JP2010247449A - 多機能型電子ボード - Google Patents

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Abstract

【課題】固定式タイプのボードと移動式タイプのボード間においてボードに互換性を持たせることで、一方のタイプのボードを取り外して他方の方式のボードとして利用することを可能にし、以て、架け替え作業の簡便化及び低コスト化を図ると共に、既存の電子ボード等を再使用することで、省資源、省エネ、環境保全に貢献し得る多機能型電子ボードを提供することを課題とする。
【解決手段】電子ボード1を備え、前記電子ボード1は、固定式ボード及び移動式ボードのいずれに対しても脱着可能に取り付け可能であり、且つ、前記固定式ボード間、前記移動式ボード間、並びに、前記固定式ボードと前記移動式ボード間において、相互に交換据え付け可能であることを特徴とする。前記電子ボードの前記固定式ボードに対する脱着手段と前記移動式ボードに対する脱着手段とが共通の構成4、5を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、多機能型電子ボード、より詳細には、電子黒板、ホワイトボード、スクリーンボード等の投影表示面を有するボードで、デジタル感圧型、電磁気型等のタッチパネルセンサー方式、超音波・赤外線型、光学・赤外線型及びレーザ光線型等の送受信センサー方式による位置検知式送受信機能を備えたインタラクティブボードと称される多機能型電子ボードに関するものである。
近時、学校等の教育関連施設や病院等の公共施設、あるいは、企業等において、インタラクティブボードが広く使用されるようになってきている。このインタラクティブボードは、コンピュータのデスクトップを投影する二次元表面型のデバイスであって、ユーザーがその表面上に行ったことをコンピュータに入力する機能を備えたものである。もちろん電子黒板としての使用も可能であるが、それにプロジェクターやパソコン、スピーカ等を一体に装備して使用することで、効率の良い汎用的な対話型コンピュータスクリーンとなり得るものである。
このインタラクティブボードにおける、機器間の双方向通信のための位置検知方式としては、デジタル感圧型や電磁気型等のタッチパネルセンサー方式のものと、超音波・赤外線型、光学・赤外線型及びレーザ光線型等の送受信センサー方式のものとがある。現在、学校等の教育関連施設や病院等の公共施設、及び、企業等においては、その使用目的や用途に応じ、壁や黒板の盤面上に固定設置する固定式タイプのインタラクティブボードと、使用場所を自由に変更することが可能な移動式タイプのインタラクティブボードとが使い分けられている。
これらのインタラクティブボードは、プロジェクターからの映写画像をボード面に投影するため、プロジェクターをボード面に向けて吊り下げ保持するための手段が付設されることになる。
これらの多機能ボードの据え付け設置形態としては、上述したように、固定式タイプのものと移動式タイプのものとがあるが、それらの固定式ボード用のボードと移動式ボード用のボードは、それぞれ専用の設置形態を有していて、直接的な互換性はない。即ち、一方のタイプのボードを取り外して他方の方式のボードとして利用するようなことは全く想定されておらず、もちろん、交換可能な仕様にはなっていない。
従って、既存の大型固定式黒板において、そのボード面上に電子黒板を設置して用いることがあるが、そのような場合に顧客から、移動式で使用していたボードを、その既存の大型固定式黒板のボード面上に架け替えて固定式ボードとして利用したいとの要望があったとしても、その要望を満たすことはできず、新たな固定式専用のボードを用意して、その大型固定式黒板上に設置せざるを得ない。そして、このようにして架け替えた場合において、ボードの架け替え作業に伴って不要となる既存の電子ボード等は、再使用が難しいために廃却等の処分を余儀なくされるが、それは、省資源、省エネ、環境保全面等の観点からも大きな問題となる。
特開2002−333314号公報 特開2003−39889号公報 特許第3348696号公報 特許第3323477号公報
本発明は上記背景の下になされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、固定式タイプのボードと移動式タイプのボード間においてボードに互換性を持たせることで、一方のタイプのボードを取り外して他方の方式のボードとして利用することを可能にし、以て、架け替え作業の簡便化及び低コスト化を図ると共に、既存の電子ボード等を再使用することで、省資源、省エネ、環境保全に貢献し得る多機能型電子ボードを提供せんとするところにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、電子ボードを備え、前記電子ボードは、固定式ボード及び移動式ボードのいずれに対しても脱着可能に取り付け可能であり、且つ、前記固定式ボード間、前記移動式ボード間、並びに、前記固定式ボードと前記移動式ボード間において、相互に交換据え付け可能であることを特徴とする多機能型電子ボード装置である。
好ましい実施形態においては、前記電子ボードの前記固定式ボードに対する脱着手段と前記移動式ボードに対する脱着手段とが共通の構成を含み、以て、前記電子ボードの交換据え付けが可能である。
好ましい実施形態においては、前記脱着手段における共通の構成は、前記電子ボードの裏面側に配置される取り付け枠と、前記電子ボードの裏面側に設けられる前記取り付け枠に対する係止手段であり、前記固定式ボード及び移動式ボード側に設置されて、前記取り付け枠を支持する取り付け支柱を更に含む。
好ましい実施形態においては、前記取り付け支柱は、前記固定式ボード又は前記移動式ボードの主ボード面上に脱着可能に設置され、前記取り付け支柱は、前記固定式ボード及び前記移動式ボードの主ボード面に沿って、横方向に移動可能に設置され、前記取り付け支柱は、前記主ボード面に敷設されるガイドレールに係合して転動又は摺動する手段を備えることにより、前記主ボード面に沿って横方向に移動可能である。前記ガイドレールは中間部に不連続部分を有していて、前記ガイドレールに係合して転動又は摺動する手段は、前記不連続部分から前記ガイドレールへ係合させることができる。
更に好ましい実施形態においては、前記取り付け支柱は、前記主ボード面に対して水平回転方向に揺動可能に設置され、前記取り付け支柱は、上下方向の長さ調整が可能である。
更に好ましい実施形態においては、前記取り付け支柱は、前記取り付け枠に設けられる嵌合筒部に嵌まり合う嵌合筒部を備え、前記取り付け支柱の嵌合筒部と前記取り付け枠の嵌合筒部は、それぞれ上下一対設置され、前記取り付け支柱の一対の嵌合筒部及び/又は前記取り付け枠の一対の嵌合筒部は、上下方向の間隔調整が可能である。そして、前記取り付け支柱と取り付け枠の接合に際し、それらの前記嵌合筒部同士の嵌合度合いを調整することで、前記取り付け支柱と前記取り付け枠の間隔を調整し、以て、前記電子ボードと前記主ボード面との間の間隔調整を可能にする。
更に好ましい実施形態においては、前記取り付け枠は、その縦寸法及び/又は横寸法の調整が可能であり、前記取り付け枠は、前記電子ボードの裏面上下に設置される係止手段に係わり合って前記係止手段を保持し又は前記係止手段によって保持される部分を有していて、前記係わり合いによって前記電子ボードが前記取り付け枠に取り付けられる。
前記取り付け枠の前記電子ボードの裏面上下に設置される係止手段に係わり合って前記係止手段を保持し又は前記係止手段によって保持される部分は、前記取り付け枠を構成する上側横枠に設置される上側ボード支持部材と、前記取り付け枠を構成する下側横枠に設置される下側ボード支持部材とすることができ、その場合好ましくは、前記下側ボード支持部材を前記下側横枠にネジ留めするために前記下側ボード支持部材に形成されるネジ孔が、縦方向に長い長孔とされる。
更に好ましい実施形態においては、前記取り付け枠は、プロジェクターを吊下するプロジェクターハンガーのアームを挿入支持するアームホルダーを備え、また、前記電子ボードにパソコン載置台が設置され、更に、前記電子ボードにスピーカ載置台が設置される。
本発明は上述したとおりであって、本発明に係る多機能型電子ボードは、固定式ボード間、移動式ボード間、あるいは、固定式ボードと移動式ボード間において互換性があるため、あるボードから本多機能型電子ボードを取り外して別の同種又は異種のボードに架け替えて利用することができ、しかも、その架け替え作業を共通の取り付け要素を介して簡便且つ低コストにて行うことができ、既存の電子ボード等を再使用するために、省資源、省エネ、環境保全に貢献し得る効果がある。
また、請求項6乃至11に係る発明においては、プロジェクターを支持するためのプロジェクターハンガーと、マーカーやスタイラス等の入力手段のボード上における位置を検知する位置検知センサー、及び、パソコン配置台やスピーカ配置台を備えた構成とすることができるので、ポータブル型の超音波・赤外線型、光学・赤外線型及びレーザ光線型等の送受信センサー方式、あるいは、感圧式のタッチパネルセンサー方式を用いたインタラクティブボードとして利用することができ、使用者並びに施工業者にとって利便性が高く、しかも環境に優しい多機能型電子ボードを提供し得る効果がある。
本発明に係る多機能型電子ボードの一実施形態(壁面固定型)の例を示す正面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの一実施形態(壁面固定型)の例を示す側面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの一実施形態における取り付け支柱と取り付け枠の設置状態の例を示す正面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの一実施形態における取り付け支柱の設置状態の例を示す側面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの一実施形態における取り付け枠の構成例を示す正面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの一実施形態における取り付け枠の構成例を示す側面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの他の実施形態(移動式)の例を示す正面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの他の実施形態(移動式)の例を示す側面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの他の実施形態における取り付け枠のスタンドへの取り付け状態の例を示す正面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの他の実施形態における取り付け枠の構成例を示す正面図である。 本発明に係る多機能型電子ボードの他の実施形態における取り付け枠の構成例を示す側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面に依拠して説明する。本発明に係る多機能型電子ボードは、図1に示されるような固定式ボード2の主ボード面3、及び、図7に示されるような移動式ボード32の主ボード面33ないしスタンド34に対し、それぞれ脱着可能に設置される電子ボード1を備えて成るものである。そして、電子ボード1は、固定式ボード2相互間、移動式ボード32相互間、並びに、固定式ボード2と移動式ボード32間において、相互に交換据え付け可能に構成されることを特徴とする。
電子ボード1の裏側に配置される固定式ボード2の主ボード面3に対する脱着手段は、その移動式ボード32の主ボード面33に対する脱着手段とは別の構成にして、両者を併設することとしてもよいが、好ましくは、両者を共通のものとする。両者を共通のものとすれば、部品点数が少なくなって構成がシンプルになり、低コスト化につながるだけでなく、交換据え付け作業が単一化されるために、一層作業効率が向上する。
図示した例は、固定式ボード2の主ボード面3に対する脱着手段と、移動式ボード32の主ボード面33に対する脱着手段とを共通のものとする場合のもので、それは、電子ボード1の裏面側に取り付けられる取り付け枠5と、固定式ボード2及び移動式ボード32側に設置されて、取り付け枠5を支持する取り付け支柱4とから成る。
先ず、図1乃至図6に示された固定式ボード2についての構成について説明する。この場合の取り付け支柱4は、固定式ボード2の主ボード面3の左右に一対配置され、汎用性を持たせ、また寸法調整を容易にするために、好ましくは鞘構造とする等により、伸縮可能にされる(図2、3参照)。
また好ましくは、取り付け支柱4は、主ボード面3の上下に平行に敷設されるガイドレール6、7に係合して転動又は摺動する手段を備えることにより、主ボード面3に沿って横方向へ移動可能にされる。
例えば、ガイドレール6、7として断面が角C字状のアルミ枠材が用いられ、転動又は摺動手段としてローラー8が用いられる(図2、3参照)。通例、ローラー8としては、その安定走行のために、前後一対のホイールを備えたものが用いられ、その支軸9が、ガイドレール6、7の正面側に存するスリット10から出される。
ローラー8の支軸9は、アーム11を介して取り付け支柱4の上端及び下端に連結される。アーム11は、好ましくはその中間部が屈折自在にされ、以て、取り付け支柱4が、アーム11の途中から主ボード面3に対して揺動可能となるようにされる。この構成は、特に曲面黒板の場合に有効で、曲面部を移動させる際に支点部分、即ち、支軸9に加わる捻り応力を解消させて、曲面部を無理なく移動させることが可能となる。
なお、図示してないが、ガイドレール6、7に対する取り付け支柱4の取り付け作業を容易にするために、ガイドレール6、7の適宜箇所(通例、中央部付近)に不連続部を設け、ローラー8をこの不連続部から横にずらしてガイドレール6、7に係合させるようにすることができる。
各取り付け支柱4には、それに取り付け枠5を組み付けるための手段としての嵌合筒部12が、通例上下一対設置される。後述するように、この嵌合筒部12は、取り付け枠5の対応する嵌合筒部13と嵌合し合うことになる。
取り付け枠5は、基本的には四辺を有する四角形状を呈していて、各辺は、汎用性を持たせ、また寸法調整を容易にするために、鞘構造とする等により、伸縮可能にされる(図5参照)。上記嵌合筒部13は、取り付け枠5の左右の縦枠14、15に、それぞれ上下一対設置される。
図示した例では、嵌合筒部13の方が嵌合筒部12よりも小径であって、嵌合筒部12内に嵌入して接続されるようになっているが、もちろん両者が逆の関係となっていてもよい。また、図示した例では、嵌合筒部12と嵌合筒部13は角柱状とされているが、円柱状等であってもよいことは言うまでもない。
このように、取り付け支柱4と取り付け枠5の接合に嵌合筒部12及び13を用い、両者の嵌合度合いを調整することで、取り付け支柱4と取り付け枠5、換言すれば、電子ボード1と主ボード面3との間の間隔調整を、容易に行うことが可能となる。
取り付け枠5の上側の横枠16には上側ボード支持部材17が設置され、下側の横枠18には下側ボード支持部材19が設置される。上側ボード支持部材17と下側ボード支持部材19は、後述するように、それぞれ電子ボード1の裏面に設置される対応部材と係わり合うことで、電子ボード1を支持する。例えば、上側ボード支持部材17は、斜め上方に延びる係止部17aを有する構成とされ、下側ボード支持部材19は、下方に延びる垂直係止部19aを有するアングル形状部材に構成される(図2、6参照)。
好ましい実施形態においては、上側の横枠16に、プロジェクター50を吊下するプロジェクターハンガー51のアーム52を挿入支持するアームホルダー20を備える。アーム52はアームホルダー20に挿入支持されて、プロジェクター50を、映写に好適な位置に移動させ、且つ、好適な向きに向けることが可能な状態にて吊持する。また、必要に応じ、縦枠14、15間に、補助横枠21が渡される。
電子ボード1の裏面の上部には、取り付け枠5の上側の横枠16の上側ボード支持部材17に対応してこれに係わり合う部材が設置される。該部材は、図示した例では、上側ボード支持部材17の係止部17aに掛止される上部フック23とされている(図2参照)。その場合は必要に応じ、上方から上部フック23を押さえ、係止部17aとの間に上部フック23を確固と挟持するフック押止部材24を、横枠16の上面に固定して配置する。
また、電子ボード1の裏面の下部に、取り付け枠5の下側の横枠18の下側ボード支持部材19に対応してこれに係わり合う部材が設置される。該部材は、図示した例においては、下側ボード支持部材19の垂直係止部19aを掛止する下部フック25とされている(図2参照)。好ましくは、下側ボード支持部材19を横枠18に固定するためのネジの差し込み孔を、縦方向に長い長孔とすることにより、横枠18に対する下側ボード支持部材19の取り付け高さ位置を調整可能にする。このようにしておけば、その垂直係止部19aを下部フック25に引っ掛けた後、その高さ位置を調整しつつ横枠18へネジ留めすることができ、電子ボード1の固定作業を容易且つ確実に行うことが可能となる。
電子ボード1の取り付け枠5に対する取り付け手段は上述したものに限られる訳ではなく、例えば、上部及び下部共に、係止部17aと上部フック23と同様の関係にて係止させることとしてもよく、また、上部及び下部共に、垂直係止部19aと下部フック25と同様の関係にて係止させることとしてもよい。
更に必要に応じ、電子ボード1の下部に、パソコンを載置するための折畳式パソコン載置台45が設置され、また、その上部に、スピーカ46を載置するためのスピーカ載置台が設置される(図1参照)。更に、下側のガイドレール7を二段にし、下段のガイドレールにフック型吊下げ具47を取り付け、そこに配線コード48類を吊下げ可能にすることもできる。
次いで、図7乃至図10に示される、移動式ボード32に関する実施形態について説明する。この実施形態においても、上記実施形態の場合と互換性のある電子ボード1と取り付け枠5が用いられるが、それぞれの構成及びそれら相互の接合方法は、基本的に上記実施形態におけるものと同一であり、同一符号が付された部分の構成は同一であるので、重複する部分の説明は省略する。
なお、移動式ボード32にも大小のものがあり、図7に示すような比較的大型のものの場合は、上記固定型の場合と同様に、主ボード面の上下にガイドレールを敷設し、取り付け支柱4を介して取り付け枠5と電子ボード1とを設置することもできるが、ガイドレール及び取り付け支柱4を用いることなく、スタンド33に取り付け枠5と電子ボード1とを設置することもできる。小型の移動式ボード32の場合は、概ね後者の構成とされる。
図8乃至図11は、取り付け枠5を、ガイドレール及び取り付け支柱4を用いることなく、スタンド34に設置する場合の構成例を示すものである。この場合、主ボード面33をそのままにして、主ボード面33の裏側に電子ボード1を配するようにすることもできるが、主ボード面33を取り外して電子ボード1を取り付けるようにすることもできる。
この実施形態においては、好ましくは鞘構造等によって伸縮可能にされるスタンド34の両縦杆35、36の上方の外装筒35a、36aに、それぞれ上下一対の嵌合筒部37が設けられ、この嵌合筒部37に、取り付け枠5の縦枠14、15に設けた嵌合筒部13が嵌装される。かくして取り付け枠5が、スタンド34に設置される。なお、両縦杆35、36を連結する1乃至複数本の横杆38も、伸縮可能にされる。
この移動式ボード32の場合は、電子ボード1が大きくなればなる程不安定な立位状態になるので、脚部40に転倒防止バー41を設置することが好ましい(図8、9参照)。例えば、転倒防止バー41はL字形状のものとし、その縦杆部を、脚部40に設けた軸支ブロック42において、回動可能且つ上下動可能に軸支させる。この転倒防止バー41は、移動式ボード32の移動時には上昇させておき、その定置時には、任意の方向に向けて下降させて接地させる。43は、転倒防止バー41の回動位置及び上下位置を固定するためのロックハンドルである。
また、移動式ボード32の場合のパソコン載置台45は、電子ボード1に設けることもできるが、好ましくは、図7に示すように、スタンド34に設けるようにする。
本発明は、上述したような従来にないタイプの多機能型電子ボードを提供するものであり、それは、学校の教育施設、その他の条件環境に拠る場所毎に、それぞれの使用条件や求められる使用条件毎に柔軟に対応できる、真の意味での多機能型電子ボードとなり得るものである。即ち、本発明に係る多機能型電子ボードは、従来の映像投写に耐えない通常の既存黒板に対しても容易に追加設置することができ、しかも、使用者の利便性を飛躍的に高める新たな機能として、ボードの上方に、プロジェクターを吊下支持するプロジェクターハンガーを一体に備えるものである。
そして、この多機能型電子ボードによれば、架け替えのために各種機材を購入したり、設置のために相当な費用と工事の手間をかける必要がなくなり、映像表示性能の向上、操作性の飛躍的向上、設置工事の簡易化と汎用化の実現、資源の節約等の実現が可能となり、本多機能型電子ボードを使用者に提供することで得られる経済的効果だけでなく、省エネ等による環境改善効果の期待が持てる、大変に有用なものである。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 電子ボード
2 固定式ボード
3 主ボード面
4 取り付け支柱
5 取り付け枠
6、7 ガイドレール
8 ローラー
9 支軸
10 スリット
11 アーム
12、13 嵌合筒部
14、15 縦枠
16、18 横枠
17 上側ボード支持部材
19 下側ボード支持部材
20 アームホルダー
21 補助横枠
23 上部フック
24 フック押止部材
25 下部フック
32 移動式ボード
33 主ボード面
34 スタンド
35、36 縦杆
37 嵌合筒部
38 横杆
40 脚部
41 転倒防止バー
42 軸支ブロック
43 ロックハンドル

Claims (21)

  1. 電子ボードを備え、前記電子ボードは、固定式ボード及び移動式ボードのいずれに対しても脱着可能に取り付け可能であり、且つ、前記固定式ボード間、前記移動式ボード間、並びに、前記固定式ボードと前記移動式ボード間において、相互に交換据え付け可能であることを特徴とする多機能型電子ボード装置。
  2. 前記電子ボードの前記固定式ボードに対する脱着手段と前記移動式ボードに対する脱着手段とが共通の構成を含み、以て、前記電子ボードの交換据え付けが可能である、請求項1に記載の多機能型電子ボード。
  3. 前記脱着手段における共通の構成は、前記電子ボードの裏面側に配置される取り付け枠と、前記電子ボードの裏面側に設けられる前記取り付け枠に対する係止手段である、請求項1又は2に記載の多機能型電子ボード。
  4. 前記固定式ボード及び移動式ボード側に設置されて、前記取り付け枠を支持する取り付け支柱を更に含む、請求項3に記載の多機能型電子ボード。
  5. 前記取り付け支柱は、前記固定式ボード又は前記移動式ボードの主ボード面上に脱着可能に設置される、請求項4に記載の多機能型電子ボード。
  6. 前記取り付け支柱は、前記固定式ボード及び前記移動式ボードの主ボード面に沿って、横方向に移動可能に設置される、請求項4又は5に記載の多機能型電子ボード。
  7. 前記取り付け支柱は、前記主ボード面に敷設されるガイドレールに係合して転動又は摺動する手段を備えることにより、前記主ボード面に沿って横方向に移動可能である、請求項6に記載の多機能型電子ボード。
  8. 前記ガイドレールは中間部に不連続部分を有していて、前記ガイドレールに係合して転動又は摺動する手段は、前記不連続部分から前記ガイドレールへ係合させることができる、請求項7に記載の多機能型電子ボード。
  9. 前記取り付け支柱は、前記主ボード面に対して水平回転方向に揺動可能に設置される、請求項4乃至8のいずれかに記載の多機能型電子ボード。
  10. 前記取り付け支柱は、上下方向の長さ調整が可能である、請求項4乃至9のいずれかに記載の多機能型電子ボード。
  11. 前記取り付け支柱は、前記取り付け枠に設けられる嵌合筒部に嵌まり合う嵌合筒部を備える、請求項4乃至10のいずれかに記載の多機能型電子ボード。
  12. 前記取り付け支柱の嵌合筒部と前記取り付け枠の嵌合筒部は、それぞれ上下一対設置される、請求項11に記載の多機能型電子ボード。
  13. 前記取り付け支柱の一対の嵌合筒部及び/又は前記取り付け枠の一対の嵌合筒部は、上下方向の間隔調整が可能である、請求項12に記載の多機能型電子ボード。
  14. 前記取り付け支柱と取り付け枠の接合に際し、それらの前記嵌合筒部同士の嵌合度合いを調整することで、前記取り付け支柱と前記取り付け枠の間隔を調整し、以て、前記電子ボードと前記主ボード面との間の間隔調整を可能にした、請求項11乃至13のいずれかに記載の多機能型電子ボード。
  15. 前記取り付け枠は、その縦寸法及び/又は横寸法の調整が可能である、請求項3に記載の多機能型電子ボード。
  16. 前記取り付け枠は、前記電子ボードの裏面上下に設置される係止手段に係わり合って前記係止手段を保持し又は前記係止手段によって保持される部分を有していて、前記係わり合いによって前記電子ボードが前記取り付け枠に取り付けられる、請求項3に記載の多機能型電子ボード。
  17. 前記取り付け枠の前記電子ボードの裏面上下に設置される係止手段に係わり合って前記係止手段を保持し又は前記係止手段によって保持される部分は、前記取り付け枠を構成する上側横枠に設置される上側ボード支持部材と、前記取り付け枠を構成する下側横枠に設置される下側ボード支持部材である、請求項16に記載の多機能型電子ボード。
  18. 前記下側ボード支持部材を前記下側横枠にネジ留めするために前記下側ボード支持部材に形成されるネジ孔が、縦方向に長い長孔である、請求項17に記載の多機能型電子ボード。
  19. 前記取り付け枠は、プロジェクターを吊下するプロジェクターハンガーのアームを挿入支持するアームホルダーを備える、請求項3に記載の多機能型電子ボード。
  20. 前記電子ボードにパソコン載置台が設置されている、請求項1乃至16のいずれかに記載の多機能型電子ボード。
  21. 前記電子ボードにスピーカ載置台が設置されている、請求項1乃至17のいずれかに記載の多機能型電子ボード。
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