JP2012197380A - 無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法および該粒子を配合した化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】オルガノトリアルコキシシランおよび/またはオルガノトリアルコキシシラン加水分解物を主成分化合物とし、該主成分化合物の水分散液と、分散された酸化チタン等の無機粒子と、水溶性カチオン系ポリマーと、アルカリ性物質またはアルカリ性水溶液とを、前記主成分化合物が脱水縮合反応する前までに反応系内に添加して前記主成分化合物の脱水縮合反応を行うことで、前記無機微粒子を内包したポリオルガノシルセスキオキサン粒子を製造する。
【選択図】図1
Description
また、無機粒子も各種プラスティック、ゴム等の補強材、着色材、ブロッキング防止材等として幅広く配合されている。
一方、各々の機能性向上のため、ポリオルガノシルセスキオキサンと無機粒子との複合粒子についても、その製造方法が提案されている。
例えば、酸化チタンや炭酸カルシウム等の無機粒子を水分散した系内に、オルガノトリアルコキシシランを添加してポリオルガノシルセスキオキサン被覆を形成させた複合粒子を得る方法が開示されている(特許文献1参照)。
また、酸化鉄粒子等の無機粒子をポリオルガノシルセスキオキサン粒子に内包してなる複合粒子についても、その製法が開示されている(特許文献2参照)。
このものは、無機粒子の疎水化には一定の効果があるものの、複合粒子の基本組成は無機粒子であることから、粒子径や粒子形状等の制御が困難であった。
特許文献2のものは、無機顔料系粒子を内包させたシリコーン粒子であるが、例示される界面活性剤の効果だけでは良好な無機粒子内包シリコーン粒子を調製することは難しく、無機粒子種によってはシリコーン粒子に内包されずに、無機粒子凝集物と球状シリコーン粒子の混合物となる。このためすべり性や感触等が良好でなく、物性的にばらつきの大きいものであった。
さらに、本発明によって得られる無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の形状は、球状または球状表面全面に小さな突起を有する金平糖状粒子であり、光拡散性やすべり性に優れている。
請求項2の発明は、前記主成分化合物の水分散液を加水分解させた反応液に、塩および/または水溶性高分子分散剤を添加した後に、水溶性カチオン系ポリマー水溶液に無機粒子を分散させた無機粒子分散液を添加し、更にアルカリ性物質またはアルカリ性水溶液を添加して、主成分化合物の脱水縮合を行うことを特徴とする請求項1記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法である。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2で得られた無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子生成後の反応液分散液に、さらにオルガノトリアルコキシシランおよび/またはオルガノトリアルコキシシラン加水分解液を添加することで、無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン球状粒子表面全面にポリオルガノシルセスキオキサンの小さな突起が化学的に結合した形状を有することを特徴とする無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法である。
請求項4の発明は、無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子1個に含有される無機粒子数が複数個であることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法である。
請求項5の発明は、無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子に含有される無機粒子は、ポリオルガノシルセスキオキサン100重量部に対して0.1〜15重量部であり、且つ無機粒子の平均粒子径が0.01μm〜3μmであることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法である。
請求項6の発明は、水溶性カチオン系ポリマーの分子量が1000〜500000であることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法である。
請求項7の発明は、請求項1記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子を配合した化粧料である。
本発明の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、主成分化合物であるオルガノトリアルコキシシランおよび/またはオルガノトリアルコキシシラン加水分解物を加水分解、脱水縮合させる工程において、分散された無機粒子と、水溶性カチオン系ポリマーと、アルカリ性物質またはアルカリ性水溶液とを、該主成分化合物が脱水縮合する前までに反応系内に添加することにより得られる。
また、無機粒子種によって塩および/または水溶性高分子分散剤を添加することにより得られる。
本発明の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、平均粒子径が0.5μm〜10μmの球状または球状粒子表面に突起物が形成された金平糖状粒子である。
すなわち、水にオルガノトリアルコキシシランを添加して加水分解させた液に、必要があれば塩および/または水溶性高分子分散剤を添加した後、水溶性カチオン系ポリマー水溶液に無機粒子を分散させた無機粒子分散液を添加して、更にアルカリ性物質またはアルカリ性水溶液を添加してオルガノトリアルコキシシラン加水分解物を脱水縮合させることにより、無機粒子を内包したポリオルガノシルセスキオキサン粒子が形成される。
この水には、各種の酸、界面活性剤、水溶性有機溶剤等を少量添加することもできる。
R1Si(OR2)3
で示される。
該一般式において、R1はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの炭素数1〜6の直鎖状あるいは分枝状のアルキル基、フェニル基、アミノ基、エポキシ基、あるいはビニル基を少なくとも1個有する1価の有機基であり、またR2はR1と同様の炭素数1〜6の直鎖状あるいは分枝状のアルキル基である。
塩の添加量を多くすると球状粒子表面全面にポリオルガノシルセスキオキサンの突起が化学的に結合した粒子となる。尚、具体的な塩の添加量については各種反応条件や無機粒子種により異なるため、一概に言えるものではない。
水溶性高分子分散剤の効果は、生成した無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子同士の凝集を抑制するものであり、その具体的な添加量については各種反応条件や無機粒子種により異なるため、一概に言えるものではない。
また無機粒子の粒度分布も重要であり、比較的シャープな粒度分布を有する無機粒子が好適に用いられる。
さらにまた、無機粒子の形状は、球状、針状、微粒子凝集体状等特に限定されるものではない。
上記無機粒子はイオン性不純物が少ない方がより好ましい。
無機粒子分散液の反応系内への添加方法については特に限定されるものではないが、短時間で投入する方が効率的である。
この効果も水溶性カチオン系ポリマーによるものであり、水溶性カチオン系ポリマーを用いない反応系では金平糖状粒子は生成されない。
オルガノトリアルコキシシランおよび/またはオルガノトリアルコキシシラン加水分解液の添加量は、無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子調製時に使用したオルガノトリアルコキシシラン100重量部に対して5〜25重量部が好ましい。5重量部未満では突起の形成が弱く、25重量部より多いと粒子同士の融着が発生し易くなる。
オルガノトリアルコキシシラン加水分解液に使用する水の添加量としては、オルガノトリアルコキシシラン100重量部に対して50〜200重量部である。50重量部未満では加水分解反応の進行が遅くなるため効率が悪くなり、200重量部より多いと反応系内の粒子濃度が低下するために効率が悪くなる。
得られた粒子は、無機粒子を内包したポリオルガノシルセスキオキサン粒子である。
温度計、還流装置および撹拌装置を備えた反応容器に電気伝導度が0.5μS/cmの水320重量部を仕込み、反応温度を35℃とした後にメチルトリメトキシシラン70重量部を3分間で添加して1時間撹拌し、メチルトリメトキシシラン加水分解液を得た。このメチルトリメトキシシラン加水分解物に5重量%の塩化アンモニウム5重量部と5重量%のポリビニルアルコール8重量部を添加して、メチルトリメトキシシラン加水分解液との混合液を得た。
これとは別に0.2重量%のポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド(分子量:200,000〜350,000)水溶液20重量部に平均粒子径0.3μmである酸化チタン粒子(石原産業製CR−50)を2重量部投入し、超音波を1分間照射して酸化チタン分散液を得た。
先に調製したメチルトリメトキシシラン加水分解液との混合液の液温を35℃として、酸化チタン分散液を添加した後に、1重量%のアンモニア水4重量部を速やかに添加して、1分後に撹拌を停止した。
静置下で3時間熟成した後、ろ過、乾燥して白色粉末を得た。得られた白色粉末の重量は36.1gであった。
メチルトリメトキシシランと酸化チタンの配合比率から、ポリメチルシルセスキオキサン100重量部に対し酸化チタンは5.8重量部である。
得られた粉末を電子顕微鏡観察したところ、図1に示す写真図のように平均粒子径が4μmの球状粒子であり、酸化チタン単独粒子や酸化チタン粒子凝集物は殆ど確認できなかった。得られた粉末の断面を電子顕微鏡観察したところ、図2に示す写真図のように、酸化チタン微粒子(写真図において球状粒子内にある白色粒状のもの)を複数個内包したポリメチルシルセスキオキサン粒子であった。
温度計、還流装置および撹拌装置を備えた反応容器に電気伝導度が0.5μS/cmの水330重量部を仕込み、反応温度を30℃とした後にメチルトリメトキシシランを70重量部添加して、メチルトリメトキシシラン加水分解液を得た。これとは別に0.5重量%のポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド(分子量:200,000〜350,000)水溶液15重量部に平均粒子径0.3μmである酸化アルミニウム粒子(住友化学工業製AA−03)を1重量部投入し、超音波を1分間照射して酸化アルミニウム分散液を得た。
次に、メチルトリメトキシシラン加水分解液の液温を30℃として、酸化アルミニウム分散液を添加した後に、1重量%のアンモニア水3.5重量部を速やかに添加して、1分後に撹拌を停止した。
静置下で3時間熟成した後、ろ過、乾燥して白色粉末を得た。得られた白色粉末の重量は35.1gであった。
メチルトリメトキシシランと酸化アルミニウムの配合比率から、ポリメチルシルセスキオキサン100重量部に対し酸化チタンは2.9重量部である。
得られた粉末を電子顕微鏡観察したところ、図3に示す写真図のように平均粒子径が5μmの球状粒子であり、酸化アルミニウム単独粒子や酸化アルミニウム粒子凝集物は殆ど確認できなかった。
温度計、還流装置および撹拌装置を備えた反応容器に電気伝導度が0.5μS/cmの水300重量部を仕込み、反応温度を30℃とした後にメチルトリメトキシシラン70重量部を3分間で添加して1時間撹拌し、メチルトリメトキシシラン加水分解物を得た。このメチルトリメトキシシラン加水分解物に5重量%のポリビニルアルコール5重量部を添加して、メチルトリメトキシシラン加水分解液との混合液を得た。これとは別に0.5重量%のポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド(分子量:200,000〜350,000)水溶液10重量部に平均粒子径0.5μmである酸化チタン酸化鉄焼結顔料粒子(日興リカ製Y−N−2)を1重量部投入し、超音波を1分間照射して酸化チタン酸化鉄焼結顔料粒子分散液を得た。
先に調製したメチルトリメトキシシラン加水分解液との混合液の液温を30℃として、先に調製した酸化チタン酸化鉄焼結顔料粒子分散液を添加した後に、1重量%のアンモニア水4重量部を速やかに添加して、1分後に撹拌を停止した。
静置下で3時間熟成した後、ろ過、乾燥して淡黄色粉末を得た。得られた淡黄色粉末の重量は36.2gであった。
メチルトリメトキシシランと酸化チタン酸化鉄焼結顔料粒子の配合比率から、ポリメチルシルセスキオキサン100重量部に対し酸化チタン酸化鉄焼結顔料粒子は2.9重量部である。
得られた粉末を電子顕微鏡観察したところ、図4に示す写真図のように平均粒子径が4μmの球状粒子であり、酸化チタン酸化鉄焼結顔料粒子の単独粒子や酸化チタン酸化鉄焼結顔料粒子凝集物は殆ど確認できなかった。
図9の表図記載の条件以外は実施例1と同じ条件として、無機粒子内包型ポリメチルシルセスキオキサン粒子を得た。
得られた粉末を電子顕微鏡観察したところ、図9の表図記載の平均粒子径を有する球状粒子であり、別途電子顕微鏡観察したところ、無機粒子の単独粒子や無機粒子凝集物は殆ど確認できなかった。
5重量%の塩化アンモニウム8重量部とした以外は、実施例1と同反応条件で反応させて、静置下で3時間熟成した後、ろ過、乾燥して白色粉末を得た。得られた白色粉末の重量は36.0gであった。
メチルトリメトキシシランと酸化チタンの配合比率から、ポリメチルシルセスキオキサン100重量部に対し酸化チタンは5.8重量部である。
得られた粉末を電子顕微鏡観察したところ、図5に示す写真図のように平均粒子径が5μmの球状粒子表面にポリメチルシルセスキオキサンの突起を有する金平糖状粒子であり、酸化チタン単独粒子や酸化チタン粒子凝集物は殆ど確認できなかった。
酸化チタンの添加量を5重量部とした以外は実施例1と同条件で無機粒子内包型ポリメチルシルセスキオキサン粒子を合成して、3時間熟成した後、撹拌を再開して無機粒子内包型ポリメチルシルセスキオキサン粒子分散液を得た。
別にメチルトリメトキシシラン10重量部を水10重量部に添加、1時間撹拌してメチルトリメトキシシラン加水分解液を調製して、これを無機粒子内包型ポリメチルシルセスキオキサン粒子分散液に速やかに添加して30秒後に撹拌を停止した。
静置下で2時間熟成した後、ろ過、乾燥して白色粉末を得た。得られた白色粉末の重量は40.9gであった。
メチルトリメトキシシランと酸化チタンの配合比率から、ポリメチルシルセスキオキサン100重量部に対し酸化チタンは13重量部である。
得られた粉末を電子顕微鏡観察したところ、図6に示す写真図のように平均粒子径が3μmの金平糖状粒子であり、酸化チタン単独粒子や酸化チタン粒子凝集物は殆ど確認できなかった。
水溶性カチオン系ポリマーを添加しない以外は、実施例1と同条件で反応を実施した。
得られた粉末を電子顕微鏡観察したところ、図7に示す写真図のように平均粒子径が4μm程度のポリメチルシルセスキオキサン粒子と酸化チタン粒子(写真図上、球状粒子の周りに点在するゴミのような微粒子)の混合物であり、酸化チタンを内包したポリメチルシルセスキオキサン粒子とは言い難いものであった。
水溶性カチオン系ポリマーの替わりにカチオン性界面活性剤であるラウリルトリメチルアンモニウムクロライドを添加した以外は、実施例1と同条件で反応を実施した。
得られた粉末を電子顕微鏡観察したところ、図8に示す写真図のように平均粒子径が2μm程度のポリメチルシルセスキオキサン粒子と酸化チタン微粒子(写真図上、球状粒子の周りに点在するゴミのような微粒子)の混合物であり、また粒子同士の融着も観測され、酸化チタンを内包したポリメチルシルセスキオキサン粒子とは言い難いものであった。
[処方例1、2、3、比較処方例1、2:2ウェイケーキファンデーション]
前記実験例1、2、12、比較例1及び無機粒子を内包しない一般的なポリメチルシルセスキオキサン粒子を用いて図10の表図に示す組成の2ウェイケーキファンデーションをそれぞれ処方した。
これらを処方例1、2、3、比較処方例1、2とする。
これら2ウエイケーキファンデーションを下記の製法によりそれぞれ製造し、該製造された各ファンデーションの化粧仕上がり感、使用性、持続性について図11の表図に示す評価方法により評価し、その結果を図12の表図に示す。
図10の表図に示される粉体成分(1)〜(12)を混合粉砕して、これをヘンシェルミキサーに移す。別の容器に油相成分(13)〜(17)を混合する。ヘンシェルミキサーを撹拌しながら油相成分を加えて均一になるよう撹拌混合し、その後アトマイザーにて粉砕した。これをアルミ皿にプレス成型して2ウェイケーキファンデーションの製品を得た。
これら得られた各2ウェイケーキファンデーションを女性パネラー(5人)が通常の使用方法にて用い、化粧仕上がりを専門評価者により、
5:非常に自然な仕上がり
4:自然な仕上がり
3:普通
2:やや仕上がり感が悪い
1:仕上がり感が悪い
の5段階で評価をしてもらい、その平均点を評価結果として図11の表図に示す判定符号を付した。
前記得られた2ウェイケーキファンデーションを女性パネラー(5名)により、平滑感、きしみ、ざらつきなどの使用性を同様にして5段階で評価してもらい、その平均点を評価点とし、図11に示す判定符号を図12の表図に示した。
前記得られた2ウェイケーキファンデーションを女性パネラー(5名)により、化粧持続性をファンデーション塗布後3時間後に同様にして5段階で評価してもらい、その平均点を評価結果とし、図11に示す判定符号を図12の表図に示した。
図12に示す表図から明らかなように、本発明を実施して得られた無機粒子内包型ポリメチルシルセスキオキサン粒子を用いて製造した2ウェイケーキファンデーション(処方例1、2、3)は、塗布時の仕上がり感、使用性、持続性ともに優れたファンデーションであった。更に処方例1、2、3のファンデーションは、仕上がり感が自然なだけ出なく、立体感を感じさせ、陰影をハッキリさせ、小顔になるとのコメントも寄せられた。
これに対し、比較例1で得られた粉体および一般的なポリメチルシルセスキオキサン粒子を用いて製造した2ウェイケーキファンデーション(比較処方例1、2)のものは、仕上がり感、使用性、持続性共に処方例1、2、3のファンデーションより劣っていた。
以上の結果、本発明の方法で得た粒子を用いて製造した2ウェイケーキファンデーションは、仕上がり感、使用性、持続性ともに優れた2ウェイケーキファンデーションであることが確認された。
Claims (7)
- オルガノトリアルコキシシランおよび/またはオルガノトリアルコキシシラン加水分解物を主成分化合物とし、該主成分化合物の水分散液と、分散された無機粒子と、水溶性カチオン系ポリマーと、アルカリ性物質またはアルカリ性水溶液とを、前記主成分化合物が脱水縮合反応する前までに反応系内に添加して前記主成分化合物の脱水縮合反応を行うことで、ポリオルガノシルセスキオキサン粒子に該無機粒子を内包させることを特徴とする無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法。
- 前記主成分化合物の水分散液を加水分解させた反応液に、塩および/または水溶性高分子分散剤を添加した後に、水溶性カチオン系ポリマー水溶液に無機粒子を分散させた無機粒子分散液を添加し、更にアルカリ性物質またはアルカリ性水溶液を添加して、主成分化合物の脱水縮合を行うことを特徴とする請求項1記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法。
- 請求項1または請求項2で得られた無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子生成後の反応液分散液に、さらにオルガノトリアルコキシシランおよび/またはオルガノトリアルコキシシラン加水分解液を添加することで、無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン球状粒子表面全面にポリオルガノシルセスキオキサンの小さな突起が化学的に結合した形状を有することを特徴とする無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法。
- 無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子1個に含有される無機粒子数が複数個であることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法。
- 無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子に含有される無機粒子は、ポリオルガノシルセスキオキサン100重量部に対して0.1〜15重量部であり、且つ無機粒子の平均粒子径が0.01μm〜3μmであることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子製造方法。
- 水溶性カチオン系ポリマーの分子量が1000〜500000であることを特徴とする請求項1請求項2または請求項3記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の製造方法。
- 請求項1記載の無機粒子内包型ポリオルガノシルセスキオキサン粒子を配合した化粧料。
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