JP2011105393A - 容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋体を容器本体に対する閉鎖状態から開放させる場合、蓋体の嵌合部を片手操作にて容器本体のフランジ部への外嵌状態から簡単に離脱させることができて、蓋体を容易に開放させることができる容器を提供する。
【解決手段】開口縁にフランジ部14が形成された椀状の容器本体12と、容器本体12に対する閉鎖状態でフランジ部14に外嵌可能な嵌合部15を外周縁に有する円板状の蓋体13とを備えた容器11において、蓋体13の嵌合部15の周壁には、平面視において嵌合部から外側へはみ出しかつ外方へ向かって膨らむ屈曲部としての膨出部16と膨出部16の蓋体中央部側に該膨出部16の頂部よりも高い頂部を有しかつ該膨出部16より小さい小膨出部31が形成されているとともに、膨出部16の下端両側縁と嵌合部15の周壁下端縁との間には円板状蓋体13の外周方向に延びる平面視三角形状の一対のヒレ部17,17が接続形成されている。
【選択図】図4
【解決手段】開口縁にフランジ部14が形成された椀状の容器本体12と、容器本体12に対する閉鎖状態でフランジ部14に外嵌可能な嵌合部15を外周縁に有する円板状の蓋体13とを備えた容器11において、蓋体13の嵌合部15の周壁には、平面視において嵌合部から外側へはみ出しかつ外方へ向かって膨らむ屈曲部としての膨出部16と膨出部16の蓋体中央部側に該膨出部16の頂部よりも高い頂部を有しかつ該膨出部16より小さい小膨出部31が形成されているとともに、膨出部16の下端両側縁と嵌合部15の周壁下端縁との間には円板状蓋体13の外周方向に延びる平面視三角形状の一対のヒレ部17,17が接続形成されている。
【選択図】図4
Description
この発明は、例えば食品マーケット等において、惣菜等の収容物を収容するのに使用される容器に関するものである。
従来、この種の容器としては、例えば、合成樹脂シート製の容器本体の開口部に、合成樹脂シート製の蓋体を脱着開閉可能に取り付けるように構成したものが知られている。このような容器では、容器本体内に惣菜等の収容物を収容して、容器本体の開口部に蓋体を被覆装着したとき、蓋体を閉鎖位置に密封状態で確実に止着する必要がある。このため、この種の容器においては、容器本体の開口周縁にフランジ部が形成されるとともに、蓋体の外周縁に嵌合部が形成され、容器本体に対する蓋体の閉鎖状態で、嵌合部がフランジ部に外嵌されるようになっている。
ところが、この種の従来の容器においては、蓋体を閉鎖状態から開放させる場合、蓋体の嵌合部が容器本体のフランジ部に対して比較的強固に外嵌されているため、片手操作にて、この嵌合部をフランジ部から離脱させて蓋体を開放させるのが困難であるという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、蓋体を容器本体に対する閉鎖状態から開放させる場合、蓋体の嵌合部を、片手操作にて、容器本体のフランジ部への外嵌状態から簡単に離脱させることができて、蓋体を容易に開放させることができる容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上面を開口し、開口縁にはフランジ部(14)が形成された合成樹脂シート製の椀状の容器本体(12)と、その容器本体に開閉可能に設けられ、容器本体に対する閉鎖状態で前記フランジ部に外嵌可能な嵌合部(15)を外周縁に有する合成樹脂シート製の円板状の蓋体(13)とを備えた容器(11)において、前記蓋体の嵌合部の周壁には、平面視において前記嵌合部から外側へはみ出しかつ外方へ向かって膨らむ屈曲部としての膨出部(16)と前記膨出部の前記蓋体中央部側に該膨出部の頂部よりも高い頂部を有しかつ該膨出部より小さい小膨出部(31)が形成されているとともに、前記膨出部の下端両側縁と前記嵌合部の周壁下端縁との間には前記円板状蓋体の外周方向に延びる平面視三角形状の一対のヒレ部(17,17)が接続形成されていることを特徴とする容器に係る。
請求項2の発明は、前記膨出部の外面には、その内部空間に向かって突出する窪み部(16a)が形成されている請求項1に記載の容器に係る。
請求項3の発明は、前記膨出部に近接して、前記膨出部よりも前記蓋体中央側には、ノッチ状の凹部(32)が形成されている請求項1または2に記載の容器に係る。
(作用)
この発明においては、蓋体を容器本体に対する閉鎖状態から開放させる場合、蓋体の嵌合部の外周に形成された屈曲部をフランジ部から離間する方向に屈曲させると、嵌合部をフランジ部に対する外嵌状態から簡単に離脱されることができる。よって、蓋体を閉鎖状態から至極容易に開放させることができる。
この発明においては、蓋体を容器本体に対する閉鎖状態から開放させる場合、蓋体の嵌合部の外周に形成された屈曲部をフランジ部から離間する方向に屈曲させると、嵌合部をフランジ部に対する外嵌状態から簡単に離脱されることができる。よって、蓋体を閉鎖状態から至極容易に開放させることができる。
また、屈曲部が外方へ向かって膨らむ膨出部から構成したので、蓋体を開放させる際に、屈曲部をフランジ部から離間する方向へ容易かつ確実に屈曲変形させることができる。加えて、膨出部の蓋体中央部側に、その膨出部より小さい小膨出部を形成すれば、その小膨出部の外周縁を境にして蓋体が屈曲される。
さらに、屈曲部を構成する膨出部の外面に窪み部を設ければ、屈曲部の剛性を向上させて補強することができるとともに、意図しない変形を防止して、外観を向上できる。
さらに、膨出部あるいは小膨出部に近接して、蓋体中心側に、ノッチ状の凹部を形成すれば、ノッチと小膨出部との間を境にして蓋体が屈曲される。
以上のように、この発明によれば、蓋体を容器本体に対する閉鎖状態から開放させる場合、蓋体の嵌合部を容器本体のフランジ部への外嵌状態から簡単に離脱させることができて、蓋体を片手操作で容易に開放させることができる。
以下に、この発明の参考形態を、図1〜図3に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、この参考形態の容器11は、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレン・テレフタレート等の合成樹脂シートよりなる上面を開口したほぼ椀状の容器本体12と、その容器本体12と同じ材質または異なる材質の合成樹脂シートよりなるほぼ円板状の蓋体13とから構成されている。そして、この蓋体13が容器本体12の開口部に脱着開閉可能に取り付けられて、容器本体12の開口部が閉鎖されるようになっている。
前記容器本体12の開口周縁には断面ほぼ横L字状のフランジ部14が一体に突出形成され、そのフランジ部14の周壁外面には環状の係合凹部14aが下方へ向かって折り曲げ形成されている。蓋体13の外周縁には嵌合部15が形成され、その嵌合部15は、前記容器本体12のフランジ部14の上面に対向する環状段差部15bと、その環状段差部15bの外周部分から下方へ向かって折り曲げ形成された環状の係合突部15aとなっている。そして、容器本体12の開口部に蓋体13を取り付けたとき、嵌合部15がフランジ部14に外嵌されて、環状段差部15bがフランジ部14の上面に接するとともに、係合突部15aが係合凹部14aに係合されて、蓋体13が容器本体12に対する閉鎖状態に所要の強度で止着保持されるようになっている。
図1〜図3に示すように、前記蓋体13の嵌合部15の環状段差部15bから係合突部15aにかけて蓋体13の周壁外面には、屈曲部としての膨出部16が外方へ向かって膨らむように形成されている。この膨出部16は全体の輪郭がほぼ球殻状をなすように形成され、その外面の両側には一対の窪み部16aが内部空間側に向かって突出するように形成されている。膨出部16の下端両側縁と嵌合部15の周壁下端縁との間には、平面ほぼ三角形状の一対のヒレ部17が接続形成されている。
そして、図3に鎖線で示すように、蓋体13を容器本体12に対する閉鎖状態から開放させるとき、この膨出部16を上方へつまみ上げれば、膨出部16の後部側において環状段差部15bがフランジ部14の上面の上面位置あるいはその近傍位置の部分を支点Pとして、そのフランジ部14から離間する方向へ屈曲変形させる。これにより、ヒレ部17を介して嵌合部15がフランジ部14の上面から持ち上げられ、そのフランジ部14に対する外嵌状態から離脱されるようになっている。
次に、前記のように構成された容器11の作用を説明する。さて、この容器11に惣菜等の収容物を収容する場合には、図1に示すように、容器本体12の開口部を開放した状態で、その容器本体12内に収容物を収容する。その後、蓋体13を容器本体12の開口部に被着すると、蓋体13の嵌合部15が容器本体12のフランジ部14に外嵌されるとともに、係合突部15aが係合凹部14aに係合されて、蓋体13が容器本体12に対する閉鎖位置にほぼ密封状態で所要の強度で止着される。
そして、蓋体13を閉鎖状態から開放させて、惣菜等の収容物を取り出す場合には、図3に鎖線で示すように、蓋体13の外周の膨出部16をつまみ上げれば、蓋体13の嵌合部15がフランジ部14の上面位置あるいはその近傍位置の部分を支点Pとして、フランジ部14から離間する上方に向かって屈曲変形させる。すると、ヒレ部17を介して嵌合部15の手前側がフランジ部14の上面から持ち上げられ、デッドポイントを越えてその持ち上げ位置に保持され、係合凹部14aを含むフランジ部14に対する外嵌状態から離脱される。よって、この状態で膨出部16やヒレ部17を持って、蓋体13を容器本体12上から容易に取り外して、容器本体12の開口部を開放させることができる。
以上のように、膨出部16を上方へ屈曲させるのみで蓋体13を開放可能な状態にすることができ、蓋体13の開放操作を片手で、かつワンタッチで行うことが可能になる。なお、この参考形態では、膨出部16に一対の窪み部16aが形成されているため、その窪み部16aを持って、蓋体13を開放することが可能である。また、窪み部16aにより膨出部16の剛性を向上できる。
(実施形態)
次に、この発明の実施形態を説明する。すなわち、図4〜図7に示すように、この実施形態においては、膨出部16の窪み部16aは、大きめのものが一つ形成されているだけであって、その窪み部16aが同膨出部16の前面に形成されている。また、膨出部16の後部側に位置する頂部には、その頂部よりさらに高い頂部を有する小膨出部31が形成されている。
次に、この発明の実施形態を説明する。すなわち、図4〜図7に示すように、この実施形態においては、膨出部16の窪み部16aは、大きめのものが一つ形成されているだけであって、その窪み部16aが同膨出部16の前面に形成されている。また、膨出部16の後部側に位置する頂部には、その頂部よりさらに高い頂部を有する小膨出部31が形成されている。
さらに、前記小膨出部31と近接して、蓋体13の環状段差部15bには、ノッチ状の凹部32が形成されている。従って、この実施形態においては、膨出部16の部分をつまんで図5及び図6の矢印Q方向に向かって上向き方向への力を加えると、前記凹部32の内奥部32aと、小膨出部31の後縁31aとに集中応力が発生して、その内奥部32a及び後縁31aを含むそれらの間の部分において蓋体13のヒレ部17が膨出部16の部分を中心に上方へ屈曲して容器本体12から浮き上がる。この場合、蓋体13は、凹部32の内奥部32aと、小膨出部31の後縁31aとの間の部分を境にして左右にも屈曲される。
このため、この実施形態においては、片手操作による蓋体13の開放をいっそう確実に行うことができる。
なお、前記実施形態において、容器本体12の外周にヒンジ部を介して蓋体13を一体に連結形成し、蓋体13のヒンジ部と反対側の外周に膨出部16を形成して具体化することも可能である。
11…容器、12…容器本体、13…蓋体、14…フランジ部、15…嵌合部、15a…係合突部、15b…環状段差部、16…屈曲部としての膨出部、16a…窪み部、31…小膨出部、32…凹部、P…支点。
Claims (3)
- 上面を開口し、開口縁にはフランジ部(14)が形成された合成樹脂シート製の椀状の容器本体(12)と、その容器本体に開閉可能に設けられ、容器本体に対する閉鎖状態で前記フランジ部に外嵌可能な嵌合部(15)を外周縁に有する合成樹脂シート製の円板状の蓋体(13)とを備えた容器(11)において、
前記蓋体の嵌合部の周壁には、平面視において前記嵌合部から外側へはみ出しかつ外方へ向かって膨らむ屈曲部としての膨出部(16)と前記膨出部の前記蓋体中央部側に該膨出部の頂部よりも高い頂部を有しかつ該膨出部より小さい小膨出部(31)が形成されているとともに、前記膨出部の下端両側縁と前記嵌合部の周壁下端縁との間には前記円板状蓋体の外周方向に延びる平面視三角形状の一対のヒレ部(17,17)が接続形成されていることを特徴とする容器。 - 前記膨出部の外面には、その内部空間に向かって突出する窪み部(16a)が形成されている請求項1に記載の容器。
- 前記膨出部に近接して、前記膨出部よりも前記蓋体中央側には、ノッチ状の凹部(32)が形成されている請求項1または2に記載の容器。
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