JP3158558U - 鋏 - Google Patents
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Abstract
【課題】指を挿入するための指穴が、使用者の指に合わせて容易にサイズ調整可能に構成された鋏を提供する。【解決手段】鋏1は、一対の刃部11、12と該刃部11、12に夫々連結する一対の柄部20、60とを有し、少なくとも一方の柄部20に指穴のサイズを調整可能とする指穴調整機構を備える。指穴調整機構は、柄部20に設けた一対の挿入孔25と、該挿入孔25に着脱可能に夫々一対の挿着部45が挿着される弾性変形可能な指穴部材40と、からなり、挿着部45の外面部と挿入孔25の内面部とで多段階に係止する係止手段を備える。指穴部材40は、挿入孔25に対して開口する馬蹄形状とすることができる。係止手段は、外面部に設けられた複数の係合凹部と、内面部に設けられた係止突起部とが、指穴部材40の弾性付勢力により係止する。【選択図】図1
Description
本考案は、指を挿入するための指穴が、使用者の指に合わせて容易にサイズ調整可能に構成された鋏に関する。
従来、鋏は一対の刃部とその刃部に夫々連結する一対の柄部とを有し、一対の刃部を軸芯により回動可能とした柄部を用いて開閉できるように構成されている。
その柄部には、指を挿入するための指穴が設けられ、この指穴に指を挿入し、柄部を回動操作することにより、刃部が開閉するようになっている。
その柄部には、指を挿入するための指穴が設けられ、この指穴に指を挿入し、柄部を回動操作することにより、刃部が開閉するようになっている。
しかし、使用者によって指の大きさが異なるため、指穴より指が大きい場合には、指を挿入できず、指穴より指が小さい場合には、指穴に対して指が遊びを生ずることになり、使用しづらいものとなる。
通常の鋏は、指穴のサイズは調整することができず、使用者にとっては、指に適合しない指穴の鋏を使用せざるを得ない場合が多いのが実情である。
通常の鋏は、指穴のサイズは調整することができず、使用者にとっては、指に適合しない指穴の鋏を使用せざるを得ない場合が多いのが実情である。
ここで、使用者の手に合わせて、サイズ調整可能に構成されている鋏が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この鋏は、柄部の一部を開口した環状に形成し、その内側に使用時において指を挿入する指掛部を設け、その開口を形成する柄部の両端部に連結位置を変更可能な連結手段を設け、これら連結手段により両端部を連結し、連結手段による両端部の互いの連結位置を変更することにより、指掛部をサイズ調整可能に構成したものである。この鋏であれば、使用者の手に合わせて、容易にサイズ調整を行うことができる。
更に、指穴を用いない柄部を使用した鋏が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この鋏は、親指を除く2本の指(例えば、人差し指及び中指)をT字状に形成された指係止部に係止させた状態で柄部を把持する。この鋏であれば、親指を除く2本の指については、確実に指係止部に固定して鋏を使用することができる。
しかし、特許文献1の鋏は、連結位置から柄部の両端部がはみ出し、使用に際して、はみ出し部分が邪魔になるおそれがある。
また、特許文献2の鋏は、親指を除く2本の指については、確実に係止できるものの、親指については、指穴を使用せざるを得ないため、指穴のサイズが適合しない場合が生ずる。
本考案は、前記の問題を解決するものであり、指を挿入するための指穴が、使用者の指に合わせて容易かつ確実にサイズ調整可能に構成された鋏を提供することを解決すべき課題としている。
また、特許文献2の鋏は、親指を除く2本の指については、確実に係止できるものの、親指については、指穴を使用せざるを得ないため、指穴のサイズが適合しない場合が生ずる。
本考案は、前記の問題を解決するものであり、指を挿入するための指穴が、使用者の指に合わせて容易かつ確実にサイズ調整可能に構成された鋏を提供することを解決すべき課題としている。
本考案は、以下の通りである。
請求項1に記載の鋏の考案は、一対の刃部と該刃部に夫々連結する一対の柄部とを有し、少なくとも一方の該柄部に指穴のサイズを調整可能とする指穴調整機構を備える鋏において、前記指穴調整機構は、前記柄部に設けた一対の挿入孔と、該挿入孔に着脱可能に夫々一対の挿着部が挿着される弾性変形可能な指穴部材と、からなり、前記挿着部の外面部と前記挿入孔の内面部とで多段階に係止する係止手段を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の鋏の考案は、一対の刃部と該刃部に夫々連結する一対の柄部とを有し、少なくとも一方の該柄部に指穴のサイズを調整可能とする指穴調整機構を備える鋏において、前記指穴調整機構は、前記柄部に設けた一対の挿入孔と、該挿入孔に着脱可能に夫々一対の挿着部が挿着される弾性変形可能な指穴部材と、からなり、前記挿着部の外面部と前記挿入孔の内面部とで多段階に係止する係止手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の鋏の考案は、請求項1に記載の考案において、前記指穴部材は、前記挿入孔に対して開口する馬蹄形状としたものである。
請求項3に記載の鋏の考案は、請求項1又は2に記載の考案において、前記係止手段は、前記外面部に設けられた複数の係合凹部と、前記内面部に設けられて該係合凹部と嵌合する係止突起部とが、該指穴部材の弾性付勢力により係止するものである。
請求項3に記載の鋏の考案は、請求項1又は2に記載の考案において、前記係止手段は、前記外面部に設けられた複数の係合凹部と、前記内面部に設けられて該係合凹部と嵌合する係止突起部とが、該指穴部材の弾性付勢力により係止するものである。
請求項4に記載の鋏の考案は、請求項3に記載の考案において、前記係止手段はラチェット機構からなり、前記係合凹部は、ラチェット溝であり、前記係止突起部は、ラチェット爪であるとしたものである。
請求項1に記載の鋏の考案によれば、使用者の指に合わせて容易かつ確実にサイズ調整可能に構成されている。すなわち、柄部に設けた一対の挿入孔とその挿入孔に着脱可能に夫々一対の挿着部が挿着される弾性変形可能な指穴部材とからなる指穴調整機構を備えたことにより、着脱が容易で確実に指穴に指を固定することができる。また、挿着部の外面部と挿入孔の内面部とで多段階に係止する係止手段を備えたことにより、使用者の指に合った指穴のサイズとすることができる。
請求項2に記載の鋏の考案によれば、指穴部材が、挿入孔に対して開口する馬蹄形状であるため、より使用者の指に適合したものとすることができる。
請求項3に記載の鋏の考案によれば、挿着部の外面部に設けられた複数の係合凹部と挿入孔の内面部に設けられた係止突起部とが、指穴部材の弾性付勢力により係止するものであるため、より確実に指穴部材を、挿入孔に固定することができる。
請求項4に記載の鋏の考案によれば、係止手段がラチェット機構からなるため、更に確実に、指穴部材を挿入孔に固定することができる。
請求項3に記載の鋏の考案によれば、挿着部の外面部に設けられた複数の係合凹部と挿入孔の内面部に設けられた係止突起部とが、指穴部材の弾性付勢力により係止するものであるため、より確実に指穴部材を、挿入孔に固定することができる。
請求項4に記載の鋏の考案によれば、係止手段がラチェット機構からなるため、更に確実に、指穴部材を挿入孔に固定することができる。
以下本考案を図1〜5を参照しながら詳細に説明する。なお、本考案は、かかる図に記載された具体例に示すものに限られず、目的、用途に応じて種々変更したものとすることができる。
[実施形態1]
本考案を具現化した実施形態1に係る鋏1は、図1に示すように、一対の刃部11、12と刃部11、12に夫々連結する一対の柄部20、60とを有し、柄部20に指穴80のサイズを調整可能とする指穴調整機構を備えている。指穴調整機構は、柄部20に設けた一対の挿入孔25と、挿入孔25に着脱可能に夫々一対の挿着部45が挿着される弾性変形可能な指穴部材40と、からなり、挿着部45の外面部と挿入孔25の内面部とで多段階に係止する係止手段を備えている。
本考案を具現化した実施形態1に係る鋏1は、図1に示すように、一対の刃部11、12と刃部11、12に夫々連結する一対の柄部20、60とを有し、柄部20に指穴80のサイズを調整可能とする指穴調整機構を備えている。指穴調整機構は、柄部20に設けた一対の挿入孔25と、挿入孔25に着脱可能に夫々一対の挿着部45が挿着される弾性変形可能な指穴部材40と、からなり、挿着部45の外面部と挿入孔25の内面部とで多段階に係止する係止手段を備えている。
刃部11、12は柄部20、60に埋設されることによって連結されている。使用に際しては、親指を指穴80に挿入し、他の指(例えば、人差し指と中指)を指穴85に挿入することにより、軸芯15を支点として、柄部20、60を回動操作し、刃部11、12を開閉するようになっている。
指穴調整機構は、図3に示すように、挿入孔25と指穴部材40とから構成される。
挿入孔25は、その内面部に係止突起部としてのラチェット爪25aが設けられている。
指穴調整機構は、図3に示すように、挿入孔25と指穴部材40とから構成される。
挿入孔25は、その内面部に係止突起部としてのラチェット爪25aが設けられている。
指穴部材40は、挿入孔25に対して開口する馬蹄形状であり、弾性変形可能な材質からなる。挿着部45の外面部には、複数の係合凹部としてのラチェット溝45aが設けられている。
指穴部材40を挿入孔25へ挿入するには、図3に示すように、指穴部材40の底部傾斜面45bを挿入孔25のラチェット爪上部の傾斜面25bに載置する。そして、矢印の方向に押し込むことによって、図4に示すように、複数のラチェット溝45aのうちの一箇所の溝と挿入孔25に設けたラチェット爪25aとが、指穴部材40の弾性付勢力によって係止する。指穴80が、使用者の親指の大きさに適合する位置に、指穴部材40を押し込むことにより、ラチェット溝45aがラチェット爪25aに係止する箇所を設定することができる。
一方、一旦押し込んだ箇所から、更に指穴80を大きくするには、図5に示す矢印の方向に力を加えて、ラチェット溝45aとラチェット爪25aとの係止を解除し、上部に引き上げる。そして、再度押し込むことにより、係止する箇所を設定することができる。
[実施形態2]
本考案を具現化した実施形態2に係る鋏2は、図2に示すように、柄部20に指穴調整機構を備え、更に、もう一方の柄部30にも指穴調整機構を備えたものである。
柄部30に設けた指穴調整機構は、一対の挿入孔35と、挿入孔35に着脱可能に夫々一対の挿着部55が挿着される弾性変形可能な指穴部材50と、からなり、挿着部55の外面部と挿入孔35の内面部とで多段階に係止する係止手段を備えている。
この指穴調整機構も、実施形態1と同様に、挿入孔35には、その内面部に係止突起部としてのラチェット爪が設けられており、指穴部材50の挿着部55の外面部には、複数の係合凹部としてのラチェット溝が設けられている。指穴調整機構についてのその他の構成及び作用効果については、実施形態1における指穴調整機構と同様であるため、その説明を省略する。
本考案を具現化した実施形態2に係る鋏2は、図2に示すように、柄部20に指穴調整機構を備え、更に、もう一方の柄部30にも指穴調整機構を備えたものである。
柄部30に設けた指穴調整機構は、一対の挿入孔35と、挿入孔35に着脱可能に夫々一対の挿着部55が挿着される弾性変形可能な指穴部材50と、からなり、挿着部55の外面部と挿入孔35の内面部とで多段階に係止する係止手段を備えている。
この指穴調整機構も、実施形態1と同様に、挿入孔35には、その内面部に係止突起部としてのラチェット爪が設けられており、指穴部材50の挿着部55の外面部には、複数の係合凹部としてのラチェット溝が設けられている。指穴調整機構についてのその他の構成及び作用効果については、実施形態1における指穴調整機構と同様であるため、その説明を省略する。
図2に示す鋏2は、指穴80に親指を挿入し、指穴90に他の指(例えば、人差し指及び中指)を挿入することによって、使用することができる。そして、親指のみでなく、他の指もその指穴90に確実に適合させることができるため、より鋏を使用しやすいものとすることができる。
本考案は、鋏の技術分野において好適に利用される。
1、2、3;鋏、11、12;刃部、20、30;柄部、80、90;指穴、25、35;挿入孔、25a;係止突起部(ラチェット爪)、40、50;指穴部材、45、55;挿着部、45a;係合凹部(ラチェット溝)
Claims (4)
- 一対の刃部と該刃部に夫々連結する一対の柄部とを有し、少なくとも一方の該柄部に指穴のサイズを調整可能とする指穴調整機構を備えた鋏において、
前記指穴調整機構は、前記柄部に設けた一対の挿入孔と、該挿入孔に着脱可能に夫々一対の挿着部が挿着される弾性変形可能な指穴部材と、からなり、
前記挿着部の外面部と前記挿入孔の内面部とで多段階に係止する係止手段を備えることを特徴とする鋏。 - 前記指穴部材は、前記挿入孔に対して開口する馬蹄形状である請求項1に記載の鋏。
- 前記係止手段は、前記外面部に設けられた複数の係合凹部と、前記内面部に設けられて該係合凹部と嵌合する係止突起部とが、該指穴部材の弾性付勢力により係止するものである請求項1又は2に記載の鋏。
- 前記係止手段はラチェット機構からなり、前記係合凹部は、ラチェット溝であり、前記係止突起部は、ラチェット爪である請求項3に記載の鋏。
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| JP2023033706A (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-13 | やおき工業株式会社 | 鋏用アタッチメント及び鋏 |
| JP2025102138A (ja) * | 2023-12-26 | 2025-07-08 | やおき工業株式会社 | 鋏 |
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