JPH09246074A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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JPH09246074A
JPH09246074A JP8071253A JP7125396A JPH09246074A JP H09246074 A JPH09246074 A JP H09246074A JP 8071253 A JP8071253 A JP 8071253A JP 7125396 A JP7125396 A JP 7125396A JP H09246074 A JPH09246074 A JP H09246074A
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JP
Japan
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coil
terminal
case
primary
combustion engine
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JP8071253A
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Inventor
Hikari Kikuta
光 菊田
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Aisan Industry Co Ltd
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Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース内でコネクタターミナルを一次コイル
等に容易且つ確実に接続し得る内燃機関用点火コイルを
提供する。 【解決手段】 ケース60内に一次コイル及び二次コイ
ルを収容する。これらに接続するコネクタターミナル6
1乃至64のうち、例えばコネクタターミナル61の基
端部に略V字状の切欠61aを形成し、一次コイルの一
端部12aが切欠61aの内側面に当接するようにコネ
クタターミナル61の基端部をケース60内に圧入して
固定する。また、イグナイタ8をケース内に収容し、そ
のターミナル81がコネクタターミナル61の切欠の内
側面に当接するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関用点火コイ
ルに関し、特に、ケース内に一次コイル及び二次コイル
を収容すると共に、これらに接続するコネクタターミナ
ルをケースに装着する内燃機関用点火コイルに係る。
【0002】
【従来の技術】近時、小型で配線、組付が容易な内燃機
関用点火コイルの開発が要請されており、例えば特開平
6−77066号公報には、少ない部品点数で、ケース
内に容易且つ適切にコア及びコイルを収容し得るように
することを目的とし、コアを内蔵し少くとも一次コイル
を巻装する一次ボビンと、一次ボビンに連結し、一次コ
イルの巻線を接続する一次ターミナルを設けた連結部
と、この連結部に連結し、少くとも一次ターミナルに接
続するコネクタターミナルを設けたコネクタ部とを一体
的に形成して一次コイルアセンブリを構成し、この一次
コイルアセンブリをケース内に配設した内燃機関用点火
コイルが開示されている。
【0003】更に、一次コイルへの通電を制御する回路
素子をケース内に収容する点火コイルも知られている。
例えば、実公平6−27939号公報には、絶縁樹脂層
により1次コイルと2次コイルをコイル収容部中に固定
すると共に、補助収容部中にスイッチングモジュールを
固定した内燃機関の点火コイルが提案されている。ま
た、特開平6−66239号公報には、パワースイッチ
とイグニッションコイルとを組み立て、次にパワースイ
ッチとイグニッションコイルとを配線接続して組立体を
形成し、その後その組立体の全体を絶縁樹脂を用いてト
ランスファー成型する内燃機関用点火装置の製造方法が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載の点火
コイルにおいては、何れもコネクタターミナルと一次コ
イル等との電気的接続には正確な組付け精度が要求され
るので、配線、組付作業性の向上及び組付後の安定した
電気的接続状態の確保が望まれる。例えば、上記の実公
平6−27939号公報においては、スイッチングモジ
ュールを内蔵する点火コイルが開示されており、その実
施例としてスイッチング素子チップを金属ケースに直接
半田付けすることによって熱抵抗を小さくするといった
技術が開示されているが、配線作業が容易になるという
ものではない。特開平6−66239号公報において
も、一個のパワースイッチと点火コイルの配線技術に関
するものであるが、コネクタターミナルとICパッケー
ジ体との接続は必ずしも容易ではない。
【0005】そこで、本発明は一次コイル及び二次コイ
ルをケース内に収容すると共に、これらに接続するコネ
クタターミナルをケースに装着する内燃機関用点火コイ
ルにおいて、ケース内でコネクタターミナルを一次コイ
ル等に容易且つ確実に接続し得る内燃機関用点火コイル
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、一次コイル及び二次コイルをケース内に
収容すると共に、前記一次コイル及び二次コイルに接続
する複数のコネクタターミナルを前記ケースに装着する
内燃機関用点火コイルにおいて、前記複数のコネクタタ
ーミナルのうちの少くとも一つのコネクタターミナルの
基端部に略V字状の切欠を形成し、少くとも前記一次コ
イルの一端部が前記切欠の内側面に当接するように前記
コネクタターミナルの基端部を前記ケース内に圧入して
固定することとしたものである。
【0007】前記内燃機関用点火コイルにおいて、少く
とも前記一次コイルに対し点火信号に応じて通電を制御
するイグナイタを前記ケース内に収容し、少くとも前記
一次コイルの一端部及び前記イグナイタの少くとも一つ
のターミナルの両部材が前記コネクタターミナルの切欠
の内側面に当接するように、前記コネクタターミナルの
基端部を前記ケース内に圧入して固定するとよい。ここ
で、イグナイタとは、一次コイルに対し点火信号に応じ
て通電を制御し、一次電流を制御する集積回路体であ
る。
【0008】更に、前記内燃機関用点火コイルにおい
て、前記二次コイルの一端に基端部を接続し前記ケース
内に収容する二次ターミナルを備えると共に、前記イグ
ナイタの少くとも一つのターミナルをL字状に屈曲し、
該少くとも一つのターミナルの屈曲先端部、前記二次タ
ーミナルの先端部、及び前記一次コイルの一端部が、前
記少くとも一つのコネクタターミナルの前記切欠を含む
平面に対し略直交するように配置するとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内燃機関用点火コ
イルの望ましい実施形態を図面を参照して説明する。図
14は本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイル
の全体の外形を示すもので、図1に平面を示し、図2に
断面を示す。ケース60は、上方に開口部を有する筐体
のイグナイタ部60dと、その底面から下方に延出する
円筒状のコイル部60a及び高圧ターミナル部60bを
有する合成樹脂製の容器状筐体である。また、イグナイ
タ部60dの側面にはコネクタ部60cが一体的に形成
されている。
【0010】図2及び図3に示すように、コイル部60
aにはインナコア10、これに一体成形された一次ボビ
ン11、及びこの一次ボビン11に巻回された一次コイ
ル12、これらを囲繞する二次コイルアセンブリ20、
更にこれらを収容するアウタコア30、一対の補助コア
(代表して40で表す)並びに一対の永久磁石(代表し
て50で表す)が収容されている。図1及び図2に示す
ように、イグナイタ部60dにはイグナイタ8が収容さ
れている。このイグナイタ8は一次コイル12の一次電
流を制御するもので、イグニッションモジュールとも呼
ばれる。また、高圧ターミナル部60bには図2に示す
ように高圧ターミナル7が内蔵されており、外面に例え
ばゴム製のプラグキャップ70が装着されている。
【0011】インナコア10は、図2、図3、図5及び
図6に示すように、複数の磁性体の平板、例えば種々の
形状の珪素鋼板が積層されて成り、両端部が図5に示す
端面に形成され、中央部分が円形断面に形成されてい
る。これら複数の珪素鋼板は、後述するスタッキングに
よって接合することができる。図2においては、インナ
コア10の断面のハッチングは図面の判別が困難となる
ので省略している。尚、インナコア10の構造について
は上記に限ることなく、例えば複数の線材を円柱状に束
ねたものでもよく、あるいは磁性体の平板を渦巻状に巻
回して円柱状に形成したものでもよい。
【0012】インナコア10の外面には合成樹脂(例え
ばエポキシ樹脂)により図5及び図6に示すように一次
ボビン11が一体的に形成され、本体部11cの断面が
円形となるように形成されており、一次ボビン11の外
周面に一次コイル12の巻線が二層もしくは四層に巻回
されている。一次ボビン11の両端には、一対の延出部
(代表して11aで表す)と一対の延出部(代表して1
1bで表す)が、夫々相互に対向するように平行に延出
形成されており、各延出部の相互に対向する面に夫々係
止片(代表して11sで表す)が延出形成されている。
また、これらの係止片11s近傍に突起11pが形成さ
れている。尚、延出部11b側の突起は図に表れていな
いが、図5と同様に形成されている。更に、延出部11
aには、図2に示すように一次コイル12の巻線の端部
を挿通するための貫通孔11hが形成されている。
【0013】そして、図2及び図3に示すように、イン
ナコア10及び一次ボビン11を囲繞する二次コイルア
センブリ20が配設されている。二次コイルアセンブリ
20は、二次ボビン21に二次コイル22(図中、断面
を白抜きで示す)が巻装されて成る。二次ボビン21は
図7及び図8に示すように軸方向の両端に鍔部21a,
21bが形成された合成樹脂製(例えば、変性ポリフェ
ニレンオキサイド)の円筒体であり、鍔部21a,21
b間に二次コイル22の巻線が後述するように順次巻回
される。鍔部21aには、その外周に沿って環状の溝2
1kが形成されている。また、二次ボビン21の中空部
の一端側には係止部21sが形成されており、一次ボビ
ン11が収容されたときにその一端部が当接して位置決
めが行なわれる。
【0014】更に、鍔部21bから軸方向に一対の延出
部21cが平行に延出形成されている。鍔部21bの内
側面は、図9に模式的に示したように、二次ボビン21
の軸に直交する面に対して所定の角度θ(例えば5度)
外方に傾斜した傾斜面とされている。また、図3に示す
ように、高圧側である鍔部21b側の二次コイル22の
巻線の巻回層は最も薄く形成され、一次コイル12まで
の距離とアウタコア30までの距離が略等しく、両者の
中央部に二次コイル22が位置することとなり、二次コ
イル22の両側に所定の耐電圧が確保される。
【0015】図10は二次ボビン21に対する二次コイ
ル22の巻線の巻回手順を示すもので、自動巻線機(図
示せず)によって巻線の円形断面内に数字で示した順に
巻回される。即ち、二次コイル22の巻線は、鍔部21
bの傾斜面に接する二次ボビン21本体部の外周を起点
として軸方向に二回巻回され(図10の,)、鍔部
21bの傾斜面側に巻き上げられて二次ボビン21の径
方向に二回巻回(,)された後、外周面側に巻き下
ろされて()、軸方向に二回巻回され(,)、更
に鍔部21bの傾斜面側に巻き上げられて(,)径
方向に二回巻回される。このようにして、例えば25層
となるまで巻回され、略直角二等辺三角形(従って、傾
斜角度は約45度)の所定の断面層が形成された後、巻
き下ろしと巻き上げが繰り返されて順次軸方向に約45
度の角度で巻回され、他端側の鍔部21aの内側面近傍
に略逆三角形の断面層(図示せず)が形成される。
【0016】そして、図11に示すように二次ボビン2
1の延出部21cには二次ターミナル17が装着され、
これに二次コイル22の巻線の巻き始め側の一端部が接
続される。また、巻き終り側には二次ターミナル18が
設けられており、その基端部18aが鍔部21aの溝2
1kに嵌合され、その先端部18bがクランク状に屈曲
されつつ軸方向に延出するように形成されている。而し
て、鍔部21aの外周に形成された溝21jを介して二
次コイル22の巻線の他端部が導出され、二次ターミナ
ル18の基端部18aに巻き付けられる。
【0017】一方、インナコア10と共に磁気回路を形
成するアウタコア30は、図2及び図3に示すようにケ
ース60のコイル部60aの内側に密着して収容されて
いる。アウタコア30は、例えば珪素鋼板が折曲されて
円筒状に成形される。あるいは、円筒体のアウタコア3
0を内蔵するように、ケース60を一体的に成形するこ
ととしてもよい。
【0018】更に、図2及び図3に示すように、インナ
コア10の軸方向の両端には夫々矩形の永久磁石50が
配置されており、その外側には夫々、補助コア40(図
2及び図3ではハッチング省略)が配置されている。こ
の補助コア40は、略矩形(小判形状)で図4に示すよ
うに二条のスリット40cが平行に形成された二枚の珪
素鋼板から成り、これらがスタッキングによって接合さ
れ、二箇所にスタッキング部Stが形成される。ここ
で、スタッキングとは複数の平板の各々に対しプレス成
形時に一方の面に凹部を形成すると共に他方の面に凸部
を形成し、これらの複数の平板を、相互に対向する面の
凸部を凹部に圧入し乍ら順次重合して、積層体を形成す
る手段をいう。
【0019】両端に配置される永久磁石50は、何れも
略矩形に形成されており、長尺側の両側面に一次ボビン
11の突起11pと係合する凹部(図示せず)が形成さ
れている。これらの永久磁石50は発生する磁束の方向
が夫々同一の方向であって、一次コイル12の通電時に
インナコア10内に形成される磁束の方向と逆向きとな
るように配置されている。而して、上述のインナコア1
0、永久磁石50、補助コア40、及びアウタコア30
によって磁気回路が構成されている。
【0020】そして、図1及び図2に示すように、ケー
ス60に一体的に形成されたコネクタ部60cの中に
は、第1乃至第4のコネクタターミナル61乃至64が
平行に配置されている。これら第1乃至第4のコネクタ
ターミナル61乃至64の基端部側にはイグナイタター
ミナル81乃至84が接続されている。更に、イグナイ
タターミナル85には一次コイル12の一端部12aが
接続され、一次コイル12への通電が断続制御される。
第1のコネクタターミナル61は電源(図示せず)に接
続されるもので、この基端部にはイグナイタターミナル
81と共に一次コイル12の他端部12b及び二次ター
ミナル18が接続されている。尚、これらの接続構造に
ついては組付手順と共に後述する。
【0021】上記の構成になる点火コイルの製造及び組
付に当たっては、図12に主な部品の組付状況(イグナ
イタ8及びコネクタターミナル61乃至64は平面視
で、他の部品は正面視)を示すように、先ず、円筒状の
アウタコア30がコイル部60a内に挿入され、内壁面
に密着する。一方、複数の珪素鋼板から成るインナコア
10の外面に一次ボビン11が一体的に形成され、この
一次ボビン11に一次コイル12(図2)の巻線が巻回
される。また、二次ボビン21に二次コイル22(図
2)の巻線が前述のように巻回されて二次コイルアセン
ブリ20が形成される。
【0022】次に、一次ボビン11の両端の一対の延出
部11a間、及び一対の延出部11b間で、図2に示す
ようにインナコア10の軸方向端面と係止片11sとの
間に夫々永久磁石50が挿入され、延出部11a,11
bの突起11pが凹部(図示せず)に係合して永久磁石
50が所定位置に固定される。そして、二次ボビン21
の中空部内に、一次コイル12が巻回された一次ボビン
11及びインナコア10が収容され、一次ボビン11の
両端の延出部11a,11bの最外側面が二次ボビン2
1の中空部の内面に嵌合するように配置される。
【0023】このように、インナコア10の軸方向の両
端に夫々永久磁石50が装着され、図11に示すアッセ
ンブリとされた後、図2乃至図4に示すように補助コア
40が両端に装着される。即ち、両端の永久磁石50と
係止片11sとの間に夫々補助コア40が挿入され、突
起11pがスリット40cの開口部に係合して補助コア
40が所定位置に固定される。そして、このアッセンブ
リがコイル部60aのアウタコア30内に収容される。
尚、永久磁石50を補助コア40と共に装着することと
してもよい。而して、組付時に補助コア40及び永久磁
石50が一次ボビン11の軸からずれることなく所定の
位置に保持されて容易にアウタコア30内に収容され
る。そして、高圧ターミナル部60bに高圧ターミナル
7が圧入され、二次ターミナル17に電気的に接続され
る。
【0024】また、ケース60のイグナイタ部60dに
イグナイタ8が収容され、イグナイタターミナル81乃
至85が図2に示すようにL字状に屈曲され、各々の先
端部がコイル部60aの軸に平行な方向に延出するよう
に、ケース60内に配置される。尚、図12はイグナイ
タターミナル81乃至85を屈曲する前の状態を示して
いる。一方、各コネクタターミナル61乃至64は、図
13に示すように同一形状に形成されており、各基端部
に略V字状(例えば、開き角度γ)の切欠61a乃至6
4aが形成されている。
【0025】そして、コネクタ部60cの複数の連通孔
(図2に、代表して60hで表す)の各々にコネクタタ
ーミナル61乃至64の各基端部が圧入される。これに
より、イグナイタターミナル81乃至84がコネクタタ
ーミナル61乃至64の切欠61a乃至64aの内側面
に当接し、これらに沿って徐々に夫々の底部方向に案内
されて接合される。尚、切欠61a乃至64aの平面形
状は、V字状のようにコネクタターミナル61乃至64
の圧入方向に対して傾斜面が形成されることが望ましい
が、底部の形状は図13に示すように曲面としてもよ
い。
【0026】コネクタターミナル61の切欠61aに
は、更に一次コイル12の他端部12b及び二次ターミ
ナル18の先端部18bも同時に接続される。そして、
切欠61a乃至64aの回りが半田接合される。このと
き、目視によって接合部を確認しながら半田付け作業を
行なうことができる。而して、切欠61a乃至64aに
各イグナイタターミナル81乃至84等が確実に接合さ
れる。尚、一次コイル12の巻線の一端部12aは一次
ボビン11の延出部11aを介して導出され、イグナイ
タターミナル85の先端部に巻回された後、半田接合さ
れる。
【0027】この後、コイル部60a及びイグナイタ部
60d内に熱硬化性の合成樹脂、例えばエポキシ樹脂が
充填、硬化されて、図2及び図3に点描で示すように樹
脂部9がコイル部60a及びイグナイタ部60d内に形
成される。これにより、一次コイル12及び二次コイル
22が含侵固着されると共に、電気的接続部が適切に絶
縁され、更に二次コイル22の出力高電圧に耐え得る絶
縁性が確保される。尚、図2に示すコイル部60a及び
高圧ターミナル部60bとイグナイタ部60d及びコネ
クタ部60cとを、別体として形成し、コイル部60a
とイグナイタ部60dを接合することとしてもよい。
【0028】而して、内燃機関用点火コイル1は図14
に示す外形を呈し、高圧ターミナル部60bにプラグキ
ャップ70が装着される。そして、内燃機関(図示せ
ず)に装着され、点火プラグ(図示せず)に接続され
る。この状態で一次コイル12の一次電流が断続される
と、二次コイル22に逆起電力が誘起され30乃至40
kvの高電圧が発生し、この高電圧は点火プラグに出力
される。これにより、各点火プラグの電極部に火花放電
が生じ、各燃焼室(図示せず)内の圧縮混合気が着火さ
れる。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に記載の効果を奏する。即ち、本発明の内燃機関
用点火コイルにおいては、少くとも一つのコネクタター
ミナルの基端部に略V字状の切欠を形成し、少くとも一
次コイルの一端部が切欠の内側面に当接するようにコネ
クタターミナルの基端部をケース内に圧入して固定する
構成とされており、コネクタターミナルのケースへの圧
入時に一次コイルの一端部が切欠の内側面に沿って徐々
にその底部方向に案内されるので、コネクタターミナル
と一次コイルとの電気的接続を容易且つ確実に行なうこ
とができる。
【0030】また、請求項2に記載の内燃機関用点火コ
イルにおいては、イグナイタをケース内に収容し、少く
とも一次コイルの一端部及びイグナイタの少くとも一つ
のターミナルがコネクタターミナルの切欠の内側面に当
接するように、コネクタターミナルの基端部をケース内
に圧入して固定する構成とされているので、コネクタタ
ーミナルと一次コイルの一端部との電気的接続に加え、
コネクタターミナルとイグナイタのターミナルとの電気
的接続も容易且つ確実に行なうことができ、良好な作業
性が得られる。
【0031】更に、請求項3に記載の内燃機関用点火コ
イルにおいては、二次ターミナルをケース内に収容する
と共に、イグナイタの少くとも一つのターミナルをL字
状に屈曲し、その屈曲先端部、二次ターミナルの先端
部、及び一次コイルの一端部が、少くとも一つのコネク
タターミナルの切欠を含む平面に対し略直交するように
配置する構成とされているので、一次コイル、二次コイ
ル及びイグナイタを同時にコネクタターミナルに容易且
つ確実に接続することができ、一層良好な作業性が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る点火コイルの平面図
である。
【図2】本発明の一実施形態に係る点火コイルの縦断面
図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る点火コイルのコイル
部の縦断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る点火コイルのコイル
部の横断面図である。
【図5】本発明の一実施形態における一次ボビンの平面
図である。
【図6】本発明の一実施形態における一次ボビンの正面
図である。
【図7】本発明の一実施形態における二次ボビンの平面
図である。
【図8】本発明の一実施形態における二次ボビンの正面
図である。
【図9】本発明の一実施形態における二次コイルの巻線
の巻回状態を模式的に示す拡大断面図である。
【図10】本発明の一実施形態における二次コイルの巻
線の巻回順序を模式的に示す断面図である。
【図11】本発明の一実施形態におけるコイルアセンブ
リを示す正面図である。
【図12】本発明の一実施形態における点火コイルの主
な部品の組付状況を示す組付図である。
【図13】本発明の一実施形態におけるコネクタターミ
ナルの圧入状況を示す平面図である。
【図14】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コ
イルの斜視図である。
【符号の説明】
1 内燃機関用点火コイル 7 高圧ターミナル 8 イグナイタ 9 樹脂部 10 インナコア 11 一次ボビン 12 一次コイル 17,18 二次ターミナル 20 二次コイルアセンブリ 21 二次ボビン 22 二次コイル 30 アウタコア 40 補助コア 50 永久磁石 60 ケース 61乃至64 コネクタターミナル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次コイル及び二次コイルをケース内に
    収容すると共に、前記一次コイル及び二次コイルに接続
    する複数のコネクタターミナルを前記ケースに装着する
    内燃機関用点火コイルにおいて、前記複数のコネクタタ
    ーミナルのうちの少くとも一つのコネクタターミナルの
    基端部に略V字状の切欠を形成し、少くとも前記一次コ
    イルの一端部が前記切欠の内側面に当接するように前記
    コネクタターミナルの基端部を前記ケース内に圧入して
    固定することを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 【請求項2】 少くとも前記一次コイルに対し点火信号
    に応じて通電を制御するイグナイタを前記ケース内に収
    容し、少くとも前記一次コイルの一端部及び前記イグナ
    イタの少くとも一つのターミナルが前記コネクタターミ
    ナルの切欠の内側面に当接するように、前記コネクタタ
    ーミナルの基端部を前記ケース内に圧入して固定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の内燃機関用点火コイル。
  3. 【請求項3】 前記二次コイルの一端に基端部を接続し
    前記ケース内に収容する二次ターミナルを備えると共
    に、前記イグナイタの少くとも一つのターミナルをL字
    状に屈曲し、該少くとも一つのターミナルの屈曲先端
    部、前記二次ターミナルの先端部、及び前記一次コイル
    の一端部が、前記少くとも一つのコネクタターミナルの
    前記切欠を含む平面に対し略直交するように配置するこ
    とを特徴とする請求項2記載の内燃機関用点火コイル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005294362A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Hanshin Electric Co Ltd 内燃機関用点火コイル
JP2007103933A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Robert Bosch Gmbh 内燃機関ための点火コイル
JP2009230947A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Diamond Electric Mfg Co Ltd コネクタ構造とコネクタ構造を用いた点火装置
JP2012174828A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Diamond Electric Mfg Co Ltd 内燃機関用の点火コイル

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