JP2012125491A - 遊技場用システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技場用システムは、遊技機側から出力される各種の遊技信号に基づいて遊技機毎の遊技情報の履歴となる遊技履歴を集計し、その遊技情報と予め設定されている時間設定とを比較可能に集計すると共に、遊技情報と時間設定との比較結果も集計し、遊技機毎或いは遊技機種毎の調整が適切なものであるか否かを判断するための指標を出力する。
【選択図】図5
Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技機側に何ら大当たり時間と大当たり演出の演出時間とを一致させる機能を設けなくとも、大当たり時間と大当たり演出の演出時間との不一致により遊技者に不快感を与えないような遊技場用システムを低供することにある。
請求項3に記載した発明によれば、実際のT1Oを大当たり演出に対応した最適T1Oに近づけることを目標とした調整する際の具体的な指標を提示することが出来るようになる。
請求項4に記載した発明によれば、時間幅により大当たり時間が収束しやすい機種なのか、最長差や最短差により大当たり演出が途切れる場合にどれだけの誤差が発生する可能性がある機種なのか等の傾向を把握出来、調整候補とする際の指標を提示出来るようになる。
図1は、遊技場用システム1の全体構成を概略的に示している。遊技場内には、複数台の遊技機2が設置されており、各遊技機2に対応して貸出機3が設置されている。これら遊技機2及び貸出機3は、2台づつ中継装置4に接続され、遊技機2及び貸出機3から出力される遊技情報は中継装置4によって管理装置5に送信される。管理装置5は、遊技場内の例えば事務所等に設置され、LAN6を介して各中継装置4と接続されており、遊技機2及び貸出機3等から出力される各種の遊技情報を管理している。また、図示しないが遊技場内には例えば数百台の遊技機2が設置され、管理対象となっている。尚、遊技場内には、図示しないスロットマシンや計数装置等も設置されている。
第1始動口2cは、入賞率が変動しない所謂ヘソタイプの入賞口である一方、第2始動口2dは、普図入賞口2bへの入賞に伴って行われる普図抽選の抽選結果により入賞率が変動する所謂電チュータイプの入賞口である。遊技機2における所謂保留玉の上限は各4個ずつで、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。尚、保留玉は、第2始動口2dへの入賞に対応するものから優先して図柄変動を行うようになっている。
アウト信号=使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力される使用媒体数(アウト)を特定可能な信号(「大当たり時間情報を特定可能な遊技信号」に相当する)。回収玉(使用玉、打込玉)10玉に対して1パルス出力されるため、アウト信号数×10を使用媒体数(アウト)として特定する。尚、遊技機2から直接出力される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機2から出力される払出媒体数(セーフ)を特定可能な信号。払出玉数10玉に対して1パルス出力されるため、セーフ信号×10を払出媒体数(セーフ)として特定する。尚、補給装置(図示せず)から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
スタート信号=遊技機2から出力される図柄変動数(役物作動数、スタート)を特定可能な信号。第1始動口2c或いは第2始動口2dへの入賞により変動(作動)する表示部2e(役物)等における図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルス出力されるため、スタート信号×1をスタート(S)として特定する。尚、第1始動口2c及び第2始動口2dへの入賞数を特定可能な信号をスタート信号としても良い。
大当たり信号=遊技機2から出力される大当たりを特定可能な信号(「大当たり時間情報を特定可能な遊技信号」に相当する)。大当たり中にレベル出力される状態信号であるため、大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
確変信号=遊技機2から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。大当たり確率が向上する確変中等の大当たりを通常状態よりも発生させ易い状態である特別状態中にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号受信中を特別状態中として特定する。尚、第2始動口2dの入賞率が向上する時短中にレベル出力される状態信号(時短信号)であっても良い。また、大当たり信号と確変信号のいずれも受信していない期間を通常状態として特定する。
売上信号=遊技者に対する貸出玉25玉毎に1パルス出力されるため、売上信号×25を貸出玉として特定し、その貸出玉に貸出単価(例えば4円)を乗じた値を売上額として特定する。
R=ラウンド数を特定した場合の名称(ラウンド数)。
T1Y範囲=Rを特定する際に参照する後述するT1Yの範囲。
最適時間=大当たり中のBGMの想定時間(想定されるBGMの再生時間)に対応する最適な大当たり時間(適正時間情報に相当する)。即ち、大当たり時間が最適時間に一致すれば、大当たりの終了と共にBGMの再生演奏が終了する。
時間許容範囲=BGMの再生時間を考慮した大当たり時間の許容範囲で、後述する「適正」(図3参照)を特定する際に参照する。即ち、本発明でいう「遊技者が大当たりの終了により前記大当たり演出が中断され、不快であると感じないことが想定される前記大当たり時間情報についての許容範囲」に相当する。
誤差T1O標準範囲=後述する誤差T1Oの標準範囲。後述する誤差T1Oがこの誤差T1O標準範囲を越えた場合或いは未満の場合に、いずれであるのかを特定可能に後述のように識別表示する(図5参照)。
S=スタート信号により特定される大当りが発生するまでのスタート(図柄変動数)。
T1O=大当たり中のアウト(使用玉数)。
大当時間=大当たり時間(大当たり信号受信時間)。
T1Y=大当たり中の出玉(セーフ−アウト)。尚、セーフは払出玉数を示す。
R=特定したR(ラウンド数)。T1YとT1Y範囲(図2参照)とを比較して特定する。
適正=大当時間が時間許容範囲(図2参照)内であるか否かを示し、範囲内であれば「○」を、範囲外であれば「×」を記憶する(「管理手段による判定結果を発生した大当り毎に特定可能に出力する」に相当する)。
基準T1O=大当時間1秒当たりのT1O。T1O÷大当時間として算出する。
最適T1O=基準T1Oから想定されるBGMに最適なT1O。R毎の最適時間×基準T1Oとして算出する。
誤差T1O=最適T1Oと実際のT1Oとの誤差。T1O−最適T1Oとして算出する。
また、「合計」は、対象となる全ての大当たりの平均値や集計値であるが、「最適T1O」は、最適時間をR毎の発生割合による加重平均により求めている。つまり、最適時間は、5Rが70秒(1分10秒)、16Rが210秒(3分30秒)であり、Rは5Rが3で、16Rが8であることから、最適時間=(3×70+8×210)÷11≒172秒として算出している。
遊技場用システム1の管理装置5は、上記した周知の遊技情報の集計処理に加えて、図4に示す遊技履歴作成処理を実行している。
管理装置5は、遊技履歴作成処理において、遊技者による遊技の進行に伴って大当たり信号の受信を開始したかを判定しており(A1)、受信開始していない場合には(A1:NO)、受信するまで待機している。一方、管理装置5は、大当たり信号の受信を開始した場合には(A1:YES)、大当時間の計測(計時)を開始した後(A2)、アウト信号を受信したか(A3)、セーフ信号を受信したか(A13)、大当たり信号の受信を終了したか(A6)を繰り返し判定する。ここで、アウト信号を受信した場合には(A3:YES)、図3に示すT1Oを加算し(A4)、T1Yを減算する(A5)。また、セーフ信号を受信した場合には(A13:YES)、図3に示すT1Yを加算する(A14)。このように、管理装置5は、大当たり信号の受信を終了するまで、アウト信号の受信及びセーフ信号の受信に応じて、大当たり中のアウト及びセーフを特定し、更にT1Yの特定を繰り返し行っている。
また、管理装置5は、図5の遊技機別集計を出力する際、誤差T1Oを識別表示する。具体的には、1番台、2番台、3番台の遊技機2の内、1番台の16R時の誤差T1Oが標準範囲(図2の誤差T1O標準範囲)を越えているとして例えば黄色で識別表示する一方、2番台の誤差T1Oが標準範囲未満であるとして例えば青色で識別表示する。尚、図5では、色の違いをハッチングの種類により示している。
このように、遊技場用システム1は、遊技履歴を集計及び記憶すると共に、第1出力処理及び第2出力処理により、台番毎或いは機種毎の遊技情報と時間情報とを比較可能に出力する。これにより、各遊技機2の現在の調整が適切であるか否か、及び、適切でない場合にはどの遊技機2の調整を参考にすれば良いのかなどを把握することが可能となる。
遊技場用システム1では、最適時間(適正時間情報)と大当たり時間情報との比較結果を出力する、或いは比較可能に出力するので、実際の大当たり時間が大当たり演出に対応した最適時間とどれだけ相違しているのかを把握出来るようになる。この場合、遊技機2の台番毎に集計して出力するので、実際の大当たり時間と最適時間との差が大きければその遊技機2の調整が必要であると判断出来る一方、差が少なければその遊技機2の調整状態が適正な物であると判断出来る。換言すると、大当たり時間と最適時間とを一致させるような調整を、調整すべき遊技機2を容易に把握可能に、且つ、いずれの遊技機2を手本とすれば良いかを容易に把握可能になる。これにより、大当たり時間が最適時間からずれることによる不一致により遊技者に不快感を与える虞を低減することが出来る。
遊技機2の機種毎に遊技情報を集計して出力するので、例えば時間幅を参照することにより大当たり時間が収束しやすい機種なのか否か、或いは最長差や最短差を参照することにより大当たり演出が途切れる場合にどれだけの誤差が発生する可能性がある機種なのか等の傾向を把握出来、調整候補とする際の指標を提示出来るようになる。
本発明は、上記した一実施形態にて例示したものに限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
図2にて最適時間や時間許容範囲について時間を設定したが、T1Oを対象とした最適玉数や玉数許容範囲等で設定しても良い。また、大当たり時間情報として大当時間とT1Oの双方を管理対象としたが、一方のみを管理対象としても良い。
Rを特定する際にT1Yを参照したが、大当時間やT1Oを同様に参照して特定しても良いし、Rを直接特定可能な信号が遊技機2側から出力されれば、その遊技信号により特定しても良い。
T1Yをアウト信号とセーフ信号とから直接的に特定したが、アウトとセーフとを各々集計してその差により間接的に特定する等、例示した全ての遊技情報について、遊技信号から直接的に特定しても、間接的に特定しても、どのように特定しても良い。
図2に示す適正時間設定の設定対象となる許容範囲に上限と下限の双方を設定したが、一方のみの設定であっても良い。尚、一実施形態で説明した誤差T1Oに対する標準範囲を設定した場合についても同様である。
管理装置5が行う情報処理の一部を中継装置4等にて行う構成としても良い。また、出力先をモニタ7ではなく貸出機3とする等、その設置場所や構成等は特に限定されない。例えば、調整が必要となった遊技機2に対応して設けられている貸出機3の液晶表示部3aに比較結果を出力することにより、遊技機2の調整が容易になるなどのメリットがある。
大当たり演出としてBGMを例示したが、映像や効果音等による大当たり演出にも対応することが出来る。
また、図4に示す遊技履歴作成処理に基づき図5に示す遊技機別集計を特定したが、遊技履歴を参照せず直接的に遊技情報を集計することで図5の遊技機別集計を特定しても勿論良い。
Claims (4)
- 遊技機側から出力される大当たり時間を示す遊技情報である大当たり時間情報を特定可能な遊技信号を受信する受信手段と、
前記受信手段による遊技信号の受信により前記大当たり時間情報を大当たり毎に特定する時間情報特定手段と、
前記時間情報特定手段により特定された前記大当たり時間情報を管理する管理手段と、
遊技機における大当たり中に再生実行される大当たり演出の演出時間の区切りとなる期間を示す最適時間に対応する適正な前記大当たり時間情報に対応した適正時間情報を特定可能な適正時間設定情報を設定する設定手段と、
前記管理手段により管理される前記大当たり時間情報と、前記適正時間設定情報により特定される前記適正時間情報とを比較可能に出力する第1出力処理、及び前記管理手段により管理される大当たり時間情報と、前記適正時間情報とが比較された比較結果を出力する第2出力処理の内、少なくとも一方の出力処理を行う出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 前記適正時間設定情報は、遊技者が大当たりの終了により前記大当たり演出が中断され、不快であると感じないことが想定される前記大当たり時間情報についての許容範囲を示す設定情報であり、
前記管理手段は、前記時間情報特定手段により大当たり毎に特定された大当たり時間情報が、前記適正時間設定情報により示される許容範囲にあるか否かを大当たり毎に判定することで、前記大当たり時間情報と、前記適正時間情報とを比較し、
前記出力手段は、前記管理手段による判定結果を発生した大当たり毎に特定可能に出力すること、発生した大当たりの内で対応する前記大当たり時間情報が前記適正時間設定情報により示される許容範囲にある大当たりの割合を特定可能な適正率を出力すること、及び発生した大当たりの内で対応する前記大当たり時間情報が前記適正時間設定情報により示される許容範囲にない大当たりの割合を特定可能な非適正率を出力することの少なくとも一つを行うことで前記第2出力処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技場用システム。 - 前記受信手段は、遊技機側から出力される大当たり期間を特定可能な大当たり信号と、遊技機にて使用された使用媒体数であるアウトを特定可能なアウト信号とを、前記大当たり時間情報を特定可能な遊技信号として受信し、
前記時間情報特定手段は、前記大当たり期間を計時することで特定される大当時間と、前記大当たり期間における前記アウトであるT1Oとを前記大当たり時間情報として特定し、
前記適正時間設定情報は、前記最適時間の秒数を特定可能な設定情報であり、
前記管理手段は、前記大当たり時間情報として前記時間情報特定手段により特定される大当時間と前記T1Oとを管理する一方、その管理する大当時間と前記T1Oとから特定される大当時間1秒当たりの前記T1Oである基準T1Oに、前記適正時間設定情報により特定される秒数を乗じた値を示し、前記最適時間に対応した前記T1Oである最適T1Oを前記適正時間情報として管理すること、及び当該最適T1Oと前記管理するT1Oとの差を示す誤差T1Oを前記比較結果として管理することの内、少なくとも一方を実行し、
前記出力手段は、前記第1出力処理を行う場合には前記管理手段により管理される前記T1Oと前記最適T1Oとを比較可能に出力する一方、前記第2出力処理を行う場合には前記誤差T1Oを出力することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場用システム。 - 前記設定手段は、管理対象となる遊技機を遊技機種別に区分けする機種設定を行い、
前記適正時間設定情報は、前記最適時間を示す前記大当たり時間情報である最適時間情報を前記適正時間情報として遊技機種別に特定可能な設定情報であり、
前記管理手段は、管理対象となる前記大当たり時間情報の内、大当たり期間が最長となる大当たりに対応した最長大当たり時間情報と、最短となる大当たりに対応した最短大当たり時間情報との内、少なくとも一方を管理対象として遊技機種別に抽出する一方、その最長大当たり時間情報と前記最適時間情報との差を示す最長差、前記最短大当たり時間情報と前記最適時間情報との差を示す最短差、及び最長大当たり時間情報と前記最短大当たり時間情報との差を示す時間幅の内、少なくとも一つを管理し、
前記出力手段は、前記管理手段により管理される前記最長差、前記最短差、及び前記時間幅の内、少なくとも一つを遊技機種別に比較可能に出力する出力処理を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遊技場用システム。
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