JP2012116383A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】アンダートレイ、タオルバーを簡単な構成のもとで互いに干渉することなく配置できない。
【解決手段】アンダートレイ20のトレイ本体20aの左右の側部に、タオルバーのサイドアーム16aに上から係合されてサイドアーム上を摺動可能なスライドガイド部20bが設けられ、スライドガイド部はタオルバーのサイドアームに側方から弾性係合する2つの係合突起20b’を持つ。トレイ本体の前半部下面20a3はタオルバーのフロントバー上を摺動する平坦な面とされ、把持部20cがフロントバーを前方側から把持可能にトレイ本体の前半部下面に連続して形成され、フロントバー下面に弾性係合可能な係合片20c’が把持部に設けられる。把持部がフロントバーを把持していればトレイ本体の取手片とともにフロントバーが引き上げられ、把持していなければアンダートレイを引き出すことができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、シートクッションの下方にアンダートレイを配設するとともに、シートスライド装置を介在して車床上を前後方向にスライド可能でそのスライド位置をロック機構でロックし、平面略コ字形状の操作レバーの操作のもとでロックオフされる車両用シートに関する。
車両用シートにおいては、車床に固定されたロアレールと、シートクッションを載せてロアレールにスライド自在に組み付けられたアッパレールとを備えたシートスライド装置を車床との間に配置して車床上を前後方向にスライド可能とした構成が広く採用されている。
シートスライド装置のもとで前後方向にスライド可能な車両用シートにおいては、ロック機構によって左右それぞれのロアレールに対してアッパレールがロックされることにより、ロアレールに対してシートは所定のスライド位置にロックされ、操作レバーを操作してロック機構によるロックを解除(ロックオフ)するようになっている(たとえば、特開平09−011780号公報)。操作レバーとして、前後方向に互いに平行に延びた左右のサイドアームをフロントバーで連結した平面略コ字形状にパイプ材を折曲加工して成形された操作レバーが知られており、フロントバーを引き上げると、ロック機構による左右のロックを同時に解除(ロックオフ)できる。平面略コ字形状の操作レバーは、たとえばタオルバーと称される。
スライド可能な車両用シートのシートクッションの下方空間を有効利用するために、アンダートレイをシートクッションの下方に引き出し可能に配設した構成が知られている。アンダートレイは上面を受け皿部としたトレイ本体を持ち、トレイ本体の前端は掴みやすくするためその内側を中空とした取手片となり、取手片を掴んで前方に引き出すことによって、上面の受け皿部への物の収納、取出しが行われる(たとえば、特開2007−050829号公報)。通常、アンダートレイはプラスチックから成形される。
アンダートレイは、たとえば、シートクッション下面に設けられて前後方向に延びた左右一対の支持レールに支持されてシートクッションの前方に引き出し可能に支持されている(たとえば、実開平05−013848号公報)。
特開平09−011780号公報 特開2007−050829号公報 実開平05−013848号公報
一般的に、タオルバー(平面略コ字形状の操作レバー)はフロントバーを引き上げてロック機構をロックオフするように形成され、容易に引き上げられるように、フロントバーはシートクッション前端の直下に設けられる。しかしながら、シートクッションの下方空間にアンダートレイが配置されており、シートクッション前端直下の空間はアンダートレイの引き出し口に該当し、フロントバーがアンダートレイ前端より前に位置してアンダートレイの引き出し軌跡を横切るため、引き出しの障害となるおそれがある。
タオルバーをフロントバー側で上方に折曲成形させてフロントバーをアンダートレイの引き出し軌跡より上方に配置すれば、アンダートレイの引き出し軌跡との干渉が避けられるが、上方に折曲成形したフロントバーに着座者の脚部が触れて着座者に不快感を与えるおそれがある。
特開2007−050829号公報では、タオルバーは、ロック機構のロックを維持したまま第1、第2の2つの位置を切り替え可能とされ、第1または第2の位置から引き上げられてロックオフされるように構成されている。ここで、第1の位置ではタオルバーのフロントバーはアンダートレイの引き出し軌跡を横切って位置するとはいえ、第2の位置が第1の位置より下方でアンダートレイの引き出し軌跡を避けて設定されているため、フロントバーは第2の位置ではアンダートレイの引き出しの障害とならない。
そして、通常は引き上げの容易な第1の位置にタオルバーを設定し、タオルバーを第1の位置から押し下げて第2の位置に切り替えれば、アンダートレイはフロントバーに邪魔されずに引き出せる。なお、タオルバーが第1の位置にあっても、タオルバーのフロントバーがアンダートレイの引き出し軌跡より上方にないため、フロントバーに着座者の脚部が触れて着座者に不快感を与えるおそれはない。
第1、第2の位置にタオルバーを切り替え可能とすることによりアンダートレイ、タオルバーが互いに干渉することなく併設できる。しかし、タオルバーの切り替え機構や第1、第2の位置にタオルバーを保持する構成が必要となり、構成の複雑化が避けられない。
さらに、前後にスライド可能なアンダートレイをタオルバーに併設する公知の構成では、アンダートレイの有効長および有効幅が過剰に制限され、受け皿部を広く設定できない。
すなわち、ロックオフのための操作片となるタオルバーのフロントバーは、シートクッション前端の直下に位置し、フロントバーの背後にアンダートレイが配置されるが、フロントバーとアンダートレイとの間に隙間を設けてフロントバーを掴みやすくしている。
このように、アンダートレイは、フロントバーの背後に配置されるだけでなく、フロントバーとの間に隙間が設けられるため、前後方向におけるアンダートレイの長さが過剰に制限され、十分な有効長を確保し難い。
また、タオルバーの左右のサイドアームは、シートスライド装置の内側でシートスライド装置に沿って前後に延びて位置する。そのため、アンダートレイを支持する支持レールは、通常、タオルバーのサイドアームの内側に配置されることとなり、アンダートレイの幅が過剰に制限されて、十分な有効幅が確保し難い。
そして、アンダートレイの有効長、有効幅が過剰に制限されると、物を収納するための受け皿部を広く設定できず、アンダートレイに長いものや幅の広いものが収納できない。また、多くのものがアンダートレイに収納できない。
本発明は、アンダートレイの有効長、有効幅を過剰に制限することなく、アンダートレイ、タオルバーが簡単な構成のもとで互いに干渉することなく配置された車両用シートの提供を目的としている。
上記目的を達成するために本発明では、タオルバーをアンダートレイのための支持レールとして兼用化するとともに、アンダートレイの取手片をタオルバーの操作片として兼用化している。
すなわち、請求項1に係る本発明によれば、アンダートレイをシートクッションの下方に引き出し可能に配するとともに、フロントバー、左右のサイドアームを持つ平面略コ字形状のタオルバーをシートスライド装置のロック解除のための操作レバーとしたシートスライド装置付の車両用シートにおいて、アンダートレイは、その上面を受け皿部とし、かつその前端に取手片を持つトレイ本体と、トレイ本体の左右の側部に位置してタオルバーの対応するサイドアームに上から係合されてサイドアーム上を摺動可能なスライドガイド部とを有してなり、トレイ本体の前半部下面は、タオルバーのフロントバー上を摺動可能な平坦な面とされ、アンダートレイのスライドガイド部は、タオルバーのサイドアームに側方から弾性係合可能な係合突起を持ち、フロントバーを前方側から把持可能な把持部が、タオルバーのフロントバー下面に弾性係合可能な係合片を持ってトレイ本体の前半部下面に連続して設けられている。
また、請求項5に係る本発明によれば、アンダートレイをシートクッションの下方に引き出し可能に配するとともに、フロントバー、左右のサイドアームを持つ平面略コ字形状のタオルバーをシートスライド装置のロック解除のための操作レバーとしたシートスライド装置付の車両用シートにおいて、アンダートレイは、その上面を受け皿部とし、かつその前端に取手片を持つトレイ本体を有してなり、タオルバーの対応するサイドアームを側方から抱持するとともに上から係合されてサイドアーム上を摺動可能なスライドガイド部をトレイ本体の左右の側部に、フロントバーを前方側から把持する把持部をトレイ本体の前端下部に連続してそれぞれ設けるとともに、トレイ本体の前半部下面をタオルバーのフロントバー上を摺動可能な平坦な面としている。
請求項1に係る本発明では、アンダートレイはタオルバー上に置かれ、フロントバーはアンダートレイの下に位置してアンダートレイの引き出し軌跡に干渉せず、トレイ本体の前端下部の把持部によるフロントバーの把持を外してアンダートレイをフリーにすれば、アンダートレイはトレイ本体側面のスライドガイド部がサイドアーム上を、トレイ本体の前半部下面の平坦面がフロントバー上をそれぞれ摺動してシートクッションの下方から引き出される。また、トレイ本体の前端下部の把持部でフロントバーを把持した状態でトレイ本体前端の取手片を持ち上げれば、アンダートレイとともにフロントバーが一体的に持ち上げられてロックオフできる。つまり、タオルバーがアンダートレイの支持レールを兼ねるとともに、トレイ本体の把持部がフロントバーを把持した状態では、アンダートレイの取手片がタオルバーの操作片として機能する。
そして、アンダートレイがタオルバー上に載せられてタオルバー上を摺動しながら引き出される。つまり、タオルバーがアンダートレイの支持レールを兼ねるため、独立した支持レールが不要となり、アンダートレイの有効幅が過剰な制限を受けることなく十分に拡張できる。
また、トレイ本体の取手片がタオルバーの操作片として機能するため、タオルバーのフロントバーを把持するための隙間の確保が不要となる。そして、タオルバーのフロントバーをトレイ本体の前端下部の把持部で一体的に把持すれば足りるため、アンダートレイの有効長が過剰な制限を受けることなく十分に拡張できる。
さらに、タオルバーを第1、第2の位置に切り替える構成でないため、タオルバーの切り替え機構や第1、第2の位置にタオルバーを保持する構成が不要になるとともに、タオルバーがアンダートレイの支持レールを兼ねることから独立した支持レールが不要となるため、構成が簡単化される。
したがって、アンダートレイの有効長、有効幅が過剰な制限を受けることなく、アンダートレイ、タオルバーが簡単な構成のもとで互いに干渉することなく配置できる。
請求項5に係る本発明では、アンダートレイはタオルバー上に置かれ、フロントバーはアンダートレイの下に位置してアンダートレイの引き出し軌跡に干渉せず、トレイ本体の前端下部の把持部によるフロントバーの把持を外してアンダートレイをフリーにすれば、アンダートレイはトレイ本体側面のスライドガイド部がサイドアーム上を、トレイ本体の前半部下面の平坦面がフロントバー上をそれぞれ摺動してシートクッションの下方から引き出される。また、トレイ本体の前端下部の把持部でフロントバーを把持した状態でトレイ本体前端の取手片を持ち上げれば、アンダートレイとともにフロントバーが一体的に持ち上げられてロックオフできる。つまり、タオルバーがアンダートレイの支持レールを兼ねるとともに、トレイ本体の把持部がフロントバーを把持した状態では、アンダートレイの取手片がタオルバーの操作片として機能する。
そして、タオルバー上を摺動しながらアンダートレイは引き出しされる。つまり、タオルバーがアンダートレイの支持レールを兼ねるため、独立した支持レールが不要となり、アンダートレイの有効幅が十分に拡張できる。
また、フロントバーはアンダートレイに把持されてその下に位置するため、アンダートレイの前にフロントバーの把持のための隙間が不要となることから、アンダートレイの有効長が十分に拡張できる。
さらに、タオルバーを第1、第2の位置に切り替える構成でないため、タオルバーの切り替え機構や第1、第2の位置にタオルバーを保持する構成が不要になるとともに、タオルバーがアンダートレイの支持レールを兼ねることから独立した支持レールが不要となるため、構成が簡単化される。
したがって、アンダートレイの有効長、有効幅が過剰な制限を受けることなく、アンダートレイ、タオルバーが簡単な構成のもとで互いに干渉することなく配置できる。
本発明の一実施例に係る車両用シートの概略側面図を示す。 (A)(B)は本発明の一実施例に係る車両用シートに設けられたタオルバー、アンダートレイの上方および下方からの斜視図をそれぞれ示す。 (A)(B)は、シートクッション下方空間でのアンダートレイの格納時におけるタオルバー、アンダートレイの平面図、側面図をそれぞれ示す。 (A)は図3(A)のA部の拡大平面図、(B)は図3(A)のA部を前方から見た拡大正面図をそれぞれ示す。 (A)は図3(A)の矢視B−Bに沿った断面図、(B)はアンダートレイの引き出し時、押し込み時における図3(A)の矢視B−Bに沿った断面図をそれぞれ示す。 (A)(B)はシートクッション下方空間でのアンダートレイの格納位置(初期位置)、シートクッション下方空間からの引き出し前限位置でのアンダートレイ、タオルバーの側面図をそれぞれ示す。
アンダートレイが、タオルバーの左右のサイドアーム上に載せられてサイドアーム上を摺動する係合突起付のスライドガイド部をトレイ本体の左右の側部に、タオルバーのフロントバーを一体的に把持可能とする係合片付の把持部をトレイ本体の前端下部にそれぞれ有してタオルバー上に摺動可能に配置されている。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る車両用シートの概略側面図、図2(A)(B)は本発明の一実施例に係る車両用シートに設けられたタオルバー、アンダートレイの上方および下方からの斜視図をそれぞれ示す。
図1に示すように、本発明の車両用シート10はシートスライド装置12を備え、このシートスライド装置は、車床14に固定されたロアレールと、ロアレールに摺動自在に組み付けられたアッパレールと、ロアレールに対するアッパレールの摺動をロックして規制するロック機構とを有し、このロック機構は、操作レバー16を操作してロックオフするように構成されている。ここで、アッパレールにはシートクッション18Cが積載されているとともに、シートクッション後端にシートバック18Bがリクライニング装置(リクライナー)を介在して前後傾動可能に取り付けられている。
なお、サイドカバー19がシートクッション18Cの左右の側面にそれぞれ取り付けられて、側面における美観を確保している。
図2(A)(B)に示すように、操作レバー16は、前後方向に互いに平行に延びた左右のサイドアーム16aの前端をフロントバー16bで一体に連結した形態の、パイプ材を平面略コ字形状に折曲加工したタオルバーからなり、そのサイドアームの後端は、シートスライド装置の左右のロック機構に対してそれぞれ連動可能もしくは一体揺動可能に組み付けられる。このタオルバー(操作レバー)16は、たとえばサイドアーム16aもしくはその延長部材上に規定された所定位置を支点として上下揺動可能に支持され、フロントバーの引き上げに伴うサイドアームの上下揺動により、シートスライド装置の左右のロック機構を同時にロックオフするように構成されている。車両用シート10は、シートスライド装置のロック機構に対する、このタオルバーのフロントバー16aの引き上げによるロックオフ操作により、車床上を前後方向にスライドでき、フロントバーに対する操作力解除に伴ったロック機構のロックより、車両用シートは任意の前後位置で保持(ロック)される。
なお、前後左右はドライバーシートに着座したドライバーから見た方向をいい、Fr、Rr、L、Rで示す。
この種のシートスライド装置12の基本構成は、たとえば特開平09−011780号公報等に記載されているように公知であり、その構成自体はこの発明の趣旨でないため、詳細な説明は省略する。
図1に示すように、シートクッション18Cの下方空間を有効利用するために、アンダートレイ20がシートクッションの下方に配設されている。図1に加えて図2(A)を見るとよくわかるように、アンダートレイ20は、上面を受け皿部20a1としたトレイ本体20aを有してなり、トレイ本体の前端に把持のための取手片20a2が一体に設けられ、取手片を把持して前方に引き出すことによって、上面の受け皿部への物の収納、取出しが行われる。
図3(A)(B)は、シートクッション下方空間でのアンダートレイの格納時におけるタオルバー、アンダートレイの平面図、側面図を示す。
図2に加えて図3を見るとよくわかるように、アンダートレイ20は、タオルバーのサイドアーム16aに摺動自在に載置されるスライドガイド部20bと、タオルバーのフロントバー16bに摺動自在に載置される平坦な前半部下面20a3とをさらに有している。そして、フロントバー16bを前方側から把持可能とする把持部20cが、トレイ本体の前端下部で前半部下面20a3に連続して設けられている。
図4(A)は図3(A)のA部の拡大平面図、図4(B)は図3(A)のA部を前方から見た拡大正面図、図5(A)は図3(A)の矢視B−Bに沿った断面図、図5(B)はアンダートレイの引き出し時、押し込み時における図3(A)の矢視B−Bに沿った断面図をそれぞれ示す。
スライドガイド部、把持部の詳細について図4(A)(B)、図5(A)を参照しながら説明する。
スライドガイド部20bは、タオルバーの対応する左右のサイドアーム16aの上から係合されてサイドアーム上を前後方向に摺動可能に、トレイ本体20aの左右側部のうちの、トレイ本体の前半部と前後方向で整列しない後半部にそれぞれ設けられている。実施例では、図2(A)(B)、図4(A)に示すように、スライドガイド部20bは、トレイ本体20aの側部でトレイ本体と一体に成形されて側方に延びる天井部20b2の外端を下方に折曲させた正面略L形状の片持ち梁とされ、その天井部がサイドアーム16a上に載せられるとともに、外方への撓みの可能な外端の折曲部20b1がサイドアームを側方から抱持している。スライドガイド部の折曲部20b1がサイドアーム16aを左右両側から抱持することによってトレイ本体の側方のずれが防止される。
スライドガイド部20bは、その折曲部20b1の内面にタオルバーのサイドアーム16aに側方から、正確にいえば側方で下方から弾性係合可能な係合突起20b’を持ち、実施例では、係合突起はサイドアーム16aの軸線(中心線)16a1より下方の位置で折曲部20b1の内面に形成された部分球形の突起とされ、前後方向に離反して2つ形成されている。スライドガイド部20bがトレイ本体と一体の、外方への撓みの可能な折曲部20b1を有した片持ち梁であるため、前後方向に離反した2ヶ所で係合突起20b’がサイドアーム16aに側方で下方から弾性的に係合され、スライドガイド部の上下方向の動きが、サイドアームを抱持するその天井部20b2の内面と係合突起とによって十分に規制される。
前後方向に離反して位置する2つ係合突起20b’の前後方向での位置関係については後述する。
実施例では、係合突起20b’はサイドアーム16aを側方から弾性的に係合可能に部分球形に形成されているが、側方(正確にいえば側方下部)でサイドアーム16aに係合する形状であれば足り、その形状は部分球形に限定されず、たとえば、山形刃形状、片刃形状(フック形状)などとしてもよい。また、係合突起20b’は前後方向に離反して2つ形成されているが、3つ以上形成してもよく、また、1つだけ設けてもよい。
図2(A)(B)、図3(A)(B)に示すように、タオルバーのフロントバー16bに載置されるトレイ本体の前半部の下面20a3は、そのフロントバー上を前後方向に摺動可能な平坦面となっている。そして、トレイ本体上面の受け皿部20a1はその前半部より後半部を深くした段差形状に形成され、トレイ本体の前半部下面と後半部下面との境に位置する段差部20a4が、タオルバーのフロントバー16bとの係合によりアンダートレイの過剰な引き出しを規制するストッパとして機能可能となっている。
ここで、図3、図5(A)に示すように、把持部20cはトレイ本体の前半部下面20a3の前端に連続して形成され、タオルバー16に対するアンダートレイ20の後方押し込み位置(格納位置)でタオルバーのフロントバー16bを一体的に把持するように構成されている。実施例では、把持部20cが左右2ヶ所に分割規定されているが、左右に分割することなく左右一体に形成してもよい。
把持部20cは、下方への撓みの可能な後方側に延びた形態の片持ち梁とされ、フロントバー下面に弾性係合可能な係合片20c’をその先端部に設けることにより、フロントバー前方側からのこのフロントバー16aに対する係合片の係合のもとで、タオルバーのフロントバーを一体的に把持可能に構成されている。
なお、図5(A)に示すように、トレイ本体の前端の取手片20a2は、把持しやすいように、下方に湾曲させてその端を玉縁形状としている。
トレイ本体20aの左右側部のスライドガイド部20bおよびトレイ本体の前端下部の把持部20cはプラスチックからトレイ本体と一体成形されることが好ましく、プラスチックから一体成形すればアンダートレイ20が安価かつ容易に形成できる。また、プラスチックからアンダートレイ20を成形すれば、スライドガイド部の折曲部20b1の外方撓み、把持部20cの下方撓みがその弾性のもとで十分に得られるため、後述するようなタオルバー16に対するアンダートレイ20の脱着が容易に確保可能となる。
図6(A)(B)はシートクッション下方空間でのアンダートレイ20の格納位置(初期位置)、シートクッション下方空間からの引き出し前限位置でのアンダートレイ、タオルバーの側面図をそれぞれ示す。
引き出し前の初期位置においては、図6(A)に加えて図5(A)からわかるように、トレイ本体の前端下部の把持部20cが係合片20c’による弾性係合のもとでフロントバー16bを一体的に把持している。また、スライドガイド部の折曲部20b1がサイドアーム16aを左右両側から抱持し、折曲部に設けた係合突起20b’がサイドアーム16に弾性的に係合している。このように、トレイ本体前端下部の係合片20c’付の把持部20cがフロントバー16bを把持し、トレイ本体の左右の側部で係合突起20b’付のスライドガイド部20bがサイドアーム16に係合されているため、その初期位置でアンダートレイ20はタオルバー上にガタなく支持され、車両の走行時での振動に起因するアンダートレイのガタの発生が防止される。
また、タオルバー16の操作片であるフロントバー16bをアンダートレイの把持部20cが一体的に把持することによりアンダートレイ20、タオルバーが一体化されているため、アンダートレイのこの初期位置でトレイ本体前端の取手片20a2を把持して図6(A)の実線の矢視のように引き上げれば、取手片の引き上げに伴ってフロントバーも一体的に引き上げられることから、シートスライド装置のロック機構がロックオフされる。つまり、アンダートレイの取手片20a2がタオルバーの操作片として機能することになる。
なお、アンダートレイの取手片20a2によるタオルバー16の引き上げ操作のもとでシートスライド装置のロック機構をロックオフすれば、前後方向へのシート10のスライドが可能になる。そして、シート10の任意の位置において、アンダートレイの取手片20a2に対する操作力(引き上げ力)を除けば、初期位置へのアンダートレイ20の下降、ひいては初期位置へのタオルバー16の下降に伴うロック機構のロックにより、シートは当該位置に保持(ロック)される。
シート10のスライド位置のロック状態において、アンダートレイ20を使用する際は、トレイ本体前端の取手片20a2を把持し、把持部20cの弾性力に抗して図6(A)の一点鎖線の矢視のように前方に牽くと、把持部の係合片20c’がフロントバー16bに押圧されて把持部20cがその弾性のもとで下方に撓む。そして、係合片20c’がフロントバーの下方に逃げ、このフロントバーを乗り越えることによりその係合が解除され、把持部による把持から解放されることにより、アンダートレイ20はタオルバー上を摺動自在となる(図5(B)参照)。
把持部20cによるフロントバー16bの把持が外れてからもアンダートレイ20を前方に牽けば、トレイ本体前半部の平坦な下面20a3がタオルバーのフロントバー16bの上を摺動するとともに、トレイ本体側部の左右のスライドガイド部20bが対応するサイドアーム16aの上を摺動してアンダートレイがシートクッション18Cの下方から前方に引き出される。つまり、スライドガイド部20bがタオルバーのサイドアーム16aにガイドされてサイドアーム上を摺動するとともに、トレイ本体の前半部下面20a3がフロントバー16a上を摺動することから、タオルバーはアンダートレイ20のための支持レールとして機能する。
ここで、トレイ本体前半部の平坦な下面20a3がタオルバーのフロントバー16bに支持されるとともに、スライドガイド部20bがトレイ本体の前半部と前後方向で整列しない後半部でトレイ本体20aの左右側部に設けられてタオルバーのサイドアーム16aに支持され、前後および左右に十分に離反した前後の三点でアンダートレイ20はタオルバー16に支持される。そのため、アンダートレイ20はタオルバー16上に安定して支持され、ガタつくことなく引き出される。
そして、スライドガイド部の折曲部20b1がサイドアーム16aを左右両側から抱持し、加えて折曲部の係合突起20b’がサイドアームに係合可能に配されているため、側方へのずれ、および上下方向でのずれが防止され、アンダートレイ20は、左右のサイドアーム、フロントバーに支持されてサイドアーム、フロントバー上を円滑に引き出される。
特に、スライドガイド部20bはトレイ本体の後半部でその側部に設けられており、トレイ本体20aは左右の後半部でサイドアーム16aに、その前方でトレイ本体の前半部下面20a3がフロントバー16bにそれぞれ支持されているため、タオルバーに対するアンダートレイの安定した載置、引き出しが容易に得られる。
タオルバー16がアンダートレイ20の支持レールを兼ねるため、独立した支持レールが不要となり、アンダートレイの有効幅がタオルバーのサイドアーム16a間で過剰な制限を受けることなく設定できる。
また、フロントバー16bをトレイ本体の前端下部の把持部20cで一体的に把持することにより、トレイ本体前端の取手片20a2をフロントバーに代わる操作片として機能させるため、アンダートレイをフロントバーの後方側に隙間を介して配置する必要がなく、アンダートレイの有効長がフロントバーの後方で過剰な制限を受けることがない。
このように、アンダートレイの有効幅、有効長の双方が過剰な制限を受けないため、受け皿部20a1を広く設定でき、アンダートレイに多くのものが収納できるとともに、長いものや幅の広いものも収納可能となる。
スライドガイド部20bに設けられた2つの係合突起20b’は、図4(A)(B)、図6(A)に示すように、把持部20cがフロントバー16bを把持するアンダートレイ20の初期位置ではサイドアーム16aに対してその下方で弾性的に係合可能であり、段差部(ストッパ)20a4がフロントバー16bに当接される前限位置にアンダートレイを引き出す直前までその状態が継続される。
図4(A)(B)から容易に理解されるように、係合突起20b’がサイドアームの軸線16a1の下に位置すればサイドアーム16aを係合でき、軸線の上にあれば係合できない。
ここで、図6(A)(B)を見るとわかるように、実施例においては、タオルバーのサイドアーム16aがフロントバー側で下がった側面折曲形状とされている。そして、段差部(ストッパ)20a4がフロントバー16bに当接される位置で、スライドガイド部の2つの係合突起20b’のうちの前の係合突起20b’fが、遅くとも、サイドアームのフロントバー側の折曲部16a−2の軸線16a1を越えてその上に移動するような前後の位置関係に、2つの係合突起は設けられている。すなわち、前後方向に離反して位置する2つの係合突起20b’は、アンダートレイ20がその引き出しの前限位置に至ったときに、遅くとも、前の係合突起20b’fの係合が外れ、引き出しの前限位置では後の係合突起20b‘rのみがサイドアーム16aに係合するような位置関係に設けられている(図6(B)参照)。
実施例では、タオルバーのサイドアーム16aがフロントバー側で下がった側面折曲形状に成形されており、サイドアーム上を摺動するスライドガイド部20bがトレイ本体の後半部に設けられている。そのため、アンダートレイ20が十分に引き出されると、図6(B)に示すように、スライドガイド部20bがサイドアームの水平部16a−1からフロントバー側の下方折曲部16a−2に移って、前の係合突起20b’fが下方折曲部でのサイドアームの軸線16a1よりも上にくれば、前の係合突起の係合は折曲部20bの撓みを伴って外れることとなる。したがって、サイドアーム16aの折曲形状も考慮して、スライドガイド部の2つの係合突起20b’の前後の位置関係が設定される。
段差部20a4がフロントバー16bに当接されれば、アンダートレイ20の引き出しが制限され、段差部はアンダートレイの引き出し前限位置を規定するストッパとなる。そして、段差部20a4がフロントバー16bに当接されたアンダートレイ20の引き出し前限位置でトレイ本体前端の取手片20a2を引き上げて、スライドガイド部の後の係合突起20b’rによるサイドアーム16aの係合を外せば、アンダートレイはタオルバー上から除かれてシートクッションの下方から取り外せる。
ここで、アンダートレイ20の引き出し前限位置ではスライドガイド部の前の係合突起20b’fの係合が既に外れているため、アンダートレイは、サイドアーム16aに対するスライドガイド部の後の係合突起20b’rの係合のもとでタオルバーに保持されているにすぎない。この状態から、アンダートレイ20の前端側を取手片20a2の把持のもとで持ち上げれば、スライドガイド部の天井部20b2の後端が支点となり、スライドガイド部の後の係合突起20b’rがてこの原理による大きなモーメントの作用のもとで引き上げられる。そのため、アンダートレイ20がタオルバー16から迅速、容易に取り外せる。
このように、タオルバーのサイドアーム16aをフロントバー側で下げた側面折曲形状とするとともに、前後の2つの係合突起20b’の位置関係を考慮するだけで、タオルバー16からアンダートレイ20を迅速、容易に取り外せる構成が簡単に得られる。このような構成であれば、アンダートレイ20をタオルバー16から取り外す際、タオルバーの引き上げを伴わないアンダートレイの取り外しが容易に可能となることから、アンダートレイの取り外しの際における、シートスライド装置の不意なロック解除が確実に防止できる。
前半部より後半部を深くした段差形状にトレイ本体上面の受け皿部20a1を形成するため、トレイ本体に肉厚部を設けることなく、段差部20a4がトレイ本体の前半部下面と後半部下面との境でトレイ本体の下面に形成できる。そして、この段差部20a4がアンダートレイ20の引き出しの前限位置を規定するストッパとなるため、トレイ本体の下面形状を複雑化することなく、ストッパが得られる。
取り外されたアンダートレイ20をタオルバー16の上に載せて後方に押し込めば、アンダートレイはシートクッション下方の所定の位置に容易に格納、配置される。
すなわち、タオルバーのサイドアーム16aに対する係合突起20b’の係合を伴いながら、トレイ本体左右側部のスライドガイド部20bを対応するサイドアーム上にそれぞれ載せるとともに、トレイ本体の前半部の平坦な下面20a3をフロントバー16bの上に載せてアンダートレイ20をタオルバー16に対してスライドさせながら後方に押し込むと、トレイ本体の前端下部の把持部の係合片20c’がその前方からフロントバー16bに押し付けられ、把持部が下方に撓んで外に逃げる。さらに押し込んで、係合片20c’がフロントバー16bを越えてその背面に至れば、把持片20cはほぼ原形に復帰して係合片でフロントバーを背面(後方)から係合、把持してタオルバーと一体化された初期位置にアンダートレイ20が格納、配置される。
係合片20c’は、フロントバー16bの下面に弾性的に係合されるとともに、フロントバーに押圧されると、把持部20cを下方に撓ませて外に逃げるものであれば足り、その形状は図示のフック形状に限定されない。たとえば、部分球形の突起としてもよい。
アンダートレイ20はタオルバー16の上に置かれ、フロントバーがアンダートレイの下に位置しているため、タオルバーはアンダートレイの引き出し軌跡に干渉せず、干渉を生じることなくアンダートレイ、タオルバーが配置できる。
もちろん、タオルバーを第1、第2の位置に切り替える特開2007−050829号公報のような構成でないため、タオルバーの切り替え機構や第1、第2の位置にタオルバーを保持する構成は不要であり、さらに、サイドアームがアンダートレイの支持レールを兼ねることで独立した支持レールが省略されるため、構成が簡単化される。
上記のように本発明によれば、アンダートレイをタオルバー上に摺動可能に支持することで、タオルバー自体をアンダートレイの支持レールとして兼用化するとともに、把持片によってタオルバーのフロントバーを一体的に把持することにより、アンダートレイの取手片をタオルバーのフロントバーに代わる操作片として機能させるため、アンダートレイの有効長、有効幅を過剰に制限することなく、アンダートレイ、タオルバーが簡単な構成のもとで互いに干渉することなく配置できる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
たとえば、実施例では、スライドガイド部の係合突起は前後方向に離反して2つ設けられているとはいえ、係合突起の数は2つに限定されない。たとえば、最後方の係合突起を除いて他の係合突起によるサイドアームの係合が遅くともアンダートレイの引き出し前限位置で外される前後関係となるように、3つ以上設けてもよいし、1つの係合突起が引き出し前限位置に至るまでサイドアームを係合する構成としてもよい。しかし、実施例のような位置関係に、係合突起を前後方向に離反して2つ設けることが好ましい。
また、実施例では、スライドガイド部および把持片を撓み変形の可能な片持ち梁として具体化しているが、スライドガイド部の係合突起および把持片の係合片をスライドガイド部あるいは把持片に対して出没可能に設ければ、スライドガイド部および把持片の撓み変形は要求されない。しかし、スライドガイド部および把持片を撓み変形の可能な片持ち梁とすれば、タオルバーに対する係合および脱着が構成の複雑化を伴うことなく容易に確保可能となる。
本発明は、自動車のシートに限定されず、シートスライド装置のロック機構のロックを操作レバー(タオルバー)で解除する飛行機、船舶、電車等の車両のシートに広範囲に応用できる。
10 車両用シート
16 タオルバー(操作レバー)
16a サイドアーム
16b フロントバー
20 アンダートレイ
20a トレイ本体
20a1 受け皿部
20a2 取手片
20a3 トレイ本体前半部の平坦な下面
20a4 段差部(ストッパ)
20b スライドガイド部
20b’ 係合突起
20c 把持部
20c’ 係合片

Claims (6)

  1. アンダートレイをシートクッションの下方に引き出し可能に配するとともに、フロントバー、左右のサイドアームを持つ平面略コ字形状のタオルバーをシートスライド装置のロック解除のための操作レバーとしたシートスライド装置付の車両用シートにおいて、
    アンダートレイは、その上面を受け皿部とし、かつその前端に取手片を持つトレイ本体と、トレイ本体の左右の側部に位置してタオルバーの対応するサイドアームに上から係合されてサイドアーム上を摺動可能なスライドガイド部とを有してなり、
    トレイ本体の前半部下面は、タオルバーのフロントバー上を摺動可能な平坦な面とされ、
    アンダートレイのスライドガイド部は、タオルバーのサイドアームに側方から弾性係合可能な係合突起を持ち、
    フロントバーを前方側から把持可能な把持部が、タオルバーのフロントバー下面に弾性係合可能な係合片を持ってトレイ本体の前端下面に連続して形成されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 前半部より後半部を深くした段差形状にトレイ本体上面の受け皿部を形成して、トレイ本体の前半部下面と後半部下面との境に、トレイ本体前半部の平坦な下面の末端に連続する段差部を設け、この段差部がアンダートレイを引き出すときにフロントバーに当接されてアンダートレイの引き出しの前限位置を規定するストッパとなる請求項1記載の車両用シート。
  3. タオルバーのサイドアームがフロントバー側で下がった側面折曲形状とされるとともに、アンダートレイのトレイ本体の前半部がこのフロントバー上に載置可能な深さに形成され、
    アンダートレイのスライドガイド部はトレイ本体の側部のうちの、トレイ本体の前半部と前後方向で整列しない後半部に設けられ、
    スライドガイド部の係合突起は前後に離間して2つ設けられ、前後の係合突起は、アンダートレイの引き出しの前限位置で、サイドアームのフロントバー側の折曲部に対し前の係合突起の係合が外れて後の係合突起のみが係合する位置関係に設けられている請求項1または2記載の車両用シート。
  4. 把持部はトレイ本体の前端下部と一体に成形されて後方に延びた下方への撓みの可能な片持ち梁を有して形成され、係合片は片持ち梁の先端に設けられたフック片とされ、
    スライドガイド部は、トレイ本体の側部でトレイ本体と一体に成形されて側方に延びてその先端が下方に折曲された正面略L形状の片持ち梁形状に形成され、係合突起は外方への撓みの可能な下方折曲部の内面に設けられている請求項1〜3のいずれか記載の車両用シート。
  5. アンダートレイをシートクッションの下方に引き出し可能に配するとともに、フロントバー、左右のサイドアームを持つ平面略コ字形状のタオルバーをシートスライド装置のロック解除のための操作レバーとしたシートスライド装置付の車両用シートにおいて、
    アンダートレイは、その上面を受け皿部とし、かつその前端に取手片を持つトレイ本体を有してなり、
    タオルバーの対応するサイドアームを側方から抱持するとともに上から係合されてサイドアーム上を摺動可能なスライドガイド部をトレイ本体の左右の側部に、フロントバーを前方側から把持する把持部をトレイ本体の前半部下面に連続してそれぞれ設けるとともに、トレイ本体の前半部下面をタオルバーのフロントバー上を摺動可能な平坦な面としたことを特徴とする車両用シート。
  6. スライドガイド部は、タオルバーのサイドアームに側方から弾性係合可能な係合突起を持ち、
    把持部は、タオルバーのフロントバー下面に弾性係合可能な係合片を持つ請求項5記載の車両用シート。
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JP2006315622A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Nissan Motor Co Ltd シートスライド装置

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