JP2012007367A - 分割型梯子 - Google Patents
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Abstract
【課題】分割可能で、長さ、角度の調整が可能な梯子を提供する。
【解決手段】建造物の屋根部分の上方に配設されるガイド部材と、上端側にロープを挿通するための吊上部を有し、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する上梯子と、上端側で上梯子と連結可能で、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する中梯子と、上端側で中梯子と連結可能で、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する下梯子と、下梯子の下端側と連結可能で、連結後の梯子を固定する固定具を備え、吊上部に挿通したロープを、ガイド部材に結び付けて張架する。
【選択図】図1
【解決手段】建造物の屋根部分の上方に配設されるガイド部材と、上端側にロープを挿通するための吊上部を有し、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する上梯子と、上端側で上梯子と連結可能で、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する中梯子と、上端側で中梯子と連結可能で、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する下梯子と、下梯子の下端側と連結可能で、連結後の梯子を固定する固定具を備え、吊上部に挿通したロープを、ガイド部材に結び付けて張架する。
【選択図】図1
Description
本発明は、分割型梯子に関する。
従来から、高さを自由に調整することができ、広範な作業条件に適応可能な梯子が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、一般的な梯子では、梯子を曲面に沿う状態にして使用することはできない。また、長さの調節の自由度も低い。ドーム状の壁などに沿って昇降したい場合、従来の梯子や脚立では、難しい。作業台などは組立に時間がかかり、コストも高価である。
そこで、本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、分割可能で、長さ、角度の調整が可能な梯子を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、建造物の屋根部分の上方に配設されるガイド部材と、上端側にロープを挿通するための吊上部を有し、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する上梯子と、上端側で前記上梯子と連結可能で、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する中梯子と、上端側で前記中梯子と連結可能で、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する下梯子と、下梯子の下端側と連結可能で、連結後の梯子を固定する固定具を備え、前記吊上部に挿通したロープを、前記ガイド部材に結び付けて張架することを特徴とする分割型梯子が提供される。
本発明によれば、汎用性を備え、分割可能で、長さ、角度の調整が可能な梯子が得られる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る分割型梯子を模式的に示した外観図である。図1に示すように、分割型梯子は、大別すると、上梯子10、中梯子20、下梯子30から構成され、梯子を使用する所定の建造物の外形形状に沿うように、これらを組み合わせて、使用されるものである。所定の建造物の一例としては、レーダーアンテナを覆うレドームがあげられる。レドームは、建造物の上部が半球状を呈し、内部における昼夜の温度変化を嫌い、太陽熱を反射する目的で外観を白く塗ったり、あるいは、低視認性の観点から緑色に塗られる。レドームは、電波透過性で耐環境性の点から、例えばガラス繊維複合材料(GFRP)で製作される。このようなレドームでは、外壁部分を防汚するために、撥水剤のコーティングが定期的に行われる。レドームは、建造物の上部が半球状を呈し、しかも個々のレドームによってサイズも異なるので、通常の梯子では、撥水剤のコーティング作業がしにくい。また、レドームの周囲にレドームの形状に沿った作業用の設備を製作するのは、コストアップにつながる。そこで、複数の建造物の形状、建造物の高さに柔軟に対応可能な分割型梯子が好適となる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る分割型梯子を模式的に示した外観図である。図1に示すように、分割型梯子は、大別すると、上梯子10、中梯子20、下梯子30から構成され、梯子を使用する所定の建造物の外形形状に沿うように、これらを組み合わせて、使用されるものである。所定の建造物の一例としては、レーダーアンテナを覆うレドームがあげられる。レドームは、建造物の上部が半球状を呈し、内部における昼夜の温度変化を嫌い、太陽熱を反射する目的で外観を白く塗ったり、あるいは、低視認性の観点から緑色に塗られる。レドームは、電波透過性で耐環境性の点から、例えばガラス繊維複合材料(GFRP)で製作される。このようなレドームでは、外壁部分を防汚するために、撥水剤のコーティングが定期的に行われる。レドームは、建造物の上部が半球状を呈し、しかも個々のレドームによってサイズも異なるので、通常の梯子では、撥水剤のコーティング作業がしにくい。また、レドームの周囲にレドームの形状に沿った作業用の設備を製作するのは、コストアップにつながる。そこで、複数の建造物の形状、建造物の高さに柔軟に対応可能な分割型梯子が好適となる。
図2Aは、本発明の実施形態に係る分割型梯子の連結後を示し、(a)は連結後の側面図、(b)は上梯子の側面図及び上面図、(c)は下梯子の側面図及び上面図である。また、図2Bは、図2Aにおける一部の詳細図であり、(d)は(c)におけるA部の詳細図、(e)は(c)におけるB−Bでの断面図である。
上梯子10は、分割型梯子の最も上方に位置する梯子である。中梯子20は、上梯子10と下梯子30の中間に位置する梯子である。下梯子30は、分割型梯子の最も下方に位置する梯子である。上梯子10、中梯子20、下梯子30は、互いに組み立て可能に構成されており、中梯子20の数量を変えることで、建造物等状況に応じて分割型梯子全体の長さを調整することができる。
上梯子10は、その下端側には、中梯子20と連結するための下連結部11を有している。また、建造物の壁面に接する側には、分割型梯子が建造物の外壁に沿ってスムーズに移動できるよう、キャスター12を有している。
中梯子20は、その上端側には、上梯子10と連結するための上連結部21を有している。さらに、その下端側には、下梯子30と連結するための下連結部22を有している。また、建造物の壁面に接する側には、分割型梯子が建造物の外壁に沿ってスムーズに移動できるよう、キャスター23を有している。
下梯子30は、その上端側には、中梯子20と連結するための上連結部31を有している。また、下端側には、後述する固定具40と連結するための下連結部32を有している。さらに、建造物の壁面に接する側には、分割型梯子が建造物の外壁に沿ってスムーズに移動できるよう、キャスター33を有している。
尚、中梯子20と下梯子30は、必ずしも独立したものとして寸法や形状が異なっている必要はなく、同一寸法、同一形状のものを、それぞれ、中梯子20あるいは下梯子30として使用してもよい。また、キャスター12,23,33は同一のものを使用できる。
上連結部21,31と下連結部11,22,32は、分割型梯子を構成する上梯子10、中梯子20、下梯子30の上端側、下端側を連結する部材である。
固定具40は、下梯子30の下端側に設ける下連結部32を固定する部材である。固定具40は、分割型梯子を立て懸ける足場側に、例えば、上連結部21,31と同様の役割をする金具として設置し、梯子の根元を固定するために用いる。
上梯子10の上端側には、吊上部13が配設されている。吊上部13には後述するロープ50を通すことができ、ロープ50を引っ張ることで分割型梯子の位置を移動させることができる。
ロープ50は、上梯子10の上端部に設けられた吊上部13に取付けられるもので、分割型梯子を引き上げたり、場合によっては横方向に移動させるためのものである。ロープ50は、例えば、クレモナロープが好適である。
ガイド部材60は、ロープ50を引っ張るときに、任意の方向に引っ張ることが出来るように設置するものである。ガイド部材60は、ロープ50を通すことができるように円環状に、あるいはロープ50を掛着できるようにレール状に形成する。ロープ50を任意の方向に引っ張れるように、ガイド部材60は、例えば、レドームの半球形状の屋根部分であって、ハッチ(図示しない)の近傍に、複数個、設けると好適である。
分割型梯子を成す上梯子10、中梯子20、下梯子30のそれぞれの長さは50〜200cm程度が好適である。上梯子10、中梯子20、下梯子30を連結した1台の分割型梯子の全長は、2〜10m程度となる。上梯子10、中梯子20、下梯子30の横幅寸法は作業者が両足を載せることができるよう、例えば40cm程度が好適である。上梯子10、中梯子20、下梯子30は、連結後に重くなり過ぎないように考慮し、材質はアルミニウムを用いるのが好適である。また、分割型梯子の全体の重量軽減の観点から、上梯子10の材質はガラス繊維複合材料(GFRP)とすることもできる。
分割型梯子を成す上梯子10、中梯子20、下梯子30のそれぞれの長さは50〜200cm程度が好適である。上梯子10、中梯子20、下梯子30を連結した1台の分割型梯子の全長は、2〜10m程度となる。上梯子10、中梯子20、下梯子30の横幅寸法は作業者が両足を載せることができるよう、例えば40cm程度が好適である。上梯子10、中梯子20、下梯子30は、連結後に重くなり過ぎないように考慮し、材質はアルミニウムを用いるのが好適である。また、分割型梯子の全体の重量軽減の観点から、上梯子10の材質はガラス繊維複合材料(GFRP)とすることもできる。
分割型梯子の耐荷重は、同時に二人の作業者が使用可能とする場合には、例えば200〜300kg程度とする。
次に、上連結部21,31と下連結部11,22,32との連結について説明する。図3は、連結後の上連結部・下連結部の要部を示し、図4は上連結部・下連結部の連結の様子を説明する図である。例えば、下連結部11には、締結用のボルト70が貫通する穴11aを形成しておき、上連結部21には雌ネジ21aを切っておき、下連結部11と上連結部21を任意の角度を成すようにしてボルト締めする。したがって、分割型梯子を構成する上梯子10、中梯子20、下梯子30を建造物の外形形状に略沿うように角度の調整が可能である。尚、周知のボルトの周り止め構造を適用することにより、ボルトが安易に外れないようにすることができる。
分割型梯子全体の下連結部32と床側の固定具40も同様にして固定するのが好適である。
次に、以上のように構成した分割型梯子の設置および使用方法について説明する。図5は、分割型梯子の設置および使用方法の一連の流れを示すフローチャートである。まず、分割型梯子を使用する半球状の建造物の外形から、予め必要となる分割型梯子の長さを見積もり、上梯子10、下梯子30、必要な数量の中梯子20を準備する(ステップS51)。次に、建造物の屋根部分に設けたガイド部材60に梯子を吊り上げるためのロープ50を通して、上から垂らす(ステップS52)。上梯子10の吊上部13にロープ50を結び付け、徐々に吊り上げる(ステップS53)。
次に、分割型梯子の上梯子10を吊り上げたら、上梯子10の下端に中梯子20を連結する。以下、必要な数量の中梯子20を連結するまでこの作業を行う。中梯子20の下端に下梯子30を連結する(ステップS54)。梯子が必要な長さに達したら、下梯子30の下端部を固定具40で設置面に固定する(ステップS55)。
連結した梯子が動かないように、ロープ50の吊上部13側でないほうを、例えば、建造物内部の固定部分(図示しない)に結びつける(ステップS56)。
本実施形態によれば、ドーム型のような曲面(球面)状の壁面でも安定した作業が可能になる。塗料を塗る場合などの壁面に着地しながら作業をすることが難しい場合などに活用できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る分割型梯子について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係る分割型梯子の外観図で、図7は建造物に分割型梯子を取り付けた様子を示す図である。レドーム等の建造物の周囲に別途、作業用の作業台80が設置されている場合には、分割型梯子の固定に係る作業台80を利用するのが好適である。第2の実施形態では、作業台80にアタッチメント81を取り付け、下梯子30の下連結部32を該アタッチメント81に取り付ける。
次に、本発明の第2の実施形態に係る分割型梯子について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係る分割型梯子の外観図で、図7は建造物に分割型梯子を取り付けた様子を示す図である。レドーム等の建造物の周囲に別途、作業用の作業台80が設置されている場合には、分割型梯子の固定に係る作業台80を利用するのが好適である。第2の実施形態では、作業台80にアタッチメント81を取り付け、下梯子30の下連結部32を該アタッチメント81に取り付ける。
例えば、図7に示すように、上部が曲面状、下部が直線的な形状をした建造物などに沿うように分割型梯子を設置することに用いる。
本実施形態によれば、作業台に取り付けた場合、上部は曲面で、下部は垂直な形状をした壁面での作業がより容易となる。
なお、本発明は上記の実施形態のそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
100:分割型梯子
10:上梯子
20:中梯子
30:下梯子
40:固定具
50:ロープ
60:ガイド部材
70:ボルト
80:作業台
10:上梯子
20:中梯子
30:下梯子
40:固定具
50:ロープ
60:ガイド部材
70:ボルト
80:作業台
Claims (8)
- 建造物の屋根部分の上方に配設されるガイド部材と、
上端側にロープを挿通するための吊上部を有し、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する上梯子と、
上端側で前記上梯子と連結可能で、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する中梯子と、
上端側で前記中梯子と連結可能で、建造物の壁面に接する側にキャスターを有する下梯子と、
下梯子の下端側と連結可能で、連結後の梯子を固定する固定具を備え、
前記吊上部に挿通したロープを、前記ガイド部材に結び付けて張架することを特徴とする分割型梯子。 - 前記上梯子、前記中梯子、前記下梯子は、連結の際、所定の角度を成すように連結可能であることを特徴とする請求項1記載の分割型梯子。
- 前記上梯子と前記中梯子あるいは前記中梯子と前記下梯子は、ボルト締めして連結されることを特徴とする請求項2記載の分割型梯子。
- 建造物の周囲に設置される作業台に、アタッチメントを介して前記下梯子の下端側が取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の分割型梯子。
- 前記中梯子は、前記下梯子と同一形状、同一サイズであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の分割型梯子。
- 前記ロープは、クレモナロープであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の分割型梯子。
- 前記ガイド部材は、円環状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の分割型梯子。
- 前記ガイド部材は、レール状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の分割型梯子。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010143729A JP2012007367A (ja) | 2010-06-24 | 2010-06-24 | 分割型梯子 |
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|---|---|---|---|
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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2010
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