JP2010143699A - スラックンシオド - Google Patents
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Abstract
【課題】工作機械等からシュートにて排出された金属加工製品を、落下させずに通函やプラスチックケースに貯める無動力の装置を提供する。金属加工製品が徐々に貯まってくるので、それに応じて排出高さが変わらなければならない。
【解決手段】予め、シュートの出口側に緩やかに傾斜し金属加工製品の重力によって傾斜を急にして、製品を転がし落とすシーソー式シュートで、シュート出口下部が傾斜のストッパとなり、徐々に貯まった金属加工製品の高さに合わせて傾斜を変える自動可変傾斜できることが特徴である。シーソー式シュートの出口側先端に一定の距離(穴)をおいてクッションストッパを設けると、シーソー式シュートを転がり又は、滑り落ちてきた金属加工製品は、その慣性力により、穴を飛び越えてクッションストッパに当たり跳ね返って減速されて穴から落ちる。又、ベクトル(力の方向)も不均一になり通函の中に平らに貯めることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】予め、シュートの出口側に緩やかに傾斜し金属加工製品の重力によって傾斜を急にして、製品を転がし落とすシーソー式シュートで、シュート出口下部が傾斜のストッパとなり、徐々に貯まった金属加工製品の高さに合わせて傾斜を変える自動可変傾斜できることが特徴である。シーソー式シュートの出口側先端に一定の距離(穴)をおいてクッションストッパを設けると、シーソー式シュートを転がり又は、滑り落ちてきた金属加工製品は、その慣性力により、穴を飛び越えてクッションストッパに当たり跳ね返って減速されて穴から落ちる。又、ベクトル(力の方向)も不均一になり通函の中に平らに貯めることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、比較的小さな金属加工製品を、通函やプラスチックケース等に貯める為の、シュートに関するものである。
工作機械で加工された金属製品は、ロボット等で排出し特定のケースに整列させることもあるが、比較的小さな金属加工製品は1個ずつシュートに落とし、工作機械の外まで転がして、通函やプラスチックケース等に落下させることも多い。この場合は、通函の中に金属加工製品が無造作に貯まっていく。
シュートの出口の高さは、通函のふちの高さよりも上にあるのが普通で、シュートの出口を通函の中に入れ込むと、金属加工製品が貯まってきた場合、シュートの出口で製品が詰まってしまうからである。
特開2002−154636
特開2004−329568
シュートの出口から落下した金属加工製品は通函に少し貯まると製品どうしが衝突する。少しの高さでも落下させているのでその衝撃は激しく、金属加工製品に傷をつける。
本発明は、製品の落下による衝撃を緩和させ、且つ、製品が通函の中に貯まってきても詰まらないシーソー式シュートに関するものである。
金属製又は樹脂製で半円筒形、又は、コの字形の断面形状を有するシュートにおいて、シーソーの様な動きをする為に支点軸3を設け、支点よりシュート出口側にワークストッパ2を設け、支点よりシュート出口側と反対側にバランスをとる為のバランサー4とシュート角度調整の為のシーソーストッパ5を設ける。このシーソー式シュートを通函9やプラスチックケース等の上に設置する。
他の機械よりシュートにて排出されてきた金属加工製品8をワークストッパ2とシュート出口の間に落とす。よく落ちる場所にはゴムやスポンジ等のクッション材を貼ると良い。
支点よりシュート出口側の総モーメントをMa、反対側の総モーメントをMb、金属加工製品の重量によるモーメントをMxとすると、数1(A)式及び(B)式を満たす様にバランサー4の重量と位置、及び金属加工製品8の落下位置を調整する。
すなわち金属加工製品8が、シーソー式シュート1上に無い場合は、水平面に対し、シュートが下に10度程度のゆるやかな傾斜にし、有る場合は水平面に対しシュートが下に40度程度の急な傾斜になる様に設定する。
工作機械より、シュートにて排出されてきた金属加工製品8をシーソー式シュート1上に落とすと、その製品の重力により、ゆっくりと傾斜角度が大きくなりシュート出口側に向かって製品を転がり落とす。
この時、シーソー式シュート1が無い場合のシュートから落下させた金属加工製品8の衝撃に比べ、計り知れないほど衝撃が緩和され金属加工製品に傷を付け難くする。
既に、通函9やプラスチックケース等に、ある程度の量の金属加工製品8が入っている場合でもシーソー式シュート1の出口側先端に設けた傾斜ストッパ6によって貯まった製品に接触し、それ以上、急な傾斜にならない様にした自動可変傾斜機能が特徴であり、シュートの出口で製品が詰まらない。
又、本発明のスラックンシオドは、駆動部品(モータ・エアーシリンダ等)が不要な為、非常に容易に設置できる。
本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
金属製又は、樹脂製で断面形状が、図2の何れかの様なシュートにおいて図1の様に、支点軸3を設け、ここを中心にシーソーの様な天秤運動ができる構造とする。支点軸3よりシュート出口側にワークストッパ2を設け、これよりシュート出口と反対側に金属加工製品8が行かない様にしておく。又、支点軸3は蝶番を利用しても良い。
支点軸3よりシュート出口と反対側にバランサー4を設け、金属加工製品8が無い時は、シーソー式シュート1がバランサー4側に傾斜する様にする。バランサー4は重量と位置を調整できる様にし、シーソー式シュート1がわずかな力で動作する様にする。
すなわち、支点よりシュート出口側の総モーメントをMa、反対のバランサー4側の総モーメントをMb、金属加工製品8の重量によるモーメントをMxとすると、数1(A)式及び(B)式を満たす様に調整する。
バランサー4の下側にシーソーストッパ5を設け、図3の様に金属加工製品8がシーソー式シュート1の上に無い時でも、シーソー出口側が下方にわずかに傾斜する様に調整する。金属加工製品8の形状にもよるが、この傾斜角は、0度〜15度が望ましい。
図3の様に、これを、ベース7を用いて通函9やプラスチックケースの上に設置する。ベース7は通函9の上に固定しても、又は、別のところから固定しても良い。
シーソー式シュート1上で、ワークストッパ2よりシュート出口側に、工作機械等で加工されシュートにて排出されてきた金属加工製品8を落とすと、その重力によりモーメントMxが発生する。そして、シーソー式シュート1上をシュート出口側に転がるので、支点軸3からの距離が長くなる為、Mxは徐々に大きくなる。この作用によりシーソー式シュート1は、どんどん傾斜角を大きくするので、金属加工製品8は、通函9内へ転がり落ちる。この時の衝撃は、通函9の上部から落下させるのより随分緩和されるので、金属加工製品8どうしが衝突して傷を付けることが無くなる。シーソー式シュート1上に、金属加工製品8が無くなると、シーソー式シュート1は自重で元の位置に戻る。
又、実際に、本発明のスラックンシオドを実験してみると、特に軽い金属加工製品8ではシーソー式シュート1上で縦向きとなり止まってしまう場合もあるが、落下位置から移動して止まるので次の金属加工製品8が来ても衝突すること無くMxは2倍となり、シーソー式シュート1の傾斜が大きくなる為、2個とも転がり、又は滑り落ちる。
シーソー式シュート1のシュート出口下部にゴム製等の傾斜ストッパ6を設ける。図4の様に通函9内に金属加工製品8が沢山貯まってきた時に接触させて、それ以上、シーソー式シュート1を傾斜させない為の自動可変傾斜機能で、これによってシュート出口で金属加工製品8が詰まるのを防ぐことができる。この傾斜ストッパ6は、シーソー式シュート1の材質が金属加工製品8の材質より軟らかい物であれば、シーソー式シュート1のシュート出口先端が同様の機能を果たすので無くても良い。
本発明のスラックンシオドは、公知である鹿威しや、計測・計量用のシーソー式ホッパーと構造が良く似ているが、第1に鹿威しやシーソー式ホッパーは、液体又は、粉体等の流動性のある物を対象にしているのに対し、本発明のスラックンシオドは、金属加工製品を対象にしている。第2に、基準となる傾斜が、鹿威しやシーソー式ホッパーは、出口と反対側に傾斜させている(反対側に傾斜させないと機能を果たさない)のに対し、本発明のスラックンシオドは、出口と同じ側に緩やかな傾斜をさせている。第3にスラックンシオドのシーソー式シュート1に金属加工製品8が載ると徐々に角度を急に傾斜させる為、転がり又は滑り落ちる速度を減速させることができる。鹿威しやシーソー式ホッパーにはその役目は無い。第4に、図4の様にスラックンシオドのシーソー式シュート1のシュート出口先端は自動可変傾斜できるので、通函9の中に徐々に貯まっていく金属加工製品8の高さに合わせて、シュート出口の高さを変えることができるのを特徴とする。この自動可変傾斜機能があることによってシーソー式シュート1のシュート出口で金属加工製品8が詰まるのを防いでいる。
本発明のスラックンシオドのシーソー式シュートのシュート出口部に、図5の様に金属加工製品8が充分に落とせる穴をあけ、その先端にゴム製やスポンジ製のクッションストッパ10を設ける。
シーソー式シュート1の傾斜角度が急な場合、金属加工製品8は、その慣性力によって穴を飛び越し、クッションストッパ10に当たって跳ね返って、穴から落ちる。このクッションストッパ10によって金属加工製品8の速度は極端に減速される為、金属加工製品8どうしが衝突して傷を付けることが無くなる。
尚、これを実際に実験してみると、クッションストッパ10が有ると通函9の中で金属加工製品8が不均一に広がる長所がある。無いと1カ所で山形になりやすい。これは、クッションストッパ10によって、金属加工製品8の速度を減速し、力の方向(ベクトル)が不均一になったからである。
クッションストッパ10を図6の様に回転式とすると、尚一層、ベクトルを不均一にすることができ、又、傾斜ストッパ6の代わりともなる。
産業界では、工作機械で加工された金属加工製品を排出するのにシュートを用い、通函やプラスチックケースの中に落下させて貯めていくことが多く、金属加工製品どうしが衝突して傷が付き、不良品となってしまう。
本発明のスラックンシオドは、この衝突エネルギーを緩和でき、傷による不良品を無くすことができる。又、装置が簡単でコンパクト、且つ、無動力な為、設置が非常に容易である。
1 シーソー式シュート
2 ワークストッパ
3 支点軸
4 バランサー
5 シーソーストッパ
6 傾斜ストッパ
7 ベース
8 金属加工製品
9 通函
10 クッションストッパ
2 ワークストッパ
3 支点軸
4 バランサー
5 シーソーストッパ
6 傾斜ストッパ
7 ベース
8 金属加工製品
9 通函
10 クッションストッパ
Claims (2)
- 予め、シュートの出口側に緩やかに傾斜し、金属加工製品の重力によって傾斜を急にして、製品を転がし落とす衝撃緩和用の無動力の装置で、シーソーの機構を利用して、自動可変傾斜ができることを特徴とするシーソー式シュート。
- 前記シーソー式シュートの出口側先端に一定の距離をおいて、固定式又は回転式のクッションストッパを設け、衝撃速度を減速させ、ベクトル(力の方向)が不均一になる様にしたことを特徴とする請求項1記載のシーソー式シュート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008321711A JP2010143699A (ja) | 2008-12-18 | 2008-12-18 | スラックンシオド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008321711A JP2010143699A (ja) | 2008-12-18 | 2008-12-18 | スラックンシオド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010143699A true JP2010143699A (ja) | 2010-07-01 |
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ID=42564528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008321711A Pending JP2010143699A (ja) | 2008-12-18 | 2008-12-18 | スラックンシオド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010143699A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013212846A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-17 | Canon Marketing Japan Inc | 分包システム、中継ユニット |
| CN104773470A (zh) * | 2015-03-30 | 2015-07-15 | 宁夏众信机械设备制造有限公司 | 防撞伤缓冲装置 |
| CN106422304A (zh) * | 2015-08-11 | 2017-02-22 | 保利集团澳门有限公司 | 水桶游戏、系统和方法 |
| KR102475630B1 (ko) * | 2022-08-22 | 2022-12-07 | 김성왕 | 중력식 체인컨베이어시스템 |
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2008
- 2008-12-18 JP JP2008321711A patent/JP2010143699A/ja active Pending
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