JP2012017134A - 収納容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各小分け容器体a1、a2は一枚の板紙の折り曲げと貼り付けにより組み立てられる。外装体bは四角形の底壁部11と、相対向する一対の側壁部13を備え、底壁部11上に各小分け容器体a1、a2が直線状に連なるよう配置し、膨出状の側面板3a、3aを側壁部13、13に貼り付ける。
【選択図】図1
Description
また、一枚の板紙からなり、底壁部と複数の側壁部および仕切り壁部とを備えるため、折り曲げと貼り付けが多段階の作業になり、自動成形装置により自動的に組み立てを行おうとした場合、複雑な構造の大掛かりな装置が必要となるばかりか、一つの装置で一種類の収納容器しか組み立てることができないという問題があった。
また本発明は、前記収納容器を簡単に製造することが可能な製造方法を提供する。
複数の小分け容器体を、一枚の板紙からなる外装体で連接してなる収納容器であって、
前記各小分け容器体は幅方向の大きさがそろっており、
前記外装体は少なくとも、四角形の底壁部と、該底壁部における相対向する一対の側縁に立ちあがる一対の側壁部とを有し、
前記外装体の底壁部上に前記各小分け容器体が幅方向をそろえて直線状に連なるよう配置されていることを特徴とする(請求項1)。
ここで、小分け容器体は、紙製、プラスチック製のいずれでもよく、またその形状も、平面視において、円形状、楕円形状、三角形状、四角形状、台形状、五角形以上の多角形状など、特に限定されるものではない。
前記外装体の底壁部上で相対向する前記小分け容器体の側面板同士の間に隙間を備え、
前記底壁部には、前記隙間の底面側開口に対応する底壁側切欠きが形成され、
前記側壁部には、前記隙間の側面側開口に対応する側壁側切欠きが前記底壁側切欠きに連続して形成されており、
前記隙間、前記底壁側切欠きおよび前記側壁側切欠きにより、複数の収納容器を重ね合わせ可能であり、且つ、重ね合わせた状態において、内側にある収納容器における前記側壁部と前記側面板との貼り付け状態が、外側にある収納容器によって保持されるよう形成されていることを特徴とする(請求項2)。
前記各小分け容器体は、一枚の板紙の要所の折り曲げと貼り付けにより、上面を開口する容器に組み立てられたものであって、
四角形の底面板と、該底面板の周縁に折り目を介して立ち上がる前後左右の側面板と、隣り合わせた前記側面板同士を連接する略扇形状の折り込み板とを有し、
各側面板は前記底面板の周縁から上面開口へ向けて拡開状であると共に、前記側壁部に貼り付けられる側面板が、外側へ向けて膨出するよう形成されていることを特徴とする(請求項3)。
また前記外装体は、前記小分け容器体よりも熱伝導率が低いことが好ましい(請求項5)。熱伝導率が低い板紙として、例えば、適度な厚みを有する単紙(所謂ボール紙)、片面段ボール、両面段ボール、多層段ボール、強化段ボール、その他、公知の厚紙、板紙を用いることができる。
また、前記外装体が前記底壁部と前記側壁部からなり、該側壁部における前記側壁側切欠きの上部の切断により、前記小分け容器体ごとに分割可能に形成されていてもよい(請求項7)。
本発明に係る収納容器は、例えば、食品用容器または弁当用容器として用いることができる(請求項8)。
前記外装体の底壁部に対し、前記複数の小分け容器体を直線状に連なるよう配置するセッティング工程と、
前記外装体における一対の側壁部を折り目を介して折り曲げると共に、該一対の側壁部を前記側面板に貼り付けて収納容器を組み立てる折り曲げ・貼り付け工程と、
前記収納容器を、先に組み立てられた収納容器に重ね合わせて組み立て状態を保持するスタック工程と、を含むことを特徴とする製造方法をあげることができる(請求項9)。
前記セッティング工程、前記折り曲げ・貼り付け工程、前記スタック工程を行う各作業位置が直線状に配列されており、前記セッティング工程、前記折り曲げ・貼り付け工程および前記スタック工程を連続して行うための雄型が、前記直列状の各スペース内に摺動自在に配されているとよい(請求項10)。
請求項1によれば、複数個の小分け容器の底面側と側面側が、外装体で補強された二重構造になるので、電子レンジなどで加熱した場合でも強度の低下が抑えられると共に、汁分の漏れなどを防止することができる。
またこの収納容器は、予め自動成形装置で組み立てた小分け容器を外装体に貼り付けるという極めて簡単な工程で容易に組み立てることができる。よって、一枚の紙製板材の要所の折り曲げと貼り付けのみにより組み立てられる従来の紙製容器に比べ、簡単な構造の自動成形装置により迅速に製造することができ、低コストでの提供が可能になるなど、多くの効果がある。
よって、複数の小分け容器を、外装体の底壁部上に直線状に連なるよう配置して貼り付け、その外装体における一対の側壁部を折り曲げて収納容器を組み立てた後、先に組み立てられその状態を強制的に保持されている収納容器に重ね合わせるだけの簡単な作業工程により、外装体に対する小分け容器の貼り付けが保持される。したがって、簡単な構造の自動成形装置により迅速に製造することができ、低コストでの提供が可能になるという前述の効果をより実効あるものとし得る。
請求項5によれば、電子レンジによる加熱などを行った際に外装体が熱伝導を抑えるので、使用者が持っても熱くなく、やけどを防止できるなどの効果を奏する。
請求項7によれば、複数の小分け容器ごとに分割して使用することができ、用途が広がるなどの効果がある。
また本発明の収納容器は、請求項8記載のように、食品用容器または弁当用容器として好適に用いることができる。
(一の実施例)
図1は蓋付きの収納容器Aの斜視図を示し、この収納容器Aは、幅方向の大きさがそろっている三個の小分け容器体a1、a2、a2を、外装体bに貼り付けて組み立てられている。なお、本例では長手方向の大きさがそろっている二個の小分け容器体a2、a2を用いているが、長手方向の大きさが異なるものであってもよい。
さらに、谷折り目5aを谷折りに、山折り目6と山折り目5bを山折りにして、折り込み板4の一半部4aを側面板3aの外面に貼り付け、他半部4bは貼り付けずに一半部4aと重なるようにする。
図3に示す組み立て作業は、特許文献1に記載された本出願人による先提案の技術により、容易かつ迅速に連続して、自動的に行うことができる。
この小分け容器体a2の組み立て作業も、前記小分け容器体a1と同様、本出願人による先提案の技術により、容易かつ迅速に連続して、自動的に行うことができる。
また板紙b'は、四角形の底壁部11における相対向する一対の長辺側の側縁に、折り目12、12を介して一対の側壁部13、13が連設されている。一方の側壁部13の上縁には、折り目14を介して蓋15が連設されている。蓋15の上縁には、折り目16を介して差し込み部17が連設されている。他方の側壁部13には、前記差し込み部17の差し込み片18が差し込まれる切欠き19が形成されると共に、当該側壁部13の上縁には、折り目20を介して受け板21が連設されている。
さらに、前記側壁部13、13を折り目12、12を介して立ち上げ、前記一対の側面板3a、3aをその側壁部13、13に貼り付けることで、収納容器Aが完成する。またこのとき、外装体bの底壁部11上で隣り合う小分け容器体a1,a2における、相対向する側面板3b、3bの間には、隙間30が形成される。さらに、外装体bの底壁部11と側壁部13、13に形成された底壁側切欠き22a、側壁側切欠き22bが、その隙間30と連なっている。
なお、図5に示す組み立て作業も、特許文献1に記載された本出願人による先提案の技術により、容易かつ迅速に連続して、自動的に行うことができる。
また、外装体bが所定の剛性を有すると共に、外装体bを熱伝導率が低い板紙製としたので、電子レンジによる加熱などを行っても、外装体bが熱伝導を抑えて、使用者が持っても熱くなく、やけどを防止できる。さらに蓋15を備えるので、惣菜などの持ち帰り用容器や弁当用容器などとして極めて有用な収納容器を提供できる。
さらに、小分け容器体a1、a2の間に形成される隙間30と、外装体bに形成した底壁側切欠き22aおよび側壁側切欠き22bにより、先に組み立てた収納容器Aに対し、次に組み立てた収納容器Aを、互いに貼り付けられた側面板3aと側壁部13との接触を維持するように重ね合わせることができる。そして、先に組み立てた収納容器(重ね合わせた際に外側になる収納容器)Aを枠状の部材(例えば、後述する雌型120)に押し込んで強制的に保持しておけば、次に組み立てた収納容器(重ね合わせた際に内側になる収納容器)Aを同様に枠状の部材(例えば、後述する雌型120)に押し込んで先の週の胃容器Aに重ね合わせると、先の収納容器Aが次の収納容器Aの組み立て状態を強制的に保持する。しかも、これら収納容器Aを重ね合わせた際、膨出状の側面板3aがばね作用を発揮し、側面板3aと側壁部13の貼り付けがより強固になされる。
なお、収納容器Aの製造方法については後に図を用いて詳述する。
図6は蓋なしの収納容器A'の斜視図を示す。すなわち、この収納容器A'は、前述した蓋付きの収納容器Aから蓋15、差し込み部17、切欠き19、受け板21、側受け板8を除いたものである。それ以外の構成は収納容器Aと同様のため、図6、図7中に前記と同一の符号を付して重複する説明を省略し、相違点のみ以下に述べる。
さらに、前記側壁部13、13を折り目12を介して立ち上げ、前記一対の側面板3a、3aをその側壁部13、13に貼り付けることで、この例の収納容器A'が完成する。またこのとき、外装体bの底壁部11上で隣り合う小分け容器体a1、a2'における、相対向する側面板3b、3bの間には、隙間30が形成される。さらに、外装体bの底壁部11と側壁部13、13に形成された底壁側切欠き22a、側壁側切欠き22bが、その隙間30と連なっている。
なお、この例の収納容器A'の組み立て作業も、特許文献1に記載された本出願人による先提案の技術により、容易かつ迅速に連続して、自動的に行うことができる。
また、この例における収納容器A'の作用効果は、蓋を備えない点を除き、前述の実施形態例と同様であるため重複する説明を省略する。
次に、前述した各実施形態例における収納容器の製造方法を、図9および図10を参照しながら説明する。
夫々の小分け容器体a1、a2、a2における、膨出状の側面板3a、3aの(外装体bの側壁部13、13に貼り付ける側)には、予めホットメルトなどの接着剤が塗布されており、雄型101に内蔵したヒータなどの加熱手段により、そのホットメルトが溶融する。
次いで、板紙供給装置が作動し、板紙b'が雄型101の上面に搭載され、底壁部11の所定箇所に、夫々の小分け容器体a1、a2、a2が位置するセッティング工程が完了する。
a1,a2,a2'...小分け容器体、1...底面板、3a,3a...膨出状の側面板、3b,3b...側面板、4...折り込み板、2,5a,5b,6...折り目、30...隙間
b...外装体、11...底壁部、13...側壁部、12,14...折り目、22a...底壁側切欠き、22b...側壁側切欠き
101...雄型、102...雌型、103...成形スペース、104...スタックスペース、105...セッティングスペース
Claims (10)
- 複数の小分け容器体を、一枚の板紙からなる外装体で連接してなる収納容器であって、
前記各小分け容器体は幅方向の大きさがそろっており、
前記外装体は少なくとも、四角形の底壁部と、該底壁部における相対向する一対の側縁に立ちあがる一対の側壁部とを有し、
前記外装体の底壁部上に前記各小分け容器体が幅方向をそろえて直線状に連なるよう配置されていることを特徴とする収納容器。 - 前記外装体の底壁部上で相対向する前記小分け容器体の側面板同士の間に隙間を備え、
前記底壁部には、前記隙間の底面側開口に対応する底壁側切欠きが形成され、
前記側壁部には、前記隙間の側面側開口に対応する側壁側切欠きが前記底壁側切欠きに連続して形成されており、
前記隙間、前記底壁側切欠きおよび前記側壁側切欠きにより、複数の収納容器を重ね合わせ可能であり、且つ、重ね合わせた状態において、内側にある収納容器における前記側壁部と前記側面板との貼り付け状態が、外側にある収納容器によって保持されるよう形成されていることを特徴とする請求項1記載の収納容器。 - 前記各小分け容器体は、一枚の板紙の要所の折り曲げと貼り付けにより、上面を開口する容器に組み立てられたものであって、
四角形の底面板と、該底面板の周縁に折り目を介して立ち上がる前後左右の側面板と、隣り合わせた前記側面板同士を連接する略扇形状の折り込み板とを有し、
各側面板は前記底面板の周縁から上面開口へ向けて拡開状であると共に、前記側壁部に貼り付けられる側面板が、外側へ向けて膨出するよう形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の収納容器。 - 前記外装体は、前記小分け容器体よりも剛性が高いことを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の収納容器。
- 前記外装体は、前記小分け容器体よりも熱伝導率が低いことを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の収納容器。
- 前記外装体は、前記一対の側壁部のうちのいずれか一方の上縁に、折り目を介して連設された蓋を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の収納容器。
- 前記外装体が前記底壁部と前記側壁部からなり、該側壁部における前記側壁側切欠きの上部の切断により、前記小分け容器体ごとに分割可能に形成されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか記載の収納容器。
- 食品用容器または弁当用容器として用いられることを特徴とする請求項1から7のいずれか記載の収納容器。
- 請求項2〜8のいずれかに記載された収納容器の製造方法であって、
前記外装体の底壁部に対し、前記複数の小分け容器体を直線状に連なるよう配置するセッティング工程と、
前記外装体における一対の側壁部を折り目を介して折り曲げると共に、該一対の側壁部を前記側面板に貼り付けて収納容器を組み立てる折り曲げ・貼り付け工程と、
前記収納容器を、先に組み立てられた収納容器に重ね合わせて組み立て状態を保持するスタック工程と、
を含むことを特徴とする収納容器の製造方法。 - 前記セッティング工程、前記折り曲げ・貼り付け工程、前記スタック工程を行う各作業位置が直線状に配列されており、前記セッティング工程、前記折り曲げ・貼り付け工程および前記スタック工程を連続して行うための雄型が、前記直列状の各スペース内に摺動自在に配されていることを特徴とする請求項9記載の収納容器の製造方法。
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