JP2012113631A - 運転支援システム及び運転支援管理センター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管理センター200の運転履歴データベース220には、車両操作に関する情報を含んだ車両情報が該当する経路情報に関連付けされて運転履歴として登録される。また、車載システム100及び管理センター200は、運転支援の対象とする車両の走行経路を特定するとともに、この特定した走行経路に対応する運転履歴を運転履歴データベース220から抽出する運転教示部を備える。そして、運転教示部は、運転履歴データベース220から抽出した運転履歴に基づき、ドライバに対する運転教示を行う。
【選択図】図1
Description
実際の走行環境に存在する多種多様な交通要素を全て考慮することは困難であり、実際の走行環境に即した運転支援を実現するには至っていない。
請求項1に記載の発明は、車両の運転を支援する運転支援システムにおいて、車両操作に関する情報を含んだ車両情報が該当する経路情報に関連付けされて運転履歴として登録される運転履歴データベースと、運転支援の対象とする車両の走行経路を特定するとともに、該特定した走行経路に対応する運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出し、該抽出した運転履歴に関する情報を運転支援のためのガイドとして前記運転支援の対象とする車両のドライバに教示する運転教示部とを備えることを要旨とする。
価することが可能である。そこで、上記構成によるように、複数種の運転履歴を上記評価項目に基づき運転レベル毎に層別して上記運転履歴データベースに登録するとともに、この層別されて登録された運転履歴の中から運転支援の対象とするドライバよりも運転レベルの高い運転履歴を抽出することとすれば、ドライバにはその運転レベルに拘らず自己の運転レベルよりも高い運転履歴に関する情報が教示されることとなる。これにより、ドライバの運転レベルが低い場合であれ、高い場合であれ、上記評価項目を向上させることのできる運転教示を通じて、有効性の高い運転支援が実現されるようになる。
動的な状況を示す動的周囲状況及び車両状態に関する情報が含まれ、前記運転履歴は、単位燃料量あたりの車両の走行距離である燃費もしくは旅行時間もしくは車両操作の安全性の少なくとも1つが評価項目とされて評価されて運転レベルが判定されるものであり、前記運転教示部は、前記静的周囲状況及び前記動的周囲状況及び前記車両状態に関する情報の各々を変数として前記運転履歴の確率密度を前記評価項目毎に推定して前記運転履歴の分布を求めるとともに、該求めた運転履歴の分布のうちの前記評価項目に基づく運転レベルが「高」及び「低」とされた各運転履歴の分布の乖離が相対的に大きくなる1乃至複数の変数を前記運転レベルが相違する要因として特定し、該特定した変数によって示される前記静的周囲状況もしくは前記動的周囲状況もしくは前記車両状態に関する情報を該当する評価項目を改善すべき要素として前記対象とする車両のドライバの運転支援に用いることを要旨とする。
転履歴に関する情報に基づき行う上で、よりドライバの意図に沿った運転支援を実現することが可能となる。
れる。そして、例えば、この特定された加速度に関する情報を燃費の改善に必要な主要素として、加速度を変数としたときの運転レベルの高いグループの運転履歴の中から加速度に関する情報を抽出する。こうして、この抽出した情報を、運転支援の対象とする車両のドライバに教示する。これにより、各々のドライバの運転レベルが相違する主要因、換言すれば、運転レベルを改善すべき主要素に基づいた運転支援をドライバに行うことができるようになり、ドライバの運転レベルを効果的に改善させることが可能となる。
要旨とする。
項に記載の運転支援システムにおいて、前記運転履歴データベースは、複数種の運転履歴が、前記評価項目のうちの少なくとも1つに基づき評価された運転レベル毎に層別されて登録されるものであり、前記運転教示部は、前記運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出することを要旨とする。
バの運転レベルに近似する運転レベルの運転履歴に基づく運転支援が行われるようになる。
る情報を選択、教示することが可能となる。これにより、ドライバに対する運転支援を上記運転履歴に関する情報に基づき行う上で、よりドライバの意図に沿った運転支援を実現することが可能となる。
以下、本発明にかかる運転支援システムを具体化した第1の実施の形態について、図1〜図7を参照して説明する。
この検出した操作の有無に応じた信号を、データ受信部130に送信する。加速度センサ113は、車両加速度を検出し、この検出した加速度に応じた信号を、データ受信部130に送信する。ジャイロセンサ114は、車両進行方向を検出し、この検出した進行方向に応じた信号を、データ受信部130に送信する。操舵角センサ115は、検出したステアリング操舵角変化量に基づいて操舵角を算出し、この算出した操舵角に応じた信号を、データ受信部130に送信する。車速センサ116は、車輪回転速度を検出し、この検出した回転速度に応じた信号を、データ受信部130に送信する。エンジンECU117は、燃料の噴射量を決定する燃料噴射信号をデータ受信部130に送信する。こうして、データ受信部130には、各センサ111〜116及びエンジンECU117による検出結果が自車両の車両操作情報として入力される。
選択された経路に関する情報を、ドライバに運転教示を行うための運転教示データが生成される運転教示データ生成部170に送信する。
れて登録される。なお、本実施の形態では、停止状態から走行状態に遷移して所定時間経過後のアクセルの踏込み量が、「0%」以上且つ「5%」未満の運転履歴がパターンA、「5%」以上且つ「10%」未満の運転履歴がパターンB、「10%」以上且つ「15%」未満の運転履歴がパターンCとして分類される。
推定された運転履歴の分布よりも運転レベルが「高」及び「低」とされた運転履歴の分布の乖離が大きいときには、「加速度」に関する車両操作が、上記分布が求められた運転履歴において燃費が相違する要因として特定される。要因特定部240は、こうして各評価項目において運転レベルが相違する要因を特定すると、この特定した要因(変数)に関する情報を、運転教示に用いる情報を仮保存するための教示用データベース250に出力する。
また、管理センター200は、運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向に類似する運転操作傾向を含んだ運転履歴を、上記運転履歴データベース220から抽出する類似操作情報抽出部260を備えている。この類似操作情報抽出部260は、例えば、運転支援の対象とする車両の車載システム100から問い合せがあると、同問い合わせのあった車両の車両ID等に基づき、同車両のドライバの運転履歴を上記運転履歴データベース220から検索する。こうして、上記問い合せがあった車両の運転履歴が検索されると、この検索された運転履歴が属する運転操作傾向のグループに含まれる運転履歴が、上記層別された運転レベルに関する情報とともに上記運転履歴データベース220から抽出される。
情報と上記特定された変数に関する情報とを取得すると、それら取得した各情報と上記カーナビゲーションシステム122を通じて選択された推奨経路に関する情報とに基づいて、運転教示データを生成する。具体的には、運転教示データ生成部170はまず、管理センター200から配信された運転履歴の中から、ドライバにより選択された推奨経路中に存在するカーブや道路勾配等の交通要素と共通もしくは類似する交通要素を含んだ運転履歴を選択する。
る内容の運転教示が行われるようになる。なお、こうした運転教示に用いられる運転教示データとは、各々の走行経路を走行したドライバの運転履歴である。このため、上述した模擬コースを用いることなく各々のドライバの運転履歴の登録として生成することが可能となり、運転支援の対象とするドライバに教示すべき走行モデルを容易に生成することが可能となる。
図3に示すように、本実施の運転支援システムではまず、ステップS100において、上記運転履歴データベース220から或る地点の運転履歴が抽出される。これにより、例えば、図4に示す走行経路において、同走行経路中に存在するカーブC1を含んだ区間Sec1における運転履歴が抽出される。なお、こうして抽出される運転履歴は、区間Sec1を走行した複数種の車両から得られた複数種の運転履歴に関する情報である。すなわち、図5(a)に例示するように、区間Sec1における運転履歴は例えば三次元のデータとして構成されており、奥行きをもった複数の横軸によって、評価項目としての燃費及び旅行時間及び加速度によって示される安全性等がそれぞれ示されている。また、縦軸においては、上記変数としての道路勾配や道路線形等の静的周囲状況、及び自車両の前方車両や後方車両との車間距離、渋滞状況等の動的周囲状況等の走行環境パラメータがそれぞれ対応している。縦軸においては、この他、ステアリングやアクセル開度、車速度、加速度等の車両状態(走行状態)等の車両パラメータといった様々な要因が対応しており、こうしたパラメータの各々がそれぞれ変数に該当する。そして、例えば、燃費を横軸として上記運転履歴を観察した場合には、図5(b)に示すように、同燃費に対応する運転履歴データが二次元で表現される。
1≦i≦n …(イ)
そして、本要因特定処理ではまず、ステップS102において、整数iに「1」がセッ
トされる。その後、上記変数のうちで整数i=1に対応する変数「X1」について、運転支援の対象とする車両のドライバAの運転レベルが属する分布と、同ドライバが属する分布よりも運転レベルの高い分布との分離度が求められる(ステップS103)。この分離度としては、例えば、図6(a)に例示するように2つの分布L1及びL2の最大値の差R1が求められる。
ベルが近似する運転履歴が選択される。すなわち、図2に示される例では、運転レベル2の層に属するグループA2の運転履歴のうちで、ドライバAの運転履歴に運転レベルが近似するドライバBの運転履歴が選択される。
(1)道路上を実際に走行する各車両から各走行経路における運転履歴を、該当する経路情報とともに収集することとした。そして、この収集した運転履歴を上記運転履歴データベース220に登録するとともに、この登録した運転履歴を運転支援の対象とする車両のドライバに対する運転教示に用いることとした。このため、同ドライバには、実際の道路環境下で実際に行われた車両操作が反映された運転履歴に基づいた運転教示が行われることとなる。これにより、運転支援の対象とする車両のドライバには、自らが走行する走行経路や同走行経路に類似する走行経路で実際に行われた車両操作に基づく実現性の高い運転支援が行われるようになる。また、上記運転教示データは、各々の走行経路を走行したドライバの運転履歴に基づき生成されたデータであるから、運転支援の対象とするドライバに教示すべき走行モデルを容易に生成することが可能となる。これにより、多種多様な交通要素が反映された実際の走行環境に即した実現性の高い運転支援を容易に実現することができるようになる。
。
運転レベルを効果的に改善させることが可能となる。
以下、本発明にかかる運転支援システムを具体化した第2の実施の形態を図8及び図9を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態は、上記運転履歴データベース220での運転レベル別、パターン別の登録を割愛したものであり、その基本的な構成は先の第1の実施の形態と共通になっている。
ース220から適宜抽出する。そして、この抽出された結果が、上記近似レベル操作情報選択部270に入力される。
・上記第2の実施の形態では、上記変数の変化量に基づく運転レベルの判定に際し、上記運転レベルが相違する要因として特定された変数を用いることとした。これに限らず、上記要因として特定されていない変数によって示される動的周囲状況もしくは車両状態の変化量に基づいて上記運転教示に用いる運転履歴の運転レベルを判定することも可能である。またこの他、各運転履歴が含んでいる全ての変数について変化量を求め、この変化量の平均値に基づいて上記運転レベルを判定することも可能である。
奨経路が上記問い合せとして車載システム100から管理センター200に送信される。そして、管理センター200では、車載システム100から受信した推奨経路に関する情報に基づき、同推奨経路や同推奨経路中に存在する交通要素、運転支援の対象とされる車両が同推奨経路を走行する時間帯等を特定する。その後、管理センター200は、こうした推奨経路についての運転教示データを生成し、この生成した運転教示データを上記問い合せのあった車載システム100に配信する。そして、この車載システム100では、この配信された運転教示データを用いた運転教示が行われることとなる。なお、この構成であれ、上述した(1)〜(10)、(3A)〜(6A)に準じた効果を得ることは可能である。
することとした。これに限らず、上記運転履歴データベース220に登録する運転履歴とは、一台の車両の車両操作に基づく一の運転履歴であってもよく、一の運転履歴に基づき上記運転教示を行うことも可能である。要は、或るドライバの車両操作による運転履歴に基づいてドライバに対する運転教示を行うものであれば、本発明の適用は可能である。
上記運転教示に用いる運転履歴として、運転支援の対象とする車両のドライバAが属する層(グループA1)の中から、同ドライバAよりも運転レベルの高い運転履歴を抽出するようにしてもよい。またこの他、上記評価項目に反する車両操作を教示する上では、同ドライバAよりも運転レベルの低い運転履歴を上記運転履歴データベース220から抽出して、この抽出した運転履歴を上記運転教示に用いることも可能である。
する車両のドライバの運転操作傾向に近いパターンの運転履歴としては、例えば、運転支援の対象とする車両のドライバAの運転履歴の代表的な特徴点との距離が近いパターンに属する運転履歴が選択される。またこの他、例えば、或る値の特徴パラメータの値の時間変化の離散データ群について最尤判定を通じて判定することが可能である。要は、運転支援の対象とするドライバの運転操作傾向に類似する運転操作傾向を含んだ運転履歴を上記運転履歴データベース220から抽出することさえできればよく、任意の手法を採用することが可能である。
示用データベース、260…類似操作情報抽出部、270…近似レベル操作情報選択部、280…無線送信部。
数「X1」、車両の加速度を変数「X2」として、運転履歴の確率密度をそれぞれ推定して運転履歴の分布を求める。この結果、変数「X2」についての運転履歴の方が変数「X1」についての運転履歴よりも、運転レベルの高いグループの分布と低いグループの分布との乖離が大きいときには、変数「X2」、すなわち加速度の方が車両の走行速度よりも燃費に与える影響が大きく、各々のドライバの運転レベルの相違する主要因として特定される。そして、例えば、この特定された加速度に関する情報を燃費の改善に必要な主要素として、加速度を変数としたときの運転レベルの高いグループの運転履歴の中から加速度に関する情報を抽出する。こうして、この抽出した情報を、運転支援の対象とする車両のドライバに教示する。これにより、各々のドライバの運転レベルが相違する主要因、換言すれば、運転レベルを改善すべき主要素に基づいた運転支援をドライバに行うことができるようになり、ドライバの運転レベルを効果的に改善させることが可能となる。
請求項20に記載の発明は、車両の運転を支援する運転支援管理センターにおいて、
車両操作に関する情報を含んだ車両情報が該当する経路情報に関連付けされて運転履歴として登録される運転履歴データベースと、運転支援の対象とする車両の走行経路を特定するとともに、該特定した走行経路に対応する運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出し、該抽出した運転履歴に関する情報を前記運転支援の対象とする車両に送信する送信部とを備えることを要旨とする。
以下、本発明にかかる運転支援システム及び運転支援管理センターを具体化した第1の実施の形態について、図1〜図7を参照して説明する。
図3に示すように、本実施の運転支援システム及び運転支援管理センターではまず、ステップS100において、上記運転履歴データベース220から或る地点の運転履歴が抽出される。これにより、例えば、図4に示す走行経路において、同走行経路中に存在するカーブC1を含んだ区間Sec1における運転履歴が抽出される。なお、こうして抽出される運転履歴は、区間Sec1を走行した複数種の車両から得られた複数種の運転履歴に関する情報である。すなわち、図5(a)に例示するように、区間Sec1における運転履歴は例えば三次元のデータとして構成されており、奥行きをもった複数の横軸によって、評価項目としての燃費及び旅行時間及び加速度によって示される安全性等がそれぞれ示されている。また、縦軸においては、上記変数としての道路勾配や道路線形等の静的周囲状況、及び自車両の前方車両や後方車両との車間距離、渋滞状況等の動的周囲状況等の走行環境パラメータがそれぞれ対応している。縦軸においては、この他、ステアリングやアクセル開度、車速度、加速度等の車両状態(走行状態)等の車両パラメータといった様々な要因が対応しており、こうしたパラメータの各々がそれぞれ変数に該当する。そして、例えば、燃費を横軸として上記運転履歴を観察した場合には、図5(b)に示すように、同燃費に対応する運転履歴データが二次元で表現される。
(1)道路上を実際に走行する各車両から各走行経路における運転履歴を、該当する経路情報とともに収集することとした。そして、この収集した運転履歴を上記運転履歴データベース220に登録するとともに、この登録した運転履歴を運転支援の対象とする車両のドライバに対する運転教示に用いることとした。このため、同ドライバには、実際の道路環境下で実際に行われた車両操作が反映された運転履歴に基づいた運転教示が行われることとなる。これにより、運転支援の対象とする車両のドライバには、自らが走行する走行経路や同走行経路に類似する走行経路で実際に行われた車両操作に基づく実現性の高い運転支援が行われるようになる。また、上記運転教示データは、各々の走行経路を走行したドライバの運転履歴に基づき生成されたデータであるから、運転支援の対象とするドライバに教示すべき走行モデルを容易に生成することが可能となる。これにより、多種多様な交通要素が反映された実際の走行環境に即した実現性の高い運転支援を容易に実現することができるようになる。
以下、本発明にかかる運転支援システム及び運転支援管理センターを具体化した第2の実施の形態を図8及び図9を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態は、上記運転履歴データベース220での運転レベル別、パターン別の登録を割愛したものであり、その基本的な構成は先の第1の実施の形態と共通になっている。
次に、上記実施形態及び他の実施の形態から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)
前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向に類似する運転操作を含んだ運転履歴として、前記変数によって示される前記静的周囲状況もしくは前記動的周囲状況もしくは前記車両状態に関する要素が共通する運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出し、該抽出した運転履歴に関する情報を当該ドライバに教示する
請求項19に記載の運転支援システム。
例えば、上記車両の平均速度が「50km/h」未満であることを示す変数が「Z 1 」であり、平均速度が「50km/h」以上であることを示す変数が「Z 2 」であり、曲率が所定数以上のカーブを示す変数が「A」であったとする。そして、この場合には、こうした変数が共通する運転履歴とは、変数によって示される様々な要素が共通した運転履歴、すなわち、走行環境や運転操作傾向が類似する運転履歴である可能性が高い。そこで、上記構成によれば、上記変数が共通するか否かの判定を通じて、運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向に類似する運転履歴を抽出することが可能となる。これにより、ドライバの運転操作傾向に類似する運転履歴を、同運転履歴に含まれる様々な要素を用いて上記運転履歴データベースから抽出することが可能となる。また、これにより、共通する変数の有無といったより簡易な処理のもとに、ドライバの運転操作傾向に類似する運転履歴を上記運転履歴データベースから抽出することが可能となり、上記運転教示にかかる円滑化が図られるようになる。
(ロ)
前記運転教示部は、前記変数によって示される動的周囲状況もしくは車両状態の単位時間当りの変化量が少ない運転履歴ほど運転レベルが高いものとして判定するものであり、当該判定結果に基づき前記運転支援の対象とする車両のドライバよりも運転レベルが高いと判定された運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出する
請求項19または上記(イ)に記載の運転支援システム。
例えば、上記変数としての自車両と前方車両との距離や、カーブでのヨーレートの単位時間あたりの変化量が小さい場合には、車両の挙動が小さく、円滑な車両操作が行われているために運転レベルが高いと判定することが可能である。そこで、上記構成によるように、上記変数の変化量に基づいて運転レベルを判定し、この判定結果に基づき運転支援の
対象とする車両のドライバよりも運転レベルが高いと判定された運転履歴を運転履歴データベースから抽出して同抽出した運転履歴に基づく運転教示を行うこととすれば、同ドライバよりも円滑な車両操作を含んだ運転履歴に基づく運転教示を行うことが可能となる。
また、この発明は、上記請求項18、上記(イ)の発明に適用して特に有効であり、この場合には、運転支援の対象とする車両のドライバ固有の運転操作傾向に類似して、且つ、同ドライバよりも運転レベルが高い運転履歴に関する情報がドライバに教示される。これにより、ドライバには、自己の運転操作傾向に類似していながら同ドライバよりも運転レベルが高い運転履歴に基づく運転支援が行われるようになる。
(ハ)
前記運転教示部は、前記判定された運転履歴のうち、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転レベルに近い運転履歴に関する情報を前記運転履歴データベースから抽出する
上記(ロ)に記載の運転支援システム。
上記構成によれば、ドライバに教示すべき運転履歴として、同ドライバに運転レベルが近似する運転履歴に関する情報が上記運転履歴データベースから抽出される。これにより、ドライバの運転レベルに近似する運転履歴に基づく運転支援が可能となり、こうした運転支援を通じてドライバの運転レベルの段階的な向上が図られるようになる。
また、この発明も、上記請求項18、上記(イ)の発明に適用して特に有効であり、この場合には、運転支援の対象とする車両のドライバ固有の運転操作傾向に類似して、且つ、同ドライバの運転レベルに近似する運転レベルの運転履歴に関する情報がドライバに教示される。これにより、ドライバには、自己の運転操作傾向に類似していながら同ドライバの運転レベルに近似する運転レベルの運転履歴に基づく運転支援が行われるようになる。
(ニ)
前記運転履歴データベースは、複数種の運転履歴がその特徴量に基づき運転操作傾向の別に分類されて登録されるものであり、
前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向を特定するとともに、該特定した運転操作傾向との特徴量が類似する運転履歴に関する情報を前記運転履歴データベースから抽出する
請求項18に記載の運転支援システム。
例えば、車両の状態が停止状態から走行状態に遷移したときには、停止状態から走行状態に遷移して所定時間経過後のアクセルの踏込み量は、「5%」、「10%」、「15%」といったようにドライバ固有の癖によって変化する傾向にあり、こうした癖はその他の車両操作にも反映されることが多い。すなわち、ドライバの運転操作傾向とは、所定の条件に基づき分類することが可能である。そこで、上記構成では、各々のドライバの運転履歴をドライバの運転操作傾向毎に予め分類して上記運転履歴データベースに登録するとともに、運転支援の対象とするドライバの運転操作傾向がいずれのパターンに該当するかを特定して該特定された運転操作傾向に類似する運転履歴を上記運転履歴データベースから抽出する。これにより、運転支援の対象とするドライバ固有の癖に類似する運転操作傾向を容易に抽出することが可能となり、ドライバ固有の癖に応じた運転支援をより容易に実現することが可能となる。
(ホ)
前記運転教示部は、前記運転履歴データベースに登録された運転履歴の中からその特徴量に基づいて運転操作パターンを生成するためのクラスタリングを行うとともに、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転支援が前記クラスタリングした運転操作パターンのいずれのパターンに近いかを判定して、当該ドライバの類似する運転操作傾向を含んだ運転履歴に関する情報を抽出する
請求項18に記載の運転支援システム。
上記構成によれば、運転教示部による運転履歴の抽出に際し、運転履歴データベースに登録された運転履歴が、アクセルペダルやブレーキペダルの踏込み量、燃費の推移等を示
す特徴量に基づいて適宜クラスタリングされる。このため、運転履歴データベースに登録されている各運転履歴の特徴量に応じて、複数種の運転操作パターンが自動的に生成されるようになる。そのため、運転履歴データベースに登録されている運転履歴を条件付けして複数種の運転操作パターンを規定する必要もなく、運転履歴の特徴量に応じた運転操作パターンを自動的に生成することが可能となる。これにより、各々の運転履歴の特徴量に応じた運転操作パターンを柔軟に生成することが可能となり、ひいては、運転支援の対象とするドライバ固有の癖(運転操作パターン)に応じた運転履歴を的確に抽出、教示することが可能となる。
(ヘ)
前記運転履歴データベースは、複数種の運転履歴が、前記評価項目のうちの少なくとも1つに基づき評価された運転レベル毎に層別されて登録されるものであり、
前記運転教示部は、前記運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出する
請求項17または18または上記(ニ)または(ホ)のいずれか一つに記載の運転支援システム。
上記構成によるように、複数種の運転履歴を上記評価項目に基づき運転レベル毎に予め層別して上記運転履歴データベースに登録することとすれば、運転支援の対象とするドライバが属する運転レベルを容易に判定することができるようになるともに、この判定された運転レベルよりも運転レベルの高い運転履歴を容易に抽出することができるようになる。
(ト)
前記運転教示部は、前記判定した運転支援の対象とする車両のドライバの属する層の運転レベルの次に運転レベルの高い層に属する運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出する
上記(ヘ)に記載の運転支援システム。
初心者のドライバ等、運転レベルが低いドライバに対して高度な運転操作が要求される運転教示を行ったとしても、その実現は困難であり運転支援としての有効性は低い。そこで、上記構成によるように、ドライバに教示すべき運転履歴に関する情報として、運転支援の対象とする車両のドライバの属する層の運転レベルの次に運転レベルの高い層に属する運転履歴に関する情報を上記運転履歴データベースから抽出することとすれば、運転支援の対象とする車両のドライバには、自己の運転レベルの次に高い運転レベルの運転履歴に関する情報が教示されることとなる。これにより、運転支援の対象とするドライバの運転レベルに拘らず、その運転レベルに応じて同運転レベルを高めることを可能な運転支援が無理なく行われるようになる。
また、この発明は、上記請求項18、上記(二)、(ホ)の発明に適用して特に有効であり、この場合には、運転支援の対象とする車両のドライバ固有の運転操作傾向に類似して、且つ、同ドライバの次に運転レベルの高い層に属する運転履歴に関する情報がドライバに教示される。これにより、ドライバには、自己の運転操作傾向に類似していながら同ドライバの運転レベルの次に高い運転履歴に基づく運転支援が行われるようになる。
(チ)
前記運転教示部は、前記層別された運転履歴のうち、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転レベルに近い運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出する
上記(ト)に記載の運転支援システム。
上記構成によれば、ドライバに教示すべき運転履歴として、同ドライバが属する運転レベルの層よりも高い運転レベルの運転履歴のうちで同ドライバの運転レベルに最も近い運転履歴に関する情報が、上記運転履歴データベースから抽出される。このため、運転支援の対象とする車両のドライバには、自己の運転レベルの次に運転レベルが高く、且つ、同ドライバの運転レベルに最も近い運転履歴に関する情報に基づく運転支援が行われる。これにより、ドライバの運転レベルに近似する運転レベルの運転履歴に基づく運転支援が可
能となり、こうした運転支援を通じてドライバの運転レベルの段階的な向上が図られるようになる。
また、この発明も、上記請求項18、上記(ニ)、(ホ)の発明に適用して特に有効であり、この場合には、運転支援の対象とする車両のドライバ固有の運転操作傾向に類似して、且つ、同ドライバの運転レベルに近似する運転レベルの運転履歴に関する情報がドライバに教示される。これにより、ドライバには、自己の運転操作傾向に類似していながら同ドライバの運転レベルに近似する運転レベルの運転履歴に基づく運転支援が行われるようになる。
(リ)
前記車両情報には、車両周辺の静的な状況を示す静的周囲状況及び車両周辺の動的な状況を示す動的周囲状況及び車両状態に関する情報が含まれ、
前記運転教示部は、前記静的周囲状況及び前記動的周囲状況及び前記車両状態に関する情報の各々を変数として前記運転履歴の確率密度を前記評価項目毎に推定して前記運転履歴の分布を求めるとともに、該求めた運転履歴の分布のうちの前記評価項目に基づく運転レベルが「高」及び「低」とされた各運転履歴の分布の乖離が相対的に大きくなる1乃至複数の変数を前記運転レベルが相違する要因として特定し、該特定した変数によって示される前記静的周囲状況もしくは前記動的周囲状況もしくは前記車両状態に関する情報を該当する評価項目を改善すべき要素として前記対象とする車両のドライバの運転支援に用いる
上記(ニ)〜(チ)のいずれか一つに記載の運転支援システム。
通常、上記評価項目としての或る走行経路における燃費、旅行時間、車両操作の安全性とは、道路勾配、道路線形等の静的周囲状況、及び自車両の前方車両や後方車両との車間距離、渋滞状況等の動的周囲状況等の走行環境パラメータや、ステアリングやアクセル開度、車速度、加速度等の走行状態をはじめとする車両状態等の車両パラメータといった様々な要因によって変化する。また、上記評価項目に与える影響の大きさも、こうした要因毎に相違する。すなわち、或るドライバにおいては、例えば或る走行経路での燃費が低く(悪く)なる主要因として、上記変数としてのカーブ(道路線形)における運転技量が低いことが挙げられる。このため、このドライバに対しては、カーブにおける運転技量を高めることが燃費を効果的に改善することに繋がる。一方、他のドライバにおいては、例えば安全性の高い車両操作を行えない主要因として、道路勾配でのアクセルペダルやブレーキペダルの踏込み量が過剰であることが挙げられる。そして、このドライバに対しては、上記変数としての道路勾配におけるアクセルペダル及びブレーキペダルの踏込み量を改善することが安全性の高い車両操作の実現に繋がる。
そこで、上記構成ではまず、上記変数の各々について推定された確率密度に基づき運転履歴の分布をそれぞれ評価項目毎に求めるとともに、この求めた運転履歴の分布のうちで運転レベルが高いグループの分布と運転レベルが低いグループの分布との乖離が大きくなる変数を特定する。そして、例えば、評価項目を燃費としたときにおいて、車両の走行速度を変数「X 1 」、車両の加速度を変数「X 2 」として、それぞれ運転履歴の確率密度を推定して運転履歴の分布を求める。この結果、変数「X 2 」についての運転履歴の方が変数「X 1 」についての運転履歴よりも、運転レベルの高いグループの分布と低いグループの分布との乖離が大きいときには、変数「X 2 」、すなわち車両の加速度の方が走行速度よりも燃費に与える影響が大きく、各々のドライバの運転レベルの相違する主要因として特定される。そして、この特定された車両の加速度に関する情報を、燃費を改善すべき要素として、例えば加速度を変数としたときの運転レベルの高いグループの運転履歴の中から加速度に関する情報を抽出する。こうして、この抽出した情報を、運転支援の対象とする車両のドライバに教示する。これにより、各々のドライバの運転レベルが相違する主要因、換言すれば、運転レベルを改善すべき主要素に基づいた運転支援をドライバに行うことができるようになり、ドライバの運転レベルを効果的に改善させることが可能となる。
(ヌ)
前記運転履歴データベースは、複数の車両の車両操作に基づく複数の車両情報が登録さ
れるものであり、
前記運転教示部は、前記車両の走行経路の特定の地点もしくは特定の交通要素もしくは特定の時間帯を単位として前記運転履歴に関する情報を各々抽出し、各々抽出した運転履歴に関する情報を合成してドライバに教示する
請求項17〜19、上記(イ)〜(リ)のいずれか一つに記載の運転支援システム。
例えば、各々のドライバの運転レベルとは、カーブでの運転レベルが高いドライバや道路勾配での運転レベルが高いドライバ等、要素毎にドライバ固有の運転レベルも相違する。そこで、上記構成では、或る走行経路での一時停止位置、交差点等の交通要素や曲率半径の大きい特定のカーブ、渋滞の頻度の高い時間帯等の各要素を単位として、それら各種要素毎にドライバに対して運転教示すべき運転履歴に関する情報を上記運転履歴データベースから抽出する。そして、或る走行経路での運転支援として、上記運転履歴データベースから抽出された走行履歴に関する情報が組み合わされ、合成された運転履歴に関する情報に基づく運転教示がドライバに対して行われる。これにより、複数種の運転履歴を有効に活用してそれら運転履歴に基づく運転支援を行うことが可能となる。
また、この発明は、特に請求項18、上記(イ)〜(チ)に記載の発明に適用して特に有効であり、この場合には、ドライバの運転レベルや固有の癖に応じた運転履歴に関する情報が適宜合成されて上記運転履歴データベースから抽出されてドライバに教示されることとなる。これにより、ドライバの運転レベルや固有の癖により近い走行モデルに基づいた運転支援が可能となる。
(ル)
前記運転支援の対象となる車両は、前記運転教示部により抽出される運転履歴を表示する表示装置を備え、前記運転支援の教示を前記表示装置に対する画像出力として行う
請求項17〜19、または上記(イ)〜(ヌ)のいずれか一つに記載の運転支援システム。
上記構成によれば、例えばカーナビゲーションシステムを構成する表示画面に対するテキスト案内やレーダーチャートによる案内として、運転履歴に基づく運転教示が行われる。これにより、既存のカーナビゲーションシステム等の表示装置を用いて、視覚を通じた運転教示を行うことができるようになる。
(ヲ)
前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両の駆動系に対する制動力の付与を通じて前記運転支援の教示を行う
請求項17〜19、または上記(イ)〜(ル)のいずれか一つに記載の運転支援システム。
上記構成によるように、上記運転支援の対象とする車両の駆動系に対する制動力の付与を通じて上記運転支援の教示を行うこととすれば、ドライバに対する運転教示が自動運転や半強制的な制動力の付与を通じて行われる。これにより、体感を通じた運転教示を行うことが可能となる。
(ワ)
前記運転履歴データベース及び前記運転教示部は、前記車両情報が収集されるプローブ情報通信システムの管理センターに設けられ、
前記管理センターは、前記運転支援の対象とする車両からの要求に応じてドライバに教示すべき運転履歴に関する情報を該当する車両に配信する
請求項17〜19または上記(イ)〜(ヲ)のいずれか一つに記載の運転支援システム。
上記構成によれば、車両情報が上記管理センターに適宜収集される。このため、様々なドライバの車両操作が反映された車両情報を容易に収集させることができるようになるとともに、こうした車両情報を管理センターで一括して管理することが可能となる。
また、本発明は、請求項18、上記(イ)〜(チ)、(ヌ)にかかる発明に適用して特に有効であり、この場合には、その相乗効果として、ドライバに教示すべき運転履歴に関する情報の選定範囲が拡大されるようになる。このため、上記管理センターに収集される
大量の運転履歴のなかから運転支援対象とするドライバの癖や運転レベルにより近い運転履歴に関する情報を選択、教示することが可能となる。これにより、ドライバに対する運転支援を上記運転履歴に関する情報に基づき行う上で、よりドライバの意図に沿った運転支援を実現することが可能となる。
Claims (32)
- 車両の運転を支援する運転支援システムにおいて、
車両操作に関する情報を含んだ車両情報が該当する経路情報に関連付けされて運転履歴として登録される運転履歴データベースと、
運転支援の対象とする車両の走行経路を特定するとともに、該特定した走行経路に対応する運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出し、該抽出した運転履歴に関する情報を運転支援のためのガイドとして前記運転支援の対象とする車両のドライバに教示する運転教示部とを備える
ことを特徴とする運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向に類似する運転操作を含んだ運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出し、該抽出した運転履歴に関する情報を当該ドライバに教示する
請求項1に記載の運転支援システム。 - 前記車両情報には、車両周辺の静的な状況を示す静的周囲状況及び車両周辺の動的な状況を示す動的周囲状況及び車両状態に関する情報が含まれ、前記運転履歴は、単位燃料量あたりの車両の走行距離である燃費もしくは旅行時間もしくは車両操作の安全性の少なくとも1つが評価項目とされて評価されて運転レベルが判定されるものであり、
前記運転教示部は、前記静的周囲状況及び前記動的周囲状況及び前記車両状態に関する情報の各々を変数として前記運転履歴の確率密度を前記評価項目毎に推定して前記運転履歴の分布を求めるとともに、該求めた運転履歴の分布のうちの前記評価項目に基づく運転レベルが「高」及び「低」とされた各運転履歴の分布の乖離が相対的に大きくなる1乃至複数の変数を前記運転レベルが相違する要因として特定し、該特定した変数によって示される前記静的周囲状況もしくは前記動的周囲状況もしくは前記車両状態に関する情報を該当する評価項目を改善すべき要素として前記対象とする車両のドライバの運転支援に用いる
請求項2に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向に類似する運転操作を含んだ運転履歴として、前記変数によって示される前記静的周囲状況もしくは前記動的周囲状況もしくは前記車両状態に関する要素が共通する運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出し、該抽出した運転履歴に関する情報を当該ドライバに教示する
請求項3に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記変数によって示される動的周囲状況もしくは車両状態の単位時間当りの変化量が少ない運転履歴ほど運転レベルが高いものとして判定するものであり、当該判定結果に基づき前記運転支援の対象とする車両のドライバよりも運転レベルが高いと判定された運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出する
請求項3または4に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記判定された運転履歴のうち、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転レベルに近い運転履歴に関する情報を前記運転履歴データベースから抽出する
請求項5に記載の運転支援システム。 - 前記運転履歴データベースは、複数種の運転履歴がその特徴量に基づき運転操作傾向の別に分類されて登録されるものであり、
前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向を特定す
るとともに、該特定した運転操作傾向との特徴量が類似する運転履歴に関する情報を前記運転履歴データベースから抽出する
請求項2に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記運転履歴データベースに登録された運転履歴の中からその特徴量に基づいて運転操作パターンを生成するためのクラスタリングを行うとともに、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作が前記クラスタリングした運転操作パターンのいずれのパターンに近いかを判定して、当該ドライバの運転操作傾向との特徴量が類似する運転操作傾向を含んだ運転履歴に関する情報を抽出する
請求項2に記載の運転支援システム。 - 前記運転履歴データベースは、複数種の運転履歴が、単位燃料量あたりの車両の走行距離である燃費もしくは旅行時間もしくは車両操作の安全性の少なくとも1つが評価項目とされて評価される運転レベル毎に層別されて登録されるものであり、
前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両のドライバの属する層の運転レベルを前記評価項目の少なくとも1つに基づき判定するとともに、該判定した運転レベルよりもレベルの高い運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出する
請求項1または2または7または8のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記判定した運転支援の対象とする車両のドライバの属する層の運転レベルの次に運転レベルの高い層に属する運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出する
請求項9に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記層別された運転履歴のうち、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転レベルに近い運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出する
請求項10に記載の運転支援システム。 - 前記車両情報には、車両周辺の静的な状況を示す静的周囲状況及び車両周辺の動的な状況を示す動的周囲状況及び車両状態に関する情報が含まれ、前記運転履歴は、単位燃料量あたりの車両の走行距離である燃費もしくは旅行時間もしくは車両操作の安全性の少なくとも1つが評価項目とされて評価されて運転レベルが判定されるものであり、
前記運転教示部は、前記静的周囲状況及び前記動的周囲状況及び前記車両状態に関する情報の各々を変数として前記運転履歴の確率密度を前記評価項目毎に推定して前記運転履歴の分布を求めるとともに、該求めた運転履歴の分布のうちの前記評価項目に基づく運転レベルが「高」及び「低」とされた各運転履歴の分布の乖離が相対的に大きくなる1乃至複数の変数を前記運転レベルが相違する要因として特定し、該特定した変数によって示される前記静的周囲状況もしくは前記動的周囲状況もしくは前記車両状態に関する情報を該当する評価項目を改善すべき要素として前記対象とする車両のドライバの運転支援に用いる
請求項7〜11のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転履歴データベースは、複数の車両の車両操作に基づく複数の車両情報が登録されるものであり、
前記運転教示部は、前記特定した走行経路の特定の地点もしくは特定の交通要素もしくは特定の時間帯を単位として前記運転履歴に関する情報を各々抽出し、各々抽出した運転履歴に関する情報を合成してドライバに教示する
請求項1〜12のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転支援の対象となる車両は、前記運転教示部により抽出される運転履歴を表示する表示装置を備え、前記運転支援の教示を前記表示装置に対する画像出力として行う
請求項1〜13のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両の駆動系に対する制動力の付与を通じて前記運転支援の教示を行う
請求項1〜14のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転履歴データベース及び前記運転教示部は、前記車両情報が収集されるプローブ情報通信システムの管理センターに設けられ、
前記管理センターは、前記運転支援の対象とする車両からの要求に応じてドライバに教示すべき運転履歴に関する情報を該当する車両に配信する
請求項1〜15のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 車両の運転を支援する運転支援システムにおいて、
複数種の車両操作に関する情報を含んだ車両情報の履歴である運転履歴が登録された運転履歴データベースと、
運転支援の対象とする車両のドライバの運転レベルを、該ドライバの運転履歴に含んだ単位燃料量あたりの車両の走行距離である燃費もしくは旅行時間もしくは車両操作の安全性の少なくとも1つを評価項目として判定するとともに、該判定した評価項目に基づく運転レベルよりも運転レベルの高い運転履歴に関する情報を前記運転履歴データベースから抽出し、該抽出した運転履歴に関する情報を運転支援のためのガイドとして前記運転支援の対象とする車両のドライバに教示する運転教示部とを備える
ことを特徴とする運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向に類似する運転操作を含んだ運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出し、該抽出した運転履歴に関する情報を当該ドライバに教示する
請求項17に記載の運転支援システム。 - 前記車両情報には、車両周辺の静的な状況を示す静的周囲状況及び車両周辺の動的な状況を示す動的周囲状況及び車両状態に関する情報が含まれ、
前記運転教示部は、前記静的周囲状況及び前記動的周囲状況及び前記車両状態に関する情報の各々を変数として前記評価項目に基づき分類した運転履歴の確率密度からその分布を推定するとともに、該推定した運転履歴の分布のうちの前記評価項目に基づく運転レベルが「高」及び「低」とされた各運転履歴の分布の乖離が相対的に大きくなる1乃至複数の変数を前記運転レベルが相違する要因として特定し、該特定した変数によって示される前記静的周囲状況もしくは前記動的周囲状況もしくは前記車両状態に関する情報を該当する評価項目を改善すべき要素として前記対象とする車両の運転支援に用いる
請求項18に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向に類似する運転操作を含んだ運転履歴として、前記変数によって示される前記静的周囲状況もしくは前記動的周囲状況もしくは前記車両状態に関する要素が共通する運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出し、該抽出した運転履歴に関する情報を当該ドライバに教示する
請求項19に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記変数によって示される動的周囲状況もしくは車両状態の単位時間当りの変化量が少ない運転履歴ほど運転レベルが高いものとして判定するものであり、
当該判定結果に基づき前記運転支援の対象とする車両のドライバよりも運転レベルが高いと判定された運転履歴を前記運転履歴データベースから抽出する
請求項19または20に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記判定された運転履歴のうち、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転レベルに近い運転履歴に関する情報を前記運転履歴データベースから抽出する
請求項21に記載の運転支援システム。 - 前記運転履歴データベースは、複数種の運転履歴がその特徴量に基づき運転操作傾向の別に分類されて登録されるものであり、
前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転操作傾向を特定するとともに、該特定した運転操作傾向との特徴量が類似する運転履歴に関する情報を前記運転履歴データベースから抽出する
請求項18に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記運転履歴データベースに登録された運転履歴の中からその特徴量に基づいて運転操作パターンを生成するためのクラスタリングを行うとともに、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転支援が前記クラスタリングした運転操作パターンのいずれのパターンに近いかを判定して、当該ドライバの類似する運転操作傾向を含んだ運転履歴に関する情報を抽出する
請求項18に記載の運転支援システム。 - 前記運転履歴データベースは、複数種の運転履歴が、前記評価項目のうちの少なくとも1つに基づき評価された運転レベル毎に層別されて登録されるものであり、
前記運転教示部は、前記運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出する
請求項17または18または23または24のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記判定した運転支援の対象とする車両のドライバの属する層の運転レベルの次に運転レベルの高い層に属する運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出する
請求項25に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記層別された運転履歴のうち、前記運転支援の対象とする車両のドライバの運転レベルに近い運転履歴に関する情報を前記層別された運転履歴データベースから抽出する
請求項26に記載の運転支援システム。 - 前記車両情報には、車両周辺の静的な状況を示す静的周囲状況及び車両周辺の動的な状況を示す動的周囲状況及び車両状態に関する情報が含まれ、
前記運転教示部は、前記静的周囲状況及び前記動的周囲状況及び前記車両状態に関する情報の各々を変数として前記運転履歴の確率密度を前記評価項目毎に推定して前記運転履歴の分布を求めるとともに、該求めた運転履歴の分布のうちの前記評価項目に基づく運転レベルが「高」及び「低」とされた各運転履歴の分布の乖離が相対的に大きくなる1乃至複数の変数を前記運転レベルが相違する要因として特定し、該特定した変数によって示される前記静的周囲状況もしくは前記動的周囲状況もしくは前記車両状態に関する情報を該当する評価項目を改善すべき要素として前記対象とする車両のドライバの運転支援に用いる
請求項23〜27のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転履歴データベースは、複数の車両の車両操作に基づく複数の車両情報が登録されるものであり、
前記運転教示部は、前記車両の走行経路の特定の地点もしくは特定の交通要素もしくは特定の時間帯を単位として前記運転履歴に関する情報を各々抽出し、各々抽出した運転履歴に関する情報を合成してドライバに教示する
請求項17〜28のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転支援の対象となる車両は、前記運転教示部により抽出される運転履歴を表示する表示装置を備え、前記運転支援の教示を前記表示装置に対する画像出力として行う
請求項17〜29のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転教示部は、前記運転支援の対象とする車両の駆動系に対する制動力の付与を通じて前記運転支援の教示を行う
請求項17〜30のいずれか一項に記載の運転支援システム。 - 前記運転履歴データベース及び前記運転教示部は、前記車両情報が収集されるプローブ情報通信システムの管理センターに設けられ、
前記管理センターは、前記運転支援の対象とする車両からの要求に応じてドライバに教示すべき運転履歴に関する情報を該当する車両に配信する
請求項17〜31のいずれか一項に記載の運転支援システム。
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