JP2012139149A - 魚挟み器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回動支軸部には、その軸方向の一端側へ向けて移動することで、一対の挟持アーム2,3同士を任意の回動角度で回り止め固定し、軸方向の他端側へ向けて移動することで、回り止め固定を解除するロック機構10が設けられている。ロック機構10は、一対の挟持アーム2,3の一方に設けられた係止受部と、一対の挟持アーム2,3の他方に回動不能かつ回動支軸部の軸方向に移動可能に設けられ、係止受部に係脱可能な係止部を有する係止軸13と、を備える構成とした。
【選択図】図2
Description
この魚挟み器では、上側の挟持アームに対して下側の挟持アームが回動支軸部周りに回動可能に設けられており、上側の挟持アームと下側の挟持アームとの間に魚の胴体等を挟持した状態で、上側の挟持アームの上面に取り付けられたレバー固定ねじを締め付ける操作を行うことで、上側の挟持アームに対して下側の挟持アームを回り止め固定することができ、これらの間に魚を掴んだまま保持することができるようになっている。
また、このような回り止め固定の解除は、レバー固定ねじの締め付けを緩める操作を行うことで可能である。
特許文献1の魚挟み器におけるこのような問題は、回動支軸部を中心として軸回りに回動可能な一対の挟持アームを備えた魚挟み器において、前記したレバー固定ねじを設けた場合においても同様に生じる問題である。
また、係止軸を軸方向の一端側へ向けて移動することで一対の挟持アーム同士を任意の回動角度で回り止め固定することができ、係止軸を軸方向の他端側へ向けて移動することで一対の挟持アーム同士の回り止め固定を解除することができる。つまり、係止軸の軸方向に沿った単純な移動によって、一対の挟持アーム同士の回り止め固定およびその回り止め固定の解除を好適に行うことができる。
また、一対の挟持アーム同士の固定やその固定の解除は、回動支軸部の軸方向に沿う直線的な移動によるものであるので、固定やその固定の解除を迅速に行うことができ、使い勝手がよい。
また、係止軸の軸方向に沿った単純な移動によって、一対の挟持アーム同士の回り止め固定および回り止め固定の解除を好適に行うことができるので、固定やその固定の解除を迅速に行うことができ、使い勝手がよい。
また、一対の挟持アームを回動操作する際の挟持力のみでは、一対の挟持アーム同士が回り止め固定されることはないので、挟持操作中において不意に一対の挟持アーム同士が回り止め固定されてしまうのを確実に防止することができ、また、回り止め固定後においても不意に一対の挟持アーム同士の回り止め固定が解除されてしまうのを確実に防止することができる。したがって、使い勝手の良い魚挟み器が得られる。
また、回動支軸部の軸方向に沿う方向の力で一対の挟持アーム同士の回り止め固定やその解除を行うことができるので、回り止め固定時やその解除時の操作力が、一対の挟持アームの回動方向に対して作用することがなく、これによって、一対の挟持アーム同士の回動角度を好適に保持しながら回り止め固定やその解除を行うことができ、操作性がよい。
図1(a)(b)に示すように、魚挟み器1は、一対の挟持アーム2,3が回動支軸部となる連結部23,33を中心として軸回りに回動可能に連結されている。そして、連結部23,33には、一対の挟持アーム2,3同士を任意の回動角度で回り止め固定することが可能なロック機構10が設けられている。
また、握り部22,32の間には、握り部22,32同士を相互に開く方向に付勢するばね17が介在されている。
ここで、挟持部21,31の内側前縁21c,31cは、内側後縁21j,31j(図3(c)(d),図4(b)(d)参照)よりも湾曲の曲率が緩やかとなっており、これによって、図1(a)に示すように、挟持部21,31を閉じた正面視において、内側前縁21c,31cにより形成される開口を通じて、後側の歯部21b,31bおよびこの後側の歯部21b,31bに連続している上端歯部21b1,31b1が臨むようになっている。
なお、挟持部21,31が閉じられて鈎部21g1,31g1同士が当接した状態において、上端歯部21b1,31b1は噛み合うことがなく、若干の隙間を有して対峙するようになっている。
また、握り部22,32の内側面には、図3(b),図4(c)に示すように、肉抜き部22d,32dが形成されている。また、握り部22,32の内側面には、ばね17(図1(a)参照)を保持するための保持部22f,32fが設けられている。
ここで、複数の係止凹部34cは、特許請求の範囲にいうロック機構10の係止受部に相当する。
また、円筒部34aの内側には、円筒軸11が挿通される挿通孔33bが形成されている。
以下では、連結部23,33の連結構造について説明しつつロック機構10について説明する。
図2(a)に示すように、連結部23,33は、連結部23の丸孔23bおよび連結部33の挿通孔33bに円筒軸11を挿通してこれに係止リング12を係止することで、軸回りに回動可能かつ軸方向に離脱不能に連結されるようになっている。そして、連結部33側から円筒軸11の内側を通じて係止軸13が挿通され、連結部23側から係止軸13に係止キャップ15が連結されるようになっている。
なお、胴部11bは、挿通時にスリット11eによって弾性変形可能となっている。
キャップ部13aは、連結部33の内側面33a(図2(b)参照、以下同じ)の内側に挿入可能な大きさに形成されており、後記する挟持アーム2,3(図1参照、以下同じ)の回り止め固定時に軸方向に押圧されて、連結部33の内側面33aの内側に挿入されるようになっている。
軸部13bは、円筒軸11の内側に挿通可能であり、挿通された状態で軸部13bの先端の四角筒状とされた先端嵌合部13cが係止キャップ15の底部15d(図2(b)参照、以下同じ)に形成された嵌合孔15c(図2(b)参照、以下同じ)に嵌合可能となっている。
複数の係止凸部14は、連結部33の複数の係止凹部34cに対して係脱可能であり、後記する挟持アーム2,3の回り止め固定時に、図8(a)に示すように係止軸13が軸方向の一端側となる連結部23側(係止キャップ15側)に向けて押圧されることで複数の係止凹部34cに係止し、また、挟持アーム2,3の回り止め固定の解除時に、図8(b)に示すように、係止キャップ15を介して係止軸13が軸方向の他端側となる連結部33側(係止軸13のキャップ部13a側)に向けて押圧されることで複数の係止凹部34cとの係止が解除されるようになっている。
係止キャップ15の底部15dには、嵌合孔15cが形成されている。この嵌合孔15cには、係止軸13の軸部13bの先端嵌合部13cが嵌合するようになっており、この嵌合によって係止軸13と係止キャップ15とが連結されるようになっている。
なお、係止キャップ15の底部15dの外側面には、段部15eが形成されており、この段部15eに円板状の蓋部16(図2(b)参照)が装着されるようになっている。蓋部16の装着面には、嵌合孔15cに係合する段差部16c(図2(b)参照)が形成されている。
一対の挟持アーム2,3同士を回り止め固定する際には、例えば一対の挟持アーム2,3を手で掴んで所望の回動角度に回動しておいてから、図8(a)に示すように、連結部23側に向けて係止軸13のキャップ部13aを図中矢印X1方向に押圧し、キャップ部13aを連結部33の内側面33aの内側に押し込む。
そうすると、図8(b)に示すように、係止軸13およびこれに連結された係止キャップ15が一体的にスライド移動し、係止軸13の複数の係止凸部14が連結部33の複数の係止凹部34cに係止される。そして、係止キャップ15が連結部23の外側方に突出した状態となる。このように突出した状態において、係止キャップ15の各溝部15bと連結部23の各突状部24との係合状態は好適に維持されており、係止軸13は、連結部23の軸周りに回動不能かつ連結部23の軸方向に移動可能に保持されている。
これによって、一対の挟持アーム2,3同士が所望の回動角度で回り止め固定された状態に保持されることとなる。
そうすると、係止キャップ15に押されるようにして係止軸13がスライド移動し、図8(a)に示すように、係止軸13の複数の係止凸部14と連結部33の複数の係止凹部34cとの係止状態が解除され、係止軸13のキャップ部13aが連結部33の外側方に突出する。
これによって、一対の挟持アーム2,3同士の回り止め固定が解除されることとなる。
また、一対の挟持アーム2,3同士の固定やその固定の解除は、係止軸13(回動支軸部)の軸方向に沿う直線的な移動によるものであるので、固定やその固定の解除を迅速に行うことができ、使い勝手がよい。
また、係脱の構造が簡単であり、製造や組み付けが行い易いという利点が得られる。このことはコストの低減に寄与する。
また、係止軸13の軸方向に沿った単純な移動によって、一対の挟持アーム2,3同士の回り止め固定および回り止め固定の解除を好適に行うことができるので、固定やその固定の解除を迅速に行うことができ、使い勝手がよい。
また、一対の挟持アーム2,3を挟持する際の操作方向(挟持方向)とは異なる方向となる軸方向の一端側へ向けた押し込み操作を行ったときにはじめて、一対の挟持アーム2,3同士が回り止め固定され、また、これとは反対側となる軸方向の他端側へ向けた押し込み操作を行ったときにはじめて、回り止め固定の解除を行うことができるので、一対の挟持アーム2,3の回動操作中に不意に一対の挟持アーム2,3同士が回り止め固定されてしまうのを確実に防止することができ、また、回り止め固定後に不意に一対の挟持アーム2,3同士の回り止め固定が解除されるのを確実に防止することができる。したがって、使い勝手の良い魚挟み器1が得られる。
また、一対の挟持アーム2,3の回動操作する際の挟持力(掴み力)のみでは、一対の挟持アーム2,3同士が回り止め固定されることはないので、挟持操作中において不意に一対の挟持アーム2,3同士が回り止め固定されてしまうのを確実に防止することができ、また、回り止め固定後においても不意に一対の挟持アーム2,3の回り止め固定が解除されてしまうのを確実に防止することができる。したがって、使い勝手の良い魚挟み器1が得られる。
また、係止軸13の軸方向に沿う方向の力で一対の挟持アーム2,3同士の回り止め固定やその解除を行うことができるので、回り止め固定時やその解除時の操作力が、一対の挟持アーム2,3の回動方向に対して作用することがなく、これによって、一対の挟持アーム2,3の回動角度を好適に保持しながら回り止め固定やその解除を好適に行うことができ、操作性がよい。
図10(a)〜(c)を参照して第2実施形態の魚挟み器について説明する。
本実施形態の魚挟み器1が前記第1実施形態と異なるところは、ロック機構10がラチェット機構40を備えている点である。
そうすると、係止キャップ15に押されるようにして係止軸13がスライド移動し、係止軸13の複数の係止凸部14と連結部33の複数の係止凹部34cとの係止状態が解除され、係止軸13のキャップ部13aが連結部33の外側方に突出する(図10(c)参照)。
これによって、一対の挟持アーム2,3同士の回り止め固定が解除されることとなる。
なお、係止キャップ15を押し込んだまま、一対の挟持アーム2,3同士を掴む手の力を緩めることで、一対の挟持アーム2,3同士は、ばね17(図1(a)参照)の付勢力によって自動的に開くようになっている。なお、所望の回動角度で一対の挟持アーム2,3を保持したい場合には、開く途中で、係止キャップ15の押圧を中止すればよい。
これによって、挟持操作時には、係止軸13の軸方向の一端側へ向けた押圧操作をいちいち行う必要がなくなり、一対の挟持アーム2,3同士の回り止め固定が行い易い。したがって、操作性に優れた魚挟み器1が得られる。
図11,図12を参照して第3実施形態の魚挟み器について説明する。
本実施形態の魚挟み器1が前記第1,第2実施形態と異なるところは、一対の挟持アーム2,3同士が最大限に開かれた状態で、係止軸13の軸方向の一端側へ向けた移動を規制することが可能な規制手段50が設けられている点である。
一方、収容スペース52は、係止軸13のキャップ部13aの内側において、扇状リブ51と対応する(対峙する)位置に設けられており、本実施形態では、扇状リブ51とこれに隣接する2つの放射状リブ34b1,34b2とをその内側に一緒に収容することのできる広さを備えて形成されている。収容スペース52は、係止軸13のキャップ部13aの内側において、係止軸13の軸を中心として点対称の位置関係でキャップ部13aに一対設けられている。
したがって、一対の挟持アーム2,3同士が最大限に開かれた状態において、収納時や不使用時等において、不意に一対の挟持アーム2,3同士がロックされてしまうことがなくなり、使い勝手が向上する。
また、係止軸13の外周面に直接に、係止凸部や係止凹部を設けてもよい。
また、係止凸部や係止凹部の形状は、種々のものを採用することができ、その形成個数も任意に設定することができる。
また、握り部22,32同士を相互に開く方向に付勢するばね17は、必ずしも設けなくてもよい。ばね17を設けない場合には、例えば、握り部22,32に指を通すための孔や指掛け部を設けることにより、一対の挟持アーム同士の回動操作を好適に行うことができる。
2,3 挟持アーム
10 ロック機構
13 係止軸
14 係止凸部(係止部)
21,31 挟持部
34c 係止凹部(係止受部)
40 ラチェット機構
50 規制手段
Claims (6)
- 回動支軸部を中心として軸回りに回動可能な一対の挟持アームを備えた魚挟み器において、
前記回動支軸部には、その軸方向の一端側へ向けて移動することで、前記一対の挟持アーム同士を任意の回動角度で回り止め固定し、軸方向の他端側へ向けて移動することで、前記回り止め固定を解除するロック機構が設けられていることを特徴とする魚挟み器。 - 前記ロック機構は、
前記一対の挟持アームの一方に設けられた係止受部と、
前記一対の挟持アームの他方に回動不能かつ前記回動支軸部の軸方向に移動可能に設けられ、前記係止受部に係脱可能な係止部を有する係止軸と、を備え、
前記係止軸は、軸方向の一端側へ向けて移動することで前記係止受部に前記係止部が係止されて前記一対の挟持アーム同士を任意の回動角度で回り止め固定するとともに、軸方向の他端側へ向けて移動することで前記係止受部に対する前記係止部の係止を解除して前記一対の挟持アーム同士の回り止め固定を解除することを特徴とする請求項1に記載の魚挟み器。 - 前記係止受部と前記係止部との対向部位の一方には、前記係止軸の軸周りに円周方向に並んだ複数の係止凹部が設けられており、他方には、前記係止凹部に係脱可能な係止凸部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の魚挟み器。
- 前記回動支軸部は、前記一対の挟持アーム同士の回動角度を前記一対の挟持アーム同士が閉じる方向に段階的に回り止め固定するラチェット機構を備えており、
前記ラチェット機構による回り止め固定は、前記係止軸の軸方向の他端側へ向けた移動により解除されることを特徴とする請求項3に記載の魚挟み器。 - 前記ロック機構には、前記一対の挟持アーム同士が最大限に開かれた状態で、前記係止軸の軸方向の一端側へ向けた移動を規制する規制手段が設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の魚挟み器。
- 回動支軸部を中心として軸回りに回動可能な一対の挟持アームを備えた魚挟み器において、
前記一対の挟持アーム同士を任意の回動角度で回り止め固定するロック機構を備え、
前記ロック機構は、前記回動支軸部の軸方向に沿う方向の力が作用した場合に、前記一対の挟持アーム同士を回り止め固定し、または回り止め固定を解除することを特徴とする魚挟み器。
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| JP2001061392A (ja) * | 1999-06-04 | 2001-03-13 | Caruso Mark | 魚体保持装置 |
| JP2008011707A (ja) * | 2006-07-01 | 2008-01-24 | Toyomitsu Kk | 釣り道具 |
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