている。
3つの下パンチ31〜33は、外側の第1下パンチ31、中間の第2下パンチ32および内側の第3下パンチ33であり、互いに摺動可能な状態で入れ子状に組み合わされている。第3下パンチ33の中心には、コアロッド20が摺動して挿通されるコアロッド挿通孔33aが形成されている。これら下パンチ31〜33は、第1下パンチ31の外周面がダイス孔11の内周面に摺動し、第3下パンチ33の内周面がコアロッド20の外周面に摺動しながら、ダイス孔11内に下側から嵌入されるようになっている。各下パンチ31〜33は個々に昇降自在とされ、各下パンチごとに設けられた図示せぬ昇降機構によって昇降させられる。
ダイス孔11の上方には、3つの下パンチ31〜33と上下対称、かつ同軸的に構成された3つの円筒状の上パンチ41,42,43が昇降可能に配設されている。すなわち上パンチは、円筒状の第1上パンチ41、第2上パンチ42および第3上パンチ43から構成されており、これら上パンチ41〜43は、それぞれ第1下パンチ31、第2下パンチ32および第3下パンチ33と上下対称に構成されたもので、ダイス孔11と同軸的で、互いに摺動可能な状態で入れ子状に組み合わされている。第3上パンチ43の中心には、コアロッド20が摺動して挿通されるコアロッド挿通孔43aが形成されている。これら上パンチ41〜43は、第1上パンチ41の外周面がダイス孔11の内周面に摺動し、第3上パンチ43の内周面がコアロッド20の外周面に摺動する状態に、ダイス孔11内に上側から嵌入されるようになっている。各上パンチ41〜43は個々に昇降自在とされ、各上パンチごとに設けられた図示せぬ昇降機構によって昇降させられる。
ダイス孔11の中心に挿入されたコアロッド20が上端面をダイス10の上面と一致させ、ダイス孔11に嵌入された各下パンチ31〜33の高さ位置を、成形する圧粉体に応じた状態とすることにより、ダイス孔11内に、粉末Pが充填される所定形状のキャビティCが形成される。
ダイス10の上面には、キャビティC内に粉末Pをすり切り状態で充填するフィーダボックス51が配設されている。このフィーダボックス51は、図1〜図3に示すように、ダイス孔11よりも十分に大きな正方形状の箱体で、下方が開放しており、上部の中心には、粉末導入口52が形成されている。粉末導入口52には、原料粉末を貯留するホッパから粉末Pを導入するホース(いずれも図示略)が接続されている。粉末は、ホッパからホースを経てフィーダボックス51内に導入され、フィーダボックス51内で常に充満するように供給される。
フィーダボックス51は、ダイス10の上面を滑動してダイス孔11に対し進退するよう待機位置から往復動自在に設けられている。図1においてフィーダボックス51の待機位置(二点鎖線で示す)はダイス孔11の右方であり、この待機位置から、フィーダボックス51はダイス10の上面を滑動し、図1および図3に示すようにダイス孔11を覆う粉末充填位置まで進出し、粉末充填がなされる。そして粉末充填後は、待機位置に戻る。このようなフィーダボックス51の往復動は、フィーダボックス51に連結したフィーダアーム53を介して、図示せぬ往復動機構によりなされる。
フィーダボックス51内には、2つの振動部材55が収容されている。これら振動部材55は直方体状で上下に開放する箱状に形成されたもので、フィーダボックス51の進退方向に直交する方向に、一対の並列状態で配設されている。そして、フィーダボックス51の待機位置側の板部51aには、各振動部材55ごとに、振動部材55を個別に振動させるエアシリンダ61が取り付けられている。
エアシリンダ61は、板部51aに固定されたシリンダ本体62と、シリンダ本体62から板部51aを貫通してフィーダボックス51の進退方向に延び、先端が振動部材55に固定されたピストンロッド63とを備えている。図1に示すように、シリンダ本体62には、シリンダ本体62内に対して空気を供給/排出し、ピストンロッド63をフィーダボックス51内に対して伸縮させるエア配管64が接続されている。エアシリンダ61は、ピストンロッド63が自身の長手方向に振動するように作動し、これによって各振動部材55はフィーダボックス51の進退方向に振動するようになっている。各振動部材55は、図1〜図3に示すように、フィーダボックス51がダイス孔11を覆う粉末充填位置に配された時に、ダイス孔11の開口の中心の両側に並列した状態となるように設定されている。本実施形態では、フィーダボックス51、各振動部材55および各振動部材55を振動させるエアシリンダ61によって粉末充填手段50が構成されている。
[2]圧粉体の成形
次に、上記粉末成形金型装置により圧粉体を成形する動作手順を説明する。
各上パンチ41〜43を上昇させてダイス孔11から退避させ(図1参照)、フィーダボックス51を待機位置で待機させる。また、ダイス孔11の中心に挿入したコアロッド20の上端面をダイス10の上面と一致させる。そして、ダイス孔11内に嵌入した各下パンチ31〜33の高さ位置を、成形する圧粉体に応じた位置に調整し、ダイス孔11内にキャビティCを形成する。この場合は、第2下パンチ32、第1下パンチ31、第3下パンチ33の順で高さが低くなっており、キャビティCは、ダイス孔11の内周面、コアロッド20および各下パンチ31〜33の上端面によって形成される。
次に、図1に示すように、フィーダボックス51を粉末充填位置まで進出させ、キャビティC内に粉末Pを落とし込んで充填する。粉末Pは、振動部材55の内側および外側を通って落下する。そして、フィーダボックス51を粉末充填位置まで進出させると同時に、各振動部材55を所定時間振動させ、フィーダボックス51をキャビティC上に止めておく。この後、振動部材55の振動を停止し、フィーダボックス51を待機位置まで戻す。キャビティC内の粉末Pの上面は、フィーダボックス51が滑動することによってダイス10の上面と面一になり、これによって粉末Pはすり切り状態でキャビティC内に充填される。
次に、図4に示すように各上パンチ41〜43を下降させてダイス孔11内に嵌入し、これら上パンチ41〜43と各下パンチ31〜33の高さ位置を調整してから、各下パンチ31〜33を固定し、各上パンチ41〜43を所定荷重で下降させ、粉末Pを圧縮する。この場合、上パンチ41〜43の高さ位置は下パンチ31〜33と上下対称の位置とする。なお粉末Pの圧縮は下パンチ31〜33の上昇を伴わせて行ってもよい。粉末Pを圧縮したら、各上パンチ41〜43を上昇させて退避させ、続いて各下パンチ31〜33を上昇させて、圧縮成形した粉末Pを型抜きし、図5に示す圧粉体1を得る。
この場合の圧粉体1は、図5に示すように、縦断面形状が上下対称であって、中心に貫通孔1aを有し、内周部に環状凸部2が形成され、外周部に内周側の環状凸部2よりも低い環状凸部3が形成された円板状のものである。貫通孔1aはコアロッド20により、また、外周面はダイス孔11の内周面により形成される。また、表面側および裏面側の内周側の環状凸部2は、第3上パンチ43および第3下パンチ33により形成され、外周側の環状凸部3は、第1上パンチ41および第1下パンチ31により形成され、環状凸部2,3間の凹部4は、第2上パンチ42および第2下パンチ32により形成される。
[3]振動部材の作用効果
上記のように、フィーダボックス51を粉末充填位置に進めた状態で、各振動部材55を振動させることにより、振動部材55の振動が、下方のキャビティC内の粉末に伝わって振動する。これによりキャビティC内の粉末は、充填密度を高くなるとともに、粉末が密の状態となっている部分から粗になっている部分に流動し、充填密度が均一化する。また、2つの振動部材55は、キャビティCの開口(ダイス孔11の開口)の中心の両側に並列しているため、キャビティC内の粉末を一様に振動させることができ、この点からも粉末充填密度は均一化しやすい。なお、双方の振動部材55の振動方向は、粉末に剪断を起こして流動しやすい状態にするため、互い違いの方向に振動させると好ましい。
このようにキャビティC内に粉末の充填密度が均一になるため、粉末を圧縮した際に、コアロッド20および各下パンチ31〜33が、粉末の密度が粗になっている方向に傾倒するといった軸振れは起こらない。このため、コアロッド20および各下パンチ31〜33の同軸度が高精度に保たれた状態で粉末は圧縮される。その結果、圧縮成形された圧粉体1の密度、ひいては圧粉体1を焼結した後の焼結部品の密度を均一化させることができ、結果として高品質の焼結部品を得ることができる。
また、本実施形態の振動部材55では、キャビティCに充填された粉末の充填密度が低くなる部分の直上に振動部材55を配して振動させることにより、充填密度を他の部分と同等に調整することができる。例えば、フィーダボックス51の進出方向の手前側よりも奥側の方が落下する時間差によって粉末の充填密度が低くなることは前述した通りである。したがって、粉末充填後、フィーダボックス51を粉末充填位置からさらに進めて、キャビティCの奥側の上方に振動部材55を配置して振動させることにより、その奥側の充填密度を高めて、全体の充填密度を均一化せることができる。このように、粉末の充填密度を均一にする上では、場合によっては一方の振動部材55のみを振動させたり、フィーダボックス51の位置をずらして振動部材55を目的箇所に配置したりする操作を行って、粉末の充填密度が均一に調整される。
[4]振動部材の変形例
図6は、上記実施形態の変形例であり、フィーダボックス51内の2つの振動部材55は、フィーダボックス51の進退方向に沿って配置され、フィーダボックス51がダイス孔11を覆う粉末充填位置に配された時に、ダイス孔11の開口の中心の前後に並列した状態となるように設定されている。そして、各振動部材55を振動させるエアシリンダ61は、フィーダボックス51の左右の側板51bにそれぞれ取り付けられている。この場合、各振動部材55はフィーダボックス51の進退方向と直交する方向に振動するようになっている。フィーダボックス51は、フィーダアーム54を介して図示せぬ往復動機構によりダイス孔11に対して進退させられる。
図1〜図5で示した実施形態では、振動部材55がフィーダボックス51の進退方向と直交する方向に並列しているため、その方向へのコアロッド20や各下パンチ31〜33の軸振れを防止しやすい構成となっている。そして、図6の例では、振動部材55がフィーダボックス51の進退方向に並列しているため、その方向へのコアロッド20や各下パンチ31〜33の軸振れを防止しやすい構成となっている。
本発明の一実施形態に係る粉末成形金型装置の全体を示す側断面図である。 図1のII方向での断面図である。 図1のIII−III線矢視断面図である。 一実施形態の粉末成形金型装置で粉末を圧縮した状態を示す断面図である。 圧縮後の圧粉体1の断面図である。 一実施形態の振動部材の変形例を示す断面図である。 粉末を圧縮成形して得られる単純円筒状の圧粉体を示す斜視図である。 従来のフィーダボックスによる粉末供給を示す断面図である。
符号の説明
1…圧粉体
1a…圧粉体の貫通孔
10…ダイス
11…ダイス孔
20…コアロッド
31…第1下パンチ
32…第2下パンチ
33…第3下パンチ
33a…下パンチのコアロッド挿通孔
41…第1上パンチ
42…第2上パンチ
43…第3上パンチ
43a…上パンチのコアロッド挿通孔
50…粉末充填手段
51…フィーダボックス
55…振動部材
C…キャビティ
P…粉末

Claims (4)

  1. ダイス孔を有するダイスと、
    前記ダイス孔に嵌入される上パンチおよび下パンチと、
    前記ダイス孔に前記下パンチが嵌入されてダイス孔内に形成されるキャビティに、粉末を充填する粉末充填手段とを備え、
    前記キャビティに充填された粉末を、前記上パンチと前記下パンチにより圧縮して圧粉体を成形する金型装置であって、
    前記粉末充填手段は、前記ダイスの上面を滑動しながら前記ダイス孔の開口に対して進退自在に設けられ、進出時に、内部に供給されている粉末をキャビティに落下させて充填するフィーダボックスと、
    このフィーダボックス内に、該フィーダボックスが前記ダイス孔の開口に進出した粉末充填位置に配された時に、ダイス孔の開口の中心の両側に並列した状態で配設され、上下方向に開放している箱状の一対の振動部材と、
    これら振動部材を、前記ダイスの上面と略平行な方向に個別に振動させる振動手段と
    を備えることを特徴とする粉末成形金型装置。
  2. 前記ダイス孔は円筒状であって、該ダイス孔の中心に、前記圧粉体の中心に貫通孔を形成するためのコアロッドが挿入され、
    前記上パンチおよび前記下パンチは、該コアロッドが摺動自在に挿通するコアロッド挿通孔を有する円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の粉末成形金型装置。
  3. 前記上パンチおよび前記下パンチを、いずれも複数備えており、それぞれが同軸的、かつ入れ子状に組み合わされることを特徴とする請求項2に記載の粉末成形金型装置。
  4. 前記振動部材は、前記フィーダボックスの進退方向と平行な方向か、もしくは該進退方向と直交する方向のいずれかの方向に振動することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粉末成形金型装置。
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