JP2012192680A - 成形型 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂成形品の耐久性の低下が抑制された成形型を提供する。
【解決手段】樹脂成形品の外形を形作るキャビティ(30)、及び、溶融した樹脂(50)をキャビティ(30)に注入するためのゲート(40)を有する成形型であって、キャビティ(30)は、樹脂成形品の主要部の外形を形作る第1キャビティ(31)、及び、該第1キャビティ(31)とゲート(40)とを結ぶ第2キャビティ(32)を有し、第2キャビティ(32)は、複数の連結管(33)がジグザグに連結されて成り、連結管(33)の樹脂(50)の流動方向に垂直な断面積は、第1キャビティ(31)の断面積よりも小さくなっており、互いに連結する二つの連結管(33)の内、ゲート(40)側の連結管(33)の断面積は、第1キャビティ(31)側の連結管(33)の断面積よりも小さい。
【選択図】図2

Description

本発明は、樹脂成形品の外形を形作るキャビティ、及び、溶融した樹脂を注入するためのゲートを有する成形型に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、キャビティ型とコア型とを型締めした後、両金型間で画成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出充填してキャビティ形状に沿う射出成形体を成形する射出成形用金型が提案されている。この射出成形用金型では、コア型にランナー及びゲートが堀込み形成され、ランナーとキャビティとの間のゲートに溶融樹脂の乱流を誘発する堰が形成されている。これにより、ランナー及びゲートを通じて、キャビティ内に溶融樹脂が流入する際に乱流が生じるので、射出成形体の表面にジェッティングが生じることが抑制される。
特開平11−309759号公報
ところで、特許文献1の射出成形用金型では、溶融樹脂の流動方向に垂直な断面積が、ランナーよりもゲートの方が小さく、ゲートよりもキャビティの方が大きくなっている(特許文献1の図2参照)。これによれば、ランナーを流動する溶融樹脂が堰に衝突して、ランナー側で溶融樹脂に乱流が生じたとしても、断面積がランナーよりも小さいゲートで整流されることとなる。また、ゲートよりもキャビティの断面積が大きいので、ゲートで整流され、ゲートの形状に形作られた溶融樹脂がキャビティ内に流入すると、形作られた溶融樹脂の表面と空気とが触れて、その表面が冷却される。この溶融樹脂がキャビティ内に次々と充填され、折り重なって接合界面を形成する。その界面を介して溶融樹脂同士が結合することとなるが、界面同士の結合面には、固化した樹脂が混ざっているので結合力が弱い。そのため、キャビティ内で形作られる樹脂成形品の耐久性が低下する虞がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、樹脂成形品の耐久性の低下が抑制された成形型を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、樹脂成形品の外形を形作るキャビティ(30)、及び、溶融した樹脂(50)をキャビティ(30)に注入するためのゲート(40)を有する成形型であって、キャビティ(30)は、樹脂成形品の主要部の外形を形作る第1キャビティ(31)、及び、該第1キャビティ(31)とゲート(40)とを結ぶ第2キャビティ(32)を有し、第2キャビティ(32)は、複数の連結管(33)がジグザグに連結されて成り、連結管(33)の樹脂(50)の流動方向に垂直な断面積は、第1キャビティ(31)の断面積よりも小さくなっており、互いに連結する二つの連結管(33)の内、ゲート(40)側の連結管(33)の断面積は、第1キャビティ(31)側の連結管(33)の断面積よりも小さいことを特徴とする。
このように本発明によれば、ゲート(40)と第1キャビティ(31)とを結ぶ第2キャビティ(32)は、複数の連結管(33)がジグザグに連結されて成る。したがって、互いに連結する二つの連結管(33)の内、ゲート(40)側(上流側)の連結管(33)(以下、上流連結管と示す)を流動した樹脂(50)が、第1キャビティ(31)側(下流側)の連結管(33)(以下、下流連結管と示す)の壁部に衝突する。このため、上流連結管を流動した結果、上流連結管の形状に樹脂(50)の形状が形作られたとしても、衝突によってその形状が解消される。衝突した樹脂(50)は、衝突した壁部を中心として塊と成り、下流連結管を満たす。この結果、樹脂(50)の断面積が、上流連結管の断面積から下流連結管の断面積へと変換される。また、本発明では、下流連結管の断面積が、上流連結管の断面積よりも大きくなっている。以上の構成によれば、ゲート(40)から第1キャビティ(31)に行くに従って、樹脂(50)の断面積が段々と大きくなる。したがって、第2キャビティ(32)から第1キャビティ(31)に流入する樹脂(50)の形状が、連結管(33)の形状に形作られたとしても、第1キャビティ(31)が樹脂(50)で満たされるまでに、第1キャビティ(31)に流入する樹脂(50)の総延長が短くなる。これにより、第1キャビティ(31)内に流入した樹脂(50)に形成される界面の量が減り、界面同士で結合する領域が減少する。この結果、樹脂成形品の耐久性の低下が抑制される。
なお、請求項1に記載のジグザグとは、Z字型だけではなく、L字型やくの字型の形状を含んでおり、請求項1に記載の「複数の連結管(33)」とは、「少なくとも2つの連結管(33)」を示している。
請求項2に記載のように、複数の連結管(33)の内、第1キャビティ(31)に連結された連結管(33)の流動方向の長さは、この連結管(33)を構成する壁面に衝突した樹脂(50)が塊となって第1キャビティ(31)内に流動させる所定長さとなった構成が好適である。
これによれば、第1キャビティ(31)に連結された連結管(33)の壁面に衝突した樹脂50は塊と成って、第1キャビティ(31)を構成する壁面に沿って流動し、第1キャビティ(31)を満たす。したがって、第2キャビティ(32)から第1キャビティ(31)に流入する樹脂(50)の形状が、連結管(33)の形状に形作られることが抑制され、界面同士で結合することが抑制される。この結果、樹脂成形品の耐久性が低下することが抑制される。
請求項2に記載の構成の場合、請求項3に記載のように、樹脂(50)は、ガラスファイバーを含む構成が良い。第2キャビティ(32)から第1キャビティ(31)に流入する樹脂(50)の形状が、連結管(33)の形状に形作られた場合、樹脂(50)は、第1キャビティ(31)を形作る壁面に沿って流動しないので、樹脂成形品の表層に含まれるガラスファイバーの配向が無秩序となる。そのため、ガラスファイバーによる樹脂成形品の耐久性の向上が小さくなる虞がある。しかしながら、請求項2に記載のように、樹脂(50)が塊となって、第1キャビティ(31)を形作る壁面に沿って流動する。このため、樹脂成形品の表層に含まれるガラスファイバーの配向が秩序化され、ガラスファイバーによる樹脂成形品の耐久性の向上が小さくなることが抑制される。
請求項4に記載のように、互いに連結する二つの連結管(33)の内、ゲート(40)側の連結管(33)を流れる樹脂(50)の流動方向は、第1キャビティ(31)側の連結管(33)を流れる樹脂(50)の流動方向と垂直である構成が好ましい。これによれば、上流連結管を流動した樹脂(50)が、下流連結管の壁部に衝突し易くなる。
請求項5に記載のように、互いに連結する二つの連結管(33)の内、ゲート(40)側の連結管(33)の下流側の端部は、第1キャビティ(31)側の連結管(33)の上流側の端部から流動方向に所定距離離れた側部に連結された構成が良い。
これによれば、上流連結管から下流連結管に流入し、この連結管の壁部で衝突した樹脂(50)の一部が、下流連結管の上流側の端部へ一度流れ込み、その一部が端部に溜まる。この結果、第1キャビティ(31)側に流動する樹脂(50)と第2キャビティ(32)を構成する金型との接触が抑制され、樹脂(50)の温度の低下が抑制される。これにより、第2キャビティ(32)から第1キャビティ(31)に流入する樹脂(50)の形状が、連結管(33)の形状に形作られたとしても、第1キャビティ(31)内に流入した樹脂(50)の界面に含まれる固化した樹脂の量を減らすことができる。これにより、第1キャビティ(31)内に流入した樹脂(50)が、界面同士で結合したとしても、結合力の低下が抑制され、樹脂成形品の耐久性の低下が抑制される。
上流連結管の断面積と下流連結管の断面積との関係としては、例えば、請求項6に記載のように、互いに連結する二つの連結管(33)の内、ゲート(40)側の連結管(33)の断面積は、αを1よりも大きい実数とすると、第1キャビティ(31)側の連結管(33)の断面積の1/α倍である構成を採用することができる。
これによれば、例えば、3つの連結管(33a〜33c)が連結されている場合、三番目の連結管(33c)では、樹脂(50)の断面積が一番目の連結管(33a)のα倍となる。また、単位時間当たりに流動する樹脂(50)の体積量が一定の場合、樹脂(50)の流動速度は、α―2倍となる。第2キャビティ(32)から第1キャビティ(31)に流入する樹脂(50)の形状が、連結管(33)の形状に形作られたままとなる確率(以下、単に確率と示す)は、樹脂(50)を押す圧力に依存する。そして、圧力は、樹脂(50)の断面積に反比例し、樹脂(50)の流動速度に比例する。したがって、上記例の場合、確率は、α―4となる。αが2である場合、その確率は1/16となる。このように、連結管(33)の断面積を段々と大きくしていくことで、確率を指数関数的に減らすことができる。
請求項7に記載のように、樹脂成形品は、ターミナルを有し、該ターミナルが第1キャビティ(31)内に配置された構成を採用することができる。樹脂成形品(固化した樹脂)の耐久度が低い場合、固化した樹脂に亀裂が走り、その亀裂に水などが浸入する虞がある。上記した亀裂が、ターミナルまで達すると、ターミナル同士が水を介して電気的に接続され、電気的な接続不良が生じる虞がある。これに対して、請求項1に記載のように、本発明では、樹脂成形品(固化した樹脂)の耐久度が低下することが抑制されている。したがって、上記したような電気的な接続不良が生じることが抑制される。
なお、請求項8に記載のように、樹脂成形品は、回転角センサのハウジングに採用することができる。
第1実施形態に係る成形型の概略構成を示す断面図である。 樹脂の流動を説明するための断面図である。 成形型の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る成形型の概略構成を示す断面図である。図2は、樹脂の流動を説明するための断面図である。以下においては、樹脂の流動する方向を、流動方向と示す。
図1に示すように、成形型100は、要部として、上型10及び下型20を有する。上型10と下型20とが組み合わさることで、樹脂成形品(図示略)の外形を形作るキャビティ30と、このキャビティ30に樹脂50を注入するためのゲート40とが構成される。なお、本来であれば、ゲート40の上流側に樹脂の流動するランナーが成形型100に構成されるが、説明を簡略化するために、本実施形態では省略している。
キャビティ30は、ターミナル(図示略)などがインサートされる樹脂成形品の主要部の外形を形作る第1キャビティ31、及び、該第1キャビティ31とゲート40とを結ぶ第2キャビティ32を有する。本実施形態に係る成形型100によって形成される樹脂成形品は、回転角センサの磁電変換素子を搭載するハウジングである。その外形は単純ではないが、説明を簡略化するために、図1では第1キャビティ31の断面形状を矩形としている。
図2に示すように、第2キャビティ32は、複数の連結管33がジグザグに連結されて成る。連結管33の流動方向に垂直な断面積は、第1キャビティ31の断面積よりも小さく、連結管33(第2キャビティ32)を介して、ゲート40から第1キャビティ31に樹脂50が流動するようになっている。本実施形態では、3つの連結管33a〜33cが順に連結されており、第1連結管33aを流動する樹脂が、第2連結管33bを介して第3連結管33cに流入する。第1連結管33aの開口部がゲート40に相当し、反対側の開口部(下流側の端部)は、第2連結管33bの上流側の端部から流動方向に所定距離離れた側部に連結されている。そして、第2連結管33bと第3連結管33cとが断面L字状に連結され、第3連結管33cと第1キャビティ31とが連通している。
なお、第1連結管33aを流れる樹脂50の流動方向と第2連結管33bを流れる樹脂50の流動方向、及び、第2連結管33bを流れる樹脂50の流動方向と第3連結管33cを流れる樹脂50の流動方向はそれぞれ垂直と成っている。また、第3連結管33cの流動方向の長さは、第3連結管33cを構成する壁面に衝突した樹脂50が、塊となって第1キャビティ31内に流動するように設定されている。この長さは、短ければ短いほど好ましいが、その短さの限界値は、第1連結管33aの流動方向の投影位置にある上型10の壁部の厚さ(強度)によって決定される。
第1連結管33aから第3連結管33cに行くに従って、流動方向に垂直な断面積が大きくなっており、互いに連結する二つの連結管の内、第1キャビティ31側(下流側)の連結管の断面積が、ゲート40側(上流側)の連結管の断面積よりもα倍大きくなっている。具体的に言えば、第2連結管33bの断面積S2は、第1連結管33aの断面積S1よりもα(1より大きい実数)倍大きく、第3連結管33cの断面積S3は、第2連結管33bの断面積S2よりもα倍大きくなっている。これにより、第3連結管33cの断面積S3は、第1連結管33aの断面積S1のα倍となっている。
なお、樹脂50が単位体積当たりに流動する体積量は、断面積Sと流動速度vとの積によって表される。したがって、この体積量が一定の場合、第2連結管33bを通る樹脂の流動速度v2は、第1連結管33aを通る樹脂の流動速度v1の1/αとなり、第3連結管33cの流動速度v3は、第2連結管33bの流動速度v2の1/αとなる。これにより、第3連結管33cの流動速度v3は、第1連結管33aの流動速度v1の1/αとなる。上記した体積量(流動速度)は、樹脂50を押す圧力Pによって決定される。
樹脂50は、熱可塑性樹脂である。本実施形態に係る樹脂50には、ガラスファイバー(図示略)が混入されている。
次に、樹脂50の流動を、図2に基づいて説明する。なお、図2の矢印は樹脂50の流動方向を示し、三角形及び扇形状は、塊と成った樹脂50の流れを示している。また、楕円は、各連結管33a〜33cの断面積S1〜S3を示している。
ゲート40から溶融した樹脂50が第1連結管33aに流れると、樹脂50は、第1連結管33aの壁面に沿って、第2連結管33bへと流れる。すると、第1連結管33aの樹脂50の流動方向の投影位置に位置する、第2連結管33bを構成する壁面に樹脂50が衝突する。壁面に衝突した樹脂50は塊と成り、第2連結管33bを満たそうとする。塊と成った樹脂50は第2連結管33bの両端に流動し、上流側の端部に流動した樹脂50の一部はその端部に溜まり、残りは、その端部にて反転して、下流側の端部へと流動する。下流側の端部に流動した樹脂50は、第2連結管33bの樹脂50の流動方向の投影位置に位置する、第3連結管33cを構成する壁面に衝突する。上記したように、第3連結管33cの流動方向の長さは、第3連結管33cの壁面に衝突した樹脂50が、塊となって第1キャビティ31内に流動するように設定されている。したがって、第3連結管33cの壁面に衝突した樹脂50は塊と成って、第1キャビティ31を構成する壁面に沿って流動し、第1キャビティ31を満たす。
次に、本実施形態に係る成形型100の作用効果を説明する。上記したように、樹脂50は、互いに連結する二つの連結管の内、ゲート40側(上流側)の連結管33(以下、上流連結管と示す)の壁面に沿って、第1キャビティ31側(下流側)の連結管33(以下、下流連結管と示す)へと流れ、下流連結管を構成する壁面に樹脂50が衝突する。そして、壁面に衝突した樹脂50は塊と成り、下流連結管を満たそうとする。このため、上流連結管を流動した結果、上流連結管の形状に樹脂50の形状が形作られたとしても、衝突によってその形状が解消される。衝突した樹脂50は、衝突した壁部を中心として塊と成り、下流連結管を満たす。この結果、樹脂50の断面積が、上流連結管の断面積から下流連結管の断面積へと変換される。また、下流連結管の断面積が、上流連結管の断面積よりも大きくなっている。以上の構成によれば、ゲート40から第1キャビティ31に行くに従って、樹脂50の断面積が段々と大きくなる。したがって、第2キャビティ32から第1キャビティ31に流入する樹脂50の形状が、連結管33の形状に形作られたとしても、第1キャビティ31が樹脂50で満たされるまでに、第1キャビティ31に流入する樹脂50の総延長が短くなる。これにより、第1キャビティ31内に流入した樹脂50に形成される界面の量が減り、界面同士で結合する領域が減少する。この結果、樹脂成形品の耐久性の低下が抑制される。
本実施形態では、第1キャビティ31と連結された第3連結管33cの流動方向の長さは、第3連結管33cの壁面に衝突した樹脂50が、塊となって第1キャビティ31内に流動するように設定されている。したがって、第3連結管33cの壁面に衝突した樹脂50は塊と成って、第1キャビティ31を構成する壁面に沿って流動し、第1キャビティ31を満たす。これによれば、第2キャビティ32から第1キャビティ31に流入する樹脂50の形状が、第3連結管33cの形状に形作られることが抑制され、界面同士で結合することが抑制される。この結果、樹脂成形品の耐久性が低下することが抑制される。以上が、本実施形態に係る成形型100の主要な作用効果である。
樹脂50は、ガラスファイバーを含んでいる。第2キャビティ32から第1キャビティ31に流入する樹脂の形状が、連結管33の形状に形作られた場合、樹脂50は、第1キャビティ31を形作る壁面に沿って流動しないので、樹脂成形品の表層に含まれるガラスファイバーの配向が無秩序となる。そのため、ガラスファイバーによる樹脂成形品の耐久性の向上が小さくなる虞がある。しかしながら、上記したように、樹脂50は塊となって、第1キャビティ31を形作る壁面に沿って流動する。これにより、樹脂成形品の表層に含まれるガラスファイバーの配向が秩序化され、ガラスファイバーによる樹脂成形品の耐久性の向上が小さくなることが抑制される。
互いに連結する二つの連結管の内、下流連結管を流れる樹脂50の流動方向と上流連結管を流れる樹脂50の流動方向は垂直と成っている。これによれば、上流連結管を流動した樹脂50が、下流連結管の壁部に衝突し易くなる。
第1連結管33aの下流側の端部は、第2連結管33bの上流側の端部から流動方向に所定距離離れた側部に連結されている。このため、第2連結管33bを構成する壁面への衝突によって塊と成った樹脂50は第2連結管33bの両端に流動し、上流側の端部に流動した樹脂50の一部はその端部に溜まる。これによれば、第1キャビティ31側に流動する樹脂50と第2キャビティ32を構成する成形型100との接触が抑制され、樹脂50の温度の低下が抑制される。これにより、第2キャビティ32から第1キャビティ31に流入する樹脂50の形状が、連結管33の形状に形作られたとしても、第1キャビティ31内に流入した樹脂50の界面に含まれる固化した樹脂の量を減らすことができる。これにより、第1キャビティ31内に流入した樹脂50が、界面同士で結合したとしても、結合力の低下が抑制され、樹脂成形品の耐久性の低下が抑制される。
第3連結管33cの断面積S3は、第1連結管33aの断面積S1のα倍となっており、第3連結管33cの流動速度v3は、第1連結管33aの流動速度v1の1/αとなっている。第2キャビティ32から第1キャビティ31に流入する樹脂50の形状が、連結管33の形状に形作られたままとなる確率(以下、単に確率と示す)は、樹脂50を押す圧力Pに依存する。そして、圧力Pは、樹脂50の断面積に反比例し、樹脂50の流動速度に比例する。したがって、上記例の場合、確率は、α―4となる。αが2である場合、その確率は1/16となる。このように、連結管33の断面積を段々と大きくしていくことで、確率を指数関数的に減らすことができる。
本実施形態では、樹脂成形品の主要部にターミナルがインサートされる。樹脂成形品(固化した樹脂50)の耐久度が低い場合、固化した樹脂50に亀裂が走り、その亀裂に水などが浸入する虞がある。上記した亀裂が、ターミナルまで達すると、ターミナル同士が水を介して電気的に接続され、電気的な接続不良が生じる虞がある。これに対して上記したように、固化した樹脂50の耐久度が低下することが抑制されている。したがって、上記したような電気的な接続不良が生じることが抑制される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態では、ランナーについて説明しなかった。また、第2キャビティ32が3つの連結管33a〜33cを有する例を示した。しかしながら、ランナーと連結管33との構成としては、図3に示す構成を採用することができる。この変形例では、ランナー60と2つの連結管33a,33bがジグザグに連結されており、ランナー60を流動する樹脂が、第1連結管33aを介して第2連結管33bに流入する。ランナー60を流れる樹脂50の流動方向と第1連結管33aを流れる樹脂50の流動方向、及び、第1連結管33aを流れる樹脂50の流動方向と第2連結管33bを流れる樹脂50の流動方向はそれぞれ垂直と成っている。また、第2連結管33bの流動方向の長さは、第2連結管33bを構成する壁面に衝突した樹脂50が、塊となって第1キャビティ31内に流動するように設定されている。そして、ランナー60から第2連結管33bに行くに従って、流動方向に垂直な断面積が大きくなっている。
この構成によれば、ランナー60から溶融した樹脂50が第1連結管33aに流れると、ランナー60の樹脂50の流動方向の投影位置に位置する、第1連結管33aを構成する壁面に樹脂50が衝突する。壁面に衝突した樹脂50は塊と成り、第1連結管33aを満たそうとする。塊と成った樹脂50は第1連結管33aの下流側の端部へと流動する。下流側の端部に流動した樹脂50は、第1連結管33aの樹脂50の流動方向の投影位置に位置する、第2連結管33bを構成する壁面に衝突する。上記したように、第2連結管33bの流動方向の長さは、第2連結管33bの壁面に衝突した樹脂50が、塊となって第1キャビティ31内に流動するように設定されている。したがって、第2連結管33bの壁面に衝突した樹脂50は塊と成って、第1キャビティ31を構成する壁面に沿って流動し、第1キャビティ31を満たす。以上、示した構成により、この変形例においても、本実施形態で示した主要な作用効果を奏する。図3は、成形型の変形例を示す断面図である。
本実施形態では、樹脂成形品が、回転角センサのハウジングである例を示した。しかしながら、本発明に係る成形品によって形成される樹脂成形品としては上記例に限定されない。
本実施形態では、互いに連結する二つの連結管を流れる樹脂の流動方向が垂直である例を示した。しかしながら、二つの流動方向の関係としては、上記例に限定されない。二つの流動方向が平行でなく、且つ、上流連結管を流れる樹脂50が下流連結管の壁面に衝突するのであれば適宜採用することができる。
本実施形態では、互いに連結する二つの連結管の内、下流連結管の断面積が、上流連結管の断面積よりもα倍大きくなっている例を示した。しかしながら、下流連結管の断面積が、上流連結管の断面積よりも大きければ良く、上記例に限定されない。例えば、β、γを1よりも大きく互いに異なる実数とすると、第2連結管33bの断面積が、第1連結管33aの断面積よりもβ倍大きく、第3連結管33cの断面積が、第2連結管33bの断面積よりもγ倍大きい構成を採用することもできる。
本実施形態では、樹脂50に、ガラスファイバーが混入された例を示した。しかしながら、樹脂50にガラスファイバーが混入していなくとも良い。
10・・・上型
20・・・下型
30・・・キャビティ
31・・・第1キャビティ
32・・・第2キャビティ
33・・・連結管
40・・・ゲート
50・・・樹脂
100・・・成形型

Claims (8)

  1. 樹脂成形品の外形を形作るキャビティ(30)、及び、溶融した樹脂(50)を前記キャビティ(30)に注入するためのゲート(40)を有する成形型であって、
    前記キャビティ(30)は、前記樹脂成形品の主要部の外形を形作る第1キャビティ(31)、及び、該第1キャビティ(31)と前記ゲート(40)とを結ぶ第2キャビティ(32)を有し、
    前記第2キャビティ(32)は、複数の連結管(33)がジグザグに連結されて成り、
    前記連結管(33)の前記樹脂(50)の流動方向に垂直な断面積は、前記第1キャビティ(31)の断面積よりも小さくなっており、
    互いに連結する二つの連結管(33)の内、前記ゲート(40)側の連結管(33)の断面積は、前記第1キャビティ(31)側の連結管(33)の断面積よりも小さいことを特徴とすることを特徴とする成形型。
  2. 複数の前記連結管(33)の内、前記第1キャビティ(31)に連結された連結管(33)の前記流動方向の長さは、この連結管(33)を構成する壁面に衝突した樹脂(50)が塊となって前記第1キャビティ(31)内に流動させる所定長さとなっていることを特徴とする請求項1に記載の成形型。
  3. 前記樹脂(50)は、ガラスファイバーを含んでいることを特徴とする請求項2に記載の成形型。
  4. 互いに連結する二つの連結管(33)の内、前記ゲート(40)側の連結管(33)を流れる樹脂(50)の流動方向は、前記第1キャビティ(31)側の連結管(33)を流れる樹脂(50)の流動方向と垂直であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の成形型。
  5. 互いに連結する二つの連結管(33)の内、前記ゲート(40)側の連結管(33)の下流側の端部は、前記第1キャビティ(31)側の連結管(33)の上流側の端部から前記流動方向に所定距離離れた側部に連結されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の成形型。
  6. 互いに連結する二つの連結管(33)の内、前記ゲート(40)側の連結管(33)の断面積は、αを1よりも大きい実数とすると、前記第1キャビティ(31)側の連結管(33)の断面積の1/α倍であることを特徴とする請求項1〜5に記載の成形型。
  7. 前記樹脂成形品は、ターミナルを有し、該ターミナルが前記第1キャビティ(31)内に配置されることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の成形型。
  8. 前記樹脂成形品は、回転角センサのハウジングであることを特徴とする請求項7に記載の成形型。
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