JP2012195747A - 個別情報保護システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この個別情報保護システムは、通信系21を介して端末10,22の間で個人情報を送受するように構成され、個別情報を提供された端末は、受信した個別情報を保存する耐タンパー性のデータ保存部16Aと、個別情報を受信した時からの経過時間を計時して記録するデータ保存時間記録部33と、データ保存部から個別情報を読み取るとき、経過時間が参照可能時間を超えない場合に個別情報の読取りを許可し、それ以外の場合に個別情報の読取りを拒否するという判断を行う判断手段(ステップS206)と、判断手段が個別情報の読取りを許可すると判断したとき、個別情報(個人情報)を表示部12等に表示する表示実行手段(ステップS207)等を備える。
【選択図】図3
Description
特許文献1の個人データ保護流通方法等は、個人情報提供企業が、個人情報要求企業に対して暗号化した個人情報と利用条件を送る技術を開示する。そしてDRM認証技術を使って条件に合う場合のみに個人情報を利用できるようにしている。
特許文献2の個人情報流通管理方法等は、個人情報と開示利用規定によって個人情報の流通を制御する技術を開示している。
特許文献3の個人情報管理システム等は、個人情報管理サーバが、クライアントごとに利用可能な個人情報(個人情報カプセル)をフィルタリングして提示する技術を開示している。
特許文献4の個人情報統合管理システム等は、ユーザの個人情報をユーザ自身が管理でき、サービスシステムが必要とする個人情報はユーザが許可した条件下でのみ利用可能とするシステムを開示している。
さらに、上記の従来技術の説明では「個人情報」の保護の観点で説明したが、上記の問題は「個人情報」すなわち人間個人に関係する情報に限定されるものではない。近年では、端末、機械、電子機器を含む各種の機器同士の間においてそれらに組み込まれたコンピュータ間で通信系を経由した情報の送受が行われている。そのため、これらの機械や機器自身に関係する情報の保護の必要性も生じてきている。
上記の構成では、端末にアクセス制御手段を設けることにより、既に送られた個別情報が経過時間の基準に基づいて読取り拒否の状態になったときに、個別情報を提供した側の他方の端末に対して個別情報参照に関してのアクセス通知を送信できるようにしたため、最終的な状況において個別情報を提供した側(個別情報送信元)が個別情報に係る情報制限を行うことが可能となる。
第5の個別情報保護システム(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、アクセス拒否通知は、自動的な拒否判断に基づき一方の端末に自動的に拒否通知を行い、一方の端末では拒否通知を受けることで拒否と判断することにより実行されることを特徴とする。
第6の個別情報保護システム(請求項6に対応)は、上記の構成において、好ましくは、アクセス拒否通知は、自動的な拒否判断に基づき一方の端末に自動的に拒否通知を行い、一方の端末では拒否通知を受けないことで拒否と判断することにより実行されることを特徴とする。
通信系を経由して端末同士の間で個別情報を送受するシステムの構成において、特別なサーバ等の管理機器、あるいは暗号化のためのソフトウェアを用いることなく、低コストでかつ簡素な構造で端末それ自体で自己の個別情報を保護することができる。
各端末の内部に個別情報を制御する仕組みを設けるようにしたため、端末それ自体で自己の個別情報を保護することができ、個別情報のバイパスを防止することができる。
或る端末に既に送られた個別情報が経過時間の基準に基づいて読取り拒否の状態になったときに、個別情報を提供した側の他の端末(個別情報送信元)に対して当該個別情報の参照に関してのアクセス通知を送信し、個別情報を提供した側(個別情報送信元)が最終的に許可または拒否の判断を行い、これにより個別情報に係る情報制限を行うことができ、コストや処理の手間をかけることなく個別情報を保護することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る個別情報保護システムに用いられる代表的な端末の内部のハードウェア構成を示している。ここで、「端末」とは、いわゆる端末(端末装置)、携帯電話等の携帯端末、情報携帯端末等のごとき入力部と出力部を有しかつ情報処理機能部を内蔵し、インターネット等の通信系に接続されて相互に情報・データにつき送受信の通信を行うことができる電子機器を意味している。
図2は、一例として2台の端末について通信系を経由した端末同士の通信のための接続関係を示す図である。図3は端末の機能ブロック図を示している。
この第1実施形態の例では、端末を操作するのは人間(ユーザ、個人)であるとし、そのため取り扱われる「個別情報」は操作する人間(ユーザ、個人)に関係する「個人情報」であって、上記の「個別情報保護システム」は「個人情報保護システム」として構築される。従って、第1実施形態では「個人情報保護システム」として説明する
なお、例えば上記の端末を操作するのは、人間(個人)には限定されず、コンピュータを内蔵して監視・判断・指示機能を有するインテリジェント機能付き機械または機器であっても良い。人間(個人)以外の例については後述の実施形態に基づいて説明する。
この個人情報の送受は、通信系21を介して前述した端末10と他の端末22との間で行われるものとする。端末10を第1の端末とし、端末22を第2の端末とする。この実施形態では、第2の端末である端末22が、第1の端末である端末10から「個人情報1」を取得するプロセスを説明する。
経過時間Tが予め定められた一定の「参照可能時間」(例えば5時間)以内であって、相手先(端末10)が定めた複数回の参照可能回数の許可範囲内である場合である。「参照可能時間」と「参照可能回数」に係る情報は前述した通り「アクセス管理データ1」内に含まれている。
(2)読取り拒否の場合
端末22のデータ保存時間記録部33に記録される「経過時間」に係る時間Tの値が「参照可能時間」よりも大きいか、または、読取り回数が「参照可能回数」を超えた場合である。
また上記の実施形態では、端末に送信部と受信部の両要素を備える構成としたが、送信部または受信部を備え、端末ごとに送信のみまたは受信のみを行うように構成することもできる。
また端末によってはアクセス制御装置を備えていないものも想定される。このような端末に対して個人情報を提供する場合には、個人情報と共に当該端末においてアクセス制御装置を実現するためのアクセス制御プログラムを一緒に送信するように構成することもできる。
次に、図6および図7Aを参照して、本発明の第2実施形態に係る個別情報保護システムを説明する。第2実施形態の個別情報保護システムも、第1実施形態と同様に、個人情報保護システムである。
図6は図1と同様な図であり、かつ図7Aは図5と同様な図である。図6において、図1で説明した要素と実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。また図7Aにおいて、図5で説明した要素と実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7Aの処理動作の流れにおいて、端末10におけるステップS101〜S105の処理動作の流れ、端末22におけるステップS201〜S208の処理動作の流れは、前述した第1実施形態の場合と同じであるので、説明を省略する。この第2実施形態による処理動作の流れでは、ステップS105以降の処理動作、およびステップS208以降の処理動作の流れが異なっている。
第1および第2の変更例の場合の要部の処理の流れは、それぞれ、図7Bおよび図7Cに示される。
第1の変更例は次の通りである。アクセス通知信号SIG1を受信する(ステップS105)と、自動的に当該アクセスを拒否する処理がなされる(ステップS301)。この第1の変更例のアクセス拒否の処理(ステップS301)によれば、端末10は、端末22からのアクセス通知に対して自動的に「拒否の回答」を行う。端末22側では、ステップS208の後、待機状態に維持されており、送信したアクセス通知信号SIG1に対して端末10(個人情報送信元)の側から「拒否の回答」を得られた場合(ステップS501)に拒否されたものとして判断する(ステップS502)。
第2の変更例は次の通りである。アクセス通知信号SIG1を受信する(ステップS105)と、自動的に当該アクセスを拒否する処理がなされる(ステップS301)。第2の変更例のアクセス拒否の処理(ステップS301)によれば、第1の変更例と同様に、端末10は、端末22からのアクセス通知に対して自動的に「拒否の回答」を行う。端末22側では、ステップS208の後、待機状態に維持されているが、送信したアクセス通知信号SIG1に対して端末10(個人情報送信元)の側から何らかの要因で「拒否の回答」を得られない場合(ステップS601)には、拒否されたものとみなす判断を行う(ステップS602)。
次に図9を参照して本発明の第3実施形態に係る個別情報保護システムを説明する。第3実施形態に係る個別情報保護システムは、第1実施形態に係る個人情報保護システムの変形例である。第3実施形態では、前述した通り、例えば端末10を操作するのは、ユーザAという人間(個人)ではなく、コンピュータを内蔵して判断・指示機能を有するインテリジェント機能付き機械または機器である。従って「個人情報」は本来の「個別情報」となる。図9では端末10を操作する機器として操作機器51が図示されている。操作機器51は、端末10から提示される情報に基づき状況を監視・確認して取得し(手順PRO1)、かつ端末10に対して必要な操作のための指令情報を与える(手順PRO2)。そのため、端末10は、前述した「表示部12」の代わりに「提示実行部12A」を備え、前述した「キー入力操作部11」の代わりに「意思伝達部11A」を備えている。この第3実施形態では、特に、人間に対する「表示」という概念はすべて操作機器51に対する「提示」という概念に置き換えられる。「提示」という用語は「表示」を含む上位概念の用語である。また人間に対する「キー入力操作」という概念はすべて操作機器51に対する「意思伝達」という概念に置き換えられる。「意思伝達」という用語は人間に対する「キー入力操作」および機械に対する「操作情報入力」を含む上位概念の用語である。
操作機器51は、提示実行部12Aから提示される情報に基づき端末10の状況を確認する。操作機器51が提示実行部12Aを介して端末10の状況を確認する仕方としては例えば、次の例を挙げることができる。
(1)通信プロトコルに代って端末10の提示データを受信する。
(2)端末10の特定のAPI(Application Programming Interface)を実行することにより端末10の提示データを得る。
(3)端末10の特定端子における電圧変化による出力の違い(例えば5Vを許可、0Vを拒否とする等)から提示データを得る。
また操作機器51は、意思伝達部11Aを介して端末10に対して操作のための指示情報を伝える。すなわち、操作機器51の操作のための意思情報が端末10に与えられる。そのため、前述したキー入力操作部11は操作者(ユーザA)の操作意思に基づき操作される手段であり、意思伝達部11Aは操作機器51の操作指示意思に基づき操作される手段である。
その他の構成については、第1実施形態において図1を参照して説明した要素と実質的に同一であるので、同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態に係る個別情報保護システムにおいて、図5で説明された2台の端末同士の間での「個別情報」の保護するための処理動作の流れでは、ユーザA,Bの代わりに、各々の端末10,22における上記の操作機器51がその機能を自動的に実行する。
本発明の第4実施形態に係る個別情報保護システムは、図6〜図8で説明した第2実施形態に係る個人情報保護システムに対して上記の第3実施形態で説明された特徴的な構成と同様な構成を適用することによって、本来の「個別情報保護システム]として構成される。第4実施形態に係る個別情報保護システムによれば、個人情報ではなく、端末10を操作する操作機器の個別情報を保護することが可能となる。
次に図10と図11を参照して本発明の第5実施形態に係る個別情報保護システムを説明する。第5実施形態に係る個別情報保護システムは、第1実施形態に係る個人情報保護システムの変形例である。第5実施形態では、図10に示すように、図1に示した構成を有する端末10において、メモリ16には、前述したプログラムP11〜P14に加えて、データ暗号化プログラムP21とデータ復号プログラムP22が記憶されている。これらのプログラムP21,P22には例えば市販の既知のソフトウェアが用いられる。そのため、図10に示すように、端末10内の機能部として、先に図3で示した機能要素に対して、データ暗号化プログラムP21に基づくデータ暗号化処理部35と、データ復号プログラムP22に基づくデータ復号処理部36が付加されている。データ暗号化処理部35は例えば送信部14の出力側に配置されており、データ復号処理部36は受信部15の入力側に配置されている。なお、データ暗号化処理部35はアクセス制御装置32と送信部14との間に配置することもでき、データ復号処理部36は受信部15と認証装置31との間、または認証装置31とアクセス制御装置32との間に配置することもできる。
第1には、構成要素として別々に設けた上記の「データ暗号化処理部35」と「データ復号処理部36」の各々に同一の「暗号化/復号プログラム」を実装することである。
第2には、「データ暗号化処理部」と「データ復号処理部」を「暗号化・復号処理部」として一体化し、1つの処理要素として構成し、当該「暗号化・復号処理部」に「暗号化/復号プログラム」を実装することである。
11 キー入力操作部
11A 意思伝達部
12 表示部
12A 提示実行部
13 CPU
14 送信部
15 受信部
16 メモリ
16A データ保存部
21 通信系
22 他の端末
31 認証装置
32 アクセス制御装置(アクセス管理装置)
33 データ保存時間記録部
34 データ表示時間記録部
35 データ暗号化プログラム
36 データ復号プログラム
43 データ構造
51 操作機器
P11 認証プログラム
P12 アクセス制御プログラム(データ管理プログラム)
P12−1 アクセス制御結果保持プログラム
P13 データ保存時間記録プログラム
P14 データ表示時間記録プログラム
P21 データ暗号化プログラム
P22 データ復号プログラム
Claims (11)
- 通信系を介して少なくとも2台の端末同士で個別情報を送受するように構成され、一方の前記端末は個別情報送信先の端末でありかつ他方の前記端末は個別情報送信元の端末である通信システムにおいて、
前記個別情報を提供された前記一方の端末は、
受信した前記個別情報を保存する耐タンパー性のデータ保存部と、
前記個別情報を受信した時からの経過時間を計時して記録するデータ保存時間記録手段と、
前記データ保存部から前記個別情報を読み取るとき、前記経過時間が参照可能時間を超えない場合に前記個別情報の読取りを許可し、それ以外の場合に前記個別情報の読取りを拒否するという判断を行う判断手段と、
前記判断手段が前記個別情報の読取りを許可すると判断したとき、前記個別情報を提示部に提示する提示実行手段と、
を備えることを特徴とする個別情報保護システム。 - 前記一方の端末は、前記判断手段が前記個別情報の読取りを拒否すると判断したとき、前記個別情報を提供した前記他方の端末に対して前記個別情報参照のアクセス通知を送信するアクセス制御手段を備え、
個別情報送信元である前記他方の端末は、前記アクセス通知を受信した後に、提示部に提示された前記アクセス通知に係る情報を参照して意思伝達部を介して与えられた回答要否の指令に基づき、アクセス許可通知またはアクセス拒否通知を前記端末に送信するアクセス制御手段を備える、
ことを特徴とする請求項1記載の個別情報保護システム。 - 前記他方の端末における前記アクセス制御手段は、
前記アクセス通知を受信したとき自動的に拒否判断を実行する手段と、
前記アクセス通知に係る前記情報としてアクセス拒否通知と許可通知の要否問合せのメッセージを前記提示部に提示し、かつ参照確認通知先に係る情報をそのデータ保存部に保存する手段と、
を含むことを特徴とする請求項2記載の個別情報保護システム。 - 前記アクセス拒否通知は、自動的な前記拒否判断に基づき前記一方の端末に応答せず、前記一方の端末では応答がないことで拒否と判断することにより実行されることを特徴とする請求項3記載の個別情報保護システム。
- 前記アクセス拒否通知は、自動的な前記拒否判断に基づき前記一方の端末に自動的に拒否通知を行い、前記一方の端末では前記拒否通知を受けることで拒否と判断することにより実行されることを特徴とする請求項3記載の個別情報保護システム。
- 前記アクセス拒否通知は、自動的な前記拒否判断に基づき前記一方の端末に自動的に拒否通知を行い、前記一方の端末では前記拒否通知を受けないことで拒否と判断することにより実行されることを特徴とする請求項3記載の個別情報保護システム。
- 前記アクセス許可通知を行うとき、前記データ保存部に保存された前記参照確認通知先に係る情報が利用されることを特徴とする請求項3記載の個別情報保護システム。
- 前記一方の端末は、前記他方の端末からの通知内容が前記アクセス許可通知であるかまたは前記アクセス拒否通知であるかを判断する他の判断手段を備え、
前記他の判断手段が前記アクセス許可通知であると判断したとき、前記提示実行手段は前記個別情報を前記提示部に提示することを特徴とする請求項2記載の個別情報保護システム。 - 前記個別情報は付随するアクセス制御データを有し、前記アクセス制御データは前記参照可能時間に係るデータを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の個別情報保護システム。
- 前記一方の端末は、前記個別情報を前記提示部に提示した時からの提示時間を計時して記録するデータ提示時間記録手段を有し、
前記提示実行手段は、前記提示時間が予め設定された連続提示時間を超えた場合に、前記個別情報の提示を消す提示消去手段を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の個別情報保護システム。 - 前記端末が人的操作で操作されるように構成されるとき、前記個別情報は個人情報であり、前記提示部は表示部であり、前記提示実行手段は表示実行手段であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の個別情報保護システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
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