JP2012174829A - 内燃機関用の点火コイル - Google Patents

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拓 中村
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卓思 稲村
Atsushi Shono
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Hiroyuki Kimura
裕幸 木村
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Abstract

【課題】2次コイルから高圧端子までの電気的接続を溶接や半田付けを使用せずに行い、小型の点火コイルでも容易に組み立てることができる点火コイルを提供することを目標とする。
【解決手段】ケース内に備えられた高圧端子のケース内側を向く面の一部に略円錐状のへこみ部を形成し、へこみ部に2次高圧端子の一端の1箇所が接触し電気的接続されている。また、2次高圧端子の一端の先端を斜めに配勾することで弾性力を有している。さらに、2次高圧端子の一端の先端は高圧端子のへこみ部の径方向Lの範囲内に配置され、2次高圧端子の一端の先端と高圧端子のへこみ部の接触角度が、斜面に対して垂直より鋭角になる角度とされている。この構成から2次高圧端子の一端にずれが生じてもへこみ部の底部に誘導される。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関用の点火コイルに関するものである。
従来より、ケース内に1次コイルと2次コイルと鉄芯を備え、ケース内にモールド樹脂を充填したコイル収容部をプラグホール外に配置する内燃機関用の点火コイルにおいて、2次コイルから出力される高電圧を点火プラグへ供給するための2次コイルから点火プラグまでの電気的接続を溶接や半田付けを使用せずに行うことを目的としていくつかの構成が提案されている。この代表的な例として、例えば特開2004−207582号公報(以下「特許文献1」)が知られている。
上記特許文献1とする点火コイルの側面断面図を図10に示す。図10において、内燃機関用点火コイル211は、コイル−鉄心組立体212と、このコイル−鉄心組立体212を収容する絶縁ケース222と、この絶縁ケース222のソケット部222sに設けられた複数の一次端子223と、絶縁ケース222の高圧タワー部222hに設けられた高圧端子224と、絶縁ケース222内に充填され、硬化することによって収容したコイル−鉄心組立体212を絶縁ケース222内に固定する絶縁樹脂225とで構成されている。
また、上記コイル−鉄心組立体212は、一次コイルボビン213と、この一次コイルボビン213に巻回され、両端が別々の一次端子223に接続された一次コイル214と、この一次コイルボビン213および一次コイル214の外側に位置する二次コイルボビン215と、この二次コイルボビン215に一次コイル214と同心状に巻回され、例えば、一端(低圧端部)が一次端子223に接続された二次コイル216と、この二次コイル216の他端(高圧端部)に接続され、二次コイルボビン215に取り付けられるとともに、先端が高圧端子224に接触する接続ピン217と、一次コイル214および二次コイル216を貫通し、一次コイル214と二次コイル216とを磁気的に接続する鉄心部218とで構成されている点火コイルが提案されている。
特開2004−207582号公報
しかしながら、上記従来の点火コイルでは次のような問題が生じている。即ち、特許文献1の点火コイルでは、高圧端子は略円柱状の形状をしており、接続ピンは常に高圧端子の曲線部分と接続するので組み立て時に接続ピンの位置にバラツキが生じ、不良が発生する問題が生じる。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、2次コイルから高圧端子までの電気的接続を溶接や半田付けを使用せずに行い、小型の点火コイルでも容易に組み立てることができる信頼性の高い点火コイルを提供することを目標とする。
上記課題を解決するために本発明は次のような構成とする。即ち、請求項1の発明においては、ケースと、当該ケース内に中心鉄芯と外周鉄芯とからなる鉄芯の少なくとも一部を収容し、前記ケース内に1次ボビンに1次巻線を巻き回した1次コイルと、2次ボビンに2次巻線を巻き回した2次コイルを収容し、前記ケース内に高電圧を点火プラグへ供給するための高圧端子を備え、前記ケース内のコイル収容部にモールド樹脂を充填した内燃機関用の点火コイルにおいて、前記高圧端子の前記ケース内側を向く面の少なくとも一部にへこみ部を形成し、前記2次コイルに備えられた2次高圧端子は前記へこみ部と少なくとも1箇所接触していることを特徴とする内燃機関用の点火コイルとする。
上記構成においては、前記2次高圧端子は弾性力を有してもよいし、前記へこみ部は略円錐状に形成してもよいし、前記2次高圧端子と前記高圧端子の接触点は前記高圧端子の前記へこみ部の中心軸上から前記2次高圧端子の引き出し側までの規定された範囲内に配置してもよい。また、前記2次高圧端子の少なくとも1箇所に折り曲げ部を形成し、前記2次高圧端子は前記高圧端子と2箇所以上接触してもよい。さらに、前記2次高圧端子はV字型に折り曲げられ、前記2次高圧端子は前記高圧端子と2箇所接触してもよい。
また、前記2次高圧端子はN字型に折り曲げられ、前記2次高圧端子は前記高圧端子と2箇所接触してもよい。さらに、前記1次ボビンに形成されたフランジの少なくとも一部に樹脂流入部を形成し、前記2次ボビンに形成されたフランジの軸方向延長上に突起を少なくとも1箇所形成し、当該突起によって前記1次コイルが固定されてもよいし、前記2次高圧端子及び前記1次ボビン、前記2次ボビンの少なくとも1つの周囲に凹凸模様を形成してもよい。
また、別の発明としては、ケースと、当該ケース内に中心鉄芯と外周鉄芯とからなる鉄芯の少なくとも一部を収容し、前記ケース内に1次ボビンに1次巻線を巻き回した1次コイルと、2次ボビンに2次巻線を巻き回した2次コイルを収容し、前記ケース内に高電圧を点火プラグへ供給するための高圧端子を備え、前記ケース内のコイル収容部にモールド樹脂を充填した内燃機関用の点火コイルにおいて、前記高圧端子の前記ケース内側を向く面の少なくとも一部にへこみ部を形成し、前記1次ボビンに形成されたフランジの少なくとも一部に樹脂流入部を形成し、 前記2次ボビンに形成されたフランジの軸方向延長上に突起を少なくとも1箇所形成し、当該突起によって前記1次コイルが固定され、前記2次高圧端子及び前記1次ボビン、前記2次ボビンの少なくとも1つの周囲に凹凸模様を形成し、前記2次コイルに備えられた2次高圧端子は前記へこみ部と少なくとも1箇所接触していることを特徴とする内燃機関用の点火コイルとする。
また、ケースと、当該ケース内に中心鉄芯と外周鉄芯とからなる鉄芯の少なくとも一部を収容し、前記ケース内に1次ボビンに1次巻線を巻き回した1次コイルと、2次ボビンに2次巻線を巻き回した2次コイルを収容し、前記ケース内に高電圧を点火プラグへ供給するための高圧端子を備え、前記ケース内のコイル収容部にモールド樹脂を充填した内燃機関用の点火コイルにおいて、前記高圧端子の前記ケース内側を向く面の少なくとも一部にへこみ部を形成し、前記2次高圧端子はN字型に折り曲げられ、前記2次高圧端子は前記高圧端子と2箇所接触していることを特徴とする内燃機関用の点火コイルとする。
上記の通り、高圧端子のケース内側を向く面に略円錐状のへこみ部を形成し、2次コイルに備えられた2次高圧端子をへこみ部の少なくとも1箇所と接触することで溶接や半田付けを使用せずケース内にコイル部を圧入するだけで2次コイルから高圧端子を電気的に接続することができる。また、2次高圧端子の先端にずれが生じても略円錐状のへこみ部によって接続の許容範囲が広くなるため、ガイド等を用いなくとも2次高圧端子と高圧端子を確実に接続することができる。
また、2次ボビンに形成されたフランジの軸方向延長上に突起を少なくとも1箇所形成し、突起によって1次コイルが固定されるので2次高圧端子の先端がずれるのを抑えることができる。さらに、2次高圧端子及び1次ボビン、2次ボビンの少なくとも1つの周囲に凹凸模様を形成することでモールド樹脂との接着性が向上し、モールド樹脂充填後も2次高圧端子と高圧端子の電気的接続が確実に行える。
これらより、2次コイルから高圧端子までの電気的接続を溶接や半田付けを使用せずに行い、小型の点火コイルでも容易に組み立てることができる信頼性の高い点火コイルが実現できる。
本発明の第1の実施例とする内燃機関用の点火コイルの斜視図である。 図1の矢印(A)方向から見たB−B断面図である。 図2のC部拡大図である。 本発明の第1の実施例とする1次コイルと2次コイルの組み立て前の斜視図である。 本発明の第1の実施例とする1次コイルと2次コイルの組み立て後の斜視図である。 本発明の第2の実施例とする内燃機関用の点火コイルの側面断面図である。 図6のE部拡大図である。 本発明の第3の実施例とする内燃機関用の点火コイルの側面断面図である。 図8のH部拡大図である。 特許文献1の点火コイルの側面断面図である。
以下に本発明の実施の形態を示す実施例を図1乃至9に基づいて説明する。
本発明の第1の実施例とする内燃機関用の点火コイルの斜視図を図1に、図1の矢印(A)方向から見たB−B断面図を図2に、図2のC部拡大図を図3に、1次コイルと2次コイルの組み立て前の斜視図を図4に、1次コイルと2次コイルの組み立て後の斜視図を図5にそれぞれ示す。
図1乃至5において、点火コイル100の外形を形成するケース40は、鉛直方向上面に開口面を有した箱型の一体成形で形成されている。また、当該ケース40側面には当該点火コイル100を図示しないエンジンヘッドに取り付け固定するためのケース固定部42を形成している。また、当該点火コイル100の外側底面には2次電圧を点火プラグに供給するための高圧端子60を備える高圧タワー44がエンジン上部に形成されたプラグホール内に向かって突出するように形成され、当該ケース40の底面は略円錐状に形成されている。さらに、当該高圧タワー44には当該点火コイル100から出力される2次電圧を当該高圧端子60から当該点火プラグに供給するための導電部材を備えた図示しないプロテクタを備えている。
また、前記ケース40内には複数の薄板を積層して形成されたI字型の中心鉄芯30とコの字型の外周鉄芯32とからなる鉄芯と、当該中心鉄芯30の外周に樹脂で形成された1次ボビン10の外周に1次巻線12を100ターン前後巻き回した1次コイル14と、当該1次コイル14の外周に樹脂で形成された2次ボビン20の外周に2次巻線22を8000〜15000ターン前後巻き回した2次コイル24のコイル部から構成され、当該外周鉄芯32は当該鉄芯の磁路が前記ケース40の開口面と垂直方向になるように配置している。さらに、当該中心鉄芯30と当該外周鉄芯32の接続面の一端には当該1次コイル14により発生された磁束と反対方向の磁束を磁路中に発生させるためのマグネット38を備えている。
また、前記2次ボビン20の高圧側には2次高圧端子26が備えられ、当該2次高圧端子26の他端26bに前記2次巻線22の巻き終わりが巻付けられている。さらに、前記2次ボビン20の低圧側には2次低圧端子が備えられ、当該2次低圧端子に点火信号がON時の逆起電圧による前記点火プラグへの放電を阻止するためのダイオードを備えている。
また、前記ケース40内には前記1次コイル14へ点火信号を供給するイグナイタ70が備えられている。さらに、当該イグナイタ70はスイッチング素子から構成され、当該スイッチング素子のベース側及びコレクタ側、エミッタ側にはそれぞれ金属で成形された略平板状のイグナイタ端子72が備えられている。
また、前記ケース40の側面にはコネクタ46が形成され、当該コネクタ46は黄銅材で成形された略平板状の電源用コネクタ端子62及び接地用コネクタ端子63、点火信号用コネクタ端子を備えている。
また、前記電源用コネクタ端子62の端部はバッテリと接続され、前記接地用コネクタ端子63の端部は外部のグランドに接続され、前記点火信号用コネクタ端子は前記イグナイタ70と接続される。
また、前記高圧端子60の前記ケース40内側を向く面の一部に略円錐状のへこみ部61を形成し、当該へこみ部61に前記2次高圧端子26の一端26aの(d)点が接触し電気的接続されている。さらに、前記2次高圧端子26の当該一端26aの先端を斜めに配勾することで弾性力を有している。
また、前記2次高圧端子26の前記一端26aの先端は前記高圧端子60の前記へこみ部61の径方向Lの範囲内に配置され、前記2次高圧端子26の前記一端26aの先端と前記高圧端子60の前記へこみ部61の接触角度が、斜面に対して垂直より鋭角になる角度とされている。この構成から前記2次高圧端子26の前記一端26aにずれが生じても前記へこみ部61の底部に誘導される。
また、前記2次ボビン20の両端に形成される2次ボビンフランジ21の各軸方向延長上且つ径方向に90度間隔で突起21aを4箇所形成している。さらに、前記2次コイル24と前記1次コイル14の組み立て後に前記1次ボビン10に形成される1次ボビンフランジ11の径方向端部が当該突起21aで固定及び軸合わせされる。
また、前記ケース40内に前記コイル部を圧入すると、前記2次低圧端子及び前記1次巻線12、前記中心鉄芯30の前記へこみ部35、前記2次高圧端子26が前記電源用コネクタ端子62及び前記接続端子、前記接地用コネクタ端子63、前記高圧端子60の5箇所の電気的接続が同時に行われている構成としている。
また、前記イグナイタ端子72は前記ケース40開口面と垂直方向に導出されている。さらに、前記イグナイタ端子72は弾性力を有した金属等の導電部材で形成された接合端子80で電気的に接続され、前記イグナイタ端子72の接続は複数の当該接合端子80によって同時に行われている。
また、前記イグナイタ端子72は前記接合端子80と接触する部分に抜け防止の溝部が形成されている。さらに、前記接合端子80はPBT(ポリブチレンテレフタレート)で成形されたホルダー82内に圧入され、当該ホルダー82には前記接合端子80を固定するための保持部を3箇所形成している。
また、前記外周鉄芯32の周囲であって、前記中心鉄芯30及び前記マグネット38との接続面を除いた周囲はPBTで成形されたモールド樹脂と接着するカバー50で覆われている。
また、前記カバー側コイル対向面51a,51bの水平方向延長上に突部56を形成している。さらに、当該突部56は前記外周鉄芯32の曲部34に沿うような形状で4箇所に形成され、当該突部56は前記2次ボビンフランジ21の径方向の長さと同じ長さに形成されている。
また、前記突部56は前記ケース40上面から見た際に、前記2次ボビンフランジ21が前記突部56によって隠れる位置に形成されている。さらに、前記ケース40内には前記点火コイル100の電気的絶縁及び各部材の物理的固定を実現するモールド樹脂90が充填されている。
また、前記1次ボビン10両端の前記1次ボビンフランジ11の径方向90度間隔で樹脂流入部16を4箇所形成し、当該樹脂流入部16によって前記2次コイル24と前記1次コイル14の組み立て後に前記2次コイル24内周と前記1次コイル14外周の間に前記モールド樹脂90が充填される構成とされている。
また、前記2次高圧端子26の前記一端26aの周囲を前記モールド樹脂90との接着性を向上させるため凹凸模様に加工している。さらに、前記2次ボビンフランジ21及び前記1次ボビンフランジ11の軸方向端部の側面を前記モールド樹脂90との接着性を向上させるため凹凸模様に加工している。
また、前記モールド樹脂90が前記ケース40の開口面付近まで充填され、当該開口面付近に樹脂面92が形成されている。
また、上記構成より、前記ECUからの点火信号がオンされると前記イグナイタ70のベースに電流が流れ、前記1次コイル14に前記バッテリからの1次電流が流れる。そして、前記ECUからの点火信号がオフされると前記1次コイル14の1次電流が遮断され、前記2次コイル24に2次電流が発生し、前記点火プラグに放電される。
上記実施例1の変形例として、前記高圧端子60に形成される前記へこみ部61の形状及び範囲は設計事情によって任意の形状に変更してもよいし、前記高圧端子60は前記ケース40内の前記モールド樹脂90を封止する構造としてもよい。また、前記へこみ部61は切削加工等で形成し、前記へこみ部61に微小溝を有する構造としてもよい。さらに、前記2次高圧端子26が弾性力を有する構造として前記2次高圧端子26の前記一端26aの先端を斜めに配勾する構造以外の構造によって弾性力を有してもよい。
また、前記2次ボビンフランジ21に形成された前記突起21aの形状及び個数、形成位置は設計事情によって任意に変更してもよいし、前記1次ボビンフランジ11に形成された前記樹脂流入部16の形状及び個数、形成位置は設計事情によって任意に変更してもよい。さらに、前記高圧端子60の前記へこみ部61と前記2次高圧端子26の前記一端26aと接触する点は(d)点に限らず設計事情によって任意に変更してもよいし、前記2次高圧端子26の前記一端26aの先端の形状は設計事情によって任意に変更してもよい。
また、前記ケース40の底面の形状は設計事情によって任意の形状に変更してもよい。さらに、前記2次高圧端子26及び前記1次ボビン10、前記2次ボビン20に形成する凹凸模様の形成位置及び形状は設計事情によって任意に変更してもよい。さらに、前記高圧端子60は、切削加工、ヘッダ加工などで形成されるが、高圧端子60を形成できる加工方法であれば特にその加工方法を問わない。
次に、本発明の第2の実施例とする内燃機関用の点火コイルの側面断面図を図6に、図6のE部拡大図を図7にそれぞれ示す。当該第2の実施例においては前記第1の実施例で説明した高圧端子60に形成されたへこみ部61に2次高圧端子26の一端26aの(d)点が接触し電気的接続されている構造を除いた他の構造は前記第1の実施例と同一であるため説明は省略する。
図6及び7において、ケース40底面に形成された高圧タワー44に高圧端子60が備えられ、当該高圧端子60の当該ケース40内側を向く面の一部に略円錐状のへこみ部61を形成している。また、2次ボビン20の高圧側に弾性力を有した2次高圧端子26を備え、当該2次高圧端子26の一端26aに折り曲げ部27を形成し、当該2次高圧端子26の当該一端26aがV字型の形状を有している。さらに、当該2次高圧端子26の当該一端26aの(f)点及び(g)点の2点が当該高圧端子60の当該へこみ部61の傾斜面に接触し電気的接続されている。
上記実施例2の変形例として、前記高圧端子60に形成される前記へこみ部61の形状及び範囲は設計事情によって任意の形状に変更してもよいし、前記高圧端子60は前記ケース40内の前記モールド樹脂90を封止する構造としてもよい。また、前記2次高圧端子26の前記一端26aの形状はV字型に限らず設計事情によって任意の形状に変更してもよい。さらに、前記高圧端子60の前記へこみ部61と前記2次高圧端子26の前記一端26aと接触する点は(f)点及び(g)点に限らず設計事情によって任意の変更してもよい。
次に、本発明の第3の実施例とする内燃機関用の点火コイルの側面断面図を図8に、図8のH部拡大図を図9にそれぞれ示す。当該第3の実施例においては前記第1の実施例で説明した高圧端子60に形成されたへこみ部61に2次高圧端子26の一端26aの(d)点が接触し電気的接続されている構造を除いた他の構造は前記第1の実施例と同一であるため説明は省略する。
図8及び9において、ケース40底面に形成された高圧タワー44に高圧端子60が備えられ、当該高圧端子60の当該ケース40内側を向く面の一部に略円錐状のへこみ部61を形成している。また、2次ボビン20の高圧側に弾性力を有した2次高圧端子26を備え、当該2次高圧端子26の一端26aに折り曲げ部27を形成し、当該2次高圧端子26の当該一端26aがN字型の形状を有している。さらに、当該2次高圧端子26の当該一端26aの(i)点及び(j)点の2点が当該高圧端子60の当該へこみ部61の傾斜面に接触し電気的接続されている。
上記実施例3の変形例として、前記高圧端子60に形成される前記へこみ部61の形状及び範囲は設計事情によって任意の形状に変更してもよいし、前記高圧端子60は前記ケース40内の前記モールド樹脂90を封止する構造としてもよい。また、前記2次高圧端子26の前記一端26aの形状はN字型に限らず設計事情によって任意の形状に変更してもよいし、前記2次高圧端子26の前記一端26aの先端の形状は設計事情によって任意に変更してもよ。さらに、前記高圧端子60の前記へこみ部61と前記2次高圧端子26の前記一端26aと接触する点は(i)点及び(j)点に限らず設計事情によって任意の変更してもよい。
10:1次ボビン
11:1次ボビンフランジ
12:1次巻線
14:1次コイル
16:樹脂流入部
20:2次ボビン
21:2次ボビンフランジ
21a:突起
22:2次巻線
24:2次コイル
26:2次高圧端子
26a:一端
26b:他端
27:折り曲げ部
30:中心鉄芯
32:外周鉄芯
34:曲部
38:マグネット
40:ケース
42:ケース固定部
44:高圧タワー
46:コネクタ
50:モールド樹脂と接着するカバー
51a,51b:カバー側コイル対向面
56:突部
60:高圧端子
61:へこみ部
62:電源用コネクタ端子
63:接地用コネクタ端子
70:イグナイタ
72:イグナイタ端子
80:接合端子
82:ホルダー
90:モールド樹脂
92:樹脂面
100:点火コイル

Claims (11)

  1. ケースと、当該ケース内に中心鉄芯と外周鉄芯とからなる鉄芯の少なくとも一部を収容し、
    前記ケース内に1次ボビンに1次巻線を巻き回した1次コイルと、2次ボビンに2次巻線を巻き回した2次コイルを収容し、
    前記ケース内に高電圧を点火プラグへ供給するための高圧端子を備え、
    前記ケース内のコイル収容部にモールド樹脂を充填した内燃機関用の点火コイルにおいて、
    前記高圧端子の前記ケース内側を向く面にへこみ部を形成し、
    前記2次コイルに備えられた2次高圧端子は前記へこみ部と少なくとも1箇所接触していることを特徴とする内燃機関用の点火コイル。
  2. 前記2次高圧端子は弾性力を有したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用の点火コイル。
  3. 前記へこみ部は略円錐状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用の点火コイル。
  4. 前記2次高圧端子と前記高圧端子の接触点は前記高圧端子の前記へこみ部の中心軸上から前記2次高圧端子の引き出し側までの規定された範囲内に配置されることを特徴とする請求項1乃至3に記載の内燃機関用の点火コイル。
  5. 前記2次高圧端子の少なくとも1箇所に折り曲げ部を形成し、
    前記2次高圧端子は前記高圧端子と2箇所以上接触していることを特徴とする請求項1乃至4に記載の内燃機関用の点火コイル。
  6. 前記2次高圧端子はV字型に折り曲げられ、
    前記2次高圧端子は前記高圧端子と2箇所接触していることを特徴とする請求項1乃至4に記載の内燃機関用の点火コイル。
  7. 前記2次高圧端子はN字型に折り曲げられ、
    前記2次高圧端子は前記高圧端子と2箇所接触していることを特徴とする請求項1乃至4に記載の内燃機関用の点火コイル。
  8. 前記1次ボビンに形成されたフランジの少なくとも一部に樹脂流入部を形成し、
    前記2次ボビンに形成されたフランジの軸方向延長上に突起を少なくとも1箇所形成し、
    当該突起によって前記1次コイルが固定されることを特徴とする請求項1乃至7に記載の内燃機関用の点火コイル。
  9. 前記2次高圧端子及び前記1次ボビン、前記2次ボビンの少なくとも1つの周囲に凹凸模様を形成したことを特徴とする請求項1乃至8に記載の内燃機関用の点火コイル。
  10. ケースと、当該ケース内に中心鉄芯と外周鉄芯とからなる鉄芯の少なくとも一部を収容し、
    前記ケース内に1次ボビンに1次巻線を巻き回した1次コイルと、2次ボビンに2次巻線を巻き回した2次コイルを収容し、
    前記ケース内に高電圧を点火プラグへ供給するための高圧端子を備え、
    前記ケース内のコイル収容部にモールド樹脂を充填した内燃機関用の点火コイルにおいて、
    前記高圧端子の前記ケース内側を向く面にへこみ部を形成し、
    前記1次ボビンに形成されたフランジの少なくとも一部に樹脂流入部を形成し、
    前記2次ボビンに形成されたフランジの軸方向延長上に突起を少なくとも1箇所形成し、
    当該突起によって前記1次コイルが固定され、
    前記2次高圧端子及び前記1次ボビン、前記2次ボビンの少なくとも1つの周囲に凹凸模様を形成し、
    前記2次コイルに備えられた2次高圧端子は前記へこみ部と少なくとも1箇所接触していることを特徴とする内燃機関用の点火コイル。
  11. ケースと、当該ケース内に中心鉄芯と外周鉄芯とからなる鉄芯の少なくとも一部を収容し、
    前記ケース内に1次ボビンに1次巻線を巻き回した1次コイルと、2次ボビンに2次巻線を巻き回した2次コイルを収容し、
    前記ケース内に高電圧を点火プラグへ供給するための高圧端子を備え、
    前記ケース内のコイル収容部にモールド樹脂を充填した内燃機関用の点火コイルにおいて、
    前記高圧端子の前記ケース内側を向く面にへこみ部を形成し、
    前記2次高圧端子はN字型に折り曲げられ、
    前記2次高圧端子は前記高圧端子と2箇所接触していることを特徴とする内燃機関用の点火コイル。
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