JP2012121235A - タイヤ成型装置のステッチャー装置とその格納方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の成型ドラム3が旋回台4の旋回中心Cに対して同距離、同配向で且つ旋回中心周りに互いに同角度ずれて配置されるように各ドラム装置2が載置固定され、ドラム装置を下支えする旋回台と、旋回台を下支えする旋回軸受17と、旋回台を旋回させる回転装置30とを有し、各成型ドラムの旋回停止成型作業位置5A、5Bにおいて、1つの成型ドラムの延長線上にカーカスバンド成型用ドラム6が設置され、その間の軌道7上にカーカスバンド搬送装置8が配置され、他の成型ドラムの延長線上に帯状部材成型用ドラム9が設置され、その間の軌道10上に帯状部材搬送装置11が配置されたタイヤ成型装置1のステッチャー装置50において、ステッチャー装置は帯状部材搬送装置より旋回中心側で帯状部材搬送装置の軌道上に配置。
【選択図】図1
Description
例えば、下記特許文献1に示されるように従来のステッチャー装置は、水平方向に軸芯を向けタイヤ構成部材が巻きつけられた成型ドラムに対して、その側方から圧着ローラを圧着作動させる構成が通常である。また、圧着ローラ自体が横向きに作動するほか、ステッチャー装置自体が成型ドラムに対して横方向に接近、離反移動できるように構成される。
そのため、ステッチャー装置搭載用ベースも含めた旋回台は大型化し、装置重量の増大のほかピット等基礎構造の堅固化を要し、装置コストの増大を招き、旋回台上の機器構成が多くなって作業員の入り込むスペースが少なくメンテナンス等の作業性が悪化する恐れがあった。
また、旋回に係る慣性重量の増大により、旋回速度の向上への障害、装置の耐久性低下等を招き、タイヤ成型の高速化、効率化に反する恐れがあった。
そのため、ステッチャー装置の移動走行機構を要すほか、タイヤ成型装置全体のスペースが過大となる恐れがあった。
そのため、旋回台は、従来装置のようにステッチャー装置搭載用ベースを延設させてステッチャー装置を搭載することが無く、タイヤ成型装置における旋回部分の重量、大きさがともに大幅に低減される。
したがって、装置の基礎構造の過大な堅固化を不要とし、装置コストが低減し、旋回台上の機器構成が少なくなって作業員の入り込むスペースが得られメンテナンス等の作業性が向上する。
また、旋回における慣性重量も低減するので、旋回速度の向上、装置の耐久性の向上、タイヤ成型の高速化、効率化が可能となる。
また、ステッチャー待機場と成型ドラムのドラムセンター位置とは隣接しており、ステッチャー装置は軌道上を速やかに両位置間を移動できるので、タイヤ成型の高速化に資することができる。
したがって、帯状部材搬送装置が軌道上を進入する成型ドラムのドラムセンター位置を旋回台の旋回中心により近づけることができ、タイヤ成型装置の旋回部分の小型化、旋回半径の縮小に資することができる。
また、ケーブルベアは中空柱状体の下部を囲むように設けられ、ステッチャー待機場は、ケーブルベアと周方向に並んだ位置に設けられるので、タイヤ成型装置の小型化に資することができる。
したがって、少なくとも帯状部材搬送装置が成型ドラムのドラムセンター位置まで進入するときは、ステッチャー待機場に、ステッチャー装置を移動させて待機させることで、ドラムセンター位置まで進入した帯状部材搬送装置との抵触を防ぎ、帯状部材搬送装置が退去した後は、ステッチャー装置をドラムセンター位置まで速やかに進出させてステッチングを行うことができる。
それ以外の時間は、ステッチング装置をステッチング待機場に他の機器との干渉なしに格納しておくことができ、タイヤ成型装置の省スペース化、タイヤ成型の高速化、効率化が可能となる。
本実施形態においては、本発明における「タイヤ構成部材が組み合わされた帯状部材」として、BTバンドを例として以下記載するが、それに限らず、多様な「タイヤ構成部材が組み合わされた帯状部材」が本発明に適用できる。
本タイヤ成型装置1は、旋回台4に、拡縮可能な成型ドラム3が旋回台4の旋回中心Cに対して同距離、同配向で且つ旋回中心C周りに互いに同角度ずれて配置されるように2基のドラム装置2を載置固定している。すなわち、2基のドラム装置2が旋回中心Cに対して同距離、同配向で旋回中心C周りに180度ずらせて配置され、旋回台4は旋回中心Cを通る鉛直軸回りに、180度反復旋回される。
図1、図2の図示上、左側の旋回停止成型作業位置(以下「カーカス側作業位置」という)5Aの成型ドラム3の延長線上には、カーカスバンド成型用ドラム6が配置され、その間には軌道7上を走行するカーカスバンド搬送装置8が配置される。
図1、図2の図示上、右側の旋回停止成型作業位置(以下「BT側作業位置」という)5Bの成型ドラム3の延長線上には、BTバンド成型用ドラム(本発明における「帯状部材成型用ドラム」)9が配置され、その間には軌道10上を走行するBTバンド搬送装置(本発明における「帯状部材搬送装置」)11が配置される。
カーカスバンドは、カーカスバンド搬送装置8によって持ち出され、図3、図4に示されるようにカーカス側作業位置5Aに停止した成型ドラム3上に、ドラムセンター位置13において受け渡される。しかる後、カーカスバンド搬送装置8は、カーカスバンド成型用ドラム6に向けて退出する。
カーカスバンド搬送装置8、BTバンド搬送装置11はそれぞれ、搬送するカーカスバンドの幅方向把持中心(軌道方向把持中心)8a、BTバンド(本発明における「タイヤ構成部材が組み合わされた帯状部材」)の幅方向把持中心(軌道方向把持中心)11aがドラムセンター位置13に一致する位置まで進入(特許請求の範囲および本明細書において、以下、単に「ドラムセンター位置まで進入」という)して、カーカスバンド、BTバンドを成型ドラム3に受け渡す。
カーカス側作業位置5AからBT側作業位置5Bへの旋回中、およびカーカス側作業位置5Aにおいて、カーカスバンドは公知の手段でビード幅が縮小され且つ加圧されて、成型ドラム3上でトロイダル形状のいわゆるグリーンケースに成型される。
BTバンドは、BTバンド搬送装置11によって持ち出され、図3、図4に示されるようにドラムセンター位置13まで進入したBTバンド搬送装置11により、BT側作業位置5Bに停止した成型ドラム3上のグリーンケース上に、ドラムセンター位置13において外嵌される。
以上の個々の成型工程自体は広く公知のものであり、詳説は省略する。
それと同時に、あるいは引き続いて、BTバンド搬送装置11の軌道10上の、BTバンド搬送装置11より旋回台4の旋回中心C側において、BTバンド搬送装置11と抵触しない位置にあるステッチャー待機場51で待機していたステッチャー装置50が、軌道10上をステッチャー装置50のステッチング操作の幅方向ステッチング中心(軌道方向ステッチング中心)50aがドラムセンター位置13と一致するまで進出(特許請求の範囲および本明細書において、以下、単に「ドラムセンター位置まで進出」という)し、成型ドラム3上のグリーンタイヤに対してステッチングを行い、グリーンタイヤを整形する。
ステッチング工程自体は広く公知であるので詳説は省略する。
なお、成型ドラム3がBT側作業位置5Bに停止中、あるいは、BT側作業位置5Bからカーカス側作業位置5Aへ180度逆に旋回して戻る間に、成型ドラム3に内蔵された図示しない折り返しフィンガによって、カーカスプライはビードリングに巻きつけられるように折り曲げられている。
上記した一方の成型ドラム3とは反対向きの他方の成型ドラム3においても、半サイクルずらせた同じ成型工程が行われ、2ラインのタイヤ成型工程が並行して行われて、タイヤ成型の高速化、効率化が可能となっている。
カーカスバンド搬送装置8、BTバンド搬送装置11も拡縮機構を有し、対象物を外周側から把持、開放する機能を有し、BTバンド搬送装置11はさらに、圧縮機能を有する。
それらの構造、機能自体は広く公知のものであるので詳説を省略する。
また、図1から図4において、カーカスバンド成型用ドラム6、成型ドラム3、BTバンド成型用ドラム9は、縮状態を模式的に示すに止め、カーカスバンド搬送装置8、BTバンド搬送装置11は、概ねの位置を模式的に示すに止めている。
中空柱状体16は、上部に外周方向に張り出す張出し部16aが形成され、下部16bは上部の張出し部16aより小径に形成されている。
旋回台4の下部には、旋回中心Cを通る鉛直線を軸芯とする旋回軸18が下方に向けて延設されており、旋回台4に取り付く上部旋回軸18aは大径に、下部旋回軸18bは上部旋回軸18aより小径に形成され、ともに中空柱状体の中心部16cの空間を遊貫している。
上部旋回軸18aは大径ベアリング17Aを介して中空柱状体16の張出し部16aの内面に上下荷重と半径方向荷重を支えられ、下部旋回軸18bは小径ベアリング17Bを介して中空柱状体16の下部16bの内面に半径方向荷重を支えられる。
すなわち、主たる旋回台4等旋回部分の荷重は、大径の大径ベアリング17Aで支えるので旋回台4の撓みが防止され、下方の離れた位置で小径ベアリング17Bが旋回台4に掛かる転倒モーメントを支えるので、旋回台4が安定して支持され、旋回される。
例えば、ケーブルベア40は、下部16b周りに配置して、旋回中のドラム装置2に動力を供給して、旋回中の成型工程を可能としながら、それに要するスペースを抑制できる。
その結果、各成型ドラム3の先端3aは、旋回中心Cにより近づけられ、図3に示すように、先端3aの旋回半径Rが縮小され、装置スペースの低減に寄与できる。
ドラム装置2はその分後退して位置するため、旋回台4は、従来装置で例えば4角形にベースフレーム15を略覆う大きさだったものが、図3に示されるように略平行四辺形に一部を切欠いた形状とでき、旋回台4の軽量化と、その下方のスペースの有効利用に資することができるものとなる。
BT側作業位置5Bの成型ドラム3の延長線上には、BTバンド成型用ドラム9が配置され、その間には軌道10上を走行するBTバンド搬送装置11が配置される。
BTバンド搬送装置11の軌道10は、ベースフレーム15上に延設され、BT側作業位置5Bにおけるドラムセンター位置13まで進入したBTバンド搬送装置11より旋回台4の旋回中心C側において、中空柱状体16の下部16bの外周側でステッチャー装置50がBTバンド搬送装置11と抵触しない位置にステッチャー待機場51が設けられている。
カーカスバンド搬送装置8は、軌道7上を図示しない駆動装置で前後走行駆動される。
大径ベアリング17Aは、張出し部16aに設けられることで、図示直径D1のように、より大径のものを選択でき、旋回台4の安定、撓み防止に資することができる。
大径ベアリング17Aは、スラスト負荷とラジアル負荷を支承するもので、アンギュラボールベアリングや市販のクロスローラリング(THK(株)製)等が用いることができる。
小径ベアリング17Bは、ラジアル負荷を支承するもので、通常のボールベアリング等を用いることができる。
41は、ベースフレーム15上に立設された固定側ターミナルであり、42は旋回台4に取り付けられ、下方に延設された旋回側ターミナルであって、両ターミナル41、42間に、ケーブルベアテーブル43上に載置されたケーブルベア40が連結されている。ケーブルベア40は、水平なケーブルベアテーブル43上で水平面内の屈曲摺動によって、旋回側ターミナルが180度反復旋回のいずれの位置に来ても連結状態を保てる。図5中では、旋回台4が最も反時計方向に回転した状態での旋回側ターミナルが符号42で示され、旋回台4が最も時計方向に回転した状態での旋回側ターミナルが符号42′で示されている。
本実施形態では、図5に示すように、ベースプレート15上の回転装置30と、ベースプレート15上に延設されたBTバンド搬送機11用の軌道10上に設定されたステッチャー待機場51とが、中空柱状体16の下部16bの外周側に設けられている。
回転装置30の出力ギア31は、中空柱状体16より外周側で旋回台4の下面に取り付けられた旋回用ギア20と噛合って、旋回台4を旋回駆動する。旋回用ギア20は、図示直径D2の大径のギアとなるので、回転装置30の負荷が軽減される。
そのため、回転装置30の構成と合わせて、旋回駆動部の構成が簡略小型化し、低コストになるほか、旋回軸受17とは並列配置で重畳しないので旋回機構100の高さが低減し、スペースが削減される。
なお、図7において位置決めピン装置35は、位置決めピン36が旋回台4の周方向の位置を規定する構造を、より分かりやすく示すために、配向を変更して示されている。
ステッチャー待機場51には、BTバンド搬送装置11用の軌道10が延設されて、ステッチャー装置50は、その幅方向ステッチング中心50aがステッチャー待機場51の待機場センター51aと一致するまで入り込んで、BTバンド搬送装置11と干渉しない状態でいられる。
圧着ローラ54A、54B、55Cは、成型ドラム3に対して上向きに圧着作動する構成を有し、最も下降した状態において、旋回台4の下面4aより下方に位置し、それぞれ備えられたエアシリンダ55によって、ガイド部材56に従って上下進退でき、ステッチング時には上方に進出し、移動時、格納時等、ステッチング時以外は下方に後退した状態となる。
また、圧着ローラ54A、54B、55Cは、一定範囲の成型ドラム(グリーンタイヤ)の径に対応できる。
また、図5に示されるように、ベースプレート53にはブラケット53aを介して、軌条10aと平行に取り付けられた移動用エアシリンダ57のロッド先端57aが取り付けられる。
移動用エアシリンダ57が伸長したとき、ステッチャー装置50はその幅方向ステッチング中心50aがステッチャー待機場51の待機場センター51aと一致し、移動用エアシリンダ57が縮退したとき、ステッチャー装置50はその幅方向ステッチング中心50aがBT側作業位置5Bにおけるドラムセンター位置13と一致するように設定されている。
摺動軸受52は、ボールベアリングタイプ、例えばLMガイド(登録商標)等を用いることで、高精度と低抵抗の移動ができる。
なお、BTバンド搬送装置11の摺動軸受12も同様のタイプのものが備えられている。
ステッチャー装置の圧着ローラの機構自体は広く公知のものであるので、詳説は省略する。
したがって、従来装置にあったように、ステッチャー装置自体が成型ドラムに側方から移動して来てステッチング工程を行うもののように、ステッチャー装置の走行移動装置や広いスペースを要することが無い。
また、ステッチング作業以外はステッチャー装置50をステッチャー待機場51に格納して置けば、BTバンド搬送装置11、旋回台4等と抵触することなく格納しておけるので、タイヤ成型装置1の省スペース化が図れる。
またさらに、ステッチング装置50は移動用エアシリンダ57で移動駆動されるから、クッション性があるため、BT側作業位置5Bにおけるドラムセンター位置13から退出するBTバンド搬送装置11と同時にその後に当接しつつ進出することもでき、工程の切り替え時間をより短縮できる。
なお、図5、図8中の58は、BTバンド搬送装置11と当接するゴムストッパーである。また、図8中の59は、ステッチャー装置50に動力等を供給する図示しないケーブルベアの、ステッチャー装置50側に取り付けられた移動側ターミナルである。
すなわち、カーカスバンドとBTバンドとの組付けを行うタイヤ成型装置1であって、複数の拡縮可能な成型ドラム3が旋回台4の旋回中心Cに対して同距離、同配向で且つ旋回中心C周りに互いに同角度ずれて配置されるように、各成型ドラム3のドラム装置2が載置固定され、複数のドラム装置2を旋回中心C回りに旋回可能に下支えする旋回台4と、旋回台4を下支えする旋回軸受17と、旋回台4を旋回させる回転装置30とを有し、各成型ドラム3の旋回停止成型作業位置(カーカス側作業位置、BT側作業位置)5A、5Bにおいて、1つの成型ドラム3の延長線上には、カーカスバンド成型用ドラム6が設置され、その間に敷設された軌道7上にカーカスバンド搬送装置8が配置されるとともに、他の1つの成型ドラム3の延長線上には、BTバンド成型用ドラム9が設置され、その間に敷設された軌道10上にBTバンド搬送装置11が配置されたタイヤ成型装置1のステッチャー装置50において、ステッチャー装置50は、BTバンド搬送装置11より旋回中心C側でBTバンド搬送装置11と同じ軌道10上に配置されている。
そのため、旋回台3は、従来装置のようにステッチャー装置搭載用ベースを延設させてステッチャー装置を搭載することが無く、タイヤ成型装置における旋回部分の重量、大きさがともに大幅に低減される。
したがって、タイヤ成型装置1の基礎構造の過大な堅固化を不要とし、タイヤ成型装置1のコストが低減し、旋回台4上の機器構成が少なくなって作業員の入り込むスペースが得られメンテナンス等の作業性が向上する。
また、旋回における慣性重量も低減するので、旋回速度の向上、装置の耐久性の向上、タイヤ成型の高速化、効率化が可能となる。
したがって、BTバンド搬送装置11の軌道10がタイヤ成型装置1のベースフレーム15上まで延設され、ステッチャー待機場51としたので、BTバンド搬送装置11が軌道10上を成型ドラム3のドラムセンター位置13まで進入するときには、ステッチャー装置50が軌道10上をステッチャー待機場51まで移動していることで、容易にBTバンド搬送装置11との干渉を回避できる。
また、ステッチャー待機場51と成型ドラム3のドラムセンター位置13とは隣接しており、ステッチャー装置50は軌道10上を速やかに両位置51、13間を移動できるので、タイヤ成型の高速化に資することができる。
したがって、ステッチャー装置50の圧着ローラ54A、54B、54Cが、成型ドラム3に対して上向きに圧着作動する構成を有し、最も下降した状態において、旋回台4より下方に位置しているので、ステッチャー待機場51が旋回台4の下方に位置していても、旋回台4が旋回するときに、ステッチャー待機場51に格納されたステッチャー装置50が、旋回台4および成型ドラム3と抵触することが無い。
したがって、旋回台を4支える中空柱状体16が、上部は張出し部16aに形成され、下部16bは上部に対して小径に形成されているので、中空柱状体16の外周側に位置するステッチャー待機場51は、旋回台4の旋回中心Cにより近づけて設けることができる。また、回転装置30等のベースフレーム上の機器の配置も旋回中心Cにより近づけられる。
そのため、BTバンド搬送装置11が軌道10上を進入する成型ドラム3のドラムセンター位置13を旋回台4の旋回中心Cにより近づけることができ、タイヤ成型装置1の旋回部分の小型化、旋回半径の縮小に資することができる。
したがって、180度反復旋回する旋回台4上の複数のドラム装置2に常時動力を供給することができ、旋回中においても成型工程を加えることができる。
また、ケーブルベア40は中空柱状体16の下部16bを囲むように設けられ、ステッチャー待機場51は、ケーブルベア40と周方向に並んだ位置に設けられるので、タイヤ成型装置1の小型化に資することができる。
すなわち、カーカスバンドとBTバンドの組付けを行うタイヤ成型装置1であって、複数の拡縮可能な成型ドラム3が旋回台4の旋回中心Cに対して同距離、同配向で且つ旋回中心C周りに互いに同角度ずれて配置されるように、各成型ドラム3のドラム装置2が載置固定され、複数のドラム装置2を旋回中心C周りに旋回可能に下支えする旋回台4と、旋回台4を下支えする旋回軸受17と、旋回台4を旋回させる回転装置30とを有し、成型ドラム3の旋回停止成型作業位置(カーカス側作業位置、BT側作業位置)5A、5Bにおいて、少なくとも1つの成型ドラム3の延長線上には、カーカスバンド成型用ドラム6が設置され、その間に敷設された軌道7上にカーカスバンド搬送装置8が配置されるとともに、少なくとも他の1つの成型ドラム3の延長線上には、BTバンド成型用ドラム9が設置され、その間に敷設された軌道10上にBTバンド搬送装置11が配置されたタイヤ成型装置1におけるステッチャー装置50の格納方法において、ステッチャー装置50を、BTバンド搬送装置11より旋回中心C側でBTバンド搬送装置11と同じ軌道10上に配置し、タイヤ成型装置1のベースフレーム15上まで延設されたBTバンド搬送装置11の軌道10上において、成型ドラム3のドラムセンター位置13まで進入したBTバンド搬送装置11より旋回中心C側に、同BTバンド搬送装置11とステッチャー装置50が抵触しないステッチャー待機場51を設定して、少なくともBTバンド搬送装置11が成型ドラム3のドラムセンター位置13まで進入するときは、ステッチャー待機場51に、ステッチャー装置50を移動させて待機させるようにしている。
したがって、少なくともBTバンド搬送装置11が成型ドラム3のドラムセンター位置13まで進入するときは、ステッチャー待機場51に、ステッチャー装置50を移動させて待機させることで、ドラムセンター位置13まで進入したBTバンド搬送装置11との抵触を防ぎ、BTバンド搬送装置13が退去した後は、ステッチャー装置50をドラムセンター位置13まで速やかに進出させてステッチングを行うことができる。
それ以外の時間は、ステッチング装置50をステッチング待機場51に他の機器との干渉なしに格納しておくことができ、タイヤ成型装置の省スペース化、タイヤ成型の高速化、効率化が可能となる。
たとえば、上記実施形態は、成型ドラム3が旋回台4の旋回中心Cに対して同距離、同配向で且つ旋回中心C周りに互いに180度ずれて配置されるように、旋回台4上に2基のドラム装置2を設けたものであるが、複数のドラム装置2を、成型ドラム3が旋回台4の旋回中心Cに対して同距離、同配向で且つ旋回中心C周りに互いに同角度ずれて配置されるようにしたものでも、同様の構成をもって同様の作用効果を奏するものとなる
、6…カーカスバンド成型用ドラム、7…軌道、8…カーカスバンド搬送装置、9…BTバンド成型用ドラム(帯状部材成型用ドラム)、10…軌道、10a…軌条、11…BTバンド搬送装置(帯状部材搬送装置)、12…摺動軸受、13…ドラムセンター位置、15…ベースフレーム、16…中空柱状体、16a…張出し部、16b…下部、16c…中心部、17…旋回軸受、17A…大径ベアリング(第1のベアリング)、17B…(第1のベアリング)、18…旋回軸、18a…上部旋回軸、18b…下部旋回軸、20…旋回用ギア、30…回転装置、31…出力ギア、35…位置決めピン装置、36…位置決めピン、37…V形凹部、40…ケーブルベア、50…ステッチャー装置、51…ステッチャー待機場、53…ベースプレート、54A、54B、54C…圧着ローラ、57…移動用エアシリンダ、100…旋回機構、C…旋回中心
Claims (8)
- カーカスバンドと、タイヤ構成部材が組み合わされた帯状部材との組付けを行うタイヤ成型装置であって、
複数の拡縮可能な成型ドラムが旋回台の旋回中心に対して同距離、同配向で且つ旋回中心周りに互いに同角度ずれて配置されるように、各成型ドラムのドラム装置が載置固定され、複数の同ドラム装置を旋回中心回りに旋回可能に下支えする前記旋回台と、
同旋回台を下支えする旋回軸受と、
同旋回台を旋回させる回転装置とを有し、
各成型ドラムの旋回停止成型作業位置において、少なくとも1つの前記成型ドラムの延長線上には、カーカスバンド成型用ドラムが設置され、その間に敷設された軌道上にカーカスバンド搬送装置が配置されるとともに、少なくとも他の1つの前記成型ドラムの延長線上には、帯状部材成型用ドラムが設置され、その間に敷設された軌道上に帯状部材搬送装置が配置されたタイヤ成型装置のステッチャー装置において、
前記ステッチャー装置は、前記帯状部材搬送装置より前記旋回中心側で同帯状部材搬送装置と同じ前記軌道上に配置されたことを特徴とするタイヤ成型装置のステッチャー装置。 - 前記帯状部材搬送装置の軌道は前記タイヤ成型装置のベースフレーム上まで延設され、同軌道上において、前記成型ドラムのドラムセンター位置まで進入した前記帯状部材搬送装置より前記旋回中心側に、同帯状部材搬送装置と干渉しないステッチャー待機場を有することを特徴とする請求項1記載のタイヤ成型装置のステッチャー装置。
- 前記ステッチャー装置の圧着ローラは、成型ドラムに対して上向きに圧着作動する構成を有し、最も下降した状態において、前記旋回台より下方に位置し、前記ステッチャー待機場は前記旋回台の下方に位置することを特徴とする請求項2記載のタイヤ成型装置のステッチャー装置。
- 前記旋回軸受の周囲には、前記タイヤ成型装置のベースフレーム上に立設され、前記旋回軸受を介して前記旋回台を支える中空柱状体が設けられ、同中空柱状体は上部に外周方向に張り出す張出し部が形成され、下部は前記上部に対して小径に形成され、前記ステッチャー待機場は、前記中空柱状体の下部の外周側に位置することを特徴とする請求項2または請求項3記載のタイヤ成型装置のステッチャー装置。
- 前記ドラム装置は2基であり、各ドラム装置の成型ドラムは前記旋回中心周りに180度ずれて配置され、
前記旋回停止成型作業位置において、1つの前記成型ドラムの延長線上に、カーカスバンド成型用ドラムが設置され、他の1つの前記成型ドラムの延長線上に、帯状部材成型用ドラムが設置され、
前記中空柱状体の下部を囲むように、180度反復旋回する前記旋回台上の前記複数のドラム装置に動力を供給するケーブルベアが設けられ、前記ステッチャー待機場は、前記ケーブルベアの設置範囲外の周方向位置に設けられたことを特徴とする請求項4記載のタイヤ成型装置のステッチャー装置。 - 前記タイヤ構成部材が組み合わされた帯状部材は、BTバンドであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載のタイヤ成型装置のステッチャー装置。
- カーカスバンドと、タイヤ構成部材が組み合わされた帯状部材との組付けを行うタイヤ成型装置であって、
複数の拡縮可能な成型ドラムが旋回台の旋回中心に対して同距離、同配向で且つ旋回中心周りに互いに同角度ずれて配置されるように、各成型ドラムのドラム装置が載置固定され、複数の同ドラム装置を旋回中心周りに旋回可能に下支えする前記旋回台と、
同旋回台を下支えする旋回軸受と、
同旋回台を旋回させる回転装置とを有し、
前記成型ドラムの旋回停止成型作業位置において、少なくとも1つの前記成型ドラムの延長線上には、カーカスバンド成型用ドラムが設置され、その間に敷設された軌道上にカーカスバンド搬送装置が配置されるとともに、少なくとも他の1つの前記成型ドラムの延長線上には、帯状部材成型用ドラムが設置され、その間に敷設された軌道上に帯状部材搬送装置が配置されたタイヤ成型装置におけるステッチャー装置の格納方法において、
前記ステッチャー装置を、前記帯状部材搬送装置より前記旋回中心側で同帯状部材搬送装置と同じ軌道上に配置し、
前記タイヤ成型装置のベースフレーム上まで延設された前記帯状部材搬送装置の軌道上において、前記成型ドラムのドラムセンター位置まで進入した前記帯状部材搬送装置より前記旋回中心側に、同帯状部材搬送装置と前記ステッチャー装置が抵触しないステッチャー待機場を設定して、
少なくとも前記帯状部材搬送装置が前記成型ドラムのドラムセンター位置まで進入するときは、前記ステッチャー待機場に、前記ステッチャー装置を移動させて待機させることを特徴とするタイヤ成型装置のステッチャー装置の格納方法。 - 前記タイヤ構成部材が組み合わされた帯状部材は、BTバンドであることを特徴とする請求項7記載のタイヤ成型装置のステッチャー装置の格納方法。
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