JP2012178621A - テレビ電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ電話装置における通話モードと保留モードとの切替えを、利用者の操作や意図的動作を求めることなく自動的に行う。
【解決手段】マイク120から入力された音声とカメラ140によって撮影された映像を通信制御手段111によって通話相手先に送信するテレビ電話装置100Aは、通信中に利用者の存在を検出する人体検出手段170と、人体検出手段によって利用者の存在の有無の変化を検出した際に、音声と映像を通話相手先に送信する通話モードと、音声と映像を通話相手先に送信しない保留モードと、を切替え制御する通話モード制御手段115と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、IP電話網等に接続されて音声及び映像の送受信を行うテレビ電話装置に関し、特に、マイクから入力された音声とカメラで撮影された映像を通話相手先に送信する通話モードと、音声と映像を通話相手先に送信しない保留モードと、を備えたテレビ電話装置に関する。
一般に、テレビ電話装置では通信中に通話を保留する機能、つまり音声保留機能や映像保留機能が採用されている。音声保留機能は、通信中に利用者が保留操作を行った場合に、マイクから入力される音声を通話相手先に送信するのをやめ、代わりに所定の音声メッセージを通話相手先に送信するものである。また、映像保留機能は、通信中に利用者が保留操作を行った場合に、カメラにおいて撮影された映像を通話相手先に送信するのをやめ、代わりに所定の映像或いは画像メッセージを通話相手先に送信するものである。
例えば、下記特許文献1(特開2002−27418号公報)は、利用者が装置の操作部を操作することによって保留モードに設定された際に、所定のサービスプロバイダに接続して画像をダウンロードし、通話保留画像としてメモリに保存し、通話相手先に送信するテレビ電話装置を開示している。
下記特許文献1のテレビ電話装置では、通話モードから保留モードに切替えるためには利用者が操作部を操作することが必要であり、保留モードを解除して通話モードに切替えるためにも利用者が操作部を操作することが必要であった。
そこで、下記特許文献2(特開2005−277780号公報)は、カメラによって撮影した映像の明るさを予め定めた値と比較することによりカメラが手等によって覆われたことを検出し、通話モードから保留モードに切替えるテレビ電話装置を開示している。このテレビ電話装置によれば、保留モードに切替えるために利用者が操作ボタン等を操作する必要がなく、カメラを手で覆うだけで保留モードに移行することができるようになる。
また、下記特許文献3(特開2006−191174号公報)は、CCD素子を含む撮像部によって通話装置を取り巻く周囲の映像を取得し、周囲の明るさが変化したことを検出した場合に他のテレビ電話装置との通話を保留モードに切替える通話装置を開示している。
特開2002−27418号公報 特開2005−277780号公報 特開2006−191174号公報
上記に説明したように、上記特許文献1のテレビ電話装置では、通話モードから保留モードへ切替えるためには利用者が操作部を操作することが必要であった。上記特許文献2のテレビ電話装置では、通話モードから保留モードへ切替えるために利用者は操作部を操作する必要はないが、その一方でカメラを手で覆う等の意図的動作をとらなければならなかった。さらに、上記特許文献3のテレビ電話装置では、部屋の照明が暗くなった際に保留モードに自動的に切替わるので、利用者は操作部を操作する必要はなくなるが、部屋の照明が暗くなったりしない通常の通話時に保留モードに切替えるためには、利用者は操作部を何らかの方法で操作することがやはり必要であった。
つまり、上記特許文献1〜3のテレビ電話装置のいずれにおいても、通話モードから保留モードへ切替えるためには利用者が何らかの操作や意図的な動作をする必要があった。もしそのような操作や動作をせずにテレビ電話の前から離席してしまった場合には、マイクから入力される周囲の音声やカメラによって撮影される周囲の映像が通話相手先に送信され続けてしまい、テレビ電話周囲の情報が漏洩し、利用者に不利益をもたらすという問題があった。
そこで、本発明の目的は、マイクから入力された音声やカメラで撮影した映像を通話相手先に送信する通話モードと、それら音声や映像を通話相手先に送信しない保留モードとの切替えを、利用者の操作や意図的動作を求めることなく自動的に行うことができるテレビ電話装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のテレビ電話装置は、マイクから入力された音声とカメラによって撮影された映像を通信制御手段によって通話相手先に送信するテレビ電話装置であって、前記テレビ電話装置は、通信中に利用者の存在を検出する人体検出手段と、前記人体検出手段によって利用者の存在の有無の変化を検出した際に、前記音声と前記映像を前記通話相手先に送信する通話モードと、前記音声と前記映像を前記通話相手先に送信しない保留モードと、を切替え制御する通話モード制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記テレビ電話装置の発明の一態様は、前記通話モードの間に、前記人体検出手段が利用者の不在を検出すると、前記通話モード制御手段が前記通話モードから前記保留モードに切替え制御し、前記保留モードの間に、前記人体検出手段が利用者の存在を検出すると、前記通話モード制御手段が前記保留モードから前記通話モードに切替え制御することを特徴とする。
また、上記テレビ電話装置の発明の一態様は、前記通話モード制御手段が、前記保留モードの間に、前記マイクから入力された音声に代えて所定の保留メッセージと、前記カメラによって撮影された映像に代えて所定の保留映像又は保留画像の少なくとも一つを前記通信制御手段によって前記通話相手先に送信させることを特徴とする。
また、上記テレビ電話装置の発明の一態様において、前記テレビ電話装置は前記カメラによって撮影された映像に人物の顔が含まれているか否かを判定する映像判定手段を備え、前記人体検出手段が、前記カメラと前記映像判定手段によって構成され、前記映像判定手段が前記カメラによって撮影された映像に人物の顔が含まれていると判定した場合に利用者の存在を検出し、人物の顔が含まれていないと判定した場合に利用者の不在を検出することを特徴とする。
また、上記テレビ電話装置の発明の一態様において、前記テレビ電話装置は記憶部を備え、前記映像判定手段は前記通話モードの間に前記カメラによって撮影された映像から利用者の顔の情報を取得して前記記憶部に登録し、前記保留モードの間に前記映像判定手段が前記カメラによって撮影された映像に人物の顔が含まれていると判定した場合には、前記保留モードの間に撮影された映像に含まれる顔の情報と、前記記憶部に登録された顔の情報とを比較することによって同一の利用者か否かを判定し、同一の利用者の場合には、前記通話モード制御手段が保留モードから通話モードに切替え制御することを特徴とする。
また、上記テレビ電話装置の発明の一態様において、前記テレビ電話装置は入力部を備えており、通話モード制御手段は前記保留モードの間に前記入力部の操作を受付けないようにすることを特徴とする。
また、上記テレビ電話装置の発明の一態様において、前記人体検出手段が人感センサであることを特徴とする。
本発明は、以下に説明する優れた効果を発揮する。すなわち、本発明のテレビ電話装置は、マイクから入力された音声やカメラで撮影した映像を通話相手先に送信する通話モードと、それら音声や映像を通話相手先に送信しない保留モードとを切替え制御する切替えるタイミングを、人体検出手段による利用者の存在の有無の変化に基づいて行うことができるようになる。これにより、利用者が保留や通話再開等の切替え操作を行わずとも自動的に通話モードの切替えを行うことができるようになり、操作が簡単になる。さらに、利用者の存在の有無に基づいて通話モードの切替えが行われるようになるため、周囲の環境に依存せず(例えば、周囲が暗くなる等の変化に依存せず)実際の利用者の意向に沿った通話モードの切替えを行うことができるようになる。
また、本発明のテレビ電話装置の一態様によれば、通話モード中に利用者の不在を検出した場合に通話モードから保留モードに切替え制御され、保留モード中に利用者の存在を検出した場合に保留モードから通話モードに切替え制御される。このように、利用者がテレビ電話装置から離れた際に自動的に保留モードになるので、利用者が離席した間にカメラで撮影される映像やマイクから入力される音声から周囲の情報が通話相手先に送信されることによって情報が漏洩し、利用者に不利益をもたらすことを防止することが可能となる。
また、本発明のテレビ電話装置の一態様によれば、保留モード中に所定の保留メッセージ(音声、映像、画像)を送信することで、利用者が離席していることを通話相手先に知らせることができる。
また、本発明のテレビ電話装置の一態様によれば、人体検出手段を、カメラと映像判定手段によって構成している。映像判定手段はカメラで撮影した映像に人物の顔が含まれているか否かを検出(顔検出)し、顔を検出すれば利用者が存在しているとみなし、顔が検出されなければ利用者が離席しているとみなし、通話モード制御手段がそれぞれの状況に応じて通話モードから保留モード、保留モードから通話モードへの切替え制御を行う。これにより、利用者がテレビ電話のカメラに相対して通話しようとしている状態とそうでない状態とに基づいて通話モードの切替え制御を行うことができるようになる。
また、本発明のテレビ電話装置の一態様によれば、通話モードの間にカメラで利用者の顔を撮影して記憶部に登録しておき、保留モード中にカメラの前に人がやって来てその人の顔がカメラで撮影された場合に、その人が以前の通話モードの際にテレビ電話を利用していた人か否かを判定することができるようになる。当人であれば保留モードから通話モード切替え制御され、当人以外の人であれば保留モードは解除されない。これにより、所定の利用者のみがカメラに移った場合にのみ通話モードの切替えが行われるようになるので、例えば、カメラの前を別の人が通ったり、或いは近くの人の顔がカメラによって撮影されたりしただけで通話モードの切替えが行われてしまうという不都合を解消することが可能となる。
また、本発明のテレビ電話装置の一態様によれば、保留モード中は入力部からの操作を受付けないようになるので、以前の通話モードの際の利用者以外の人が電話機を操作して電話帳や着信履歴、メール等の個人情報を盗み見ることができないようにできる。
また、本発明のテレビ電話装置の一態様によれば、人体検出手段が人感センサの形態をとるので、周囲の状況の変化ではなく利用者が存在するか否かの変化によって通話モードと保留モードの切替え制御を行うことが可能となる。
実施例1のテレビ電話装置の内部ブロック図を示す。 実施例1のテレビ電話装置の通話モード切替え動作の一例を示すフローチャートである。 実施例2のテレビ電話装置の内部ブロック図を示す。 実施例3のテレビ電話装置の内部ブロック図を示す。 実施例3のテレビ電話装置の通話モード切替え動作の他の例を示すフローチャートである。
以下、本願発明を実施するための最良の形態を実施例及び図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのテレビ電話装置を例示して説明するものであって、本発明をこのテレビ電話装置に特定することを意図するものではなく特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなくその他のテレビ電話装置にも等しく適用し得るものである。
図1は、実施例1のテレビ電話装置100Aの内部ブロック図を示す。実施例1のテレビ電話装置100Aは、制御部110、マイク120、スピーカ130、カメラ140、表示部150、入力部160、人感センサ170、メモリ180を備えて構成される。
制御部110は、CPU、RAM、ROM(それぞれ図示せず)を備えて構成されるマイクロプロセッサであり、RAMやROMに記憶された制御プログラムをCPUにおいて実行することにより、以下に説明する各手段の動作を制御・統括する。
制御部110は、以下の機能を備えている。つまり、通信制御手段111、音声信号制御手段112、画像・映像信号処理手段113、表示制御手段114、通話モード制御手段115を備えて構成される。
通信制御手段111は、テレビ電話装置100Aが他のテレビ電話装置、或いは他の音声電話装置と通信を行う際の通信制御を行うためのものである。これにはシグナリングとデータの送受信とに関わる制御が含まれる。シグナリングには通信セッションの生成、確立、切断が含まれる。具体的には、利用者が入力部160を操作して電話番号等を入力した際に、IP電話網に接続されたSIPサーバ(図示せず)等に接続して通話相手先のテレビ電話装置の位置情報を入手するとともに、通話相手先のテレビ電話装置へ呼出し信号を送信し、通話相手先が応答した場合に通信経路を確立する。また、通話が終了した際にセッション切断メッセージ等を送信することによってセッションを終了する。
データの送受信に関わる制御には、音声データ、映像データ、画像データをパケットに分割するIPパケット化と及びIPパケットの送信、有線LANを介して受信したパケットを、正しい順序に並べ替えるとともに実際のデータ部分を抽出して組立てるIPパケットの受信及び組立てとが含まれる。
データをパケットとして送信する際には、所定データ長に分割された各データに送信元、宛先、順序、送信時刻、用途(IP電話の音声データ、映像データ、画像データ)を示すヘッダを付加する。また、受信したパケットは、ヘッダ部分を参照することによって、音声、映像、画像ごとに正しい順序で組立てられてゆき、音声信号処理手段112、画像・映像信号処理手段113に出力される。
音声信号処理手段112は、マイク120から入力された音声をA/D変換し、次いで音声コーデック(図示せず)によって圧縮し、圧縮されたデータを通信制御手段111に出力する。また、通信制御手段111において組立てられた音声データを音声コーデックによって伸張し、次いでD/A変換してスピーカ130から出力する。
画像・映像信号処理手段113は、映像コーデック(図示せず)を備えており、カメラ140において撮影された映像を圧縮し、圧縮されたデータを通信制御手段111に出力する。また、通信制御手段111において組立てられた映像データを伸張し、表示制御手段114に出力する。また、画像・映像信号処理手段113は、画像コーデック(図示せず)を備えており、通信制御手段111において組立てられた画像データを伸張し、メモリ(制御部110のRAM)に展開する。
表示制御手段114は、カメラ140及び画像・映像信号処理手段113から出力された映像データを表示部150に表示可能な所定の態様に変換(拡大、縮小、画像を並べて配置する等)して表示部150のビデオメモリ(図示せず)上に展開し、表示部150に表示させるものである。
表示制御手段114は、また、電話の発信時に電話番号を入力するためのテンキーの画像や発信中のダイヤル番号等を生成して表示部に出力する。
通話モード制御手段115は、人感センサ170の出力に基づいて通話モードと保留モードを切替える。通話モードはマイク120から入力された音声と、カメラ140によって撮影された映像とを通信制御手段111を介して通話相手先に送信し、通話相手先から送信されてきた音声信号、映像信号を通信制御手段111によって受信し、音声信号制御手段112を介してスピーカ130から音声として、また、画像・映像信号処理手段113を介して表示部150から映像として出力する通常の通話状態のモードである。
保留モードは、通信制御手段111が通話相手先との通信を切断することなく、通信を接続状態に維持したままで、マイク120から入力された音声と、カメラ140によって撮影された映像とを通話相手先に送信するのを停止させる通話保留状態のモードである。この保留モードでは、上記のように音声、映像の両方の送信を停止させてもよいが、音声のみの送信を停止させてもよいし、映像のみの送信を停止させてもよい。
さらに、通話モード制御手段115は、保留モードにおいて、メモリ180の保留メッセージ記憶部181に記憶された保留メッセージを通信制御手段111を介して通話相手先に送信する。保留メッセージは、所定の音声メッセージ、映像メッセージ、画像メッセージのいずれかであってもよいし、それらを組合せたものであってもよい。
本実施例では、保留メッセージはメモリ180の保留メッセージ記憶部181に記憶されたものを通話相手先に送信したが、本発明はこれに限られず、通話モード制御手段115が通信制御手段111を介してIP電話網に接続された各種サーバに保留メッセージの送信を指示し、そのサーバから保留メッセージを通話相手先に送信させるような構成としてもよい。
マイク120は、集音された音声を音声信号に変換する。また、スピーカ130は音声信号を音声に変換して出力する。マイク120において入力・変換された音声信号は音声信号処理手段112に出力される。また、音声信号処理手段112から出力された音声信号はスピーカ130において音声に変換され出力される。マイク120とスピーカ130は、テレビ電話装置100Aに固定的に設けられていてもよいが、ヘッドセットであってもよい。
カメラ140は、テレビ電話装置100Aの通話中にその前にある被写体を撮影するためのものである。カメラ140はテレビ電話装置100Aの筐体に固定式、或いは可動式に組み込まれる。可動式のカメラの場合は、カメラ140の向きは手動或いは自動で微調整することができる。通常、テレビ電話装置100Aの正面には利用者が位置することになるので、カメラ140においては利用者が被写体として撮影される。撮影された映像は、画像・映像信号処理手段113に出力される。
表示部150は液晶ディスプレイユニットであり、表示制御手段114によって表示部150のビデオメモリ上に展開された映像や画像を表示する。
入力部160は、表示部150に一体に形成されたタッチパネルの形をとる。利用者は表示部150に表示された入力用のアイコンの部位に接触することで入力操作を行う。例えば、電話をかける場合に、入力部160に電話番号を入力するためのテンキーを表示し、利用者はそのテンキーの該当する部分を指で押すことにより、番号を入力することができる。なお、入力部160は、上記に限られず、テレビ電話装置100Aを構成する筐体の一部分に形成されたキーやボタンであってもよい。
人感センサ170は、人の所在を検出するセンサである。人感センサ170は、例えば、赤外線センサの形態をとる。人感センサ170は、テレビ電話装置100Aの筐体にカメラ140とともに組込まれる。この人感センサ170は、人がセンサから所定角度範囲かつ所定距離範囲内に近づいた場合、そのことを検知し、人が存在していることを通話モード制御手段115に出力する。カメラ140が、向きを手動或いは自動で微調整することができる可動式カメラである場合には、カメラ140の向きを変化させると、それに伴って人感センサ170の向きもカメラ140と一致する方向に変化し、常にカメラの撮影範囲内の人の所在を検出することが可能となる。人感センサ170は、赤外線センサに限られず、超音波を利用したセンサであってもよい。
メモリ180はフラッシュメモリ或いはハードディスク等である。メモリ180は、保留メッセージ記憶部181を備える。保留メッセージ記憶部181には通話モード制御手段115が保留モードに切替えた際に、通信制御手段111を介して通話相手先に送信する保留メッセージが記憶されている。保留メッセージは、音声メッセージ、映像メッセージ、画像メッセージであり、これらが複数記憶され、どのメッセージを保留メッセージとして送信するのか利用者が予め選択できるようになっている。
次に、実施例1のテレビ電話装置100Aの通話モード切替え動作の一例を、図2を参照して説明する。なお、図2は、実施例1のテレビ電話装置100Aの通話モード切替え動作の一例を示すフローチャートである。
図2のステップS201において、利用者はテレビ電話装置100Aの入力部160を操作することによって通話相手先の電話番号を入力し、通信制御手段111が呼出し信号を通話相手先に送信する。通話相手先が電話に応答すると通信経路が確立され、通話が開始される。或いは、通話相手先からの呼出し信号に対し、音声信号制御手段112が呼出し音をスピーカ130から出力し、これに対して利用者が応答することによって通信経路が確立され、通話が開始される。
ステップS202において、通信制御手段111は通話が終了したか否かを判定し、利用者によって通話を終了する指示が入力部160から入力されれば通信制御手段111がセッション切断メッセージを通話相手先に送信して通信を終了する。或いは通話相手先からのセッション切断メッセージを受信した場合にも、通信制御手段111が通信の切断処理を行い、通話は終了する。
ステップS203において、通話モード制御手段115は、人感センサ170の出力に基づいて利用者の存在の有無の判定、つまり離席判定を行う。人感センサ170が、利用者が離席していないと判定した場合、通話状態が継続され、ステップS202の処理に戻り、通話の終了判定が行われる。
ステップS203において、利用者が離席したと判定された場合、ステップS204の処理に進み、通話モード制御手段115は、マイク120から入力された音声、カメラ140によって撮影された映像を通話先相手に送信しない保留モードに切替え制御する。これは、通話モード制御手段115が所定の指示を音声信号制御手段112に出力することによって、マイク120から入力された音声信号をディジタル変換・音声圧縮を行わないようにし、また、通信制御手段111に出力しないようにすることによって行われる。さらに、カメラ140において撮影された映像を圧縮せず、かつ圧縮されたデータを通信制御手段111に出力しないようにすることによって行われる。
この保留モードでは、音声、映像のいずれも停止させるようにしてもよいが、音声のみ、或いは映像のみのどちらか一方だけを停止させるようにしてもよい。
さらにステップS205では、通話モード制御手段115がメモリ180の保留メッセージ記憶部181から保留メッセージを抽出し、通信制御手段111に出力することにより、保留モード中に通話相手先に所定の保留メッセージが送信されるようにする。保留メッセージは、それぞれ複数の音声メッセージ、映像メッセージ、画像メッセージから利用者によって選択されたものである。
保留メッセージは、音声のみが停止されている場合には音声メッセージが選択されて通話相手先に送信され、映像のみが停止されている場合には映像メッセージ又は画像メッセージが選択されて通話相手先に送信され、音声と映像の両者が停止されている場合には音声メッセージと映像メッセージ又は画像メッセージとが組合わされて通話相手先に送信される。
ステップS206において、通話モード制御手段115は、人感センサ170の出力に基づいて利用者の存在の有無の判定、つまり在席判定を行う。人感センサ170が、利用者が在席していないと判定した場合、ステップS205の保留メッセージの送信を継続することによって保留モードが継続される。
人感センサ170が、利用者が在席していると判定した場合、通話モード制御手段115は保留モードから通話モードに切替え制御する。これは、ステップS207において、通話モード制御手段115がメモリ180の保留メッセージ記憶部181から抽出された保留メッセージを通信制御手段111に出力して通話相手先に送信するのを停止させることによって行われる。
加えて、ステップS208において、通話モード制御手段115は、マイク120から入力された音声信号をディジタル変換・音声圧縮して通信制御手段111に出力させる指示を音声信号制御手段112に出力し、マイク120から入力される音声信号を通話相手先に送信することを再開する。また、通話モード制御手段115は、カメラ140において撮影された映像を圧縮し、圧縮されたデータを通信制御手段111に出力させる指示を画像・映像信号処理手段113に出力し、カメラ140によって撮影される映像信号を通話相手先に送信することを再開する。通話が再開されると、ステップS202に戻り、通話終了の判定を行う。
上記のように、本発明の人体検出手段として人感センサ170を採用することにより、テレビ電話装置100Aを利用する利用者の存在の有無を検出し、利用者が離席した場合に通話モードから保留モードに切替え制御し、再び利用者が在席した場合に保留モードから通話モードに切替え制御することができるようになる。上記実施例1のテレビ電話装置100Aによれば、利用者が保留や通話再開等の切替え操作を入力部160に対して行わずとも、或いは、意図的な動作を行わずとも自動的に通話モードの切替えを行うことが可能となる。
実施例2のテレビ電話装置100Bは、実施例1のテレビ電話装置100Aとほぼ同様の構成であるが、人感センサ170を不用とし、代わりに映像判定手段116を制御部110に備えた点で異なっている。実施例2のテレビ電話装置100Bでは、本発明の人体検出手段はカメラ140と映像判定手段116の形態をとっている。以下の説明では、実施例1と同様の構成部分については説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
映像判定手段116は、カメラ140において撮影された映像に人の顔が含まれているか否かを検出する(顔検出)。
通話モード制御手段115は、実施例1では人感センサ170の出力に基づいて利用者の存在の有無を判定していた。しかし、実施例2では、通話モード制御手段115は、映像判定手段116の出力に基づいて利用者の存在の有無つまり、離席、在席の判定を行う。つまり、カメラ140によって撮影されたカメラ映像に人の顔が含まれていることを映像判定手段116が検出した場合に利用者が在席していると判定し、映像判定手段116がカメラ映像に顔が含まれていないと判断した場合を利用者が離席していると判定する。
つまり、実施例2では、通話モード中において、カメラ140で撮影された映像に人の顔が含まれているか否かを映像判定手段116が判断し、利用者の顔が含まれなくなった場合に利用者が離席したとみなし、通話モード制御手段115が通話モードから保留モードに切替え制御する。
また、保留モード中には、カメラ140で撮影された映像を通話相手先に送信しない設定になっている場合は通信制御手段111を介して通話相手先に送信されることはないが、カメラ140での映像の撮影は継続して行われており、映像に利用者の顔が写るようになると、映像判定手段116が映像中の人の顔を検出し、利用者が在席していると判定し、通話モード制御手段115が保留モードから通話モードに切替え制御する。
実施例3のテレビ電話装置100Cは、図4に示すように実施例2のテレビ電話装置100Bとほぼ同様の構成であるが、メモリ180に保留メッセージ記憶部181に加えて利用者登録画像記憶部182を備えた点で相違している。以下の説明では、実施例2と同様の構成部分については説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
通話モード制御手段115は、実施例1及び2では保留モードの際にマイク120から入力された音声、カメラ140によって撮影された映像を通話先相手に送信するのを停止し、代わりにメモリ180の保留メッセージ記憶部181に記憶された所定の保留メッセージを通話相手先に送信していた。一方、本実施例3では、保留モード時に、通話モード制御手段115がテレビ電話装置100Cのロック機能を提供する。すなわち、ロック機能は、保留モード時にマイク音声、カメラ映像送信を停止することや、保留メッセージを送信することに加え、テレビ電話装置100Cを他の利用者が操作できないようにするものである。
つまり、通話モードから保留モードになると、通話モード制御手段115は、入力部160からの入力を受付けなくする。具体的には、入力部160を通話モード時に通話していた利用者以外の誰かが操作したとしてもそれらの操作が無視される。また、通話モード制御手段115は、当初の利用者が戻ってきた際に保留モードから通話モードに切替えるが、上記のロックを解除し、入力部160の操作を受付けることができようにする。
映像判定手段116は、実施例2ではカメラ140において撮影された映像に人の顔が写っているか否かを判定していたが、実施例3では、通話開始時、或いは通話中に撮影された映像の中から顔画像或いは顔データを抽出し、これをメモリ180の利用者登録画像記憶部182に静止画の画像データとして登録する。また、保留モード中にカメラ140に人の顔が写ったか否かを判定する顔検出を行い、顔が検出された場合にはその顔がメモリ180の利用者登録画像記憶部182に登録された画像データの顔と同一であるか否かの判定を行う(顔判定)。
メモリ180は、保留メッセージ記憶部181に加えて利用者登録画像記憶部182を備える。利用者登録画像記憶部182は、通話開始時に、カメラ140によって撮影された映像から抽出された顔画像或いは顔データが登録されるものである。
次に、実施例3のテレビ電話装置100Cの通話モード切替え動作の一例を、図5を参照して説明する。なお、図3は、実施例3のテレビ電話装置100Cの通話モード切替え動作の一例を示すフローチャートである。
図5のステップS501において、通話が開始され、カメラ140からの撮影が開始される。撮影された映像は画像・映像信号処理手段113、通信制御手段111を介して通話相手先に送信される。
ステップS502において、映像判定手段116は、カメラ140によって撮影された映像の中から顔画像或いは顔データを抽出し、これをメモリ180の利用者登録画像記憶部182に登録する。
ステップS503において、通信制御手段111は通話が終了したか否かを判定し、利用者によって通話を終了する指示が入力部160から入力されれば通信制御手段111がセッション切断メッセージを通話相手先に送信して通信を終了する。或いは通話相手先からのセッション切断メッセージを受信した場合にも、通信制御手段111が通信の切断処理を行い、通話は終了する。
ステップS504において、通話モード制御手段115は、映像判定手段116の出力に基づいて利用者の存在の有無の判定、つまり離席判定を行う。映像判定手段116が、カメラ140によって撮影されたカメラ映像に人の顔が含まれていることを検出した場合、利用者が離席していないと判定しステップS503の処理に戻り、通話の終了判定が行われる。
ステップS504において、映像判定手段116が、カメラ140によって撮影されたカメラ映像に人の顔が含まれなくなったことを検出した場合、利用者が離席したと判定し、ステップS505に進む。
ステップS505において、通話モード制御手段115は、マイク120から入力された音声、カメラ140によって撮影された映像を通話先相手に送信しない保留モードに切替え制御する。これは、通話モード制御手段115が所定の指示を音声信号制御手段112に出力することによって、マイク120から入力された音声信号をディジタル変換・音声圧縮を行わないようにし、また、通信制御手段111に出力しないようにすることによって行われる。
また、保留モード中には、カメラ140による撮影は継続して行われるが、これは顔判定を行うためであって、撮影された映像は圧縮されず、かつ通信制御手段111に出力もされないので、通話相手先に送信されることはない。
ステップS506では、通話モード制御手段115が、テレビ電話装置100Cの入力部160からの入力操作を受付けないようにロックする。具体的には、入力部160を誰かが操作する際に入力部160は操作信号を出力するが、それらの操作信号がテレビ電話装置100において無視されるようにする。
保留モード中にロック機能が働くので、保留モード中に別の人がやって来てテレビ電話装置100Cを操作したとしても、操作することができないので、電話帳や着信履歴、メール等の個人情報を盗み見ることはできなくなる。
さらにステップS507では、通話モード制御手段115がメモリ180の保留メッセージ記憶部181から保留メッセージを抽出し、通信制御手段111に出力することにより、保留モード中に通話相手先に所定の保留メッセージが送信されるようにする。保留メッセージは、それぞれ複数の音声メッセージ、映像メッセージ、画像メッセージから利用者によって選択されたものである。
保留メッセージは、音声と映像の両者が停止されている場合には音声メッセージと映像メッセージ又は画像メッセージとが組合わされて通話相手先に送信される。
ステップS508において、映像判定手段116は、カメラ140で撮影している映像に人の顔が含まれているか否かを検出し(顔検出)、顔が含まれていない場合には、ステップS507に戻って保留モードを継続する。
ステップS508において、映像判定手段116は、カメラ140で撮影している映像に人の顔が含まれていると判断した場合、ステップS509に進む。映像判定手段116は、メモリ180の利用者登録画像記憶部182に登録された顔がカメラ140によって撮影された映像に含まれる顔と同一であるかを判定し、同一でない場合には、同一の利用者ではないとみなしてステップS507の処理に戻って保留モードを継続する。
メモリ180の利用者登録画像記憶部182に登録された顔とカメラ140によって撮影された映像に含まれる顔とが同一であると判断した場合、同一の利用者であるとみなし、通話モード制御手段115は保留モードを終了して通話モードに切替え制御する。
ステップS510において、通話モード制御手段115がメモリ180の保留メッセージ記憶部181から抽出された保留メッセージを通信制御手段111に出力して通話相手先に送信するのを停止させる。
ステップS511において、通話モード制御手段115が、テレビ電話装置100Cの入力部160からの入力操作を受付けるようにロックを解除する。具体的には、入力部160を操作する際に入力部160に入力される操作信号を制御部110が取得し、それに基づいて各部の動作を行うことができるようにされる。
ステップS512において、所定の指示を音声信号制御手段112に出力することによって、マイク120から入力された音声信号をディジタル変換・音声圧縮して通信制御手段111に出力させることによって通話を再開する。また、通話モード制御手段115が所定の指示を画像・映像信号処理手段113に出力することによって、カメラ140において撮影された映像を圧縮し、圧縮されたデータを通信制御手段111に出力させる。通話が再開されると、ステップS503に戻り、通話終了の判定を行う。
以上、説明したように、上記実施例1〜3のテレビ電話装置においては、本発明の人体検出手段として人感センサ170、或いはカメラ140と映像判定手段116を採用し、これらの人体検出手段によって利用者の存在の有無、つまり離席、在席を検出する。そして、通話中に在席していた状態から離席した状態になった場合には、通話モード制御手段115が通話モードから保留モードに切替え制御し、保留モード中に離席した状態から在席した状態に変わった場合には保留モードから通話モードに切替え制御する。
こうすることで利用者が保留ボタン等の入力部160を操作することなく自動的に通話モードと保留モードの切替えを行うことが可能となる。また、通話モードから保留モードへの切替えを行うために、カメラを覆うといった何らかの意図的な動作等を必要とすることはなくなる。
さらに、実施例3のテレビ電話装置では、保留モードから通話モードへの復帰は、保留モードに切替わる前に通話していた利用者が戻ってきてはじめて行われるようになるから、他の者によって装置が勝手に操作されるという危険を回避することが可能となる。
100A、100B、100C テレビ電話装置
110 制御部
111 通信制御手段
112 音声信号制御手段
113 画像・映像信号処理手段
114 表示制御手段
115 通話モード制御手段
116 映像判定手段
120 マイク
130 スピーカ
140 カメラ
150 表示部
160 入力部
170 人感センサ
180 メモリ
181 保留メッセージ記憶部
182 利用者登録画像記憶部

Claims (7)

  1. マイクから入力された音声とカメラによって撮影された映像を通信制御手段によって通話相手先に送信するテレビ電話装置であって、
    前記テレビ電話装置は、
    通信中に利用者の存在を検出する人体検出手段と、
    前記人体検出手段によって利用者の存在の有無の変化を検出した際に、前記音声と前記映像を前記通話相手先に送信する通話モードと、前記音声と前記映像を前記通話相手先に送信しない保留モードと、を切替え制御する通話モード制御手段と、を備えることを特徴とするテレビ電話装置。
  2. 前記通話モードの間に、前記人体検出手段が利用者の不在を検出すると、前記通話モード制御手段が前記通話モードから前記保留モードに切替え制御し、
    前記保留モードの間に、前記人体検出手段が利用者の存在を検出すると、前記通話モード制御手段が前記保留モードから前記通話モードに切替え制御することを特徴とする請求項1に記載のテレビ電話装置。
  3. 前記通話モード制御手段が、前記保留モードの間に、前記マイクから入力された音声に代えて所定の保留メッセージと、前記カメラによって撮影された映像に代えて所定の保留映像又は保留画像の少なくとも一つを前記通信制御手段によって前記通話相手先に送信させることを特徴とする請求項2に記載のテレビ電話装置。
  4. 前記テレビ電話装置は前記カメラによって撮影された映像に人物の顔が含まれているか否かを判定する映像判定手段を備え、前記人体検出手段が、前記カメラと前記映像判定手段によって構成され、前記映像判定手段が前記カメラによって撮影された映像に人物の顔が含まれていると判定した場合に利用者の存在を検出し、人物の顔が含まれていないと判定した場合に利用者の不在を検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のテレビ電話装置。
  5. 前記テレビ電話装置は記憶部を備え、前記映像判定手段は前記通話モードの間に前記カメラによって撮影された映像から利用者の顔の情報を取得して前記記憶部に登録し、前記保留モードの間に前記映像判定手段が前記カメラによって撮影された映像に人物の顔が含まれていると判定した場合には、前記保留モードの間に撮影された映像に含まれる顔の情報と、前記記憶部に登録された顔の情報とを比較することによって同一の利用者か否かを判定し、同一の利用者の場合には、前記通話モード制御手段が保留モードから通話モードに切替え制御することを特徴とする請求項4に記載のテレビ電話装置。
  6. 前記テレビ電話装置は入力部を備えており、通話モード制御手段は前記保留モードの間に前記入力部の操作を受付けないようにすることを特徴とする請求項5に記載のテレビ電話装置。
  7. 前記人体検出手段が人感センサであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のテレビ電話装置。
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