JP2012204840A - 界面接触抵抗の測定方法、界面接触抵抗の測定のための半導体デバイス、及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コンタクト抵抗を精度よく測定することが可能な測定方法を提供する。
【解決手段】 実施形態に係るテストデバイスは、コンタクト抵抗を測定するためのテストデバイスであって、拡散層上に形成され、互いに分離された第1のシリサイド層102、第2のシリサイド層104及び第3のシリサイド層202と、第1のシリサイド層に接続された第1の電極108と、第2のシリサイド層に接続された第2の電極110と、第1のシリサイド層に接続された第3の電極112と、第3のシリサイド層に接続された第4の電極114とを備え、第1の電極及び第2の電極によって第1のシリサイド層から第2のシリサイド層に定電流が流され、第3の電極及び第4の電極によって第1のシリサイド層と拡散層との間で電位差が測定される。
【選択図】図2
【解決手段】 実施形態に係るテストデバイスは、コンタクト抵抗を測定するためのテストデバイスであって、拡散層上に形成され、互いに分離された第1のシリサイド層102、第2のシリサイド層104及び第3のシリサイド層202と、第1のシリサイド層に接続された第1の電極108と、第2のシリサイド層に接続された第2の電極110と、第1のシリサイド層に接続された第3の電極112と、第3のシリサイド層に接続された第4の電極114とを備え、第1の電極及び第2の電極によって第1のシリサイド層から第2のシリサイド層に定電流が流され、第3の電極及び第4の電極によって第1のシリサイド層と拡散層との間で電位差が測定される。
【選択図】図2
Description
ここで説明される実施形態は、一般に、シリサイド層と半導体基板との界面の接触抵抗(界面接触抵抗)(specific contact resistivity)の測定方法、界面接触抵抗の測定のための半導体デバイス、及びその製造方法に関する。
シリコン大規模集積回路は、他のデバイス技術同様、将来の最先端情報化社会を支えるために、用途が増加している。集積回路は、トランジスタ等の複数の半導体デバイスによって構成されており、種々の技術によって生産されている。半導体デバイスの集積化及び演算速度を高速化するため、半導体デバイスのスケーリング(例えば、半導体デバイスのサイズ及び形体の縮小)が続けられている。半導体デバイスの最小加工寸法を縮小することは、集積回路の演算速度、性能、密度、コスト等を改善させる。しかしながら、半導体デバイス及びデバイス最小加工寸法が小さくなるにしたがって、高信頼性及び高速性を有する小さなデバイスを製造するために、材料の選択やデバイス特性の測定が重要になってきている。
例えば、シリコンに対するオーミック及び整流のためのコンタクトを形成するために、シリサイドが導入されている。従来の相補的金属酸化物シリコン(CMOS)デバイスにおいて、MOS電界効果トランジスタ(MOSFET)のゲート、ソース及び/又はドレイン領域に対し、シリサイドはシート抵抗及び接触抵抗を減少させる。デバイススケールが縮小されるにしたがって、シリサイド−半導体界面接触抵抗は、抵抗全体に対して重要な役割を果たしてきている。したがって、シリサイド−半導体コンタクト抵抗の正確な測定は、信頼性の高い高速なデバイスの製造に欠かせない。
一般的に用いられているテスト構造及び界面接触抵抗測定の方法は、クロスブリッジケルビン抵抗(cross-bridge Kelvin resistance)(CBKR)と呼ばれる4端子ケルビンテスト構造である。原理的に、CBKRテスト構造は、下地の半導体或いは電極等のコンタクト用金属の抵抗の影響なしに、界面接触抵抗(specific contact resistance or contact resistivity)を測定及び抽出することを可能にする。しかしながら、CBKRテスト構造は、寄生電流からの影響に対して敏感であり、それによって測定精度が低下し、特に界面接触抵抗が1×10-6Ω・cm2 よりも低い場合に測定精度が低下する。それ故、CBKR法には測定下限の最小コンタクト抵抗が存在する。したがって、コンタクト抵抗を精度よく測定できることが望まれており、将来の世代の半導体デバイス技術において要求されている例えば1×10-9Ω・cm2前後のコンタクト抵抗を精度よく測定できることが望まれている。
界面接触抵抗を精度よく測定することが可能な測定方法及びテストデバイス等を提供する。
実施形態に係るテストデバイスは、界面接触抵抗を測定するためのテストデバイスであって、拡散層上に形成され、互いに分離された第1のシリサイド層、第2のシリサイド層及び第3のシリサイド層と、前記第1のシリサイド層に接続された第1の電極と、前記第2のシリサイド層に接続された第2の電極と、前記第1のシリサイド層に接続された第3の電極と、前記第3のシリサイド層に接続された第4の電極と、を備え、前記第1の電極及び前記第2の電極によって前記第1のシリサイド層から前記第2のシリサイド層に定電流が流され、前記第3の電極及び前記第4の電極によって前記第1のシリサイド層と前記拡散層との間で電位差が測定される。
以下、実施形態を図面を参照して説明する。
本主題のイノベーションは、テスト構造、テスト構造を製造する方法、及びテスト構造を使用する方法を提供する。テスト構造及び測定レイアウト(例えばプローブ位置のレイアウト)は、半導体基板上の金属−半導体合金層間の界面接触抵抗の高精度の測定を容易にする。シリサイド層等の金属−半導体合金層とシリコン基板等の半導体基板との間の界面接触抵抗は、半導体デバイスのソース/ドレイン抵抗の全体に大きく寄与し、半導体デバイスがより小さいサイズにスケーリングされると顕著になってくる。
さらに、半導体デバイスの寸法が縮小されるにしたがって、シリサイド層とシリコン基板との間の界面接触抵抗の大きさが減少する。したがって、小さいコンタクト抵抗の正確な測定が、現在及び将来の世代において半導体デバイスを効果的に設計し、特性評価し、及び検査するために望まれている。従来の測定技術は、寄生効果、電流の集中等に起因して、低いコンタクト抵抗での測定の正確性に欠けていた。本発明の実施形態により、1×10-9Ω・cm2 或いはそれよりも低いコンタクト抵抗でのコンタクト抵抗の高精度の測定が可能である。
以下の説明及び添付の図面によって、明細書を実例を挙げて説明をする。これら図面は、ごく限られた実例ではあるが、本明細書に用いられている原理を示唆するものである。本明細書の他の効果及び新規な特徴は、その図面を考慮すると、以下に開示された情報の詳細な説明により明らかになる。
実施形態を図面を参照して説明する。図面では同じ参照番号が同じ要素に対して一貫して用いられている。以下の説明では、説明のために、実施形態の統一した理解を与えるために、多くの具体的な詳細を示す。しかしながら、実施形態がこれらの具体的な詳細がなくても実施できることは明らかである。他の例として、公知の構成及びデバイスは、実施形態の説明を容易にするために、ブロック図によって示される。
図1及び図2は、本発明の実施形態にしたがった、コンタクト抵抗を測定するための4−端子(four-probe)技術の断面図(図1)及び上面図(図2)である。図1及び図2は、図面に関連させて説明される。図1は、図2に示された構成のA−A線に沿った断面図である。
図1の断面図では、基板100が示されている。基板100は、シリコン、或いはゲルマニウム等の他の半導体材料である。基板100は、拡散層を形成するためにドープされた領域を含んでいる。その上には、一連のシリサイド層として、シリサイド層102及びシリサイド層104が形成されている。シリサイド層102とシリサイド層104とを分離するシリサイドブロック層106は、酸化物或いは他の絶縁材料で形成されている。シリサイドブロック層106は、シリサイド層102或いはシリサイド層104からの横方向の電流を減少させる。さらに、シリサイドブロック層106は、シリサイド層102及びシリサイド層104(或いは、それらに作成されたコンタクト)を、他のコンタクト、金属、ゲート構造等(図示せず)から分離させている。シリサイド層102(第1のシリサイド層)上には、電極108(電極1)が配置されている。電極108は電流源(図示せず)に接続されており、電流は、シリサイド層102を通り、基板100を横切り、シリサイド層104を通り、シリサイド層104上に配置され、電流源に接続された電極110(電極2)に流れ込み、回路が構成される。
また、シリサイド層102上には、図1及び図2に示されるように、電極112(電極3)が配置されている。さらに、電極114(電極4)が、図2の上面図に示されるように、シリサイド層202(第3のシリサイド層)上に配置されている。図2に示されるように、基板層及び/又はシリサイドブロック層200は、シリサイド層102をシリサイド層202から分離している。基板100及び基板200は、例えばシリコン等の半導体材料の単一スラブ(slab)であり、その上に、図1に示されたシリサイドブロック層106等の第1のシリサイドブロック層、及び第2のシリサイドブロック層(図示せず)が形成され、シリサイド層102、シリサイド層104及びシリサイド層202を互いに分離していることが理解される。
電極112及び電極114は、シリサイド層102及びシリサイド層202間の電圧Vを測定するように構成された電圧計に接続されている。電極112及び電極114間の電圧V及び電極108及び110間に流れる電流に基づいて、例えば、シリサイド層102及び基板100間のコンタクト抵抗が決定される。さらに、界面接触抵抗(specific contact resistance or contact resistivity)が、コンタクト抵抗から抽出される。
コンタクト抵抗は、以下の原理に基づき、図1及び図2に示された4−プローブ技術から決定される。電流Iが、電極108から電極110に流され、それによって電極108及び電極110間で少なくとも3つの電位降下が生じる。例えば、第1の電位降下は、シリサイド層102及び基板100間のコンタクト抵抗に起因し、第2の電位降下は、基板100に沿ったシート抵抗に起因し、第3の電位降下は、基板100及びシリサイド層104間のコンタクト抵抗に起因する。電極112及びで電極114間の電圧を測定する高入力インピーダンスを有する電圧計には、ほとんど電流が流れない。それ故、電極114の電位は、電極112が配置されたシリサイド層102とシリサイド層202との間の基板100の電位にほぼ等しい。したがって、電極112及び電極114間で測定される電圧は、シリサイド層102及び基板100間のコンタクト抵抗のみに起因するものであり、シート抵抗や基板100及びシリサイド層104間のコンタクト抵抗の影響は受けない。言い換えると、シリサイド層102及び基板100間のコンタクト抵抗Rc は以下の式で決定される。
Rc =V/I
ここで、Vは電極112及び電極114間で測定される電圧であり、Iは電極108及び電極110間を流れる電流である。コンタクト抵抗が決定されると、界面接触抵抗ρc は以下の式にしたがって計算される。
ここで、Vは電極112及び電極114間で測定される電圧であり、Iは電極108及び電極110間を流れる電流である。コンタクト抵抗が決定されると、界面接触抵抗ρc は以下の式にしたがって計算される。
ρc =Rc Ac
ここで、Ac は、例えば基板100上に形成されたシリサイド層102の面積のようなコンタクト面積である。
ここで、Ac は、例えば基板100上に形成されたシリサイド層102の面積のようなコンタクト面積である。
図3から図5に移ると、実施形態に係るテスト構造300の図が示されている。具体的には、図3は、テスト構造300の上面図であり、図4は、図3に示された破線A−Aに沿ったテスト構造300の断面図であり、図5は、図3に示された破線B−Bに沿ったテスト構造300の断面図である。
図3に示されるように、テスト構造300は、シリコン基板(図4において、基板或いは拡散層400として示されている)の拡散層上に設けられた第1のシリサイドブロック層302と、シリコン基板(図5において、基板或いは拡散層500として示されている)の拡散層上に設けられた第2のシリサイドブロック層304とを含んでいる。第1のシリサイドブロック層302は、シリコン基板上に設けられた第1のシリサイド層306を、シリコン基板の拡散層上に設けられた第2のシリサイド層308から分離している。同様に、第2のシリサイドブロック層304は、第1のシリサイド層306を第3のシリサイド層310から分離している。シリサイドブロック層302及びシリサイドブロック層304は、酸化物材料或いは他の絶縁物材料から製造される。テスト構造300は、例えば酸化物等の絶縁物から形成されたSTI(shallow trench isolation)312を含んでおり、リーク電流を避けるためにSTIによって半導体デバイスが分離されている。例えば、STI312は、シリサイド層306、308及び310を互いに分離し、それらの間の電流がシリサイドブロック層302及び304下のシリコン基板を流れないようにしている。
第1のシリサイド層306上には、電極コンタクト324及び金属配線322を含んだ電極320(第1の電極或いは電極1)が配置されている。金属配線322は、電極320を電流源に接続することを可能にし、電極コンタクト324は、電極320を第1のシリサイド層306に接続することを容易にしている。図4及び図5に示されるように、絶縁層422は、金属配線322と第1のシリサイド層306との間に設けられ、電流コンタクト324だけが第1のシリサイド層306に電流を流すようにしている。しかしながら、他の実施形態では、電極320は金属配線322を介して第1のシリサイド層306に接続され、分離層422及び電極コンタクト324は除去されている。
テスト構造300はさらに、電極330(第2の電極或いは電極2)を含んでおり、電極330は構造的に電極320(第1の電極)と類似している。特に、電極330は、第2のシリサイド層308への接続を容易にするための電極コンタクト334と、電極コンタクト334を電流源に接続するための金属配線332とを含んでいる。さらに、金属配線332は、絶縁層432によって第2のシリサイド層308から絶縁されている。しかしながら、他の実施形態として、電極320と同様に、電極330は金属配線332によって第2のシリサイド層308にコンタクトしていてもよい。
すでに述べたように、図4に示されるように、電流Iは、電極320から第1のシリサイド層306を通り、基板400を横切り、第2のシリサイド層308を通って電極330へと流れる。図3では、電極320と電極330とは電極コンタクト324及び334の数が異なっているが、電極320及び電極330は、コンタクトの数が異なっていてもよいし、コンタクトの数が同じでもよいし、或いはすでに述べたようにコンタクトがなくてもよい。
テスト構造300は、第1のシリサイド層306上に設けられた電極340(第3の電極或いは電極3)を含んでおり、電極340は、絶縁層542によって第1のシリサイド層306から離隔された金属配線342と、電極コンタクト344とを備えている。電極340は、ハイインピーダンス電圧計を介して、第3のシリサイド層310上に配置された電極350(第4の電極或いは電極4)に結合されており、第3のシリサイド層310は、第2のシリサイドブロック層304によって第1のシリサイド層306から分離されている。電極350は、他の電極と同様の構造を有しており、金属配線352、電極コンタクト354及び絶縁層552を含んでいる。高入力インピーダンスを有する電圧計は、図5に示された電極340と電極350との間の電圧Vを測定する。上述したように、電流I及び電圧Vは、第1のシリサイド層306とシリコン基板(基板400及び/又は500)との間のコンタクト抵抗Rc を決定するために用いられる。さらに、コンタクト抵抗Rc から、界面接触抵抗ρc が求められる。
図6に移ると、第1のシリサイド層306の拡大図が示されている。図6に示されるように、電流源に接続された電極320は、第1のシリサイド層306に関連付けられた転送長(transfer length)(Lt)よりも短く配置されている。その距離は、第1のシリサイド層306と第1のシリサイドブロック層302との界面から測定される。さらに、図6に示されるように、テスト構造300の第1のシリサイド層306の幅は、第1のシリサイドブロック層302との界面から測定して、トランスファ長(Lt)の10倍を越えない。
テスト構造300は、種々の点で、従来のCBKRテスト構造とは異なる。例えば、従来のCBKRテスト構造では、電流を流すためのパッド或いは電極は、シリサイド電位の電極或いは電圧を測定するためのパッドとしても用いられる。したがって、従来のCBKRテスト構造は、電流が流れることに起因するシリサイド電位のドロップに悩まされることになる。一方、テスト構造300は、電流線(電極320)から分離されたシリサイド電位プローブ(電極340)を有している。さらに、テスト構造300では、シリサイド電位プローブ(電極340)は、電流線が配置された第1のシリサイド層306の参照電位プローブ側の近くに位置している。少なくともこのような理由により、従来のCBKRテスト構造が、1×10-8Ω・cm2 のコンタクト抵抗の測定について正確性を欠くのに対して、テスト構造300は、1×10-9Ω・cm2 までのコンタクト抵抗を正確に測定することができる。
他の違いは、コンタクトの数である。図3から図5に示されるように、電極は、複数のコンタクト領域を含んでいる。複数のコンタクト領域は、電流によって生じるシリサイド電位を平均化することができる。従来のCBKRテスト構造は、電流に起因するシリサイドの電圧降下という問題がある。
上述したテスト構造、例えばテスト構造300は、1以上の実施形態の説明を容易にするために単純化して示されている。テスト構造300は、製造されたときに、上述したものとは異なり得ることを理解すべきである。例えば、テスト構造300の電極及び層を構成する材料を異ならせることができ、電極及び層の配置も異ならせることができる。それ故、電位電極が同一のシリサイド領域に配置された電流電極から区別され、及び/又は電流電極がシリサイドブロック層との境界から転送長内にあるとすれば、テスト構造300に対する変更は許容される。
図7から図11に移ると、本発明の種々の実施形態に係る、シリサイド層及び拡散層間のコンタクト抵抗を測定するためのテスト構造を製造するプロセスが示されている。しかしながら、テスト構造は任意の適切なプロセス或いはプロセスの組み合わせを用いて作製され、以下の説明は非限定的な例によって与えられることを認識すべきである。さらに、以下の説明で示されるプロセスが、任意の製品を製造するために用いられ、上述したテスト構造等の半導体デバイスに限定されることを意図していないことを認識すべきである。
図7を参照すると、実施形態に係るテスト構造の製造の第1のステップが示されている。図7に示されるように、テスト構造の製造は、まず、シリコン基板等の半導体基板700を用い、シャロウトレンチ素子分離等の素子分離702を形成する。基板700上に、拡散層704を形成する。例えば、拡散層704は、ドーピング、エピタキシー等によって形成される。拡散層704上には、シリサイドブロック膜706が堆積される。例えば、シリサイドブロック膜706は、シリコン窒化物或いはシリコン窒化物及び酸化物の組み合わせである。図8は、エッチングステップを示しており、シリサイドブロック膜706がエッチングされて、第1の開口部802及び第2の開口部804が形成される。例えば、フォトレジスト(図示せず)が塗布されてパターニングされ、図8に示すようなパターンエッチングが可能となる。図9に示されるように、金属膜900がウェハ上に堆積され、第1の開口部802及び第2の開口部804を埋める。金属膜900には、ニッケル又は合金を用いることができる。他の金属を用いることもできる。金属膜900は、チタン窒化物(TiN)等のキャップを含んでいてもよい。堆積された金属と拡散層704内の半導体との間で冶金反応させるために、ウェハはアニールプロセスによって加熱され。冶金反応は、界面に沿って半導体−金属化合物を生成する。具体的には、第1の半導体−金属層902及び第2の半導体−金属層904が形成される。特に限定されないが、例えば拡散層704の半導体はシリコンであり、金属はチタン、ニッケル、タングステン等である。したがって、第1の半導体−金属層902及び第2の半導体−金属層904は、シリサイド層である。
反応が安定化した後、金属層900の余分な部分が除去され、図10に示されるようなウェハとなる。テスト構造を完成させるためには、すでに述べたような電極がシリサイド層902及び904上に形成される。電極を形成するためには、プリメタル絶縁材料(pre-metal dielectric material)1000が堆積され、平坦化される。平坦化の後、フォトリソグラフィによるパターニングを容易にするためにフォトレジスト1002を形成することにより、コンタクトホールがパターニングされる。フォトリソグラフィの後、図11に示されるように、プリメタル絶縁材料1000の一部がエッチングされてコンタクトホールが形成され、コンタクトホールがタングステン(W)等のコンタクト材料で埋められてコンタクト1100が形成される。銅等の金属化層1102が、プリメタル絶縁材料1000及びコンタクト1100上に形成される。追加の絶縁層1104が堆積され、金属化層1102が離隔される。
図12は、主題のイノベーションの実施形態に係る、シリサイド層及び半導体基板間のコンタクト抵抗を決定するための方法1200を示したフロー図である。方法1200は1202で始まり、電流が第1の電極から第2の電流に流れる。一視点では、電流は、第1の電極から半導体基板上の第1のシリサイド層に流れ、半導体基板を通して、第1のシリサイド層から離れた第2のシリサイド層に流れ、第2の電極へと流れる。1204では、第1のシリサイド層上の第3の電極と、第1のシリサイド層及び第2のシリサイド層からから離れた第3のシリサイド層上の第4の電極との間で、電圧が測定される。電圧は、ほとんど電流が流れない高入力インピーダンスを有する電圧計によって測定される。それ故、測定電圧は、第1のシリサイド層下の半導体基板の電位に本質的に等しい。1206では、駆動される電流及び測定される電圧に基づき、シリサイド層と半導体基板との間の界面接触抵抗が決定される。例えば、界面接触抵抗は、駆動電流に対する測定電圧の比から得られる。
図13は、本発明の種々の実施形態に係る、シリサイド層と半導体基板の拡散層との間のコンタクト抵抗を測定するためのテスト構造を製造する方法1300を示したフロー図である。方法1300は1302から開始され、ブロック層が拡散層上に堆積される。1304では、ブロック層が拡散層までエッチングされ、開口部のセットが形成される。1306では、金属層が、スパッタリング、化学的気相成長、ダイレクトデポジション等によって堆積される。堆積された金属は、開口部のセットを埋め、拡散層と相互反応して、半導体材料とともにシリサイド等の合金を形成する。1308では、金属層が剥離され、開口部のセット内にシリサイド層が残る。1310では、電極のセットがシリサイド層上に形成される。1312では、電極の第1のペアが電流源に結合されて電流を流し、電極の第2のペアが電圧計に結合されて電圧が測定される。一視点では、電極の第1のペアと電極の第2のペアとは、共通の電極をシェアしない非接続のペアである。
図14は、本発明のの種々の実施形態に係る、シリサイド層と半導体基板との間のコンタクト抵抗を測定するためのテスト構造上に測定プローブをセットアップする方法1400のフロー図である。方法1400は1402から開始され、第1の電極が半導体基板上の第1のシリサイド層上に配置される。1404では、第1の電極とは異なる第2の電極が半導体基板上の第2のシリサイド層上に配置される。第2のシリサイド層は、第1のシリサイド層から離れ、第1のシリサイドブロック層によって第1のシリサイド層から分離されている。1406では、第1及び第2の電極から区別された第3の電極が、第1のシリサイド層上に配置される。第3の電極は、第1の電極とコンタクトしないように配置される。1408では、第4の電極が半導体基板上の第3のシリサイド層上に配置される。実施形態では、第4の電極は第1、第2及び第3の電極から区別される。さらに、第3のシリサイド層は第1のシリサイド層及び第2のシリサイド層から区別される。さらに、第3のシリサイド層は、シリサイドブロック層或いはシャロウトレンチ素子分離によって、第1のシリサイド層及び第2のシリサイド層から分離される。1410では、第1の電極及び第2の電極により、電流が第1のシリサイド層及び第2のシリサイド層間に半導体基板を介して流される。1412では、第3の電極及び第4の電極間の電圧が測定される。電圧は、測定された電圧が第1のシリサイド層下の半導体基板の電位にマッチするように、高入力インピーダンスを有する電圧計によって測定される。1414では、駆動電流及び測定電圧に基づいて、シリサイド−半導体間の界面接触抵抗が抽出される。
上述した説明には、開示された本発明の実施形態が含まれている。もちろん、開示された実施形態を説明する目的のために、構成或いは方法の全ての考え得る組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は、開示された実施形態のさらなる組み合わせ或いは置換が可能であることを認識できるであろう。したがって、開示された実施形態は、特許請求の範囲の主旨及び範囲内に含まれる全ての変更等を包含することを意図している。
与えられた特性に対する任意の数或いは数的範囲について、1つの範囲からの数或いはパラメータは、数的範囲を生成するために、同一の特性に対する異なった範囲からの他の数或いはパラメータと組み合わせることができる。
特に示さない限り、明細書及び特許請求の範囲で用いられる、全ての数、値及び/又は成分、反応条件等の量に言及される表現は、“約”という語句によって変更されるものとして理解されるべきである。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (6)
- コンタクト抵抗を測定するためのテストデバイスであって、
拡散層上に形成され、互いに分離された第1のシリサイド層、第2のシリサイド層及び第3のシリサイド層と、
前記第1のシリサイド層に接続された第1の電極と、
前記第2のシリサイド層に接続された第2の電極と、
前記第1のシリサイド層に接続された第3の電極と、
前記第3のシリサイド層に接続された第4の電極と、
を備え、
前記第1の電極及び前記第2の電極によって前記第1のシリサイド層から前記第2のシリサイド層に定電流が流され、前記第3の電極及び前記第4の電極によって前記第1のシリサイド層と前記拡散層との間で電位差が測定される
ことを特徴とするテストデバイス。 - 前記第1の電極及び前記第3の電極は、前記第1のシリサイド層に接続された別個の分離された電極である
ことを特徴とする請求項1に記載のテストデバイス。 - 前記第1の電極は、金属配線によって互いに結合されたコンタクト領域のセットを備え、前記コンタクト領域のセットは、前記第1のシリサイド層に物理的にコンタクトしている
ことを特徴とする請求項1に記載のテストデバイス。 - 前記第1の電極の前記コンタクト領域のセット内のコンタクト領域は、前記第1のシリサイド層と前記第1のシリサイド層を前記第2のシリサイド層から分離する第1のシリサイドブロック層との界面から距離を隔てて位置しており、
前記距離は、前記第1のシリサイド層に関連付けられた転送長よりも短い
ことを特徴とする請求項3に記載のテストデバイス。 - シリサイド層と半導体基板との間のコンタクト抵抗を測定する方法であって、
第1のシリサイド層を通り、前記半導体基板の第1の拡散層を横切り、第2のシリサイド層を通る定電流を流すことであって、前記定電流を流すことは、前記第1のシリサイド層上の第1の電極及び前記第2のシリサイド層上の第2の電極によって容易にされることと、
前記第1のシリサイド層と第2の拡散層によって分離される第3のシリサイド層との間の電圧を測定することによって前記第1のシリサイド層と前記拡散層との間の電位降下を測定することであって、前記電位降下を測定することは、前記第1のシリサイド層上の第3の電極及び前記第3のシリサイド層上の第4の電極によって実行されることと、
前記定電流及び前記測定された電位降下に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のシリサイド層と前記拡散層との間の界面接触抵抗を決定することと、
を備えたことを特徴とする方法。 - シリサイドと半導体との間のコンタクト抵抗を測定するためのテストデバイスの製造方法であって、
半導体基板の拡散層上に絶縁層を堆積することと、
前記絶縁層の一部を前記拡散層までエッチングして開口部のセットを形成することと、 金属層を前記開口部のセット内に堆積することであって、前記金属層が前記拡散層の半導体材料と反応して、前記開口部のセット内に位置するシリサイド層のセットを形成することと、
前記金属層の余分な金属を除去することと、
前記シリサイド層のセット上に電極のセットを形成することと、
前記電極のセットに含まれる電極の第1のペアを電流源に結合させ、前記電極のセットに含まれる電極の第2のペアを電圧計に結合させることであって、前記電極の第1のペアと前記電極の第2のペアとは未接続のペアであることと、
を備えたことを特徴とする方法。
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