JP2010208043A - 掲示ボード、掲示ボード磁着用のマグネット枠及び掲示ボードに対するマグネット枠の取付け方法 - Google Patents

掲示ボード、掲示ボード磁着用のマグネット枠及び掲示ボードに対するマグネット枠の取付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ボード裏面に磁石を接着固定した従来のボードと異なり、ボードの両面すなわち表面、裏面ともに磁着自在であるとともに、記入面、表示面は両面ともに何等支障なく充分に確保することができ、従来の如く、ボード裏面に磁石を接着固定する等の困難で手間がかかり、しかも不必要な厚みを増し、かつ十分な磁着力を確保することができず落下してしまう等のおそれもなく、極めて機能的で記入効率、表示効率にも優れた掲示ボードを提供する。
【解決手段】
掲示ボード1ボード外周部1aの両面を覆う枠体をマグネットにて形成し、このマグネット枠2の両面を磁性体に対し磁着自在とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、予定、目標、数式、図式等各種表示事項を任意に記入したり掲示することができる掲示ボード等のボード体の改良に関する。
従来、スチール、プラスチック、合板等の材質からなり、外周をプラスチック枠及びゴム枠、アルミ枠等で覆ってなり、各種事項を記入することのできる簡易ボードは多種類存在するが、これを磁性体からなるスチール板、黒板等に取付け取外し自在に磁着して使用する時には、ボード裏面に対して後付けで磁石を接着剤等にて固定することが通常である。
特願平11−291980号公報
しかしながら、この種のボードに磁石を接着剤等にて固定することは作業上手間がかかるばかりか、不必要に厚みを増すことともなる。また落下することなく確実にスチール、黒板に磁着させるためには、ボード裏面に磁石を多数取付け固定する必要があるとともに、磁石が存在する裏面そのものは当然のことながら表示面あるいは掲示面として利用することはできず、表面一面のみの使用を余儀なくされ、表面が一杯になるとその都度消去し、書き直さざるを得なかった。
本発明にあっては、ボード裏面に磁石を接着固定した従来のボードと異なり、ボードの両面すなわち表面、裏面ともに磁着自在であるとともに、記入面、表示面は両面ともに何等支障なく充分に確保することができ、従来の如く、ボード裏面に磁石を接着固定する等の困難で手間がかかり、しかも不必要な厚みを増し、かつ充分な磁着力を確保することができず落下してしまう等のおそれもなく、極めて機能的で記入効率、表示効率にも優れた掲示ボードを提供することを第一の目的とする。
本発明の第二の目的は、ボードの四隅が湾曲部分あるいは直角部分となっていても整然と湾曲部分あるいは直角部分に迅速かつ容易に取付け形成することができる掲示ボードに対するマグネット枠の取付け方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の掲示ボードは、ボード外周部の両面を覆う枠体をマグネットにて形成し、このマグネット枠の両面を磁性体に対し磁着自在としたことを特徴とする。
また、マグネット枠は表面、裏面に多極着磁してなることを特徴とする。
また、マグネット枠はボード外周部を収納する略U字状のボード収納部を有してなることを特徴とする。
また、ボード収納部のボード収納面と掲示ボード外周面とを接着剤で接着してなることを特徴とする。
また、ボード収納部のボード収納面にはボード接着固定用の接着剤溜まり溝を凹設してなることを特徴とする。
また、ボード収納部のボード収納面と掲示ボード外周面とを両面粘着テープで接着してなることを特徴とする。
上記目的を達成するため本発明の掲示ボード磁着用マグネット枠は、多極着磁してなるマグネットに略U字状のボード収納部を形成してなることを特徴とする。
また、略U字状のボード収納部のボード収納面にはボード接着固定用の接着剤溜まり溝を凹設してなることを特徴とする。
また、略U字状のボード収納部を押出成形により形成してなるマグネット樹脂押出成形体であることを特徴とする。
上記目的を達成するため、掲示ボードに対するマグネット枠の取付け方法は、略U字状の収納部を有するマグネット枠を塑性変形可能温度に加温するとともに、掲示ボードの外周湾曲部に該当する部分に適正な張力を加えて前記マグネット枠を前記外周湾曲部の外周差分引き延ばした後、冷却固化して掲示ボードに固定することを特徴とする。
また、略U字状の収納部を有するマグネット枠の掲示ボードの外周角隅部に該当する部分を前記外周角隅部と略同一の角度分切り取った後、マグネット枠を屈曲させて掲示ボードに固定することを特徴とする。
掲示ボード外周部の両面を覆う枠体をマグネットにて形成し、このマグネット枠の両面を磁性体に対し磁着自在としたことから、従来の如く、裏面に磁石を接着剤にて多数接着固定する等の手段を要すること無くスチール、黒板等の磁性体に対し、表面、裏面の何れも表示板あるいは掲示版として使用することができると共に磁着部はボード周縁部に形成されることから表示面、掲示面は両面ともに充分に確保され、かつ、外周枠全体が磁着部であることから磁性面に対し落下等の恐れはなく確実、強固に磁着される。
また、マグネット枠は表面、裏面に多極着磁してなることから、掲示ボード両面は安定した状態で磁性面に磁着される。
また、マグネット枠はボード外周を収納する略U字状の収納部を有してなることから、マグネット枠を掲示ボード外周部に取り付ける際には、収納部にボード外周部を挿入状態で固定すればよく、その取付け作業もスムーズであり、磁性体に対し確実に本発明の掲示ボードを着磁させることができる。
また、ボード収納部のボード収納面と掲示ボード外周面とを接着剤で接着してなることにより、掲示ボードとマグネット枠を固定することが可能で、安定した接着状態を維持することができる。
また、略U字状の収納部のボード収納面にはボード接着固定用の接着剤溜まり溝を凹設したことから、マグネット枠とボード面に接着剤が漏出し汚れてしまう恐れはなく、また溜まり溝内に接着剤が常時存在することから、安定した接着状態を維持することができる。
また、ボード収納部のボード収納面と掲示ボード外周面とマグネット枠の収納部の内面を両面粘着テープで接着してなることにより、掲示ボードとマグネット枠を固定することが可能で、安定した接着状態を維持することができる。
掲示ボード磁着用マグネット枠は、多極着磁してなるマグネットに略U字状のボード収納部を形成してなることにより、掲示ボード外周部に取り付ける際には、収納部にボード外周部を収納して固定すればよく、その取付け作業もスムーズであり、磁性体に対し確実に本発明の掲示ボードを磁着させることができる。
また、ボード収納部のボード収納面にはボード接着固定用の接着剤溜まり溝を凹設してなることにより掲示ボードに取り付ける際には、ボード面に接着剤が漏出し汚れてしまう恐れはなく、また溜まり溝内に接着剤が常時存在することから、安定した接着状態を維持することができる。さらに、掲示ボードの湾曲部に取り付ける際には、接着剤剤溜まりが湾曲時の遊び部分となり、マグネット枠をフラットな状態で掲示ボードに取り付けることができる。
また、略U字状のボード収納部を押出成形により形成してなるマグネット樹脂押出成形体であることにより、マグネット枠を容易に形成することができ、押出成形によって成形された長尺なマグネット枠を所望の長さに切断して、あらゆる形状、あらゆる大きさの掲示ボード使用にすることができる。
掲示ボードに対するマグネット枠の取付け方法は、略U字状の収納部を有するマグネット枠を塑性変形可能温度に加温するとともに、掲示ボードの外周湾曲部に該当する部分に適正な張力を加えて前記マグネット枠を前記外周湾曲部の外周差分引き延ばした後、冷却固化して掲示ボードに固定することにより、四隅に湾曲部が形成されている掲示ボードであっても、湾曲部のアールに沿ってマグネット枠を取り付けることが可能で、マグネット枠をフラットな状態で、迅速かつ容易に固定することができる。
また、略U字状の収納部を有するマグネット枠の掲示ボードの外周角隅部に該当する部分を前記外周角隅部と略同一の角度分切り取った後、マグネット枠を屈曲させて掲示ボードに固定することにより、四隅が角状に形成されている掲示ボードであっても、角隅の角度に沿ってマグネット枠を取り付けることが可能で、マグネット枠をフラットな状態で、迅速かつ容易に固定することができる。
図1は本発明の掲示ボードを示し、図中1は掲示ボード、2は掲示ボード1の外周部両面を覆ってなるマグネット枠であり磁性体に磁着可能なマグネットよりなる。3はマグネット枠2のつなぎ部分を示す。掲示ボード1はマグネット枠2が磁性体に磁着することにより磁着自在となっている。
まず、図2、図3に基づきマグネット枠2の構成について述べる。マグネット枠2は、樹脂材に磁性粉を含有させてこれを多極着磁したマグネット成形体である。マグネット枠2は、断面略U字状に形成されてなり、掲示ボード1の収納部4を形成している。この収納部4にはマグネット枠2を掲示ボード1に取り付ける際に、掲示ボード1の外周部1aが挿入され収納される。
さらに、マグネット枠2の収納部4の内面長手方向には、凹設形成された接着剤溜まり溝5が複数本形成されている。この接着剤溜まり溝5にはマグネット枠2を掲示ボード1に取り付ける際に用いる接着剤が貯留されるとともに、掲示ボード1の湾曲部に取り付ける際には、湾曲時の遊び部分として機能する。尚、本実施例において接着剤溜まり溝5は、掲示ボード1の頂部が当接する断面略U字状の頂部に1対、中間部に1対、下部に1対形成されているがその本数、位置はこれに限られるものではない。
マグネット枠2は、押出成形、型成形等いかなる方法を採用してもよいが、本実施の形態においてマグネット枠2は、磁性粉と樹脂材料とを混合したマグネット樹脂材を押出成形により形成した押出成形体である。マグネット枠2を押出成形体とすることにより、長尺なマグネット枠2を容易かつ迅速に生産可能であるとともに、長尺に形成された押出成形体を所望の長さに切断して、あらゆる形状、あらゆる大きさの掲示ボード1に取り付けることができる。
次に、マグネット枠2を取り付けた掲示ボード1の構成について述べる。掲示ボード1は、マグネット枠2の収納部4にボード外周部1a全周に亘って挿入収納することにより、マグネット枠2は掲示ボード1に取り付けられている。さらに、掲示ボード1の外周部1aの外周面とマグネット枠2の収納部4の内面は接着剤により接着固定されている。上述したように、マグネット枠2には接着剤溜まり5が形成されていることから、この接着剤溜まり溝5内に余分な接着剤が貯留され、接着剤が掲示ボード1の表示面、掲示面に流出してしまうことを防止するとともに、接着剤溜まり溝5内には接着剤が常時存在することから掲示ボード1の外周1aは安定した状態にてマグネット枠2の収納部4に接着固定される。そして、マグネット枠2は、掲示ボード1の表面側、裏面側の両面に多極着磁されているので、掲示ボード1は表面、裏面いずれでも使用可能に磁着自在になっている。
尚、本実施例にあっては掲示ボード1のマグネット枠2の収納部4への固定手段は接着剤による接着としたが、図4に示すように、両面粘着テープ7を用いて一面に掲示ボード1の外周面1aの外面を接着し、他面にてマグネット枠6の収納部8の内面を接着することにより、掲示ボード1とマグネット枠6を固定する手段を用いてもよいし、さらに、接着剤や両面粘着テープ7を用いることなく、マグネット枠2の収納部8の内径を掲示ボード1の幅と略同一程度に形成しマグネット枠6と掲示ボード1を嵌合させて固定してもよい。
このように形成された掲示ボード1の外周部1a両面に固定されたマグネット枠2は表面、裏面に多極着磁されていることから、磁性面を有する黒板やパーテーション等に対し、両面ともに磁着することができる。一面が文字等にて一杯になった時には、これを消去してから使う等の労を要さずひっくりかえし、他面を表面にして即使用することができる。またマグネット枠2は掲示ボード1外周部1a全周に取付け固定することが理想的であるが、掲示ボード1の重量によっては部分的に取付け形成しても充分に掲示ボード1を磁着させることができる。
図5は、マグネット枠2を掲示ボード1の四隅の湾曲部に取り付けた状態を示すものである。この図に基づいてマグネット枠2の掲示ボード1への取り付け方法を説明する。マグネット枠2をボード湾曲部のアールに沿わせるときは、常温のままで曲げるとその内側が波打ってフラットな取付け状態とすることはできないことが問題であった。
そこで、掲示ボード1に対するマグネット枠2の取付け方法は、マグネット枠2を塑性変形可能温度に加温し、掲示ボード1の湾曲部に該当する湾曲部分2aに適正な張力を加えてマグネット枠2を外周湾曲部の外周差分引き延ばした後、マグネット枠2を冷却固化して掲示ボードに固定する。
尚、マグネット枠2の取り付けは、あらかじめ、掲示ボード1の湾曲部に該当する湾曲部分2aに適正な張力を加えてマグネット枠2を外周湾曲部の外周差分引き延ばした後、マグネット枠2を冷却固化したものを掲示ボード1に固定してもよいし、掲示ボード1の掲示ボード1の外周部1aに添わせた状態でマグネット枠2を塑性変形可能温度に加温し、掲示ボード1の湾曲部に該当する湾曲部分2aに適正な張力を加えてマグネット枠2を外周湾曲部の外周差分引き延ばした後、マグネット枠2を冷却固化して掲示ボードに固定してもよい。このように、掲示ボード1の四隅に湾曲部分があったとしてもマグネット枠2はそのアールに沿って整然と一体的に固定化することができ、ひいては安定した磁着状態を企図することができる。
塑性変形可能温度は、樹脂材質と磁性粉の含有量の割合等によって決定されるものであって、樹脂材料と磁性粉の割合によりそのマグネット枠2の塑性変形可能温度まで加温する。例えば、熱可塑性エラストマーに数10%程度磁性粉を含有させた場合においては、100℃程度が塑性変形可能温度であり、マグネット枠2を取り付け可能に塑性変形させることに適している。尚、加温温度は、マグネット枠2を構成するプラスチック、熱可塑性エラストマー等樹脂材の選択と混入する磁性粉の割合で異なり、加温温度は、マグネット枠2の性質に応じて100℃以下であってもよいし100℃以上であってもよい。
図6、図7はマグネット枠2を掲示ボード1の四隅の直角部分に固定した状態を示すものである。この図に基づいてマグネット枠2の掲示ボード1への取り付け方法を説明する。掲示ボード1に対するマグネット枠2の取付け方法は、マグネット枠2の掲示ボードの外周角隅部に該当する角隅部分2bを角隅部と略同一の角度分切り取った後、マグネット枠2の延長部分2cを屈曲させて掲示ボード1に固定する。
尚、マグネット枠2の取り付けは、あらかじめ、掲示ボード1の角隅部に該当する角隅部分2b切り取った後、掲示ボード1に固定してもよいし、掲示ボード1の掲示ボード1の外周部1aに添わせた状態で掲示ボード1の角隅部に該当する角隅部分2bを切り取って固定してもよい。このように、掲示ボード1の四隅に角隅部分があったとしてもマグネット枠2はその角度に沿って整然と一体的に固定化することができ、ひいては安定した磁着状態を企図することができる。
本発明の掲示ボードの全体を示す正面図。 本発明の掲示ボードのマグネット枠を示す斜視図。 本発明の掲示ボードのマグネット枠の取付け状態を示す断面図。 本発明の掲示ボードのマグネット枠の取付け状態を示す断面図 本発明の掲示ボードの湾曲部へのマグネット枠の取付けた状態を示す一部省略正面図。 本発明の掲示ボードの角隅部へのマグネット枠の取付けた状態を示す正面図。 本発明の掲示ボードの角隅部へマグネット枠の取付けた状態を示す正面図。
1 掲示ボード
1a 掲示ボードの外周部
2 マグネット枠
2a 湾曲部分
2b 角隅部分
2c 延長部分
3 つなぎ部分
4 収納部
5 接着剤溜まり溝
6 マグネット枠
7 両面粘着テープ
8 収納部

Claims (11)

  1. ボード外周部の両面を覆う枠体をマグネットにて形成し、このマグネット枠の両面を磁性体に対し磁着自在としたことを特徴とする掲示ボード。
  2. マグネット枠は表面、裏面に多極着磁してなることを特徴とする請求項1記載の掲示ボード。
  3. マグネット枠はボード外周部を収納する略U字状のボード収納部を有してなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の掲示ボード。
  4. ボード収納部のボード収納面と掲示ボード外周面とを接着剤で接着してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の掲示ボード
  5. ボード収納部のボード収納面にはボード接着固定用の接着剤溜まり溝を凹設してなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の掲示ボード。
  6. ボード収納部のボード収納面と掲示ボード外周面とを両面粘着テープで接着してなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の掲示ボード
  7. 多極着磁してなるマグネットに略U字状のボード収納部を形成してなる掲示ボード磁着用のマグネット枠。
  8. ボード収納部のボード収納面にはボード接着固定用の接着剤溜まり溝を凹設してなることを特徴とする請求項7記載の掲示ボード磁着用のマグネット枠。
  9. 略U字状のボード収納部を押出成形により形成してなるマグネット樹脂押出成形体であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の掲示ボード磁着用のマグネット枠。
  10. 略U字状のボード収納部を有するマグネット枠を塑性変形可能温度に加温するとともに、掲示ボードの外周湾曲部に該当する部分に適正な張力を加えて前記マグネット枠を前記外周湾曲部の外周差分引き延ばした後、冷却固化して掲示ボードに固定することを特徴とする掲示ボードに対するマグネット枠の取付け方法。
  11. 略U字状のボード収納部を有するマグネット枠の掲示ボードの外周角隅部に該当する部分を前記外周角隅部と略同一の角度分切り取った後、マグネット枠を屈曲させて掲示ボードに固定することを特徴とする掲示ボードに対するマグネット枠の取付け方法。
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