JP2012199633A - 撮像素子及び該撮像素子を備えた撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型、低価格で、撮像光学系のアライメント作業が容易な3D画像撮像用の撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、物体面からの光が集光される3D画像撮像用の撮像素子を備える。撮像素子は、マイクロレンズアレイ51を有すると共に、該マイクロレンズアレイ51のマイクロレンズ51aそれぞれに対し少なくとも一対の受光部52L,52Rを有し、マイクロレンズアレイ51に右側から入射した光BRを、受光部52Lで受光し、マイクロレンズアレイ51に左側から入射した光BLを、受光部52Rで受光する。
【選択図】図2
【解決手段】撮像装置は、物体面からの光が集光される3D画像撮像用の撮像素子を備える。撮像素子は、マイクロレンズアレイ51を有すると共に、該マイクロレンズアレイ51のマイクロレンズ51aそれぞれに対し少なくとも一対の受光部52L,52Rを有し、マイクロレンズアレイ51に右側から入射した光BRを、受光部52Lで受光し、マイクロレンズアレイ51に左側から入射した光BLを、受光部52Rで受光する。
【選択図】図2
Description
本発明は、3D表示用の視差のある画像を撮像する撮像素子及び該撮像素子を備えた撮像装置に関するものである。
3D方式は、一般に撮像光学系と撮像素子で構成される2つのカメラを左右方向に配置して視差の異なる2つの画像(右画像と左画像)を撮影し、その右画像、左画像を、3Dテレビや3Dディスプレイに表示し、偏光方式やタイムフィールドシーケンシャル方式の眼鏡を用いて、それぞれ右画像を右眼、左画像を左眼のみに見えるようにすることで、脳の中で映像が合成され立体感を得ている。
3D画像表示用に視差の異なる2つの画像を撮像する方法として、上述とは異なり、1つの撮像光学系で取り込んだ物体光を撮像光学系で2つに分割する方法がある(例えば特許文献1)。図9(A)は、特許文献1に開示の3D表示用の撮像装置を説明する図で、図9(B)は図9(A)の3D用撮像装置の絞り102のA方向矢視図である。
特許文献1の撮像光学系では、図9(A)に示すように、物体面(図示せず)の1点から撮像光学系内の1次光学系101に入射する光束の内、図の右側を進行する光BRは撮像光学系の絞り102の右側102Rに到達する。同様に図の左側を進行する光BLは撮像光学系の絞り102の左側102Lに到達する。図示した光軸上の物体光だけでなく、軸外のものについても同様である(例えば、主光線方向に対し右側を進行する光は撮像光学系の絞り102の右側102Rに到達する)。すなわち、図9(B)に示すように、撮像光学系の絞り102を左側領域102aと右側領域102bに分割すると、左側領域102aには物体から左方向に向かう光束が、右側領域102bには物体から右方向に向かう光束が集まるため、左側領域102aと左側領域102bとでは、視差の異なる光が集まる。
絞り102の左側領域102aを通過した光は、プリズム103により左側に反射され、さらに反射ミラー104aにより反射され、結像レンズ105aを透過し、撮像素子106aにより受光される。一方、絞り102の右側領域102bを通過した光は、プリズム103により右側に反射され、さらに反射ミラー104bにより反射され、結像レンズ105bを透過し、撮像素子106aとは別の撮像素子106bにより受光される。このようにして、視差の異なる二つの画像を撮像するようにしている。
しかしながら、特許文献1に開示の3D表示用の撮像装置では、視差の異なる2つの画像を2つの撮像素子より得ており、プリズムで分離した後の撮像素子に結像するための2次光学系が2つ必要となる。そのため、撮像光学系全体が大型化すると同時に複雑な光学系が必要となる。また、光学研磨した高精度なプリズムの単価も高く、部品数も多いため製造コストが高い。更にプリズム、2次光学系、撮像素子などの光軸の高精度なアライメント作業が必要となるため生産性が低い。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、3D表示用の撮像装置の小型化、低コスト化が可能で、撮像光学系のアライメント作業が容易な3D表示用の撮像素子及び該撮像素子を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、物体面からの光が集光される3D画像撮像用の撮像素子であって、マイクロレンズアレイを有すると共に、該マイクロレンズアレイのマイクロレンズそれぞれに対し少なくとも一対の受光部を有し、所定の方向に関して一方の側から前記マイクロレンズアレイに入射した光を、前記一対の受光部の一方で受光し、前記所定の方向に関して他方の側から前記マイクロレンズアレイに入射した光を、前記一対の受光部の他方で受光することを特徴としたものである。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記マイクロレンズアレイが、マイクロレンズ毎に、前記所定の方向から前記マイクロレンズの入射面側に入射する光を集光するための凸部を有し、前記凸部が集光した光を少なくとも2方向に分離することにより前記一対の受光部の両方に導く、少なくとも2つの異なる角度の傾斜面を前記マイクロレンズの出射面側に有することを特徴としたものである。
本発明の第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記マイクロレンズの出射面側に配置された少なくとも2つの異なる角度の傾斜面の分割位置である頂部が、前記マイクロレンズの入射面側に配置された前記凸部の光軸上に位置することを特徴としたものである。
本発明の第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記マイクロレンズの出射面側に配置された少なくとも2つの異なる角度の傾斜面は、光の入射側に凸形状の曲面であることを特徴としたものである。
本発明の第5の技術手段は、第3の技術手段において、前記マイクロレンズの出射面側に配置された少なくとも2つの異なる角度の傾斜面は、光の入射側に凹形状の曲面であることを特徴としたものである。
本発明の第6の技術手段は、第1〜5のいずれか1の技術手段の撮像素子と、物体面からの光を前記撮像素子に導光する光学系とを備える撮像装置である。
本発明によれば、小型、低価格で、撮像光学系のアライメント作業が容易な3D表示用の撮像装置を提供できる。
図1及び図2を用いて、本発明の3D表示用の撮像装置を説明する。図1は、本発明の撮像装置の主要部の構成を示す図、図2は、図1の撮像装置の撮像素子の構成を示す図である。
本発明の3D画像撮像用の撮像装置は、図1の参照符号1で例示するように、1次光学系2と、絞り3と、2次光学系4と、撮像素子5と、を備える。
1次光学系2は、レンズ2a〜2dより構成されるものであって、物体面(図示せず)上の1点からの光束を絞り3に集光する。
2次光学系4は、レンズ4a〜4cより構成されるものであって、1次光学系2により絞り3により絞られた光を、撮像素子5に結像させる。また本実施例では、本撮像光学系は絞り3の中央を通る主光線が撮像素子5に垂直に入射する、いわゆる像側テレセントリック光学系としている。
本発明の3D画像撮像用の撮像装置は、図1の参照符号1で例示するように、1次光学系2と、絞り3と、2次光学系4と、撮像素子5と、を備える。
1次光学系2は、レンズ2a〜2dより構成されるものであって、物体面(図示せず)上の1点からの光束を絞り3に集光する。
2次光学系4は、レンズ4a〜4cより構成されるものであって、1次光学系2により絞り3により絞られた光を、撮像素子5に結像させる。また本実施例では、本撮像光学系は絞り3の中央を通る主光線が撮像素子5に垂直に入射する、いわゆる像側テレセントリック光学系としている。
撮像素子5は、1次光学系、2次光学系より構成される撮像光学系の焦点位置近傍に配置され、図2に示すように、正のパワーを有する凸形状のマイクロレンズ51aが光の入射面側に形成されたマイクロレンズアレイ51と、各マイクロレンズ51aの焦点面近傍に1つのマイクロレンズ51aに対して一対の受光部52L、52Rを有する受光素子52と、これらマイクロレンズアレイ51及び受光素子52を保護するためのカバーガラス53を有する。
図1及び図2(B)に示すように、3D用撮像装置1では、物体面(図示せず)上の1点から当該装置1に入射する光束のうち、絞り3の絞り面の中央を通過する主光線BCは、所定の方向から(本例では垂直方向から)撮像素子5に入射するが、この主光線BCは、撮像素子5の受光素子52の受光部52Lと受光部52Rの境目に入射する。
図1及び図2(A)に示すように、3D用撮像装置1において、上記光束のうち、主光線BCより右側に向けて発せられた光BRは、絞り3の絞り面の右側に到達し、撮像素子5に対して右側から角度を持って入射し、当該素子5の受光素子52の左側の受光部52Lに入射する。
また、図1及び図2(C)に示すように、3D用撮像装置1において、上記光束のうち、上記光BRと視差の異なる、主光線BCより左側に向けて発せられた光BLは、絞り3の絞り面の左側に到達し、撮像素子5に対して左側から角度をもって入射し、当該素子5の受光素子52の右側の受光部52Rに入射する。
そして、3D用撮像装置1では、受光素子5の左側の受光部52Lで得られた画像と、右側の受光部52Rで得られた画像とを別の画像として処理し、立体表示用の視差のある2つの画像を生成している。
図1及び図2(A)に示すように、3D用撮像装置1において、上記光束のうち、主光線BCより右側に向けて発せられた光BRは、絞り3の絞り面の右側に到達し、撮像素子5に対して右側から角度を持って入射し、当該素子5の受光素子52の左側の受光部52Lに入射する。
また、図1及び図2(C)に示すように、3D用撮像装置1において、上記光束のうち、上記光BRと視差の異なる、主光線BCより左側に向けて発せられた光BLは、絞り3の絞り面の左側に到達し、撮像素子5に対して左側から角度をもって入射し、当該素子5の受光素子52の右側の受光部52Rに入射する。
そして、3D用撮像装置1では、受光素子5の左側の受光部52Lで得られた画像と、右側の受光部52Rで得られた画像とを別の画像として処理し、立体表示用の視差のある2つの画像を生成している。
この3D用撮像装置1は、視差の異なる2つの画像を生成するのに撮像素子を1つしか使用しないため、低コストとすることができる。また、必要な撮像光学系は1つであるため、光軸の高精度のアライメント作業が容易となり生産性が高く、装置を小型化することもでき、更に低コストとすることができる。さらに、特許文献1に開示の装置で用いていた光学研磨した高精度なプリズムも不要であるので、コストを抑えることができる。
なお、3D用撮像装置1は、2D表示用に用いることもでき、この場合は、左側の受光部52Lでの画素値と右側の受光部52Rでの画素値の和を1つの画素値とすることが好ましい。撮像素子の感度特性が向上できるためである。
なお、3D用撮像装置1は、2D表示用に用いることもでき、この場合は、左側の受光部52Lでの画素値と右側の受光部52Rでの画素値の和を1つの画素値とすることが好ましい。撮像素子の感度特性が向上できるためである。
図3は、撮像素子の他の例を示す図である。図2と同様の部分については、同じ参照符号を付すことにより、その説明を省略する。
図3の撮像素子6は、図2の撮像素子5と同様に、図3(A)に示すように、正のパワーを有する凸形状のマイクロレンズ51aがマイクロレンズアレイ61の入射面側に形成されており、撮像素子6に対して右側から角度を持って入射した光BRが、受光素子52の左側の受光部52Lに入射し、図3(C)に示すように、撮像素子6に対して左側から角度をもって入射した光BLが、受光素子52の右側の受光部52Rに入射する。
図3の撮像素子6は、図2の撮像素子5と同様に、図3(A)に示すように、正のパワーを有する凸形状のマイクロレンズ51aがマイクロレンズアレイ61の入射面側に形成されており、撮像素子6に対して右側から角度を持って入射した光BRが、受光素子52の左側の受光部52Lに入射し、図3(C)に示すように、撮像素子6に対して左側から角度をもって入射した光BLが、受光素子52の右側の受光部52Rに入射する。
しかし、撮像素子6は、図2の撮像素子5とは異なり、マイクロレンズアレイ61の出射面側に1対の2つの異なる角度のプリズム形状の傾斜面61aを有し、図3(B)に示すように、撮像素子6に対して略垂直に入射した光BCが、撮像素子6の受光素子52の受光部52L,52Rにも入射するようになっている。
図2の例では、絞りの絞り面の中央すなわち瞳の中心を通過し撮像素子に垂直で入射する光BCは、撮像素子5の受光部で受光できずロスとなっていたが、本例では受光できるため、光のロスを減らすことができる。また図2の例では撮像素子の画素の間隔が小さくなり高い半導体の製造プロセスルールの製造装置の精度が必要となるが、図3の例では撮像素子の製造プロセス上も有利となる。
なお、受光部52Lと受光部52Rの位置がマイクロレンズ51aの光軸に関して対称である場合、2つの異なる角度の傾斜面61aの分割位置すなわち傾斜面61aの頂部は、マイクロレンズ51aの光軸上とするのがよい。撮像素子6に対して垂直に入射した光BCを、受光部52Lと受光部52Rとで均等に受光できる。
図2の例では、絞りの絞り面の中央すなわち瞳の中心を通過し撮像素子に垂直で入射する光BCは、撮像素子5の受光部で受光できずロスとなっていたが、本例では受光できるため、光のロスを減らすことができる。また図2の例では撮像素子の画素の間隔が小さくなり高い半導体の製造プロセスルールの製造装置の精度が必要となるが、図3の例では撮像素子の製造プロセス上も有利となる。
なお、受光部52Lと受光部52Rの位置がマイクロレンズ51aの光軸に関して対称である場合、2つの異なる角度の傾斜面61aの分割位置すなわち傾斜面61aの頂部は、マイクロレンズ51aの光軸上とするのがよい。撮像素子6に対して垂直に入射した光BCを、受光部52Lと受光部52Rとで均等に受光できる。
図4は、撮像素子の別の例を示す図である。図3と同様の部分については、同じ参照符号を付すことにより、その説明を省略する。
図4の撮像素子7は、図3の撮像素子6と同様に、図4(A)に示すように、マイクロレンズ51aがマイクロレンズアレイ71の入射面側に形成されており、撮像素子7に対して右側から角度を持って入射した光BRが、受光素子52の左側の受光部52Lに入射し、図4(C)に示すように、撮像素子7に対して左側から角度をもって入射した光BLが、受光素子52の右側の受光部52Rに入射する。また、撮像素子7は、マイクロレンズアレイ71の出射面側に1対の2つの異なる角度の傾斜面71aを有し、図4(B)に示すように、撮像素子7に対して略垂直に入射した光BCが、撮像素子7の受光素子52の受光部52L,52Rにも入射するようになっている。
しかし、撮像素子7は、図3の撮像素子6とは異なり、マイクロレンズアレイ71の出射面側に配置される1対の2つの異なる角度の傾斜面の端面が平面ではなく、光の入射側に凹の形状となっている。これにより、マイクロレンズ全体の焦点距離が短くなるため、集光径が小さくなり受光部52L,52Rへの集光性能を上げることが可能となる。
図4の撮像素子7は、図3の撮像素子6と同様に、図4(A)に示すように、マイクロレンズ51aがマイクロレンズアレイ71の入射面側に形成されており、撮像素子7に対して右側から角度を持って入射した光BRが、受光素子52の左側の受光部52Lに入射し、図4(C)に示すように、撮像素子7に対して左側から角度をもって入射した光BLが、受光素子52の右側の受光部52Rに入射する。また、撮像素子7は、マイクロレンズアレイ71の出射面側に1対の2つの異なる角度の傾斜面71aを有し、図4(B)に示すように、撮像素子7に対して略垂直に入射した光BCが、撮像素子7の受光素子52の受光部52L,52Rにも入射するようになっている。
しかし、撮像素子7は、図3の撮像素子6とは異なり、マイクロレンズアレイ71の出射面側に配置される1対の2つの異なる角度の傾斜面の端面が平面ではなく、光の入射側に凹の形状となっている。これにより、マイクロレンズ全体の焦点距離が短くなるため、集光径が小さくなり受光部52L,52Rへの集光性能を上げることが可能となる。
図5は、撮像素子の別の例を示す図である。図3と同様の部分については、同じ参照符号を付すことにより、その説明を省略する。
図5の撮像素子8は、図3の撮像素子6と同様に、図5(A)に示すように、マイクロレンズ51aがマイクロレンズアレイ81の入射面側に形成されており、撮像素子7に対して右側から角度を持って入射した光BRが、受光素子52の左側の受光部52Lに入射し、図5(C)に示すように、撮像素子8に対して左側から角度をもって入射した光BLが、受光素子52の右側の受光部52Rに入射する。また、撮像素子7は、マイクロレンズアレイ81の出射面側に1対の2つの異なる角度の傾斜面81aを有し、図5(B)に示すように、撮像素子8に対して略垂直に入射した光BCが、撮像素子8の受光素子52の受光部52L,52Rにも入射するようになっている。
しかし、撮像素子8は、図3の撮像素子6とは異なり、マイクロレンズアレイ81の出射面側に配置される1対の2つの異なる角度の傾斜面端面が平面ではなく、光の入射側に凸の形状となっている。これにより、焦点距離を長くし、受光部52L,52Lまでの距離を長くすることができるので、受光部52Lと受光部52Rへの光の分離性を上げることができる。
なお、図4や図5の例のマイクロレンズアレイでは、出射面側の端面の形状を非球面形状とすることにより、平面形状とした場合より、出射面側での収差を低減することできる。
図5の撮像素子8は、図3の撮像素子6と同様に、図5(A)に示すように、マイクロレンズ51aがマイクロレンズアレイ81の入射面側に形成されており、撮像素子7に対して右側から角度を持って入射した光BRが、受光素子52の左側の受光部52Lに入射し、図5(C)に示すように、撮像素子8に対して左側から角度をもって入射した光BLが、受光素子52の右側の受光部52Rに入射する。また、撮像素子7は、マイクロレンズアレイ81の出射面側に1対の2つの異なる角度の傾斜面81aを有し、図5(B)に示すように、撮像素子8に対して略垂直に入射した光BCが、撮像素子8の受光素子52の受光部52L,52Rにも入射するようになっている。
しかし、撮像素子8は、図3の撮像素子6とは異なり、マイクロレンズアレイ81の出射面側に配置される1対の2つの異なる角度の傾斜面端面が平面ではなく、光の入射側に凸の形状となっている。これにより、焦点距離を長くし、受光部52L,52Lまでの距離を長くすることができるので、受光部52Lと受光部52Rへの光の分離性を上げることができる。
なお、図4や図5の例のマイクロレンズアレイでは、出射面側の端面の形状を非球面形状とすることにより、平面形状とした場合より、出射面側での収差を低減することできる。
図6は、本発明の3D表示用のカラー撮像装置の主要部の構成を示す図である。図1と同様の部分については、同じ参照符号を付すことによりその説明を省略する。
図の3D用カラー撮像装置1´は、ダイクロイックミラー91,92による反射面を内部に備えた色分解プリズム9を有し、撮像光学系2,4を通過した光をRGBそれぞれ別の光路に色分解する。色分解されたRGBの光路に上述の撮像素子5(5R,5G,5B),6(6R,6G,6B),7(7R,7G,7B),8(8R,8G,8B)のいずれかを配置することにより、RGBの画像を撮像できるため、RGB画像を合成することにより、視差のある2つのRGB画像を撮像できる。
図の3D用カラー撮像装置1´は、ダイクロイックミラー91,92による反射面を内部に備えた色分解プリズム9を有し、撮像光学系2,4を通過した光をRGBそれぞれ別の光路に色分解する。色分解されたRGBの光路に上述の撮像素子5(5R,5G,5B),6(6R,6G,6B),7(7R,7G,7B),8(8R,8G,8B)のいずれかを配置することにより、RGBの画像を撮像できるため、RGB画像を合成することにより、視差のある2つのRGB画像を撮像できる。
上述の例では、撮像素子の受光素子は、モノクロ用のものであったが、ベイヤ配列の受光素子に代表されるカラー用の受光素子を用いてもよい。
図7(A)は、ベイヤ配列の受光素子を用いた撮像素子の一例を示す図であり、図7(B)は、図7(A)のX方向矢視拡大図である。図8は、ベイヤ配列の受光素子を用いる場合のマイクロレンズアレイのレンズ形状の他の例を示す図である。
図7(A)は、ベイヤ配列の受光素子を用いた撮像素子の一例を示す図であり、図7(B)は、図7(A)のX方向矢視拡大図である。図8は、ベイヤ配列の受光素子を用いる場合のマイクロレンズアレイのレンズ形状の他の例を示す図である。
図7の撮像素子10は、ベイヤ配列の撮像素子11を有する。ベイヤ配列の撮像素子は、4つのカラーフィルタ付の受光部から1画素の画像を作成するものが一般的である。したがって、この場合は1つのマイクロレンズ51aの中にRGGB4個の受光部を1セットの受光部として、2セットの受光部11L,11Rを配列すればよい。そして、撮像素子10に対して右側から角度を持って入射した光が、受光素子11の左側の受光部11Lに入射し、撮像素子10に対して左側から角度をもって入射した光が、受光素子11の右側の受光部11Rに入射するようにすればよい。またマイクロレンズの形状が、図3、図4、図5の形状のときにも、同様にベイヤ配列の撮像素子を使用することが可能である。
なお、図8に示すように、マイクロレンズアレイ51´のマイクロレンズ51a´の形状は、入射面に対して垂直方向から見て縦横非対称にしてもよい。これにより縦方向と横方向の受光部11L,11Rのピッチを同じにすることが可能となる。
本発明では像側テレセントリックな撮像光学系で例を示したが、必ずしも像側テレセントリックにする必要はない。撮像光学系を小さくするためには中央から周辺に向かうに従い撮像素子への入射角度が大きくなるのが一般的であるが、この場合撮像素子の受光部に対してマイクロレンズの光軸をオフセットすることにより周辺の光量を確保することができる。このように像面の周辺の主光線が角度を有する場合でも対応は可能である。その場合は周辺のプリズム面の角度を主光線の傾き分傾斜させることにより、均等に右画像と左画像の光を分離することができる。
1,1´…3D用撮像装置、2…1次光学系、3…絞り、4…2次光学系、5,6,7,8,10…撮像素子、51,51´,61,71,81…マイクロレンズアレイ、52,11…受光素子、61a,71a,81a…傾斜面、9…色分解プリズム。
Claims (6)
- 物体面からの光が集光される3D画像撮像用の撮像素子であって、
マイクロレンズアレイを有すると共に、該マイクロレンズアレイのマイクロレンズそれぞれに対し少なくとも一対の受光部を有し、所定の方向に関して一方の側から前記マイクロレンズアレイに入射した光を、前記一対の受光部の一方で受光し、前記所定の方向に関して他方の側から前記マイクロレンズアレイに入射した光を、前記一対の受光部の他方で受光することを特徴とする撮像素子。 - 前記マイクロレンズアレイは、マイクロレンズ毎に、前記所定の方向から前記マイクロレンズの入射面側に入射する光を集光するための凸部を有し、前記凸部が集光した光を少なくとも2方向に分離することにより前記一対の受光部の両方に導く、少なくとも2つの異なる角度の傾斜面を前記マイクロレンズの出射面側に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
- 前記マイクロレンズの出射面側に配置された少なくとも2つの異なる角度の傾斜面の分割位置である頂部は、前記マイクロレンズの入射面側に配置された前記凸部の光軸上に位置することを特徴とする請求項2に記載の撮像素子。
- 前記マイクロレンズの出射面側に配置された少なくとも2つの異なる角度の傾斜面は、光の入射側に凸形状の曲面であることを特徴とする請求項3に記載の撮像素子。
- 前記マイクロレンズの出射面側に配置された少なくとも2つの異なる角度の傾斜面は、光の入射側に凹形状の曲面であることを特徴とする請求項3に記載の撮像素子。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像素子と、物体面からの光を前記撮像素子に導光する光学系とを備える撮像装置。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN105988150A (zh) * | 2015-03-04 | 2016-10-05 | 奇景光电股份有限公司 | 透镜模块 |
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