JP2012178761A - ハンズフリー通話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 同乗者の有無を検出する検出手段を追加することなく、ハンズフリー通話を禁止すべきか否かを判別することのできるハンズフリー通話装置を提供する。
【解決手段】 ハンズフリー接続可能な登録端末と送受信を行う送受信部と、前記送受信部を介して前記登録端末と外部端末との通話を制御する通話制御部と、を備えたハンズフリー通話装置において、前記送受信部を介して前記ハンズフリー通話装置の周辺に存在する端末から発信される信号を検出する端末検出部を備え、前記通話制御部は、前記端末検出部により複数台の端末が検出されたとき、ハンズフリー通話を禁止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハンズフリー通話装置に関するものであり、特に、車両に搭載され、車内端末と車外端末との通話を制御するハンズフリー通話装置に関する。
近年、携帯電話機の著しい普及乃至高機能化に伴い、歩行中に携帯電話機を使用するだけでなく、車両による移動中やパソコンでの作業中に携帯電話機を使用する状況が増加している。しかしながら、特に車両による移動中にドライバが携帯電話機を使用することは、安全面において非常に問題となり、法令により禁止事項とされている。
このような状況に対処するため、ハンズフリーの状態で通話を行うことのできるハンズフリー通話装置が開発されている。例えば、下記特許文献1(特開2002−223288号公報)には、車両に搭載可能なハンズフリー通話装置が開示されている。このハンズフリー通話装置では、携帯電話機の電話番号を用いて携帯電話機をハンズフリー通話用の携帯電話機としてハンズフリー通話装置に登録し、登録された携帯電話機に着信があったとき、ハンズフリー通話装置を用いてハンズフリー通話を行うことができる。
ところで、車両に搭載されているハンズフリー通話装置を用いてハンズフリー通話を行うと、通話相手の音声が車内に広がるため、通話内容が同乗者に知られてしまい、通話している運転者や通話相手のプライバシを十分に保護することができない。
そこで、このような問題を解決するため、下記特許文献2(特開2004−147037号公報)では、同乗者の有無を検出する着座センサやカメラからなる検出手段を車両に配設し、検出手段によって同乗者の存在が検出された場合において、外部から着信があったとき、予め登録されている着信先のドライバ属性と同乗者の属性とに基づき、ハンズフリー通話を許可するか否かを判定するようにしたハンズフリー式移動体電話システムが開示されている。
特開2002−223288号公報(段落[0022]、[0036]〜[0038]) 特開2004−147037号公報(段落[0029]、[0049])
しかしながら、上記特許文献2では、同乗者の有無を検出するため、着座センサやカメラを別途車両に追加しなければならないため、システムの構成に要する費用が高くなってしまう不具合がある。また、ハンズフリー通話を許可するか否かを判定するため、着信先のドライバ属性を予め登録しておかなければならないため、その作業が非常に面倒である。
本発明は、上記の問題点を解消することを課題とするものであり、同乗者の有無を検出する検出手段を追加することなく、ハンズフリー通話を禁止すべきか否かを判別することのできるハンズフリー通話装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、ハンズフリー接続可能な登録端末と送受信を行う送受信部と、前記送受信部を介して前記登録端末と外部端末との通話を制御する通話制御部と、を備えたハンズフリー通話装置において、
前記送受信部を介して前記ハンズフリー通話装置の周辺に存在する端末から発信される信号を検出する端末検出部を備え、前記通話制御部は、前記端末検出部により複数台の端末が検出されたとき、ハンズフリー通話を禁止することを特徴とする。
本願の請求項2にかかる発明は、請求項1記載のハンズフリー通話装置において、前記登録端末の登録情報を記憶した端末登録情報記憶部を備え、前記通話制御部は、前記端末検出部により検出された前記端末の検出情報と前記登録情報とを比較し、検出された前記端末が前記登録情報として記憶されている登録端末であるとき、ハンズフリー通話を許可することを特徴とする。
本願の請求項3にかかる発明は、請求項2項に記載のハンズフリー通話装置において、前記通話制御部は、ハンズフリー通話を許可するに先立ち、ハンズフリー通話を行うか否かを問うための報知を行うことを特徴とする。
請求項1にかかる発明においては、送受信部を介して前記ハンズフリー通話装置の周辺に存在する端末から発信される信号を検出する端末検出部を備え、前記通話制御部は、前記端末検出部により複数台の端末が検出されたとき、ハンズフリー通話を禁止する。
かかる構成によれば、車内に存在する車内端末から発信される信号を端末検出部が検出したとき、車内に同乗者がいるものと判断し、運転者によるハンズフリー通話を禁止させることができる。この場合、同乗者の有無を検出する検出手段を別途追加する必要がないため、ハンズフリー通話装置を安価に構成することができる。
請求項2にかかる発明においては、登録端末の登録情報を記憶した端末登録情報記憶部を備え、前記通話制御部は、前記端末検出部により検出された前記端末の検出情報と前記登録情報とを比較し、検出された前記端末が前記登録情報として記憶されている登録端末であるとき、ハンズフリー通話を許可するので、検出した端末を所持する同乗者は通話を聞いたとしても問題がないと判断して、ハンズフリー通話を許可することができる。
請求項3にかかる発明においては、請求項2にかかる発明において、ハンズフリー通話を許可する制御を行うのに先立ち、ハンズフリー通話を行うか否かを問うための報知を行うことにより、同乗者が通話を聞いても問題ないかどうかを運転者に判断させることができる。
本発明の実施例にかかる車両に搭載されるハンズフリー通話装置を用いたハンズフリー通話システムの概略説明図である。 本発明の実施例にかかるハンズフリー通話装置の構成ブロック図である。 本発明の実施例にかかるハンズフリー通話装置により制御される携帯電話機の構成ブロック図である。 本発明の実施例にかかるハンズフリー通話装置におけるハンズフリー処理のフローチャートである。 本発明の実施例にかかるハンズフリー通話装置におけるメニュー画面の説明図である。 本発明の実施例にかかるハンズフリー通話装置に登録されている携帯電話機の登録一覧画面の説明図である。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するためのハンズフリー通話装置を例示するものであって、本発明をこのハンズフリー通話装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のハンズフリー通話装置にも等しく適応し得るものである。
図1は、本発明の実施例にかかるハンズフリー通話装置を用いたハンズフリー通話システムの概略説明図である。ハンズフリー通話システムは、車両10に搭載されたナビゲーション装置11(ハンズフリー通話装置)と、ナビゲーション装置11を介して、車外の携帯電話機13(外部端末)とハンズフリー通話可能な複数台の携帯電話機12a、12bとから構成されており、また、携帯電話機12a、12bは、事前にナビゲーション装置11に登録された携帯電話機(登録端末)である。
なお、図1に示す携帯電話機12cは、車内に持ち込まれている携帯電話機であるが、ナビゲーション装置11には登録されていない携帯電話機である。したがって、携帯電話機12cはナビゲーション装置11を介してハンズフリー通話を行うことはできない携帯電話機となる。
このように、事前にナビゲーション装置11に対し携帯電話機を登録する理由としては、ハンズフリー通話を行うことができる携帯電話機を特定する意味合いがある。
ハンズフリー機能を有したナビゲーション装置は、車両のエンジンONに伴い起動すると、装置の電源がOFFされるまでの間、常時、周辺端末(本実施例では、車内に持ち込まれた携帯電話機)からの信号を待ち受ける状態となり(周辺端末の存在を監視する状態)、また、ハンズフリー機能を有した携帯電話機においては、ハンズフリー設定がON(ドライバによる任意設定)の状態であれば、常時、周辺に対して信号を送信し続ける。従って、ハンズフリー設定がON状態である携帯電話機が、ハンズフリー機能を有したナビゲーション装置を搭載した車両に持ち込まれた場合、ナビゲーション装置は、携帯電話機から発信される信号に基づき携帯電話機が持ち込まれたことを検出することができる。そして、車両に持ち込まれた携帯電話機に対して車外の携帯電話機から着信があった場合、着信のあった携帯電話機とハンズフリー接続を行うことでハンズフリー通話が可能となる。
しかしながら、着信があった携帯電話機のユーザがハンズフリー通話を希望しないユーザであった場合、通話の音声を車内にいる同乗者に聞かれてしまうという問題が生じる。
このような問題を解消するために、事前にナビゲーション装置を介してハンズフリー通話を行うことができる携帯電話(すなわち、ハンズフリー通話を希望するユーザの携帯電話機)をナビゲーション装置に登録するものとする。
以下の説明では、携帯電話機12a、12bを、ナビゲーション装置11に対し事前に登録された携帯電話機(車内端末)とし、また携帯電話機12cを、車内に持ち込まれている携帯電話機であるがナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機として説明を行う。
図2は、ナビゲーション装置11の構成ブロック図であり、図3は、ナビゲーション装置11に登録された携帯電話機12a、12bの構成ブロック図である。
ナビゲーション装置11は、制御部14(通話制御部、端末検出部)、現在位置検出部15、経路探索部16、地図情報記憶部17、アドレス情報記憶部18、携帯電話機登録情報記憶部19(端末登録情報記憶部)、携帯電話機検出情報記憶部20、近距離無線通信部21、操作部22、表示部23、マイク24及びスピーカ25を備えて構成される。
制御部14は、CPU26、ROM27、RAM28を備えて構成され、ROM27及び/またはRAM28に記憶されている制御プログラムをCPU26が実行することにより、ナビゲーション装置11の各部の動作を制御・統括する。
また、制御部14は、車内に持ち込まれている携帯電話機12a、12b、12cから発信される信号に基づき車内に持ち込まれた携帯電話機12a、12b、12cを検出する端末検出部としても機能する他、車内に持ち込まれている複数の携帯電話機でありナビゲーション装置11に登録された携帯電話機12a、12bのうち実際にナビゲーション装置11と通信接続を行う(ハンズフリー接続を行う)携帯電話機を選択する端末選択部としても機能する。
ナビゲーション装置11と通信接続を行う携帯電話機は、ユーザが事前に選択し設定することができ、またナビゲーション装置11に登録された順等に基づきナビゲーション装置11が設定を行うこともできる。
現在位置検出部15は、地球上空を周回している複数のGPS衛星からの信号を所定の時間間隔で受信し、この信号に含まれている時刻情報及び衛星位置情報に基づいて車両10の現在位置を算出する。
経路探索部16は、操作部22を介しドライバにより入力された経路探索条件に基づき、地図情報記憶部17に記憶されている地図情報を参照して最適な経路(案内経路)を探索するものである。経路探索部16は、出発地または現在位置に対応する道路のノードから目的地に対応するノードに至るまでのリンクをダイクストラ法等の手法によって探索し、リンク長(リンクコスト)や所要時間を累積し、総リンク長(走行距離)または総所要時間が最短となる経路を案内経路として探索する。なお、経路探索部16は、外部の情報提供サーバから通信手段を介して地図情報を取得し、取得した地図情報に基づき経路探索を行うものであってもよく、また、地図情報記憶部とともに経路探索部についても外部の情報提供サーバに設置することで、案内経路についても外部の情報提供サーバから取得するように構成することもできる。
また、本実施例では、経路探索部16をCPU26とは別の構成として設けているが、これに限るものではなく、CPU26が、ROM27に記憶された経路探索プログラムに基づき地図情報記憶部17に記憶された地図情報を参照して最適な経路を探索するものであってもよい。
地図情報記憶部17は、道路データ、建物データ、背景データ及びテキストデータから構成される地図情報を格納した記憶媒体(HDDやDVD等)である。
道路データは、道路をその屈曲点、分岐点等の結節点をノードとするノードデータと、それぞれのノード間を結ぶ経路をリンクとしたリンクデータとから構成される。ノードデータには、ノード番号、ノードの位置座標、交差点情報や交差点名称を示す情報等のノード属性、接続リンク本数、接続リンク番号のデータが含まれ、リンクデータは、リンクの始点及び終点となるノード番号、高速道路や一般道や街路等を区別するための道路種別、それぞれの道路の本線や連結路、分岐路を区別するための道路種別、距離及び/または所要時間、国道○号線のような道路名称、進行方向のデータ、リンク属性(橋、トンネル、踏切、料金所等)が含まれる。
建物データは、建物の位置座標、駅、ビル、民家等の建物の種別、表示色のデータを含んで構成される。
背景データは、海岸線、湖沼、河川形状、山林等の背景画像データとなる位置座標、表示色のデータを含んで構成される。
テキストデータは、それぞれの地名や河川名等の文字(名称)、及びその座標のデータを含んで構成される。
アドレス情報記憶部18は、ナビゲーション装置11に登録された携帯電話機12a、12bが保持するアドレス情報(すなわち携帯電話機12a、12bのアドレス情報記憶部37に記憶されているアドレス情報)が記憶された記憶媒体である。
アドレス情報記憶部18に記憶されているアドレス情報には通話先となる携帯電話機13の所有者の名前、電話番号、所有者を分類するグループ、通信キャリア等が記憶されている。
携帯電話機登録情報記憶部19は、ナビゲーション装置11に登録された携帯電話機12a、12bにかかる登録情報が記憶された記憶媒体である。
図6は、ナビゲーション装置11に登録された2台の携帯電話機(携帯電話機12a、12b)にかかる登録情報を示す登録一覧の画面である。登録情報としては、携帯電話機12a、12bを識別するための識別情報(ID等)、電話番号、通信キャリア等が記憶されている。
携帯電話機検出情報記憶部20は、制御部14により検出された携帯電話機(すなわち、車内に持ち込まれた携帯電話機)の検出情報、例えば、検出された携帯電話機のID等が記憶された記憶媒体である。
なお、詳細については後述するが、制御部14が検出する携帯電話機には、ナビゲーション装置11に登録されている携帯電話機12a、12bと、ナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機12cが含まれるものとする。
近距離無線通信部21は、携帯電話機12a、12bとの間で無線通信を行う通信手段であり、例えば、bluetooth技術、WiFi技術等を利用することができる。制御部14は、近距離無線通信部21を介し、携帯電話機12a、12bからアドレス情報や検出情報を取得するとともに、携帯電話機12a、12bとの間で通話のための音声情報の送受信を行う。
操作部22は、ナビゲーション装置11に係る各種の操作、例えば、経路探索のための出発地、目的地、経由地等の経路探索条件の入力、携帯電話機12a、12bから必要な情報を取得するための指示入力、携帯電話機12a、12bの登録情報設定等に用いられるものであり、例えば、キーやタッチパネルから構成される。
表示部23は、車両10の現在位置、地図画像、案内経路等、さらには操作部22を用いた作業に必要な操作画像が表示されるものであり、例えば、液晶表示パネルから構成される。
マイク24は、ハンズフリー通話の際に通話先である携帯電話機13に対して音声を入力するための手段である。
スピーカ25は、経路案内情報にかかる音声情報を出力するとともに、携帯電話機12a、12bを介して取得された発信先となる携帯電話機13からの音声を出力する手段である。
図3において、ナビゲーション装置11に登録されている携帯電話機12a、12bの構成を説明する。
ナビゲーション装置11に登録されている携帯電話機12a、12bは、制御部30、操作部31、表示部32、マイク33、スピーカ34、通話送受信部35、近距離無線通信部36、及び、アドレス情報記憶部37を備えて構成される。
制御部30は、CPU38、ROM39、RAM40を備えて構成され、ROM39及び/またはRAM40に記憶されている制御プログラムをCPU38が実行することにより、携帯電話機12a、12bの各部の動作を制御・統括する。
操作部31は、携帯電話機12a、12bに係る各種の操作、例えば、通話先となる携帯電話機13の電話番号入力、ナビゲーション装置11に対してアドレス情報の送信指示に用いられるものであり、例えば、キーやタッチパネルから構成される。
表示部32は、操作部31用いた作業に必要な操作画像が表示されるものであり、例えば、液晶表示パネルから構成される。
マイク33は、通話先である携帯電話機13に対して音声を入力するための手段であり、スピーカ34は、発信先からの音声を出力する手段である。
通話送受信部35は、外部の携帯電話機13と通話のための信号の送受信を行うものである。
近距離無線通信部36は、ナビゲーション装置11との間で無線通信を行うための通信手段であり、例えば、bluetooth技術、WiFi技術等を利用することができる。制御部30は、近距離無線津深部36を介し、携帯電話機12a、12bのアドレス情報や登録情報をナビゲーション装置11に送信し、また、近距離無線通信部36を介して、ナビゲーション装置11との間で通話のための音声情報の送受信を行う。
アドレス情報記憶部37は、通話先となる携帯電話機13のアドレス情報が記憶された記憶媒体である。
なお、図1では、通話先となる車外の携帯電話機13を1台しか図示していないが、当然のことながら外部の携帯電話機13は、図1に示す1台に限るものではなく、通話先となるすべての携帯電話機を指すものである。
次に、以上のように構成されるナビゲーション装置11の動作について説明する。
先ず、ナビゲーション装置11による経路探索の動作について説明する。ドライバ又は同乗者が、操作部22を介して出発地、経由地及び目的地を入力すると、経路探索部16は、地図情報記憶部17に記憶されている地図情報に基づき、出発地から経由地(経由地が設定されている場合)を経由して目的地までの最適な案内経路を探索し、制御部14のCPU26は、案内経路を地図画像とともに表示部23に表示し、また、現在位置検出部15により検出された車両10の現在位置も案内経路とともに表示する。ドライバは、表示されたこれらの情報に従い、目的地まで容易に移動することが可能となる。
次に、ナビゲーション装置11を用いてハンズフリー通話を行う場合について、図4のフローチャートに従って説明する。
ハンズフリー通話を行うためには、まず、携帯電話機12a、12bがナビゲーション装置11に登録されており、且つ、その携帯電話機12a、12bとナビゲーション装置11とが接続可能な状態となる必要がある。この場合、「接続可能な状態」とは、携帯電話機12a、12bの近距離無線通信部36がナビゲーション装置11の近距離無線通信部21と通信可能な状態(例えば、ハンズフリー接続状態)に設定されている状態をいう。
以下の説明では、携帯電話機12aをドライバが所持する携帯電話機とし、携帯電話機12bを同乗者が所持する携帯電話機として説明を行う。
制御部14のCPU26は、電源がONの状態にあるとき、常時、近距離無線通信部21を介し所定の範囲内にある周辺端末からの信号を待ち受け、近距離無線通信部21を介し周辺端末から信号を受信すると(ステップS101、YES)、受信した信号に含まれる周辺端末の識別情報、例えば、電話番号やIDに基づき、受信した信号に、ナビゲーション装置11に登録された携帯電話機、すなわち携帯電話機登録情報記憶部19に記憶されている携帯電話機(登録端末)からの信号が含まれるか否かを判定する(ステップS102)。CPU26は、受信した信号にナビゲーション装置11に登録された携帯電話機からの信号が含まれるか否かを判定する際、携帯電話機登録情報記憶部19に複数の携帯電話機にかかる登録情報が記憶されているような場合は、所定の条件(例えば、ナビゲーション装置11に登録された順)に従い1台づつ順番に判定を行う。本実施例では、図6に示すように、ナビゲーション装置11に対し2台の携帯電話機(携帯電話機12a、12b)が登録されているので、CPU26は、登録されている2台の携帯電話機について、ナビゲーション装置11に登録された順に従い判定を行う。
以下の説明では、ナビゲーション装置11に登録された順として、携帯電話機12aが先に登録された携帯電話機として説明を行う。
ステップS102の処理において、周辺端末からの信号にナビゲーション装置11に登録された携帯電話機12aからの信号が含まれると判定すると(ステップS102、YES)、携帯電話機12aを検知したことを示す情報(例えば、受信した信号に含まれている携帯電話機12aを識別する電話番号やID等)を携帯電話機検出情報記憶部20に記憶し(ステップS103)、ステップS104の処理へ進む。
ステップS102の処理において、周辺端末からの信号にナビゲーション装置11に登録された携帯電話機12aからの信号が含まれないと判定すると(ステップS102、NO)、ステップS103の処理を介さずにステップS104の処理へと進む。なお、ステップS102の判定では、登録されている携帯電話機12aからの信号か否かの判定を所定時間内(例えば、30秒以内)に行えなかった場合、携帯電話機12aは車内に持ち込まれていないものとして、ステップS103の処理を介さずにステップS104の処理へ進むものとする。
ステップS104では、周辺端末からの信号に、ナビゲーション装置11に登録されている残りの1台(携帯電話機12b)からの信号が含まれるか否かを判定し、判定の結果、周辺端末からの信号に携帯電話機12bから信号が含まれると判定すると(ステップS104、YES)、携帯電話機12bを検知したことを示す情報(例えば、受信した信号に含まれている携帯電話機12bを識別する電話番号やID等)を携帯電話機検出情報記憶部20に記憶し(ステップS105)、ステップS106の処理へ進む。
ステップS104の処理において、周辺端末からの信号にナビゲーション装置11に登録されている携帯電話機12aからの信号が含まれないと判定すると(ステップS104、NO)、ステップS104の処理は介さずにステップS106の処理へ進む。なお、ステップS104の判定でも、ステップS102の処理と同様に、登録されている携帯電話機12bからの信号か否かの判定を所定時間内(例えば、30秒以内)に行えなかった場合、携帯電話機12bは車内に持ち込まれていないものとして、ステップS106の処理へ進むものとする。
なお、本実施例では、ナビゲーション装置11に登録された携帯電話機は、携帯電話機12a、12bの2台であるため、受信した信号にナビゲーション装置11に登録された携帯電話機からの信号が含まれるか否かの判定処理はS105で終了し、ステップS106の処理では、受信した信号に、ナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機12cからの信号が含まれるか否かを判定する(ステップS106)。
ステップS106の判定結果により、周辺端末からの信号に、ナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機12cからの信号が含まれると判定すると(ステップS106、YES)、この携帯電話機12cを検知したことを示す情報(例えば、受信した信号に含まれている携帯電話機12cを識別するための電話番号やID等)を携帯電話機検出情報記憶部20に記憶し(ステップS107)、ステップS108の処理へ進む。
ステップS106の処理において、周辺端末からの信号にナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機12cからの信号が含まれないと判定すると(ステップS106、NO)、ステップS107の処理を介さずにステップS108の処理へ進む。
なお、図1にも示すように、本実施例では、ナビゲーション装置11に登録された携帯電話機12a、12bとナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機12cの3台が車内に持ち込まれているため、CPU26は、ステップS102、ステップS104、ステップS106の処理において、受信した信号に携帯電話機12a、12b、12cからの信号が含まれると判定し、判定結果を携帯電話機検出情報記憶部20に記憶しているものとする。
ステップS108の処理において、CPU26は、携帯電話機検出情報記憶部20に記憶されている携帯電話機の情報(車内に持ち込まれている携帯電話機の情報)を参照し、携帯電話機の情報の中に、接続端末として設定されている携帯電話機の情報が有るか否かを判定する。この接続端末とは、ナビゲーション装置11に登録された携帯電話機のうち、実際にナビゲーション装置11との間で通信接続される携帯電話機のことであり、このようにナビゲーション装置11との間で通信接続を行わなければハンズフリー通話を行うことはできない。したがって、ナビゲーション装置11に登録された携帯電話機のうち、実際に通信接続を行う携帯電話機を事前にユーザが設定しておくことができる。
なお、ハンズフリー通話を行う携帯電話機は、極力ドライバが所有する携帯電話機であることが望ましい。ハンズフリー通話機能は、元々運転中に携帯電話機を操作することによる事故を未然に防ぐための機能であるため、車両の助手席に乗車するユーザが所有する携帯電話機よりも、実際に運転を行うドライバが所有する携帯電話機をハンズフリー通話を行うことができる携帯電話機として設定することが望ましい。
本実施例では、ナビゲーション装置11に登録された携帯電話機12a、12bのうち、ドライバが所有する携帯電話機12aが接続端末として設定されているものとして説明を行う。
ステップS108の処理において、接続端末に設定されている携帯電話機12aの情報があると判定した場合(ステップS108、YES)、CPU26は、携帯電話機12aとナビゲーション装置11との接続処理を実行する(ステップS109)。また、接続端末に設定されている携帯電話機12aの情報がないと判定した場合(ステップS108、NO)、携帯電話機検出情報記憶部20に記憶されている携帯電話機の情報を参照し、記憶されている他の携帯電話機の中に、ナビゲーション装置11に登録された他の携帯電話機12bがあるか否かを判定し(ステップS110)、携帯電話機の情報の中に、携帯電話機12bがあると判定した場合(ステップS110、YES)、携帯電話機12bとナビゲーション装置11との接続処理を実行する(ステップS111)。また、携帯電話機の情報の中に携帯電話機12bの情報がないと判定した場合(ステップS110、NO)、ステップS120の処理へ進み、ナビゲーション装置11の電源がOFFとなると(ステップS120、YES)、全ての処理が終了となり、ナビゲーション装置11の電源がOFFでない場合は、ステップS101の処理へ戻り処理を継続する。
CPU26は、ステップS109、またはステップS111の処理において、携帯電話機12a、または携帯電話機12bとの接続処理を実行するが、以下の説明では、携帯電話機12aとの接続処理が実行されたものとして説明を行う。
ステップS112の処理では、接続端末である携帯電話機12aから、通話先となる車台の携帯電話機13に対して発信要求があったか否かを判定し、発信要求があったと判定した場合(ステップS112、YES)、CPU26は、表示部23およびスピーカ25を介して、ドライバに対して、ハンズフリー通話を許可するか否かの確認の報知を行う(ステップS116)。ドライバがハンズフリー通話の実行を指示した場合(ステップS117、YES)、CPU26は、ハンズフリー通話機能を起動する(ステップS118)。その後、ドライバは、ナビゲーション装置11のマイク24およびスピーカ25を介してハンズフリー通話を行う。通話が終了し(ステップS119、YES)、ナビゲーション装置11の電源がOFFされると(ステップS120、YES)、全ての処理が終了する。
一方、ステップS112の処理において発信要求がないと判定した後、車外の携帯電話機13からの着信があったか否かを判定し(ステップS113)、車外の携帯電話機13からの着信があったと判定した場合(ステップS113、YES)、CPU26は、携帯電話機検出情報記憶部20に記憶されている携帯電話機の情報を参照し、複数台の携帯電話機が車両10に持ち込まれているか否かを判定し、複数台の携帯電話機が車内に持ち込まれていると判定した場合(ステップS114、YES)、ドライバ以外の同乗者がいると判定する。
そこで、CPU26は、同乗者が所持する携帯電話機に、ナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機12cがあるか否かを判定し(ステップS115)、ナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機12cがあると判定した場合(ステップS115、NO)、通話の相手である携帯電話機13に対して、通話できない状況であることを通知した後(ステップS121)、着信相手との信号送信可能状態を切断する(ステップS122)。これにより、ナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機12cを所有する同乗者がいる状況におけるハンズフリー通話を禁止することができる。
また、同乗者が所持する携帯電話機にナビゲーション装置11に登録されていない携帯電話機12cが含まれないと判定した場合には(ステップS115、YES)、ハンズフリー通話を許可するか否かの確認の報知を行い(ステップS116)、ドライバがハンズフリー通話の実行を指示した場合(ステップS117、YES)、CPU26は、ハンズフリー通話機能を起動する(ステップS118)。その後、ドライバは、ナビゲーション装置11のマイク24およびスピーカ25を介してハンズフリー通話を行う。通話が終了し(ステップS119、YES)、ナビゲーション装置11の電源がOFFされると(ステップS120、YES)、全ての処理が終了する。
このように、ドライバに対してハンズフリー通話を許可するか否かの確認の報知を行う理由としては、携帯電話機の有無を判定することで同乗者の有無を判定したとしても、携帯電話機を所持せずに乗車している同乗者がいる場合、この同乗者を判定することができないためである。そして、このような同乗者が乗車している場合でも、ドライバに対してハンズフリー通話を許可するか否かの確認の報知を行うことで、最終的にユーザがハンズフリー通話を行うか否かの決定を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
ハンズフリー通話装置としては、車両10に搭載されるナビゲーション装置11に限られるものではなく、携帯電話機と通信可能なものであれば、パソコンを含む種々の装置を適用することができる。また、ハンズフリー通話装置に接続される端末としては、外部の端末と通信を行うものであれば、携帯電話機12a、12b以外の通信機器でもよい。
また、上述した図4の説明におけるステップS116では、ドライバに対しハンズフリー通話を許可するか否かの確認の報知を行う構成としたが、これに限るものではなく、発信要求があったと判定した場合(ステップS112、YES)、または同乗者がナビゲーション装置11に登録された携帯電話機12a、12bを所持していると判定した場合(ステップS115、YES)、ステップS116、及びステップS117の処理を介さずに、ステップS118の処理へ進み、即ハンズフリー通話機能を起動する構成でも構わない。
10・・・車両
11・・・ナビゲーション装置
12a、12b、13・・・携帯電話機
14、30・・・制御部
15・・・現在位置検出部
16・・・経路探索部
17・・・地図情報記憶部
18、37・・・アドレス情報記憶部
19・・・携帯電話機登録情報記憶部
20・・・携帯電話機検出情報記憶部
21、36・・・近距離無線通信部
22、31・・・操作部
23、32・・・表示部
24、33・・・マイク
25、34・・・スピーカ
35・・・通話送受信部

Claims (3)

  1. ハンズフリー接続可能な登録端末と送受信を行う送受信部と、前記送受信部を介して前記登録端末と外部端末との通話を制御する通話制御部と、を備えたハンズフリー通話装置において、
    前記送受信部を介して前記ハンズフリー通話装置の周辺に存在する端末から発信される信号を検出する端末検出部を備え、
    前記通話制御部は、前記端末検出部により複数台の端末が検出されたとき、ハンズフリー通話を禁止することを特徴とするハンズフリー通話装置。
  2. 請求項1記載のハンズフリー通話装置において、
    前記登録端末の登録情報を記憶した端末登録情報記憶部を備え、
    前記通話制御部は、前記端末検出部により検出された前記端末の検出情報と前記登録情報とを比較し、検出された前記端末が前記登録情報として記憶されている登録端末であるとき、ハンズフリー通話を許可することを特徴とするハンズフリー通話装置。
  3. 請求項2記載のハンズフリー通話装置において、
    前記通話制御部は、ハンズフリー通話を許可するに先立ち、ハンズフリー通話を行うか否かを問うための報知を行うことを特徴とするハンズフリー通話装置。
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