JP2012156338A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話機は、開口部200と、凹部210とを有する操作部側筐体2と、開口部200を覆う閉状態と開口部200を覆わない開状態とに状態変更可能なバッテリーカバー2cであって、板状部220と、板状部220における凹部210側に突出すると共に凹部210の内面212に対応した環状に形成され凹部210に嵌入可能な嵌入突部230と、嵌入突部230の外周に配置され嵌入突部230とともに凹部210に圧入可能な第2防水用パッキン240と、嵌入突部230に形成され嵌入突部230と凹部210とにより形成される内部空間Mと外部空間とを連通させる貫通孔部250と、を有するバッテリーカバー2cと、を備える。
【選択図】図4
Description
そのため、特許文献1の電子機器において、密閉した直後、筐体が変形する場合があった。また、特許文献1の電子機器において、筐体内部に内蔵された電子部品が高い圧力で圧迫されているため、例えばスピーカから音を出すときにビビリが生じる等、当該電子部品に破損や劣化が生じる場合があった。
図1により、電子機器としての携帯電話機1における基本構造を説明する。図1は、携帯電話機1を開いた状態における外観斜視図を示す。
携帯電話機1は、開状態と閉状態とに状態変化(変形)可能に構成される。ここで、閉状態とは、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに重なるように配置された状態であり、詳細には、両筐体における所定の面同士が対向するように配置された状態である。本実施形態においては、操作部側筐体2における操作部側内面2Aと、表示部側筐体3における表示部側内面3Aとが互いに対向するように配置された状態である。また、開状態とは、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに重ならないように配置された状態であり、詳細には、両筐体における所定の面同士が対向せずに離間して配置された状態である。本実施形態においては、操作部側筐体2における操作部側内面2Aと、表示部側筐体3における表示部側内面3Aとが互いに対向せずに離間して配置された状態である。
操作部側筐体2は、外面(外郭)がフロントケース2aと、リアケース2bと、バッテリーカバー2c(蓋部)とにより構成される。
操作部側筐体2には、操作キー群11と、使用者が通話時に発した音声が入力される音声入力部12と、主電源操作部19とがそれぞれ外部に露出して配置される。本実施形態において、操作キー群11(サイドキー16除く)と、音声入力部12と、主電源操作部19とは、操作部側筐体2における操作部側内面2Aに並んで配置される。
表示部側筐体3は、外面(外郭)がフロントパネル3aと、フロントケース3bと、リアケース3cとにより構成される。
表示部側筐体3には、メイン表示部21と、サブ表示部22と、通話の相手側の音声を出力する音声出力部25とが外部に露出して配置される。
ここで、本実施形態において、連結部4の回動軸Z方向(第1方向)における一方側には、棒状の被取り付け部材300が配置される。被取り付け部材300は、回動軸Z方向に延びるように配置される。
キー基板50と、ケース体60と、回路基板70と、アンテナ部90と、第1防水用パッキン95と、バッテリー80とは、フロントケース2aとリアケース2bとの間(操作部側筐体2の内部)に配置(内蔵)される。
載置部14cには、キー構造部40が載置される。
キー開口部14aは、載置部14cに載置されるキー構造部40と、キー基板50とが当接した状態で積層配置可能となるよう形成される。
操作部材40Aは、複数のキー操作部材により構成される。具体的には、操作部材40Aは、機能設定操作キー部材13bと、入力操作キー部材14bと、決定操作キー部材15bとにより構成される。
操作部材40Aを構成する各操作キー部材それぞれは、キーシート40Cにおける所定箇所に接着される。キーシート40Cに接着された各操作キー部材それぞれにおける押圧面は、外部に露出して配置される。
複数のキースイッチ51、52、53それぞれは、各操作部材40Aに対応する位置に配置される。キースイッチ51、52、53は、椀状に湾曲して立体的に形成された金属板のメタルドームと、スイッチ端子(図示せず)とを有する。メタルドームは、その椀状形状の頂点が押圧されると、キー基板50の表面に印刷された電気回路(図示せず)に形成されるスイッチ端子に接触して電気的に導通するように構成される。
ケース体60は、回路基板70に対向して配置される平板部61と、平板部61における回路基板70側の面に対して略垂直に形成されるリブ62(壁部)を有する。リブ62は、回路基板70に実装される各種電子部品のうち最も高さのある電子部品の高さと同等又はそれよりも十分に高くなるよう形成される。リブ62は、平板部61の周縁及び内側に、基準電位部を構成する基準電位パターン層75に対応するように形成される。
また、ケース体60は、シールドケースとして機能する。ケース体60は、外部からの高周波等のノイズが回路基板70に配置される各種電子部品に作用するのを抑制すると共に、RF(Radio Frequency)回路、CPU回路、電源回路等から放出(伝播)されるノイズを遮蔽して、他の電子部品やアンテナに接続される受信回路等に作用することを抑制する。
なお、ケース体60は、金属により形成されるほか、骨格が樹脂により形成され、その表面に導体膜が形成されたものでもよい。
基板部71に実装される電子は、例えば、アンテナ部90が送受信する信号を処理する信号処理部を含む電子部品等が例示される。また、回路ブロックは、例えば、RF(Radio Frequency)回路や電源回路が例示される。
基準電位パターン層75は、基板部71の外縁や、各回路ブロックを区画する箇所に形成される。基準電位パターン層75は、例えば、回路基板70における第1面70aの表面に導電性の部材を印刷することで形成される。
バッテリーカバー2cは、リアケース2bにおける外面側から開口部200を覆うように配置される。
バッテリーカバー2cについては、後に詳述する。
ここで、本実施形態において、一端が操作部側筐体2の内部に配置された回路基板70に接続されるフレキシブルプリント基板120における他端が、表示部側基板86に接続されるために後述する挿通用孔部130を介して表示部側筐体3の内部に挿入配置される。
メイン表示部21は、フロントケース3bにおけるフロントパネル3a側に配置される。
また、フロントケース3bには、連結部4側の側面に挿通用孔部130が形成される。上述したフレキシブルプリント基板120における一端側は、挿通用孔部130から挿入されて表示部側筐体3の内部に配置される。
また、挿通用孔部130は、フレキシブルプリント基板120に取り付けられた不図示の閉塞部材により、水が外部から内部空間内に侵入しないよう閉塞される。
本実施形態において、表示部側基板86には、中央部にサブ表示部用開口部86aが形成される。サブ表示部用開口部86aには、サブ表示部22が(挿通)配置される。
また、本実施形態において、表示部側基板86には、カメラモジュールが実装される。
サブ表示部22は、液晶パネルと、液晶パネルを駆動する駆動回路と、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とを含んで構成される。
サブ表示部22は、表示領域がメイン表示部21の表示領域より小さい表示部である。
サブ表示部22は、表示部側筐体3の厚さ方向において、表示領域がメイン表示部21の表示領域と反対側を向いて配置される。
表示部側筐体3には、上述した部材のほか、音声出力部25等の部材が内部に収容配置される。
図4は、防水構造を説明する断面図である。図5は、防水構造を説明する断面図である。図6は、バッテリーカバー2cの部分拡大図である。図4は、防水構造を説明する部分断面図である。図5は、防水構造を説明する部分断面図である。図9は、操作部側筐体2にバッテリーカバー2cを取り付ける手順を説明する図である。図10は、操作部側筐体2にバッテリーカバー2cを取り付ける手順を説明する図である。図11は、操作部側筐体2にバッテリーカバー2cを取り付ける手順を説明する図である。図12は、操作部側筐体2にバッテリーカバー2cを取り付ける手順を説明する図である。
図4及び図5に示すように、操作部側筐体2は、開口部200と、開口部200に連続して形成される凹部210と、バッテリーカバー2c(蓋部)とを有する。また、操作部側筐体2は、バッテリーカバー2cが係止される第1被係止部270及び第2被係止部215を有する。
開口部200は、バッテリーカバー2cにより覆われた状態と、覆われない状態とに状態変更可能に構成される。
バッテリーカバー2cにより覆われていない状態において、ユーザは、開口部200を介してバッテリー80を着脱する。
凹部210は、バッテリー80を収容するバッテリー収容部を含む。
凹部210は、後述するように、嵌入突部230とともに内部空間Mを形成する部分である。
凹部210の外縁は、環状壁部211により構成される。
規制部213は、第1規制面213aと、第2規制面213bとを有する。
第1規制面213aは、環状壁部211における先端側に形成され、操作部側筐体2の厚さ方向にのびるように形成される面である。
第2規制面213bは、環状壁部211における根元側に形成され、操作部側筐体2の厚さ方向に交差する方向にのびるように形成される面である。
また、板状部220における凹部210側の面には、嵌入突部230と、第1係止部280と、第2係止部285とが形成される。
嵌入突部230の外周面(外周)には、第2防水用パッキン240が弾性力を有した状態で、該嵌入突部230の高さ方向に移動可能に配置される。嵌入突部230は、凹部210側の端部に第2防水用パッキン240の抜け止め用に形成される抜け止め部235を有する。
第2部232は、第1部231よりも外周の長さが長い部分である。
また、第2部232は、凹部210側に向かうにしたがって外周の長さが狭くなるように傾斜する傾斜外周面232aを有する。
第2防水用パッキン240は、環状であって、自然状態において内周の長さが嵌入突部230の外周の長さよりも短い弾性部材である。第2防水用パッキン240は、シリコンゴム等のゴムや、所定のエラストマー材料により構成される。
第2防水用パッキン240は、バッテリーカバー2cが閉状態において、上述の通り、規制部213により塞位置に位置決めされる。
第2防水用パッキン240は、規制部213により塞位置に移動されないかぎり非塞位置に配置されるので、バッテリーカバー2cが閉状態になる直前まで非塞位置に配置される。
つまり、第2防水用パッキン240は、バッテリーカバー2cが閉状態になる直前まで、内部空間Mを密閉しない。
貫通孔部250は、上述の通り、嵌入突部230における第2部232に形成される。
そして、外側開口250aは、傾斜外周面232aに形成される。
貫通孔部250は、第2防水用パッキン240が非塞位置に位置する場合には内部空間Mと外部空間とを連通させ、第2防水用パッキン240が塞位置に位置する場合には内部空間Mと外部空間とを連通させない。
貫通孔部250は、外側開口250aが第2防水用パッキン240により塞がれることで閉塞され、内部空間Mを密閉する。
また、第2係止部285は、バッテリーカバー2cにおける他端側に形成される。第2係止部285は、第2被係止部215に係止される。
バッテリーカバー2cは、第1係止部280が第1被係止部270に係止されると共に、第2係止部285が第2被係止部215に係止された場合、閉状態で維持される。
まず、ユーザは、図9に示す状態におけるバッテリーカバー2cの第1係止部280側端部を、図10に示すように矢印D1方向に移動させる。
次いで、ユーザは、図10に示すように、第1係止部280を第1被係止部270に係止させる。
ただし、この状態において、第2防水用パッキン240は、塞位置に位置していないので、貫通孔部250は完全に閉塞されていない。つまり、この状態において、内部空間Mは密閉されていないので、バッテリーカバー2cを閉状態にするために回動移動させることで内部空間Mの体積が小さくなっていく場合でも、内部空間M内の空気は圧縮されず(高圧力状態にならず)、貫通孔部250を通って外部空間に抜ける。
つまり、この状態において、内部空間Mは形成されるが、貫通孔部250は密閉されていないので、内部空間Mの圧力が増加した場合でも、内部空間Mの空気は、貫通孔部250から外部空間に抜ける。これにより、携帯電話機1は、内部空間Mが高圧力状態になることを抑制できる。
具体的には、バッテリーカバー2cが矢印D3方向に移動されて閉状態に状態変更された場合、第2防水用パッキン240は、規制部213により非塞位置(第1部231の外周)から塞位置(第2部232の外周であって外側開口250aを塞ぐ位置)に移動される。第2防水用パッキン240は、バッテリーカバー2cが閉状態の場合、規制部213により塞位置において位置決めされる。
そして、第2防水用パッキン240は、貫通孔部250を閉塞させて、内部空間Mを密閉する。
本実施形態において、携帯電話機1は、図11に示す状態において内部空間Mから空気が抜けるように構成されるので、外部空間との圧力差がない状態で内部空間Mが密閉される。
また、本実施形態によれば、バッテリーカバー2cが開状態において、第2防水用パッキン240は、非塞位置に位置する。これにより、携帯電話機1は、バッテリーカバー2cが開状態において、内部空間Mの空気を貫通孔部250を介して外部空間に抜くことができる。言い換えると、携帯電話機1は、バッテリーカバー2cが閉状態になるまでは、内部空間Mから空気を抜くことができ、該内部空間Mが高圧状態なることを抑制できる。
ここで、第2防水用パッキン240が弾性力(収縮力)を有した状態で嵌入突部230の外周に配置されるので、バッテリーカバー2cが開状態の場合、第2防水用パッキン240は、外周の短い第1部231側に位置(移動)する。これにより、携帯電話機1は、バッテリーカバー2cが開状態の場合、第2防水用パッキン240を非塞位置に位置させることができるので、貫通孔部250が閉塞されない状態を確実に維持できる。つまり、内部空間Mの空気を確実に外部空間に抜くことができる。
また、本実施形態において、第1部231が外周の長さが同じである垂直面を有するので、バッテリーカバー2cが開状態の場合、第2防水用パッキン240は、外周の短い第1部231側で維持される。
これにより、バッテリーカバー2cが開状態の場合、第2防水用パッキン240を非塞位置に位置させることができるので、貫通孔部250が閉塞されない状態を確実に維持できる。つまり、内部空間Mの空気を確実に外部空間に抜くことができる。
これらにより、携帯電話機1は、部品減やコスト抑制が達成される。
例えば、第2防水用パッキン240は、貫通孔部250側の部分は嵌入突部230における高さ方向に移動可能に配置され、他の部分は溝部等に嵌合されて嵌入突部230における高さ方向への移動が規制された状態で配置されてもよい。
2 操作部側筐体(筐体)
2c バッテリーカバー(蓋部)
3 表示部側筐体
200 開口部
210 凹部
212 内面(内縁部)
220 板状部
230 嵌入突部
240 第2防水用パッキン(パッキン部材)
250 貫通孔部
M 内部空間
Claims (8)
- 開口部と、前記開口部に連続して形成される凹部とを有する筐体と、
前記開口部を覆う閉状態と前記開口部を覆わない開状態とに状態変更可能な蓋部であって、
前記閉状態において前記開口部を覆う板状部と、
前記板状部における前記凹部側に突出すると共に前記凹部の内縁部に対応した環状に形成され、前記凹部に嵌入可能な嵌入突部と、
前記嵌入突部の外周に配置され、前記嵌入突部とともに前記凹部に圧入可能なパッキン部材と、
前記嵌入突部に形成され、前記嵌入突部と前記凹部とにより形成される内部空間と外部空間とを連通させる貫通孔部と、を有する蓋部と、を備える
電子機器。 - 前記パッキン部材における全部又は一部は、
前記内部空間と前記外部空間とを連通させないよう前記貫通孔部における前記外部空間側の外側開口を塞ぐ塞位置と、前記内部空間と前記外部空間とを連通させるよう前記貫通孔部における前記外部空間側の外側開口を塞がない非塞位置と、に移動可能に前記嵌入突部の外周に配置されると共に、
前記蓋部が前記閉状態において、前記塞位置に位置する
請求項1に記載の電子機器。 - 前記パッキン部材における全部又は一部は、
前記蓋部が前記開状態において、前記非塞位置に位置する
請求項2に記載の電子機器。 - 前記蓋部は、所定方向における一端側を回動軸として回動移動することで、前記開状態と前記閉状態とに状態変更される
請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。 - 前記貫通孔部は、前記所定方向における他端側に形成される
請求項4に記載の電子機器。 - 前記嵌入突部は、
前記凹部側に形成される第1部と、
前記板状部側に形成され前記第1部よりも外周の長さが長い第2部と、を有し、
前記貫通孔部は、前記第2部に形成される
請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。 - 前記第2部は、前記凹部側に向かうにしたがって外周の長さが狭くなるように傾斜する傾斜外周面を有し、
前記貫通孔部における前記外部空間側の外側開口は、前記傾斜外周面に形成される
請求項6に記載の電子機器。 - 前記凹部における内縁部は、前記蓋部が前記閉状態において、前記パッキン部材を前記塞位置に位置決めする
請求項2又は3に記載の電子機器。
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