JP2012139877A - 電動鉛筆削り器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動で鉛筆を切削する鉛筆削り器であって、切削機構内部に取出し不能で残留した鉛筆の折れ芯等残存物の除去機能を装備した残存物除去機構付き電動鉛筆削り器を提供する。
【解決手段】駆動機構と、駆動力の伝達機構と、鉛筆を回転切削する切削機構と、鉛筆を挿入する貫入孔内に設けられた駆動機構の作動スイッチと、切削機構内部の残存物を切削機構から取出す除去機構と、からなり、貫入孔内に設けられた可動突起を貫入孔の外部から操作して移動する操作手段を設けた残存物除去機構付き電動鉛筆削り器。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動で鉛筆を切削する鉛筆削り器に関し、特に、切削機構内部に取出し不能で残留した鉛筆の折れ芯等残存物の除去機能を装備した残存物除去機構付き電動鉛筆削り器に関する。また、3つのセンサからなる安全装置を装備した残存物除去機構付き電動鉛筆削り器に関する。
従来より、鉛筆削り器には手動により切削機構を駆動させて鉛筆を切削する手動式鉛筆削り器の他、電動モータ等により切削機構を駆動させて鉛筆を切削する電動式鉛筆削り器があり、家庭用及び事務用の鉛筆削り器においては、利便性、効率性に富んだ電動式鉛筆削り器が広く使用されている。この電動式鉛筆削り器は、一般的に電動鉛筆削り器本体に設けられた鉛筆の貫入孔内に設けられた突起状(凸状)のセンサを有するスイッチを、挿入した鉛筆により接触押圧することで駆動機構が稼働し、切削機構を回転駆動させることで鉛筆の先端部分を切削するように構成されている。
この電動鉛筆削り器の使用する際の問題点として、鉛筆を貫入孔に挿入し切削している過程において鉛筆の芯が折れて残ったり、短い鉛筆や誤挿入された消しゴム等が貫入孔の内部に入り込むことにより、スイッチのセンサ突起が元に戻って駆動機構が稼働しなくなった状態になり、これら残留物の取出しが困難になり、これによって鉛筆が削れない事態が起こり得るという問題があった。また、この場合、電動式鉛筆本体をひっくり返すこと等により残留物を貫入孔内から排出することが試みられると考えられるが、駆動機構を稼働させるための貫入孔内に設けられた突起状(凸状)のスイッチより奥にこれら残留物が入り込むと、このスイッチのセンサ突起により残留物が出にくくなり、取出し不能の事態が起こり得るという問題があった。
残存物の除去機構が付いた電動鉛筆削り器の技術として、特許第3505144号、特許第3899113号および特許第2813958号がある。
特許第3505144号および特許第3899113号では、鉛筆貫入孔内の残留物を、残留物と当接して該残留物を前記切削ステーションから排出する排出手段と、該排出手段を外部から操作する排出操作手段により排出する技術が開示されている。また、特許第2813958号では、鉛筆削り本体に設けられたボタンを介したプッシュ操作によって鉛筆挿入孔の奥に詰まった折れ芯を鉛筆挿入孔の開口方向へ押し出して排出する技術が開示されている。
しかし、特許第3505144号および特許第3899113号では、駆動機構を稼働させるための突起状(凸状)のスイッチが貫入孔内に設けられている構造では、センサ突起より奥にこれら折れ芯や短い鉛筆などの異物が入り込む事態が生じると、該スイッチの奥に残留物が係留されるため、残留物を貫入孔から外部へ排出することが困難であることに変わりはないという問題があった。また、特許第2813958号は手動式鉛筆削り器に関する技術であるため上記スイッチは不要であったが、電動鉛筆削り器に応用すると、上記と同様の問題が生ずることになり、残留物を貫入孔から外部へ排出できないという問題があった。
また、電動鉛筆削り器は切削刃が電動で回転切削する構造であるため、不慮の怪我を防止するために安全装置を設けることが行われていた。特に、残留物を貫入孔から外部へ排出する場合においては、電動鉛筆削り器内部を視認するために削り屑入れや、電動鉛筆削り器本体に設けられた蓋等を開けることが想定され、その際に電動鉛筆削り器の駆動機構が不意に動作することを防止する必要がある。
この電動鉛筆削り器に設けられる安全装置に関する技術として、特開2008−137206号がある。しかし、ここでは、幼児保護スイッチが1つ設けられているだけであり、このスイッチが押されている状態であれば駆動機構が稼働してしまうため、安全装置としては不十分であった。
以上より、残留物を確実に貫入孔から外部へ排出する機構を装備した電動鉛筆削り器の開発が待たれており、さらに確実な安全装置を装備した電動鉛筆削り器の開発が待たれていた。
特許第3505144号 特許第3899113号 特許第2813958号 特開2008−137206号
本発明は上記問題を解決するために、電動で鉛筆を切削する鉛筆削り器であって、特に、切削機構内部に取出し不能で残留した鉛筆の折れ芯等残存物の除去機能を装備した残存物除去機構付き電動鉛筆削り器を提供することを目的とする。また、除去作業中の安全装置を装備した残存物除去機構付き電動鉛筆削り器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る電動鉛筆削り器は、駆動機構と、該駆動機構からの回転作動を伝達するギアからなる伝達機構と、鉛筆を回転切削する回転切削刃の設けられた切削機構と、鉛筆を挿入する貫入孔内に設けられた鉛筆の挿入押圧により貫入孔内から移動して鉛筆の挿入を検知する可動突起からなるセンサを有する駆動機構の作動スイッチと、切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を切削機構から取出す除去機構と、からなり、除去機構は、作動スイッチの可動突起が貫入孔内に突出している駆動機構の停止状態でも切削機構内部に取出し不能で残留した残存物の除去を容易にするために、貫入孔内に設けられた可動突起を貫入孔の外部から操作して移動する操作手段を電動鉛筆削り器の本体に設けた構造である。
また、駆動機構と、該駆動機構からの回転作動を伝達するギアからなる伝達機構と、鉛筆を回転切削する回転切削刃の設けられた切削機構と、鉛筆を挿入する貫入孔内に設けられた鉛筆の挿入押圧により貫入孔内から移動して鉛筆の挿入を検知する可動突起からなるセンサを有する駆動機構の作動スイッチと、切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を切削機構から取出す除去機構と、からなり、除去機構は、切削機構を容易に電動鉛筆削り器から取外して切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を除去するとともに再度の組立てを容易とするように、電動鉛筆削り器の本体に切削機構が係合部を介して着脱自在に装備されている構造である。
また、駆動機構と、該駆動機構からの回転作動を伝達するギアからなる伝達機構と、鉛筆を回転切削する回転切削刃の設けられた切削機構と、鉛筆を挿入する貫入孔内に設けられた鉛筆の挿入押圧により貫入孔内から移動して鉛筆の挿入を検知する可動突起からなるセンサを有する駆動機構の作動スイッチと、切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を切削機構から取出す除去機構と、からなり、除去機構は、作動スイッチの可動突起が貫入孔内に突出している駆動機構の停止状態でも切削機構内部に取出し不能で残留した残存物の除去を容易にするために、貫入孔内に設けられた可動突起を貫入孔の外部から操作して移動する操作スイッチを電動鉛筆削り器の本体に設けた構造であるとともに、切削機構を容易に電動鉛筆削り器から取外して切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を除去するとともに再度の組立てを容易とするように、電動鉛筆削り器の本体に切削機構が係合部を介して着脱自在に装備されている構造である。
また、係合部は、回転切削に供される回転力が脱着自在な係合により正確に伝達されるように、切削機構の先端に装備されたオスまたはメス形状のギアと、伝達機構に装備された前記オスまたはメス形状に対応するメスまたはオス形状のギアと、からなる構造である。
また、残存物除去機構付き電動鉛筆削り器は、本体に少なくとも3つのセンサが具備された構造で、すべてのセンサが動作位置になった場合に、駆動機構が動作する構成の安全装置が装備されている構造である。
また、電動鉛筆削り器に設けられた蓋体が閉じられていることを蓋体に設けられた突起の押圧で検出するセンサと、屑受け箱体が挿入されていることを屑受け箱体に設けられた突起の押圧で検出するセンサからなる安全装置が装備されている構造でもある。
本発明は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果がある。
1.貫入孔内に設けられた可動突起を貫入孔の外部から操作して移動する操作手段を電動鉛筆削り器の本体に設けたため、貫入孔内の残留物が突起に阻止されることなく、外部に排出することができる。
2.電動鉛筆削り器の本体に切削機構が係合部を介して着脱自在に装備されているため、切削機構を容易に電動鉛筆削り器から取外して切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を除去するとともに再度の組立てを容易とすることができる。
3.貫入孔内に設けられた可動突起を貫入孔の外部から操作して移動する操作手段を電動鉛筆削り器の本体に設けるとともに、電動鉛筆削り器の本体に切削機構が係合部を介して着脱自在に装備されているため、貫入孔内の残留物を突起によって係留されることなく外部に排出できると同時に、切削機構を容易に電動鉛筆削り器から取外して切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を除去することが可能となる。
4.係合部が、切削機構の先端に装備されたオスまたはメス形状のギアと、伝達機構に装備された前記オスまたはメス形状に対応するメスまたはオス形状のギアで係合される構造であるため、切削機構による回転切削に供される回転力が正確に伝達されると共に、切削機構を脱着自在とすることができる。
5.本体に少なくとも3つのセンサが具備されており、すべてのセンサが動作位置になった場合に、駆動機構が動作する構造であるため、意図しない駆動機構の不意な稼働を防ぎ、安全に電動鉛筆削り器を使用することができる。
6.電動鉛筆削り器に設けられた蓋体が閉じられていることを蓋体に設けられた突起の押圧で検出するセンサと、屑受け箱体が挿入されていることを屑受け箱体に設けられた突起の押圧で検出するセンサが設けられているため、通常の使用状態以外では動作せず、より安全に電動鉛筆削り器を使用することができる。
以下、本発明に係る電動鉛筆削り器を、図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、電動鉛筆削り器本体の斜視図であり、図2は、電動鉛筆削り器本体のカバー22を外した状態の正面図であり、図3は、電動鉛筆削り器本体の内部蓋体70を外した状態の正面図である。図4は、切削機構40の分解斜視図であり、図5は、切削機構40を正面から見た斜視図であり、図6は、係合部41の正面図である。図7は、電動鉛筆削り器本体のカバー22及び屑受け箱体24を外した状態の正面図であり、図8は、電動鉛筆削り器10のカバー22の斜視図である。
本発明の電動鉛筆削り器10は、本体20と、駆動機構(図示せず)と、カバー22と屑受け箱体24と本体内に収納された伝達機構30と切削機構40とからなる。
本体20は、駆動機構(図示せず)とカバー22と屑受け箱体24と伝達機構30と切削機構40とその他の部品を内包するフレーム部材からなる。この実施例では、本体20は樹脂素材を使用しており、図1に示すように、本体20前面上部にカバー22が設けられ、これを開くことで内部を視認及び修理・調整等を行うことができるようになっている。また、カバー22には、貫入孔50内に設けられたセンサとして機能する可動突起52を貫入孔50の外部から操作して移動するのに供される操作スイッチ62が設けられる。操作スイッチ62は、この実施例ではスライド式のスイッチが用いられているが、ボタン式のスイッチやレバー形式のスイッチ等であってもよい。また、本体20前面下部には屑受け箱体24が設けられており、切削機構40によって切削された鉛筆の残り屑がここに落下収納される。
駆動機構は、電動鉛筆削り器の本体20の内部に設置され、電力供給源に接続された駆動源(図示せず)と、動力を伝達するためのギア(図示せず)とからなる。駆動源(図示せず)は、この実施例ではモータを使用している。モータは電力供給源から電力を供給され、動力をギアにより伝達機構30のギアに伝達する。この実施例では外部から電力を電力供給源(図示せず)としている。
伝達機構30は、駆動機構からの回転作動を伝達するギアからなる。伝達機構30を構成するギアは、切削機構40に接合しており、駆動機構からの回転作動を受け、回転力を切削機構40に伝達する。また、請求項2及び請求項3の実施形態では、伝達機構30を構成するギアは、図4の切削機構の分解斜視図で示すように切削機構40の係合ギア42の第2ギア42bと接合しており、駆動機構からの回転作動を受け、回転力を係合ギア42を介して切削機構40に伝達する。伝達機構30は、図3のように、この実施例ではギアを用いているが、ベルトやチェーン等を用いて駆動機構からの回転作動を受ける形式でもよい。また、伝達機構30は、修理・交換が可能となるよう、切削機構40本体又は係合ギア42の第2ギア42b、及び本体20から取外し可能な状態で設置されるのが望ましい。
切削機構40は、鉛筆を回転切削する刃体を備えた部材である。この切削機構40には、回転切削刃44と貫入孔50が設けられており、貫入孔50に鉛筆90が挿入されると、鉛筆を挿入する貫入孔50内に設けられた可動突起52を有する駆動機構の作動スイッチが、鉛筆の挿入押圧により貫入孔内から移動して鉛筆の挿入を検知し、駆動機構が作動する。切削機構40に伝達機構30から回転作動が伝達され、回転切削刃44が貫入孔50を軸に鉛筆90の周囲を回転作動することで鉛筆90が切削される。回転切削刃44は使用を継続することで磨耗することが考えられるため、切削機構40から取外し可能として、交換できるような態様とするのが望ましい。
係合部41は、駆動機構の端縁に設けられた第1ギア42aと切削機構40の先端に装備された第2ギア42bとからなる係合ギア42と、切削機構全体を係合ギアに向けて押圧する内部蓋体70とからなり、これらの部材により切削機構40を着脱自在に残存物除去機構付き電動鉛筆削り器に装着している。
請求項2及び請求項3の実施形態では、第1ギア42aは駆動機構の端部に設けられており、第2ギア42bは切削機構40の先端に設けられている。
除去機構60は、切削機構40の内部に取出し不能で残留した残存物を切削機構40から取出すことに供される。除去機構60の実施例1として、貫入孔50内に設けられたセンサとして機能する可動突起52を貫入孔50の外部から操作して貫入孔外へスライド移動する操作スイッチ62が設けられている。
内部蓋体70は、図2及び図8で示すように、本体20のカバー22より内部に設けられている。該内部蓋体70には、貫入孔50が開口し、操作スイッチ62が設けられている。操作スイッチ62は、貫入孔50内に設けられた可動突起52を貫入孔50の外部から操作して移動するスライド部材である。貫入孔50内に設けられた可動突起52より奥に折れ芯や短い鉛筆などの異物が入り込んだ状態で可動突起52が元の鉛筆が押圧していない状態に戻ると、突出している作動スイッチの可動突起52に残留物が阻止されて取出し不能となる。内部蓋体70に設けられた操作スイッチ62を操作することで、可動突起52を貫入孔50内から移動させ、残留物の係留状態を解除する。これにより、駆動機構の停止状態でも切削機構内部に取出し不能で残留した残存物の除去を容易に行うことが可能となる。
操作スイッチ62の操作による作動スイッチの可動突起52の移動動作は、貫入孔50内から外側に突起が入り込む動作をする形式が望ましいが、突起が貫入孔50内壁と並行に倒れこむ形式でもよい。なお、操作スイッチ62は、作動スイッチの可動突起52と直接接合した状態で操作スイッチ62と一緒に移動する形式でもよいし、電動によって作動スイッチの可動突起52を移動させる形式でもよい。また、この実施例では操作スイッチ62は内部蓋体70に設けられており、カバー22に開口を設けることでカバー22の外部から操作可能としているが、操作スイッチ62の設置場所は問わない。
除去機構60の実施例2は、電動鉛筆削り器10の本体20に切削機構40を係合部41を介して着脱自在に装備した構成である。この実施例では、図4のように、切削機構40に係合ギア42が設けられている。係合ギア42は、切削機構40側に第1ギア42aを設け、伝達機構30側に第2ギア42bを設けた構成からなる。第1ギア42a及び第2ギア42bが係合することにより、駆動機構からの回転作動が伝達機構30から切削機構40に伝達され、切削機構40が作動することにより、鉛筆の切削が可能となる。また、切削機構40は、内部蓋体70と伝達機構30によって挟む形で本体20に装着されており、図3のように内部蓋体70を開けることにより、取り外すことが可能となる。切削機構40を容易に電動鉛筆削り器10の本体20から取外すことが可能となり、これによって、切削機構40内部に取出し不能で残留した残存物を除去するとともに再度の組立てを容易とすることが可能となった。
なお、内部蓋体70は、この実施例では、本体20にネジ止めにより装着されているが、結合方法はこの実施形式に限定されず、例えばより操作容易とするためにロック機構を有する扉体を用いた形式としてもよい。
実施例1と実施例2はいずれかを選択的に実施することに限定されるものではない。すなわち、貫入孔50内に設けられた可動突起52を貫入孔50の外部から操作して移動する、操作スイッチ62を用いた除去機構60を設置すると同時に、電動鉛筆削り器10の本体20に切削機構40が係合ギア42を介して着脱自在に装備した除去機構60を設置することも可能である。これにより、作動スイッチの可動突起52が貫入孔内に突出している駆動機構の停止状態でも切削機構内部に取出し不能で残留した残存物の除去を容易とするとともに、切削機構40を容易に電動鉛筆削り器10の本体20から取外して切削機構40内部に取出し不能で残留した残存物を除去するとともに再度の組立てを容易とすることが可能となるため、より容易かつ確実に貫入孔50内部に入り込んだ残存物を除去することが可能となった。
係合ギア42は、第1係合ギア42a及び第2係合ギア42bより構成される。図5及び図6にあるように、第1ギア42aは、切削機構40の先端に装備されたオスまたはメス形状のギアであり、第2ギア42bは、伝達機構30に装備された前記オスまたはメス形状に対応するメスまたはオス形状のギアである。この構成とすることにより、係合ギア42を介した伝達機構30と切削機構40の係合がより正確となり、回転切削に供される回転力がこの脱着自在な係合により正確に伝達されるようになった。
この実施例では、第1ギア42a及び第2ギア42bは、それぞれ対応するオス又はメスの形状としているが、この形状に限定されるものではない。例えば、反対方向への回転力の伝達を可能とするとともに伝達機構30と切削機構40の係合を正確なものとするため、より鋭角な形状のギアを用いることが考えられる。
安全装置80は、電動鉛筆削り器10は回転切削刃44が電動で回転切削する構造であることから、意図しない駆動機構の稼働を抑制して不慮の怪我を防止し安全に電動鉛筆削り器10を使用するために供される装置である。安全装置80は、電動鉛筆削り器10の本体20に少なくとも3つのセンサが具備された構造である。すべてのセンサが動作位置になった場合に、駆動機構が動作する構成である。これにより、使用者が意図しない駆動機構の稼働を抑制して不慮の怪我を防止し、より安全に電動鉛筆削り器10を使用することが可能となった。
安全装置80に供されるセンサは、第1センサ82a及び第2センサ82bによって構成される。図7にあるように、第1センサ82aは、電動鉛筆削り器10の本体20に設けられたカバー22が閉じられていることを、カバー22に設けられた突起84の押圧で検出するセンサであり、第2センサ82bは、屑受け箱体24が挿入されていることを屑受け箱体24に設けられた突起86の押圧で検出するセンサである。第1センサ82a及び第2センサ82bが反応検出して動作位置となり、かつ、貫入孔50内に設けられた可動突起52に鉛筆が挿入された事を検出するか、操作スイッチ62が動作位置となった場合(3つめのセンサとしての役割を果たしている)に駆動装置は稼働し、いずれが欠けても、駆動装置は稼働しない。これにより、通常の使用状態以外では動作せず、より安全に電動鉛筆削り器を使用することができるようになった。
カバー22に設けられた突起84は、図8に示すような形状であるが、形状はこの形に限定されない。また、実施例では、第1センサ82aとカバー22に設けられた突起84、及び第2センサ82bと屑受け箱体24に設けられた突起86の設置する位置は図7及び図8にあるような位置であるが、この位置や大きさに限定されるものではない。また、特に幼児の悪戯や誤操作による怪我を防止する観点から、追加のセンサを設けてもよい。
電動鉛筆削り器本体の斜視図 電動鉛筆削り器本体のカバーを外した状態の正面図 電動鉛筆削り器本体の内部蓋体を外した状態の正面図 切削機構の分解斜視図 切削機構を正面から見た斜視図 係合ギアの正面図 電動鉛筆削り器本体のカバー及び屑受け箱体を外した状態の正面図 電動鉛筆削り器のカバーの斜視図
10 電動鉛筆削り器
20 本体
22 カバー
24 屑受け箱体
30 伝達機構
40 切削機構
41 係合部
42 係合ギア
42a 第1ギア
42b 第2ギア
44 回転切削刃
50 貫入孔
52 可動突起
60 除去機構
62 操作スイッチ
70 内部蓋体
80 安全装置
82a 第1センサ
82b 第2センサ
84 蓋体に設けられた突起
86 屑受け箱体に設けられた突起
90 鉛筆

Claims (6)

  1. 駆動機構と、該駆動機構からの回転作動を伝達するギアからなる伝達機構と、鉛筆を回転切削する回転切削刃の設けられた切削機構と、鉛筆を挿入する貫入孔内に設けられた鉛筆の挿入押圧により貫入孔内から移動して鉛筆の挿入を検知する可動突起からなるセンサを有する駆動機構の作動スイッチと、切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を切削機構から取出す除去機構と、からなる電動鉛筆削り器において、
    除去機構は、作動スイッチの可動突起が貫入孔内に突出している駆動機構の停止状態でも切削機構内部に取出し不能で残留した残存物の除去を容易にするために、貫入孔内に設けられた可動突起を貫入孔の外部から操作して移動する操作手段を電動鉛筆削り器の本体に設けたことを特徴とする残存物除去機構付き電動鉛筆削り器。
  2. 駆動機構と、該駆動機構からの回転作動を伝達するギアからなる伝達機構と、鉛筆を回転切削する回転切削刃の設けられた切削機構と、鉛筆を挿入する貫入孔内に設けられた鉛筆の挿入押圧により貫入孔内から移動して鉛筆の挿入を検知する可動突起からなるセンサを有する駆動機構の作動スイッチと、切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を切削機構から取出す除去機構と、からなる電動鉛筆削り器において、
    除去機構は、切削機構を容易に電動鉛筆削り器から取外して切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を除去するとともに再度の組立てを容易とするように、電動鉛筆削り器の本体に切削機構が係合部を介して着脱自在に装備されていることを特徴とする残存物除去機構付き電動鉛筆削り器。
  3. 駆動機構と、該駆動機構からの回転作動を伝達するギアからなる伝達機構と、鉛筆を回転切削する回転切削刃の設けられた切削機構と、鉛筆を挿入する貫入孔内に設けられた鉛筆の挿入押圧により貫入孔内から移動して鉛筆の挿入を検知する可動突起からなるセンサを有する駆動機構の作動スイッチと、切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を切削機構から取出す除去機構と、からなる電動鉛筆削り器において、
    除去機構は、作動スイッチの可動突起が貫入孔内に突出している駆動機構の停止状態でも切削機構内部に取出し不能で残留した残存物の除去を容易にするために、貫入孔内に設けられた可動突起を貫入孔の外部から操作して移動する操作スイッチを電動鉛筆削り器の本体に設けた構造であるとともに、切削機構を容易に電動鉛筆削り器から取外して切削機構内部に取出し不能で残留した残存物を除去するとともに再度の組立てを容易とするように、電動鉛筆削り器の本体に切削機構が係合部を介して着脱自在に装備されていることを特徴とする残存物除去機構付き電動鉛筆削り器。
  4. 前記係合部は、回転切削に供される回転力が脱着自在な係合により正確に伝達されるように、切削機構の先端に装備されたオスまたはメス形状のギアと、伝達機構に装備された前記オスまたはメス形状に対応するメスまたはオス形状のギアと、からなることを特徴とする請求項2または請求項3記載の残存物除去機構付き電動鉛筆削り器。
  5. 前記残存物除去機構付き電動鉛筆削り器は、本体に少なくとも3つのセンサが具備された構造で、すべてのセンサが動作位置になった場合に、駆動機構が動作する構成の安全装置が装備されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の残存物除去機構付き電動鉛筆削り器。
  6. 前記残存物除去機構付き電動鉛筆削り器は、電動鉛筆削り器に設けられた蓋体が閉じられていることを蓋体に設けられた突起の押圧で検出するセンサと、屑受け箱体が挿入されていることを屑受け箱体に設けられた突起の押圧で検出するセンサからなる安全装置が装備されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の残存物除去機構付き電動鉛筆削り器。
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