JP2012169186A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】端子の中途挿入状態での誤係止を防止する。
【解決手段】コネクタハウジング30と、コネクタハウジングの雌端子収容孔34にそれぞれ後方から挿入される複数の雌型端子金具20と、各雌端子収容孔に設けられた可撓性のランス36と、コネクタハウジング内に装備されて雌型端子金具間を導通接続するジョイント端子10と、を備える。雌型端子金具の挿入方向に沿った側部に、雌型端子金具の挿入方向に交差する同じ方向に突出すると共に雌型端子金具の挿入方向の前後に離間して互いに独立し且つ左右方向に互いに位置がずれた前側突起23と後側突起24とが設けられ、ランス36に、後側突起が通過した際に後側突起と係合することで端子を抜け止めする係止壁36cと、前側突起がランスを通過する際に係止壁と前側突起とが係合するのを阻止するリブ15と、が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の電線を互いに接続したり、1系統の電線を複数に分配したりする際に使用されるジョイントコネクタに関する。
図5は、ジョイントコネクタの従来例を示したものである。
このジョイントコネクタ100は、下記特許文献1に開示されたもので、ジョイント端子(バスバー)110と、複数本の雌型端子金具120と、第1のコネクタハウジング130と、第2のコネクタハウジング140と、を備えている。
ジョイント端子110は、金属板のプレス成形品で、雌型端子金具120を嵌合接続する複数本のタブ片111と、これらのタブ片111を導通接続した連結部112と、を備える。
雌型端子金具120は、金属板のプレス成形品で、タブ片111が嵌合する角筒状の箱部121と、該箱部121の後端から延出して電線150を圧着する電線加締め部122と、抜け止め用の係合凹部123と、を備える。
第1のコネクタハウジング130は、樹脂の射出成型品で、ハウジング一端部131と、該ハウジング一端部131から延出した筒状のフード部132と、を備える。
ハウジング一端部131は、タブ片111をハウジングの他端130a(図5では、右端)側に向けて、ジョイント端子110を収容保持する。このハウジング一端部131は、例えば、インサート成形により、ジョイント端子110を保持する。
フード部132は、第2のコネクタハウジング140を嵌合させる筒状部である。このフード部132には、嵌合した第2のコネクタハウジング140を固定するためのロック穴部134が設けられている。
第2のコネクタハウジング140は、雌型端子金具120を収容保持して、第1のコネクタハウジング130に嵌合接続される。
第2のコネクタハウジング140は、雌型端子金具120を収容する複数の雌端子収容孔141と、雌端子収容孔141内に挿入された雌型端子金具120を抜け止めするランス142と、第1のコネクタハウジング130との結合状態をロックするロック突起143と、を備える。
ランス142は、雌端子収容孔141に沿って延出する弾性片142aの自由端側に、雌端子収容孔141に向かって突出する端子係止突起142bを備えている。このランス142は、雌端子収容孔141に雌型端子金具120が挿入されている途中では、雌型端子金具120の箱部121と端子係止突起142bとの干渉により、端子係止突起142bが雌端子収容孔141の外側に退避するように、弾性片142aが撓み変形して雌型端子金具120の挿入を許容する。そして、雌型端子金具120が規定位置まで挿入されると、端子係止突起142bの弾性復元力で端子係止突起142bが雌型端子金具120の係合凹部123に係合して、雌型端子金具120を抜け止めする。
ロック突起143は、第1のコネクタハウジング130と第2のコネクタハウジング140とが正常に嵌合完了したときに、第1のコネクタハウジング130のロック穴部134に係合して、コネクタハウジング相互の結合状態をロックする。
以上のジョイントコネクタ100では、第2のコネクタハウジング140に装着されている雌型端子金具120が規定位置に到達していない半嵌合(不完全挿入)状態のときに、それを検知する半嵌合検知手段として、第1のコネクタハウジング130のハウジング一端部131に、半嵌合検知突起135を備えている。
この半嵌合検知突起135は、第1のコネクタハウジング130と第2のコネクタハウジング140とを嵌合させたとき、ランス142の退避用空間145に挿入される突起である。雌型端子金具120が雌端子収容孔141に半嵌合状態のときは、ランス142が退避用空間145側に撓み変位しているため、ハウジング相互を嵌合させた際に、半嵌合検知突起135が退避用空間145に変位しているランス142の先端に干渉して、ハウジング相互の嵌合が阻害されることで、雌型端子金具120が半嵌合状態であることが検知される。
特開平8−250185号公報
ところで、上記のジョイントコネクタ100は、第1のコネクタハウジング130と第2のコネクタハウジング140を別に用意する必要があるため、部品点数が多く、コスト高になるという問題がある。そこで、コストを抑えるため、1つのハウジングにジョイント端子と雌型端子金具とを一緒に収容すると共に、雌型端子金具として既存のものを流用するようにしたジョイントコネクタについて検討してみた。この場合の流用しようとする既存の雌型端子金具は、前側に一次係止用の突起(前側突起)を有すると共に、後側にスタビライザとしての突起(後側突起)を有するものであるが、この雌型端子金具を使用する場合、次のような問題が生じるおそれがあることが新たにわかった。
すなわち、ハウジングに挿入した雌型端子金具を固定する場合、端子収容孔に設けた可撓性のランスによって係止するのが一般的であるが、この前側と後側に2つの突起を有する雌型端子金具をランスで固定する場合、本来ランスと係合すべき後側突起がランスを通過する前に、前側突起がランスを通過した段階で、ランスと前側突起が係合してしまい、中途挿入状態であるにも拘わらず、雌型端子金具の挿入を完了したと誤認してしまうおそれがあることが新たにわかった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、雌型端子金具の中途挿入状態での誤係止を防止するようにしたジョイントコネクタを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 複数本の雌型端子金具と、
前記雌型端子金具を嵌合接続する複数本のタブ片とこれらのタブ片を導通接続した連結部とを備えたジョイント端子と、
前記タブ片をハウジングの他端側に向けて前記ジョイント端子を収容保持するハウジング一端部と、前記雌型端子金具を規定位置まで挿入することで前記雌型端子金具と前記タブ片とを嵌合状態にする雌端子収容孔が配列されたハウジング他端部と、前記雌端子収容孔に沿って延出する弾性片の自由端側に前記雌端子収容孔に向かって突出する突起を備えて前記規定位置に挿入された前記雌型端子金具を抜け止めするランスと、を有する樹脂製のコネクタハウジングと、
を備え、
前記雌型端子金具の前記端子収容孔への挿入方向に沿った側部に、前記雌型端子金具の挿入方向に交差する同じ方向に突出すると共に前記雌型端子金具の挿入方向の前後に離間して互いに独立し且つ左右方向に互いに位置がずれた前側突起と後側突起とが設けられ、
前記ランスに、前記後側突起が通過した際に該後側突起と係合することで前記雌型端子金具を抜け止めする係止壁と、前記前側突起が前記ランスを通過する際に該係止壁と前側突起とが係合するのを阻止するリブと、が設けられていることを特徴とするジョイントコネクタ。
(2)前記ランスに設けられた前記リブが、端子挿入方向に沿った端部を前記コネクタハウジングに固定され、前記ランスが両持ち支持構造であることを特徴とする上記(1)に記載のジョイントコネクタ。
上記(1)の構成のジョイントコネクタによれば、前側突起がランスを通過するときには、リブによって、前側突起が係止壁と係合するのを阻止するので、雌型端子金具が正規の位置まで挿入されて、後側突起がランスを通過したときだけ、ランスの係止壁を後側突起と係合させることができる。従って、雌型端子金具の中途挿入状態での誤係止を防止することができ、中途挿入状態であるにも拘わらず、端子の挿入を完了したと誤認してしまうおそれを無くすことができる。
上記(2)の構成のジョイントコネクタによれば、ランスが両持ち構造であるので、端子保持力が増加する。
本発明によれば、雌型端子金具の中途挿入状態での誤係止を防止することができ、中途挿入状態であるにも拘わらず、雌型端子金具の挿入を完了したと誤認してしまうおそれを無くすことができる。
本発明に係るジョイントコネクタ装置の一実施形態の分解斜視図である。 図1に示した雌型端子金具の先端側斜め上方から視た斜視図である。 同ジョイントコネクタのハウジングの内部構造を示す斜視図である。 同ジョイントコネクタのハウジングに雌型端子金具を挿入したときの作用説明図で、(a)は途中まで挿入した状態を示す側断面図、(b)は挿入完了した状態を示す側断面図である。 従来のジョイントコネクタの分解状態の縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るジョイントコネクタの一実施形態の分解斜視図、図2は図1に示した雌型端子金具の先端側斜め上方から視た斜視図、図3は同ジョイントコネクタのハウジングの内部構造を示す斜視図、図4は同ジョイントコネクタのハウジングに雌型端子金具を挿入したときの作用説明図で、(a)は途中まで挿入した状態を示す側断面図、(b)は挿入完了した状態を示す側断面図である。
この一実施形態のジョイントコネクタ1は、図1に示すように、ジョイント端子10と、雌型端子金具20と、樹脂製のコネクタハウジング30と、を備える。
ジョイント端子10は、金属板のプレス成形品で、雌型端子金具20を嵌合接続する複数本のタブ片11とこれらのタブ片11を導通接続した連結部12と、を備える。
雌型端子金具20は、金属板のプレス成形品で、図1及び図2に示すように、タブ片11が嵌合する角筒状の箱部21と、該箱部21の後端から延出して電線を圧着する電線加締め部22と、挿入案内用突片24(後述する後側突起)と、を備える。
電線加締め部22は、電線の導体を圧着する導体加締め片22aと、電線の被覆部に加締め付けることで電線を固定する被覆加締め片22bとを備える。
雌型端子金具20は、他のコネクタ端子の流用品であることから、雌型端子金具20の雌端子収容孔34への挿入方向に沿った側部に、雌型端子金具20の挿入方向に交差する同じ方向に突出すると共に雌型端子金具20の挿入方向の前後に離間して互いに独立し且つ左右方向に互いに位置がずれた一次係止突起(以下、前側突起という)23と挿入案内用突片24(以下、後側突起という)とを有している。
後側突起24は、箱部21の後端寄りの位置において、後述するコネクタハウジング30の雌端子収容孔34への挿入方向に沿って延在する舌状片である。この後側突起24は、箱部21の側壁の一部を延長して折り曲げ成形することで、舌状に形成されている。
コネクタハウジング30は、樹脂の射出成型品で、ハウジング一端部31と、該ハウジング一端部31とは逆側の端部であるハウジング他端部32と、を備えている。
ハウジング一端部31は、図4に示すように、タブ片11をハウジング他端部32側に向けて、ジョイント端子10を収容保持する。
ハウジング他端部32には、図3及び図4に示すように、複数の雌端子収容孔34が配列されている。これらの複数の雌端子収容孔34は、雌型端子金具20を規定位置まで挿入することで雌型端子金具20とタブ片11とを嵌合状態にする孔である。ここに、規定位置とは、タブ片11と箱部21とが、電気的な接続に必要十分な接触長を得る位置である。
雌端子収容孔34には、図3に示すように、ガイド溝35が設けられている。ガイド溝35は、雌型端子金具20の雌端子収容孔34への挿入時に、後側突起24を摺動可能に案内して、雌型端子金具20を規定位置に案内する。
ランス36は、図3及び図4に示すように、雌端子収容孔34に沿って延出する弾性片36aと、この弾性片36aの自由端(図4では右端)に突設された端子係止突起36bと、を備えている。
端子係止突起36bは、雌端子収容孔34に向かって突出していて、図4(b)に示すように、規定位置に挿入された後側突起24に係合することで、雌型端子金具20を抜け止めする。
端子係止突起36bの前端には、雌型端子金具20がコネクタハウジング30の雌端子収容孔34に挿入されて、後側突起24がランス36を通過した際に、後側突起24と係合することで雌型端子金具20を抜け止めする係止壁36cが設けられている。また、係止壁36cには、前側突起23がランス36を通過する際に係止壁36cと前側突起23とが係合するのを阻止するリブ15が突設されている。この場合のリブ15は、前側突起23とは干渉する左右方向の位置に設けられているものの、後側突起24とは干渉しない左右方向の位置に設けられている。
リブ15の一端はランス36に固定されている。リブ15の他端はどこにも固定されずに自由端部になっていてもよいが、本実施形態では、ハウジング30に固定されている。これにより、ランス36は両持ち支持構造となっており、ランス36による端子保持力が増加する。
このジョイントコネクタを組み立てる際には、まず、ジョイント端子10をコネクタハウジング30の前部に装着する。次に、コネクタハウジング30の後方から各雌端子収容孔34に雌型端子金具20を挿入する。その際、図4(a)に示すように、前側突起23がランス36を通過するときには、リブ15が前側突起23に干渉してランス36が外側に撓むことによって、前側突起23が係止壁36cと係合するのを阻止することができ、前側突起23は、そのままランス36を素通りさせることができる。また、更に雌型端子金具20が正規の位置まで挿入されて、後側突起24がランス36を通過した段階では、リブ15が後側突起24と干渉しない位置にあるので、後側突起24の通過に伴い撓みから復帰したランス36の係止壁36cに後側突起24を係合させることができ、この段階で初めて雌型端子金具20を抜け止め固定することができる。
従って、雌型端子金具20の中途挿入状態での誤係止を防止することができ、中途挿入状態であるにも拘わらず、雌型端子金具20の挿入を完了したと誤認してしまうおそれを無くすことができ、ジョイント不良を未然に防ぐことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 ジョイントコネクタ
10 ジョイント端子
11 タブ片
15 リブ
20 雌型端子金具
21 箱部
23 前側突起
24 後側突起(挿入案内用突片)
30 コネクタハウジング
31 ハウジング一端部
32 ハウジング他端部
34 雌端子収容孔
35 ガイド溝
36 ランス
36b 端子係止突起
36c 係止壁

Claims (2)

  1. 複数本の雌型端子金具と、
    前記雌型端子金具を嵌合接続する複数本のタブ片とこれらのタブ片を導通接続した連結部とを備えたジョイント端子と、
    前記タブ片をハウジングの他端側に向けて前記ジョイント端子を収容保持するハウジング一端部と、前記雌型端子金具を規定位置まで挿入することで前記雌型端子金具と前記タブ片とを嵌合状態にする雌端子収容孔が配列されたハウジング他端部と、前記雌端子収容孔に沿って延出する弾性片の自由端側に前記雌端子収容孔に向かって突出する突起を備えて前記規定位置に挿入された前記雌型端子金具を抜け止めするランスと、を有する樹脂製のコネクタハウジングと、
    を備え、
    前記雌型端子金具の前記端子収容孔への挿入方向に沿った側部に、前記雌型端子金具の挿入方向に交差する同じ方向に突出すると共に前記雌型端子金具の挿入方向の前後に離間して互いに独立し且つ左右方向に互いに位置がずれた前側突起と後側突起とが設けられ、
    前記ランスに、前記後側突起が通過した際に該後側突起と係合することで前記雌型端子金具を抜け止めする係止壁と、前記前側突起が前記ランスを通過する際に該係止壁と前側突起とが係合するのを阻止するリブと、が設けられていることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記ランスに設けられた前記リブが、端子挿入方向に沿った端部を前記コネクタハウジングに固定され、前記ランスが両持ち支持構造であることを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
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