JP2012109329A - 半導体装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な導通状態にある電気ヒューズを其々誤判定なく読み出すことのできる半導体装置及び半導体装置の制御方法を提供する。
【解決手段】選択トランジスタ903を介して検出ノードAに接続された電気ヒューズ902と、選択トランジスタ903をオフさせた状態で検出ノードAをプリチャージするプリチャージトランジスタ904と、選択トランジスタ903をオンさせ、プリチャージトランジスタ904をオフさせた状態で、検出ノードAにバイアス電流を流すバイアストランジスタ905と、検出ノードAにバイアス電流が流れている状態で検出ノードAの電位を検出する検出回路906とを備え、バイアストランジスタ905は、バイアス電流の量を段階的又は連続的に減少させる。
【選択図】図3

Description

本発明は半導体装置及びその制御方法に関し、特に、電気ヒューズを有し、該電気ヒューズがプログラムされているか否かを誤判定なく読み出すことの可能な半導体装置及びその制御方法に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体装置においては、正常に動作しない不良セルを冗長セルに置換することによって不良アドレスの救済が行われる。不良アドレスの記憶には、例えば、電気ヒューズが用いられる。電気ヒューズは、銅を主体とする材料や不純物含有ポリシリコン等からなり、初期状態は電気的に導通状態である。かかる電気ヒューズに電流を流すことにより熱を発生させ、これにより電気ヒューズを溶断(切断)することにより、電気ヒューズを非導通状態として不良アドレスを不揮発的に記憶することができる。したがって、このような電気ヒューズを複数設け、所望の電気ヒューズ素子を切断すれば、所望のアドレスを記憶させることが可能となる。このように、通常の電気ヒューズは、導通状態から非導通状態に変化させることによって情報を不揮発的に記憶する(特許文献1参照)。
特開2007−329196号公報
しかしながら、特許文献1にも記載されているように、電気ヒューズは既知の電気的な切断(プログラミング)を行っても、その切断が意図通りに行われない場合がある。すなわち、複数の電気ヒューズに対して切断処理が行われるが、切断処理が行われた全ての電気ヒューズが十分に切断されるわけではなく、切断が不十分で完全に非導通にならずに、読み出し時、非導通(プログラム)状態であるべき電気ヒューズを導通(非プログラム)と誤判定してしまうという問題が生じる。
一方、特許文献1における電気ヒューズと同様、電気を用いて導通・非導通を変化させる電気ヒューズとしてアンチヒューズが知られている。アンチヒューズは、特許文献1における電気ヒューズとは逆に、非導通状態(非プログラム)から導通状態(プログラム)に変化させることによって情報を記憶する素子である。アンチヒューズへの情報の書き込み(プログラム)は、高電圧の印加による絶縁破壊によって行われる。ここで、そのプログラムの結果は、特許文献1における電気ヒューズの場合と同様に、厳密には電気ヒューズ毎に異なる。つまり、導電レベルの高い(抵抗が小さい)ものから導電レベルの低い(抵抗が大きい)もの、導電に失敗した(抵抗が特に大きい)ものなど様々となる。
本発明は、そのような様々な導通状態にある電気ヒューズを其々誤判定なく読み出すことのできる半導体装置及び半導体装置の制御方法を提供するものである。
本発明による半導体装置は、選択トランジスタを介して検出ノードに接続された電気ヒューズと、前記選択トランジスタをオフさせた状態で前記検出ノードをプリチャージするプリチャージトランジスタと、前記選択トランジスタをオンさせ、前記プリチャージトランジスタをオフさせた状態で、前記検出ノードにバイアス電流を流すバイアストランジスタと、前記検出ノードに前記バイアス電流が流れている状態で前記検出ノードの電位を検出する検出回路と、を備え、前記バイアストランジスタは、前記バイアス電流の量を段階的又は連続的に減少させることを特徴とする。
本発明による半導体装置の制御方法は、第1の期間において、電気ヒューズの一端に第1の電流を供給し、前記第1の期間の経過後の第2の期間において、前記電気ヒューズの前記一端に前記第1の電流よりも小さい第2の電流を供給し、前記第1及び第2の期間において前記ヒューズがプログラムされているかを前記電気ヒューズの前記一端の電圧を検知して判定することを特徴とする。
本発明によれば、ヒューズがプログラムされているか否かを判定すべくヒューズの導電状態を検出する際、検出ノード(ヒューズの一端)に供給する電流の量を段階的に又は連続的に減少させている。すなわち、まず、検出ノードに大きな電流を供給することにより、プログラムされたヒューズのうち、導電レベルの高い(抵抗が小さい)ヒューズが接続された検出ノードの電位が低下することでそのヒューズがプログラムされていることを検出でき、その後、検出ノードに供給する電流を小さくすることにより導電レベルの低い(抵抗が大きい)ヒューズが接続された検出ノードの電位も低下するため、そのヒューズがプログラムされていることも確実に検出することが可能となる。
本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の構成を示すブロック図である。 図1におけるヒューズ制御回路80の構成を示す回路図である。 図1における所定のアンチヒューズセット92に含まれる1ビット分のアンチヒューズ読み出し回路の構成を示す回路図である。 図3に示すアンチヒューズ読み出し回路の動作を説明するためのタイミング図である。 プログラムされた切断状態の悪い(高抵抗の)アンチヒューズと非プログラムのアンチヒューズの詳細なレベル変化を示すタイミング図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体装置10は単一の半導体チップに集積されたDRAMであり、外部端子として、アドレス端子11、コマンド端子12、電源端子13,14、リセット端子15、クロック端子16及びデータ入出力端子17を備えている。その他、データストローブ端子なども備えられているが、これらについては図示を省略してある。
アドレス端子11は、アドレス信号ADDが供給される端子であり、供給されたアドレス信号ADDは、アドレスバッファ21に供給される。アドレスバッファ21の出力信号ADDは、ロウアドレスラッチ回路51及びカラムアドレスラッチ回路52に供給される。ロウアドレスラッチ回路51にラッチされたアドレス信号ADDのうち、ロウアドレスXADDについてはロウデコーダ62に供給され、カラムアドレスYADDについてはカラムデコーダ63に供給される。
コマンド端子12は、ロウアドレスストローブ信号RAS、カラムアドレスストローブ信号CAS、ライトイネーブル信号WE、チップセレクト信号CS等のコマンド信号COMが供給される端子である。これらのコマンド信号COMは、コマンドバッファ31に供給される。コマンドバッファ31に供給されたこれらコマンド信号COMは、コマンドデコーダ32に供給される。コマンドデコーダ32は、コマンド信号の保持、デコード及びカウントなどを行うことによって、ACT,READ,WRITE等の各種内部コマンドを生成する回路である。生成された内部コマンドは、ロウアドレスラッチ回路51、カラムアドレスラッチ回路52及びカラムデコーダ63に供給される。
電源端子13及び14は、電源電圧VDD及び接地電位VSSが供給される端子であり、供給された電源電圧VDD及び接地電位VSSは内部電源発生回路91に供給され、内部電源発生回路91は内部電圧VPERIを生成する。また、内部電源発生回路91は、後述するアンチヒューズのプログラムに必要なプログラム信号PROG_A及びPROG_B用の電位も生成する。
リセット端子15は、電源投入時に活性化されるリセット信号RESETBが供給される端子であり、供給されたリセット信号RESETBは、ヒューズ制御回路80に供給される。
クロック端子16は、外部クロック信号CKが供給される端子であり、供給された外部クロック信号CKは、入力バッファ41及びDLL回路42に供給される。入力バッファ41は、外部クロック信号CKを受けて内部クロック信号ICLKを生成し、DLL回路42は、内部クロック信号LCLKを生成し、これを入出力バッファ72に供給する。
データ入出力端子17は、リードデータDQ0〜nの出力及びライトデータDQ0〜nの入力を行うための端子であり、入出力バッファ72に接続されている。入出力バッファ72は、リード動作時において内部クロック信号LCLKに同期してリードデータを出力する。
ロウデコーダ62は、ロウアドレスXADDに基づいてメモリセルアレイ61に含まれるいずれかのワード線WLを選択する回路である。メモリセルアレイ61内においては、複数のワード線WLと複数のビット線BLが交差しており、その交点にはメモリセルMCが配置されている(図1では、1本のワード線WL、1本のビット線BL及び1個のメモリセルMCのみを示している)。ビット線BLは、センス回路64内の対応するセンスアンプSAに接続されている。
また、カラムアドレスYADDはカラムデコーダ63に供給される。カラムデコーダ63は、カラムアドレスYADDに基づいてセンス回路64に含まれるいずれかのセンスアンプSAを選択する回路である。カラムデコーダ63によって選択されたセンスアンプSAは、リードライトアンプ71に接続される。リードライトアンプ71は、リード動作時においてはセンスアンプSAによって増幅されたリードデータをさらに増幅し、これを入出力バッファ72に供給する。一方、ライト動作時においては、入出力バッファ72から供給されるライトデータを増幅し、これをセンスアンプSAに供給する。
ヒューズ制御回路80は、リセット信号RESETBを受け、プリチャージ信号PREB、検知信号DETECT及びバイアス電圧BIASをアンチヒューズ回路94へ供給する回路である。ヒューズ制御回路80の詳細については後述する。
アンチヒューズ回路94は、複数のアンチヒューズセット(AFセット)92と、複数のラッチ回路93により構成されている。アンチヒューズ回路94には、内部電源発生回路91により生成された内部電圧VPERIが供給されている。
アンチヒューズ回路94のうち、図1において一番左側に示されたアンチヒューズ回路94は、電源調整用のアンチヒューズ回路であり、その出力は内部電源発生回路91に入力されている。また、アンチヒューズ回路94のうち、図1において右側に示され、比較回路95に接続されたアンチヒューズ回路94は、ロウアドレス救済用のアンチヒューズ回路94である。さらに、図1において左から2番目に示されたアンチヒューズ回路94は、その他の機能調整用のアンチヒューズ回路を示している。
アンチヒューズ回路94は、電源投入時に活性化されるリセット信号RESETBを受けたヒューズ制御回路80から発生される検知信号DETECTに基づき、各アンチヒューズセット92に含まれるアンチヒューズ素子がプログラムされているか否かを読み出し、その結果を各ラッチ回路93に保持する。アンチヒューズ回路94の詳細については後述する。
各ラッチ回路93に保持された各情報と、ロウアドレスXADDの各ビットとが比較回路95によってそれぞれ比較され、一致した場合には一致信号HITが活性化する。そして、一致信号HITに基づき、一致したロウアドレスに対応するロウデコーダ62の動作が停止されると同時に冗長ロウデコーダ66が動作し、冗長メモリセル65が選択される。一方、一致しない場合には一致信号HITが活性化しないため、該ロウアドレスに対応するロウデコーダ62の動作が行われ、冗長ロウデコーダ66は動作しない。このようにして、欠陥のある通常セルが冗長セルに置換される。
図2は、図1におけるヒューズ制御回路80の構成を示す回路図である。
図2に示すように、ヒューズ制御回路80は、制御信号発生部801、遅延回路802及びバイアス発生回路803を備えて構成されている。
制御信号発生部801は、リセット信号RESETBを受け、プリチャージ信号PREB、検知信号DETECT及び第1のバイアス制御信号BIAS_CONT1を生成する。第1のバイアス制御信号BIAS_CONT1は、遅延回路802に供給される。遅延回路802は、第1のバイアス制御信号BIAS_CONT1を所定の時間遅延させた第2のバイアス制御信号BIAS_CONT2を出力する。第1及び第2のバイアス制御信号BIAS_CONT1、BIAS_CONT2はバイアス発生回路803に供給され、バイアス発生回路803は、第1のバイアス制御信号BIAS_CONT1と第2のバイアス制御信号BIAS_CONT2とを合成し、バイアス電圧BIASとして出力する。具体的には、第1のバイアス制御信号BIAS_CONT1の活性化に応答してバイアス電圧BIASを相対的に低いレベルとし、第2のバイアス制御信号BIAS_CONT2の活性化に応答してバイアス電圧BIASを相対的に高いレベルとする。
図3は、図1における所定のアンチヒューズセット92に含まれる1ビット分のアンチヒューズ読み出し回路90の構成を示す回路図である。
図3に示すように、アンチヒューズ読み出し回路90は、第1のプログラム信号PROG_Aが入力されるドライバ回路901と、第2のプログラム信号PROG_Bが供給されるノードBにソース及びドレイン電極が接続され、ドライバ回路901の出力が供給されるノードCにゲート電極が接続されたトランジスタタイプのアンチヒューズ902と、検出ノードAとアンチヒューズのゲート電極との間に接続され、ゲート電極に検知信号DETECTが入力される選択トランジスタ(N型トランジスタ)903と、内部電圧VPERI(電源ライン)と検出ノードAとの間に接続され、ゲート電極にプリチャージ信号PREBが入力されるプリチャージトランジスタ904(P型トランジスタ)と、ゲート電極にバイアス電圧BIASが入力されるバイアストランジスタ905(P型トランジスタ)と、検出ノードAの電位を検出する検出回路906とを備えて構成されている。
検出回路906は、内部電圧VPERIと接地電位VSSとの間に直列接続されP型トランジスタ907とN型トランジスタ908とにより構成されたインバータINVを備えている。そして、インバータINVの入力が検出ノードAに接続され、検出ノードAの電位に応じて、インバータINVの出力からヒューズラッチデータFLDが出力される。
さらに、アンチヒューズ読み出し回路90は、ゲート電極にヒューズラッチデータFLDが入力され、内部電圧VPERI(電源ライン)とバイアストランジスタ905との間に接続されたフィードバックトランジスタ909(P型トランジスタ)と、ゲート電極にヒューズラッチデータFLDが入力され、検出ノードAと接地電位VSSとの間に接続されたディスチャージトランジスタ910(N型トランジスタ)を含んでいる。
このような構成のアンチヒューズ読み出し回路90において、アンチヒューズ902をプログラムするには、第1のプログラム信号PROG_AをVPPST(高電圧)、第2のプログラム信号PROG_BをVBBSVT(低電圧)にセットする。これにより、アンチヒューズ902のゲート絶縁膜が破壊されてノードBとノードCとが電気的に接続(短絡)され、アンチヒューズ902はプログラムされた状態となる。
次に、アンチヒューズ902の読み出し動作につき説明する。
まず、読み出し動作の概要について説明する。本実施形態は、アンチヒューズ902の読出しを2段階で行うことを技術的特徴としている。
すなわち、第1段階では、バイアス電圧BIASの電位を低くしてアンチヒューズ902の一端(ノードC)へのバイアス電流の供給を大きくすることにより、導電レベルの高いアンチヒューズ902が一番早く読み出され、導電レベルが低いもの程電流供給量に対する電流の引き抜きが遅くなるため読み出し時間が長くなる、あるいは読み出しができない状態となる。つまり、第1段階は、導電レベルの高いものを読み出す段階である。
第2段階は、バイアス電圧BIASの電位を高くしてアンチヒューズ902の一端(ノードC)へのバイアス電流の供給を絞ることにより、導電レベルの低いアンチヒューズ902の読み出しを加速する段階である。
この第1段階、第2段階によって導電レベルの高いものから低いものまで誤判定なく読み出すことを可能とするものである。
次に、図4のタイミング図を参照しながら、アンチヒューズ902の読み出し動作につき説明する。
まず、リセット信号RESETBをローレベルに活性化することにより、プリチャージ信号PREBが所定期間ローレベルに活性化する。これにより、プリチャージトランジスタ904がオンし、検出ノードAがVPERIレベル(ハイレベル)にプリチャージされる。プリチャージトランジスタ904がオフした後、バイアス電圧BIASのレベルがBIAS_CONT1に対応して多少上昇する。続いて、検知信号DETECTがハイレベルに活性化する。このとき、ドライバ回路901はオフ状態であり、第2のプログラム信号PROG_Bは接地電位VSSとなっている。
このような状態で、アンチヒューズ902が非プログラム(絶縁破壊されていない)状態の場合、検出ノードAはハイレベルに維持されるため、検出回路906のインバータINVの反転レベル(しきい値)を下回ることはなく、ヒューズラッチデータFLDはローレベルに確定する。すなわち、検出ノードAの電位がハイレベルであることが検知され、アンチヒューズ902がプログラムされていないと判定される。
これに対し、アンチヒューズ902がプログラムされた状態の場合、接地電位VSSとなっているノードBとフィードバックトランジスタ909との間にバイアストランジスタ905及び選択トランジスタ903を介して電流パスが形成される。このとき、導電レベルの高い(抵抗が小さい)アンチヒューズ902が接続された検出ノードAのレベルはスムーズにローレベルへ低下し、検出回路906のインバータINVの反転レベル(しきい値)をすぐに下回る(ノードA低抵抗ヒューズ参照)ことにより、検出回路906の出力であるヒューズラッチデータFLDがハイレベルとなる。これにより、フィードバックトランジスタ909のゲート電極がハイレベルとなることから、フィードバックトランジスタ909はオフ状態となり、検出ノードAへの電流の供給がストップする。また、ディスチャージトランジスタ910がオン状態となることから、検出ノードAの電位は接地電位VSSまで下がる。したがって、導電レベルの高い(抵抗が小さい)アンチヒューズ902を有するアンチヒューズ読み出し回路90においては、その出力であるヒューズラッチデータFLDがハイレベルに確定する。すなわち、検出ノードAの電位がローレベルであることが検知され、アンチヒューズ902がプログラムされていると判定される。
ここで、期間T1経過時点で一部の切断状態の悪い(導電レベルが低い)アンチヒューズ902に関しては、まだ正しい判定がなされていない状態である。
アンチヒューズ902がプログラムされた状態で、且つその導電レベルが低い(抵抗が大きい)場合、接地電位VSSとなっているノードBとフィードバックトランジスタ909との間にバイアストランジスタ905及び選択トランジスタ903を介して電流パスが形成されるものの、アンチヒューズ902の導電レベルが低いことから、検出ノードAの電位をなかなか下げることができない。このため、期間T1においてはインバータINVの反転レベル(しきい値)を下回ることができず、インバータINVの出力はローレベルのままとなる。しかしながら、本実施形態においては、検知信号DETECTの活性化から期間T1が経過すると、遅延回路802(図2参照)の出力であるバイアス制御信号BIAS_CONT2がハイレベルとなり、これに対応してバイアス電圧BIASのレベルがさらに上昇する。これにより、バイアストランジスタ905の電流供給能力が低下するため、検出ノードAの電流が低下(減少)することとなる。このため、導電レベルの低いアンチヒューズ902でも検出ノードAの電位を下げやすくなり、期間T2において、インバータINVの反転レベルを下回ることができ、検出回路906の出力であるヒューズラッチデータFLDをハイレベルとすることができる。その後は、上記導電レベルの高いアンチヒューズ902を有するアンチヒューズ読み出し回路90と同様、導電レベルが低いアンチヒューズ902を有するアンチヒューズ読み出し回路90においても、フィードバックトランジスタ909のゲート電極がハイレベルとなり、フィードバックトランジスタ909がオフ状態となり、検出ノードAへの電流の供給がストップし、また、ディスチャージトランジスタ910がオン状態となるため、検出ノードAの電位は接地電位VSSまで下がる。したがって、その出力であるヒューズラッチデータFLDがハイレベルに確定する。すなわち、検出ノードAの電位がローレベルであることが検知され、アンチヒューズ902がプログラムされていると判定される。
このようにして、期間T1+T2経過時点で一部の切断状態の悪い(導電レベルが低い)アンチヒューズ902に関しても正しい判定がなされる。
このように、本実施形態では、アンチヒューズ902の読み出しを2段階で行う、すなわち、バイアス電圧BIASの電位を低い状態から高い状態にする(検出ノードAのバイアス電流の量を段階的に減少させる)ことにより、様々な導通状態にあるアンチヒューズ902を其々誤判定なく読み出すことを可能としている。
これに対し、例えば、初めからバイアス電圧BIASを高レベルとした場合(すなわち、検出ノードAへのバイアス電流の量を少なくした場合)には、瞬時に多数のアンチヒューズ902に電流が流れることにより、ノードBのレベル(VSS)が浮くことで誤判定がされてしまう可能性がある。そのため、本実施形態では、第1段階において他の多数のアンチヒューズ902についての読み出しを終えておき、第2段階のみバイアス電圧BIASを高レベルとすることにより、ノードBのレベルの浮きによる誤判定を防止することを可能としている。
また、第1段階において多数のアンチヒューズ902についての読み出しを終え、第2段階においては残りの少数のアンチヒューズ902についての読み出しを行うことから、第2の期間T2は第1の期間T1よりも短く設定している。
また、長い判定時間を用いてバイアス電圧BIASを低レベルで維持する場合には、非プログラムのアンチヒューズ902を有するアンチヒューズ読み出し回路90における各リーク(特に、ディスチャージトランジスタ910によるリーク)によって、検出ノードAのレベルが低下し、非プログラムのものもプログラムされていると誤判定されてしまう可能性がある(図4の非プログラムヒューズのレベル低下参照)。したがって、期間T1を長くしすぎることは好ましくない。このため、本実施形態では、期間T1におけるリークによる電荷の放出が終わる前に加速的に判定を行うべく、第2段階のみ高レベルとしている。
ここで、図5に、プログラムされた切断状態の悪い(高抵抗の)アンチヒューズ902と非プログラムのアンチヒューズ902の詳細なレベル変化を表すタイミング図を示す。
図5に示すように、バイアス電圧BIASのレベルを上げる期間T2において、非プログラムのアンチヒューズ902が接続された検出ノードAの電位が期間T1に比べ大きく低下しており、期間T2の終了間際においては、インバータINVの反転レベルの近くまで下がってきている。このことから、期間T2を極端に長くすることは好ましくない。したがって、期間T2は、高抵抗のアンチヒューズ902が接続された検出ノードAの電位がインバータINVの反転レベルを下回ることができ、且つ、非プログラムのアンチヒューズ902が接続された検出ノードAの電位がインバータINVの反転レベルよりも高い状態を保持できる時間とする必要がある。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、アンチヒューズ回路としては、例としてロウアドレス救済用のアンチヒューズ回路、電源調整用のアンチヒューズ回路、及びその他の機能調整用のアンチヒューズ回路を挙げているが、カラムアドレス救済用のアンチヒューズ回路やさらにその他の機能調整用のアンチヒューズ回路を設けても構わない。
上記実施形態では、アンチヒューズ902の読み出しにおいて、バイアス電圧BIASを2段階に分けて印加する例を示したが、3段階、またはそれ以上に分けてもよく、また段階的に限らず、連続的に変化させてもよい。また、バイアス電圧BIASのレベルについては、低い状態から高い状態に変化させることは必須でなく、例えば、バイアストランジスタとしてNチャンネル型のMOSトランジスタを用いる場合には、上記実施形態とは逆に、バイアス電圧BIASのレベルを高い状態から低い状態に変化させても構わない。
10 半導体装置
11 アドレス端子
12 コマンド端子
13,14 電源端子
15 リセット端子
16 クロック端子
17 データ入出力端子
21 アドレスバッファ
31 コマンドバッファ
32 コマンドデコーダ
41 入力バッファ
42 DLL回路
51 ロウアドレスラッチ回路
52 カラムアドレスラッチ回路
61 メモリセルアレイ
62 ロウデコーダ
63 カラムデコーダ
64 センス回路
65 冗長メモリセル
66 冗長ロウデコーダ
71 リードライトアンプ
72 入出力バッファ
80 ヒューズ制御回路
90 アンチヒューズ読み出し回路
91 内部電源発生回路
92 アンチヒューズセット
93 ラッチ回路
94 アンチヒューズ回路
95 比較回路
801 制御信号発生部
802 遅延回路
803 バイアス発生回路
901 ドライバ回路
902 アンチヒューズ
903 選択トランジスタ
904 プリチャージトランジスタ
905 バイアストランジスタ
906 検出回路
907 P型トランジスタ
908 N型トランジスタ
909 フィードバックトランジスタ
910 ディスチャージトランジスタ
A 検出ノード
ADD アドレス信号
B,C ノード
BIAS バイアス電圧
BIAS_CONT1,BIAS_CONT2 バイアス制御信号
BL ビット線
CAS カラムアドレスストローブ信号
CK 外部クロック信号
COM コマンド信号
CS チップセレクト信号
DETECT 検知信号
DQ0-n ライト/リードデータ
FLD ヒューズラッチデータ
HIT 一致信号
ICLK,LCLK 内部クロック信号
INV インバータ
MC メモリセル
PREB プリチャージ信号
PROG_A,PROG_B プログラム信号
RAS ロウアドレスストローブ信号
RESETB リセット信号
SA センスアンプ
T1,T2 期間
VDD 電源電圧
VPERI 内部電圧
VSS 接地電位
WE ライトイネーブル信号
WL ワード線
XADD ロウアドレス
YADD カラムアドレス

Claims (8)

  1. 選択トランジスタを介して検出ノードに接続された電気ヒューズと、
    前記選択トランジスタをオフさせた状態で前記検出ノードをプリチャージするプリチャージトランジスタと、
    前記選択トランジスタをオンさせ、前記プリチャージトランジスタをオフさせた状態で、前記検出ノードにバイアス電流を流すバイアストランジスタと、
    前記検出ノードに前記バイアス電流が流れている状態で前記検出ノードの電位を検出する検出回路と、を備え、
    前記バイアストランジスタは、前記バイアス電流の量を段階的又は連続的に減少させることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記検出回路は、前記検出ノードのレベルがしきい値を超えていることに応答して前記バイアストランジスタを活性化させ、前記検出ノードのレベルがしきい値未満であることに応答して前記バイアストランジスタを非活性化させるフィードバックトランジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記検出回路は、前記検出ノードのレベルがしきい値未満であることに応答して前記検出ノードをディスチャージするディスチャージトランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記プリチャージトランジスタは、電源ラインと前記検出ノードとの間に接続されており、
    前記バイアストランジスタと前記フィードバックトランジスタは、前記電源ラインと前記検出ノードとの間に直列接続されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体装置。
  5. 前記バイアストランジスタは、第1の期間においては前記バイアス電流の量を相対的に大きい第1の電流量とし、前記第1の期間に続く第2の期間においては前記バイアス電流の量を相対的に小さい第2の電流量とし、前記第2の期間は前記第1の期間よりも短いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 第1の期間において、電気ヒューズの一端に第1の電流を供給し、
    前記第1の期間の経過後の第2の期間において、前記電気ヒューズの前記一端に前記第1の電流よりも小さい第2の電流を供給し、
    前記第1及び第2の期間において前記電気ヒューズがプログラムされているかを前記電気ヒューズの前記一端の電圧を検知して判定することを特徴とする半導体装置の制御方法。
  7. 前記第1の期間は前記第2の期間よりも長いことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の制御方法。
  8. 前記第1及び第2の電流はトランジスタにより供給され、前記トランジスタのバイアスを制御することにより生成されることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置の制御方法。
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