JP2010146661A - 端末装置及びコンテンツデータ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】サーバと通信を行うことによりコンテンツを取得する端末装置において、コンテンツ中の任意の再生位置からの再生を容易に行えるようにする。
【解決手段】コンテンツデータが蓄積されたサーバと通信を行う通信部12と、通信を通して得られたコンテンツデータを再生する再生処理部20とを備える。また、再生処理部20により再生中のコンテンツデータにおけるブックマークを生成するブックマーク生成部21と、ブックマークを蓄積するブックマーク蓄積部D1とを備える。そして、ユーザよりブックマークを読み出す指示が入力された場合に、指示されたブックマークをブックマーク蓄積部D1から読み出す。さらに、読み出したブックマークの記載内容よって特定されるコンテンツデータの取得要求をサーバに送信し、サーバから送信されたコンテンツデータを再生処理部20で再生させるようにしたものである。
【選択図】図2
【解決手段】コンテンツデータが蓄積されたサーバと通信を行う通信部12と、通信を通して得られたコンテンツデータを再生する再生処理部20とを備える。また、再生処理部20により再生中のコンテンツデータにおけるブックマークを生成するブックマーク生成部21と、ブックマークを蓄積するブックマーク蓄積部D1とを備える。そして、ユーザよりブックマークを読み出す指示が入力された場合に、指示されたブックマークをブックマーク蓄積部D1から読み出す。さらに、読み出したブックマークの記載内容よって特定されるコンテンツデータの取得要求をサーバに送信し、サーバから送信されたコンテンツデータを再生処理部20で再生させるようにしたものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えばネットワーク上に存在するサーバに接続してコンテンツデータのやり取りを行う機能を備えた端末装置に適用して好適な端末装置、及びその端末装置に適用されるコンテンツデータ処理方法に関する。
近年、携帯電話端末や通信端末等の端末装置に音楽データや映像データ等の様々なコンテンツデータを記憶させることが行われている。このような端末装置を外出時等に携帯することで、ユーザは、好きな場所や時間、場面等で視聴したいコンテンツを再生させ、それらを楽しむことができる。
このような視聴形態においては、コンテンツデータの再生を一度停止しなければならないような状況も発生しうる。このような場合で、ユーザがコンテンツデータを再度再生する際には、一度停止した位置から再生できることが好ましい。
また近年では、ネットワークに接続されたサーバにコンテンツデータを蓄積しておき、そのコンテンツデータを端末装置が通信を介して取得し、再生できる仕組みも実現されている。サーバにおけるコンテンツデータの記憶容量は、端末装置におけるメモリの容量に比べてかなり大きい。このためユーザは、サーバ上に大量のコンテンツデータを蓄積しておき、それらを通信によって取得することにより、端末装置内に格納可能なコンテンツデータよりも、より多くのコンテンツデータを端末装置上で再生させることができるようになる。
このような仕組みを実現する規格としては、例えばDLNA(Digital Living Network Alliance)が知られている。DLNA対応機器を使えば、写真や音楽、映像といった様々な種類のコンテンツを、サーバから取得して視聴することができる。
ところが、このようにネットワーク上に接続されたサーバにコンテンツデータが保存されている場合には、一度停止された再生位置から再度コンテンツを再生するために、ユーザは様々な操作を行わなければならない。
例えばコンテンツデータの保存先のサーバが複数存在するには、まずどのサーバに再生対象のコンテンツデータが保存されているかを探す手順が必要となる。サーバを探し当てた後も、ユーザはコンテンツデータの保存場所を探し出す操作を行う必要があり、さらに、コンテンツデータを再生させたり早送りさせたりする操作を行いながら、再生を再開させたい再生位置を探索しなければならない。つまり、サーバ上にコンテンツデータが保存されている場合には、再生を再開させたい再生位置からコンテンツデータの再生を開始させる際に、手間と時間がかかってしまうという問題があった。
このような問題を解決する手法として、例えば特許文献1には、サーバに蓄積されたコンテンツを再生するネットワークプレーヤにおける曲の中断位置からの再生を、容易に行えるようにする技術が記載されている。
特開2007−66472号公報
特許文献1に記載の技術によれば、ユーザによる停止操作やその他の理由により曲の再生が中断された場合に、その曲の再生が、中断された位置から行われるようになる。しかし、ユーザがコンテンツデータの再生を再開させたい再生位置は、中断された位置だけとは限らない。例えば、好きなフレーズが出てくるビデオコンテンツ上の任意の位置や、好みの曲調が含まれる音楽コンテンツ上の任意の位置から、コンテンツデータの再生を再開又は開始させたい状況も考えられる。
ところが、特許文献1に記載されたような従来の技術によっては、このような任意の再生位置からの再生を実現することができないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、サーバと通信を行うことによりコンテンツデータを取得する端末装置において、コンテンツデータ中の任意の再生位置からの再生を、容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明による端末装置は、コンテンツデータが蓄積されたサーバと通信を行う通信部と、通信部での通信で得られたコンテンツデータを再生する再生処理部とを備える。また、ユーザからの指示に基づいて、再生処理部により再生中のコンテンツデータにおける再生位置情報と、コンテンツデータの保存位置情報に基づいてブックマークを生成するブックマーク生成部と、ブックマーク生成部で生成されたブックマークを蓄積するブックマーク蓄積部とを備える。そして、ユーザよりブックマークを読み出す指示が入力された場合に、ブックマーク蓄積部から指示されたブックマークを読み出す。さらに、読み出したブックマークの記載内容よって特定されるコンテンツデータの取得要求を、通信部を通してサーバに送信する。その上で、サーバから送信されたコンテンツデータを再生処理部で再生させるようにしたものである。
このようにしたことで、ユーザからの指示が入力された場合に、その指示に基づいてその時点での再生位置情報がブックマークとして記憶されるようになる。
また、ユーザによってそのブックマークを読み出す指示が入力された場合には、読み出したブックマークの記載内容よって特定されるコンテンツデータがサーバから取得され、端末装置上で再生されるようになる。
本発明によると、ユーザによる指示によって定まる任意の再生位置情報がブックマークとして登録され、ブックマークに記載の情報に基づいてサーバからコンテンツデータが取得され、ブックマーク中に記載された再生位置からコンテンツデータが再生されるようになる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本実施の形態においては、本発明の端末装置を、携帯電話端末に適用している。本実施の形態は、以下の順序で説明する。
1.システムの概要
2.携帯電話端末の構成例
3.ブックマーク生成処理例
4.ブックマーク読み出し処理例
1.システムの概要
2.携帯電話端末の構成例
3.ブックマーク生成処理例
4.ブックマーク読み出し処理例
<1.システムの概要>
図1は、本実施の形態によるシステムの構成例を示す概要図である。図1に示した携帯電話端末100とサーバ200は、DLNA規格に基づいて構築されたホームネットワーク1に接続されている。ホームネットワーク1とは、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11b方式等によって構築されたIPネットワークを指す。
図1は、本実施の形態によるシステムの構成例を示す概要図である。図1に示した携帯電話端末100とサーバ200は、DLNA規格に基づいて構築されたホームネットワーク1に接続されている。ホームネットワーク1とは、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11b方式等によって構築されたIPネットワークを指す。
DLNAガイドラインでは、コンテンツデータを記録・蓄積・提供するDMS(Digital Media Server)と、DMSに蓄積されたコンテンツデータを取得して再生するDMP(Digital Media Player)が規定されている。そして図1に示したシステムでは、携帯電話端末100がDMPであり、サーバ200がDMSとなる。
DLNAに準拠したサーバ200においては、コンテンツデータは図2に示すような木構造の階層で管理される。そしてサーバ200は、CDS(Content Directory Service)と呼ばれる配信機能を用いて、自らが所有するコンテンツデータのリストと情報を、階層化して配信する。この機能は、UPnP AVという規格によって規定されているものであり、UPnP AVでは、コンテンツデータを「アイテム」と称し、コンテンツデータが格納されたフォルダを「コンテナ」と称している。
図2に示した階層では、木構造の最上位階層にあたるルートコンテナCn0の配下に、音楽コンテナCn1と写真コンテナCn2とビデオコンテナCn3の3つのコンテナが配置されている。そして、例えば音楽コンテナCn1には、コンテナCn4〜コンテナCn6の3つのコンテナがぶら下がっており、そのうちのコンテナCn4には、「アイテム」としてコンテンツCt1〜コンテンツCt5の5つのコンテンツが格納されている。
携帯電話端末100において、対象となるコンテナに含まれるコンテナまたはアイテムのリストをサーバ200から取得する場合には、まずサーバ200に対して「Browseリクエスト」が送信される。そして、サーバ200からは、ルートコンテナCn0の直下のコンテナの情報が、「Browseレスポンス」として送信される。つまり、所望のアイテムまでたどり着くまでの間に、携帯電話端末100とサーバ200との間で、「Browseリクエスト」と「Browseレスポンス」のやりとりが複数回繰り返して行われることになる。
そして、最終的に所望のアイテムまでたどり着いた段階においては、携帯電話端末100からサーバ200に対して、HTTP GETリクエスト等のファイル取得要求が送信され、コンテンツデータが取得される。
<2.携帯電話端末の構成例>
次に、図3を参照して、本実施の形態で使用される携帯電話端末100の内部構成例について説明する。図3に示すように、携帯電話端末100は制御部11を備えて、この制御部11が、携帯電話端末100内の各部の処理動作を制御する。制御部11は、制御ライン28を介して、端末内の各部とデータのやり取りをおこなう。本例の制御部11には、上述したDLNAに準拠してコンテンツデータの転送を行うための制御を行う、DLNA処理部11aが設けてある。
次に、図3を参照して、本実施の形態で使用される携帯電話端末100の内部構成例について説明する。図3に示すように、携帯電話端末100は制御部11を備えて、この制御部11が、携帯電話端末100内の各部の処理動作を制御する。制御部11は、制御ライン28を介して、端末内の各部とデータのやり取りをおこなう。本例の制御部11には、上述したDLNAに準拠してコンテンツデータの転送を行うための制御を行う、DLNA処理部11aが設けてある。
DLNA処理部11aは、サーバ200に送信する「Browseリクエスト」や「HTTP GETリクエスト」等を生成したり、サーバ200から送信された「Browseレスポンス」に記載された内容に基づいて、コンテンツ(コンテナ又はアイテム)のリストを作成する処理を行う。生成したコンテンツのリストは、制御部11の制御に基づいて、後述する表示部15に表示される。
また本実施の形態の携帯電話端末100は、通信端末として必要な無線通信処理を行う無線電話用の通信部12を備え、通信部12にはアンテナ13が接続されている。この通信部12が、無線電話用の基地局と無線通信を行って、基地局との間で、双方向のデータ伝送を行う。通信部12は、基地局側から受信したデータを、データライン29を介して端末内の各部に送出する。また、端末内の各部からデータライン29を介して伝送されたデータを、基地局側に送信させる。
データライン29には、通信部12の他に、メモリ14と表示部15と操作入力部16とが接続されている。メモリ14は、本実施の形態の端末を動作させるために必要なプログラムや、ユーザが記憶させた各種データなどを記憶する。ダウンロードなどで得た音楽データや画像データなどのコンテンツデータの記憶についても、メモリ14が行う。表示部15は、液晶表示ディスプレイや有機ELディスプレイなどが表示手段として使用され、制御部11の制御で、各種情報の表示を行う。操作入力部16は、携帯電話端末として必要な数字や記号などのダイヤルキー、各種機能キーなどで構成される。これらの操作入力部16を構成する各キーの操作情報は、制御部11に供給される。各種設定操作を行う際には、例えば表示部15で操作を案内する表示を行い、その表示に従ってユーザは操作入力部16で操作を行って、該当する設定が行われる。
またデータライン29には、音声処理部17と再生処理部20とブックマーク生成部21と無線通信部22も接続されている。
音声処理部17は、音声信号の処理を行う処理部であり、スピーカ18及びマイクロフォン19が接続してある。このスピーカ18及びマイクロフォン19は、通話時に受話器として使用されるものである。即ち、通信部12から音声処理部17に供給される音声データを、音声処理部17で復調してアナログ音声信号とし、増幅などのアナログ処理を行ってスピーカ18から放音させる。また、マイクロフォン19が集音した音声信号を、音声処理部17でデジタル音声データに変調し、その変調された音声データを通信部12に供給して、無線送信などを行う。
再生処理部20は、サーバ200から通信を介して取得した音楽データや映像データを再生する処理を行う処理部である。ブックマーク生成部21は、操作入力部16を通してユーザよりブックマーク作成の指示が入力された場合に、DLNA処理部11aに対して「Browseリクエスト」の生成を指示する。つまり、ブックマーク作成指示時に再生されていたコンテンツの情報(メタデータ)を、サーバ200より取得するための処理を行う。
またブックマーク生成部21は、サーバ200よりコンテンツに関するメタデータが送信された場合に、その情報をブックマークとして記述し、ブックマークデータベース(以下、DBと称する)D1に記録する。ブックマークの記述の詳細については後述する。
無線通信部22には、送信及び受信を行うアンテナ23が接続してある。無線通信部24は、図1に示したホームネットワーク1を介して、サーバ200と無線通信を行う際に使用される。
<3.ブックマーク生成処理例>
次に、上述した携帯電話端末100におけるブックマークの作成処理の例を、図4のフローチャートを参照して説明する。図4の処理は、ユーザよりコンテンツの再生指示が入力された後に行われる処理である。まず、携帯電話端末100からサーバ200に対して、コンテナの階層情報の取得要求が「Browseリクエスト」として送信されると(ステップS1)、サーバ200から携帯電話端末100に対して、コンテナの階層情報が「Browseレスポンス」によって返送される(ステップS2)。
次に、上述した携帯電話端末100におけるブックマークの作成処理の例を、図4のフローチャートを参照して説明する。図4の処理は、ユーザよりコンテンツの再生指示が入力された後に行われる処理である。まず、携帯電話端末100からサーバ200に対して、コンテナの階層情報の取得要求が「Browseリクエスト」として送信されると(ステップS1)、サーバ200から携帯電話端末100に対して、コンテナの階層情報が「Browseレスポンス」によって返送される(ステップS2)。
次に、所望のコンテナに到達したか否かが判断され(ステップS3)、到達していない場合は、ステップS1に戻って処理が繰り返される。つまり、再生したいコンテンツ(アイテム)を格納したコンテナの情報が取得されるまでの間、携帯電話端末100とサーバ200との間で、「Browseリクエスト」と「Browseレスポンス」のやりとりが繰り返される。
ステップS3において、所望のコンテナに到達したと判断された場合には、コンテナ内に含まれるアイテムの階層情報を取得する要求が、携帯電話端末100からサーバ200に対して「Browseリクエスト」によって送信される(ステップS4)。そしてサーバ200より、「Browseレスポンス」によってコンテナ内の階層情報が送信される(ステップS5)。
次に、ユーザによって、所望のアイテムを選択する操作が入力されると(ステップS6)、選択されたアイテムの取得要求が、「HTTP GETリクエスト」として携帯電話端末100からサーバ200に送信される(ステップS7)。サーバ200では、「HTTP GETリクエスト」中で指定されたアイテムが抽出され、アイテムのコンテンツデータが携帯電話端末100に送信される(ステップS8)。コンテンツデータを受信した携帯電話端末100では、再生処理部20(図3参照)によってコンテンツの再生処理が行われ、再生されたコンテンツが表示部15上に表示される。
コンテンツの再生中に、ユーザよりブックマークの作成指示が入力されると(ステップS9)、再生中のアイテムに関する属性情報の取得要求が、「Browseリクエスト」として携帯電話端末100からサーバ200に送信される(ステップS10)。そしてサーバ200より、「Browseレスポンス」によってアイテムの属性情報が送信される(ステップS11)。
携帯電話端末100では、アイテムの属性情報を受信すると、その情報と、ブックマーク作成が指示された時点での再生位置情報等に基づいてブックマークが作成され、作成されたブックマークはブックマークDBD1に蓄積される(ステップS12)。そして、ユーザより再生停止の指示を受け付けたか否かが判断され(ステップS13)、再生停止の指示を受け付けていない場合は、「早送り」や「一時停止」等の操作入力に基づく制御が行われる。再生停止の指示を受け付けた場合は、コンテンツの再生を停止する処理が行われる(ステップS14)。
ブックマーク作成用のUI(User Interface)としては、図5に示すような画面を生成するようにする。図5に示した画面は、コンテンツとして音楽データが再生されている場合の例を示すものである。画面の上部には、コンテンツの属性情報として、アーティスト名が“Artist1”のように示され、曲名が“I have a dream”のように示されている。また、再生位置の情報が“01:23”のように示されている。
画面の下部には、中央に「M」の文字が示された円形の操作キーK1が表示されており、このMの箇所を2回押下する操作を行うことによって、ブックマークの作成を指示できるようにしてある。
また、本例においては、ある特定の再生位置をブックマークとして残せるだけでなく、一定の時間長を有する区間の情報もブックマークとして残せるようにしている。つまり、図6に示すように、1つのコンテンツの全長の中で、ユーザが特に興味を持っている区間の情報を抽出し、この情報に基づいてブックマークを生成することができるようにしている。
図7は、特定の区間の情報をブックマークとして登録する場合の、ブックマーク作成画面の遷移例を示した図である。図7(a)に示したコンテンツ再生中の画面において、“M”の箇所が一度押下されると、その入力に基づいてブックマークの再生開始位置情報が取得される。そして、ブックマーク作成操作の受け付け中は、その状態をユーザに分かりやすく示すため、図7(b)に示すように“M”の部分の表示を変化させる。図7(b)に示した例では、“M”の文字を中抜きで表示しているが、色を変えたり、点滅させたりするようにしてもよい。
そして、図7(c)に示した画面上で、ユーザによって再度“M”のマークが押下されると、ブックマークの再生終了位置情報が取得されるようになる。すなわち、図7に示した例によれば、コンテンツの5分7秒の地点から8分までの地点が、ブックマークとして登録される。なお、このようにして生成するブックマークは、1つのコンテンツに対して複数個設けられるものとする。
次に、図8を参照して、ブックマークの記述例について説明する。本例により生成されるブックマークには、ブックマークの最上段に“DMS_UDN”と示されるように、サーバ200に割り振られた固有のIDの情報が記載される。この情報は、ブックマークが生成されたアイテムが保管されたサーバのホームネットワーク1上での位置を特定するために使用される。
またブックマークには、“BookMark_StartTime”と示される再生開始位置情報と、“BookMark_EndTime”と示される再生終了位置情報も含まれる。ユーザによって、ある特定の再生位置のみが特定された場合、すなわち時間長を持たない地点の情報が特定された場合には、“BookMark_StartTime”に記された時刻と“BookMark_EndTime”に記された時刻とは同時刻となる。
その下の段には、“User Comment”という項目が示されている。“User Comment”とは、ユーザによるコメントであり、コメントには任意の文字列を登録可能にしてある。ユーザは、作成を指示したブックマークに対して任意のコメントを添付することにより、後からブックマークを読み出す場合に、コメントをキーとして所望のブックマークを検索できるようになる。図8に示した例では、“Most Wonderful Part”というコメントが登録されている。
またブックマークには、アイテムの属性情報も記載される。図8に示した例では、アイテムの属性情報として、アイテムのID(item id)やアイテムを格納したコンテナのID(parent id)、コンテンツのタイトル(dc:title)、アイテムの保管位置情報(importUri)等が記載されている。これらのアイテムの属性情報は、図4のフローチャートのステップS11で、サーバ200から送信された情報である。
<4.ブックマーク読み出し処理例>
次に、ブックマークを読み出す際に行われる携帯電話端末100とサーバ200での処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。図9に示した処理は、ユーザによってブックマーク一覧の表示指示が入力され、それに応じてブックマークDBD1から該当するブックマークが読み出されて表示部15に表示された後に行われる処理である。
次に、ブックマークを読み出す際に行われる携帯電話端末100とサーバ200での処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。図9に示した処理は、ユーザによってブックマーク一覧の表示指示が入力され、それに応じてブックマークDBD1から該当するブックマークが読み出されて表示部15に表示された後に行われる処理である。
まず、操作入力部16を通して、ユーザより任意のブックマークが選択されると(ステップS21)、まず携帯電話端末100からホームネットワーク1上に存在するすべてのサーバに対して、「M-Search」メソッドによるリクエストが送信される(ステップS22)。つまり、携帯電話端末100による、ホームネットワーク1上に存在するサーバの検出が行われる。
ステップS22では、「M-Search」を受信した各サーバから、それぞれのサーバの配置位置情報や、サーバ名の情報が接続機器情報として送信される(ステップS23)。接続機器情報を受信した携帯電話端末100では、ブックマークに記載されたサーバ200の情報とこれらの接続機器情報が比較される。ここで、取得した接続機器情報の中に、ブックマークに記載されたサーバ200の情報が存在するか否かが判断される。すなわち、ブックマークに記載されたサーバをホームネットワーク1上で検出できたか否かが判断される(ステップS24)。
サーバ200が検出できなかった場合には、サーバ未検出の通知を、表示部15を通して行い(ステップS25)、処理は終了となる。受信した接続機器情報の中から、ブックマークに記載されたサーバ200の情報が抽出された場合には、次にブックマークに記載の内容に基づいて、アイテム情報の取得要求が「Searchリクエスト」としてサーバ200に送信される(ステップS26)。そして、サーバ200から携帯電話端末100に対して、「Searchリクエスト」内に記載されたアイテムの属性情報が、「Searchレスポンス」として送信される(ステップS27)。なお、アイテムが既に削除されている等の理由により、サーバ200側で「Searchリクエスト」に記載されたアイテムの情報が発見されなかった場合には、携帯電話端末100に対して、アイテム未検出の通知がされる。
携帯電話端末100では、ステップS27で受信した「Searchレスポンス」に基づいて、該当するアイテムの情報がサーバ200で検出されたか否かが判断される(ステップS28)。アイテムが検出されなかった場合には、表示部15等にアイテム未検出の通知がされて(ステップS29)、処理は終了となる。
該当するアイテムが検出された場合には、ステップS27でサーバ200から送信されたアイテムの属性情報に基づいて、ブックマークの情報が更新される(ステップS30)。つまり、このタイミングで、携帯電話端末100内のブックマークDBD1に登録されたブックマークの情報が、最新の情報に更新されるようになる。
次に、携帯電話端末100において、ブックマークに記載された内容により特定されるファイル(コンテンツデータ)が有効であるか否かの判断がされ(ステップS31)、無効であった場合には、ブックマーク使用不可の通知が表示部15等を通してユーザに行われる(ステップS32)。そして、この時点で処理は終了となる。ブックマークに記載された内容により特定されるファイルが有効である場合には、次に、携帯電話端末100からサーバ200に対して、アイテムのコンテンツデータの送信要求が「HTTP GETリクエスト」によって行われる(ステップS33)。このリクエストの中には、再生開始位置情報や再生終了位置情報が記載されているものとする。
サーバ200では、「HTTP GETリクエスト」に記載されたアイテムのデータが読み出され、読み出されたコンテンツデータが、携帯電話端末100に送信される(ステップS34)。そして、携帯電話端末100では受信したコンテンツデータが再生される(ステップS35)。つまり、ここでは、ブックマークに記載された再生開始位置から再生終了位置までの区間のみが再生されるようになる。
そして、ユーザより再生停止の指示を受け付けたか否かが判断され(ステップS36)、再生停止の指示を受け付けていない場合は、「巻き戻し」や「一時停止」等の操作入力に基づく制御が行われる。再生停止の指示を受け付けた場合は、コンテンツの再生を停止する処理が行われる(ステップS37)。
次に、ブックマーク選択画面の例を、図10を参照して説明する。図10(a)は、サーバ200内に保存されている各種コンテナが、一覧で表示された状態を示すものである。映像コンテンツのコンテナCn3を示す“Video”の文字や、音楽コンテンツを格納した音楽コンテナCn1を示す“Music”の文字とともに、“BookMark”の文字も表示されている。
ユーザは、“BookMark”の項目を選択することにより、ブックマークの一覧を確認することができる。ブックマークの一覧を、図10(b)に示してある。図10(b)には、各ブックマークが、“Yesterday”,“English Lesson”,“Title1”,“Japanese”という名称で表示されている。ここに表示する名称は、コンテンツのタイトル情報を想定しているが、ブックマークの作成時にユーザから入力されたコメントも、表示するようにしてある。図10(b)に示した例では、“Title1(Most Wonderful Part)”のカッコの中の部分に、コメントを表示している。
[実施の形態による効果]
上述した実施の形態によれば、DLNA等に準拠して構築されたネットワーク上のサーバ200より、コンテンツを取得して再生する携帯電話端末100において、任意の再生位置情報又は任意の再生区間の情報を、ブックマークとして容易に登録することができる。
上述した実施の形態によれば、DLNA等に準拠して構築されたネットワーク上のサーバ200より、コンテンツを取得して再生する携帯電話端末100において、任意の再生位置情報又は任意の再生区間の情報を、ブックマークとして容易に登録することができる。
また、上述した実施の形態によれば、ブックマークとして、特定の再生位置だけでなく、再生開始位置と再生終了位置の情報を含む区間の情報も登録することができるため、映像中コンテンツ中の好きな台詞等を、ブックマークとして登録することもできるようになる。
また、上述した実施の形態によれば、1つのコンテンツに対して、複数のブックマークを登録することができるため、ユーザは、印象に残っているパートやフレーズ等を漏らすことなく登録することができるようになる。
また、上述した実施の形態によれば、ブックマークには再生位置情報や区間情報だけでなく、サーバ200に関する情報も記載される。これにより、ホームネットワーク1上でのサーバ200の接続状況が変化したり、アイテムの内容に変化が生じた場合にも、携帯電話端末100では最新の情報に基づく制御を行うことができる。
また、上述した実施の形態によれば、ブックマークの生成機能やブックマークDBD1は、携帯電話端末100側のみに設定される。これにより、サーバ200には何の変更も加えることなく、ブックマークの作成及び作成したブックマークを用いた再生の機能を実現することができる。
なお、ここまで説明した実施の形態では、端末装置として携帯電話端末100を用いた場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、通話機能を持たない通信端末や、通信機能を備えたゲーム機やプレーヤ、パーソナルコンピュータ等に適用するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、「Browseリクエスト」や「HTTP GETリクエスト」等、リクエストやレスポンスのメソッドの具体例を挙げているが、これらに限定されるものではなく、同様の機能を実現するものであれば、他のメソッドを使用するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、DLNAに準拠して構築されたホームネットワーク1を使用した場合を例に挙げたが、異なる規格に基づいて構築されたネットワークにおいて、本発明を実施するようにしてもよい。
1…ホームネットワーク、11…制御部、11a…DLNA処理部、12…通信部、13…アンテナ、14…メモリ、15…表示部、16…操作入力部、17…音声処理部、18…スピーカ、19…マイクロフォン、20…再生処理部、21…ブックマーク生成部、22…無線通信部、23…アンテナ、24…無線通信部、28…制御ライン、29…データライン、100…携帯電話端末、200…サーバ、D1…ブックマークデータベース
Claims (7)
- コンテンツデータが蓄積されたサーバと通信を行う通信部と、
前記通信部での通信で得られた前記コンテンツデータを再生する再生処理部と、
ユーザからの指示に応じて、前記再生処理部により再生中の前記コンテンツデータにおける再生位置情報と、前記コンテンツの保存位置情報に基づいてブックマークを生成するブックマーク生成部と、
前記ブックマーク生成部で生成された前記ブックマークを蓄積するブックマーク蓄積部と、
前記ユーザより前記ブックマークを読み出す指示が入力された場合に、前記ブックマーク蓄積部から前記指示されたブックマークを読み出し、前記読み出したブックマークの記載内容よって特定される前記コンテンツデータの取得要求を、前記通信部を通して前記サーバに送信し、前記サーバから送信された前記コンテンツデータを前記再生処理部で再生させる制御を行う制御部とを備えた
端末装置。 - 前記ブックマークは、1つの前記コンテンツデータに対して複数個生成される
請求項1記載の端末装置。 - 前記ブックマーク生成部は、前記ユーザからの指示に基づいて、開始地点情報及び終了地点情報とを有するブックマークを生成する
請求項2記載の端末装置。 - 前記ブックマークには、前記ユーザからの指示に基づいて定まる前記コンテンツデータの再生時刻位置情報と、前記サーバの識別情報と、前記コンテンツデータの識別情報と、前記コンテンツデータの属性情報とが含まれる
請求項3記載の端末装置。 - 前記制御部は、前記ユーザより前記ブックマークを読み出す指示が入力された場合に、前記ブックマーク蓄積部より前記指示されたブックマークを読み出すとともに、前記読み出したブックマークに記載された前記サーバの識別子及び前記コンテンツデータの識別情報により特定される前記コンテンツデータの属性情報を、前記サーバより取得し、前記取得した前記コンテンツデータの属性情報と前記読み出したブックマーク上に記載された前記コンテンツデータの属性情報とが相違している場合は、前記読み出した属性情報を前記取得した属性情報で上書きする
請求項4記載の端末装置。 - 前記再生処理部による再生映像を表示する表示部を備え、
前記制御部は、前記ユーザより前記ブックマークを読み出す指示が入力された場合で、前記読み出した前記ブックマークの記載内容によって特定される前記コンテンツデータを前記サーバより取得できなかった場合は、前記コンテンツデータの取得不可通知を前記表示部に出力する
請求項5記載の端末装置。 - コンテンツデータが蓄積されたサーバと通信を行うステップと、
前記通信で得られた前記コンテンツデータを再生するステップと、
ユーザからの指示に応じて、前記再生中の前記コンテンツデータにおける再生位置情報と、前記コンテンツの保存位置情報に基づいてブックマークを生成するステップと、
前記生成された前記ブックマークを蓄積するステップと、
前記ユーザより前記ブックマークを読み出す指示が入力された場合に、前記指示されたブックマークを読み出し、前記読み出したブックマークの記載内容よって特定される前記コンテンツデータの取得要求を前記サーバに送信し、前記サーバから送信された前記コンテンツデータを再生させる制御を行うステップとを含む
コンテンツデータ処理方法。
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