JP2010220054A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
読み取り対象の原稿の材質に左右されることなく高画質での読み取りを可能とするとともにデフェクトの発生防止を可能にした画像読取装置を提供する。
【解決手段】
原稿台30の平面に対して異なる角度でLED光源1およびLED光源2を設置し、画像読取処理に際して指定された読取モードに基づいて当該LED光源1およびLED光源2を発光させる。これらのLED光源によって発光されたLED光は原稿に照射し、そのLED光に対する反射光を集光板で集光することによってCCDセンサ14が電気信号に変換して画像データの生成を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像読取装置に関する。
スキャナ等により構成される画像読取装置に設けられた原稿照射ランプは、一般的に、ハロゲンランプや蛍光灯などの光源により構成される。
これらの光源は、棒状であり主走査方向全面に発光しかつ全周方向に発光する。このため、良好な配光を得るためには適切に光学設計された反射板(リフレクタ)を用いる必要がある。通常、このリフレクタは原稿に対してランプの背面側に固定的に配置される。
原稿照射ランプから発行される直接光とリフレクタによる反射光との合成によって原稿照射の配光が得られる。
このような構成からなる画像の読取機構は、一般的に、読み取り画質として原稿の読み取り信号とノイズ信号との割合を示した「S/N(Signal/Noise)性能」を向上させるために、原稿面を照射する配光を光量最大に設計されている。
しかし、一方で最大光量を得るために、原稿面に対してより直角に近い角度で光を照射することになることから、例えば写真のミニアルバムのように表面がビニールの高光沢かつ不規則な凹凸のある原稿等では、局所的に光源の光がCCD(Charge Coupled Device)に直接反射することによってこのCCDが許容できる光量に対して飽和してしまうことかがある。このため、広い範囲での白抜けなどのデフェクトとなる。
特許文献1に開示された技術では、原稿照射ランプ等の照明手段の位置を調整することを可能とし、この原稿照射ランプ等の照明手段の製造による姿勢や形状のばらつきによって発生する原稿読取位置近傍での照明安定性の低下及び光量ムラを良好に補正することによって、光量変動によるカブリ等の問題点を回避することを可能にしている。
特開2003−163790号公報
本発明は、読み取り対象の原稿の材質に左右されることなく高画質での読み取りを可能とするとともにデフェクトの発生防止を可能にした画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、原稿台に載置された読取対象を異なる照射角度で照射する複数の光照射部と、前記複数の光照射部により照射された前記読取対象からの反射光を受光する受光部と、前記受光部によって受信した反射光に基づき前記読取対象に対応する画像データを生成する画像データ生成部とを具備する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記光照射部は、前記読取対象を第1の照射角度で照射する第1の光照射部と、前記読取対象を前記第1の照射角度とは異なる第2の照射角度で照射する第2の光照射部とを備え、前記受光部は、前記第1の光照射部により照射された前記読取対象からの第1反射光と前記第2の光照射部により照射された前記読取対象からの第2反射光とを受光する。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記光照射部は、前記第1の光照射部に対して正対して設けられ、前記読取対象を前記第1の照射角度で照射する第3の光照射部と、前記第2の光照射部に対して正対して設けられ、前記読取対象を前記第2の照射角度で照射する第4の光照射部とを備え、前記第3の光照射部は、前記読取対象を前記第1の光照射部と同一の最大光量で照射し、前記第4の光照射部は、前記読取対象を前記第2の光照射部と同一の最大光量で照射する。
また、請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記第1の光照射部と前記第2の光照射部とは、主走査方向に対して一直線に交互に設置される。
また、請求項5の発明は、請求項2の発明において、前記第1の光照射部と前記第2の光照射部とは、副走査方向に対して縦列し、主走査方向に対してそれぞれ連続して設置される。
また、請求項6の発明は、請求項3の発明において、前記第3の光照射部と前記第4の光照射部とは、主走査方向に対して一直線に交互に設置される。
また、請求項7の発明は、請求項3の発明において、前記第3の光照射部と前記第4の光照射部とは、副走査方向に対して縦列し、主走査方向に対してそれぞれが連続して設置される。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかの発明において、前記光照射手段は、LED光源である。
また、請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれかの発明において、前記光照射部と前記受光部と前記画像データ生成部とが同一の搬送ユニットによって構成される。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれかの発明において、前記画像データ生成部は、前記読取対象を照射する前記光照射部を切り替える切替手段を具備し、前記切替手段は、前記光照射部による前記読取対象からの反射光の最大光量が一定量を超える場合には、前記読取対象に対する最大光量が最も大きくなる照射角度からの前記光照射部による照射を消光するように切り替える。
本発明の請求項1によれば、読み取り対象の原稿の材質に左右されることなく高画質での読み取りを可能とするとともにデフェクトの発生を防止することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項2によれば、異なる最大光量となる照射角度からなる2つの光源から照射することによって、読み取り対象の原稿の材質に左右されることなく高画質での読み取りを可能とするとともにデフェクトの発生を防止することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項3によれば、左右対象の光源に基づいて照射することによって、立体的な読取対象に対してもより高画質での読み取りを可能とするとともにデフェクトの発生を防止することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項4によれば、省スペースで光照射部を設置することができ、装置の小型化を行うことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項5によれば、省スペースで光照射部を設置することができ、装置の小型化を行うことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項6によれば、省スペースで光照射部を設置することができ、装置の小型化を行うことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項7によれば、省スペースで光照射部を設置することができ、装置の小型化を行うことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項8によれば、LED光源を用いた読み取りにおいても読み取り対象の原稿の材質に左右されることなく、高画質での読み取りを可能とするとともにデフェクトの発生を防止することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項9によれば、高画質での読み取りおよびデフェクトの発生防止を、小型化した装置によって実現することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項10によれば、読取対象に応じて最適な照射を可能とし、高画質での読み取りを可能とするとともにデフェクトの発生を防止することが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態における画像読取装置を適用して構成した画像読取装置の装置構成を示す図の一例。 画像読取装置を真上から参照した場合における装置構成を示す図。 LED光源からのLED光の照射状態およびLED光の照射による配光の光量分布を示す図。 LED光源の配置構成を示す図。 LED光源の配置構成を示す図。 図1に示す画像読取制御部200の詳細な構成を示すブロック図。 LED光源設定情報の一例を示す図。 本発明の実施の形態における画像読取装置で行われる処理の流れを示すフローチャート。 本発明の実施の形態における画像読取装置を適用して構成した画像読取装置の装置構成を示す図の一例。 LED光源設定情報の一例を示す図。 図9に示す装置構成における画像読取装置の詳細な処理の流れを示すフローチャート。
以下、本発明に係わる画像読取装置の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における画像読取装置を適用して構成した画像読取装置の装置構成を示す図の一例である。
画像読取装置は、原稿台30にセットされた読取原稿31(以下、単に「原稿31」という)に照射光を照射することでその原稿に対する画像データを生成する。
図1は、スキャナ等により構成される画像読取装置(以下、「スキャナ」という)の原稿読取機構を真横から示したものである。また、この画像読取装置を真上から示した図を図2に示している。
図1において、スキャナは、原稿台30にセットされた原稿31を光学的に読み取ることにより画像データを生成する原稿読取機構であるキャリッジ100が設けられており、このキャリッジ100から照射光を照射して原稿台下を移動することにより原稿の先端から読取処理を行う。
このときのキャリッジ100は、原稿台30にセットされた原稿31に対してLED(Light Emitting Diode)による照射光を照射する照射光源であるLED光源10、LED光源10から照射された照射光が原稿31に照射することにより反射された反射光のうち、原稿台30に対して直角に反射する反射光を集光する集光板13、集光板13によって集光された反射光を元に電気信号に変換して画像データを生成する読取センサであるCCDセンサ14を具備して構成される。
このLED光源10は、光照射機構の一例である。
また、CCDセンサ14によって生成された画像データは、制御回路等によって構成される画像読取制御部200(コントローラ200)によって画像補正され、スキャナ内に設けられた記憶領域に保存される。この画像読取制御部200の詳細な構成を図6に示し、以下で説明する。
図1に示す本実施例では、原稿を読み取ることにより画像データを生成する機構がキャリッジ100内に一体化された例を示しているが、原稿を読み取る読取センサやレンズ等を固定とし、ミラーだけキャリッジ内に設けて移動させることにより読取処理を行うような構成(フル・ハーフレート方式)であってよい。
キャリッジ100内に設けられたLED光源10は、原稿台30への照射光の照射角度が異なる複数のLEDによって構成されており、図1に示す例にはLED光源1(11)およびLED光源2(12)を示している。このときのLED光源1(11)およびLED光源2(12)から照射される照射光を「LED光」と示す。
このLED光源10からのLED光の照射状態およびLED光の照射による配光の光量分布を示す図を図3に示している。
図3には、原稿台30へ照射されるLED光の照射角度が異なるLED光源1(11)およびLED光源2(12)が設けられており、これらの光源は同一の若しくは近似する光量のLED光を照射する。
このLED光源1(11)は、原稿台30の平面に対して「Θ(シータ)1」の角度を付けてキャリッジ100に設置された状態にあり、また、LED光源2(12)は、原稿台30の平面に対して「Θ(シータ)2」の角度を付けてキャリッジ100に設置された状態にある。
このときの「Θ(シータ)1」および「Θ(シータ)2」の角度を「照射角」と称し、図1および図3では、「Θ(シータ)1」と「Θ(シータ)2」とが異なり、「Θ(シータ)1」よりも「Θ(シータ)2」の照射角が大きな状態を示している。すなわち、LED光源1(11)からのLED光の方がLED光源2(12)からのLED光よりも原稿台30に対して入射角が小さくなり、より直角に近い角度で照射される状態を示している。
このようなLED光の照射による配光の光量分布を、LED光源1の配光曲線(40)およびLED光源2の配光曲線(41)として図3に示している。
LED光源1の配光曲線(40)は、LED光源1(11)から照射されたLED光の光量分布を示す曲線であって、LED光源2の配光曲線(41)は、LED光源2(12)から照射されたLED光の光量分布を示す曲線である。
LED光源1(11)の配光曲線(40)は、照射角の小さいLED光源1(11)からのLED光、すなわち入射角の小さなLED光の光量分布であって、照射角がLED光源1(11)よりも大きいLED光源2(12)からのLED光、すなわち入射角がLED光源1(11)の入射光よりも大きなLED光を照射するLED光源2(12)の光量分布を示すLED光源2の配光曲線(41)よりも狭い分布範囲で配光された状態にあり、かつ、最大光量「光量A」がLED光源2の配光曲線(41)の最大光量「光量B」よりも大きな状態にある。
このことから、LED光源1(11)から照射されたLED光は、LED光源2(12)から照射されたLED光よりも局地的に強い光量を照射している。
このようなLED光源10の配置構成を示す図を図4および図5に示す。
図4では、LED光源1(11)およびLED光源2(12)の配置構成を平面によって表した図を図4(a)に示し、LED光源1(11)およびLED光源2(12)の配置構成を立体によって表した図を図4(b)に示している。
図4に示すLED光源10の配置構成は、LED光源1(11)とLED光源2(12)とを上下2段に配置した構成を示し、図4(a)および図4(b)では、下1段目にLED光源1(11)を配置し、上2段目にLED光源2(12)を配置した状態を示している。
また、図4(b)で表されるように、上下2段それぞれが異なる角度であって、この場合における下1段目の照射角が「Θ(シータ)1」であり、上2段目の照射角が「Θ(シータ)2」であることを示す。
続いて、図5では、LED光源1(11)およびLED光源2(12)の配置構成を平面によって表した図を図5(a)に示し、LED光源1(11)およびLED光源2(12)の配置構成を立体によって表した図を図5(b)に示している。
図5に示すLED光源10の配置構成は、LED光源1(11)とLED光源2(12)を交互に横一線に配置した構成を示し、図5(a)および図5(b)では、LED光源1(11)の隣にはLED光源2(12)を配置し、LED光源2(12)の隣にはLED光源1(11)が配置された状態を示している。
このとき、図5(b)で表されるように、LED光源1(11)とLED光源2(12)は異なる角度によって配置されており、LED光源1(11)の照射角が「Θ(シータ)1」であり、LED光源2(12)の照射角が「Θ(シータ)2」であることを示す。
この図4および図5に示すような配置構成からなる図1に示すLED光源10により照射されたLED光に対する反射光を集光板13で集光する。この集光板13には、LED光源1(11)とLED光源2(12)のLED光に対する反射光が集光され、この場合、LED光源1(11)から照射されたLED光に対する反射光のほうが、LED光源2(12)から照射されたLED光に対する反射光よりも光量が多い状態にある。
この集光板13で集光された2種類の反射光を元に、CCDセンサ14が電気信号に変換して画像データを生成する。
図6は、図1に示す画像読取制御部200の詳細な構成を示すブロック図である。
図6において、スキャナにおける原稿の読取処理を制御する画像読取制御部200は、入出力制御部20、モード解析部21、光源設定部22、設定情報記憶部23、読取制御部24、画像補正部25、画像データ保存部26を具備して構成される。
スキャナの原稿台に読み取り対象の原稿がセットされ、読取処理における設定情報が指定された後にボタン等のユーザインターフェースにより読取指示が行われると、入出力制御部20では、読取指示が行われたことをモード解析部21に通知する。このほか、この入出力制御部20ではユーザインターフェースを用いた指示に基づいて通信情報の設定や読取パラメータの設定等の処理を実行する。
入出力制御部20から設定情報とともに読取指示が通知されると、モード解析部21では、設定情報に設定された読取モードを解析する。このときの読取モードは、読取対象の原稿の記載内容に基づいて最適な読取処理を行うための読取パラメータ情報であって、例えば読取対象の原稿が文字によって構成されている場合における「文字モード」、文字のほか表やグラフ等の線画によって構成されている場合における「文字/画像モード」、写真等の高光沢によって構成されている場合の「光沢画像モード」が指定されている。この光沢画像モードは、最大光量が一定量を超える原稿を読み取る場合におけるモードである。
これらのうち、いずれの読取モードが指定されているかを解析する。
モード解析部21で解析処理が行われ、いずれかの読取モードが指定されている場合にはその読取モードの情報を光源設定部22へ送出する。光源設定部22では、モード解析部21から受信した読取モードの情報を元に、その読取モードに対するLED光源の設定情報を設定情報記憶部23から取得する。
設定情報記憶部23では、図7に示すようなLED光源設定情報を記憶している。このLED光源設定情報は、読取モードに対するLED光源1およびLED光源2からのLED光の発光有無が設定された情報である。
図7に示すLED光源設定情報は、[読取モード]項目701、[LED光源1の発光有無]項目702、[LED光源2の発光有無]項目703によって構成され、[読取モード]項目701には、上記する3つの読取モード「文字モード、文字/画像モード、光沢画像モード」が設定されている。
また、[LED光源1の発光有無]項目702には、[読取モード]項目701に設定されたそれぞれの読取モードに対するLED光源1の発光の有無が設定され、文字モードの場合にはLED光源1を照射する「ON」とし、文字/画像モードの場合にはLED光源1を「ON」とし、光沢画像モードの場合にはLED光源1を消光する「OFF」が設定されている。
さらに、[LED光源2の発光有無]項目703には、[読取モード]項目701に設定されたそれぞれの読取モードに対するLED光源2の発光の有無が設定され、この読取モードのうち「文字/画像モード」が設定されている場合には「文字優先」であるか「光沢画像優先」であるかによってLED光源2の発光の有無が設定されている。
文字モードの場合にはLED光源2を「OFF」とし、文字/画像モードの場合であって文字優先であるときはLED光源2を「OFF」、光沢画像優先であるときはLED光源2を「ON」とし、光沢画像モードの場合にはLED光源2を「ON」とすることが設定されている。
光源設定部22では、このようなLED光源設定情報を元にLED光源の発光有無の設定情報を取得すると、その設定情報を読取制御部24へと通知する。
読取制御部24では、その設定情報を元に図1や図3に示すLED光源1(11)、LED光源2(12)の発光有無を設定し、読取指示を行うことでキャリッジが移動してCCDセンサ14により画像データが生成される。
生成された画像データは、読取制御部24へと送出され、読取制御部24では、その画像データを画像補正部25へと転送する。
画像補正部25では、読み取った画像データを受信することによってその画像データの階調補正、色補正、レイアウト補正等の画像補正を行って画像データ保存部26へと保存する。
図8は、本発明の実施の形態における画像読取装置で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図8において、スキャナの操作パネル等を用いて読取モード等の設定が行われ(801)、読取指示が行われる(802でYES)と処理が開始される。
スキャナでは設定された読取モードを解析し(803)、その読取モードが「文字モード」であるかを判断する(804)。文字モードである場合(804でYES)には、LED光源1を発光させて(807)原稿台にセットされた原稿の読取処理を行う(808)。
それに対して、文字モードでない場合(804でNO)には、続いて、読取モードが文字/画像モードであるかを判断する(805)。
読取モードが文字/画像モードである場合(805でYES)には、文字優先が設定されているかを判断する(806)。文字優先が設定されている場合(806でYES)には、LED光源1を発光させ(807)、原稿台にセットされた原稿の読取処理を行う(808)。また、光沢画像優先が設定されている場合(806でNO)には、LED光源1を発光させ(809)、またLED光源2を発光させて(810)原稿台にセットされた原稿の読取処理を行う(808)。
続いて、読取モードが文字/画像モードでない場合(805でNO)には、光沢画像モードであるかを判断する(811)。光沢画像モードである場合(811でYES)には、LED2を発光させ(810)、原稿台にセットされた原稿の読取処理を行う(808)。
光沢画像モードでもない場合(811でNO)には、エラー表示を行って処理を終了する(812)。
図9は、本発明の実施の形態における画像読取装置を適用して構成した画像読取装置の装置構成を示す図の一例である。
図9に示す装置構成図は、上記の実施例1で説明する図1に示す構成図と類似することから異なる点を中心に説明する。
画像読取装置は、原稿台30にセットされた読取原稿20(以下、単に「原稿20」という)に照射光を照射することでその原稿に対する画像データを生成する。
図9は、スキャナの原稿読取機構を真横から示したものであって、原稿台30にセットされた原稿20を光学的に読み取ることにより画像データを生成する原稿読取機構であるキャリッジ100が設けられており、このキャリッジ100から照射光を照射して原稿台下を移動することにより原稿の先端から読取処理を行う。
このときのキャリッジ100は、原稿台30にセットされた原稿20に対してLED(Light Emitting Diode)による照射光を照射する照射光源であるLED光源10、LED光源10と対称する位置に設けられたLED光源10と同一のLED光源15、LED光源10およびLED光源15から照射された照射光が原稿20に照射することにより反射された反射光のうち、原稿台30に対して直角に反射する反射光を集光する集光板13、集光板13によって集光された反射光を元に電気信号に変換して画像データを生成する読取センサであるCCDセンサ14を具備して構成される。
ちなみに、CCDセンサ14によって生成された画像データは、制御回路等によって構成される画像読取制御部200(コントローラ200)によって画像補正され、スキャナ内に設けられた記憶領域に保存される。この画像読取制御部200の詳細な構成は、実施例1で説明する図6に示している。
また、LED光源10とLED光源15は、同一の構造からなるLED光源であって、対称的(シンメトリー)に設定されている。すなわち、LED光源10が図4に示すような構造からなるLED光源である場合にはLED光源15も図4に示すような構造からなるLED光源である。
LED光源10は、原稿台30への照射光の照射角度が異なる複数のLED、LED光源1(11)およびLED光源2(12)によって構成されている。また、LED光源15も同様に、原稿台30への照射光の照射角度が異なる複数のLED、LED光源3(16)およびLED光源4(17)によって構成されている。
すなわち、LED光源1(11)とLED光源3(16)は同一の照射角で設置されており、LED光源2(12)とLED光源4(17)は同一の照射角で設置されている。
これらのLED光源1(11)、LED光源2(12)、LED光源3(16)、LED光源4(17)のLED光が原稿20に照射され、このLED光に対する反射光を集光板13によって集光し、CCDセンサ14が電気信号に変換することによって画像データを生成する。
このときの画像データは図1に示す構成におけるCCDセンサ14によって作成される画像データに比べて深度が深くなる。
上記の例では、図4に示す構成のLED光源について説明しているが、もちろん、図5に示すようなLED光源の構成によって画像データの生成を行うことも可能である。
この図9に示すような構成からなるスキャナの画像読取制御部200は、実施例1で説明する図6に示す構成と同様であり、このときの図6の設定情報記憶部23で記憶するLED光源設定情報は図10に示すような構成からなる。
図10に示すLED光源設定情報は、[読取モード]項目1001、[LED光源1の発光有無]項目1002、[LED光源2の発光有無]項目1003、[LED光源1の発光有無]項目1006、[LED光源2の発光有無]項目1007によって構成され、[読取モード]項目1001には、6つの読取モード「文字モード、文字/画像モード、光沢画像モード、立体文字モード、立体文字/画像モード、立体光沢画像モード」が設定されている。
また、[LED光源1の発光有無]項目1002には、[読取モード]項目1001に設定されたそれぞれの読取モードに対するLED光源1の発光の有無が設定され、文字モードの場合にはLED光源1を「ON」とし、文字/画像モードの場合にはLED光源1を「ON」とし、光沢画像モードの場合にはLED光源1を「OFF」とし、立体文字モードの場合にはLED光源1を「OFF」とし、立体文字/画像モードの場合にはLED光源1を「OFF」とし、立体光沢画像モードの場合にはLED光源1を「OFF」とすることが設定されている。
さらに、[LED光源2の発光有無]項目1003には、[読取モード]項目1001に設定されたそれぞれの読取モードに対するLED光源2の発光の有無が設定され、この読取モードのうち「文字/画像モード」が設定されている場合には「文字優先」であるか「光沢画像優先」であるかによってLED光源2の発光の有無が設定されている。
文字モードの場合にはLED光源2を「OFF」とし、文字/画像モードの場合であって文字優先であるときはLED光源2を「OFF」、光沢画像優先であるときはLED光源2を「ON」とし、光沢画像モードの場合にはLED光源2を「ON」とし、立体文字モードの場合にはLED光源2を「OFF」とし、立体文字/画像モードの場合であって文字優先であるときはLED光源2を「OFF」、光沢画像優先であるときはLED光源2を「ON」とし、立体光沢画像モードの場合にはLED光源2を「ON」とすることが設定されている。
また、[LED光源3の発光有無]項目1006には、[読取モード]項目1001に設定されたそれぞれの読取モードに対するLED光源3の発光の有無が設定され、文字モードの場合にはLED光源3を「OFF」とし、文字/画像モードの場合にはLED光源3を「OFF」とし、光沢画像モードの場合にはLED光源3を「OFF」とし、立体文字モードの場合にはLED光源3を「ON」とし、立体文字/画像モードの場合にはLED光源3を「ON」とし、立体光沢画像モードの場合にはLED光源3を「OFF」とすることが設定されている。
さらに、[LED光源4の発光有無]項目1007には、[読取モード]項目1001に設定されたそれぞれの読取モードに対するLED光源4の発光の有無が設定され、この読取モードのうち「文字/画像モード」が設定されている場合には「文字優先」であるか「光沢画像優先」であるかによってLED光源4の発光の有無が設定されている。
文字モードの場合にはLED光源4を「OFF」とし、文字/画像モードの場合であって文字優先であるときはLED光源4を「OFF」、光沢画像優先であるときはLED光源4を「OFF」とし、光沢画像モードの場合にはLED光源4を「OFF」とし、立体文字モードの場合にはLED光源4を「OFF」とし、立体文字/画像モードの場合であって文字優先であるときはLED光源4を「OFF」、光沢画像優先であるときはLED光源4を「ON」とし、立体光沢画像モードの場合にはLED光源4を「ON」とすることが設定されている。
この図10に示すLED光源設定情報を用いて、図6に示す光源設定部22がLED光源の設定を行う。
図11は、図9に示す装置構成における画像読取装置の詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
図11において、スキャナの操作パネル等を用いて読取モード等の設定が行われ(1101)、読取指示が行われる(1102でYES)と処理が開始される。
スキャナでは設定された読取モードを解析し(1103)、その読取モードが「立体文字モード、立体文字/画像モード、立体光沢画像モード」のいずれかであって立体画像の読取を行うかを判断する(1104)。これらのいずれの設定でもなく立体画像の読取でない場合(1104でNO)には、実施例1で説明する図8の位置Aに遷移して処理が行われる。
それに対して、読取モードが「立体文字モード、立体文字/画像モード、立体光沢画像モード」のいずれかであって立体画像の読取を行う場合(1104でYES)には、続いて、「立体文字モード」であるか否かを判断する(1105)。
立体文字モードである場合(1105でYES)には、LED光源1を発光させ(1106)、さらにLED光源3を発光させ(1107)、原稿台にセットされた原稿の読取処理を行う(1108)。
また、立体文字モードでない場合(1105でNO)には、続いて、立体文字/画像モードであるかを判断する(1109)。
読取モードが立体文字/画像モードである場合(1109でYES)には、さらに文字優先が設定されているかを判断する(1110)。文字優先が設定されている場合(1110でYES)には、LED光源1を発光させ(1106)、さらにLED光源3を発光させ(1107)、原稿台にセットされた原稿の読取処理を行う(1108)。
また、光沢画像優先が設定されている場合(1110でNO)には、LED光源1を発光させ(1111)、LED光源2を発光させ(1112)、LED光源3を発光させ(1113)、LED光源4を発光させて(1114)原稿台にセットされた原稿の読取処理を行う(1108)。
続いて、読取モードが立体文字/画像モードでない場合(1109でNO)には、立体光沢画像モードであるかを判断する(1115)。立体光沢画像モードである場合(1115でYES)には、LED2を発光させ(1116)、LED2を発光させて(1117)原稿台にセットされた原稿の読取処理を行う(1108)。
光沢画像モードでもない場合(1105でNO)には、エラー表示を行って処理を終了する(1118)。
以上に示す実施の形態は、本発明の実施の一形態であって、これらの実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
10 LED光源
11 LED光源1
12 LED光源2
13 集光板
14 CCDセンサ
15 LED光源
16 LED光源3
17 LED光源4
20 入出力制御部
21 モード解析部
22 光源設定部
23 設定情報記憶部
24 読取制御部
25 画像補正部
26 画像データ保存部
30 原稿台
31 読取原稿
100 キャリッジ
200 画像読取制御部(コントローラ)

Claims (10)

  1. 原稿台に載置された読取対象を異なる照射角度で照射する複数の光照射部と、
    前記複数の光照射部により照射された前記読取対象からの反射光を受光する受光部と、
    前記受光部によって受信した反射光に基づき前記読取対象に対応する画像データを生成する画像データ生成部と
    を具備する画像読取装置。
  2. 前記光照射部は、
    前記読取対象を第1の照射角度で照射する第1の光照射部と、
    前記読取対象を前記第1の照射角度とは異なる第2の照射角度で照射する第2の光照射部と
    を備え、
    前記受光部は、
    前記第1の光照射部により照射された前記読取対象からの第1反射光と前記第2の光照射部により照射された前記読取対象からの第2反射光とを受光する請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記光照射部は、
    前記第1の光照射部に対して正対して設けられ、前記読取対象を前記第1の照射角度で照射する第3の光照射部と、
    前記第2の光照射部に対して正対して設けられ、前記読取対象を前記第2の照射角度で照射する第4の光照射部と
    を備え、
    前記第3の光照射部は、
    前記読取対象を前記第1の光照射部と同一の最大光量で照射し、
    前記第4の光照射部は、
    前記読取対象を前記第2の光照射部と同一の最大光量で照射する請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記第1の光照射部と前記第2の光照射部とは、
    主走査方向に対して一直線に交互に設置される請求項2記載の画像読取装置。
  5. 前記第1の光照射部と前記第2の光照射部とは、
    副走査方向に対して縦列し、主走査方向に対してそれぞれ連続して設置される請求項2記載の画像読取装置。
  6. 前記第3の光照射部と前記第4の光照射部とは、
    主走査方向に対して一直線に交互に設置される請求項3記載の画像読取装置。
  7. 前記第3の光照射部と前記第4の光照射部とは、
    副走査方向に対して縦列し、主走査方向に対してそれぞれが連続して設置される請求項3記載の画像読取装置。
  8. 前記光照射部は、
    LED光源である請求項1乃至7のいずれかに記載の画像読取装置。
  9. 前記光照射部と前記受光部と前記画像データ生成部とが同一の搬送ユニットによって構成される請求項1乃至8のいずれかに記載の画像読取装置。
  10. 前記画像データ生成部は、
    前記読取対象を照射する前記光照射部を切り替える切替手段
    を具備し、
    前記切替手段は、
    前記光照射部による前記読取対象からの反射光の最大光量が一定量を超える場合には、前記読取対象に対する最大光量が最も大きくなる照射角度からの前記光照射部による照射を消光するように切り替える請求項1乃至9のいずれかに記載の画像読取装置。
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